高木正夫 参議院議員
2期国会発言一覧

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高木正夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは高木正夫参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

高木正夫[参]本会議発言(全期間)
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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 参議院本会議 第10号(1951/02/02、2期、緑風会)

○高木正夫君 私は緑風会を代表いたしまして、本決議案に対しまして最も熱心なる一人として賛成の意見を述べたいと思うのであります。  本決議案提出の理由につきましては、すでに発議者山縣君を初め、小泉、駒井両君から縷々述べられまして、私の意見も大体これと大同小異でありまするし、又恐らく満堂の各位もすでに十分なる御理解を得ておることと存じますので、ここに詳細に申上げることを避けまして、極めて簡單に要領だけについて私の賛成意見を述べたいと思うのであります。  外航船腹増強の問題は、戰前よりすでに我が国海外貿易増強のために必要であつたのみならず、貿易外収入といたしまして実にすばらしい大きな役割を演じておつ……

第10回国会 参議院本会議 第51号(1951/06/02、2期、緑風会)

○高木正夫君 只今上程になりました日本国有鉄道の貨物輸送力整備増強に関する決議案につきまして、その趣旨を極く簡單に申上げたいと存じます。  先ず決議案を朗読いたします。    日本国有鉄道の貨物輸送力整備増強に関する決議   日本国有鉄道はわが国陸運の根幹をなし、その輸送の良否はわが国産業経済に至大なる関係を有する。最近日本国有鉄道に対する輸送要請は増大の一途をたどりつつあり、このすう勢はわが国自立経済達成の道程においてますます強く現われるものと認める。然るに日本国有鉄道は未だ充分復興の域に達せず、激増する輸送要請に対し輸送力これに伴わず、各地に滞貨を生じつつある状況であり、これがため、荷主の……

高木正夫[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

高木正夫[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 運輸委員会 第4号(1950/07/24、2期、緑風会)

○高木正夫君 組合側にちよつとお尋ねいたしたいと思いますが、数回この機構改革のことについて御意見を聞いております。組合としてはこの改革の趣旨については原則的には御反対じやないように聞いておるわけでありますが、尚先程から星加さんの御理論を拜聴しておつても、決して組合側の一方的な主張を固守されておるのではない。あくまで妥協を以て結論を出して行こうという御意見をお持ちになつておるようです。從つてそうした組合の態度で今後も団体交渉が進められると思いますが、局側が誠意を以てその交渉に応じてくれるとしましたならば、大体この機構改革に派生する労働條件に関する問題の妥結は、どの位の日数があれば結論が得られるだ……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 運輸委員会 第閉会後1号(1951/08/15、2期、緑風会)

○高木正夫君 貨物列車の増強に対しまして、機関車はどういうことですか。余りたくさん要らないというお考えですか。
【次の発言】 この貨車の効率を上げるためにターミナルの作業、主として積卸し作業というものは或いはもう少し機械力を利用すれば貨車足が早くなるような気がするのですが、そういう施設についてはお考えになつておられますか。
【次の発言】 私はこれは相当大きい効率が上るのじやないかと思うのですが、最近……これは施設をどこでなさつてもよろしいと思いますが、業者がやつてもよろしい、又省がやつてもいいと思いますが、若し業者にやらせるようなら相当大きくして荷物の引取を早くするということによつてもう少し効……

第10回国会 運輸委員会 第3号(1951/02/23、2期、緑風会)

○高木正夫君 ちよつとお伺いいたしたいのでありますが、我が国の現状の造船能力がどの程度であるかという、これが第一問であります。それから将来これを増強するに対して、政府はどういうような施策をとられておるか、この二点についてお伺いをして置きたいと思います。
【次の発言】 それからもう一つ残つておるわけですがね。つまり将来に針してどういう方策をとられておるか。つまり民間に自由に任せておるのか。なお一層必要性に追られて政府が何かの手を打れたるような措置をとられておるか。
【次の発言】 そうすると政府はこれを増強する必要性というものを認めていないということになるわけですか。

第10回国会 運輸委員会 第6号(1951/03/08、2期、緑風会)

○高木正夫君 石油類の関税につきましていろいろ御質問を申上げたいと存じます。今回政府におかれましては関税法の定率を変更することを御意図されましてすでに各省との打合せを終り、審議会も終つて法案が国会に提出される運びになつておるように聞いております。その中で我々運輸委員としまして関心を持つものが数個あるわけでありまするが、例えば車輌の問題、部分品、或いは油脂の問題、燃料の問題等ありまするが、私どもの最も看過することのできないのがこの石油類の関税の問題であると思うのであります。これが一たび伝わりますと、関係業者、特に水産業者、農業者、或いは鉱山業、海陸の運輸業者並びに製油業者、各方面の非常な反対の声……

