小林政夫 参議院議員
2期国会発言一覧

小林政夫[参]在籍期 : | 2期|- 3期
小林政夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは小林政夫参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

小林政夫[参]本会議発言(全期間)
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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 参議院本会議 第5号(1951/01/27、2期、緑風会)

○小林政夫君 私は、現下の我が国の直面しております重要問題である講和及び経済自立の問題について、吉田総理大臣並びに関係諸大臣の所信を伺いたい。  吉田総理は一月二十日の自由党大会の席上で、来たるべき講和会議において、連合国は日本に対して日本の主権の束縛とか日本に対する或る種の制限を加えるとかいう考えを毛頭持つていないと信ずる根拠があると断言しておられるようであります。併し過去の歴史の事例を見ると、必ず講和條約締結後一定の期間は、何らかの暫定的な管理機関が存置されて、その国の行政が監督或いは管理されるのが常態であつたと思われるのでありますが、日本の場合だけが果して講和條約締結後直ちに完全なる自主……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 参議院本会議 第6号(1951/10/17、2期、緑風会)

○小林政夫君 私は平和條約並びに安全保障條約について、すでに質疑応答の終つた問題を除き、又答弁はございましたが満足できなかつた問題について、多少今までの質問者よりも角度を変えて若干お尋ねしたいと思います。  第一に宇和條約調印に際し、米英両全権より北緯二十九度以南の南西諸島に対し日本の主権が残存することが認められたことは、誠に同慶の至りでありますが、それら信託統治地域と日本本土との人の交流、物の交流は自由となるのでありましようか。又、人の居住は、相互に自由に選択できるのでありましようか。住民の国籍は、昨日吉田首相は日本の国籍が與えられると言われましたが、その教育は、本土と同樣な日本流にやれるの……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 参議院本会議 第3号(1951/12/15、2期、緑風会)

○小林政夫君 私は緑風会を代表いたしまして本決議案に賛成の意を表するものであります。  提案理由の説明並びに只今の山本君の賛成討論の内容によつて、特に附加えるべき論点もございませんが、問題の重要性に鑑みて特に討論に立つたわけであります。最近の実情を具体的に明細に解明することは、問題の性質上不測の悪影響を業界に及ぼすことを恐れまして、私は簡単に、中小企業に対する金融の問題も一般金融に繋がる問題として、年末金融全体についての二、三の問題点のみ十指摘するにとどめたいと思います。引続いて開かれます大蔵委員会において十分具体的に政府当局と質疑応答を交わしたいと思つております。  先ず第一に、従来とられて……

第13回国会 参議院本会議 第25号(1952/03/27、2期、緑風会)

○小林政夫君 只今議題となつております昭和二十七年度予算三案については、それが單に講和発効に伴い完全な独立国としての第一歩を踏み出す最初の予算として重要であるということにとどまらず、独立回復に伴う今後の国政運営の基本的方向を示す予算として、即ち将来の国政の(「賛成か反対か」と呼ぶ者あり)進路を示す指標として重大な意義を持つものとしてこれを重要視しなければなりません。(「賛成か反対か、どつちか」「默つて聞け」と呼ぶ者あり)このような立場から、政府提出の原案については幾多の疑問と欠陷を認むるものでありますが、(「反対か」と呼ぶ者あり)平和條約の発効その他重大な国際事情を慎重に考慮して、次に述べる若……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 参議院本会議 第5号(1952/11/26、2期、緑風会)

○小林政夫君 只今の弾劾裁判所裁判員及び同予備員の選挙は、成規の手続を省略いたしまして、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 只今の両院法規委員の選挙は、成規の手続を省略いたしまして、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。

第15回国会 参議院本会議 第15号(1952/12/23、2期、緑風会)

○小林政夫君 時間が制約されましたので、少し早口になりまして、お聞き取りにくいと思いますが、御了承を願います。  私は、只今上程されました昭和二十八年分所得税の臨時特例等に関する法律案に賛成いたします。  特に本法律案は、本員が強く要望しておりました社会保険料控除の制度を設け、又勤労控除の最高限を引上げようとするものでありますから、欣快の情さを以て賛成する次第であります。私がここにあえて賛成討論に立ちましたゆえんは、本院大蔵常任委員会の意向を尊重された大蔵省主税当局に敬意を表すると共に、本臨時特例を二十八年度において基本法に織込むに当り、その他の税制について併せて考慮されるべき問題を指摘せんが……

小林政夫[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

小林政夫[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 水産委員会 第閉会後1号(1950/11/20、2期、緑風会)

○委員外議員(小林政夫君) この漁業共済基金積立保証法案については、勿論全面的に賛成なんでありますが、ただこれを作る場合、先般の懇談会において話した結論的な話というのは、現行の漁業手形制度というものが要綱によつて行われておるので、現在の共済基金制度並びに漁業手形繋ぎ融資というこの一連の制度を立法化する、全部法律化して、その際にこういう保証を織り込んだものに切替えて行く。こういうことで考えて、全漁業者を一応引つくるめた保証を考えるようなところに持つて行かないと、十分現在の漁業共済その他の解決にならないのじやないか、こういうことであつたわけで、この法案だけで行きますと、要するに任意に作つたものだけ……

第8回国会 大蔵委員会 第閉会後4号(1950/10/13、2期、緑風会)

○小林政夫君 同様に預金部の貸借対照表も一つ。
【次の発言】 金利引下げの具体的な方策について何か御腹案がおありになりますか。

第8回国会 大蔵委員会 第6号(1950/07/25、2期、緑風会)

○小林政夫君 大臣が明日でも来て頂けるのでしたら、今日はお疲れでしようから……。
【次の発言】 証券金融の点について、先程のお話では相当金融面は積極的に配慮したということでございますが、具体的にもう少し内容をお聞かせ願いたい。そうして特に株式担保による貸出し、これがどの程度枠が拡げられたかということを伺いたい。
【次の発言】 次に中小企業の問題並びに農村方面の金融についても、私も大いに心配しておる一人でありますが、水産金融のことについて大臣の所信をお伺いしたいのであります。漁業手形制度という制度も一応できますが、併しその利用の状況は甚だしく利用価値が乏しいということ、それは事務当局の方に聴くこ……

第8回国会 大蔵委員会 第7号(1950/07/27、2期、緑風会)

○小林政夫君 九鬼委員の質問とも関連して、株式市場の育成に証券保有会社を作らねばならぬという意見ですが、現在の程度で五十億ぐらいの資本金である。こういう一会社によつて株式の操作をやるということは、その会社によつて株が決まるというような結果になります。それと現在の日本証券金融会社の資本を殖やすことによつて、いわゆる業務取引を、もう少し資金面において十分にやる方法、こうなれば責任の一半は取引者自体にあるわけですが、或る程度公正な株価が出て来る。保有会社が一手で株を売買し、状況によつて売つたり買つたりするということは、この保有会社の意思によつて株価が左右される。その点の御見解はどうですか。  それと……

第8回国会 大蔵委員会 第10号(1950/07/30、2期、緑風会)

○小林政夫君 中小企業の金融について、大蔵大臣の本会議での話もありましたが、保険制度を考えておるというようなことであつたのですが、その内容を事前に聴取して見たいと思うのです。一応案ができ関係方面のOKをとつて来たのでは、大分それに審議が拘束されると思うのですが、どうでしよう。
【次の発言】 そうですか、そうなれば結構です。昨日局長が見えて、そういう話を、実は私欠席して申訳なかつたのですが、聞きたかつたのです。

第8回国会 通商産業委員会 第9号(1950/07/31、2期、緑風会)

○委員外議員(小林政夫君) 小林でございます。いろいろ御多端の折に特に我々の陳情をお坂上げ下さいまして誠にありがとうございます。  只今委員長からお話がございましたように、綿の二次製品を作つておりますこの業者の方々、織物業者、或いはメリヤス業者、縫糸業者、繊維雑品、漁網というような現在の綿の二次製品工業者が非常に現在苦境に陥つております。と申しますのは、輸出第一主義ということでどんどん紡績の綿糸が輸出に参りまして、我々の内需をやつておる業者にはどうも糸が廻らない。通産省で切符を貰つてもその現物化が非常に困難であるということで、只今お手許に差上げてあります陳情書の中にも表が作つてございますが、第……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 大蔵委員会 第12号(1950/12/09、2期、緑風会)

○小林政夫君 設立当初に、ちよつと新聞等で見たところによると、收支を予算で縛つたりせずに、相当自由な運営をやらせるというふうなことでありますが、大体今回は完全に收支を予算で縛ることになつておりますが、まあ特にこういう銀行の運用については、相当情勢の変化等があつて、それで予備費も取つてあるようですけれども、なかなか予算通りの運営ができないのじやないかと思うのでありますが、この点どうでしようか。


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 決算委員会 第16号(1951/03/22、2期、緑風会)

○小林政夫君 審議を始められる前に、緑風会の態度について多少誤解があるように聞いております。又一部新聞にも、先般自由党のほうへ、大橋氏に招かれて、いろいろ釈明されたというふうな評判が出ておりますが、緑風会としてはその大橋氏とお会いする前日に、いろいろ本件について審議いたしたところ、まだ大橋氏にも相当尋ねて見る点があるということで、本委員会にもう一度大橋氏に出席してもらつて、いろいろお尋ねしよう、こういうことになつておつたのですが、たまたま大橋氏のほうから、各党にいろいろ進んで話したいことがある、それで二十日の十時半から内談室へお集まり願いたいということであつたので承知したわけであります。大橋氏……

第10回国会 決算委員会 第18号(1951/05/10、2期、緑風会)

○小林政夫君 今の会計検査院から指摘がありました総体的な指摘事項の内容について、これと全体との関係は審議の上においてどうなるのですか。
【次の発言】 早く承認をしなければならないという何か理由があるのですか。
【次の発言】 ないのなら、今の検査院の報告通りならば数字が動くかも知れないと思います。一緒にまとめて一括議決されては如何ですか。

第10回国会 決算委員会 第19号(1951/05/12、2期、緑風会)

○小林政夫君 この物納財産の大体清算として見積られておる価格と、手数料が多過ぎるかどうかは知らんが、その結果として国家に入つた金は予算とどういう関係ですか。
【次の発言】 それで予定額はどうなりますか。
【次の発言】 手数料が多くても、今言つたように大いに金額が促進されれば、これが予算額と余り狂いがない、予算通り入つているということであれば、個々の点については不合理な面が、金を出して払わなければならんという面があつても、国家全体として考えた場合にそう責められるべきのもではないという気持で質問しているのです。

第10回国会 水産委員会 第11号(1951/02/16、2期、緑風会)

○委員外議員(小林政夫君) 私は大蔵委員をやつておるわけでありますが、この問題について実は陳情を受けて意外に思つておるわけであります。漁業証券の資金化の問題については、いろいろ水産庁当局においては善処されておるようでありましたが、併しこういう問題は当然その前に解決しておるべき問題であつて、未だに解決しておらんということは、非常に水産庁当局としても怠慢である。この点は如何に資金化資金化といつても、こういうふうな税金がかかつたのでは、今陳情の趣旨の通りでありまして、是非本委員会としも強力に水産庁当局を督励し、大蔵と十分な折衝をするように御努力をいたいと思います。又どうせ大蔵委会にかかりますから、そ……

第10回国会 水産委員会 第12号(1951/02/19、2期、緑風会)

○委員外議員(小林政夫君) この漁業証券に対する課税問題は、我が国の漁業界にとつても実際引かれない線ですね。絶対に課税してもらつては困る線です。これを何とか或る程度余裕があつて万一課税されてもしようがないというような余裕のあることならば、技術的に主務者間において研究するという方法もいいわけですが、絶対に引かれない線なので、課税してもらつては困るのですから、少くとも大臣間においては、農林大臣と大蔵大臣との間においては、はつきり課税をせんという話合いを付けて、或いは閣議決定でもして、そうしてそのせんという建前においてどう技術的にそれを考えるかということを事務折衝してもらわんと、今の経過を聞くと、そ……

第10回国会 水産委員会 第19号(1951/03/23、2期、緑風会)

○委員外議員(小林政夫君) 先般の大蔵委員会で木下委員長も御出席になつて、大蔵大臣に対しても課税をせんようにという要望をされたわけでありますが、その後引続いて私から主税局長にどういうふうになつておるのかということで、次いでこちらの意見は勿論課税しないで欲しいということははつきり表明した上で、大蔵当局の事務当局の意見を聞いたが、そのときに私はこの前のこの水産委員会において久宗氏或いは山本次長においても、大蔵当局は課税をしないという建前で考えてくれておるので、もう少し政治的に取り上げるのは待つてもらいたいということだつたので、大蔵委員会でも全然発言をせずに来たわけであります。ところがたまたま所得税……

第10回国会 大蔵委員会 第閉会後1号(1951/07/24、2期、緑風会)

○小林政夫君 許可料、免許料を決定し、徴収をする機関はどうなつておるか、どういう予定ですか。
【次の発言】 どうも法律がよくわからんのですけれども、もう大分実施期も迫つておりますし、そういう点ははつきりきめておいて頂きたい。政府が決定するにも主務大臣となつておるが、これはどういう方法で決定されるのか、具体的なことをお尋ねしたかつたわけでございます。若し具体的にきまつておらなければ至急に御決定願いたい。  それから次に法律並びに今の説明によつて、これは一番課税の問題と関連して重要なのですが、補償総額の百七十八億の範囲において免許料、許可料を取る、こういうことになつておりますが、漁業権というものは……

