田口政五郎 参議院議員
1期国会発言一覧

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田口政五郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田口政五郎参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院1期)

田口政五郎[参]本会議発言(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 参議院本会議 第12号(1949/04/08、1期、民主自由党)【政府役職:大蔵政務次官】

○政府委員(田口政五郎君) 大藏大臣に代りまして私より答弁いたしますることをお許し願いたいのであります。  只今、深川議員の大藏に関しまする御質問の点は、先頃ドツジ博士が日本にお越しになりまして、たまたま同博士が曾て西ドイツにおきまして通貨対策に関與せられました経驗者であります点から、ドツジ博士が來られれば、やがては我が國におきましても通貨に対する何らかの措置が講ぜられるのではないかというような流説が巷間に流布されましたことはお説の通りであります。私は実に思わざるも甚だしき流説であると確信をいたしておるのであります。御承知の通り通貨に対する何らかの措置が講ぜられるのではないかということは、それ……

田口政五郎[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院1期)

田口政五郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 財政及び金融委員会 第3号(1947/07/10、1期、民主党)

○田口政五郎君 先程からいろいろと御説明を承りまして了承いたしました。私二、三お伺いしたいのは、独占禁止法に牴触するために、現在の機構を改めなければならんということになつたということの御説明でございましたが、その際にこういうふうな公團という大袈裟な機構でなしに、現在の製造業者の組合とか、いろいろな製造業者の中央会とか、或いは各地におきまする組合、この機構を利用して、販賣機構を、直接に製造業者の手から消費者へ計画通りに配給をなし得るような機構を作つて貰いたい。この点は結論において製造業者から直接消費者に配給するということは不可という行き方からという、この間の局長さんの説明でございましたが、その事……

第1回国会 財政及び金融委員会 第9号(1947/08/07、1期、民主党)

○田口政五郎君 只今森下、波多野兩委員より御高見が出ましたが、この國民貯蓄組合法を改正されてインフレの抑壓の一環の施策として御努力あることは、これは十分認めております。勿論反對するものではありませんけれども、兩委員の御意見同樣、これだけではどうも滿足できない點は私も同感でございますが、安定價値の計算の方法によるとか、或いは又自轉車を報奬的に出すとか、成る程一つの方法としては惡くはございませんが、實に私安定價値の計算というようなことは、今おつしやつたように、これは現在のところ甚だむずかしいことで、殆んど不可能でないかと思います。この點は先程の委員の御意見と少し違いますが、私が直接農村方面に伺つて……

第1回国会 財政及び金融委員会 第14号(1947/08/26、1期、民主党)

○田口政五郎君 只今のに關聽して……波多野委員から御意見が出ておりますが、この復金の資金融資の問題は、今國民全體が非常に關心を持つて見ておる點でありまして、特にこのインフレーシヨンと密接な關係があると思うのであります。それですから波多野委員は五千萬圓以上と申されましたが、金額の大小に拘わらず、今日までの融資調査を詳細に一つ委員會に御報告を願いたい。それと囘收の状況とを詳細に承りたいと思います。

第1回国会 財政及び金融委員会 第45号(1947/12/02、1期、民主党)

○田口政五郎君 中西君、あなたは誤解しておるよ。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第9号(1947/10/02、1期、民主党)

○委員外議員(田口政五郎君) 簡單に紹介の趣旨を説明申上げたいと存じます。今日の統制下におきまして、一つの規律を作つて、これによつて一般を律して行くということは、これは止むを得ないということは十分承知いたしておるのでありますが、特別の事情によりましては、例外の取扱をして頂きまして、実情に即するということが、これ又必要なことであると存ずるのでありますが、兵庫縣武庫郡はその名は郡であり、又町村でありますが、その実情は御承知の通りに阪神、この大きな町に挟まれまして、その実情におきましては大阪、或いは神戸と全然すべての点において等しくいたしておりまして、別の扱いを受けますることは、郡内における各町村の……

第1回国会 予算委員会 第8号(1947/09/26、1期、民主党)

