国会議員白書トップ参議院議員金子洋文>委員会発言一覧(全期間)

金子洋文 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

金子洋文[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは金子洋文参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。金子洋文参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 図書館運営委員会 第4号(1947/10/03、1期、日本社会党)

○金子洋文君 社会党では掲示されております。
【次の発言】 結構だと思いますね。
【次の発言】 それでは附帶希望として申上げたいのですが、休会中は從來の慣習だと官報が議員に配付されておつたということを聞いておりますが、休会中官報は是非議員に配付して貰うよう図書館の委員の方に希望して貰いたいと、委員長の方に希望して貰いたいということを傳えられております。それはどうでしようか、やはり從來の休会中は官報は配られてなかつたのですか。
【次の発言】 この前から懸案になつておりましたが、その來朝の方々に話を聞くことは当然でありますが、それをもつと具体的に理解を深めるために写眞があるということを聞いて、まだ……

第1回国会 文化委員会 第3号(1947/08/26、1期、日本社会党)

○金子洋文君 文部省の方にお聽きしたいのは、さつき委員長から誰でも書ける、誰でも讀めるという示標方向が云われましたが、私は芝居を書いておりますが、芝居というものは殆ど言葉であります。その示標方向がはつきり決まらなければ、研究所を拵えても國民が迷惑をするばかりだと思います。例えばこれはいろいろ議論があるでしようが、この問題の漢字制限でも、假名づかいを直したものでも滅茶苦茶、それを守つてやる人と、僕らみたいに守らないで書いておる人間と、守らないで書く人間が惡いのかどうか、これも問題ですが、とても守つておられないから守らないで書いておる。例えば「お」ということになると、どうしても書けない。「お」一つ……

第1回国会 文化委員会 第4号(1947/09/23、1期、日本社会党)

○金子洋文君 大體大臣の申されたことに賛成でありますが、ただ、いかにしてこの研究所に國民の全般の考えが反映するかということが非常に大事だと思う。その政治的措置を誤まると、樣々な混亂、例えば現代かなづかいの好い惡いは別として、現實に見える混亂、そういうものが起つて來る虞れがある。從つてそういう專門家、或いは民間の人々が進まつて委員會を作るということは當然であると思うが、その委員會に國民全般の考え方が反映するというふうに是非持つて行きたい。こういうことを希望したい。更にこれはその後の問題になりますけれども、決まつたことを國民に押しつけるようなことなく、その決まつたことに國民全體が、討議に參加する。……

第1回国会 文化委員会 第6号(1947/10/14、1期、日本社会党)

○金子洋文君 ちよつと質問がありますが、只今の政府委員の方から、協会に配給したといいますか、協会が商工省の方から貰つておる物資についていろいろありましたが、その物資がどういうふうに今まで活用されておつたのか。我々の家庭ではまだそういうお蔭は受けたことはないが、それはどういうふうに民間に活用されておるか、一つお話願いたい。
【次の発言】 お宅の方の協会で、配給された物資を、かくかくかように使つたというふうな報告的の書類ができておりますか。
【次の発言】 それは是非委員会に頂きたいと思います。
【次の発言】 後で頂きます。

第1回国会 文化委員会 第9号(1947/12/01、1期、日本社会党)【議会役職】

○理事(金子洋文君) それでは只今から文化委員会を開きます。初めにこの前議題となりましたローマ字つづりに関する請願及び陳情に対して質疑を続行いたしたいと存じます。それについて各委員の御意見を一通り申上げて森戸文部大臣の御意見をお聽きしたいと思います。
【次の発言】 來馬君にちよつと申上げますが速記がすぐ帰らなければいけないそうですから、大臣の答弁を是非速記に残したいと思いますので、簡單に……。
【次の発言】 速記記がもう十分ということでありますので、大臣の御答弁が載らないということになりますので、恐れ入りますが……。
【次の発言】 速記を止めて。    午後二時七分速記中止

第2回国会 図書館運営委員会 第5号(1948/03/26、1期、日本社会党)

○金子洋文君 圖書館の機能の點から考えますと、專門調査員というものの役割は非常に重大だと思うのです。であるから三の司書との比重をどういうふうに考えるべきか。司書という言葉が圖書館に使われているかどうか知りませんが、一般に通じない言葉ですね。我々小説や芝居を書いておるけれども、司書という言葉は使つたことがない、書いてもわからない。こういう言葉を使つてよいかどうかということが一つの疑問です。  それから議員にサービスする圖書館として、この司書が專門調査員の上に行くものかどうかという一つの疑問が起るのですがね。それは如何なものでしようか。