第10回国会 大蔵委員会 第閉会後2号(1951/07/25、2期、緑風会)

○小林政夫君 これは是非お願いします。

第10回国会 大蔵委員会 第閉会後3号(1951/08/08、2期、緑風会)

○小林政夫君 私は今般九州、大体福岡、長崎、熊本、大分、宮崎という方面を調査して帰つたのでありますが、いろいろ御報告をいたしたい件もございますが、他地区を視察、調査されて報告された結果、それに対する政府当局のいろいろな御意見等で重複する点もありますから、前回において大体意見の出ておる点は省略をいたしまして、他地区を調査されたかたから、意見の出なかつた問題について、調査の結果に基いて御報告をいたしたいと思います。御報告を兼ねて政府当局の御意見を承わりたい。  先ず、その中小企業信用保険制度の利用状況でありますが、これが非常に低調でありまして、現地のほうの見解では、金融機関が負担をすることになつて……

第10回国会 大蔵委員会 第7号(1951/02/14、2期、緑風会)

○小林政夫君 二十六年度に予定されるこの法律を改正して一般会計へ繰入れる数字ですね、これを説明して下さい。この法案を改正してやろうという具体的な数字ですね。
【次の発言】 その数字はわかるのですが、固定資産価格の増の二千四百三十七万円というこれはどうして生れて来たのですか。それから作業資産価格の減一億九千二百万円というのはどういう基礎によつて減つて来たのですか。
【次の発言】 その八千万円というのはどこにありますか。
【次の発言】 この固定資産の価値が増すという四千何万ですか、これはどういうことで出て来たわけですか。例えば郵便事業特別会計等を見ると、資産勘定への振替えの勘定ははつきりしておる。……

第10回国会 大蔵委員会 第8号(1951/02/16、2期、緑風会)

○小林政夫君 要求している資料を出して頂きたいと思います。
【次の発言】 何%ですか
【次の発言】 今の貸付の用途、資金の種別、それから回収の状態、件数、そういう状態がわかる資料を成るべく用途別に詳しくお願いしたいと思います。
【次の発言】 今の資料要求と前の私の資料要求と一緒にしてもらいたい。地域別と用途別、それと申込のほうもそういうふうにしてもらいたい。

第10回国会 大蔵委員会 第10号(1951/02/20、2期、緑風会)

○小林政夫君 今の大矢さん等の質問の基礎をなすと思うのですが、安定本部で作業をしておる国民所得の計算について、いろいろ具体的に明細を聞きたいと思うのですが、その手続をしてもらいたいと思います。いろいろここに法人税の計算とか所得税の計算等についてもらつておる資料で、今も一応の御説明がありましたが、そういうことは安本の作業とはどういうふうな関係になつておりますか。
【次の発言】 特に安本から説明を求める場合に、先般発表された自立経済審議会の自立経済、二十六年度からと思うのですが、それとの関連がはつきりするような資料を以て説明されたいと思います。  次に生命保険の控除ですが、この二千円及び相続税の場……

第10回国会 大蔵委員会 第12号(1951/02/23、2期、緑風会)

○小林政夫君 二十四年度の実績ということが推計の根本的な基礎になつておるようですが、実績というのはどういうところでやられた実績ですか。
【次の発言】 大体の要領を……。
【次の発言】 特に所得計算について安本の見解をお尋ねするゆえんは、減税はどうかという所得課税の問題とからんでおるのでありますが、その判断をするために尋ねておるわけですが、今の個人業主の所得及び法人所得の算定方法を求められておる個人業主のほうは、実態調査等を或る程度考慮に入れると思いますが、今のお話でありますと、法人所得のほうは大分課税見込額、課税額から逆算的な要素が多少ある。それで先般の本委員会における大矢委員の議論においても……

第10回国会 大蔵委員会 第15号(1951/03/06、2期、緑風会)

○小林政夫君 今油井さんの言われた問題を検討する上にも参考になると思いますが、この営農資金貸付事業の計画、この実態がわかるような資料をお願いいたします。次の共同施設資金貸付事業計画、又第三番目の営農促進対策資金貸付事業計画、これはまあ金の面ではわかりておりますが、仕事の実態ですね。説明できれば説明して下さい。
【次の発言】 今のは大体の趣旨はわかりますが、その具体的なそういつた趣旨によつてやられる、一々、例えば第一期の営農資金というのは個人が対象となつておるようですが、その個人名までは要りませんが、府県別くらいまでは、資金の使用をされる用途別、それから地区別ですね。そういう計画の明細がありませ……

第10回国会 大蔵委員会 第16号(1951/03/07、2期、緑風会)

○小林政夫君 昨日要求した資料として手許に配布されておるのでありますが、これは事務局別の資金の枠は、二十四年度及び二十五年度の状態はわかつております。私の昨日お尋ねしました趣旨は、こういうふうな区分によつて実際にどういう仕事をしたか、例えば住宅資金にしても、一体何戸建つたのかというようなこと、それから共同施設としてはいろいろ共同施設があるでしようが、どういう種類の共同施設を何カ所にどういうことで作つたかというような、事業の実態がわかる資料が欲しい、こういう要求をしたわけです。勿論これは本来なら予算委員会で審議するのでしようが、一応形式的な資金操作のことだけの法案なんで、本委員会としては実態につ……

第10回国会 大蔵委員会 第17号(1951/03/08、2期、緑風会)

○小林政夫君 愛知委員の質問と同じ結果になると思うのですが、特に最近の水産金融の問題について、農林大臣も盛んに水産銀行等の構想を言つておられますが、私としてはなかなか伝えられておる水産銀行の構想では、現在の困難な水産金融は完全に行かないという見解を持つておるのでありますが、いろいろ水産庁の事務当局のほうにおいては、漁業共済資金の強化であるとか、或いは又諸般の案が考えられておるようでありますが、今の愛知委員の質問と関連して、特に水産金融についての現在までに農林省として考えられておる構想を一応はつきりさして頂きたいと思います。それによつては、私は本特別会計と水産関係を分離して一別個の水産だけの特別……

第10回国会 大蔵委員会 第19号(1951/03/12、2期、緑風会)

○小林政夫君 それは先だつて聞いたら二の間違いだそうです……。さつきの説明でちよつと聞き漏らしたのですが、連合軍使用中のものと未返還の分で、今一時使用しているものですね、これは一時使用をしてまだ返してもらつておらないが、日本側が一時使用しているもの、それから未利用というのは、連合軍も使つておらないし、まだ返してもらつてない、こういうことですか、
【次の発言】 この二十五年度の剰余金が十四億五百八十一万九千円で、それで二十六年度中の損益、二十六年四月一日から九月三十日までの分が同額なんですね。これは丁度その二十五年度の剰余金を完全に清算費に充てるということで、それだけの剰余金があるから、全部清算……

第10回国会 大蔵委員会 第21号(1951/03/14、2期、緑風会)

○小林政夫君 外資導入の状態についてちよつとお話を願います。
【次の発言】 物の面で来る事例はないんですか、技術でなしに機械とか……。

第10回国会 大蔵委員会 第23号(1951/03/19、2期、緑風会)

○小林政夫君 証券の売買差益に対する課税について、帰つて大蔵大臣も研究するということでございましたが、その後どういうふうになつておりますか。
【次の発言】 一十五年度の課税収入が、実際に捕まえられた数字わかりますか。

第10回国会 大蔵委員会 第24号(1951/03/20、2期、緑風会)

○小林政夫君 今の木下水産委員長の要望の通りでありますが、水産常任委員会で農林当局にその問題を私も委員外議員として質問したときに、大蔵当局は十分その漁業権補償金の性質というものを了承して、事務当局においても如何に理由附ければ税金がかからないかという、かけないという腹で検討してもらつておるので、まあいろいろお尋ねになることは暫らく待つてもらいたいというふうなことであつたので、この委員会においても一回もお尋ねしなかつたわけであります。是非木下さんの趣旨によつて、かけないということで御研究を願いたいと思います。
【次の発言】 主税局長にお尋ねしたいのですが、先ほど余りよくまだ大臣まで問題にしていない……

第10回国会 大蔵委員会 第29号(1951/03/28、2期、緑風会)

○小林政夫君 税務署員の銀行預金の調査の問題でありますが、これについては愼重にやるようにという通牒は出ておるように拜承しておりますが、最近やはり田舎の銀行等の話を聞くと、どうも余りその点愼重でないようであります。それでただ非常に下つぱの税務署員、或いは誰でも該当者の預金を勝手にやるというようなことで、非常に迷惑をこうむつておるというか、今の資本蓄積、預金の吸収というような点についてかなり迷惑をしておるようであります。それについて少くとも預金を調べるという場合は、地方局長くらいの証明を以て調べるというような、制度上もう少し、ただ取扱い上愼重にやれというようなことでなしに、もつと上級官吏の証明がな……

第10回国会 大蔵委員会 第30号(1951/03/29、2期、緑風会)

○小林政夫君 今の油井さんの御意見は私もあるわけですが、緑風会としては重大な関税定率についての法案を通したいわけです。それはあちらでも〇Kをとる関係もあつて、今度のこれは今ちよつと審議を休憩してもらつて、関税定率法の審議を願いたいと思います。
【次の発言】 非常に重要な法案でありますが、いろいろ法案の山積しておるときに出されたので、我々としても十分研究する暇がないので、甚だ恐縮ですが、提案理由だけでは十分にわからん点もありまするので、大体この條文に則つて一応銀行局長から説明をしてもらいたい、その上で質疑応答をいたしたいと思います。

第10回国会 大蔵委員会 第32号(1951/03/31、2期、緑風会)

○小林政夫君 第三十七條に「日本開発銀行は、資金の借入をしてはならない。」と、こうございますが、どういうわけで借入れをしてはならないという規定を、特に條文を置かなければならないのであるかお伺いします。
【次の発言】 本銀行の重要使命に鑑みて私は速かにこういう制度を撤廃して、できるだけ多くの資金をこれに集中されるように、特に将来のコンマーシヤルベースに則つた外資等の導入の場合、こういう銀行を中心として考えるというようなことも考えられるじやないかという意味において、この制限規定はないほうがいいのじやないか。まあ差当つて該当事項がないからということで、こういう條文を設けられたという趣旨でありましよう……

第10回国会 大蔵委員会 第35号(1951/05/16、2期、緑風会)

○小林政夫君 施行法の第三条第二項の二行目の終り、「又はこれに基く命令の規定に反するときは、」と語つてありますが、これに基く命令の規定というこの内容が大体どういうことを予想しているのか。
【次の発言】 その内容がただ組織の問題ではないと思うのですが、大分この点について業界で危惧の念を持つているものがあるようですから、わかつている範囲において、これはむしろ大蔵省当局として予想されるところはないのですか。
【次の発言】 ついでに余り重要な問題ではありませんが、金庫法の第八十四条、次の八十五条において非訟事件手続法の準用がなされておるのですが、手続法の第百四十四条とダブる、強いていえば八十四条にある……

第10回国会 大蔵委員会 第40号(1951/05/23、2期、緑風会)

○小林政夫君 ちよつと木村さんの質問に関連して……先ほどの政府委員の答弁ですと木村さんの言われた意味にはなりませんね。木村さんが心配されている意味を防ぐ条文にはならない。

第10回国会 大蔵委員会 第41号(1951/05/25、2期、緑風会)

○小林政夫君 一般会計のその他ですね、項目だけでいいですけれども、どんなものですか。
【次の発言】 例えば最近起つている価格差益というようなものも入るわけでございますか。
【次の発言】 先ほどの説明で、知事の委任を解いて財務部長にする。大抵異存はないと思うのですけれども、一応知事のほうの側には勿論異存はないのですか。
【次の発言】 先ほどの業務方法書で、貸付最高額を押えるというか、適当に調節するというか。それだと、この第二十九條の業務方法書に記載事項は云々と書いてあるが、一人に対する貸付最高限度は相当重要なことであつて、例示的なことであるから……、「その他の業務方法とする。」とあるから、そうい……

第10回国会 大蔵委員会 第44号(1951/05/30、2期、緑風会)

○小林政夫君 弁護士会には弁護士さんの名簿もありましようし、ただその通知だけで業務を行えるということであれば、何も通知については油井さんと同じで今の御説明では納得できないのですが、自分はこれこれの件についこの納税者の税務代理をやるのだとうことで、その問題の起つた都度弁士さんが行つてやればいい。特に税について余り詳しくない弁護士さんだつたら、恐らく納税者のほうで頼まんだろうし、弁護士さんの名簿というものは恐らくあるし、国税庁で調べられたらすぐわかると思うのですが、弁護士の資格を持つているか持つていないかということもすぐわかる。特にその通知だけをするということはどうも納得できないのです。

第10回国会 大蔵委員会 第45号(1951/05/31、2期、緑風会)

○小林政夫君 第十二条によつていろいろ漁業権証券に対する課税の問題について特別な措置を講ずるようになつておるわけでありますが、これに関連して漁業再編成について農林当局において如何なる計画を持つておるか。特にこの漁業権証券と関連をした計画を、詳細に資料に基いて事情を聴取したいと思います。
【次の発言】 十二条の「漁業法施行法第一条の規定により消滅した場合においては」というこの時期の問題はどういうふうになりますか。
【次の発言】 この法案には漁業権証券と土地収用両方同じようなケースとして並べられておるわけでありますか、私は漁業権に対する補償の場合と収用の場合とは大分趣きが違う。特に漁業権に対する補……