○田口政五郎君 只今承りました十五倍まで認めるのを一一・五ですか、適当であると思つてこういうふうに決めたと仰しやいましたが、押当であると思つたと言われるその根據が今少し不足のように思うのでありますが、詳細に伺いたいと思います。
【次の発言】 この根拠がどうも私薄弱であるように思うのであります。十五万円で二十万円ベースに上げられておるのでありますから、二十万円ベースとして十五倍にされることは不適当とお考えになりますかどうか伺いたい。


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 財政及び金融委員会 第3号(1948/01/31、1期、民主党)

○田口政五郎君 当局にお伺いしたいのですが、私この前の夏にいろいろとこの貸出先について御説明を求めたのでありますが、今回は非常に詳しい参考資料を提出して頂きまして、この点非常に満足に思うております。  先ず私が伺いたいのは、今度又百五十億増額になつておりますが、これは、そう長い先までの見通しということは困難かも知れませんが、大体この百五十億の増加でどれくらいまで行けるというお見込なのですか。又なくなつたら増資する、なくなつたら増資するというふうにおやりになるのか、或る程度まで一つ見通しを伺いたいと思います。
【次の発言】 復金から金をお貸しになる場合はいろいろな準則がございまして、只今のお話で……

第2回国会 財政及び金融委員会 第50号(1948/07/04、1期、民主自由党)

○田口政五郎君 この貯蓄の目標額の算定の基礎を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今局長の御説明で、私復金の問題のとき、こういう問題に対して局長が誠にざつくばらんに本直に御説明下さる、御答弁下さることを非常に多とするものでありますが、貯蓄を増強するということはインフレ抑圧の最も私は大事なことであると確信いたすのでありますが、これに対する目標を科学的基礎に置かずとも、三千億とか或いは四千億とか目標を定められて、割増金附とかいろいろな方法でこの増強の方法を講じておられますが、こういう何と申しまするか、不適当な獎励方法を講ずるよりも、もう少し根本的な、國民全部が通貨に信用を持ちまして預金を増加……

第2回国会 財政及び金融委員会 第51号(1948/07/05、1期、民主自由党)

○田口政五郎君 先程の当局の説明で非常によく分りましたが、郵便貯蓄の目標を月額十五億円、年額百八十億というようにおつしやつたように思つたのでありますが、これをもう少し増額する御意見はありませんか。只今中西君のお話で、或いは半強制的なような手段を講じておられるというようなことも私聞いておりますが。或る程度貯蓄は強制、というと語弊がありますが、奨励するのが多少強制的になつてもいいくらいの程度でおやりになることは私は差支ないと思います。奨励して頂いて、その代りその集めた郵便貯蓄を、今のお話ではパーセンテージが非常に多く地方の方に還元するようにおつしやいましたが、もう少し殆んど全部を六・三制或いは地方……

第2回国会 予算委員会 第41号(1948/07/04、1期、民主自由党)

○田口政五郎君 只今の大臣の御意見に対して伺いたいと思います。若し軍公利拂延期の法案が否決された場合には、代り財源を求めたらいいじやないかと言うか知れないが、代り財源を求めるにはその財源がないと、こうおつしやいましたが、絶対に代り財源はございませんですか。


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 運輸委員会 第24号(1949/05/22、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(田口政五郎君) お答えいたします。國有財産を拂下げまして、財政の歳入の方の財源に充てるという方針については、只今大藏大臣が申上げましたと言われました点と同樣でありまして、ただ國有鉄道のことに関しましては、これは運輸省関係でございまして、今日のところでは大藏省では具体的に案を示していないのであります。
【次の発言】 國有財産の拂下げをいたしてもいいということは考えております。
【次の発言】 國会で御決議になりましたように善処することは覚悟いたしております。
【次の発言】 勿論必要はないとは申し上げません。大藏省は拂下げることになりましたら当然協議いたしますし、善処する考えでおります。

