米倉龍也 参議院議員
1期国会発言一覧

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米倉龍也[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは米倉龍也参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院1期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
米倉龍也[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院1期)

米倉龍也[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 厚生委員会 第14号(1947/09/18、1期、緑風会)

○米倉龍也君 医療團の経営か非常に困難であるということが、医療團の解散の一つの理由になつておりますが、その結果清算の見通しがどのくらいな國家に対する損害がありますか、そういうお見通しがついておりましようか。國は一億の出資をしております。まだ未拂込が三千なにがしあるでしようが、それらのものが全部残余財産が國に帰りまするか、相当のものが損害として見通しがどのくらいですか。そこをお聽きしたいということであります。  それからこの医療團には、國の外に医療團令による他の出資者がある筈ですが、この出資者がどんな程度にありましたか、そういう出資者に対して損害が及ぶものでありましようか、そういう点を聽きしたい……

第1回国会 厚生委員会 第15号(1947/09/19、1期、緑風会)

○米倉龍也君 大体只今までいろいろ質疑應答によりましてこの法案の全貎も了解ができて参りましたが、更に御当局にお尋ねをしたいことが一つあるのであります。それは昨日河崎委員からもお話がありましたが、この法案を通読いたしまして何か特殊な環境にある児童、特殊兒童に対するいろいろ問題が集中されているように感じられます法案とすればこういうものでありましようが、併し一般兒童に対する問題を、もつと熱意が出るようなふうにお取扱をお願いしなければならないかと私は思います。大体この法律の第二條にも「兒童の保護者とともに」云々とございますので、いわゆる兒童の保護者がこの法律を十分に理解し、この法律の期するところを互い……

第1回国会 厚生委員会 第17号(1947/09/22、1期、緑風会)

○米倉龍也君 この二つの條項から、非常に何と申しますか、強権の非常に強く、強権発動的な関係に、曾ての総動員法にも匹敵するような事柄の行われることになつておる。現に非常災害のときに應急的に必要だというので、これらの事柄が行われることは、これは非常災害の場合止むを得ないと思うのでが、併しそういうことを予想して、事前の措置をなすために、こういうこともいつでもできるようにも思われるのですが、そういう備蓄等をするという事前の準備をするために、平時にこれらの事柄が行われるのでありましようか。若し行われるとすれば、随分重大な関係を、政府なり業者に及ぼすわけであります。そういう點がどうなるかです。

第1回国会 厚生委員会 第19号(1947/09/27、1期、緑風会)

○米倉龍也君 本日この法案の審議の時に、十二條、十三條を特に中心にしてやりましたので、全体の法文の関聯から更にお聞きをしなければならないところを発見したのですが、十二條にありまするこの措置は、大体二十六條を参照して見ますると、專ら災害の起つておる時でなくて、事前の措置に関することを意味しておると思われるのですが、やはりこれと同じ事柄が二十六條の第一項の後段の方に示してあります。この二十六條は当然今將に災害が起つてそれを救助する、その時のことを書いてあると思いまするが、そういうふうに承知していいのでありましようかということと、そういたしますると第十二條の物資の保管という問題で、これが強権発動によ……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 厚生委員会 第18号(1948/06/28、1期、緑風会)

○米倉龍也君 簡單なことでございますが、これは結局各種の保險法によつての支拂事務を共同で或る一ところでやるというようなことですからして、多分事務費等に相当の経濟的な有利な点も出て來るだろうと思いうす。そういう点が從來と新しい基金を利用するのとの、事務費的な経済関係をお調べになつた点があるのですか。


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 大蔵委員会 第3号(1948/11/10、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 私は砂糖のことについて、ちよつと聽きたいと思うのでありますが、砂糖の輸入の状況がどういうふうになつておりまするか、砂糖は相当輸入されて、放出されておりますので、随分市中に砂糖を加味した食糧が横益しております。併しだんだん砂糖の在貨が少くなつて来ておるように見えるのでありまするが、今度は砂糖を食糧の代替としては出さない。放出物資に出すというようなことで、これは大変よいと思うのでありまするが、砂糖の輸入の状況がやや鈍つたような状況は、農村の各種の農村工業方面の非常な支障になりつつあるわけであります。と申しますのは、果実酒を自由に造らせるように相成り、或いは又果実等の加工、いわゆるジヤ……