第10回国会 大蔵委員会 第47号(1951/06/02、2期、緑風会)

○小林政夫君 この法案については、特に漁業権に対する補償に対する課税の問題についていろいろ研究をすべき点もございますし、又実地に調査を要する問題もあるので、又漁業権或いは産業に関連した一連の財政措置についても確定しておらない面もございますので、一応継続審査にして引続いて研究をすることにいたしたいと思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 決算委員会 第1号(1951/08/17、2期、緑風会)

○小林政夫君 カニエ君の動議に賛成いたします。

第11回国会 大蔵委員会 第閉会後1号(1951/09/19、2期、緑風会)

○小林政夫君 税制懇談会の案によると、基礎控除五万円ということになつておりますが、その五万円と扶養控除を引上げるということによつて納税義務者がどれだけ減りますか。それから納税額においてどれくらいのものになるのか。従つて徴税費の面においても相当節減できるような案でしようが、概数で結構ですから。
【次の発言】 退職金課税の軽減の方法ですね。これは今どういうふうな方法を考えておられますか。
【次の発言】 先般九州地方視察の際の報告で申上げて置いたのでありますが、退職金の場合に勤続年数によつて考慮するという考えはとり入れておられますか。

第11回国会 大蔵委員会 第閉会後2号(1951/09/20、2期、緑風会)

○小林政夫君 最近新聞紙上で見た範囲でありますが、輸入金融の金に……当銀行を輸出入銀行に改変するという意向があるように聞いておりますが、どういうような構想を以て現実にそういうお考えがあるのかないのか、又あるとすればどういう構想を以てやるか、先ずその方法についてお伺いたしたいと思います。  それから今もお話がございましたが、東南アジア開発関係と関連して、将来同行の使命、役割というものは非常に重要になつて来ると思います。特に業務方法書の第三條第三号あたりの、外国の政府或いは地方公共団体とか海外銀行に対する融資の問題も起つて来るんじやないか、そういうようなことに関連して米国輸出銀行との繋がりをつける……

第11回国会 大蔵委員会 第閉会後3号(1951/10/08、2期、緑風会)

○小林政夫君 世界銀行と国際通貨基金が一体だ、二つの頭で本当は一心同体だというお話がありましたが、これを具体的に説明願いたい。


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 大蔵委員会 第2号(1951/10/24、2期、緑風会)

○小林政夫君 今の御説明にもありましたように、この補償法案は平和條約と一体をなすものでありますから、平和條約を承認批准するならば当然この法案も條文通り認めざるを得ないということになると思うのですね、それでいいのでありますか。これは我々のほうで審議をして修正の余地があるのかないのかということ……。
【次の発言】 面倒ですが、改正商法におおむね取入れたというのを、條文の対照で、あとでゆつくりでいいのですけれども、作つて頂きたいと思います。
【次の発言】 状況によつては速記をとめてもいいですが、本会議でお尋ねしたように、補償法案は、平和條約と一体をなすようなものであるにかかわらず、この提案が今日まで……

第12回国会 大蔵委員会 第4号(1951/10/30、2期、緑風会)

○小林政夫君 国民金融公庫の貸付対象ということは、中小企業特に小、零細企業が対象となつて、一件の貸付金額の限度というふうなものもきまつておるのでありますが、銀行局のほうで実際上まあ一件は三十万円であるが、或る程度それを緩和するというようなことで、例えば同じ事業体であつて名前を三四騙ることによつて百万円までは借りられるというふうな融通性を持たすと考えておられるのでありますか。厳密にそういつた部類は別の金融機関でやつて、この金融公庫のほうは本当に零細な事業体に廻すということを厳格にやられるつもりであるか。髪際の運用状況をまあ聞くと、かなりそういつた融通性のある公庫当局において運用をしておる向もある……

第12回国会 大蔵委員会 第5号(1951/11/01、2期、緑風会)

○小林政夫君 法人税のことですが、只今松永さんから大分法人税はもうちよつと上げたらいいということだつたんですが、私は消極的な意見なんですが、最初の大体法人税の税収が一昨日も泉さんとの間に質疑があつたのでありますが、非常に過少であつた、過少に過ぎるということがこういうようにいわゆる自然増収として非常に大きな税額が現われたという結果を呼ぶのであつて、これは、必ずしも著るしく業績が好転したとのみは言えないのでありますが、法人税を上げるために最初にまあ殊更に過少評価して自然増収を多く見積つたというような意見を言う人もあるくらいであります。この点については当初の最初の審議において、大矢委員からだつたと思……

第12回国会 大蔵委員会 第6号(1951/11/06、2期、緑風会)

○小林政夫君 法人税について先般局長から、市町村税については実質上において現在の実効税率よりも上げないのだということが地方財政委員会とも話済みであつて、近い将来に立法措置を以てそういうふうに取計らうというような言明があつたわけでございますが、昨日予算委員会で地方財政委員会の菊山委員に質問をしたところが、全然そういう打合せはない、まだ了承をしておらないという言明でありました。そういう点はどうなつておるのか、もう一遍伺いたい。
【次の発言】 それでは止むを得ませんが是非……。  それから法人税の徴収猶予について今度新らしくきめられておるわけでありますが、その猶予額に対して日歩四銭の金利を取られると……

第12回国会 大蔵委員会 第8号(1951/11/07、2期、緑風会)

○小林政夫君 田村さんの質問に関連するわけでありますが、法人税を二割引上げるということについて、非常に法人税部門において自然増収があり収益が好転しておるからというような理由もあるようでありますが、法人税関係の自然増収があるから、その他の所得税方面において減税が、税法上の減税が可能になつておる。むしろそういうところに貢献をした法人税において、更に他のほうへ貢献をして、もつと増して二割殖やして税率を上げて行くというような考え方も少しおかしいと思うのでありますが、而もこの法人の中には必ずしも好況である法人ばかしではなくて、業種によつては相当苦境に呻吟しておるものもある。又中小法人もあるわけでありまし……

第12回国会 大蔵委員会 第10号(1951/11/09、2期、緑風会)

○小林政夫君 臨時特例法の第十五条によつて法第三十二条の第三項を読替えることになつておりますね。その読替え規定と法第三十二条第三項の期限後の申告の場合には控除を適用しないというこの規定と矛盾するというか、この二十六年分の所得税については、特に申告期限後の申告であつても諸控除を認めるという趣旨であるのか、そういうふうにもとれるのですね。
【次の発言】 前に主税局長には一応意見を、質問をいたすかたがた意見を申上げましたが、大臣が御出席になつておるので、特に質問いたします。この前もお尋ねしたのでありますが、はつきりしておらないのは、主税局の提示された実効税率が今度の改正によつて五二・九七となるという……

第12回国会 大蔵委員会 第11号(1951/11/12、2期、緑風会)

○小林政夫君 私も今言われた意味においてこの案を呑むかま呑ないかということは疑義があるのですが、疑義があるということについては平和条約全体に関するものである。そこで今内田さんの言われた意味で条文の解釈について質問いたします。  先ず最初にこの前も質問をして政務次官から御答弁があつたのですが、要するにこれは、この法案にきめられておる条件よりも重くすることができるけれども、軽くすることはできないという状態に置かれておるのですが、平和条約の十五条に規定してあるように、本年の七月十三日の閣議決定の法案だということになつておるのですが、非常にこれが国会に提案されたのが遅かつた。その遅かつた原因は字句の訂……

第12回国会 大蔵委員会 第13号(1951/11/14、2期、緑風会)

○小林政夫君 「援助役務に係る分」というふうに直すわけですが、援助役務の具体的な内容はどうなつておりますか。
【次の発言】 さつきの御説明で、援助物資を管理し扱つておつた向うの米人の給與等が、管理する管理人ですね、そういつた者の給與等が役務の内容になるわけですか、ちよつとはつきりしなかつたのですが。
【次の発言】 そうすると向うの予算の中にはそういつた事務に携る人の給與は入つておる。我々今見返資金は日本の負債であるということが言われておるわけですが、そのときに一応この見返資金特別会計の中にはそういつた取扱者の給與というものは入つておらないのだが、債務として我々立てるという場合には、向うのアメリ……

第12回国会 大蔵委員会 第14号(1951/11/15、2期、緑風会)

○小林政夫君 関連して。今の野溝委員の要求の資料と関連いたしまして、私もこの保險業の現状がよくわからないのです。それで戰前の保險業の状態と現状とを比較する意味において、保險業者の資本金、資産内容、或いは契約料率を比較した資料をもらいたい。
【次の発言】 今のお話で保險料収入と保險給付額との関係はわかります。が、保險会社の収益状態がわからないのです。海上保險等では大分欠損があるんだけれども、火災保險のほうで補つておるということでありますが、提出になる資料には保險全体のバランスシート、個々の会社ではありませんが、全体を統合したものでよろしいから、それもお願いいたします。

第12回国会 大蔵委員会 第16号(1951/11/17、2期、緑風会)

○小林政夫君 私は平和條約を承認する建前上、本法律案にも賛成をいたします。  併し賛成をするに当つて敗戰のもたらした冷嚴な事実を再認識し、昭和二十年八月十五日に無條件降伏の通報を受けたときの悲痛な感じを想い起して、涙を呑んでこの法案に賛成するものであります。平和條約の中には、連合国並びに中立国にある日本国並びに日本国民の財産についての規定以外は、我々の経済負担を伴う問題についてはすべて今後の交渉に委すように、平和條約の内容からは外されております。ただ僅かに十五條によつて、本法案が今日の審議になつているわけでありますが、この法案の苛酷な條件を思いますときに、公正寛大な條約であるという宣伝にもかか……

第12回国会 大蔵委員会 第17号(1951/11/20、2期、緑風会)

○小林政夫君 只今の大矢委員の質問に対する両大臣の御答弁で大体において盡されておると思いますが、農林大臣の先ほどの御答弁で、極力別枠融資があつた場合においてはこの漁業のほうにその趣旨を体して金を受けるように努力するというような御答弁でありましたが、その点についてはこてでわざわざ両大臣御出席願つたということについては、すでにそういつた打合せは済んでこれから努力してもらうんではなしに、もうそういうことについては了解がついて御出席を願つておると我々は思つておつたのですが、そこで御了解付いたものと考えてよろしうございますか。
【次の発言】 それでは特に農林大臣に要望しておきますが、従来紐付漁業のほうに……

第12回国会 大蔵委員会 第18号(1951/11/21、2期、緑風会)

○小林政夫君 第三條の大蔵大臣が指定するという、こういうのは、二項と併せて読むと、一証券ごとに指定するわけですね。
【次の発言】 このやはり第三條ですが、第一項の第三号ですね、「当該外国の法令に基き清算に付され、又は敵産として管理に付されたもの」、この外貨の処置ですね、これはどういうことになつておるか、もう少し具体的に説明してもらいたい。例えばちよつと説明してもらうために、参考のために……、いわゆる連合国人が持つておつたものもあるし、向うにおつた日本人が持つておつたものもあるのですね。
【次の発言】 そうすると、平和條約の第十四條で、日本国民の持つておつた財産は一応全部とり上げられる、賠償とし……

第12回国会 大蔵委員会 第19号(1951/11/22、2期、緑風会)

○小林政夫君 今のに関連して来年度の法人税の税率引上げによる増收が三百億、こういつた価格変動準備金の損金算入、或いは特別償却に評る減税は百億、こういうことですが、今の価格変動準備金の操入の恩典に浴する場合は、簿価が時価の九割以上であるという場合に浴し得るわけですね。そうしてこれは物価政策の、物価に対する見通しの問題とも関係して来るわけです。一体この百億の減る中で、価格変動準備の損金算入によつてどの程度この百億の中に減税分を考えているか。
【次の発言】 見通しの問題ですから大分むずかしい問題ですが、大蔵大臣も世界的な趨勢からいつて物価は強調であると思うというようなことを予算委員会でいつておられて……

第12回国会 大蔵委員会 第22号(1951/11/27、2期、緑風会)

○小林政夫君 私は本案に賛成をいたします。賛成するに当つて二、三の希望を申述べたいと思います。  政府は公約にとらわれたといいます。か、減税であるということを非常に強調されるわけでありますが、賠償要求国等に対する反影をも考えて、この点については愼重な検討が必要である。特に今回の税法上の減税は物価の上昇に伴うものであつて、いわゆる公的な物価の上昇を税法上の減税によつて吸收する、それも完全に吸收し切つておらない。いわゆる物価の上昇に対する税制の追随であつて、そういつた意味における税の調整に過ぎないのであります。決して減税でないということを、十分実質的において減税でないという点を、特に関係方面に対す……

第12回国会 大蔵委員会 第23号(1951/11/28、2期、緑風会)