第5回国会 決算委員会 第2号(1949/04/15、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(田口政五郎君) 昭和二十二年度歳入歳出決算及び同特別会計歳入歳出決算を会計檢査院の檢査報告と共に國会に提出いたしましたので、その大要を御説明申上げます。  総決算に計上いたしました歳入の決算額は、二千百四十四億六千七百二十五万余円でありまして、これに対して歳出の決算額は、二千五十八億四千百六万余円でありますから、歳入差出差引八十六億二千六百十八万余円の剩余を生ずる計算であります。併しこの剩余金額中には、昭和二十三年度に繰越しました歳出の財源に当てなければならない額が十七億千二百八十一万余円ありますので、これを差引くと、結局昭和二十二年度一般会計の純剩余金は六十九億千三百三十七万余円……

第5回国会 決算委員会 第3号(1949/04/19、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(田口政五郎君) 只今議題となりました昭和二十二年度予備費使用の件外事後承諾を求める件三件について御説明申上げます。  昭和二十二年度予備費使用の件外一件につきましては、事後承諾を求めるため第二回國会に提出いたしましたが、審議未了となりましたので、改めて今次國会に提出いたした次第であります。昭和二十二年度一般会計予備費の予算額は二十億円でありまして、このうち財政法第三十五條の規定によりまして、昭和二十二年五月十六日から同二十三年三月三十日までの間におきまして、十九億七千七百九十余万円を使用いたしました。そのうち主な事項は、経済安定本部機構拡充に必要な経費、地方経済安定局設置に必要な経……

第5回国会 決算委員会 第4号(1949/04/23、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(田口政五郎君) 大藏省として、委員会の決議は御尤もと存じます。大いに考えなければならん点が十分あるということを申上げる次第であります。今後はくれぐれも決議の趣意に副うことにいたしまして、十分注意をいたすように努力を加えたいと存じます。

第5回国会 商工委員会 第4号(1949/03/26、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(田口政五郎君) その点は予算の面におきましては約八億前後が出て來るわけであります。利息の面で……。根本問題は均衡予算をどこまでも堅持するということについては、これは何ら変りはございませんので、ただ今日までに労働政策なり、賃金政策なり、又炭價の問題につきまして、政策を誤つたというと語弊があるかも知れませんが、とにかく今日までのこういう跡始末を今日においてせなければならんということになりまして、石炭並びにその他の電氣、これだけの穴埋めをしなければならんということが生じますことは誠に遺憾でありますが、併しこれは財政の均衡予算をどこまでも堅持するという政策には絶対変りはありません。労働爭議……

第5回国会 大蔵委員会 第3号(1949/03/25、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(田口政五郎君) 只今議題となりました「産業設備営団の業務上の損失に対する政府補償等に関する法律案」について、提案理由を説明いたします。  産業設備営団につきましては、産業設備営団法第三十九條の規定に基きまして、これまで政府は「予算外國庫ノ負担トナルベキ契約ニ関スル件」によりまして、昭和十六年度から昭和二十一年度までに同営団が受けました業務上の損失を、約二十四億円を限度として補償する旨の契約をして参り、この補償契約に從いまして、毎年度同営団に対して、補償を実施して來たのであります。その後同営団は昭和二十一年末に閉鎖機関に指定されましたが、その特殊清算は意のごとく進行せず、このために政……

第5回国会 大蔵委員会 第4号(1949/03/28、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(田口政五郎君) 造幣局据置運転資本の増加等に関する法律案提出の理由を御説明申上げます。この法律を制定しようといたします理由の第一点は、造幣局特別会計の据置運転資本の不足を同会計資金より補足いたしまして、同会計の運営を円滑にいたそうとするものであります。  造幣局の從來の据置運転資本は、昭和十七年度末におきましては四百万円でありましたが、昭和十八年度以降漸次同会計資金から受入れまして、昭和二十二年度末におきましては三千万円と相成つたのであります。  然るところ同会計の作業資産中、原材料の黄銅貨幣材料地金が物價の上昇によりまして騰貴いたしましたのと、廣島支局におきまして熔解から檢査まで……