第3回国会 大蔵委員会 第5号(1948/11/29、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 第四條の三の改正で第一項の方で支拂の事務の一部を委託する、それに「農林中央金庫又は農業協同組合」とありますが、この「農業協同組合」というものは農業協同組合連合会も含んでおると解釈してよろしいでありましようか、又現在この農業協同組合はその事務の委託をしておりますか、それから若し委託をするとして、次の第二項には買入代金の支拂に、必要な資金を交付するのは、農林中央金庫、日本銀行ということになつておる。前の法律ではそういうものを、農林中央金庫、日本銀行へ交付して、更に又農業協同組合とか、農業会というものに、買入代金の支拂に必要な資金を交付せしむるという二段の取扱いであつたのであります。そ……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 大蔵委員会 第4号(1948/12/09、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 私も農林漁業復興融資について二三お伺いいたしたいと思うのです。大体初め政府は四十億を決定しておいたものを貸出期間が短縮されたというようなこと、まあその他事情があつたでありましようが、これを二十億に圧縮した、これは非常に遺憾なことでありますが、併し事実そのくらいしか融資が可能でないというようなお見込のようでありますけれども、漸くこの融資の事務的な点が軌道に乘つて、今行われておるのでありましようが、どのくらいな今情勢でありますか、この第三・四半期に、計画では六億七千四百万円というようなものが、暫定的に決定されておるようでありますが、或はこれ以上相当多くの中金債が発行されるのではないか……

第4回国会 大蔵委員会 第9号(1948/12/22、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 簡單なことを、二つ程お尋ねいたしたいのですが、若し前にそういうお尋があつて、お答弁があつたといたしますれば、そうおつしやつて頂けば、後で速記録を拜見いたしますから、よろしうございます。その一つは、煙草は結局今生産が從來のように行つていないということが現状で、そのために特別價格のようなものを拵えて、増收を図らなければならないのでありますで、煙草の増産ということが考えられなければならん。この増産が戰前のような状態に復するまでに、何年くらいの計画を以ておやりになつておるか、いずれこれはそういう計画がおありと思うのであります。工場の荒廃によつて生産がなくなつて來ておるのでありますので、こ……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 大蔵委員会 第閉会後7号(1949/09/26、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 今の金融機関の再建整備法との関連についての最終的の御決定がないようにお伺いしたのでありますが、今農業協同組合のようなああいう相互組織で決て收益事業とは思われないような、ああいう企業体の資産の再評價をやつてみても、それ程の意味もないような氣がするのでありますが、收益事業でないものにもやはり同じような筆法で再評價をやるわけでありましようか。何か特別な考慮が拂われているのでありましようか。
【次の発言】 それは收益事業であるなら別でありますが、今の協同組合の事業ですね、全然そういうような建前でないのに、收益は成るべく上げない、上げることができましても上げない。收益ということを考えないで……

第5回国会 大蔵委員会 第13号(1949/04/15、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 この農業共済制度でありますが、これは日本のような農業災害の非常に多い國における事業は相当政府が犠牲を拂つて行わなければいけないことの事業でありますが、といつてこの事業のために非常に大きな負担が國の財政の上に及ぶということも考慮しなければならないし、この制度が段々沿革的には変つて参りまして、現在では相当農民の負担と申しますか、地方の共済組合の負担を増加しておりますけれども、國家財政で賄なう点が非常に多くなつて來た。將來この制度によつて國のこの特別会計の見通しというようなものについて、どういうようなお見通しを持つていらつしやるか、その点をお伺いしたいと思います。

第5回国会 大蔵委員会 第16号(1949/04/22、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 前回までのいろいろ御説明によりまして、大体この会計の全貌が分りましたが、この会計の資金の運用の結果は、御説明にもありましたように、結局デフレに導かれるということに考えなければならないのでありまするが、從つてこの運用をできるだけ産業資金の面に活用するような方針を採るべきだと思うのですが、大体日銀手持ちの國債、或いは復金債などを優先的に大部分のもので、償還に当てると、建設公債という二百五十億ですか或いは総合資金計画では二百七十億というような数字が示されておるようでありまするが、それ以外の千四百八十億というようなものが、産業資金に当てると言つておりますけれども、一面それは日銀手持ちの復……

第5回国会 大蔵委員会 第19号(1949/04/26、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 今の加算税の点は申告税の本質から当然納むべきものを納めないからということは、我々は了解できるのですが、それは一般の人々は非常に了解されておらない。やはりそれは一種の懲罰と申しますが、延滯利子のような氣持で納めておる。それで加算税百円について十銭というそういうものを特に加算税として取るということは、やはり延滯したからというような意味で取るのじやないでしようか。これだけのものがまだ不足しているのだというのならば、その不足しているだけを取つていい。それだけでいいと思うのですけれども、その上に十銭ずつ取るということになつておると思いますが、やはりそれは延滯のような一体意味のものじやないか……

