寺尾博 参議院議員
1期国会発言一覧

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寺尾博[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは寺尾博参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院1期)

寺尾博[参]本会議発言(全期間)
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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 参議院本会議 第14号(1950/01/30、1期、緑風会)

○寺尾博君 私は緑風会を代表いたしまして、農業政策に関する問題について政府の所見を質したいと思うのであります。  最近の我が国の国内並びに国際の情勢から考えて見ますると、我が日本農業は今や正に重大なる危機に追込められそうな感じがいたすのであります。そういう感じが段々と深くなるように思わざるを得ないのであります。戰時中から食糧問題というものが国家並びに国民の最大の関心事であるました。それがために代々の政府は非常に苦労もし、又大いに努力もされて来たのでありますが、その際におきまして、その食糧を生産する農民に対する農業政策というものは、食糧政策の蔭に隱れて、農業政策自体、あるもののような、ないような……

寺尾博[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院1期)

寺尾博[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 農林委員会 第3号(1947/08/05、1期、緑風会)

○寺尾博君 私も今まで皆樣から伺つたところと全く同じ感じを持つております。この業務のところで、物價廳の定める價格による國内産食料品及び輸入食料品の一手買取及び一手賣渡、それが物價廳の定める價格による。これでは先程どなたかもおつしやつたように、即ち專賣と殆んど似たような形になる。成る程物資が少いからして、而もこういうインフレというものがありますからして、こういう統制によつて公平に全國民に行き渡るような方法で配給するということは結構でありましようが、この法でこれだけ押して、そうしてそのままで生産者が今まで通り生産するかどうか、今までも少いものが更に生産が減るという危險があると思う。或いはその價格如……

第1回国会 農林委員会 第7号(1947/08/19、1期、緑風会)

○寺尾博君 開拓地共同施設という只今大臣から御説明になつた、すなわち副業的なもの、これは非常に開拓地としては重要な意義を持つておるもので、見方によりますとそういう開拓地の特殊の天然環況を利用して、そこに他の平坦部なり他の地方でできない獨得の副業の成立に成功し得た開拓地は、他のものに先立つて優れて繁榮し存續する力を持ち得るようになるのであろう、こう想像それます。その逆はかような適當な副業の成り立たざる農耕一點張りの開拓地が、果して力強く今後存續生存し得べきものか、相當疑問視さるべきものである。こういう見地から只今の共同施設のごときは、最も開拓事業の中で力を入れて頂くべき點であろうと思います。私は……

第1回国会 農林委員会 第9号(1947/08/22、1期、緑風会)

○寺尾博君 種苗檢査ということを今囘政府がお考えになりまして、そうして農林大臣の指定する種苗の種類を、先程伺つた如く、蔬菜や果樹のようなものとするという關係におきまして、この種苗檢査のここに示されてある説明を、一應普通の常識的に見たときに、大變結構なことのように感じますけれども、これらの蔬菜や果樹というようなものの本質について技術的に考えて見ると、この種苗檢査ということが、果してここに現わしておるようなことにおいてこの目的を達し得べきか、頗る疑問であると思わざるを得ないのであります。この檢査の對象となる事項は、ここに示されてある通り、種苗の種類、品種名 生産年度、發芽率等を記した保證票を添附さ……

第1回国会 農林委員会 第10号(1947/08/23、1期、緑風会)

○寺尾博君 昨日も伺いましたが、もう少し技術的のごとを細かいことですが、ちよつとこの機會に伺つて置きたいと思います。この原案の第三條の種苗の包装に表示すべき事項の第六號の「農林大臣の指定する病蟲害の有無」という、この農林大臣の指定する病蟲害はどういうものをお考になつておりますか。それを一つ伺いたい。
【次の発言】 その趣旨は勿論結構だと思いますけれども、これに續いて罰則のところに、虚僞の表示をした場合には「懲役又は一萬圓以下の罰金」とこういうことに關係するわけですが、病氣の種類によつては必ずしもないつもりでおつても、十分檢定ができない場合、これを杓子定規にやつたらば、わざわざ罪人を作るというよ……

第1回国会 農林委員会 第20号(1947/10/02、1期、緑風会)

○寺尾博君 今の化学肥料の御話は承わつたのですけれども、從來肥料として相当重要の位置におりました魚肥、油粕です。こういうようなものが一部は食料方面に用途があり、又飼料方面の関係があるので、肥料の方に振り向けられるに困難な事情も今日は非常にあると思うのでありますが、この方面のいわゆる有機質肥料について、政府として今日はどういう取扱いの方針になつておりますか、この際御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、今のその方面の、從來肥料に使つておつた有機質肥料、魚肥、油粕等は現在の肥料需給面からは殆んどこれを計算に入れることができないというような事情である。こういうふうに考えてよろし……