第10回国会 運輸委員会 第7号(1951/03/10、2期、緑風会)

○高木正夫君 特にそのうちで石油類の問題につきまして、一昨日御当局に対しまして、いろいろ数個の質問をいたしたいのであります。それぞれ御懇篤なる御答弁を頂いたのでありますが、その御答弁によりますると、專ら今回の石油の関税は国内産業を保護するという、保護制度にとどまつておるということでありまして、そのほかの何らの理由もないということであつたのでありますが、それから更に、そうしますると、私の見解からいたしまして、国家の国策としてそうすべきじやないと思うのだ。それに対して政府の高所大所から立つたところの御見解はどうだということに対しましては、満足なる御答弁を得ることができなかつたので、本日わざわざ政務……

第10回国会 運輸委員会 第10号(1951/03/19、2期、緑風会)

○高木正夫君 私も管理委員会の性格について前田先生と同じような意見を持つておるのですが、国有鉄道の管理委員会は業務運営を指導統制する権限と責任を有すること、こういうことになつておるのですが、こちらのほうは非常に権力が強いと申しますか、株式会社で言えば一番重要である収入予算、それから事業計画、資金計画、収支決算、こういうものを管理委員会で議決する、而も総裁はその議決には入らないと、こういうことになつておるのですが、そこの点はどうかと思うのでありまして、まあ率直に申しますると、常時業務に携わつてない人が、これだけの収支予算なり、事業計画、資金計画というものを実質的に立て得るかどうか、こういうふうに……

第10回国会 運輸委員会 第12号(1951/03/27、2期、緑風会)

○高木正夫君 只今の小酒井委員の動議に賛成をいたします。
【次の発言】 それでは請願及び陳情に関する小委員会における審査の経過を御報告いたします。  請願第百九十三号、島根県、芦尾港災害復旧に関する請願、請願第七百九十三号、有家港災害復旧工事費国庫負担に関する請願。右はいずれも災害復旧工事完成促進に関する請願でありまして、政府当局はいずれも二十六年度において実施すべく考慮中でありまして、願意は妥当であると認めました。請願第三百九十号、神戸港第七突堤建設に関する請願、神戸港における外国貿易貨物取扱の現状が揚げ場の下足によつて非常な混乱状態にあるため、第七突堤を二十六年度内に建設せられたいというの……

第10回国会 運輸委員会 第14号(1951/03/30、2期、緑風会)

○高木正夫君 私も本案には賛成の一人であります。御承知の通りに、陸上においては相当早くから規制されておりましたが、海運の運送におきましては、戦時中の統制から一遍に自由放任主義にやつておつたように思うのであります。併しながら一方は公衆の利便という立場からと、同時に又考えなければならんことは、企業の健全性ということだろうと思うのでありまして、どうしても先ほど小泉委員の言われました通り、保護助成をする上におきましては、相当のやはり規制が必要になつて来ると思うのでありまするが、先ほど申上げました通りに、海の上におきましては、長い間自由放任主義でありましたものを、一時に陸上のような厳格な規制をするという……

第10回国会 運輸委員会 第19号(1951/05/18、2期、緑風会)

○高木正夫君 細かい問題につきましては、後ほど逐条的にお尋ねを申上げたいと思いますが、ただ最初概括的の御質問を申上げたいと思うのでありますが、先ず従来の道路運送法一本でありますと、事業者の側の取締のほうが重点を置かれておつたようであります。民衆から見まして、及び公共性から考えまして保安関係というような問題にはやや薄かつたように思うのでありますが、今回これを三つに分けまして、そういう点に重点を置かれました点、又金融関係から軽重を別にしたというような点、根本の行き方としましては私も非常に賛意を表する次第であります。ただ最初お尋ね申上げたいと思いまするのは、この陸上関係の運送に対しましては相当この監……

第10回国会 運輸委員会 第20号(1951/05/21、2期、緑風会)

○高木正夫君 先日の質問に引続きまして、二、三の御質問を申上げたいと存じます。その前に先ず第一に、先ほど岡田委員から御質問がありましたモーター・プールのことですが、お説のようでありますと、差当りは自由営業、若しそういうことを計画する人があれば、賃貸の業だとか、そういうことも殆んどもう自由に任す、当分は任するというお考えでありますか。
【次の発言】 それから次に二十三條と二十四條の路線と、それから区域の関係でありますが、これが一番大きな骨子になるやに思うのであります。この二つの條文は、つまり一方のほうは、路線事業のほうは運輸大臣が事業区域を指定したときには、当然その事業区域内において運送ができる……