第5回国会 大蔵委員会 第5号(1949/03/29、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(田口政五郎君) 黒田さんの御質問にお答えいたしますが、差当りというと、延ばすということが前提になつておるようにも聞こえるという御意見でございますが、そういう前提になつておるようにお聞き取り願えば非常に困りますので、逆に成るべく三ヶ月という短かい期間で廃止のすべての準備を整える方が廃止に伴うごたごたの弊害が少い。こう考えておりますので、その間に予期せないような事態が起りますとか、又もう暫く延期した方が、徴税その他の事務上非常に便利であるというような事態が起りましたときには、例外的に延ばした方がいいような状態になつたときには、又御審議を頂くというふうに原則的に考えておりますので、何とか……

第5回国会 大蔵委員会 第6号(1949/03/30、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(田口政五郎君) 御尤もな御意見ですが、再建整備のときにこれが若しも無効として打切つておれば、今日こんな問題は起つて來ないのであります。それが有効としてそのまま残つて來たものですから、今日この後始末をしなければならんような実情に迫られておるので、御意見の点はこれは勿論腹の中では同感なんです。後始末の法規上の有効と認められておるので、これはやらなければならんような羽目になつておるということを一つ御了承を願いたいのであります。
【次の発言】 これは今営團の責任が遅れたとおつしやいましたが、これは政府の責任で遅れている点が相当あるのです。その点を一つ今事実について御説明願おう、こう思つてお……

第5回国会 大蔵委員会 第7号(1949/03/31、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(田口政五郎君) 今專門家の人が來ますから、もう少しお待ち下さい。
【次の発言】 お答えいたします。公團廃止後納税料並びに取引料を円滑にするために中間の荷受機関の必要はないが、若し必要があるとすれば三ヶ月間で完全な荷受機関ができる見通しはあるかというお尋ねであると思います。公團廃止後にこの公團が今日まで酒類の配給並びに徴税上に大きな役割を盡しておりましたので、廃止後も雖も徴税という大きな問題と、又酒の円滑な配給という両面に亘りまする機能を円滑にするというために、是非中間のこれに代るべき機能を発揮するような強力な荷受機関が必要であろうとは存じております。これに対しましては今後三ヶ月間の……

第5回国会 大蔵委員会 第9号(1949/04/07、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(田口政五郎君) 通信事業特別会計法の一部を改正する法律案提案の理由を御説明申上げます。  本年六月におきまして逓信省が郵政省及び電氣通信省に分離することになりまして関係上、その分離の曉には、現在の通信用業特別会計を廃止して、新たに郵政事業特別会計及び電氣通信事業特別会計を新設する所存でありますが、それまでの間、通信事業特別会計に新たに郵政勘定及び電氣通信勘定を設けてこれを経理し、以て新旧会計間の事務の円滑なる引継並びに当該会計の予算及び決算の適正を期する必要がありますので、この法律案を提出した次第であります。何とぞ御審議の上速かに御賛成あらんことを希望いたします。

第5回国会 大蔵委員会 第12号(1949/04/13、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(田口政五郎君) 只今議題となりました製造たばこの定價の決定又は決定に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由を御説明いたします。  政府は昭和二十四年度專賣益金として千二百億円を計上いたしておるのでありますが、この益金を確保するために、煙草販賣総量を三十円以下の比較的大衆性のある品種七七%、四十円以上の品種二三%の割合で販賣する方針で煙草販賣計画を立て、現在発賣中の品種の外に比較的大衆性のある新たな種類の製造煙草を新発賣することといたしたのであります。そこで今回新たに発賣しようとする製造煙草の定價を決定する必要がありますので、財政法第三條の規定によりこの法律案を提案い……