第1回国会 農林委員会 第21号(1947/10/03、1期、緑風会)

○寺尾博君 この今回の農業生産の調整に関する法律案は、職時下において作物の作付の規正ということ、從つて或種の作物の栽培禁止というようなことがあつたのでありまするが、終戰後作付の規正を解かれ、特殊作物の栽培禁止というようなことが解かれ、爾來農家は一面において國家の要請である食糧の供出に万全の力を盡すと共に、一面その地方の事情により、その適地適産物を生産することを以て、農家の経営と生活を力附ける途をはかり、その関係において、戰時中よりもその点においては農家の経営に幾分の明るみを與えて來たものであります。勿論主要食糧の供出確保ということを國家の至上命令として、これは全國の農民悉く十分なる理解を持ち、……

第1回国会 農林委員会 第24号(1947/10/09、1期、緑風会)

○寺尾博君 ごく簡單なことを御質問申し上げます。過燐酸石灰の品質、原料の鉱石の品質が戰時中も、戰前の生産品に比べると燐酸分の含量及びその他の成分の含有量についても、肥効率の違いというものがありまして、戰時中は戰前よりも概して品質が劣つているということでありましたが、最近の製造され配給せられている過燐酸石灰は、戰前の標準的なものに比べますと、どんな程度の差があるか。この御説明を一應伺いたいと思います。

第1回国会 農林委員会 第26号(1947/11/01、1期、緑風会)

○寺尾博君 只今の東京が〇・九八俵というのは、期間は……。
【次の発言】 御意間に対しての御答弁についでありますけれども、今部長のお話では配給という方面に重点を置いておられるようですが、生産ということにはまだ、只今のお話で伺つておらないのですが、生産價格と消費價格の開きがいかに生産を阻碍しておるかは、たびたび話も出てよくお分りのことと思います。なまじつか少しぐらい縮めても開きがある以上、生産者は何らかの変な氣持を持つて、生産に十分力がはいらないということは、十分御承知だと思います。でありますから生活必需物資として、米も炭も同じ現在において價値があるものとしますれば、少くとも生産價格と消費價格と……

第1回国会 農林委員会 第27号(1947/11/04、1期、緑風会)

○寺尾博君 私は本案に賛成する者でありますが、特に今後の日本農業技術の進歩発達という見地から、この協同組合法に重要性を認めたいと思うのであります。從來の農業技術の指導は概して個々の農家を対象とし、即ち篤農家のごとき農家が発生することを期待して指導して來たかのごとき感があるかと思うのでありますが、技術的進歩即ち新技術を実際の農業に活用するということになりますと、農家の本來の性質である保守性、保守的の性格、或いは我々は特にこれを農家の不動性、動かざる性質などという言葉などを使つて論議することがあるのであります。そういう関係で新技術の參透普及ということがとかく行い得ない。で、どうしても新技術を実現す……

第1回国会 農林委員会 第31号(1947/11/12、1期、緑風会)

○寺尾博君 第九十四條の「共濟目的について通常すべき管理その他損害防止を怠つてはならない。」これはこの共濟制度を施行するに當つて最も大事な點で、治水であるとか治山とか、國家的な問題と同時に又各農家が個々に損害防止のできることを怠つてはならないということは、この共濟制度を作るのに大事なことであると思います。その點について特に水稻の冷害の場合は從來冷害がどうして發生して來ておるかという實際を考えて見ると、特に考慮しなければならない點があると思うのであります。というのは、この年年の氣候というものについて見ると、實際五年なり、或いはそれ以上順調の氣象が連續して來る。そうするとその地方にとつて一旦異常氣……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 農林委員会 第4号(1948/06/01、1期、緑風会)

○寺尾博君 今説明を伺いましたことに関係したことでお伺いいたしたいと思いますが、檢査所は、この法律における非常に大事な要素になつておると思いますが、経費の上から見まして、これに現われたところを見ましても、又先程の説明にしましても、檢査の実驗的の施設に関するものが、どの程度になつておるかということが現われておらんように思うのであります。そうしてそれらの実驗的施設は、今日の場合新たに設けることは相当困難があるので、恐らく西ケ原農事試驗場の施設を流用することになつておるだらうと思います。一方この農藥に関しては、農藥の効果及び藥害等に関する化学的及び生物学的の実驗の外に、又從來農事試驗場で、農藥に関す……