○小林政夫君 今の所有者の承諾を得て質権者の承諾を得なかつたという場合に、所有者が承諾を與える以上は、当然質権者に対して何らかの連絡了承を求める行為がなくてはならんと思うのですね。従つて、今お話のような所有者の承諾を得たが質権者の承諾を得なかつたものを借換え有効とするということは、ちよつと筋が通らない、不当じやないかと思うのですが。
【次の発言】 今の説明でまあ納得はできるのですけれども、そうなるとちよつとこの法文の書き方が、これは当然所有者の承諾は得たが、質権者の承諾を得なかつたものは有効だという書き方になつておるのです。今のような話合いの余地があるようには読めないのじやないか……。

第12回国会 大蔵委員会 第24号(1951/11/29、2期、緑風会)

○小林政夫君 一応衆議院から今通つたそうですけれども、この一部修正があるようでありまして、その修正の説明を主税局長からして頂きたいと思います。
【次の発言】 この附則の第五項ですが、先般ちよつとこの五項を余り研究しておらなくて不用意な質問をするかも知れませんが、第五項の設けられた趣旨は、この税収の減を余り一度に起さないという趣旨ですか。
【次の発言】 小切手と国庫金振替書の認証ですね、これをやめるのですね。やめる必要があるということを知るために、今までどういうふうにやつていたか御説明願います。

第12回国会 予算委員会 第6号(1951/10/31、2期、緑風会)

○小林政夫君 緊急対策に伴うところの資金の計画と申しますか、それを説明頂きたい。
【次の発言】 只今の御説明で大体資金的には心配がないという御説明はあつたわけでありますが、輸入炭の問題もあり、又計画よりも多分に石炭を消費することになり、二百七十万トンぐらい余分に要るようになるわけでありますが、これを数字的に資金繰を、まあ外貨についてはどれだけ要るというような、およその計画があろうと思いますので、数字的に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 これだけ増加する資金について、電力会社の自力で賄える範囲、日銀或いはその他の今以上の追加信用を待たなければならないもの、これに分けて若しわかりましたら一……

第12回国会 予算委員会 第9号(1951/11/05、2期、緑風会)

○小林政夫君 地方財政委員会にお尋ねをいたしますが、大蔵委員会で審議の際に特に法人税の問題でありますが、主税局長の言明として本年度法人税を四二%、二〇%引上げても市町村民税については普通で行くならば今までは五・二五%であつたのが六・三%になる。こういう計算になるわけでありますが、それを少くとも据置く、むしろ下げる、五・二五よりも下げたいというような意向を漏らされた。而もその点については地方財政委員会とも十分話済みである。近く立法的措置によつてそういう方法をとりたいということをはつきり言明をしておるのであります。その点についてそういう主税局と地財委との間に打合せがあつたか、そういうお話合いがつい……

第12回国会 予算委員会 第17号(1951/11/16、2期、緑風会)

○小林政夫君 予算関係の質問をする前に私が本会議で大蔵大臣に質問をした点について当時再質問をしようと思つたのでありますが、時間がなかつたのでそのままになつておりましたが、それは朝鮮にある日本の財産について連合国、特にアメリカ軍政庁のほうで日本人の財産を処分いたしております。この処分は平和條約の第四條(b)項によて我々は承認しなければならない。そこでこれは処分を承認するときその処分に伴う我々の請求権というものは一応残るようなふうに第四條(b)項に関する限りにおいてはなるのでありますが、更に読み進んで行くと、第十九條においてそういつた請求権は一切放棄するということが書いてあるのであります。そこで私……

第12回国会 予算委員会 第24号(1951/11/29、2期、緑風会)

○小林政夫君 政府出資及び投資に関する小委員会の経過並びに結果を御報告いたします。  本小委員会に付託されました案件は、政府出資及び投資でありますが、そのうち食糧管理特別会計、農林漁業資金融通特別会計及び糸価安定特別会計への繰入につきましては、農林に関する小委員会において、審議せらるべき問題でありますので、本小委員会といたしましては、これらを除きました以外のものにつきまして、二十六、七の両日に亘つて審議を行なつた次第であります。この審議の過程を通じて明らかにされました主要な事項を要約して申上げますと、大体次の通りであります。  一、外国為替資金特別会計への三百億円の繰入は、同会計における円収支……

第12回国会 予算委員会 第25号(1951/11/30、2期、緑風会)

○小林政夫君 私は本補正予算案が国家公務員のベース・アツプ等その実施の遷延を許さない事案を含んでおる点に鑑みまして不満足でありますが、次に述べる希望を附して賛成をいたします。  先ず第一に政府はしばしば来年度予算において講和関係費の発生にもかかわらず、その増額を八十億円台にとどめて民生安定に支障なからしめると共に、でき得べくんば国民の生活水準の向上をも図りつつその不生産的な講和関係費を賄うという決意を表明されております。併し賠償、外債支拂、防衛分担金、連合国財産の補償費等講和関係費は巨額に上ることが予想されるので政府の決意は諒といたしますけれども、その意図の達成は決して生やさしいものではないと……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 経済安定委員会 第14号(1952/06/10、2期、緑風会)

○委員外議員(小林政夫君) 私のほうは大蔵委員会において近く決議をしてこちらに改正案を伝達したいと思つておるのであります。これは自由、緑風、民主クラブ三派の大蔵委員会における修正意見と御了承を願いたいと思います。  第一点は、先般来連合委員会において質疑を重ねました新株引受権の問題であります。商法においては何ら明記しておらないので、この新株引受権を譲渡することができるということをはつきりいたしたい。併しそれは一般的に譲渡することができるというのではなくて、外国投資家がその国の法律或いは国内法によつて引受けることができないという事情が発生した場合に、それを救済するという意味において、そういつた外……

第13回国会 経済安定委員会 第16号(1952/06/12、2期、緑風会)

○委員外議員(小林政夫君) 簡単に伺いますが、法案の二十五条で、法人に対する財政援助の制限に関する法律にもかかわらず、電源特殊会社に対しては、外貨の借入れに対して政府は保証できるという規定がありますが、その法人に対する財政援助の制限に関する法律という、第三条だつたと思うのですが、その但書で大蔵大臣が指定する会社に対しては政府並びに地方公共団体は保証ができるということになつておる。特にこの二十五条を設けてはつきり法律でそういうことを規定を置かれて、若し必要つがあれば大蔵大臣が指定すればできるわけですが、この条文を設けられた趣旨ということはどういうことになるのか。

第13回国会 経済安定委員会 第23号(1952/06/26、2期、緑風会)

○委員外議員(小林政夫君) 永井さんの解釈の通りであります。
【次の発言】 ちよつと今の点について……。
【次の発言】 それは我々の、奥さんの案、我々の案には除げてあるという点と、終いの点については私は自由党のほうに永井さんはお尋ねになつたと思う。
【次の発言】 まあ私も奥さんの傍におつたわけでありますが、最初の頃おりませんでしたから、どういう御説明をなさつたか存じませんが、大体において杉山さんの條文、この十二條の第二項の條文というものは、まあ奥案にある二項をおとになつたと我々案の作成の経過的に考えて、そういうふうに思われます。そうなれば我々の解釈が正しい。正しいじやない、我々はそういう解釈を……

第13回国会 大蔵委員会 第1号(1951/12/11、2期、緑風会)

○小林政夫君 今の、さつきのに関連して、ここに二十五年四月二十日現在の支出負担行為担当官等の人数が出ておりますね。今度の定員法の改正によつてこれがどうなつたのか、又この法律を通すことに上つてこれが人数が減るのかどうか、その点をはつきりすれば今の木村さんの質問がはつきりするのじやないか。
【次の発言】 そうすると、もう全然この法案と定員とは関係がないと言われるのですね。
【次の発言】 基本的なことを今の議論を進めていることで念のために聞くわけですが、継続費の年割額は当該年度の歳出予算に一応計上されるわけなんですね。
【次の発言】 その年割額をその予算審議の際に一応初年度は認めて、その第二年目に国……

第13回国会 大蔵委員会 第2号(1951/12/12、2期、緑風会)

○小林政夫君 昨日問題になつたのですが、継続費の一応年限を切つてない、数年度に亘るということになつておりますが、国庫債務負担行為については財政法の第十五条の第三項で「当該会計年度以降三箇年度以内とする。」という規定がある。この継続費についてはまあ善良なるというか、正しい政治慣行によつてその年限は適当にきめるものであるという話であつた。この債務負担行為については三カ年度以内とするというふうにはつきり財政法できめておつて、今度の継続費についてはそういう規定を置かない、継続費は認めるか認めないかは別として、認めるとしてもどうしてそういう規定を置こうとしなかつたのですか。

第13回国会 大蔵委員会 第3号(1951/12/13、2期、緑風会)

○小林政夫君 今日御出席になつた会計検査院長は別として、他の建設農林の関係のかたは、大蔵当局の説明によると、特に問題である継続費を建設農林関係のほうで要望が多いということであつたので御出席を求めたわけであります。その必要とされる状況を一応具体的に説明をして頂いたらいいと思います。
【次の発言】 継続費を作る場合に、例えば今の農林省の場合だと、干拓費というような名前だけで何年、まあ五年なら五年というような何々費の予算を盛つておられるが、具体的に何県の何郡の何村というようなはつきり一件一件ごとにやられ、これは同様に建設省のほうにおいても言えると思うのですが、橋梁なら橋梁というような漠然たる名前でな……

第13回国会 大蔵委員会 第4号(1951/12/14、2期、緑風会)

○小林政夫君 条文について具体的にお伺いしたいのでありますが、この継続費を認めようとする条文は、第十四条の二なんでありますが、継続費を認める種類として「国は、工事、製造その他の事業で、その完成に数年度を要するもの」というふうになつておりまして、この書き方で行きますと、国のやることは、まあ何でもその完成に数年度を要するものについては継続費が置かれるということになるわけでありますが、大内先生の趣旨で行くと、別にこの業種のほうはどんなものでも認めてもいいというお考えのようにも受取れるのでありますが、その点は如何でございましようか。それと今の金森先生の御説によると、大内先生が言われたように、条文に特別……

第13回国会 大蔵委員会 第5号(1951/12/15、2期、緑風会)

○小林政夫君 先ほどの本会議で問題になつた点について大臣にお尋ねをいたします。この年末の通貨発行量を五千百億ときめられておる。まあ一応今そういう目途というか付けられておるのでありますが、どういう根拠でそういう数字が言われておるのか。
【次の発言】 只今の御言明で満足というか安心をいたしますが、実際において必ずしもそういうことでない点もあるので、是非御言明の通りお考えを願いたいと思います。ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 今のような弾力性を持つて必ず実態に合わせて、通貨の発行量というものは当然実態の伴うようになつて来るのだということであると、一応問題は解消しなければならんわけであります……

第13回国会 大蔵委員会 第9号(1952/01/31、2期、緑風会)

○小林政夫君 只今概略の説明を承わつたわけでありますが、非常に厖大な資産を扱つておられるので、この整理の状況についてもう少し具体的に聞きたいと思いますので、資料として、千八十五閉鎖機関に指定されておるわけでありますが、只今読み上げた総括的数字のほかに、各閉鎖機関別にその状況のわかる資料を御提出頂きたいと思います。その要求が先ず第一、そうしてこの整理の方法でありますが、各閉鎖機関に指定された機関別にいろいろやつておられると思いますが、その清算をした結果、剰余が出た、或いは欠損であるというようなものについての機関ごとの取扱はどうなるのか。いろいろ閉鎖機関に指定された種類によつて全額国庫出資の機関も……

第13回国会 大蔵委員会 第10号(1952/02/07、2期、緑風会)

○小林政夫君 前回の委員会で、政府提出の歳出総予算の枠内において継続費の二年度以降の年割額を増額していいかどうかということについて、大蔵大臣は、私見としては自分はやつていいと思う、やれると思うが、政府の統一した見解じやないということでありました。その点について政府として意見がまとまつたならばお話を願いたいと思います。
【次の発言】 前回菊川委員から質問があつた継続費の年限の問題ですが、一応これはやはり国会で審議するのだから、別に年限をきめてもいわゆるナンセンスだというような意味の、大臣から答弁がありましたが、財政法の第十五條の第三項にいわゆる国庫債務負担行為については一応三年という年限をきめて……

第13回国会 大蔵委員会 第11号(1952/02/08、2期、緑風会)

○小林政夫君 速記を読めばいいのだから……。
【次の発言】 参考までに申上げますが、緑風会としては菊川委員がいろいろ心配されておる官僚云々という問題は、現在の占領下の事態と独立後の事態とでは大分違つて来る。ところで国会の権威というものもやはり国会で何でもいろいろやれるというふうに行けるのではないか。そこで年割額等について、大蔵大臣や金森博士のような意見であるならば、このパーセンテージまでに制限すること、百分の二というような規定をおかなくてもいいのじやないか、そうして若しおくとするならば、波多野委員と同じように百分の二というようなことでは少いのじやないかということも考えられるし、百分の二で制限す……

第13回国会 大蔵委員会 第12号(1952/02/12、2期、緑風会)

○小林政夫君 緑風会は、最初にも申上げたように積極的にみずから修正案を出すということでなしに、他から修正の動議が出た場合に、今同調をいたしております二点については賛成をいたすということにしておるわけであります。本日関係当局との折衝の模様等から考えても、今大矢委員の提案の趣旨も非常に結構なことであります。国会の慣行として、又政府も一体となつてそういつた解釈を下すということであれば、非常に我々の意図するところは達せられる。今改正の要点は念のための改正でありますから、そこで改めて関係当局のアプルーバルかデイス・アプルーバルか、その返事を待つという期間はありますが、一応大矢委員の提案も取上げて、各党で……