第5回国会 大蔵委員会 第20号(1949/04/27、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 この十三條の準用規定なんですが、特別会計ですからして、どこのものを標準にしてもいいでしようが、何か薪炭需給調節特別会計法というのは何か馬と関係のあることなんですか。これだけではちよつと……何か、これを少し内容を説明して頂けませんか。
【次の発言】 そういうような今おつしやつたようなことを外の特別会計でも明瞭に法文化してあつたのもあつたのですが、これだけ特にやつたことは何か理由があるのですか。
【次の発言】 今までここで審議した特別会計の中にも、準用規定を入れなんで、今おつしやつたようなことを明瞭に書いたのもあつたのですが、

第5回国会 大蔵委員会 第25号(1949/05/12、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 今度の改正ではこの政策委員会を日本銀行の内部機構としてお作りになつておるのでありますが、これは前の金融業法などの考え方から行けば、日本銀行の外部に作られて然るべきものだと思うのですが、内部に作られた。こういうことになれば、やはり今まで通り、日本銀行総裁の意見によつて、この政策委員会というものの運営が行われるような向きになりやすいじやないかと思うのです。日本銀行の現在の状況はよく分りませんが、大体今の役員は日本銀行生え抜きの人達が大体全部だろうと思うのであります。極めて一人かそこらの人が現在は中に入つているだけで、全部生え抜きの人である。從つて日本銀行の運営というものが、窺い知るこ……

第5回国会 大蔵委員会 第27号(1949/05/14、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 今のお話で日本銀行の総裁が議長になることの問題でありますが、建前は互選であるからそういう場合もあり得るということだが、併し又一面から見れば日本銀行の総裁は内部のことをよく知つておる、そういう内部の問題を考えての政策委員会の運営が望ましいという建前から見れば、業者を兼ねてもよいだろう、そういうようなお話を承つたのですが、それならば日本銀行の総裁を議長、委員長にするということを初めから決めておいてもよいじやないかと思うのです。委員会というものはやはり日本銀行と別の立場で考えて行くべきものじやないかと思うのです。日本銀行の総裁は、日本銀行の総裁としう職務の立場で委員になるのであつて、こ……

第5回国会 大蔵委員会 第34号(1949/05/23、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 この法律は、結局中小企業等協同組合法という母法から出て來る法律だろうと思うのですが、名前から申しますと、協同組合による金融事業に関する法律として、非常に何と言いますかいろいろの協同組合に対して、それらの協同組合はやはり信用事業を行いつつあるのであります。例えば農業協同組合にいたしましても信用事業があるので、この法律の名前だけでは、誠に混乱を起すような氣がいたしますのですが、こういうことについては、十分御研究の上でこういう名前を付けたと思うのですが、何かもつと、これは中小企業等協同組合法による信用事業を行なうその信用事業を規制する法律だということが直ぐ分るようなことに何故できなかつ……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 大蔵委員会 第4号(1949/11/11、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 今の問題と関連するわけでありまするが、食糧配給公団が普通の外の公団と特殊な取扱をする必要があるということで、前回のお話もあつたのでありまするが、大体この今度の十二條を我々が判断するのに必要でありますのでお尋ねするのですが、こういうことは調べてあるかどうか知りませんが、大体この米の配給の、こういう方式の管理に移つてから相当年数を経ております。当初営団のできまするときには、相当米屋さんを入れてできたと思います。その後年数が経ておりますし、又営団からこの公団へ移り変るときにもそういう人を沢山入れなければうまく行けない。と申しましても、実際この移り変るときに前の米屋さんが廃めた人があるわ……

第6回国会 大蔵委員会 第9号(1949/11/24、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 今のに関連しておりますが、予算の問題で不足するならば、予算の措置を講じればこれはできるわけです。その措置を講じりやいいのですが、今政府委員の答弁には、これを健康保險の方に適用するに疑義があるということをおつしやつた。疑義があるということは、政府が疑義があるとするならば、今の答弁なさる方だけの疑義ならば別ですが、政府として疑義があるとするならば、政府はどういう措置をおとりになるとお考えになりますか。これは非常に重大な問題だと考えます。そういう点をしつかりしないでこれを通して見たところが、政府はこの法律にはその問題は適用しないのだと解釈してしまえば何にもならない。ここでいろいろ審議し……

第6回国会 大蔵委員会 第12号(1949/11/29、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 この繰入れについての一般会計からの金額が五十四億七千万円ということでありまするが、これは結局債務の償還でありまするが、この債務の内容は、或いは薪炭証券なり或いは生産者に対する薪炭代金の未拂その他いろいろ附随したそういう支拂があると思うのですが、そういうものを合計したものがこれでありまするか、或いはこの五十四億七千万円を一応決めて置けば、債務の内容によつては今後整理をして行く間に、この金額がなくも償還できるか、そういうような債務の償還に充てる、その債務の内容をお聞きしたいのであります。
【次の発言】 大体私共は簡單にこれを解釈しておるんですが、結局毎年の決算というものが、全然ないも……