第2回国会 農林委員会 第6号(1948/06/07、1期、緑風会)

○寺尾博君 この法律は不正農藥の横行が從來時折りありましたが、それを抑制するという点で非常に重要なものであることは申すに及ばないのでありますが、心配するべきところは、今考えられておるところの経費なり機構で以て、その取締が十分届くかどうか。殊に地方的にいろいろ時折農藥だの肥料だのには從來しばしばいわゆるインチキといつたような種類のものが出て、それが初めどこかでやはり相当拡まる。併しそれが実効がありませんがために、そこでは評判が悪くなる。今度は又場所を変えて新らしいところへ拡める、インチキのものが存外存在して、相当廣く可なりの期間もてはやされるということがしばしばあるわけであります。この法律がうま……

第2回国会 農林委員会 第7号(1948/06/11、1期、緑風会)

○寺尾博君 この機會に農藥協會というものについての御説明をお願いしたい。この取締法案の内容の説明の際にも、第二條等の屆出に關する記載をどういうふうにするかということをこの前に質問いたしましたときに、農藥協會などにその型を作らせるようなお話もありました。社団法人農藥協會がその點でどういう關係でそういう役割が演ぜられるようになるのか。又この成立及びその事業等、この取締法案とも或る程度の關係があるか、この際御説明を願いたい。
【次の発言】 この農藥協會の成立とそれからどういう事業をするものであるかを參考のために御説明願いたい。

第2回国会 農林委員会 第13号(1948/06/22、1期、緑風会)

○寺尾博君 私はこの法案に連関して檢疫所関係のことを……。
【次の発言】 これは資料にして提出して頂きたいので……。
【次の発言】 じやお願いします。戰時中植物檢査が相当弛緩されたろうと想像しておる。その結果重要な恐るべき病害虫が日本に入つて來たものはないか。最近の請願にも九州方面における蜜柑のミハヘに対する駆除を徹底して呉れというのがありますが、これなどはその一例ではないかしらんと思うのであります。若しそうであるならば、それらがいつ頃から入つて來たと認められ、且つ今日どの程度に蔓延しつつあるか、又それが如何なる程度に恐るべきものになるだろうかという見通し等に関して、その調査報告をお願いいたし……

第2回国会 農林委員会 第20号(1948/07/01、1期、緑風会)

○寺尾博君 この種畜ということにつきまして、先程松村委員もちよつと触れられてはありまするが、種畜というのは、ここでは傳染性の疾患を有しないもので、それに証明書が交付される。このことはけだしこれは動物方面にしろ植物方面にしろ、種というものは病氣のないというようなことは当り前のことなんです。で種としての血統のいいという事柄がその種の價値であつて、勿論この法律の草案を作られたに対して技術者が関係しておることと思いますが、この状態においては技術者の良心に反する点が非常に高いものと私は思うのであります。で苟くも種畜というのに、單に與染性の疾患がないというだけであつて、その種畜としての証明書を與えるという……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 人事委員会 第4号(1948/11/26、1期、緑風会)

○寺尾博君 三十六條の採用の方法に関係して御質問いたしたいと思います。三十六條では職員の採用は競争試驗によるということが原則になつておるようであります。但し特殊の場合としてここに選考という方法が採られるということを示されてあります。これはどういう場合に適用するのであるか、その具体的の例を以て御説明を願いたいのであります。
【次の発言】 只今の御説明でこの三十六條の趣意は理解いたしましたが、行政方面の職務についても勿論ありますと思いますが、殊に研究機関の場合におきましては、選考というよりもむしろ或る特定な人が、新たに設けられた特定の職務に殆んどその人でなければならないといわれる場合さえある。例え……

第3回国会 人事委員会 第5号(1948/11/27、1期、緑風会)

○寺尾博君 只今の進駐軍の場合のごときは、附則の十三條において特別な取扱をするような政府の方針でありますが、そういう点をお伺いします。
【次の発言】 それではこれもそうでありますが、過日の公團職員のことに関する質疑が出まして、この際も十三條で適当に処理をしようという政府のお考えのように伺つたのでありますが、その際に私はそういうことであるならば、その種のものはこういう扱いをするということは、初めから御当局の説明として政府が進んで我々に説明すべきである。こちらは只今公團のごとき職員が普通の一般職として取扱うことを大変心配しておる。政府は十三條で処理するからそういう心配を要しないと申されたが、そうい……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 人事委員会 第3号(1949/11/18、1期、緑風会)