第13回国会 大蔵委員会 第15号(1952/02/21、2期、緑風会)

○小林政夫君 法案自体の出し方についても大蔵委員会として検討を要すべき点があります。租税臨時措置法の改正を附則でやつておる、而も同じ国会において租税臨時措置法の一部改正案が提出されてこちらでは審議中であるというような場合に、そういつた一つの企業合理化という線に載つた法案の、而も実質的には内容は全部附則にある租税臨時措置法の改正がねらいであるというふうな法案が出されるということについて、我々は別に繩張り争いをするわけではないのですが、疑義があるわけです。そこで法制局長か提案者、その他委員長より適当と思われるものを参考人に呼んで、よく今後のこともありますので検討を願いたい。従つて一応連合委員会にお……

第13回国会 大蔵委員会 第16号(1952/02/22、2期、緑風会)

○小林政夫君 先般通産、大蔵連合委員会においても簡単に触れたのでありますが、この企業合理化促進法案を見ますと、いろいろ書いてはありますが、一応最も法案の狙いというか、主なところは附則の租税臨時措置法を一部改正して、初年度において特別償却五〇%やるということが一番狙いというか、一番の狙いではないにしても、とにかく法案全体としてのそれが実質的なことになつておるのです。而もこれは十二国会に提案された法案でありますが、当時十二国会においてはやはり租税臨時措置法の一部改正案が政府から提案されて本委員会において審議されておる。この法案は議員立法で中村さんほかの御提案になつておりますので、提案者は違つており……

第13回国会 大蔵委員会 第17号(1952/02/26、2期、緑風会)

○小林政夫君 先ず最初の国民貯蓄組合法の一部を改正する法律案の免税限度の引上げは結構でございますが、この大体十万円で政府当局は満足しておられるわけですか。
【次の発言】 この際としては十万円を適当とするということはいいのですが、将来はこれを殖やすべく努力するつもりであるかどうかということでございます。

第13回国会 大蔵委員会 第20号(1952/03/07、2期、緑風会)

○小林政夫君 予算の委員会でちよつとお尋ねしたのですが、この余裕金の運用について、まあ現在は法律で定められておつて、大部分が国債を持つておるということでございまするが、大体今どのくらいお持ちになつているか、ちよつと……。
【次の発言】 銀行局長にも聞いて見たいと思つたのですが、山際さんとして輸出銀行の余裕金、これは将来も起り得ると思うのですが、こういう国債を持つというような形で運用するのがいいのか、輸出銀行でありますから、輸出金融と関連をして、例えば外為の資金も、相当円資金も不足しがちであるというようなことも考えられますから、一応山際さんの意見を承わりたいと思います。

第13回国会 大蔵委員会 第21号(1952/03/11、2期、緑風会)

○小林政夫君 ちよつと私いなかつたのですが、先ほど油井さんからお話があつた外国人に関する特許料、使用料に対する税率を下げろというお話があつたようでありますが、これは大体予算委員会等で配付された資料によると、三十五、六億あるようです。この前も主税局長に私聞いて見たところによると、どうしても二重課税を防ぐということになるので、契約を、日本の支拂者のほうでそこをうまくやれば、いわゆる日本側の課税をすることが即日本の事業者の負担にならない。で、特許料、使用料を受取る外人は、どうせアメリカでもその收入に対してはかかるのであつて、こちらでかかつただけは向うでそれだけ引かれるわけだから、ここで日本で捕捉する……

第13回国会 大蔵委員会 第22号(1952/03/12、2期、緑風会)

○小林政夫君 関税定率法で七百五の合成染料、これは先般の審議の際に参議院で我々のこの委員会の意向によつて、政府提出原案の一五%を二五%ということにして、衆議院と話合いをして二〇%に落着いたわけでありますが、これについて提案者である政府としては、まあ本来、前には一五%で出された、その政府としてこれは参議院の通過が一五%ではむずかしいというような考え方から、こういうふうな修正案を出されたのか。その後のいろいろの織物業界等の事情から行くと、大分事情が変つて来ている。堅牢染でなくては輸出ができないというような状態も生れているのでございます。我々としては必ずしも前の決議に拘泥せずに考えてみたいという気持……

第13回国会 大蔵委員会 第23号(1952/03/13、2期、緑風会)

○小林政夫君 先般の公聴会で原安三郎氏の公述で、法人税ですか、一般の法人税率は低目にしておいて、まあ例えば一例として原氏の言われましたのは二〇%であります。そうして五%刻みで累進課税をする。そうすればおのずからその企業も自己資本の充実をやつていいのだという意見があつたわけですが、これはまあ先般の法人税の税法の審議のときにも、我々も大体まあそういう考えを持つていろいろ審議をしたわけですが、更にそれにまあ少額所得法人の英国等において免税点を設けているというようなことも取入れて、今の法人税牧を下げない範囲においてそういう調整ができるかできないか。これを一つ政府委員の意見を伺いたい。

第13回国会 大蔵委員会 第24号(1952/03/14、2期、緑風会)

○小林政夫君 第四條を設けてですね、その資本金を増額するときは大蔵大臣の認可を要するということにするようでありますが、第四條の第三項を新らしく入れると……。この意味はどういうことなんでしようか。こういうことをやつて、順次に例えば資本金の増額を図るといたしましても、第一項の資本金は百七十億円とするということがあるので、増資をする場合には、例えば三十億増資するとしても二百億になれば第四條第一項のほうの改正を要するわけですね。
【次の発言】 予算措置と併行してすぐやりたいということだと、今局長の言われたことと同じ趣旨に私も了解しておりますが、併しそういうことならば、第一項の書き方を、百七十億円とする……

第13回国会 大蔵委員会 第25号(1952/03/18、2期、緑風会)

○小林政夫君 私は前回も質問をして、局長の説明では納得をしないと言つておいたのですが、問題は例の資本金の増額について、今度の改正で第四條の第三項ですか、「大蔵大臣の認可を受けて、その資本金を増加することができる。」にもかかわらず、第一項では「日本輸出銀行の資本金は、百七十億円とし、」、こうある。これはおかしいのじやないかといつたところが、あなたは開発銀行についても前例があるということでありました。その後調べたところが開発銀行についてはこう書いてあります。前にありますが、「第三項の規定により政府の一般会計から出資があつたものとされた金額との合計額とする。」、こう書いてある。その第三項というのは「……

第13回国会 大蔵委員会 第26号(1952/03/19、2期、緑風会)

○小林政夫君 これは改めて大臣にも予算委員会で質問するつもりですが、先般この大蔵委員会で漁業権の補償金に対する課税問題を審議した過程において、二十七年度の農林漁業資金融通特別会計には普通に予定された漁業資金以外に、漁業協同組合を育成する意味において紐付きで水産業に融通すべき金額として十億程度のものを計上して欲しいという要望を大蔵大臣と農林大臣、当時根本農林大臣に出席を求めて両方の言明をはつきり得てあるわけですが、手許にもらつておる資料で見ると、どうもはつきりしないのですが、その点はどうなつておりますか。
【次の発言】 そんなことはてんで問題にならないでしよう。全部で十億云云というようなことでは……

第13回国会 大蔵委員会 第27号(1952/03/20、2期、緑風会)

○小林政夫君 波多野委員も触れたと思うのですが、法人税收、まあ法人税收に限らず、まあ收入ですね、この税收が非常に今年に入つてから内外の経済情勢の変動で相当見積られておるのが少なくなるのじやないかということが心配されるのですが、それと関連して特に最近の産業経済の三月十六日に、法人税において純利益金が三、四月決算期は前年の九月決算の四三%に減少するのではないかというようなトップ記事が一面に書いてあります。これについては全然あなたのほうと違うのか、どう思われますか。
【次の発言】 非常に極端なあれかも知らんが。
【次の発言】 この法人税について、今度日米経済協力からいつて相当日本の経済界は跛行景気に……

第13回国会 大蔵委員会 第28号(1952/03/24、2期、緑風会)

○小林政夫君 第四條に三項を加えることになつておりますが、これは第一項において、輸出銀行の資本金は百七十億というふうに金額を明示することになつておりますにもかかわらず、第三項によつて「大蔵大臣の認可を受けて、の資本金を増加することができる。」というふうにやりますことは第一項の改正をせずして、大蔵大臣の認可を受けて随時予算の承認を得れば資本金が増し得るということは、どうも立法上おかしいと思いますので、他の法案の例から行きましても、資本金を増額する必要がある場合においては、これは全額政府出資が建前となつておりますから、予算の承認を求めると同時に、当委員会において並行的にこの増額を審議することとして……

第13回国会 大蔵委員会 第29号(1952/03/25、2期、緑風会)

○小林政夫君 私も三案に賛成をいたします。併し強い條件を付したいのであります。実は甚だ内部的なことを申上げて恐縮でありますが、この三案に対する態度を緑風会としては只今決定をいたしておるわけであります。そのときに、緑風会が指導的になつてもいいから修正をしろという強い鞭撻を受けたのでありますが、すでにもう討論が始まつておるので、止むを得ずここに條件と言うか、強い希望を付するわけであります。恐らく政府当局も国会、参議院の構成から考えても、我々がそういう案を持つて他党に働きかければこの委員会が通るということは御承知のはずと思いますから、その意味においてお聞きとりを願いたいと思います。(笑声)  先ず第……

第13回国会 大蔵委員会 第30号(1952/03/26、2期、緑風会)

○小林政夫君 建設省に道路整備の十五カ年計画があるですね。で、第一次の五カ年計画というものを作つておられる、十五カ年計画の第一次五カ年計画というのがあるでしよう。それでこの特定道路をこういう方法でやろうということは、その計画の一環であるかどうかということについても知りたいわけで、予算委員会においてその資料を要求しておるのですが、未だに出ておりませんから十五カ年計画の全貌と、それから特にその中で第一次五カ年計画はどうなるかということ、それとこれとの関係はどうなるかを一つ資料によつて御説明願いたい。
【次の発言】 ええ。
【次の発言】 今の田村委員の質問と関連して……。取上げる坂上げないということ……

第13回国会 大蔵委員会 第31号(1952/03/27、2期、緑風会)

○小林政夫君 大蔵大臣の認可を條件として、会員以外の者に対する資金の貸付をやるということでありますが、この大蔵大臣の認可というのはどういうふうに行われるわけですか。一件一件やるのか……。
【次の発言】 その包括的許可というのは、この信用金庫はそういうことをやつてもよろしいというふうになるのか、或いは預金の何%か、或いは何万円とか金額的に絶対額で行くのか、或いは預金のパーセンテージで行くのか、その点はどうです。
【次の発言】 その條件のつけ方ですね、つけ方を具体的に。
【次の発言】 そうすると、その資金の性質、使途、使途といつても具体的の貸出先でなしに、コール・ローン或いは金庫事務をやつているそ……

第13回国会 大蔵委員会 第32号(1952/03/28、2期、緑風会)

○小林政夫君 これはもうすでに質疑済みでありますが、いよいよ採決をするに当つて、もう一回念のために主税局長へ念を押しておきますが、この重要な工業所有権等に対する源泉徴収率の低減措置、これは来年の一月一日まで延期するということになつております。その間に各国との間に租税協定を締結して、二重課税にならないような措置を講ずるということでありましたが、万一そういう手はずがうまく行かない場合には、この施行の期日を再延長すべきであると思うのでありますが、そういう措置をとられる含みを持つておられるかどうか。
【次の発言】 大体、今回とられようとしている特別措置については賛成をいたします。ただ質疑の過程において……

第13回国会 大蔵委員会 第33号(1952/03/29、2期、緑風会)

○小林政夫君 今最後の波多野さんの質問に関連しますが、ポンド債にドル・クローズがついているのとついてないのと二通りあるはずです。それでドル、クローズがついていない部分は、今大蔵大臣はポンドの切替は大体なかろうということでありますが、仮定の問題として万一切替があつた場合は、そのときのポンドで払えばいいわけですか。その点が一つと、それからこういう措置をとられるとすれば、今ドル・クローズがついていないということですが、ドル、クローズがついたポンド債は当然今預託された二千万ポンドはドル、クローズのついたポンド債で返済する、そういうふうな約束をしておられるほうがいいのじやないか、将来の切替を考えれば…………

第13回国会 大蔵委員会 第34号(1952/03/31、2期、緑風会)

○小林政夫君 昨日午前十一時十分から午後四時二十五分まで、食事を抜いてぶつ通しで審議をいたしました。従つて相当詳細に検討、審議いたしましたが、審議の結果を成るべくかいつまんで簡單に御報告さして頂きます。  先ず審議の方法は、政府委員並びに説明員から、お手許に資料として提出されておるポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く大蔵省関係諸命令の措置に関する法律案の概要というのがございます。これによつて一応の説明を聞いたわけであります。そこで今回改正して存続をしようとするものが六件ございます。それからそのまま存続しようとするものが十三件ございます。そうして全然廃止しようとするものが二十二件あ……

第13回国会 大蔵委員会 第38号(1952/04/11、2期、緑風会)