第10回国会 運輸委員会 第21号(1951/05/22、2期、緑風会)

○高木正夫君 先ほどから有用な御意見を拝聽しまして、大変裨益するところが多かつたように存じます。又皆さんから大分質問がありましたので、私はその問題は、今まで出ました問題は別にしまして、ただ一つだけ皆さんにお尋ねを申上げたいと存ずるのであります。それは自動車運送取扱業ということでありますが、この問題はどなたからも意見がありません問題でありまするが、私たちが考えるのに、いわゆる取扱業というものは、いわゆる俗に水屋というものは、初めて道路運送法によりまして規制を受けたわけであります。規制を受けるということが同時に保護を意味することになると思うのであります。この問題はどういうようにお考えになつているか……

第10回国会 運輸委員会 第22号(1951/05/23、2期、緑風会)

○高木正夫君 道路運送審議会の組織の問題について重ねて御質問申上げたいと存じます。私どもも大体これでよかろうと思つておつたんですが、公聽会におきまして、いろいろの問題が出ましたが、これは大分甲論乙駁であつたのでありますが、ただ意見の全部殆んど一致を見たのが、この道路審議会の委員の数を従来通りにやつてもらいたいというのが殆んど全部であつたように思つております。併しこれはまあ予算等の関係もありまして、そうも行くまいと思うのでありますが、それは大体公聽会の輿論ということになりますので、絶体的にこれは考慮の余地のないものか。或いは又その中の意見としては、若しそれが全部いけなければ陸運局長の所在地ぐらい……

第10回国会 運輸委員会 第23号(1951/05/24、2期、緑風会)

○高木正夫君 この二十八條の自動車登録番号標交付代行者、これはどういう人なんですか。
【次の発言】 それからもう一つは手数料ですね。これはどの程度ですか。

第10回国会 運輸委員会 第25号(1951/05/26、2期、緑風会)

○高木正夫君 私もこの六法案に対しましては、賛成の意を表します。旧法はすでに三年を経過いたしまして、その間におきまして自動車が非常な発達をし参りましたので、いろいろ不備な点が旧法にはあつたと思うのであります。今回これを根本的に改正をいたしまして特に車両保安という点並びに金融上まで引つくるめて改正をせられた点は、非常に喜ばしいと存ずる次第であります。ただ自動車の事業の区分につきましては、これは自動車行政は非常にむずかしいものでありまして、従来あれこれとやられておつたようでありますが、今回とられた区分の問題が、私の理想を言わしめれば、更に道路が発達して参ります際には、もう一度考えなければならん時期……

第10回国会 運輸委員会 第27号(1951/05/30、2期、緑風会)

○高木正夫君 一応運輸委員会できめておいてもらいたいと思います。
【次の発言】 それで結構です。


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 運輸委員会 第閉会後1号(1951/09/07、2期、緑風会)

○高木正夫君 ちよつと先ほど聞き漏らしたのですが、この二千四百円ベース・アツプを千五百円ベース・アツプですか、そのほかに何かおつしやいましたね。
【次の発言】 それから貨車の新造ですね。これは何輛と申しましたか。
【次の発言】 全部で九千輛の要求に対して……。
【次の発言】 追加予算では幾らです。
【次の発言】 この前のプリントを頂戴して大体わかつておつたのですが、それから今日の御様子を承わつてみますと、大分消極的というか悲観的の態度になつておるように思うのですが、この前の案では大体損益勘定、事業勘定で三百八十四億円ほどが足らんのだというようなことになつておつたと思うのです。ところが運賃のほう……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 運輸委員会 第2号(1951/10/19、2期、緑風会)

○高木正夫君 只今の御説明だけではないのですが、昨日運輸大臣から御説明がありまして、只今津田さんから詳細なる御説明を頂きまして、なお又印刷物もたくさん頂戴いたしましたが、何分にも昨日頂戴したばかりで、十分に検討する暇がないのでありますが、極く大雑把なことにつきまして一応お伺いしておきたいと思うのであります。国有鉄道の案といたしまして、三割五分ということになつておりまするが、これによりますると、大体数字がとんとんに行く、辻褄が合うように思うのでありますが、それを運輸審議会並びに運輸省におきましては、旅客二割五分、貨物三割ということになつておりますが、そうしますると、結局数字におきまして約百億円の……