○寺尾博君 この職階制の審議の際でございますが、総裁がお見えになつておりますので。緊急に一つ人事関係の問題でお伺いしたいと思いますが、お許しをお願います。
【次の発言】 お伺いしたいと思うのは、科学的の実験的研究に着手しておるいわゆる科学的の研究員の勤務に関係したことでありますが、これは事務官庁におけるごとき勤務とは相当著しい違いのあることは誰方も御承知であります。それで大体公務員法は事務的の処理の面に重いように考えられているように思います。このままでは実験的研究の面に対して適切を欠くところが非常に多いということが一つ、それからそれらの研究というものは、勿論これに対して人事院においては然るべき……

第6回国会 人事委員会 第4号(1949/11/21、1期、緑風会)

○寺尾博君 この今まで御説明のあつた部分について、人事院にお尋ねいたしたいのでありますが、過日淺井人事院総裁にお尋ねしたことがやはりここと関係しております。ところが総裁が今おいででない。それから総裁から直接御説明を願いたいわけでありますけれども、総裁を呼び出して頂いて……私はそれじや総裁に……。
【次の発言】 それでは個々の字句の問題についてお伺いいたします。第三條の第四号「同一の職級に属する官職については、その資格要件に適合する職員の選択に当り同一の試験を行い、」というところの同一ということの意味を御説明して頂きたい。それは同一の職級に属する官職は職級は同じであるが、職種はいろいろ違うわけで……

第6回国会 人事委員会 第5号(1949/11/22、1期、緑風会)

○寺尾博君 私は先ず足立さんにお伺いしたいと思います。実は今質問しようと思うことは、必要ないだけにすでにお話を伺つていると思うのでありますが、尚一応念のためその点をはつきりするようにお伺いするに過ぎないのであります。  第一は、この法律案には、職種及び職階の分類体系の表が含まれていない、でこういうものを職階制を認め得るかどうかということの御意見をお伺いしたいと思います。  第二に、もう一つは、この法律案の中に、「人事院の指定するもの」、この指定するものというのは、私が委員会で質問したところでは、つまり各省のその方の関係の係の者、こういう意味になるようでありましたが、そういうつまり各省に格付を行……

第6回国会 人事委員会 第6号(1949/11/24、1期、緑風会)

○寺尾博君 淺井総裁に伺います。過日の委員会で私が淺井総裁に伺いましたときのお答えでは……それを速記録についてもう一遍調べて見ると「あとは職階法案を国会に出して御採決を願いますれば、即ちこの計画についても御承認を願つたということになろうと、私はその経緯に鑑みて考えている次第でございますから、別にこの法案の外に職種一覧表その他をお手許に出しまして、国会の御承認を経るという手続はとらなくてもいいのじやないかというわけでございます。」こういうふうにお答えになつておりますが、以前の国会におきまして、衆議院の人事委員会で岡部法制局長の御説明のところと食違つておる点がございます。それは昭和二十三年十一月二……

第6回国会 人事委員会 第7号(1949/12/01、1期、緑風会)

○寺尾博君 私は試験の問題なんですが、先頃この委員会で質疑がありましたそれ以来新聞で試験のやり方について多少出ておりますが、幾らかここで伺つたものより新聞に出ておることは違つておるように思うのですが、尚もう一度どういうような方針で試験が行われるか、即ちこの試験によつては、それぞれ高級の官職に就くべき技能素質を持つた人が正しく選ばれにやならんのが目的で、その目的を達成するのにどういう試験のやり方ですか、御承知の筈ですから、方針というものはお話下さつてもいいのじやないかと思います。一応このことを更めてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それは目的は、御説明を待たずして分つておるわけですが、その……

第6回国会 予算委員会 第9号(1949/11/29、1期、緑風会)

○寺尾博君 私は農林大臣にお伺いいたしたい。これからの農業の将来については我々は非常に心配しているのであります。農民は骨身を削つて食糧を生産している。戰々競々としてその供出に備えている。将来の農業は農業経営の点においても技術の改善の点においてもまた生活の点においても改善すべき点は非常に多いことはどなたも御承知の通りでありますが、朝暗いから夜暗くなるまで骨身を削つて働いている。この労働をやつている農民には新らしい進歩をみずから開拓するだけの身体の余裕も時間の余裕も頭の余裕もない。而して今後のいろいろの経済事情の変動によつて農村が非常な不況に隠ることはひとり農民の不幸であるだけでなしに、国家的に重……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 人事委員会 第3号(1950/02/02、1期、緑風会)