第6回国会 大蔵委員会 第13号(1949/11/30、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 直接この案に関係はありませんけれども、関連をしておりますからお尋ねしたいのですが、復興金庫の業務停止のために、非常にいろいろの点で支障を来しておりますものの内、農村が非常にこのために困難をしている実情であります。昨年末を以て農村方面へのこの特別融資を打切りましたために、農村における或いは山林水産等、そういう方面の増産に対する基礎的な條件をよくして行く方面への融資が、跡絶えたわけであります。その希望は今以て大きいのでありますが、そういうことの金融は現在では農林中央金庫が受持つていると思いまするが、農林中央金庫は一面組合金融なんでありまして或いは農業金融、或いは農林水産金融としての本……

第6回国会 大蔵委員会 第15号(1949/12/02、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 今日はこの程度で散会を願います。


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 決算委員会 第1号(1950/02/01、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 この持株会社のお持ちになつておる有価証券を数字的に見まして二十三年度末の計が四十七億一千余万円になつておるのですが、これを前年度の二十二年度末の六十一億七千余万円に比べますと十四億六千余万円の減少になつておる。これは勿論処分するので減少になつておるのですが、それだけ処分したことになつておるのですが、一応お聞きしたいことは、二十四年度になつてからのその後の処分状況を参考にお聞きしたい。それは先日来本会議等で現在の株式相場の暴落ということが大きな問題になつて、政治的にも取扱われておるようですが、それの原因として、大蔵大臣は大体株もたれだ、株もたれが一番大きな原因なんで、この株もたれを……

第7回国会 大蔵委員会 第1号(1949/12/17、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 本法案の成立を非常に急速に実現させなければならいというような事情が前国会からありまして、前国会においても急速にこれを決定するような努力をいたしたのでありますが、遂に不成立に相成りましたが、この政府支拂を急速にしなければならないという事情は少しも変つておりません。更に年末に際し金詰りが特に急迫しておる昨今にありますので、業者及び生産者の団体等では一日千秋の思いをして待つておるのであります。こういう事情でありますので急速にこれの成立を我々は要望するものでありまするが、ここで成立した場合に、政府ではこの年末までに十分いろいろ技術的な点、手続等の点を考慮して支拂ができるような準備になつて……

第7回国会 大蔵委員会 第5号(1949/12/24、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 私も本案に対しては反対をするものであります。理由は今まで反対を述べた諸君の理由は一々了承できます。殊に只今木村委員からの御発言の、この案の理由が誠に不徹底と申しますか、矛盾をしておるような点が強いのであります。それは只今木村君が述べましたから申上げませんが、更に一点はこの法律によつて支給を是非して貰わなければならんということは私共同感であります。一日も早く支給をすべきものだと思いますが、それだけの温かい心持でこの案を拵える、その措置をおとりになるならば、なぜ更に人事院が勧告しておる給與ベースの改訂についても親切なお心持ちにならなかつたかと思うのであります。或いは政府は心中はそうい……

第7回国会 大蔵委員会 第7号(1950/01/27、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 今の再評価の問題ですが、棚卸し資産は除くですね。その考え方はいいと思うのですが、今の棚卸し資産というものは普通のときの原材料と違つて、非常にあのインフレの変動の時機ですから、この時機のものは非常な混乱をしておるのですけれども、こういうのはやはり普通の考え方であれを除くというだけで、何か考慮されないのですか。
【次の発言】 それからもう一つ簡単ですが、税法を見れば分るのですが、直ぐに金利の問題に関係するからちよつとお聴きしたいのですが、貸倒れ、この率をどのくらいにお考えですか。

第7回国会 大蔵委員会 第10号(1950/02/08、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 これは御説明があつたかと思うのですが、理由に、「通貨を順次整備」ということがございますが、整備の構想というか、方針というか、それはもう御説明になつたのですか。御説明になれば私はよします。なりましたか。この理由書に、「順次整備するため、新たに」……
【次の発言】 それじや私それを御質疑申上げます。この整備という二字は、どういう一体方針を政府はお採りになつて、その一環としてこれを新たにしたという解釈になるのですか、その点をお述べをお願いいたします。

