金子洋文 参議院議員
2期国会発言一覧

金子洋文[参]在籍期 : 1期-| 2期|
金子洋文[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは金子洋文参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

金子洋文[参]本会議発言(全期間)
1期-| 2期|
第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 参議院本会議 第3号(1951/12/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 私はこの際再軍備反対平和憲法擁護に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党を代表しまして、再軍備に反対し、平和憲法を擁護するために、吉田大臣がいらつしやいませんから、政府に対して、質問をいたしたいと存じます。  日米安全保障條約はその前文において、日本は武装が解除されているので、講和後固有の自衛権を行使する有効な手段を持つていない、ところが世界の現状は無責任な軍国主義が駆逐されていない、そこで日本の希望によつてそういう軍国主義を阻止するために、日本国内及びその附近にアメリカの軍隊を置いてやるというふうに謳つているのであります。即ち講和後日本は真空状態に……

第13回国会 参議院本会議 第47号(1952/06/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして二つの條件を付して本案に賛成いたします。  その第一の傑作は、日本国憲法を尊重するということでありますが、御承知のように、国連へ加盟いたしますと、国連憲章の規定によりまして、必要の場合は兵力を持ち得ることになつております。従いまして、国連へ加盟した国は、国連の要請がある場合にはこれに協力しなければならないということになつております。ところが日本国憲法は第九條において戦争を放棄し、軍備を持たないことになつております。従つて、可能な協力はその規定上当然としましても、軍事的協力は憲法を厳守する立場からしまして絶対に反対しなければならないと思います……

第13回国会 参議院本会議 第62号(1952/07/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 只今議題となりました大屋晋三君に対する懲罰について趣旨の説明をいたしたいと存じます。  第五回国会におきましても、会期の延長をめぐつて紛糾が起つたのでありますが、その当時議員として経験の乏しかつた私は、議長席へ駈け上つたために、二十三日間の登院停止を喰つておるのであります。そういう苦い経験で思い出すことは、共産党の中西君の除名に賛成するならば、社会党の金子やカニエの懲罰は軽くする、こういう楽屋裏の提示が自由党の方々から出されたのであります。(「不都合だ」と呼ぶ者あり)我が党はこの不正な提示に対して断固拒絶して、我々は中西君の除名に反対し、我々は喜んで二十三日の登院停止を喰つたので……

第13回国会 参議院本会議 第63号(1952/07/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして、本條約案に反対の意を表明する者であります。  中国との平和條約が話題に上つたのは昨年のことでありますが、六月上旬ダレス特使が渡英いたしまして、次のような米英共同のコミユニケを発表いたしました。日本は二つの中国政権のうち、その欲する政権を選んでこれを調印することが許されるというのであります。これに対して吉田首相は、中国の選択は連合国が決定するだろうと巧みに体をかわして答えておるのであります。この応酬に対して各国からいろいろ批判があつたのでありますが、そのうち最も賢明な見解は、次のように述べておるのであります。日本は米国の勧告に従つて国民政府……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 参議院本会議 第19号(1953/01/31、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 私は日本社会党第四控室を代表しまして、政府の施策に対して質問をいたしたいと存じます。  先ず第一にお尋ねしたいことは国際情勢に関する問題でございますが、御承知のように私は皆さんの御推薦を受けて第七回ユネスコ総会に出席し、パリに約四十日間滞在いたしました。その間各界の人々からヨーロツパにおける政情に関していろいろ見聞したのでございますが、朝鮮動乱が起りました当時の最高潮の不安状態に比べますと、戦争の危機が幾分遠のいたという安心感を抱いているように見受けられました。その結果、アメリカの反対にかかわらず、英国やフランスの軍備拡張計画が緩慢となり、削減の方向を辿つていることは、皆さんも御……

金子洋文[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

金子洋文[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 外務委員会 第4号(1950/07/29、2期、日本社会党)

○金子洋文君 吉田総理の施政演説で、全面講和と中立を唱えた人々を空念仏だ、こういうふうに揶揄された。私の考えでは單独平和に傾いておる人々の議論はどうも平和の山を見失つて、鹿を追つておる愚鈍な猟師の行為とよく似ておるような感じがする。社会党の全面講和を笑つておりもしたが、どうもよく分つていないような気持がするのです。我々としては飽くまで中和の山を見失つてはならない。日本を戰場化したくない、こういう考えから、これが一点、もう一つは講和によつて経済の自立を確保したい。この二点だと思います。我々の主張する点は……。で、衆議員の彌次においては、それじや君らはどつちに行くのだ、すぐアメリカかに付くのか、ロ……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 図書館運営委員会 第1号(1950/11/24、2期、日本社会党)