第5回国会 大蔵委員会 第13号(1949/04/15、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(田口政五郎君) 大藏省預金部特別会計外二特別会計の昭和二十四年度における歳入不足補てんのための一般会計からする繰入金に関する法律案提出の理由を御説明申上げます。  この法律案は、大藏省預金部特別会計、食糧管理特別会計並びに農業共済再保險特別会計の農業勘定の昭和二十四年度における歳入不足を補填するため、一般会計からこれらの会計に繰入金をしようとするものであります。  先ず大藏省預金部特別会計におきましては、昭和二十四年度における歳出としましては、人件費及び事務費、預金利子、通信事業特別会計への繰入金等合計百三億九千六百二十六万六千円を要するのでありますが、その歳入としましては、預金部……

第5回国会 大蔵委員会 第15号(1949/04/21、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(田口政五郎君) 只今諸題となりました酒税法等の一部を改正する法律案外一法律案につきまして提案の理由を説明いたします。  政府は本年度予算の編成に当りましては、経済再建のための財政需要の増大に対應して、極力租税收入を確保するため、差当り概ね現行の税制をそのまま踏襲することとしたのであります。即ち、税制全般に亘る改正及び國民租税負担の合理化につきましては、追つて根本的に再檢討することとし、今回は酒税、取引高税等につきまして、当面必要と認められる若干の改正を行うことといたしました。尚新たに揮発油税を創設して歳入増加の一助とした次第であります。  次に各税に関する改正の大要について申上げま……

第5回国会 大蔵委員会 第16号(1949/04/22、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(田口政五郎君) 米倉さんにお答えをいたします。お話のようにこの米國の対日援助見返資金で現在日本銀行が持つておる、又市中一般銀行の持つておりまする公債或いは復興債券を買上げるというときに、ただそれだけではなしに農業金融方面のことを考慮して、農業金融方面の今日行詰つておるのを解決するために、元の農業会の持つておる公債或いは今度引継がれる協同組合の持つ國債をも併せて買上げようと、こういう御意見でございますが、勿論この資金で國債の買上げをいたしまするのは、日本銀行の手持ちになつておりまする分、或いは一般市中銀行の、そういつた銀行の持つておる分ということに制限されておるものではありませんので……

第5回国会 大蔵委員会 第17号(1949/04/23、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(田口政五郎君) 正当なるものが不明瞭ということはどうもおかしいのですが、多い方も少い方も、正当の方によると思います。研究すれば必ず分ると思います。どちらも不明ということはない筈だと思います。
【次の発言】 お答えいたします。只今のところでは簡單に改正することのできるものはしたらどうかという御意見でございますが、現在のところでは、そういう考えは持つておりません。將來税制にはしばしば申上げます通り、根本的な檢討を加えて、御協賛を得たいということはしばしば申上げている通りでございまして、その際には尚一應考慮いたしたいと考えております。

第5回国会 大蔵委員会 第19号(1949/04/26、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(田口政五郎君) 第二の点の御質問の合成清酒の増産増石ということについての御意見でございますが、御意見の通り乾し甘藷等のストックも相当あるらしいのですが、せいぜいその筋の了解を得まして、増石増産をいたしますように、せいぜい御希望に副うよう努力をいたします。第一の点は主税局長から……
【次の発言】 私の意見として今持合せがございませんから、研究いたしまして答弁いたします。定
【次の発言】 國営競馬特別会計法を改正する法律案提出の理由を御説明申上げます。さきに第二回國会におきまして、公正な競馬を行なうため新たに競馬法を制定し、從來日本競馬会の行なつておりました競馬を國営とすると共に、競馬……

第5回国会 大蔵委員会 第22号(1949/05/06、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(田口政五郎君) この度本國会に提出いたしました未復員者給與法の一部を改正する法律案につきまして提案の理由を御説明申し上げます。  未復員者には、前國会において御賛成頂いた未復員者給與法の改正法律により療養費及び障害一時金が支給されることになつているのでありますが、今回、療養費を支給する代りに、厚生大臣の指定する医療機関により直接療養を行うこともできるようにすると共に、療養等に関して、非課税の取扱をする等のため、更に同法の一部につき所要の改正を加えんとするものであります。  何とぞ速かに御審議の上御賛同あらんことをお願いいたします。