○寺尾博君 私はございません。小串君の御報告で十分でございます。

第7回国会 人事委員会 第15号(1950/04/01、1期、緑風会)

○寺尾博君 この新らしい法律案の一番のポイントは「この法律のすべての規定は、昭和二十六年月三十一日限り、その効力を失う。」、この点であるのでありまして、その他の点は、従来の新給與に関する法律と実質的に殆んど変りないといつてよろしいと思う。而してこの「二十六年三月三十一日限り、その効力を失う。」ということに関するところの提案者の説明、即ち民自党の説明に対しては、我々は必ずしも同感しているのではありません。即ちこれによつて人事院勧告が‥‥只今の政府の説明が、そういう意味でこれを作られたとしても、人事院勧告の効力が抹殺ざれたのではないことは明瞭なことである。又それだけのこの期限があることによつて、我……

第7回国会 農林委員会 第2号(1950/02/07、1期、緑風会)

○委員外議員(寺尾博君) 先程大槻先生のお話の筋、世界的の適地、適作というようなこと、私も全く同感なんですが、問題は輸出ができるようにと……。世界的の意味における適作物とはどういうものがあるか、只今あちらでも、そういう具体的な問題を御質問になつたと思うのでございますが、それが問題だと思うのです。事実そういうものがあるかないか、観念論だけでは役に立たない。そこで曾ては日本は一つの見方によつては蚕糸王国であつたと言つてもいいと思う。私は一つの蚕糸王国という程の大王国になるか、これは測られんのですけれども、一つの見方として、私は日本を種苗王国にしたいという個人的の感覚を持つております。これは自分の商……

第7回国会 予算委員会 第1号(1950/02/01、1期、緑風会)

○寺尾博君 質疑の期間が相当長くありますし、衆議院とかち合わないのでありますから、できることならあれだけの日数の中に、第一日から幾日までは大体総理大臣が出る、或いは大蔵大臣が出ると、大体そういう区分が分つておりますと、質問者としても好都合だと思いますので、こういうお取計らいを願いたいと思います。

第7回国会 予算委員会 第21号(1950/03/25、1期、緑風会)

○寺尾博君 私の質問は食糧問題に関係していますので、農林大臣に関係もするわけですけれども、経済安定本部の総合的計画に関係することと思うので、安本長官にお尋ねいたしたいと思います。  来年度の輸入食糧が激増するということが農業方面に非常なセンセイションを起していることは御承知の通りであります。又その輸入食糧の増加に伴つての価格補給金四百五十六億という大きな額、こういう関係から先ず輸入食糧のことについて一応お伺いして置きたいと思います。来年度の輸入食糧計画につきまして、商業資金によるものと、援助資金によるものとどういう内訳になつているかということが一つ。それから商業資金によるものの輸入先別の輸入計……


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各種会議発言一覧(参議院1期)

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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 内閣・人事連合委員会 第1号(1949/05/13、1期、緑風会)

○寺尾博君 先程鈴木委員からの御質問で定員法なり定員の数ということに対しては御説明がありましたけれども、今は過渡的のことであつて、政府職員の数の概数を決めることで、その一級官とか、何級官とかいうことは人事院がその内容を決定する、こういうお話であります。してみると、一級官からして從來の雇員というもの、雇員が五人や十人殖えるのは必ずしも重大な問題じやない。一級官が一人増減するのは相当大きな問題である。それらは人事院が決定するというならば、何らか方針なり、原則があつて、その定員の内容を決めるということが明らかにされてあるならばこの定員法の総数の意味も解し得ると思う。ただ総数があるだけで、政府職員が濫……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 予算委員打合会 第1号(1950/03/26、1期、緑風会)

○寺尾博君 私は主として農林大臣にお尋ねしたいと思うのですが、ちよつと小さな問題で大蔵大臣に意見をお尋ねしたいと思います。  私は我が国の農業生産はまだまだ大いに増産の余地があると思う。ひとり食糧だけではない、従来は生糸というものが輸出の大宗になつておつたのであるが、今後従来のようには行くまいが、尚輸出に向けるものも相当農業生産にある。で終戰後の混乱におきまして、殊に食糧の欠乏ということで食糧食糧と食糧が第一ですからして、政府としても非常な努力をされて代々の政府が非常にその食糧需給の問題にお骨を折つて来られたのでありますが、従つてその場合には農業経営が随分無理になることもある。又農家として非常……



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データ更新日:2022/12/18

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