○金子洋文君 給与改善に必要な経費、その項目ですね、具体的にどういう経費が必要なのか……。
【次の発言】 必要な経費というのは私にはわからんのです。月給を上げる、給与を上げるためにどういう必要な経費が要るか。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて頂きたいと思います。
【次の発言】 私としましては、年末手当はやはり一ケ月を与えるべきであり又、給与改善の点については、人事院の勧告通りすべきものと思うのです。この点、これらの要求に対しては、甚だ不満でありますが、これが審議が遅れた場合に、職員諸君に手当並びに給与が遅れて渡る、遅れて渡る結果、職員が迷惑するということがあり得るかどうか。その点お尋ねしたい……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 運輸委員会 第27号(1951/05/30、2期、日本社会党)

○金子洋文君 金子でございます、どうぞよろしくお願いいたします。

第10回国会 外務委員会 第4号(1951/02/07、2期、日本社会党)

○金子洋君 さつて百三十何名か内地から帰つたというお話がありましたが、混血兒は英米人と小笠原島人との混血兒であるかどうか。どういう関係で英米人が小笠原島に渡つたものか。この英米人の経済的な理由が……その問題、それをちよつと……。
【次の発言】 その帰つた人たちの現在の動静はわかりませんですか。何をやつているか……。
【次の発言】 先ほどのお話では経済は日本に大体依存しておるというので、内地から行く品物ですな。文化面のものと、産業面のものと、或いは小笠原の今までの文化施設というものを概略お話願いたいのですが……。
【次の発言】 もう一つ、生活水準は内地と比べてどういう比率になるのですか、豊かです……

第10回国会 外務委員会 第8号(1951/03/14、2期、日本社会党)

○金子洋文君 一年の制限が一万六千一頭とかおつしやいましたが、大体どのくらいの鯨の数量が予想されるのですか。そこに数字があるから一万六千頭という制限が出て、来るのですね。世界の遊泳しておる鯨が大体どのくらいあるか。この数字が出て来なければ、一万六千頭というものは制限するのがおかしくないのですか。それはおわかりでございませんでしようか。
【次の発言】 そうすると現在日本ではどのくらい一年で捕獲するのですか。
【次の発言】 千三百……そうするとそれをほかの国と比較するとどういうことになるのでしようか。
【次の発言】 船団が大体二船団とおつしやつたようですが、この数の他国との比較はどうでしようか。

第10回国会 外務委員会 第11号(1951/05/16、2期、日本社会党)

○金子洋文君 この間、一昨日の合同委員会にもいろいろ本質的な問題で質疑応答があつたのですが、私の理解している点では、このユネスコというものは国際連合と表裏一体になつているというふうに思つているのですが、その点はどうでございますか。そうして表裏一体となつていて、而も教育、科学、文化を通じて平和と安全に貢献する、こういうふうに理解しているのですが、その点どうですか。
【次の発言】 そうなりますと、この間の朝鮮問題にユネスコが幾らかの金を出したということも私はまあ肯定されるのじやないかと考えるのですが、従つて或る場合、大きな意味でやはり政治的な働きもユネスコはするだろう、平和の問題に対して政治的な動……

第10回国会 外務委員会 第12号(1951/05/18、2期、日本社会党)

○金子洋文君 領土の問題については、外務大臣がしばしばポツダム宣言を守らなければならんと申されておりますが、これはその通りと思いますが、ポツダム宣言によると、「日本国ノ主権ハ、本州、北海道、九州及四国並ニ吾等ノ決定スル諸小島二局限」される、こう規定してございますが、若しソ連や中共、中共は別として、ソ連が講和に参加しない場合は、我々の決定は決定されないことになるのじやないか、そういう決定されない決定を受諾する自由の選択が日本にあるのではないか、かように考えますが、この点外務大臣の所見を伺いたいというのが一点。第二点は、これは新聞の伝えるところでありますが、米国の対日講和の條約の草案中に、領土に関……

第10回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号(1951/06/01、2期、日本社会党)

○金子洋文君 社会党の試案は、これは目下検討中でございまして、確定的なものでないということを一応皆さんに御承認して頂きたい。


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第閉会後1号(1951/10/09、2期、日本社会党)