○小林政夫君 これは前に小委員会でこの特別調達資金設置令を存置するという際に多少審議したのでありますが、午前中の木村委員の大臣に対する質疑応答のときにおいて多少私も問題に思つたのでありますが、行政協定第十二條の四項ですね、これと大体役務関係のことに今まではこの資金は使われておつた。併し調達令自体を見ると、物資等についても、物の調達の場合にもこの資金は利用し得るというふうになつているわけですが、今までの運用は大体において進駐軍、従つて今後は駐留軍の役務に使われるということに今まで通りこの資金は使われるということになるわけですか。
【次の発言】 これは午前中波多野さんからも大臣に対する質問があり、……

第13回国会 大蔵委員会 第39号(1952/04/14、2期、緑風会)

○小林政夫君 第七条の通行税法の特例ですが、航空機の場合はこれは特に除いておるのですが、通行税法には汽車等と航空機とは別にしてありますね。所得税の問題です、「(通行税法の特例)」の。
【次の発言】 航空機は別ですよ。
【次の発言】 いや、汽車等には入つていない。
【次の発言】 これには入つていない。
【次の発言】 更にこの附則のほうで「物品税法の一部を次のように改正する」というのですが、特にこの安全保障条約、行政協定の実施に伴うこれと直接関係はないのに、どうしてこういう附則でやられるのかということが一点と、それから改正の中に出て来るこの「既二物品税ヲ課セラレタル又ハ課セラルベキモノナルトキハ」……

第13回国会 大蔵委員会 第40号(1952/04/15、2期、緑風会)

○小林政夫君 私もそれを聞きたいと思つておるのです。具体的に説明して下さい、事例を想定して。

第13回国会 大蔵委員会 第43号(1952/04/18、2期、緑風会)

○小林政夫君 この宝くじは成るべく早い機会にやめたいということをしばしば銀行局長も言明をされているし、この法案自体としても当分の間ということになつているわけでありますが、この第三條でわざわざ意味のない、実質的には意味のない、今油井委員その他厚生委員長からも指摘があつたように、社会福祉の増進のためにという名前をかりて、そういつたやめろという希望に対する一つの水をさすような項目を掲げて行こうということについては、しばしば政府の成るべく早くそういつた宝くじはやめるのだ、射倖心をそそるようなことはやめるのだと言いながらですよ、こういつた第三條の改正を加えてやろうということについては、必ずしも肚の底は速……

第13回国会 大蔵委員会 第44号(1952/04/21、2期、緑風会)

○小林政夫君 前に主計局長に質問をしたのですが、最後の特別調達資金設置令の一部を改正する法律案についてでありますが、この特別調達資金を設置したいきさつから言つて、進駐軍労務のドル拂いというような点からいつて、ああいつた七十五億という回転資金を設けなければならんことになつたのでありますが、防衛分担金の五百五十八億をジヨイント科目に入れて、主計局長の説明では、できるだけ防衛分担金のジヨイント科目による日本円の支拂いについては、将来円で全部拂うようにしたいという希望を持つておるということであります。従つて進駐軍労務についても円拂いが行われるようになるであろうという見通しを持つた説明があつた。そこでそ……

第13回国会 大蔵委員会 第45号(1952/04/22、2期、緑風会)

○小林政夫君 前回この政府の預託金について、信用金庫に対して十二億預ける、その各信用金庫への配分の基準についてお尋ねしたわけでありますが、四月三日油井委員が質問されて答えられておる。一応速記録は拜見いたしましたが、私のお尋ねしたのは、各信用金庫への十二億という金は、多い少いは別として、この点については油井委員と同様の考えを持ちますが、その各信用金庫への配分の基準、大体三段階に分けて云々というのですが、それをもつと詳細に説明して頂きたいと思います。
【次の発言】 その最低預金量が一億四千五百万円ですか。
【次の発言】 そうするとこれは機械的にこういう段階で分けられるのであつて、例えば同じ資金量で……

第13回国会 大蔵委員会 第46号(1952/04/24、2期、緑風会)

○小林政夫君 本案についてはすでに相当質疑を重ねたので、この程度で質疑打切をいたしたいと思いますが。
【次の発言】 私は本案の修正をいたしたいと思います。修正案を朗読いたしますと、   第五十三條の改正規定中「及び前項」を削り、「会員以外の者に対する資金の貸付又はこれらの者のためにする手形の割引」を「地方公共団体又は銀行その他の金融機関に対する資金の貸付」に改める。  というふうに修正をいたしたいと思います。この修正の理由は、会員以外の者に対する資金の貸付又はこれらのものに対する手形の割引ということで、勿論大蔵大臣の認可事項ということにはなつておりますが、運用の如何によつては拡張されて会員に対……

第13回国会 大蔵委員会 第47号(1952/05/07、2期、緑風会)

○小林政夫君 簡單に言いますと、宝くじをいつまでやるおつもりであるか、事務当局に対する質疑においては成るべく速やかに止めたいということとでありますが、特に今度の改正規定によつて第三條の目的を「社会福祉の増進のために要する費用の財源に充てるため」云々というような、何人にも否定できないような目的をはつきりおいてこの法律をお出しになつて、宝くじの発行を続けて行こうというような意図がこの改正法案自体からは見受けられるのでありますが、併し事務当局の御答弁だとそうじやないので、地方自治団体のほうの目的と併せて考えるだけだ、実際においては成るべく速やかに宝くじの発行はやめたいというような答弁でありますが、大……

第13回国会 大蔵委員会 第48号(1952/05/08、2期、緑風会)

○小林政夫君 高金利等の取締に関する法律案で、最高の日歩を一日五十銭とかということですね。これについては前の貸金業等の取締法にそういうことがあつたので、そのまますつと入れられておるのか、その点について、この法律を考えるときに検討するというお気持はなかつたですか。
【次の発言】 大体本案についての質疑は終了したものと思うのでありますが、質疑を打切つて頂いて、次回の質疑は非常に重要ですが、引続いて製塩施設法もありますし、その時に政府委員に出席願うことになると思いますので、十分その際に検討して頂くことにして、本案はいろいろ漁獲の時期等の関係もあり、早くしたいという希望もありますから、今日これから討論……

第13回国会 大蔵委員会 第49号(1952/05/09、2期、緑風会)

○小林政夫君 今の価格の問題ですが、第十條ですね、第十條で売却価格は恐らく三種になるのですね。今のそれの値段の相違、それを聞けば今のものは含めてわかると思います。
【次の発言】 それはわかつているので、そこで今のお話でも、売却価格というものは三本建になるわけですね。その三本建を勿論これからいろいろおきめになるでしようが、仮定すれば、例えば政府の金納入者に対する売却金を四百五円、四百一円とするならば、次の段階、あと二つはどうなるのか。そこでマージンが得られますが、何%かということを見てやるのか、その案はあるのかどうか。ここにすでに明らかに法文に三種の価格を予定されております。絶対額は別として、マ……

第13回国会 大蔵委員会 第50号(1952/05/13、2期、緑風会)

○小林政夫君 新旧対照表によつて説明したほうがわかりいいのじやないですか。
【次の発言】 ちよつと簡單に一点だけ、いずれ詳細は何しますが、この外資を借入れることができるということになつておるのですが、この借入れた外資に対する責任は、若しこの開発銀行が払えないという場合には、当然国家が保証したと同じ効果があるのかどうか、その点をはつきり。
【次の発言】 特に聞くのはあなたは常識的に言つておるのかどうか。この法律を作るときにそういう点を十分研究したのですか。法的に疑義がないのですか。当然政府が責任を負うという、外国のこの開発銀行に金を貸そうという投資家から見て、これは大丈夫だと保証して安心が得られ……

第13回国会 大蔵委員会 第51号(1952/05/14、2期、緑風会)

○小林政夫君 当面の金融情勢ですが、日銀券は収縮をして日銀の貸出も減つておるということについて総裁の見解はどういうところですか。それともう時間がありませんが、いろいろ聞きたいのですが、ポイントだけお聞きします。長期信用銀行を作ることが必要であるという、その中味ですね、興銀であるとかいろいろある、それから地方銀行でも兼営でやりたいというような、総裁として言いにくいかも知れませんが具体的な長期信用銀行となるべき銀行のあり方について、今世上で、新聞紙上でもいろいろ出ておる問題についてお話承われる範囲においてお聞きしたい。  それから外為委員会を廃止する、そして外為の事務を大蔵省と日銀に分けて行くとい……

第13回国会 大蔵委員会 第54号(1952/05/20、2期、緑風会)

○小林政夫君 大体油井さんの質疑で尽きたと思いますが、根本的にこの法案自体が、損失があつた場合には補償するけれども、利益があつたときにはそれを取る、結局法案自体の名前が損失補償法というのはむしろ適正でないので、調整法案としてやるほうが本当じやないかと思います。如何にも損失は補償するということであるけれども、若し利益があつたら埋めるので、必ずしも損失のやつばかりじやないのですから、その点についてどうでございますか。
【次の発言】 油井さんの質疑の中にもありましたが、まあ補償料ですか、二%というのが非常に高い、これについて補償料がどうしても二%要るということであれば、関連した輸出銀行の貸出金利等に……

第13回国会 大蔵委員会 第55号(1952/05/22、2期、緑風会)

○小林政夫君 問題を変えまして、設備輸出為替損失補償の問題で大臣に一点だけお聞きしたい。為替損失を補償する制度を創設されることは、これは非常に結構なことでありますが、補償料の点が大体二パーセント、二分になるわけであります。そこで輸出入銀行の貸付金利は年七分五厘、補償料を合せると九分五厘となつておる。他面プラント輸出の競争相手である西ドイツ等の金利が五分というような点と比較すると、なかなか日本のプラント輸出ということはできにくいのじやないか。すでに現状でも輸出入銀行は開店休業状態のようなことで、非常に資金が遊んでおるということはプラント輸出がないということであります。従つてこの法案を作つても、こ……

第13回国会 大蔵委員会 第57号(1952/05/27、2期、緑風会)

○小林政夫君 私もその点なんですが、平衡交付金が全然行かない場合は今特別交付金で出すとおつしやつても、基準財政需要額に対する本来の県収入に達するまでの按分によつて平衡交付金が算定されますね、そうすると必ずその不足分だけが平衡交付金によつて裏付けされるということなら完全に補いがつくけれどもそうでなくて、不足額の、何掛になつておるのか知らないが、最近の情勢はそういうような一定のパーセンテージによつて不足額が平衡交付金によつて補填されるとすれば完全にでこぼこは調整できない、その点です。
【次の発言】 それならばこういう書方をせずに、この基準財政需要額に加算するというようなことでなしに、別途その分は平……

第13回国会 大蔵委員会 第59号(1952/05/29、2期、緑風会)

○小林政夫君 前回ちよつと政府委員に質問をいたしておいたのでありますが、今度の改正によつて外国銀行又はその他の金融機関から日本開発銀行が借入ができるというように改正規定をされておるわけでありますが、こういう形で一応外国金融機関から借入ができるという規定をおきましても、この規定によつて入ることが想像される外資の種類というものはどういうものを予定されておるのか、その点が一点と、それからつこういう形においては、例えば世界銀行等からの借入を、借款を予定するというような場合において政府保証を要求するという場合においては只今経済安定委員会において問題となつておる電源開発促進法案による特殊会社において定めら……

第13回国会 大蔵委員会 第60号(1952/05/30、2期、緑風会)

○小林政夫君 昨日総裁に質疑をした外資の借入れの件ですが、銀行局長にお尋ねをいたしますが、政府が保証する場合には、この外貨送金を保証する、外貨による返還を保証するという場合と、万一支払不能になつた場合を保証する二つがあります。それは総裁としては、支払不能になるというようなことは考えていないと言うことは当然のことでありますが、両方の場合を考えて、やはり少くとも、ただ気休めに外資も借りられるということならとにかく、現在の借り得る、借款の見込みのある外資の性質を考え、又開発銀行が受入れるべき性質の外資というような点から考えると、どうしても一応予算の定める範囲において政府が保証するという規定を補うべき……

第13回国会 大蔵委員会 第61号(1952/06/03、2期、緑風会)

○小林政夫君 その点については私も前回総裁等にも質問したのですが、どうしても開発銀行でやることになれば、本来の開発銀行の融資、その点から言つても今大蔵大臣の言われたことと同じような意味において、どうしても中川議員は念を押されたけれども、中小企業の融資の枠というものは減らさざるを得ないのじやないか。どうしても確保できないと私は考える。それから中小企業の融資の問題では、開発銀行の目的に掲げてあるように、一般の金融機関ではやりにくいという点については同じではありますが、併し設備資金に限定をされることは困るので、やはり遺伝資金についても相当長期の運転資金を要するわけで、こういう点についても併せて日本の……

第13回国会 大蔵委員会 第63号(1952/06/05、2期、緑風会)

○小林政夫君 復金融資の償却を開銀関係で償却する場合に会計検査院の承認を得るという話でありましたが、第三十九條によると、会計検査院の検査というものは、開銀自体及び開銀の業務の委託を受けた銀行その他の金融機関ということになつておつて、先般の福田政府委員の説明によると、融資先までの検査には及ばないということでありましたが、具体的に償却するという事例の発生した融資先については、会計検査院は開銀当局の説明だけで、或いは資料等だけで検査をして了承するのか、或いは全部というわけには行かんでしようが、疑問の発生した場合においては融資先の状態まで会計検査院は検査をする場合があり得るのかどうか、その点について………

第13回国会 大蔵委員会 第64号(1952/06/10、2期、緑風会)