第7回国会 大蔵委員会 第12号(1950/02/15、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 この扱い方はこうあるべきことと思います。官庁が直接支拂うというようなことは、理由にありますようにいろいろ支障が起る今日まで原因になつておりますから大変いいと思いますが、これは一応支拂事務の委託を受ける銀行に対しては予め前渡しとか預託とかいうようなことで、必要な資金を予め出して置くようなことに相成るのでありますか、その点をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 これは極めて事務的な理由で御改正になつたとは承知をするのですが、このことによつて多少事務的な関係が起るので、市中銀行の手許資金が幾らか緩和するというような、そういうような意図もこの金融引締りの際にそういうことも幾分お考え……

第7回国会 大蔵委員会 第17号(1950/03/03、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 簡単なことですが、三十四條の適用を今直ぐやれば四割ぐらいの脱落者があるという御説明でありましたが、五十万円というものがこの場合最低なんですが、今現に沢山ある証券業者の純資本額というもは大体はどのくらいなんですか。大きいのはどのくらいでという……。
【次の発言】 そういたしますと百万円以下は非常に多いのですが、この二十倍というような、五十万円ならば二十倍して一千万円の借入限度という負債の総額になりますが、その程度で、二十倍程度でこういうような取引が非常に沢山出て盛んに流通するときに、負債をその程度のもので、二十倍くらいの程度で行くわけですか。十分なのですか。

第7回国会 大蔵委員会 第19号(1950/03/08、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 十二億を二十五年に殖やすというのですが、一体八十億の現在の貸付がどういうふうになつておりますか。六億ばかりの回収金とおつしやつたが、回収金と言つてもまだ国民金融公庫の貸付は、そう回収するほどみんな十八億貸したものじやない。実際申込みの四〇%くらいが適格なものだというのですが、そうすると五億円くらいのものの四〇%ですから二億くらいですが、二億くらいのものを今日まで幾ら貸してあるのですか。
【次の発言】 その四〇%の適格というのは、非常に少いようですが、実際借入の申込というものはそういう危険なようなものが持込まれるのですか。

第7回国会 大蔵委員会 第20号(1950/03/09、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 この繰入れる金が非常に端数まで書いてあるのですが、これを繰入れまして二十五年度に、この特別会計の貸付計画というものがあつたらお聴きしたいと思います。
【次の発言】 二十五年度には住宅資金の貸付は御計画はないのですか。
【次の発言】 営農資金が三ケ年間は貸付けることになつておるのですが、この開拓者の経済から申しますれば三ケ年で融資の打切りをされるということは相当困難、営農上困難なことに立至るだろうと思います。殊に昨今のような一般金融の、殊に農村金融の梗塞事情におきましては、開拓者のような、基礎が薄弱な方面へ金融が流れて行かん、流れにくいということは、これは認めねばならないわけです。……

第7回国会 大蔵委員会 第23号(1950/03/14、1期、各派に属しない議員)

○米倉龍也君 この保険の今までの毎年の状況を見まするに、保險金の支拂が非常に遅延するのでありますが、現に二十四年度の異常災害に対する保険の支拂いも非常に遅れておることを聞いておるのであわりすが、一応それらの支拂遅延のものに対する政府としての処置、現在どういう処置をおとりになつているか、その点に詳しくご説明を願たいと思います。
【次の発言】 今の御説明でよく分りましたが、これは農林省でもお認めになつておるように、異常災害が非常に日本の場合は今のところ多いのであります。二十年の平均をとるというと、長期計画としては当然それが考えられることでありまして、二十年の長い計計で一切の計画をお立てになることは……

第7回国会 大蔵委員会 第24号(1950/03/15、1期、各派に属しない議員)

○米倉龍也君 この会計には、買入価格の中に多分超過供出の問題が出て来るので、超過供出の価格というものが織込まれておるだろうと思いますが……。

第7回国会 大蔵委員会 第29号(1950/03/24、1期、各派に属しない議員)

○米倉龍也君 今の製造たばこのことではありませんが、丁度政務次官がいらつしやいますから、一遍お尋ねをし、所信を承りたいことがありますが、発言を許して下さいますか。
【次の発言】 丁度次官がいらつしやいますので、政府として或いは大蔵省としての御所見を承りたいのでありますが、従来私共は金融機関の大蔵省の検査の結果というものについては、殆んど発表されないことであると承知しております。恐らく大蔵省は毎年金融機関の嚴重なる検査をなされるでありましようが、未だ曾てどこの銀行を検査した結果、こういうような指示をしたとか勧告をしたということを、新聞記事等によつて承知したことがないのであります。多分今日と雖も大……

第7回国会 大蔵委員会 第30号(1950/03/27、1期、各派に属しない議員)