○金子洋文君 今のに関連して……、この間の会はですね、中間報告を聞くということで、承認するとか、しないとかの問題ではございません。その点あなたの今の御報告は間違つております。訂正して頂きたい。
【次の発言】 全然、ございません。

第11回国会 図書館運営委員会 第閉会後1号(1951/09/27、2期、日本社会党)

○金子洋文君 ドイツ大使館の跡の敷地ですね。これは今外務省ですか。
【次の発言】 ドイツ大使館の敷地を大蔵省から只で、無償で譲り受けるわけですか、それとも譲り受けるとなると金を出すのですか。それから出すとなればこの一億幾らの予算に入つておるのか、どうですか。
【次の発言】 この図書館の建物を早く建てるということはアメリカの使節のかたがたの御意見でもあるし、又それを建てなければ今館長が言つたようにいろいろな支障を来たすわけです。この際館長の御希望は当然であると思いますので、私は委員の一人として極力これを支持して、同時に図書館のほうにおいても十分これに努力をして行つてもらいたいということを希望いた……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第10号(1951/11/05、2期、日本社会党)

○金子洋文君 第一章の(b)の條文ですが、この中に、「日本国民の完全な主権を承認する。」この完全な主権ということは、完全な独立を意味するものかどうかということを、先ずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 若しこの完全な主権ということが、完全な独立とまあ解し得るとするならば、條約の第六條の(a)項の「但し、この規定は、一又は二以上の連合国を一方とし、日本国を他方として双方の間に締結された若しくは締結される二国間若しくは多数国間の協定に基く、又はその結果としての外国軍隊の日本国領域における駐とん又は駐留を妨げるものではない。」この條約と矛盾すると思うのです。なぜ矛盾するかというと、外国の軍隊が駐……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第12号(1951/11/07、2期、日本社会党)

○金子洋文君 私の質問もやはり第三條が一番問題になるのです。
【次の発言】 三章もありますが、三條も簡単に申上げますが、大抵羽仁委員から申されましたので、簡単に不明瞭な点をお尋ねいたします。結局、この三條というものは、いろいろ政府委員のかたがたが弁明なさいますけれども、これは非常に屈辱的なものです。でありますから、前文で如何に立派に対等な権利とか、何であるとか謳つておつても、こういう條約が出て来たのでは、前文はまるで自殺をしておると思います。さつき羽仁君も申しましたように、若しも総理大臣がおつしやるように、この三條の信託統治は、中共から或いは侵入されるような心配がある、であるからそのことについ……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第20号(1951/11/16、2期、日本社会党)

○金子洋文君 外務大臣は講和会議から帰つて来られて、再軍備はしないということを御発表になりました。併しこの外務大臣の声明の如何にかかわらず、この両條約には再軍備という私は玉手箱が隠されておると思う。それを国民から見破られては困るので、そこでしばしば再軍備はしないということを声明される、いわゆる目つぶしをかけている、かように考えられるのであります。然らばその玉手箱が、再軍備という玉手箱がどこに隠されておるかというと、これは両條約の不可分の関係あろうところの第六條の(a)項であり、即ち日米安全保障條約に私は隠されておると思うのです。講和会議におけるトルーマン大統領の演説もそうでありましたが、アメリ……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 外務委員会 第12号(1952/03/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 岡崎さん、あなたは鉄のカーテンでわからないとおつしやいますが、世界中の国が行くのですよ、世界中が調査に名を籍りて、鉄のカーテンはわからないというと、これは問題になりませんよ。私はやつばり結局あなたたちは苦しい御答弁をなさるのは政治的考慮の結果だと思うが、政治的考慮になるとこれはおのおの皆違います。行つていいという人、行つていけないという考え方とあると思うのです。ところで昨日教員組合のかたがた三名と私と厚生委員長の梅津君と外務省をお訪ねして、井口次官に会いました。そうすると、井口さんの御意見はやはり政治的な見解で、今行つてもらつては困る時期である。時間の問題である。先に行けば或いは……

第13回国会 外務委員会 第38号(1952/06/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 そうしますと、関東軍の最高将官の人々がソ連に抑留されておるわけですね。これも戦犯者じやなくて抑留者として見るということになりますか。例えば山田乙三氏のようなかたが抑留されておるのでありますが、それはどういうことになりますか。
【次の発言】 その件でございますが、実はユネスコ国際音楽評議会、IMCの会長のローラン・マニユエルというかたから徳川頼貞氏に次のような書簡が参つておるわけであります。それを先ず読み上げます。拝啓国際音楽評議会は、一九五一年七月十七日――二十日、巴里で開催の第二回総会に於て、徳川頼貞侯を其の日本に於ける代表と指名致しました。国際音楽評議会の規約に依れば、此の指……