○小林政夫君 前に申込んでおいたのですが、この前の講和条約発効で、税法違反関係の大赦ということがある、国民の中には相当どの程度大赦になつたのか誤解しておる向きも多いですし、一応委員会としても正式にどの程度の大赦があつたのか、その内容を詳しく聴取したいと思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)脱税分まで免除されたのだという気持を一般国民持つておる向きもあります。
【次の発言】 前から言つておるのですが、成るべく速かな機会にお願いいたします。
【次の発言】 先般来経済安定委員会と連合審査をいたしました外資に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正意見を提案いたしたいと思います。  修正の第一点は、新……

第13回国会 大蔵委員会 第65号(1952/06/11、2期、緑風会)

○小林政夫君 会計検査院にお尋ねしますが、この提案されておる開発銀行法の第三十九條によつて、開発銀行自体並びに開発銀行が業務の委託をした銀行その他の金融機関に対して、会計検査院は検査ができるということになつておるのですが、この趣旨によつて会計検査院としては、どの程度まで検査がやられるのか。特に不良貸出等について今問題が起つているのは、復金の引継、復金の融資を引継いだものについて消却をやつておる、こういうものについて、消却等の場合にどの程度の検査をされるのか。融資先まで行つて、その金がどのように使われておるかというふうなことまで、場合によつては検査をやれるのかどうか、その点をお伺いいたします。

第13回国会 大蔵委員会 第66号(1952/06/12、2期、緑風会)

○小林政夫君 只今国内塩の生産確保に関する施策について十分やつているのだという御説明のようでありますが、本法案を制定するという趣旨もそういうところにあるわけでありまするが、只今引かれたこの閣議決定ということは昭和二十五年の三月十七日の閣議決定である、それから大分時代も過ぎているし、ここに書いてあるのは非常に抽象的なことでありますが、もつと具体的に最近の施策について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 その需給状態を聞いたのではなしに、具体的に今差当つて七十万トンを目標としておりながら、実際においては四、五十万トンしかできていないし、キヤパシテイは六十万トンあるけれども、災害等で減つておる。……

第13回国会 大蔵委員会 第67号(1952/06/13、2期、緑風会)

○小林政夫君 ちよつと関連をして、法人に対する政府の財政援助の制限に関する法律についてお尋ねをいたします。我々の修正案として日本開発銀行法の中で、第三十七条で借入金ができることに今度政府案でも改正になりましたが、その中で外資の借入れについては、外貨の借入金については政府が保証をする必要があるのじやないか、で、外貨資金の、外国為替の統制をやることについては、外貨送金を保証するというような意味においても、その借入金については政府が保証するということをやる必要があるのじやないか  という見解なんですが、それについて電源開発促進法案というのが今出ております。そのほうでははつきり今の法人に対する政府の財……

第13回国会 大蔵委員会 第77号(1952/07/28、2期、緑風会)

○小林政夫君 戦争中に買戻し条件付きで金の加工品等を売つておるものがありますね。それを返してもらいたいという要求を今まですると、占領軍に接収されておるので政府としては如何ともしがたい、こういうことでありましたが、そういうのは将来どうなりますか。
【次の発言】 先ほど油井委員からもお話がありましたが、買戻し条件、或いは逆にいえば売戻し条件の付いておるものまで、はつきりした契約書も当人は持つておる。その授受の関係は明らかなんです。而もそういう買戻し条件の付いておるものは、具体的に申しますと、例えば金鍋、これは金鍋料理ということを看板にして営業をやつておる料理屋が、戦争中はできなかつたが終戦後再開し……

第13回国会 予算委員会 第3号(1952/02/06、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(小林政夫君) それでは只今より予算委員会を開きます。本日は和田委員長が差支えのため私が暫時代理を勤めます。  本日は先般来問題になつておりました財政法及び会計法の一部改正について当委員会として大蔵当局の見解を聞きたいということで開会をしたわけであります。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 それはお話したいと思つておりましたが大臣が見えたのでそのほうを先に進める予定になつておりましたが、御質問がありましたのでお答えいたします。ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。只今波多野委員から動議がありましたが、本日は定足数も足りておりませんし、一応理事会でこれ又検討……

第13回国会 予算委員会 第4号(1952/02/09、2期、緑風会)

○小林政夫君 先般の理事会で打合わした案について緑風会で検討いたしました結果、「制限を設ける」というところは「節度を保持し」とやつて頂きたいと思います。それから書き方ですけれども、「対象」のほうを先に持つて行つたほうがいいのじやないか。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 予算委員会の審議の模様に鑑みて、緑風会といたしましては、今のような字句の修正をお願いしたわけでありますが、その大蔵委員会における修正点は、対象の問題と期限の問題と、そうして金額の問題と審議権の問題、この四点に今限られて目下調整中であります。そこで私どもこの「制限を設け」という字句を使いますと、是非立法的に措置をせよという……

第13回国会 予算委員会 第6号(1952/02/19、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(小林政夫君) それではこれから開会いたします。  本日は委員長所要のため私が代理を勤めます。先ず公聽会開催の件についてお諮りいたします。只今本委員会で審議中の昭和二十七年度総予算は、国会法第五十一條により公聽会を開くことになつております。つきましては本予算について三月四日、五日の両日公聽会を開くことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。なお公述人の選定手続等については委員長及び理事に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取計らいます。
【次の発言】 それでは日程に従いまして二十七年度日本経済の見通しについて安定……

第13回国会 予算委員会 第7号(1952/02/20、2期、緑風会)

○小林政夫君 只今の片柳委員の第一点の質問と関連して、延納の場合に銀行の保証を必要條件とするのかどうかという御答弁がなかつた。それについて是非銀行の保証が要るというふうにきめられる予定があるか。又中小企業等協同組合を結成せしめて、麦の共同購入をさせるということでありますが、その場合にそのできた協同組合には一律に延納を認める、十分資金が廻転できるならば延納を認めるということになるのか。或いは協同組合で資金を自己調達する場合にはどういう方法で調達するのか。例えば最近商工中金等にひつかけておる米麦協同組合もあるようでありますが、その点についてどういうふうにお考えですか。

第13回国会 予算委員会 第8号(1952/02/21、2期、緑風会)

○小林政夫君 そう突込んでもなかなか無理だと思いますので、事業自体を検討してみたいと思いますが、その意味で関連して道路の五カ年計画、十五カ年計画、その第一次計画として五カ年計画を決定しておるということでありますが、この計画の内容を説明してもらいたい。その上で又……。  それから併せて、私遅れて来たのですが、説明がなかつたように承わつたのですが、今度初めて建設省所管で特別会計、道路整備事業特別会計を設けてやることになつた。まだ法案等は拝見しておらないのでよく分りませんが、これについても説明して頂きたい、それはあとでも結構です。
【次の発言】 賛成。

第13回国会 予算委員会 第10号(1952/02/25、2期、緑風会)

○小林政夫君 学校給食に対する補助がどういうふうになつておるか、予算の説明書によると十七円五十二銭となつておりますが、ちよつと学校給食に対する補助関係……。
【次の発言】 一食につきまして…。
【次の発言】 それで今度給食関係は大分予算的には削減されて二十五億何がしという計算になつておりますが、これで完全に生活保護の対象になつておる家庭が負担なしにやつて行けるかどうか。
【次の発言】 そうすると、その総額は幾らになつておりますか、補助金の総額は……。
【次の発言】 給食に関連しますから、その件についての意見はあとで述べるとして一応予算の内容だけ聞いておきます。それから公衆衛生局長にお尋ねをした……

第13回国会 予算委員会 第11号(1952/02/26、2期、緑風会)

○小林政夫君 この輸出銀行のまあ資金の余裕ですね。これの運用は如何なものでございましようか。
【次の発言】 今の平岡委員に対して御答弁を願う前に、一体この融資額というものはどういう機構でどういう手続できめられるのか、その点から話して下さい。
【次の発言】 今の政府の方針、一口に政府の方針と言うのですが、それは閣議決定によつてきまるのか、そうしてそうならば、実際そういつた内閣へ出す案としてはどういう所を経由しておりますか、機構的にもう少し具体的に説明して下さい。それとあなたのほうとの関連はどういうふうになるのか、通牒一本で行くのか。
【次の発言】 それであなたのほうに対する政府からの連絡はどこか……

第13回国会 予算委員会 第17号(1952/03/10、2期、緑風会)

○小林政夫君 ちよつと議事進行について……。今の発言に関係するわけですが……。
【次の発言】 今のに関連するのですか……。
【次の発言】 ええ。
【次の発言】 この戰力の問題について朝からずつと質疑応答を重ねているのでありますが、非常に話が抽象的であるために、いつまでたつても解決がはつきりしない。で朝も楠見委員からも、一体戰力とはどういうことなんだというような意味の、戰力はどういうことじやない……そのまあ質疑があつたわけでありますが、そこではつきりしたいのは、この現在の憲法に反しない程度において政府は自衛力の漸増を考えておるわけでありますが、その自衛力、力というものはどの程度のことを考えておる……

第13回国会 予算委員会 第22号(1952/03/19、2期、緑風会)

○小林政夫君 簡單に、楠見委員の質問間とも関連して……、自衛力漸増の問題でありますが、米国負担分が、先般の大蔵大臣の当委員会においてのお話では、大体米国軍の負担することになるのは、大、七千億円であるということを言われたわけでありますが、その内容はどういうものであるのか、経営費的なものであるか、固定的な経費も含んだものであるか。
【次の発言】 そうすると自衛力を漸増して行つて、我々としては、日本としては米軍と日本人が自衛に当る、例えば警察予備隊の人件費は違うでしよう、食糧費も違うでしよう、そういうようなことで多少減額される点はありますが、大体この程度で実質的にこの程度の裝備と力を持つだけの防衛力……

第13回国会 予算委員会 第23号(1952/03/20、2期、緑風会)

○小林政夫君 先ほど愛知さんがもうちよつと触れられるかと思つたのですが、為替金融の問題で、最近行政機構の改革で、外国為替管理委員会を廃止するという案が出ているようでありますが、それと関連して爾後どういうふうにやられるのか、外国為替管理委員会を廃止したあとにおいてはどういうふうにやつて行くか伺います。
【次の発言】 その廃止と関連をして、今愛知さんの言われたような為替銀行の問題、この措置をつけて行く必要があるのではないかと思いますが……、すぐ廃止はできませんが、時勢の方向は今大蔵大臣が言われた為替管理委員会、日銀というものに多少意見の不統一があるようでありますが、その点について外国為替委員会を廃……

第13回国会 予算委員会 第24号(1952/03/22、2期、緑風会)

○小林政夫君 質問は簡單なんですが、農林漁業資金融資特別会計の貸付計画について農林大臣と大蔵大臣にお伺いしたいのでありますが、先般漁業権償却に対する補償金の課税の問題と関連をして十二国会における大蔵委員会において当時の根本農林大臣、大蔵大臣御両氏の出席を願つて、一来年度即ち二十七年度の農林漁業資金融通特別会計の中へは十億程度の漁業に対する紐付資金を確保してもらいたいという、大蔵委員会としては全会一致を以て要望をいたしました。そのとき両大臣とも御趣旨に一副うて善処をする、勿論融資金額は十億ということは言われなかつたのでありますが、その程度のものを考える。そうして更に根本農林大臣は、この十億という……

第13回国会 予算委員会 第27号(1952/03/25、2期、緑風会)

○小林政夫君 私はこの資料を要求した一人としてこの資料ではどうも満足しないということだけ今大臣に述べておきます。その詳細については、小委員会等においても言及されたところでありますし、ここで重ねて質疑はいたしませんが、意見については討論のときに申上げます。資料を要求した一人としてこの資料では満足をしないということだけ申上げます。

第13回国会 労働委員会 第24号(1952/06/25、2期、緑風会)

○小林政夫君 只今一松氏から御意見がありましたが、私も大体同感であります。いろいろ議運のほうにおいて一応話を聞くと審議はやる、火曜日の状態に戻すというのでありますから、委員会において審議は続行したほうがよかろうと思います。ただ実際問題としてもこの議運のほうで国会法の改正等について審議がされるからには相当時間もかかるでありましようし、その間の時間を利用して我々労働委員会としては労働委員会の審議を進めるということに賛成いたします。
【次の発言】 速記をとめて懇談さして下さい。

第13回国会 労働委員会 第25号(1952/06/26、2期、緑風会)

○小林政夫君 私は……。
【次の発言】 それに関連をするのですが、基準署の職員の身分等の問題についても話がございましたが、この地方の労政事務所長、或いは基準監督署長等が労使の紛争に調停斡旋等のために乗り出す場合があるのです。そういうことが労働省として許されておる、官吏として、そういう職務を持つた官吏としてどの程度のことが許されておるか、どういう場合に許されるか、それを説明願いたい。
【次の発言】 絶対に禁止しておりますか。
【次の発言】 それでは労政事務所長は……。
【次の発言】 私は労働者側の一方的な意見を受けまして、労政事務所長が紛争に介在をして、労使円満に話せば解決がつくにもかかわらず、……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 期限等の定のある法律につき当該期限等を変更するための法律案特別委員会 第閉会後2号(1953/03/19、2期、緑風会)