第12回国会 運輸委員会 第4号(1951/10/25、2期、緑風会)

○高木正夫君 営業局長さんに御質問申上げます。質問というよりもむしろ資料のお願いをしたいと思うのでありますが、将来の参考のために伺つておきたいと思うのですが、国有鉄道の現在の発電能力がどのくらいあるか、それから将来のまあ方針と言いますか、計画と言いますか、そういうことを一つ聞かして頂きたいと思います。それと関連して石炭を使う場合と、それから電力を使う場合と、ガソリンを使う場合の、つまり経営費と言いますか、そういうものの比較のようなもの、これは別に急ぐわけじやないのです。それだけ一つお願いしておきます。

第12回国会 運輸委員会 第5号(1951/10/26、2期、緑風会)

○高木正夫君 私今日はもう質問を申上げんつもりでおつたのですが、先ほどの津田営業局長のお話を聞きまして、念のために伺つておきたいことがあるのです。それは例の貨物等級改正の問題ですが、お説の通りこの貨物等級の根本的な改正はなかなか困難であろうと思うのですが、それまでには特別措置を講じよう、割引等においてやつて行こう、こういうお話で御尤もだと思うのですが、先ほどからお話を聞いておりますと、これは私の聞き違いであるかも知れないのですが、相当距離のある所、遠距離の間に、或いは五十キロ……、百キロの場合には倍とかいうお話が重点のように思うのですが、それでは我々の希望する点には行かんのじやないかと思うので……

第12回国会 運輸委員会 第6号(1951/10/27、2期、緑風会)

○高木正夫君 極く簡単にお尋ね申上げたいと思います。大体の空気からいたしまして、根本的に反対なかたは矢田さんと、それから梶原さんでございましたか、社会政策の見地から又家庭生活の見地からこれははつきりいたしておるようであります。それから御賛成は、渡邊さんと田中さん、細野さん、これも線がはつきりしているように思います。あとのかたが賛成のかたと反対のかたがおありのようですが、芳賀さん、高橋さん、七瀬さんは御賛成のようですが、併しこれは條件がついておるようである。特に貨物あたりで特別の処置を講じてもらいたいというような御希望であるようであります。それから反対のほうで私のお尋ね申上げたいのは、吉田さんな……

第12回国会 運輸委員会 第8号(1951/11/13、2期、緑風会)

○高木正夫君 極く簡単に御質問いたします。先ほどの御説明でよくわかりましたが、この見返資金で出す分が一トン大体五万円乃至何万円ということであるようでありますが、そうすると大体三分の一、四分の一というくらいのことになるだろうと思うのであります。相当負担が大きいと思いますが、開発銀行あたりとどの程度まで手を打つておられるか、お差支えなかつたらおつしやつて頂きたい。
【次の発言】 明日安本その他の御意見を承わつてからのほうがいいと思います。

第12回国会 運輸委員会 第9号(1951/11/20、2期、緑風会)

○高木正夫君 この間の内閣委員会で私が質問いたしましたのですが、安本と運輸省との間に数字の喰い違いがあつたことは甚だ遺憾に存ずるのでありますが、只今も説明がありまして、まだこれからの打合せだということでよくわかりましたが、一方この統制の撤廃ということにつきましては行政管理庁の長官ははつきりこの四月から撤廃するのだ、こういうことを言われておりまするし、それから安本の長官のほうでは一、二月の情勢を見て、その後は今後の推移を見てきめるのだということを言われているのでありまして、そこに喰い違いがあるように思うのであります。ところでこの石油の使用の大宗である運輸省としてはどういう態度をとつて來られたか、……

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第2号(1951/10/24、2期、緑風会)

○高木正夫君 先ほどからいろいろ、お話を承わつておりますと、計画というものがどうもはつきりしないように思うのです。大体計画というのは、諸般の事情を勘案しまして、大体発電能力というものに基礎をおいて行われていると思うのであります。私どもの知りたいのは、需用に対する計画と、計画の中に需用というものを織込んだ考え方で進んでいるかどうか、そこが一番知りたいわけなんであります。実績と需用とのその数字の比較を知りたいと思うのであります。そこに触れてないからどうしても話がわからんように思うのであります。計画を立てるために一般の需用というものとの比較を一つわかりやすく表にして頂きたいと思うのであります。


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 運輸委員会 第2号(1952/02/01、2期、緑風会)