第2回国会 文化委員会 第2号(1948/02/06、1期、日本社会党)

○金子洋文君 原則的には贊成です。
【次の発言】 大體高田委員の御意見に同感しますが、同時に、定める場合には、世界暦は大體豫想されておりますから、その日を豫想して、日曜日がダブツていいのか、或いはダブらないで、一應離れて決めて行くのか、その點くらいの考慮はあつてもいいんじやないかと思います。
【次の発言】 中華民國のお話がありましたけれども、これはやはり東洋ということでなく、世界という觀點からやる方がいいと思います。

第2回国会 文化委員会 第5号(1948/04/26、1期、日本社会党)

○金子洋文君 ちよつと発言があります。兒童に祝祭日を與えて欲しいという請願でありますが、これは後で決まりますについても、一度賛成意見を述べて置きたいと思うのでありますが、子供は元來天使といわれておりますが環境によつては不良兒になることはすでに皆さんも御承知の通りであります。子供と子供の関係、子供と大人の関係、即ち社会的な関係から良くも悪くもなる。その社会的環境が現在どうあるかというと、子供にとつては暗夜の断崖に等しい状態にあるのじやないかと思います。そういう危ない状態にある子供を救うためにも、是非この際兒童の祝祭日を設置して貰いたい。そういう趣旨から日本兒童文化普及会が四月十一日日曜数寄屋橋の……

第2回国会 文化委員会 第6号(1948/06/14、1期、日本社会党)

○金子洋文君 只今各委員から申上げられたそれぞれの御意見は、十分理由があることとして、いずれも私は贊成でありますが、問題はそういう一つ一つの檢討から離れて、政治的な面で以て考慮しなければならん段階に來ておるだらうと思うのです。  それで參、衆それぞれ別個に祝祭日の案を出すということは勿論或る場合は必要でございますが、參議院文化委員會がこれまで非常な檢討をし、長い時間を掛けて辛抱をして來た所以のものは、この問題が國民の思想、感情に大きな影響を與えるからして、できるならば參、衆兩院一つになつた案を以て臨みたい、こういう苦衷が今日まで延引したことと思います。從つて兩院文化委員會の私案が非常に違つてお……

第2回国会 文化委員会 第7号(1948/06/18、1期、日本社会党)

○金子洋文君 この法律は、從來の古い憲法に代る新憲法に則つて、それにふさわしい祝祭日を設定する、これが、我々がこの日を設定する基準の第一に挙げておるのでありますが、その他基準として民族的な風習並びに世論を尊重する、國民全体に文化的意義がある日を選ぶ、その他沢山六つ、七つの基準が挙げられて、その観点から選んで來たのでありますが、そうしますと、從來の祝祭日というふうな文字が全然使われない方が、新憲法の精神その他の挙げた基準にふさわしいと考えますのと、もう一つは、成る程文字で見る場合には、「國民の日」と、「國民の祝日」を二つ並べて考えますと、國民の祝日の方が一見大衆的に分る、而もそれが從來の祝祭日と……

第2回国会 文化委員会 第8号(1948/06/22、1期、日本社会党)

○金子洋文君 先程委員長からもお話しがありましたように、研究審議中、各委員からも、從來の祝祭日とは違つてそれぞれの祝祭日にふさわしい行事を盛んにやるようにしたいと思うことは、これは委員各位の一致した御意見であつたように思います。從來の祝祭日では特に十一月三日の明治節あたりは、文部省が主催でありますか、体育を盛んにやりましたが、現在いろいろ経済上困つている段階でも、元日あたりになりますと、まあいくらか酒や糯米を民間に配りまして、配給する、その結果相当の予算がなければ活溌な行事ができないのではないかと考えられます。勿論こういう苦しい経済の状態ですから、行事も緩急があり、軽重があつたと思いますが、で……

第2回国会 文化委員会 第9号(1948/06/29、1期、日本社会党)

○金子洋文君 勲章に対する從來の我々の考え方は、大体重んじてなかつた。むしろ僕らは、偉い軍人や大臣が死んで行くときに、寫眞が出るのを見て、重い荷物を持つて死んで行くのかという印象を、特に偉い人程印象付けられておりまするが、第一條の第二項で勲章を五級に分けておりますが、どうも從來の勲章の観念からすると、総理大臣と大臣という人に一級の勲章が行くような感じがするのでありますが、そういうことはそれを定める人によつて決まつて來ると思いますが、やはり結局官僚的に流れる虞れがあるのではないかという杞憂を懷くのでありますが、その点を一つ……