○米倉龍也君 そうすると債務としてどうしても拂わなければならんものが十億以上あるわけですが、それを、大体十五億を取つてやれば、結局今年中にそれだけ取るとすれば幾らか残るわけですか、この会計としては利益になるわけですか。
【次の発言】 この法案では、一般銀行にもこのことのできるようなことになるわけですが、勿論特殊銀行が一般銀行になるのですから当然ですが、今現に一般銀行として業務を行なつておる銀行に対する予想はつかないのでしようか。そういう銀行にもこういうものは発行できるような予想でありますか。
【次の発言】 只今のお話で、結局普通銀行は預金を集めることの方が本務であり又それが本則でありますので、……

第7回国会 大蔵委員会 第31号(1950/03/28、1期、各派に属しない議員)

○米倉龍也君 昨日もちよつて触れたのですが、今森下さんのお話のように、この優先株式の大体の予定が政府の方で立つておるのでありますけれども、それは昨日のお話では関係方面と折衝中であるように承つたのですが、こういう段階であるなら、これは計画であつて実際実現するかどうかということが不安になるわけであります。若し予定通りの計画でそれが実現されない場合には、金融機関によつてはこの法律が成立したために却つて発行余力を減殺させるような心配があるのではなかろうか。でありますので、この法案を成立させるには、確実に御予定になつておるような優先株なり出資が引受けられるという本当の御確信がなければ非常に迷惑を受けるこ……

第7回国会 大蔵委員会 第32号(1950/03/29、1期、各派に属しない議員)

○米倉龍也君 事業所得の課税標準は当然必要経費を引くのですが、その必要経費の点に関係するのですが、先般参議院でも又衆議院でも決議がありました積雪寒冷地帶の課税についての考慮をして貰いたい、政府はそれに対して相当何らかの処置をするというようなことを述べられておつたのですが、要求する方の気持は、この問題は税の方から、そういう地帶の農民生活を多少でも緩和するより途はないだろうというので、一方平衡交付金の増額とか、又一方は事業所得の方の計算の場合に、何か地域特別控除というような、何かそういうものができないかどうかというようなことを考えての所得税の方の軽減を要求しておるのですが、こういう点、すでに政府で……

第7回国会 大蔵委員会 第34号(1950/03/31、1期、第三クラブ)

○米倉龍也君 この法案は表題から新らしいのですけれども、前の議会に輸出金融補償特別会計というようなもので出たものと全然違うのですか。あの考え方を更に続けて名前を変えてこういうものをお出しになつたのか、一応その点をお聞きしたい。
【次の発言】 内容は同じでも結局違う。あの二十四年度の十一月の補正予算に出ておる輸出金融補償特別会計と全然違う法案と思うのですが、内容は同じであつても、その時に成立もしないものが新らしいものとして出たものと思うのですが、それにも拘わらず予算には、前の補正予算の時のあの特別会計の予算が続けられておると思うのですがこういう点はよいのですか。

第7回国会 大蔵委員会 第36号(1950/04/05、1期、第三クラブ)

○米倉龍也君 今の調整勘定に関連したことですが、調整勘定で外の勘定を閉鎖する。永久にあんなことが続くわけじやないですが、期限が、どのくらいの期限を今後又続けられるのです。結局旧勘定に属するものの処分が、すつかり処分できるまで、ああいう調整勘定を残すのですか。これは銀行等と同じでしようが、そういう点を何かお見込をつけてやつていらつしやるか、その点お聞きしたい。

第7回国会 地方行政委員会 第34号(1950/04/21、1期、第三クラブ)

○米倉龍也君 いろいろこの資料を拜見しますと、今度の附加価値税というものは、大体事業税と取引高税との従来のものに比べて、どの業を見まして大体減つているですね。少くなつている。ところが一般の人は、今度の改正税法によつての負担が非常に重くなるのだと非常に心配をして怖れている。如何なる企業の方に聞きましても、この新税がいいと言う人はない。この点が私共はどうも不思議に思う。資料を拜見すればみんな少くなつている。それが現実には各人。各企業から見ると、個人のことは別としまして、企業から見ると、いずれも殖える……ですからしてこれを立案なさつて、こういうふうな結果になるということを、これを立案なさるときに、そ……

第7回国会 地方行政委員会 第35号(1950/04/22、1期、第三クラブ)

○米倉龍也君 今のに関連してちよつと……。今の御説明はここに資料として御提出になつておるものを拜見すれば分ると思います。四五%というものを決めた。その点はよく分りますが、それは結局附加価値税、これを初めに決めて置いて、それになるように逆算的に持つて行くお考えでこの総売上の中への各科目を挙げたと思うのですが、その資料を見ますると、銀行の預金利息が入つていないと思う、との資料では……。ところが法文の方では預金の利子が入つている。そうすると率が変つて来るのです。私は変つて来ると思うのであります。で、それはどういたしましても、結局銀行は全体を通じての四五%というものは決して従来の負担よりも無くなつてお……