○高木正夫君 昨日の新聞でありましたか、日米協力の関係におきましてアメリカの軍需品を日本で生産さす、同時に日本の商船隊を増加する意味においてアメリカの船を供與するというような、まあちよつと我々が考えて耳寄りな話が出ておつたんですが……。

第13回国会 運輸委員会 第3号(1952/02/05、2期、緑風会)

○高木正夫君 質問じやないのですが、ちよつとお願いして置きたい。只今御説明の資料を頂戴できたらお願いしたいと思います。
【次の発言】 私は前之園さんと多少見解を異にするのであります。前之園さんのようなお説は誠に将来の理想としては結構だと思うのです。要するにこれを発達させるには既存の会社がどうしても採算がとれなくちやいかん。すべて企業はそうであろうと思うのですが、社会事業であろうが、文化事業であろうが、それが発展するにはどうしても採算がとれなければ大きく発展できない。現に今できておる会社が、承われば三千万円とか六千万円とかの赤字が出ておる。それはなかなか容易な問題じやないと思うのです。将来の飛躍……

第13回国会 運輸委員会 第10号(1952/03/14、2期、緑風会)

○高木正夫君 私から外国自動車の購入に関する件につきまして御質問申上げたいと存じます。この三月で例の物調法がなくなる結果、外国自動車に関してどういうことになるのか、一応御説明を願いたいと思うのであります。
【次の発言】 そうしますると、この六月以降七月からは日本人は日本の円で以て自由に買えるということになるわけでありますか。
【次の発言】 いろいろお尋ねをしたいので順序不同になるかも知れませんが、先ほどのお話で物調法がなくなる、併しながら何かの理由でそれを六月まで延ばすのだ、チケツトを渡したというような関係もあるし、というようなことでありますが、そういうことは特別な扱いができるわけでありますか……

第13回国会 運輸委員会 第11号(1952/03/18、2期、緑風会)

○高木正夫君 私は安本のほうから乗用自動車に関する説明を求めたいと思つて要求しているのですが、どうも見えないということであるのですが、是非これは私としては聽取したいと思うので、委員長において然るべき措置をとつて頂きたいと思います。
【次の発言】 この前の運輸委員会におきまして、外国の自動車の払下に関しましていろいろ御質問を申上げました。そのときに安本のかたもおいで願うようにお願いをいたしておいたのですが、どういう都合かお見えにならなかつたが、本日はおいでを願いましていろいろお伺いをしたいと思うのです。大体日本の今日の自動車の輸入におきましては、三十六年、三十七年という車ですが二万何千台、これは……

第13回国会 運輸委員会 第14号(1952/04/14、2期、緑風会)

○高木正夫君 ただ一言質問申上げます。軽車両の二輪小型ですが、これの登録廃止になつたことは非常に私進歩だと思うのです。昨年大体私希望を申上げておつたと思うのですが、ちよつと伺いたいのは、普通の一般の自動車、それの路銀制度、これが現在うまくスムースに行つているかどうか、それからもう一つはつまり自動車の売買と申しますか、そういうことで商取引上に実益が相当あつたが、相当これは煩雑な制度だと思うのです。それだけの煩雑な制度をやつて、商取引上に相当の実益があつたか、それだけをお尋ねしておきたい。
【次の発言】 そのあとの点ですが、自動車の販売業者なんかは非常に便宜らしいのです。ところが普通に自動車を持つ……

第13回国会 運輸委員会 第16号(1952/04/22、2期、緑風会)

○高木正夫君 この法律は政令でもいいんじやないかという感じがちよつとするのですが、特に法律に持つて来たその理由ですね、それをちよつとお間かせ願います。
【次の発言】 勿論その点が重点になるわけですね。従来はそういう点は自由に放つて置いたわけでございましようか。
【次の発言】 事実上は、そういうのは相当ありますですか。民間でそういうことをやつている所が……。

第13回国会 運輸委員会 第21号(1952/05/14、2期、緑風会)

○高木正夫君 細かい問題ですが、第三条をちよつと読んでみますと、回漕の業者は登録を受けんでもいいように感ずるのですが、「木船運航業又は木船貸渡業を営もうとする者は、」と、こうなつていますから、回漕業というものを入れたらどうかと思うのですが。
【次の発言】 登録を受けるのでしよう。受けなければいかんのでしよう。
【次の発言】 これを読んでみると……。
【次の発言】 結局登録をしなければいかんのでしよう。
【次の発言】 そうすれば初めに持つて行つたらどうかと思うのです。これを読んでみると、初め要らんような気がする。
【次の発言】 それはわかつています。わかつていますが、これをすらつと読んだときに受……