第3回国会 外務委員会 第1号(1948/10/15、1期、日本社会党)

○金子洋文君 互選は成規の手続を省略して、その指名を委員長に一任するの動議を提出いたします。

第3回国会 図書館運営委員会 第1号(1948/10/15、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(金子洋文君) それでは只今から図書館運営委員会を開きます。開会に先立つて簡單に御挨拶申上げたいと思います。今回図らずしも皆さんの御推挙によつて委員長に選ばれましたことは大変光栄に存ずる次第でありますが、不肖顧みて内心忸怩たるものがありますが、心強いことは、前の名委員長である羽仁五郎君が委員に選ばれておること、それからその外の図書館に非常に関心を持つておる委員の方々が残られておること。次には文化委員会で非常にお馴染深い和氣靄々と、友好的に議事を進めて來た方々が参加しておること、次に文化に理解の深い方方が新たに委員に御参加下さいましたことは大変心強いことでありまして、どうぞ皆樣の御指導と……

第4回国会 法務委員会 第2号(1948/12/08、1期、日本社会党)

○委員外議員(金子洋文君) 改正法律案中の図書館に関係する部分でありますが、この「最高裁判所に裁判所図書館を置く。」次に、「最高裁判所は、裁判所図書館の支部を設けることができる。」こう規定してあるのでありますが、これが國会國立図書館法と対立する疑義があるのであります。同時に國会図書館法を定めた基本的趣旨が無視される憂がある。といわけは、この國会図書館法の「第七章行政及び司法の各部門への奉仕」、この第二十條に「館長が」、館長というのは、國立國会図書館の館長です、「館長が最初に任命された後六箇月以上外に行政及び司法の各部門に現存するすべての図書館は、本章の規定による國立國会図書館支部図書館となる。……

第5回国会 図書館運営委員会 第2号(1949/04/22、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(金子洋文君) では只今から委員会を開会いたします。本日の議案は、國立國会図書館法の一部を改正する法律案でありますが、これは委員会において、國立國会図書館の立法考査局に依頼しまして、立案したものを提出する運びに至つたものでありますが、法律案に対して図書館当局がどういうお考えを持つておられますか一應お伺いしたいと思います。
【次の発言】 只今の館長の御説明に対して御質問ございませんでしようか。
【次の発言】 外にございませんですか。そうしますと一つ私からお尋ねしたいのですが、実費で費用を支拂つて、大体六割五分か七割ぐらいと思いますが、もつと、もつとするかも知れないが六割ぐらいになりましよ……

第5回国会 図書館運営委員会 第3号(1949/05/13、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(金子洋文君) では只今から委員会を開きます。本日審議願いますのは國立國会図書館法の一部を改正する法律案であります。
【次の発言】 只今の動議に御異議ございませんですか。
【次の発言】 異議なきものと認めます。本案の採決をいたします。國立國会図書館法の一部を改正する法律案を原案通り可決することに賛成の方の御起立を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。よつて本案は原案通り可決すべきものと決定いたしました。尚本会議における委員長の報告は委員長に御一任願います。
【次の発言】 それではさよういたします。多数意見者の御署名をお願いいたします。   多数意見者署名      小林 勝馬 ……

第5回国会 懲罰委員会 閉会後第5号(1949/10/24、1期、日本社会党)

○委員外議員(金子洋文君) いろいろ皆さんに御迷惑やら御心配をかけまして誠に恐縮であります。懲罰委員会の会議録を一通り拜見いたしまして、それで二、三申上げて御理解を願いたい、こういう考えで二、三申上げたいと思います。でありますから、本会議で申上げたこととは重複いたしません。  第一は、証人の方々の調べにおいて、私が壇上で何を言つたか、松嶋副議長に何を言つたか、どなたも分つていないようであります。これはあの騒ぎでありますから、御本人の松嶋副議長さえ分らないのでありますから、外の方が分らないのはこれは当然だと思います。私が何を申したかというと、大体議長がいるのに、副議長が議長席に著くのは違法ではな……

第7回国会 外務委員会 第2号(1950/02/13、1期、日本社会党)