第5回国会 大蔵委員会 第23号(1949/05/07、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(田口政五郎君) ただ今議題となりました関説法の一部を改正する等の法律案について提案の理由を御説明いたします。  わが國に輸出入されるすべての貨物は、関税法第三十一條の規定により税関に申告し檢査を経てその免許を受けることとなつており、税関はその面において最終的取締官廳ともいい得るのでございますが、他の法令で輸出又は輸入に関してそれぞれ当該行政官廳の許可、承認等を要する旨を規定している貨物については、その取締の万全を期するために、税関檢査の際その許可、承認等を受けたことを証明するか又は証明の上その認定を受けさせるようにし、もつて行政効果を最も確実にする必要がありますので、この趣旨を関税……

第5回国会 大蔵委員会 第24号(1949/05/10、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(田口政五郎君) 税務署の方と公社の專賣局の方と同じ所管の中で数字が違うのではないかという御意見であります。煙草の耕作者がこういう規定がありますがために、これは成る程今まで実際の適用はなかつたということでありまするが、それは本当に眞に間違いのない申請をするということには、こういう規定がある方が、ないよりも眞実の申請といいますか、耕作者からあり得るのじやないかと思いますが、これがなかつたからといつて、耕作者がそういう虚僞の申告をするということもありますまいが、私はあつた方が耕作者が愼重に考えて申請すると思いますが、その点から実際の適用が今日までなかつたかも知れませんが、それがあつたため……

第5回国会 大蔵委員会 第29号(1949/05/17、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(田口政五郎君) 只今議題となりました郵便事業特別会計法案及び電氣通信事業特別会計法案の両法案の提案理由を一括して御説明申し上げます。  本年六月一日を以ちまして、逓信省が郵政省及び電氣通信省に分割されることになりましたので、同日を期しまして、現在の通信事業特別会計を廃止し、新たに、郵政省の所管に属します事業に関しましては、郵便事業特別会計を設置し、又、電氣通信省の所管に属します事業に関しましては、電氣通信事業特別会計を設置しまして、それぞれその経理を行う必要がありますので、この両法案を提出致した次第であります。  而して、両法案の内容は、二者殆んど同一でありまして、而も、現在の通信……

第5回国会 大蔵委員会 第33号(1949/05/22、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(田口政五郎君) 只今議題になりました地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き、税務署の増設に関し承認を求めるの件につきまして、その提案の理由を御説明申上げます。  政府におきましては、本年度五千百四十余億円に達する租税收入を適正に確保するため、各般の施策を講じつつあるのでありますが、なかんずく徴税機構の整備強化を図るの要極めて緊切なるものがあるのを認めまして、その一として荻窪税務署外五税務署を増設することといたしたいのであります。  現在税務署は、全國に総数四百九十七あるのでありますが、このうち特に廣汎な区域を管轄し、課税物件の分布廣く、且つ多数納税者を擁する税務署につきましては、……

第5回国会 予算委員会 第2号(1949/03/30、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(田口政五郎君) 大臣が参るわけでございますが、遅れますので、私が代りまして御説明申上げます。今回提出いたしました昭和二十三年度一般会計予算補正(第三号)について御説明申上げます。  この補正予算は、船舶運営会の從業員の給與改善に関するものでありまして、先に第四國会に成立いたしました昭和二十三年度一般会計予算補正(第二号)において、船舶運営会補助費の追加額のうち、從業員の給與改善に充てられる金額は、五億円を超えてはならないと規定されておりますが、船舶運営会從業員の労務の特殊性並びに他産業の労務者との権衡を考えまして、今回これら從業員の待遇改善を行うこととなりましたので、方の限度を拡張……