第7回国会 地方行政委員会 第40号(1950/04/27、1期、第三クラブ)

○米倉龍也君 関連して、今のお話でどつちが権限がどうということでなくて、委員会が当然やるべきことを、非常に数が多いというので府県知事に委任するような、府県知事のやることは結局委員会がやることだと思うのです。ですからして結局府県知事の修正が適当だとしたものは、結局委員会の修正が適当だと、こう考えて私はいいと思うのです。併し出たものは、市町村長の方から出たものは一応市町村の方に通知するのであります。やはり府県知事の修正するものが、委員会としては、委員会自身が修正したもの、こういういつたい解釈の方がいいのじやないですか。そうすればむしろ府県知事の意見の方が自分の意見ですから強い、こういうふうに私は思……

第7回国会 地方行政委員会 第41号(1950/04/28、1期、第三クラブ)

○米倉龍也君 この二百九十八條以下のことはこれは同税の徴税官吏等に対しても大変この企業方面では心配をしておる点であります。今まで国税官吏に会社などが応接をするのに非常に時間を取り、随分面倒なことを言われ、それの応接に相当心配をしておつたことでありまするのに、又府県税の徴税吏員なり、市町村税の徴税吏員なりというふうに各方面から徴税吏員との折衝、徴税吏員の質の点について非常に心配をしておる向きがあるのであります。とてもなかなかやり切れないのじやないかというような心配を私共は聞くんでありますが、国税の方は徴税官吏の素質向上のために相当国税庁なり、大蔵省がいろいろの施策を講じられて今日まで、いたらしい……

第7回国会 地方行政委員会 第42号(1950/04/29、1期、第三クラブ)

○米倉龍也君 ちよつと前に戻るのですが、三百九十一條のいろいろな表現を変えて、あります点で、これは実際問題として随分厄介な問題だろうと思うのですが、こういうことも財政委員会の規則で定めるというこの規則が分りませんが、多少実例を挙げてですね、こんなふうになるであろうというくらいなお見通しを伺つて見たいのです。  それから「大規模の工場を有する事業が市町村の区域内にあるために近隣の他の市町村の公共費の支出に直接且つ重要な影響を與える」というのがあります。それからその次のは「大規模の発電施設その他公共的事業施設がその所在する市町村を含む近隣の地域の経済と直接且つ重要な関連を有する場合」というふうに、……

第7回国会 地方行政委員会 第43号(1950/04/30、1期、第三クラブ)

○米倉龍也君 これは説明を頂いたかと思うのですが、地方税法の第六條なんですが、第六條の第二項の不均一課事税を認めることになつておる。この不均一課税のことは、「公益上その他の事由に因り必要がある場合においては、」と、こういうのですが、これは内容はどういうことになりますか。非常に消極的と言いますか、非常に限定されたことをお考えになつておるのですか。或いは府県の事情によつて、府県議会の條例等によつて相当何と言いますか、積極的にこの事項を運用することもお考えになつておるでしようか、その点ちよつと……。
【次の発言】 それがですね、府県に、勿論府県会の議決ですが、まあ公益上その他必要という、その必要とい……


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各種会議発言一覧(参議院1期)

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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 決算委員会第一分科会 第1号(1950/02/02、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 会計検査院で指摘したものについて適当な処置をとつておられるということでありますが、今になつて古いことで何ですけれども、一体この責任者に対する処分ということをなさるのですか。この責任者というものは、まあ法律上の責任者、いろいろの機構上の責任者でしようか、一体こういうことを一つずつ事務処理をする場合には現場に関係しておる人が沢山あると思います。殊に製塩などの工事ができたかできないかというようなことは現場で調べて、そうして報告をするのだろうと思いますが、実際一番末端の現場でこういうことを扱つた人についての一体処分というものはどういうふうになつておるのですか。今までどういうふうに処置して……

第7回国会 決算委員会第一分科会 第3号(1950/02/08、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 この開拓営団は閉鎖機関で、まだどのくらいかかるのですか。随分長くなるようですけれども。
【次の発言】 今のこの閉鎖機関の整理は、債権者に対しても支拂うのですか。それは全部一度にやることになつているのですか。その資金ができれば漸次拂つて行くというやり方じやないのですか。それならば政府の方が優先的にそれを取上げてもいいのじやないかと思うし、全部一緒にやるような、その閉鎖の最後に一律にみんな配るとこういうことになると……
【次の発言】 優先でなくて、国は大きいから遠慮をしておるというものですか。
【次の発言】 これから更に御注意願うということで……