○金子洋文君 講和問題につきましては、臨時国会から引続いて論議が交されておりますが、当委員会がこれまでこの問題を取上げなかつた理由は、国の興廃と運命に係わる重大な問題でありますから、政争の具に供してはならないし、又スタンドプレイを演じて自分を固持するようなことがあつてはならないと考えまして、委員長を始め各委員が暗黙のうちに自重した結果であろうと思います。そういう点からこれまでの論議を検討しますと、我々素人から考えても未熟なものや軽率なものがあつたようであります。首相の答弁の中にも、あとで取消すような不手際なこともあつて、遺憾の点が多々あつたと思います。特にこれらの論議を通じて、私が最も遺憾に思……

第7回国会 図書館運営委員会 第1号(1949/12/19、1期、日本社会党)

○金子洋文君 昨年と比べると大体三割強の増額になつているようでありますが、我々が希望する図書館の発展の観点から考えると、この要求した額は甚だ少いとこう考えるのでありますが、最初お聽きしたときには大体六、七億を要求するように聞いておつたのでありますが、その点どうなのでございますか。
【次の発言】 その結果どういう面に一番大きな打撃を受けておるか。それからもう一つは、それだけ莫大の減額をされていると、購入する書籍にも相当影響を来していると思いますが、どのくらい書籍を買う予定であり、減らされた結果どのくらいの価格の書籍を買うことになりますか。

第7回国会 図書館運営委員会 第4号(1950/04/19、1期、日本社会党)

○金子洋文君 書類の十四にあります「国際的交換により受理した資料」ですね、沢山の本が挙げてありますが、これは交換によるものですか。寄贈によるものですか。
【次の発言】 こういう各大学との繋りはどういうふうな工合でできたものですかね。
【次の発言】 アメリカに次いでフランスが大変多いようですが、それはどういう事情によるものか。それからイギリスは一つもないようです。一册もないようですが、これはどういう事情によるものか。第三は東洋における国との交換がなされていないようですが、その点どういう……
【次の発言】 次にお尋ねしたいのは、調査及び立法考査局の考査件数のことですが、百十一件になつておりますね。……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 外務委員会 第4号(1950/07/29、2期、日本社会党)

○金子洋文君 吉田総理の施政演説で、全面講和と中立を唱えた人々を空念仏だ、こういうふうに揶揄された。私の考えでは單独平和に傾いておる人々の議論はどうも平和の山を見失つて、鹿を追つておる愚鈍な猟師の行為とよく似ておるような感じがする。社会党の全面講和を笑つておりもしたが、どうもよく分つていないような気持がするのです。我々としては飽くまで中和の山を見失つてはならない。日本を戰場化したくない、こういう考えから、これが一点、もう一つは講和によつて経済の自立を確保したい。この二点だと思います。我々の主張する点は……。で、衆議員の彌次においては、それじや君らはどつちに行くのだ、すぐアメリカかに付くのか、ロ……

第9回国会 図書館運営委員会 第1号(1950/11/24、2期、日本社会党)

○金子洋文君 給与改善に必要な経費、その項目ですね、具体的にどういう経費が必要なのか……。
【次の発言】 必要な経費というのは私にはわからんのです。月給を上げる、給与を上げるためにどういう必要な経費が要るか。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて頂きたいと思います。
【次の発言】 私としましては、年末手当はやはり一ケ月を与えるべきであり又、給与改善の点については、人事院の勧告通りすべきものと思うのです。この点、これらの要求に対しては、甚だ不満でありますが、これが審議が遅れた場合に、職員諸君に手当並びに給与が遅れて渡る、遅れて渡る結果、職員が迷惑するということがあり得るかどうか。その点お尋ねしたい……

第10回国会 運輸委員会 第27号(1951/05/30、2期、日本社会党)

○金子洋文君 金子でございます、どうぞよろしくお願いいたします。

第10回国会 外務委員会 第4号(1951/02/07、2期、日本社会党)

○金子洋君 さつて百三十何名か内地から帰つたというお話がありましたが、混血兒は英米人と小笠原島人との混血兒であるかどうか。どういう関係で英米人が小笠原島に渡つたものか。この英米人の経済的な理由が……その問題、それをちよつと……。
【次の発言】 その帰つた人たちの現在の動静はわかりませんですか。何をやつているか……。
【次の発言】 先ほどのお話では経済は日本に大体依存しておるというので、内地から行く品物ですな。文化面のものと、産業面のものと、或いは小笠原の今までの文化施設というものを概略お話願いたいのですが……。
【次の発言】 もう一つ、生活水準は内地と比べてどういう比率になるのですか、豊かです……

第10回国会 外務委員会 第8号(1951/03/14、2期、日本社会党)