第13回国会 外務委員会 第39号(1952/06/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 只今のお話に関連しているのですが、やはり委員会の運営としては総括質問をして、それが終えてから逐条審議に入つたほうがうまく行くと思うのですがな。
【次の発言】 そうです。

第13回国会 外務委員会 第40号(1952/06/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 議事進行について。今日は総理大臣がお見えになつていないですが、次の機会に必ず出席するのかどうか、それを確めたいのですが、それによつて質問の仕方があると思います。
【次の発言】 それでは二、三の点について岡崎外務大臣にお答え願いたいと思いますが、カイロ宣言及びポツダム宣言発表当時の中国は、現在台湾に亡命しておる国民政府が代表しておつたと思うのでありますが、中国を落ちのびて台湾に亡命しておる現在の国民政府は果してその中国を代表するものかどうかということがさまざまの点で疑問があるわけなんです。吉田書簡によると、国民政府が国際連合において中国を代表して議席を持つておると、それから発言権や……

第13回国会 外務委員会 第41号(1952/06/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 この條約では四つの魚類が規定されておるのでありますが、これはにしん、さけ、ますそれ以外にこの北太平洋でとれる魚類それから今まで日本がとつておつた実績をお知らせ願いたいのです。
【次の発言】 それはこの條約内で幾らででもとれるわけですね。
【次の発言】 北太平洋まで進出して利潤の点はどうでございます。
【次の発言】 私の聞いているところでは四月は二日間未拂い、五月は少しも貰つていない、それから夏期と年末手当が残つておる。これらのことは今大臣のお話のように解決されたのですか。
【次の発言】 労務者諸君の要望は米軍なみにして貰いたいという要望を聞かされましたが、斡旋によつてはその程度ま……

第13回国会 外務委員会 第45号(1952/06/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 私は日本社会党第四控室を代表しまして本条約に反対の意を表明いたします。  以下簡単に反対の理由を申上げますが、この条約問題が話題に上つたのはサンフランシスコ講和会議の前後と記憶しておりますが、六月上旬ダレスが渡英しまして共同のコミユニケが発表されました。それによると日本は二つの中国政権のうちその欲する政権を選んでこれと講和条約を調印することが許されるということでありました。この共同のコミユニケに対して吉田首相は中国の選択は連合国が決定すると、かように巧妙に逃げながら答えているのであります。この応酬に対して世界の各国からいろいろ批判があつたのでありますが、最も賢明と思われた批判は、……

第13回国会 図書館運営委員会 第1号(1952/01/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 今館長から図書館建築費の縮小に対して、それに対し何とか努力している、こうおつしやいましたが、やはり今羽仁君も言つたように、一応何年計画というようなものを立てて、それでやはりこの点を強引に鬪つて行くことが非常に大事だと思うのです。特にこういうふうに再軍備はしないしないと言つて、実際はそれに莫大な金を使つて再軍備をしている。文化の国として象徴的な図書館に計画性がないなどということは最も恥ずべきことだと思うのです。そこでこの図書館に対する何年計画というものをお持ちであるならば聞かして頂きたいことと、その計画がどのくらいの予算を以て、年度割にして実現可能であるか、そうしてそれに対してどう……

第13回国会 図書館運営委員会 第2号(1952/02/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 この整理される用人、主事補、これは組合か何かあるのですか。
【次の発言】 その整理に対して組合から何か館長のほうへ意見か何か出ているのでございますか。
【次の発言】 いや、問題は減つて殖えているのですね。要するに減つて殖えているについて今館長のお話があつてよく図書館の特殊性がわかりますが、併しそういう場合に配置転換が一つもここでは行われていない感じがするのですね。例えば具体的に言うと、主事補が主事に配置転換されることによつて一人なら一人減るのが補えるとか、そういうことがここには行われていないようですが、例えば主事が殖えているという面は、本館はマイナス一名、上野は八名になつているの……

第13回国会 図書館運営委員会 第3号(1952/03/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 この前の委員会で、私は本案に対して賛否の意見は保留しておきました。大体余り好ましくないという意見を述べて保留しておきました。それは一応党の国会対策のほうへ諮らなければなりませんので、持ち帰つて本案を委員会に諮りましたところが、今羽仁君が申したように、国会図書館というものは今後発展しなければならないのにかかわらず、そういう人員整理があるということは甚だ遺憾である。併しこの次からはそういうことがないということを條件として賛成してもよかろうと、こういう委員会の許しを得ましたので、條件を附して賛成いたします。