第13回国会 運輸委員会 第22号(1952/05/20、2期、緑風会)

○高木正夫君 参考までに各国の行政に関する例と言いますか、それを一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 もう一つこの飛行機の生産の監督行政のほうは通産省でやらなければならんという理由が何かあるのでございましようか。

第13回国会 運輸委員会 第23号(1952/05/22、2期、緑風会)

○高木正夫君 非常にこの保安状態がよくわかつたわけでありますが、先ほどからいろいろお話を承わつておると、国会も協力は無論しなければならんと思いますが、我々の特に感じているのは、五ヵ年計画とか或いは十ヵ年計画でもいいのですが、もつとはつきりした、今前之園先生の言われたような計画を十分に樹立されて、それを参衆両院の人によく見てもらうとか、そういう宣伝をやつて、それで予算を取るということによつてやつて行つたらいいのじやないかと思います。その都度都度年度々々に話を持つで行くとなかなか面倒だと思います。それよりも一括した、確固たる大本をきめて、それであらかじめ十分にそれを皆さんに認識してもらつておいて、……

第13回国会 運輸委員会 第24号(1952/05/26、2期、緑風会)

○高木正夫君 前回の委員会におきまして、港湾工事費用の受益者負担の割当につきまして、行政事件訴訟特例法の適用があるようにしたらどうかという質問に対しまして、提案者の岡田委員から、現行法では損傷者負担について行政事件訴訟特例法の適用を規定していないので、受益者負担についても同法の適用は規定していないのだという御説明がありましたが、これは受益者負担と損傷の場合とちよつと性質も違いますし、説明もちよつと不十分のように考えますので、もう少し詳しく御説明を願いたいと思います。

第13回国会 運輸委員会 第26号(1952/06/04、2期、緑風会)

○高木正夫君 本法案は誠に時宜に適したものと思うわけであります。つまり自動車抵当によりまして短期の融資ができる、この法案によりまして長期の融質もできる、誠に結構なことだと思うのでありますが、法制の整備はこれでいいと思うんですが、私の伺いたいのはもう伺つてあるかも知れませんが、これに対する金融の裏付け、これを政府のほうでどういうような措置をなされておるか、法制をこしらえましても従来のようなままでは、特に今日のように金融の困難な時代におきましては、なかなかそう簡単には行かんと思うんです。金融業者との繁がりはどういうふうに持つて行くか、或いは政府の金融業者に対する監督と申しますか、それをどの程度まで……

第13回国会 運輸委員会 第29号(1952/06/12、2期、緑風会)

○高木正夫君 前回も航路に対して補助するのか、会社に対して補助するものかという問題がありまして、私は前之園君と意見が違つて、航路に対して補給すべきものだという考えを持つておることを申述べたのでありますが、それが丁度今日は運輸大臣の御答弁と一致しておるわけであります。当然そうあるべきだと私は固く信じております。ところでどの航路に対して補助すべきかというこの問題が一番重点だろうと思うのであります。現在やつておる会社が赤字だから、その会社に補給する、補助をするということだけでは少しもの足りんと思うのであります。もつと客観的の何か標準がないものであるか、その辺がぼやつとして……私もいい考えが出ないので……

第13回国会 運輸委員会 第31号(1952/06/19、2期、緑風会)

○高木正夫君 乗用車の問題につきまして一応質問をしたいと思いますが、明日は如何かと思いますが、会期は延長するだろうと思うので、その次の機会の委員会に運輸省の整備部長並びに自動車局長、通産省の機械局長若しくは政務次官でもいいですが、御出席を願いたい。そのことをお伝え願いたいのです。

第13回国会 運輸委員会 第32号(1952/06/20、2期、緑風会)

○高木正夫君 製造まで一貫的にやるというようなことについて、最初の間は非常な議論があつた。ところが途中で今の御説明によると五十歩譲つたとすればというようなお話でありましたが、その後は余り論議せられんことになつたのですか。
【次の発言】 そうすると、今度はその製造法案ですね、これを慌てて作る必要がないということにもなると思いますがね。
【次の発言】 私はそういう法案を今から作つておくことが、根本の一元化の問題について伺うといつては何かが、通産省のほうでイニシヤチイヴをとるという計画のように考えるのでありますが……。

第13回国会 運輸委員会 第33号(1952/06/26、2期、緑風会)