○金子洋文君 一年の制限が一万六千一頭とかおつしやいましたが、大体どのくらいの鯨の数量が予想されるのですか。そこに数字があるから一万六千頭という制限が出て、来るのですね。世界の遊泳しておる鯨が大体どのくらいあるか。この数字が出て来なければ、一万六千頭というものは制限するのがおかしくないのですか。それはおわかりでございませんでしようか。
【次の発言】 そうすると現在日本ではどのくらい一年で捕獲するのですか。
【次の発言】 千三百……そうするとそれをほかの国と比較するとどういうことになるのでしようか。
【次の発言】 船団が大体二船団とおつしやつたようですが、この数の他国との比較はどうでしようか。

第10回国会 外務委員会 第11号(1951/05/16、2期、日本社会党)

○金子洋文君 この間、一昨日の合同委員会にもいろいろ本質的な問題で質疑応答があつたのですが、私の理解している点では、このユネスコというものは国際連合と表裏一体になつているというふうに思つているのですが、その点はどうでございますか。そうして表裏一体となつていて、而も教育、科学、文化を通じて平和と安全に貢献する、こういうふうに理解しているのですが、その点どうですか。
【次の発言】 そうなりますと、この間の朝鮮問題にユネスコが幾らかの金を出したということも私はまあ肯定されるのじやないかと考えるのですが、従つて或る場合、大きな意味でやはり政治的な働きもユネスコはするだろう、平和の問題に対して政治的な動……

第10回国会 外務委員会 第12号(1951/05/18、2期、日本社会党)

○金子洋文君 領土の問題については、外務大臣がしばしばポツダム宣言を守らなければならんと申されておりますが、これはその通りと思いますが、ポツダム宣言によると、「日本国ノ主権ハ、本州、北海道、九州及四国並ニ吾等ノ決定スル諸小島二局限」される、こう規定してございますが、若しソ連や中共、中共は別として、ソ連が講和に参加しない場合は、我々の決定は決定されないことになるのじやないか、そういう決定されない決定を受諾する自由の選択が日本にあるのではないか、かように考えますが、この点外務大臣の所見を伺いたいというのが一点。第二点は、これは新聞の伝えるところでありますが、米国の対日講和の條約の草案中に、領土に関……

第10回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号(1951/06/01、2期、日本社会党)

○金子洋文君 社会党の試案は、これは目下検討中でございまして、確定的なものでないということを一応皆さんに御承認して頂きたい。

第11回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第1号(1951/10/09、2期、日本社会党)

○金子洋文君 今のに関連して……、この間の会はですね、中間報告を聞くということで、承認するとか、しないとかの問題ではございません。その点あなたの今の御報告は間違つております。訂正して頂きたい。
【次の発言】 全然、ございません。

第11回国会 図書館運営委員会 閉会後第1号(1951/09/27、2期、日本社会党)

○金子洋文君 ドイツ大使館の跡の敷地ですね。これは今外務省ですか。
【次の発言】 ドイツ大使館の敷地を大蔵省から只で、無償で譲り受けるわけですか、それとも譲り受けるとなると金を出すのですか。それから出すとなればこの一億幾らの予算に入つておるのか、どうですか。
【次の発言】 この図書館の建物を早く建てるということはアメリカの使節のかたがたの御意見でもあるし、又それを建てなければ今館長が言つたようにいろいろな支障を来たすわけです。この際館長の御希望は当然であると思いますので、私は委員の一人として極力これを支持して、同時に図書館のほうにおいても十分これに努力をして行つてもらいたいということを希望いた……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第10号(1951/11/05、2期、日本社会党)

○金子洋文君 第一章の(b)の條文ですが、この中に、「日本国民の完全な主権を承認する。」この完全な主権ということは、完全な独立を意味するものかどうかということを、先ずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 若しこの完全な主権ということが、完全な独立とまあ解し得るとするならば、條約の第六條の(a)項の「但し、この規定は、一又は二以上の連合国を一方とし、日本国を他方として双方の間に締結された若しくは締結される二国間若しくは多数国間の協定に基く、又はその結果としての外国軍隊の日本国領域における駐とん又は駐留を妨げるものではない。」この條約と矛盾すると思うのです。なぜ矛盾するかというと、外国の軍隊が駐……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第12号(1951/11/07、2期、日本社会党)