第13回国会 図書館運営委員会 第4号(1952/06/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 この決議には我々も賛成でありますが、委員会で決議を上程したほうが効果的であるのではないか。各党の一致した意見で各党から連名で決議文を国会に出すというほうが強いのではないかというふうに考えます。併し決議をするということに対しては非常に賛成であります。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 只今の徳川委員の御説に賛同します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 図書館運営委員会 第5号(1953/02/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 大体異議ございませんが、直ちにというお言葉の説明がありましたが、直ちに使わない寄附があつたときはどうなりますか。
【次の発言】 建築費の問題ですが、一億円計上されたことは甚だ少いが、まあとにかくそれたけ得たことは大変結構なことだと思います。どういうふうに今年それが使われるのかちよつと今の御説明ではわかりかねるのですが、建築を大きく予定しておいて、そうして一部分を今年ぼつぼつ作つて行くのか、最初大きく或る程度計画を立てて基礎だけをやろうとか何とか、要するに一億使うとどういう形のものがここに眼前に現われて来るのかということですね。


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 外務・労働連合委員会 第1号(1951/11/10、2期、日本社会党)

○金子洋文君 只今御説明になりました中に、ジユネーヴで開催された第三十四回の労働総会の直前に至り、漸くこの総会への加盟申請書を提出し得る見通しがつきました。同月二十一日に賛成投票百十七、反対投票十一を以ちまして総会の承認を得ることができました。反対投票十一というのはどういう国々で、どういう理由ですか。それをお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 その理由を聞いておるのです。


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 外務・水産連合委員会 第2号(1952/06/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 これは素人らしいことを聞いて間違つておるかも知れませんですが、さつき外務大臣の話だとこの北太平洋領域で、特定の今の領域、今まで日本は少しもとつていないということをおつしやいました。そうでないのですか。
【次の発言】 実績がないというとその条文によつて今後一匹もとれないということになるのじやないですか。
【次の発言】 そうしますと五年先でなきや一匹も魚がとれない、とれないのに対して協力しなければならないということになるのですか。

第13回国会 外務・法務連合委員会 第6号(1952/07/31、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 会つた方々は、これを年齢的に言うと三十前後の人が大体六、七割か八割を占めておつたようであります。そして六十前後の人は二人か、あと五十前後の人が四、五人、大体まあ若い人が多数であるわけです。そこで我々冷静なこの外にいる人間からしますと、やや心理的に病的というと言葉が強いが、ややそういう興奮状態、或いはやり切れない焦燥の状態、そういう心理的なものを各自お持ちのようであります。聞きますと無理もないことで、長い人に至つては二十二年六ケ月もまだ家を離れて帰れない状態にある。平均十年近くと言つておりました。そこでまあじりじりするのは無理もないことで、一日千秋の思いで講和条約の締結を待ち望み、……

第13回国会 文部・外務連合委員会 第2号(1952/04/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 この前の委員会で本案ができるまでの準備会のいろいろ討議された諸問題について文書を出してもらうように頼んでおいたのですが、出ておりますか。
【次の発言】 ああそうですか。そこでお尋ねしたいのですが、国内委員会を作る前にボデーユネスコ事務局長ですが、ボデー氏から要望書がでておるわけであります。それにいろいろ各種の事項が記載されておりますが、例えば委員に入つてもらいたい諸団体の中には、日本国際連合協会日本ロータリー・クラブ、日本赤十字社、日本商工会議所、全国PTA、YMCA、YWCA、それらのものが大体出ております。これらの要望されておる各種団体が入つておるかどうかという問題ですね、こ……

第13回国会 文部・外務連合委員会 第3号(1952/05/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 今須磨さんから国連とユネスコの関係のお話があつて、ユネスコをその関連において一つのしつかりした組織に持つて行つてもらいたいという御希望ですが、それと所管の関係はどういうふうなものでございましようか。
【次の発言】 それからセクシヨナリズムの問題が出て、我々が一番心配しておるのは、それと関連した官僚化、官僚的支配になつてはいけない。それから民間の運動を重んずることは当然ですが、今まで地方に廻つていろいろ聞いた点で、よい面と悪い面両方ありますが、悪い面ではややユネスコ屋が少し跋巵するきらいがある。これが痛感される。これはやはり防がなければならない。そこでそれと関連して選任の問題です。……



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データ更新日:2022/12/18

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