第7回国会 決算委員会第一分科会 第4号(1950/02/13、1期、新政クラブ)

○米倉龍也君 この案件は今御説明になつて、この説明書にもありますので、この当時の事情から非常に能率が惡くて管理が不適当であつたということは、これは同情されるし、そういうことであつたと思うのですが、大体これは東京食糧事務所の一事例でありますけれども、食糧事務所は全国に沢山あるのでありまして、それらを調べて見れば、尚相当にこういうような事例が多くあるじやないかと思うのですが、大体食糧管理局では在庫品の調べというものを、この事例で見ると数年間してなかつた結果がわかつたのですが、どこでもこんな工合に在庫品の調べということはしないのでありますか。それを一応お尋ねいたします。

第7回国会 建設・大蔵連合委員会 第1号(1950/04/19、1期、第三クラブ)

○米倉龍也君 こり住宅金融公庫で資金を出して建築するのは、まあ主として都市の住宅難のために大体できたと思うのですが、大蔵委員会で先日開拓者の住宅問題についてお聞きしたところでは、この住宅についての問題は、一つ所へ集めて今後処理するんだ、で開拓者に対しての資金貸付は、従来はこの住宅に対しての資金の貸付もあつたんですけれども、今年度からはそれを削除して、それは住宅金融公庫の方で融通をして、その点の処置をするんだというお話があつたのです。そこで私お聞きしたいのは今の御計画の中に、開拓者に対する住宅問題の御計画があるのか、あればそれはどういうふうな御計画であるか、又その御計画が農林省の開拓局あたりと十……

第7回国会 大蔵・地方行政・建設連合委員会 第2号(1950/04/01、1期、第三クラブ)

○米倉龍也君 簡單なことですが、第三條の「国及び地方公共団体の関係諸機関は、」特に関係諸機関としたのはどういうわけですか。「国及び地方公共団体が援助を與えなければならない」でもいいと思うですが、特に関係諸機関というのは、特別な何か地方公共団体の中のいろいろな関係機関があるのですから、それを言うのでしようが、そう限定せんでも、国及び地方公共団体だけで……簡單でいいと思う。
【次の発言】 そんならそんなことをせんで、どうせ援助をするのは関係諸機関に決まつておりますから、関係のないところでやる筈はないのだから、無理にそういう表現を使つたのは何か意味があるかと思つてお聽きしたのですが、意味はないという……

第7回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第2号(1950/04/11、1期、第三クラブ)

○米倉龍也君 先程御説明になりました業種別附加価値税のことをお尋ねしたいと思います。業種別の附加価値税の旧の事業税その他との倍率等について資料が出ておりますが、これで見ましても大体メリヤス主業或いは製造工業などは相当倍率の高いものがありますけれども、多くは倍以下であります。この附加価値税というものができまして最も経理上困難を来すであろうと思うのが協同組合なのであります。協同組合に対する税は非常に重い結果になるのでありますが、こういうことを協同組合というものについて十分資料等を以て御考慮になつたかどうかということをお尋ねいたします。
【次の発言】 ここで大体厚生省なり或いは農林省が現行の事業税額……

第7回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第3号(1950/04/12、1期、第三クラブ)

○米倉龍也君 もう遅いですから、次にそういう資料をお示しをお願いしたいと思うのが一つあります。それは昨日も協同組合などでいろいろお尋ねしましたけれども、御配付になつておる資料を拜見しましても業種別の新税法、旧税法負担比較というようなことはよく分るので、この協同組合、殊に消費生活協同組合、れそから農業協同組合が今日まで納めておりました税金、今度の税法改正で負担をしなければならない税額と、そういうものを、地方自治庁の方でも多分こういうことを御研究になる際にお調べになつたものであると思います。でそういうものがあればそれを先ず拜見をいたしたいと思うのであります。我々の方の調査では相当負担が前よりも重い……

第7回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第4号(1950/04/14、1期、第三クラブ)

○米倉龍也君 先程西郷委員の御質問に対しての政府の御答辯に、私は重要な発言があつたと思うのです。それはこの銀行或いは無尽、信託というような金融業関係の特例の設定は、大臣の提出理由の説明にありました急激な負担増加という点ではないのであります。そのことはこの提案理由説明には明瞭に総括的に言つております。けれどもそうでないということが一応分りましたので、その点はよろしいのでございますが、そこで金融業というものには、この附加価値税の問題に出た当時、一体金融業に附加価値があるかないかということは大きな問題だつたと思います。先程西郷さんもおつしやつた通り非常に議論があつたのです。その議論のあつたことを今以……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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