○高木正夫君 最近における我が国の自動車交通の中で特に乗用車につきまして現状がどういうようになつておるか、又将来の見通しがどうであるかということを先ず運輸省ののほうにお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 今の御説明で、大体五万七千輌が現在あるということがわかりましたが、五年間に九万輌になるかろうというお話でありますが、それは放つておいても九万輔になるということであるのか、又そのくらい必要である、どうしても必要である、或いはこれで以て、九万輌で日本の国の状態、経済状態からいつて五年たつてもそのくらいでいいというお考えでありますか、その点をお伺いいたしたいと思います。外国の比率やそこらも一応併……

第13回国会 運輸委員会 第34号(1952/06/27、2期、緑風会)

○高木正夫君 それでは昨日に引続きまして二、三の残した質問を申上げたいと存じます。本日お伺いしたいと思いまするのは例の物調法がなくなりました。それが三月間延期になりました七月の一日からそれがなくなるわけだろうと心得えておりますが、そうすると我々は自由に車が買えるということになると期待いたしております。 ところが四月の七日通産者の振興局長の通達がありました。「指定輸入自動車と販売規則の廃止に伴うドル地域から輸入車のコンバーデッド円販売について」というお達しがあつたようであります。その内容は結局デイラーが円で売つた場合にはつまりそのドル枠を減らすという通達だろうと思うのであります。これはどういうわ……

第13回国会 運輸委員会 第35号(1952/07/09、2期、緑風会)

○高木正夫君 先般来運輸省並びに通産省の局長さんに御出席を願いましていろいろ乘用車のことにつきまして御説明を願つたのでありますが、根本的の問題は日本における需要と、それから国内における生産と、従つてそれを埋合せるところの輸入自動車をどれだけ入れたらいいかというこの問題になろうかと思います。その点について両者の意見が必ずしも一致をしていないように思います。つきましてはこういう問題を中心にして一度参考人を呼んで頂きまして我々の議決の資料に供したいと思います。大体メーカの代表者、それからユーザー側の人、それからデイーラー、更にできれば一般大衆の代表者というような三、四人の人を呼んで頂きたいと思います……

第13回国会 運輸委員会 第36号(1952/07/26、2期、緑風会)

○高木正夫君 私はこの前に政府側といたしまして通産省の機械局長並びに政務次官、運輸省の整備部長に私御出席を願うように要望いたしておつたのでありますが、本日はお見えになつていないようでありますが、これはどういうわけですか、事情を承わりたい。
【次の発言】 私は折角こうして業界の重鎮のかたが揃われたのだし、我々だけ意見を拝聴するのも結構でありますが、行政の責任者として今申す人が是非出席願いたいと思うのでありますが、なお皆様がたの御意見に従つていろいろ政府にも質問しなければならんことがあると思うのであります。かねそれ申上げておつたのでありますが、今日出席していないということは甚だ私は遺憾に存ずるので……

第13回国会 決算委員会 第9号(1952/02/22、2期、緑風会)

○高木正夫君 私ただ二言だけお尋ね申上げたいと思います。それも先ほど飯島君からお話がありましたので多少重複するきらいがあろうかと思うのであります。今回この事件を私が知りましてから感じたことは、先ほど飯島君も言われた通り相当に範囲が広く而も年月の長いものであります。それから判断いたしますと相当な不備といつちや言葉がきついか知りませんが、相当腐敗分子がはびこつておるという感がするのであります。ところで今後の処置方について先ほどいろいろな皆さんからお尋ねがあり、又次官その他からも御答弁がありまして大体のおもむくところはわかつたのでありますが、これだけ過去はびこつておるということになりますと精神方面で……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 運輸委員会 第7号(1952/12/04、2期、緑風会)

○高木正夫君 ヘリコプターに関することですが、ちよつと私ほかのほうで仄かに聞いたのですが、保安隊のほうではヘリコプターを買うことにしておつたのだが、それよりも双発の小型の飛行機のぼうが性能がいいしするので、そのほうに替えたいというような希望を持つておるということを承わつたのですが、その辺の研究十分にやられたのでしようか、どうでしようか。
【次の発言】 値段もそう違わないそうですね。
【次の発言】 私も簡単に一つ資料をお願いしたいと思うのです。それは今すぐでなくてもいいのですが、私の観察では、地方の田舎のほうでは、ガソリンカーのような体の小さくてフリケンシーの大きい車を動かすほうが、収益が上ると……

第15回国会 運輸委員会 第13号(1952/12/16、2期、緑風会)