○金子洋文君 私の質問もやはり第三條が一番問題になるのです。
【次の発言】 三章もありますが、三條も簡単に申上げますが、大抵羽仁委員から申されましたので、簡単に不明瞭な点をお尋ねいたします。結局、この三條というものは、いろいろ政府委員のかたがたが弁明なさいますけれども、これは非常に屈辱的なものです。でありますから、前文で如何に立派に対等な権利とか、何であるとか謳つておつても、こういう條約が出て来たのでは、前文はまるで自殺をしておると思います。さつき羽仁君も申しましたように、若しも総理大臣がおつしやるように、この三條の信託統治は、中共から或いは侵入されるような心配がある、であるからそのことについ……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第20号(1951/11/16、2期、日本社会党)

○金子洋文君 外務大臣は講和会議から帰つて来られて、再軍備はしないということを御発表になりました。併しこの外務大臣の声明の如何にかかわらず、この両條約には再軍備という私は玉手箱が隠されておると思う。それを国民から見破られては困るので、そこでしばしば再軍備はしないということを声明される、いわゆる目つぶしをかけている、かように考えられるのであります。然らばその玉手箱が、再軍備という玉手箱がどこに隠されておるかというと、これは両條約の不可分の関係あろうところの第六條の(a)項であり、即ち日米安全保障條約に私は隠されておると思うのです。講和会議におけるトルーマン大統領の演説もそうでありましたが、アメリ……

第13回国会 外務委員会 第12号(1952/03/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 岡崎さん、あなたは鉄のカーテンでわからないとおつしやいますが、世界中の国が行くのですよ、世界中が調査に名を籍りて、鉄のカーテンはわからないというと、これは問題になりませんよ。私はやつばり結局あなたたちは苦しい御答弁をなさるのは政治的考慮の結果だと思うが、政治的考慮になるとこれはおのおの皆違います。行つていいという人、行つていけないという考え方とあると思うのです。ところで昨日教員組合のかたがた三名と私と厚生委員長の梅津君と外務省をお訪ねして、井口次官に会いました。そうすると、井口さんの御意見はやはり政治的な見解で、今行つてもらつては困る時期である。時間の問題である。先に行けば或いは……

第13回国会 外務委員会 第38号(1952/06/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 そうしますと、関東軍の最高将官の人々がソ連に抑留されておるわけですね。これも戦犯者じやなくて抑留者として見るということになりますか。例えば山田乙三氏のようなかたが抑留されておるのでありますが、それはどういうことになりますか。
【次の発言】 その件でございますが、実はユネスコ国際音楽評議会、IMCの会長のローラン・マニユエルというかたから徳川頼貞氏に次のような書簡が参つておるわけであります。それを先ず読み上げます。拝啓国際音楽評議会は、一九五一年七月十七日――二十日、巴里で開催の第二回総会に於て、徳川頼貞侯を其の日本に於ける代表と指名致しました。国際音楽評議会の規約に依れば、此の指……

第13回国会 外務委員会 第39号(1952/06/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 只今のお話に関連しているのですが、やはり委員会の運営としては総括質問をして、それが終えてから逐条審議に入つたほうがうまく行くと思うのですがな。
【次の発言】 そうです。

第13回国会 外務委員会 第40号(1952/06/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 議事進行について。今日は総理大臣がお見えになつていないですが、次の機会に必ず出席するのかどうか、それを確めたいのですが、それによつて質問の仕方があると思います。
【次の発言】 それでは二、三の点について岡崎外務大臣にお答え願いたいと思いますが、カイロ宣言及びポツダム宣言発表当時の中国は、現在台湾に亡命しておる国民政府が代表しておつたと思うのでありますが、中国を落ちのびて台湾に亡命しておる現在の国民政府は果してその中国を代表するものかどうかということがさまざまの点で疑問があるわけなんです。吉田書簡によると、国民政府が国際連合において中国を代表して議席を持つておると、それから発言権や……

第13回国会 外務委員会 第41号(1952/06/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 この條約では四つの魚類が規定されておるのでありますが、これはにしん、さけ、ますそれ以外にこの北太平洋でとれる魚類それから今まで日本がとつておつた実績をお知らせ願いたいのです。
【次の発言】 それはこの條約内で幾らででもとれるわけですね。
【次の発言】 北太平洋まで進出して利潤の点はどうでございます。
【次の発言】 私の聞いているところでは四月は二日間未拂い、五月は少しも貰つていない、それから夏期と年末手当が残つておる。これらのことは今大臣のお話のように解決されたのですか。
【次の発言】 労務者諸君の要望は米軍なみにして貰いたいという要望を聞かされましたが、斡旋によつてはその程度ま……