第5回国会 労働委員会 第2号(1949/03/29、1期、民主自由党)【政府役職】

○田口政五郎君 私はいまの田村委員の御意見の通りで、局を廃止せよとか、これは存置せよというようなことは、請願といいますか、陳情といいますか、請願の範囲を逸脱しておると言うと言い過ぎかも知れませんが、そういうことは採り上げてここで彼れこれ言うことではない、ただ田村君の言われる通り、その役所でやつておる仕事は非常に重大関心を持つて、ますますそういう点を拡大して貰いたいということは希望しておる点でありますから、只今田村君のおつしやつた局の廃止云々ということも請願であれば、私はいま暫くここで審議未了ではない、審議を延ばして貰つ方たがいいと思います。


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各種会議発言一覧(参議院1期)

田口政五郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 財政及び金融委員会酒類配給公団法案に関する小委員会 第2号(1947/10/01、1期、民主党)

○田口政五郎君 森下さん一松さんの御意見を伺いましたが、先ず私は第一に本案を返上いたしました場合には、どういう影響といいますか。お考えになりますか。その点に対する御意見を伺いたい。
【次の発言】 重ねてお伺いいたしまするが、只今の御説明では、結局それでは酒というものの製造の禁止まで持つて行くという虞れがあるということで、もう酒の根本がそれじや問題がなくなつてしまう。結局この公團という形式によらなければ外に方法がない。これを返上しましたら、外に代るべき方法がないということになるのですか、結論としましては……。
【次の発言】 重ねて伺います。そうしますと、これが國会に提案されました以上は、必ずしも……

第1回国会 財政及び金融委員会酒類配給公団法案に関する小委員会 第5号(1947/11/17、1期、民主党)

○田口政五郎君 私は只今の森下さんの意見と多少違うかも知れませんが、大體現在の配給機構が完全に行なわれておるとは申上げ兼ぬるかも知れませんが、私は煙草なんかのように專賣品でさえも相當横流れがあるような現状から考えまして、酒類の配給は他のものと比べて私は相當完全に立派に行つてるのじやないか、かく考えておる次第でございます。多少の缺陷のあるというのは、これは今少し監督を嚴重にするとか、その他の方法で改正して行く餘地はあると思いますが、その點流通秩序を完全にするために、現在の組織を改めて公團の方式を取るということであれば、私は公團法そのものには反對する者でありますが、最初から當局の御説明によりますれ……

第1回国会 財政及び金融委員会酒類配給公団法案に関する小委員会 第6号(1947/11/25、1期、民主党)

○田口政五郎君 只今御報告を承りましたが、又森下さんの御意見も拜聽いたしましたが、私は十四條がいわゆる政府の役職員でない。この「法令により公務に從事する職員とみなす。」ということになれば、非常にこれは結構なことでありまして、私としましてはこの点が若し修正されるということになれば、この公團法そのものの他の点は從たるもので、殆んど私意見はありませんが、ただ名前を、十四條がそういうように変りますれば、他の公團に対する関係上、公團というよりも公社、政府の役職員がやつておるのでないという意味合いを含めて、公社とせられた方が聞えがよくないかと思います。その点は強いては申しませんが、公社として頂きたいと思い……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 財政及び金融・商業連合委員会 第1号(1948/06/07、1期、民主党)

○田口政五郎君 序でにお伺いいたしたいのでありますが、只今七十圓乃至三百五十圓くらいの種類があるように御説明頂きましたが、どういうふうな商品は七十圓、どういうふうな商品は三百五十圓くらいになつておるかということを、全部でなくつても勿論結構でございますが、安いところと、中間のところ、高いところくらいの商品を一つ御説明願えないでようか。
【次の発言】 現在のマル公も物價體系で只今仰せのようなふうに計算がなると思いますが、この次の物價體系が變つた場合、これはどういうふうに憂つて行くお見込ですか。
【次の発言】 物價體系が今度の新豫算に織込まれておるあの程度に改正になりましても、百五十億程度の限度で十……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 人事・労働連合委員会 第9号(1948/11/25、1期、民主自由党)

○田口政五郎君 それは運営委員会で決めることです。



田口政五郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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データ更新日:2022/12/18

田口政五郎[参]在籍期 : | 1期|
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