○高木正夫君 本日は裁定問題並びに運賃の値上の問題につきまして、それに関連をして国鉄の経営の根本に触れたお話が大分ありましたので、私もちよつと御質問したいと思います。先はど運賃の問題が小野君から出ましたが、これは尤もな議論だと思うのであります。併しまあこれは当分、ちよつとなかなかむずかしい問題であろうと思うのです。尤も国鉄総裁の言われたように三割増しておけばよかつたのですが、それができなければ……。というてなかなかすぐには行かん問題だと思います。そうすると結局政府の予算酌、又質金的のあれに待つ、こういうことになつておるのですが、これも来年度の予算で我々が期待するようにとれるかどうかもこれはむず……

第15回国会 運輸委員会 第21号(1953/02/19、2期、緑風会)

○高木正夫君 ちよつとお話がありましたが、例の何というのですか、私は素人でよくわかりませんが、航空管制ですか、殆んど英語を使われてみんなやつておりますね。何か定員が約四百人要る、それに対して今の話だと百幾らだというお話ですが、まあせめて今年、来年とはいかんでも二年ぐといでやつてもらうようにしたら一つどうかと思うのですがね。少し遠慮し過ぎたのではないですか。
【次の発言】 朝鮮でございますね、何とか国でも向うの言葉でやつているらしいのですが、今のようなものは制空権というのは全く向うに握られているわけですからね、これはどうしても要員を早く整えてこつちに実際に制空権を掴んでしまわなければいかんという……

第15回国会 運輸委員会 第28号(1953/03/14、2期、緑風会)

○高木正夫君 この創業費が一億八千万円ということになつておるのですが、これはどこへ使うのですか。少し数字が大き過ぎると思いますので、何に創業費として使うのか、その内容を説明して下さい。
【次の発言】 どうも今の御説明ではちよつと了解ができないと思うのです。普通、会社の創業費というものは、そんな厖大なものじやない。レセプシヨンその他も要るだろうと思いますけれども、一億八千万という厖大な創業費はどうして使うのか、何に使うのか、よくわからないのですが……。
【次の発言】 もう一つ創業費の内容が、普通のいわゆる会社の創業費というものと、内容が今お聞きすると大部違つておるように思われます。我々の常識でい……


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各種会議発言一覧(参議院2期)

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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 大蔵、水産、通商産業連合委員会 第1号(1951/03/13、2期、緑風会)

○委員外議員(高木正夫君) 大臣がお見えになりませんですから大臣がお見えになつてからにと思います。もう政務次官には申上げておりますので、同じことをくり返すことになりますので……。
【次の発言】 委員外議員としてお許しを得ました私は運輸委員をやつておるものでありますが、先ほど来関税全般につきまして高瀬委員から縷々質問がありまして、政府当局の御答弁によりまして、大分わかつたような点もありますが、ただ二、三の点につきまして御質問を申上げたいと思います。  運輸委員会といたしましては、二回ばかり開きましていろいろ御質問を申上げたのでありますが、その際の要点といたしましては、大体保護関税だと、そのほかに……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 内閣・運輸・労働・経済安定連合委員会 第1号(1951/11/14、2期、緑風会)

○高木正夫君 私も石油統制撤廃等に関する人員整理につきまして質問を申上げたいと存じます。先ほど安本長官から石油統制撤廃についての大体のお考えを拜聽いたしまして私の感じたことは、相当これは甘いお考えであるように思うのであります。現在の実情から考えまして、そうやすやすとこれはできるものではなかろうというように私どもは考えるのであります。御承知の通り石油はあらゆる方面に使われておりまするが、その大部分は運輸関係であろうと思うのでありまして、約八五%以上は運輸関係に使われていると思うのであります。これに対する判断が大よそ大宗をきめることになると思うのであります。従いまして先ずその最も多く使われておりま……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 建設・運輸連合委員会 第2号(1952/05/13、2期、緑風会)

○高木正夫君 今の植竹さんの質問で、ちよつと私も附加えてお尋ねしたいと思うのですが、平面交叉は現在やつているものはそのままということでありますが、そうしますと、だんだんその交通量が非常に増して参りますと、つまり道路の管理者、又この鉄道あたりでも今のとことろまあ必要ないかも知れいませんが、非常にその自動車の数が殖えて参りましたり、その他交通量が増して参つたときに、一般の大衆から言うと、立体交叉をしてもらいたいというような場合が起つて来るだろうと思うのでありますが、そういうときに別にこれを措置する方法が将来ともずつとなくなるわけでありましようか。その点を一点お尋ねしたいと思います。



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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