第13回国会 外務委員会 第45号(1952/06/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 私は日本社会党第四控室を代表しまして本条約に反対の意を表明いたします。  以下簡単に反対の理由を申上げますが、この条約問題が話題に上つたのはサンフランシスコ講和会議の前後と記憶しておりますが、六月上旬ダレスが渡英しまして共同のコミユニケが発表されました。それによると日本は二つの中国政権のうちその欲する政権を選んでこれと講和条約を調印することが許されるということでありました。この共同のコミユニケに対して吉田首相は中国の選択は連合国が決定すると、かように巧妙に逃げながら答えているのであります。この応酬に対して世界の各国からいろいろ批判があつたのでありますが、最も賢明と思われた批判は、……

第13回国会 図書館運営委員会 第1号(1952/01/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 今館長から図書館建築費の縮小に対して、それに対し何とか努力している、こうおつしやいましたが、やはり今羽仁君も言つたように、一応何年計画というようなものを立てて、それでやはりこの点を強引に鬪つて行くことが非常に大事だと思うのです。特にこういうふうに再軍備はしないしないと言つて、実際はそれに莫大な金を使つて再軍備をしている。文化の国として象徴的な図書館に計画性がないなどということは最も恥ずべきことだと思うのです。そこでこの図書館に対する何年計画というものをお持ちであるならば聞かして頂きたいことと、その計画がどのくらいの予算を以て、年度割にして実現可能であるか、そうしてそれに対してどう……

第13回国会 図書館運営委員会 第2号(1952/02/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 この整理される用人、主事補、これは組合か何かあるのですか。
【次の発言】 その整理に対して組合から何か館長のほうへ意見か何か出ているのでございますか。
【次の発言】 いや、問題は減つて殖えているのですね。要するに減つて殖えているについて今館長のお話があつてよく図書館の特殊性がわかりますが、併しそういう場合に配置転換が一つもここでは行われていない感じがするのですね。例えば具体的に言うと、主事補が主事に配置転換されることによつて一人なら一人減るのが補えるとか、そういうことがここには行われていないようですが、例えば主事が殖えているという面は、本館はマイナス一名、上野は八名になつているの……

第13回国会 図書館運営委員会 第3号(1952/03/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 この前の委員会で、私は本案に対して賛否の意見は保留しておきました。大体余り好ましくないという意見を述べて保留しておきました。それは一応党の国会対策のほうへ諮らなければなりませんので、持ち帰つて本案を委員会に諮りましたところが、今羽仁君が申したように、国会図書館というものは今後発展しなければならないのにかかわらず、そういう人員整理があるということは甚だ遺憾である。併しこの次からはそういうことがないということを條件として賛成してもよかろうと、こういう委員会の許しを得ましたので、條件を附して賛成いたします。

第13回国会 図書館運営委員会 第4号(1952/06/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 この決議には我々も賛成でありますが、委員会で決議を上程したほうが効果的であるのではないか。各党の一致した意見で各党から連名で決議文を国会に出すというほうが強いのではないかというふうに考えます。併し決議をするということに対しては非常に賛成であります。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 只今の徳川委員の御説に賛同します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

第15回国会 図書館運営委員会 第5号(1953/02/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 大体異議ございませんが、直ちにというお言葉の説明がありましたが、直ちに使わない寄附があつたときはどうなりますか。
【次の発言】 建築費の問題ですが、一億円計上されたことは甚だ少いが、まあとにかくそれたけ得たことは大変結構なことだと思います。どういうふうに今年それが使われるのかちよつと今の御説明ではわかりかねるのですが、建築を大きく予定しておいて、そうして一部分を今年ぼつぼつ作つて行くのか、最初大きく或る程度計画を立てて基礎だけをやろうとか何とか、要するに一億使うとどういう形のものがここに眼前に現われて来るのかということですね。



各種会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第2回国会 文化委員打合会 第1号(1948/02/02、1期、日本社会党)

○金子洋文君 私は主として今日の課題となつておる祝祭日を選ぶ基準について、私の考えを申上げたいと思います。  新らしく祝祭日を設定する趣旨は、さつき委員長のおつしやつたように、これまでの祝祭日は國民が作つたものでなく、むしろ上から押し付けられたものだ。勿論これまでの祝祭日にも國民の生活感情が内包しておるものもあると思いますが、とにかく旧憲法の理念に基いたものであるから、新憲法の理念、即ち民主主義の世界観を内包したものが祝祭日とならなければならない。從つて民族的であると同時に國祭性を無視してはならないということを先ず第一に挙げる。  次は民族の歴史と傳統を重んじて、國民の生活感情と深い繋がりのあ……

第2回国会 文化委員打合会 第2号(1948/02/19、1期、日本社会党)

○金子洋文君 婦人の日とすると男があまり参加しないですね。
【次の発言】 そこがむずかしい所で、やはりセンチメントが相当勝つてもいいじやないかと、それで母の日の中に婦人デーを、解放した行事をというと、却つて効果が百パーセントになる、その意味で私は母の日にしたいのですがね。

第3回国会 法務・図書館運営連合委員会 第1号(1948/11/30、1期、日本社会党)

○金子洋文君 図書館運営委員会を代表しまして、一言発言さして頂きます。御審議中の法律のうち、図書館に関する諸規定は、國会図書館法、特に同法第七章の規定に同じような効力を以て対立するような疑点がございますので、是非連合御審議を願いたいと思います。
【次の発言】 法律的な問題はよく分つておらんですが、ただこの司法部の図書館を設立する趣旨では適当であると思いますが、國立國会図書館法の第七章の規定に対立するような感じを受ける、私の方の委員会としてはそこまで深く研究しておりませんので、是非今後引続き連合の委員会によつて審議したい、こういう希望的お願いでありますが……。


2期(1950/06/04〜)

第12回国会 外務・労働連合委員会 第1号(1951/11/10、2期、日本社会党)

○金子洋文君 只今御説明になりました中に、ジユネーヴで開催された第三十四回の労働総会の直前に至り、漸くこの総会への加盟申請書を提出し得る見通しがつきました。同月二十一日に賛成投票百十七、反対投票十一を以ちまして総会の承認を得ることができました。反対投票十一というのはどういう国々で、どういう理由ですか。それをお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 その理由を聞いておるのです。

第13回国会 外務・水産連合委員会 第2号(1952/06/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 これは素人らしいことを聞いて間違つておるかも知れませんですが、さつき外務大臣の話だとこの北太平洋領域で、特定の今の領域、今まで日本は少しもとつていないということをおつしやいました。そうでないのですか。
【次の発言】 実績がないというとその条文によつて今後一匹もとれないということになるのじやないですか。
【次の発言】 そうしますと五年先でなきや一匹も魚がとれない、とれないのに対して協力しなければならないということになるのですか。

第13回国会 外務・法務連合委員会 第6号(1952/07/31、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 会つた方々は、これを年齢的に言うと三十前後の人が大体六、七割か八割を占めておつたようであります。そして六十前後の人は二人か、あと五十前後の人が四、五人、大体まあ若い人が多数であるわけです。そこで我々冷静なこの外にいる人間からしますと、やや心理的に病的というと言葉が強いが、ややそういう興奮状態、或いはやり切れない焦燥の状態、そういう心理的なものを各自お持ちのようであります。聞きますと無理もないことで、長い人に至つては二十二年六ケ月もまだ家を離れて帰れない状態にある。平均十年近くと言つておりました。そこでまあじりじりするのは無理もないことで、一日千秋の思いで講和条約の締結を待ち望み、……

第13回国会 文部・外務連合委員会 第2号(1952/04/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 この前の委員会で本案ができるまでの準備会のいろいろ討議された諸問題について文書を出してもらうように頼んでおいたのですが、出ておりますか。
【次の発言】 ああそうですか。そこでお尋ねしたいのですが、国内委員会を作る前にボデーユネスコ事務局長ですが、ボデー氏から要望書がでておるわけであります。それにいろいろ各種の事項が記載されておりますが、例えば委員に入つてもらいたい諸団体の中には、日本国際連合協会日本ロータリー・クラブ、日本赤十字社、日本商工会議所、全国PTA、YMCA、YWCA、それらのものが大体出ております。これらの要望されておる各種団体が入つておるかどうかという問題ですね、こ……

第13回国会 文部・外務連合委員会 第3号(1952/05/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○金子洋文君 今須磨さんから国連とユネスコの関係のお話があつて、ユネスコをその関連において一つのしつかりした組織に持つて行つてもらいたいという御希望ですが、それと所管の関係はどういうふうなものでございましようか。
【次の発言】 それからセクシヨナリズムの問題が出て、我々が一番心配しておるのは、それと関連した官僚化、官僚的支配になつてはいけない。それから民間の運動を重んずることは当然ですが、今まで地方に廻つていろいろ聞いた点で、よい面と悪い面両方ありますが、悪い面ではややユネスコ屋が少し跋巵するきらいがある。これが痛感される。これはやはり防がなければならない。そこでそれと関連して選任の問題です。……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

金子洋文[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。