○小林政夫君 議事進行について…。一つずつ片付けて行つたらどうですか、今内容を説明した……。
【次の発言】 一応事務的に、相当技術的な法律でありますから、究明する点を究明し、どうしても大臣に問う点だけは暫らく保留して、一応進めようじやございませんか。(「賛成」と呼ぶ者あり)

第15回国会 議院運営委員会 第13号(1952/12/17、2期、緑風会)

○小林政夫君 只今小笠原、相馬両氏から御意見がありましたが、この法案については、大蔵委員会で前国会において実は衆議院のほうから回つて来ずに、全然審議していないのであります。衆議院のほうでは、大蔵委員会において審議未了となつたわけでありますが、本来大蔵委員会で当然審議すべき法案を、どうも大蔵委員会のほうじや通りにくいのじやないかということで、こちらの郵政委員会のほうへ回わされるというようなことであると、成るほど他の法案において附則において、そういつた前例はないとは申しませんけれども、この問題については、おおむね皆様の賛成が多いようでありますが、違うケースにおいて、一つの委員会で通らないため、他の……

第15回国会 議院運営委員会 第26号(1953/02/05、2期、緑風会)

○小林政夫君 緑風会は反対いたします。

第15回国会 議院運営委員会 第27号(1953/02/06、2期、緑風会)

○小林政夫君 事務総長が二つの方式を示されたので、どちらにするのかきめなければならん。

第15回国会 水産委員会 第19号(1953/03/02、2期、緑風会)

○委員外議員(小林政夫君) 一緒に聞いてもらつたほうがいいのですが、特に先ず最初に委員長の御好意によつて、水産委員の皆さんの御理解によつて、私に委委員外発言の許可を与えられたことに対して深謝いたします。ちよつと……。
【次の発言】 合成繊維漁網について政府はどういう施策を考えておられるか。一応参考にそれを水産庁からお聞きしたい。
【次の発言】 それから入用化試験の結果として、政府は将来漁網というものは、合成繊維にもいろいろございますが、用途によつてアミラン系、惑いはビニロン系、いろいろあり、又塩化ビニロンというようなもりがあるわけですが、いずれにしても合成繊維に漁網は替るべきものだというふうな……

第15回国会 大蔵委員会 第2号(1952/11/27、2期、緑風会)

○小林政夫君 今の新らしい母子対策の問題ですが、これは最近新聞で見たのですが、母子福祉に関係した立法が出る、これと裏腹というか、その裏付の意味ですか。
【次の発言】 そうするとその法律案の提案は政府提案でやられるわけですね。
【次の発言】 そうするとそれは大体この国会中に提案される、細目はまだ打合中であつて、本国会開会中に提案され、成立を期しておられるわけですね。
【次の発言】 所得階層別の納税順位及び納税額を出してもらいたい。
【次の発言】 先ず最初に局長に、大いに我々の意見を取上げてもらつて改正案が出て敬意を表しますが、なかんずく社会保険料の控除にあつては、我我の要望通りの案を出されて非常……

第15回国会 大蔵委員会 第3号(1952/12/01、2期、緑風会)

○小林政夫君 前回の委員会で、愛知大蔵政務次官から、政府において母子福祉対策について考究中である、細かい点についてはまだ固まらない点もあるが、大体において大筋がきまり、そうしてこの国民金融公庫において五億の母子福祉に対する事業資金の供給も考えておるということであるが、これは大体政府の企図しておる母子福祉対策の一環として考えておるのだという御説明があつたわけであります。厚生省当局においては母子福祉対策についてどの程度お考えになつておるか。現在の段階において明らかにされる範囲において詳細に一応御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、只今衆参両院において、厚生委員会において考えられて……

第15回国会 大蔵委員会 第4号(1952/12/03、2期、緑風会)

○小林政夫君 大臣はいつ出席してもらえますか。
【次の発言】 法人税について価格変動準備金、退職給与積立金、企業合理化促進法による特別償却、租税臨時措置法による特別償却、これらによつて一体その適用を受けることが何件あつて、法人税がどのくらい減税になるか、その減税額です。それからできればその法人の階層別にやつてもらえればいいと思います。
【次の発言】 階層別というのは、大体そういう陳情もありますが、私らの考えでも、少額所得法人は余りそういうた特別償却の特別減税の恩恵に浴してないと思います。それが見たいと思います。大体のものでもいいのです。そう詳しくなくてもいい。いわゆる中小企業者と言われている、……

第15回国会 大蔵委員会 第5号(1952/12/04、2期、緑風会)

○小林政夫君 先ほどの国民金融公庫の問題ですが、この前ちよつと金利の件を聞きましたが、遺家族援護公債及び母子家庭に対する融資十億と五億、これの業務方法害的な、貸付條件について月曜日までに書類を出して頂きたい。
【次の発言】 全般的な金融、例えば中小企業融資とか、全部関係者に出てもらつて討議する機会を持つたらどうかと思いますが……。

第15回国会 大蔵委員会 第6号(1952/12/08、2期、緑風会)

○小林政夫君 私の要求した資料は遺家族等援護国債担保の貸付及び成年に達しない子女を持つ母子家庭に対する事業資金の供給についての貸付条件について金利その他の点を文書によつて出してもらいたいという要求でしたが、若し今銀行局長御出席ですから口頭で言えれば口頭でしてもらつて議事を進めたいと思います。
【次の発言】 只今の御説明で大体わかりましたが、すでに母子世帯で相当の事業力を持つて普通貸出を受けておる者がございます。併しそれもやはり女手でやつておるということなので本来男子がやつておれば限度額の二十万円の融資額が受けられるであろうのに半額の十万円とか、或いは七万円というような融資になつておる。こういう……

第15回国会 大蔵委員会 第7号(1952/12/09、2期、緑風会)

○小林政夫君 先生のお話で、大衆課税だということでございましたが、成るほど所得の面から見ると、おつしやる通りです。現在の三十万円というものは昔の八百六十円の所得だということで、非常に低額者に多く税がかかつておるという意味においては大衆課税でありますが、納税者の数で見てみますと、私の計算したところによると、八千五百万の国民のうちで納税者の扶養人員は一応税を納めておると計算をして四千五百万は税を納めておらないということになるわけであります。そこで実際に納税者の扶養人員を納税者に含めてのいわゆる納税層というものは三千九百五十五万人くらいになつて納めております。そうすると必ずしも税を納めておるほうは、……

第15回国会 大蔵委員会 第8号(1952/12/10、2期、緑風会)

○小林政夫君 補正予算書の八十六頁に食糧買入代金の減少が二百四十七億となつておりますが、これの内訳を知らしてもらいたい。  それから貸借対照表によると、期末に食糧の残が金額的には出ておる。これが当初予算と補正後の予算とでは数字的には殖えておるが、数量的にはむしろ減つておるのじやないか。或る程度食い潰しが行われてはおらんかということを知りたい。そこで数量的に、単価が上つておる、金額は殖えておりますが、数量はどうなつておるか、それを知らしてもらいたい。
【次の発言】 今の単独融資ですが、その銀行とあなたのほうとの関係はどういうことになつておりますか。

第15回国会 大蔵委員会 第9号(1952/12/15、2期、緑風会)

○小林政夫君 只今お話の、銀行で言えば業務方法、この会計による信用保証業務をどういうふうにやつて……、例えば保証料は何ぼかというような業務の運営細則というものをどうせ作られると思いますけれども、それを文書にして出してもらいたいと思います。それからこの今の保証業務の動き方ですね。
【次の発言】 ええ、まあ大体それでいいです。
【次の発言】 国有鉄道関係の分ですが、これに関連して一般会計からの公共企業に対する貸付金或いはインベントリー・フアイナンス、こういうようなもの、いわゆる政府の組入れ資金ですか蓄積資金の明細が、いろいろ予算等で問題になつておるようだけれども、書き出して資料としてもらいたいので……

第15回国会 大蔵委員会 第10号(1952/12/17、2期、緑風会)

○小林政夫君 その前に……。本日本会議に緊急上程されて通過したことになつたところの資金運用部資金法の改正の問題ですが、本来当大蔵委員会に付託さるべき性質のものを議運においては少数意見のために郵政委員会へ付託するということになつたのであります。これは数で止むを得ずそういうふうにきまつたわけですが、それにしても我々大蔵委員会としては、少くとも連合審査の請求をして一応当委員会にも審議の機会を与えられるべきであつたと思いますにもかかわらず議運において郵政委員会付託がきまつた、殆んど間髪を入れずというような状態において郵政委員長から全会一致で郵政委員会を通過して緊急本会議に上程してしまつた、こういうふう……

第15回国会 大蔵委員会 第11号(1952/12/18、2期、緑風会)

○小林政夫君 私の先般の要求によつて資料が出ておりますが、一応その資料の説明をお願いしたい。
【次の発言】 今の十六ですね。一番最後の、これはミス・プリントじやないですかね。「保証総額二百億に対する二%(代位弁済額二十億円に対する二〇%)の二億円」というのは、四億円じやないですか。
【次の発言】 それから五号の未経過保証料が四分の一であるということはどういう計算によるのですか。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 根本的な問題としては、保証協会は全額債務保証するわけですか。
【次の発言】 おおむね中小企業よりもなお信用の悪い中小漁業者ですから、本来今おつしやつた普通のコマーシヤル・ベー……

第15回国会 大蔵委員会 第12号(1952/12/19、2期、緑風会)

○小林政夫君 今までに特別会計でやつておつたのを公庫に変えるわけですが、これには大体基本的には賛成なんですが、公庫に変つたことによつて只今の説明の中にもありましたが、開発銀行が継承した見返資金の農林漁業者に対する貸付の債権を継承するというような問題もあるし、従来の半公共事業的な使途に使つておつた特別会計の農林漁業融資というものが、相当一般的な事業資金と考えられるような面にも出し得るという性格的な変更もこれに伴うと考えていいわけですか。
【次の発言】 大体御答弁でわかりましたが、結局かいつまんで言うと、勿論今まで通りの金融は継承されるが、それは資金量が現在程度である限りにおいては、どうしても資金……

第15回国会 大蔵委員会 第13号(1952/12/20、2期、緑風会)

○小林政夫君 それでは所得税の臨時特例等に関する法律案、それについて一点質問します。これは前回及び今回の公聴会で井藤半彌先生の主張があつた、配当所得に対する二五%控除を所得税の面と考えるいわゆる逆進税というやつですね、税率が二〇%、今度は新しく一五%のクラスができるわけですが、そうなつて来ると二五%配当控除を受けるという控除の二五%の恩典に浴さないクラスができる、引き足りないというものができて来る。その点については明らかに理論的に考えると、下のほうに恩典がない、従つて配当課税率は下のほうが重くなるということになるわけですが、それについては主税局長の見解は如何ですか。井藤半彌先生の主張は千分御承……

第15回国会 大蔵委員会 第14号(1952/12/22、2期、緑風会)

○小林政夫君 この提出された資料で、先ず国家公職員の給与ベースに関する調べという資料を出してもらいましたけれども、この公務員については二十五年の四月と比べますと二十七年の十一月は約倍になつておる。ところが民間産業労働者については、それが一四九・九だ、約五割上げである。従つて勤労控除又は私の言う給与所得者控除を今度三万円から四万五千円にしたことは、民間産業労働者の給与の値上り率に丁度マツチしておるのだという意味の資料として、まあ資料の裏付のような意味で特に民間産業労働者のベース・アツプの比率を書換えてお出しになつておるようでありますが、下の注釈を見ると、この調査方法の改正があつたので主計局におい……

第15回国会 大蔵委員会 第15号(1952/12/23、2期、緑風会)

○小林政夫君 大体の質問は済んだのでございますが、最後の第十一条の七項の「協会の出資の総額は、政令で定める金額を下つてはならない。」とありますね、融資保証法ですね、どういう金額にしようというのですか。
【次の発言】 次は十七条の会員の脱退の場合に、脱退してはいけないということが第一項に四号ありますね、一、二、三、四と。この第一項の三号の「協会が当該会員に対しその脱退を承認しない旨を通知したこと。」、この承認しないという、まあ正当な理由がなくて承認しないというようなことはやつていけない、こういうのが次にありますが、そういう場合はどういう場合に脱退を承認しないのか。

第15回国会 大蔵委員会 第16号(1952/12/24、2期、緑風会)

○小林政夫君 本法案とは直接関係ございませんが、外務大臣が見えたので、この委員会に関係のことでちよつと御質問いたしたいと思います。  昨日当委員会において上げた租税の特別措置法の中で、外国からの技術援助契約により外国に対して支払う使用料について二重課税防止の条約ができて、その後六カ月の間免税をする、こういう措置をきめたのでありますが、二十七年一月から十月まででもそういつた外国に支払う技術の使用料は十八億六千九百万円に上つておる。そうしてその一〇%の税収を上げるとして一億八千万円の税金が上がるわけだ。これが二重課税防止の条約ができないために課税することを躊躇しなければならん。実際問題としてそれを……

第15回国会 大蔵委員会 第18号(1953/02/17、2期、緑風会)

○小林政夫君 建設常任委員会と連合審査をいたしておりまする道路整備費の財源等に関する臨時措置法案について、明日第二回の連合委員会をするわけでありまするが、その際に次の人々を呼んで頂きたいと思います。先ず第一に大蔵大臣、建設大臣、それからかねて当委員会においてはガソリン税の軽減についての請願並びは陳情を受けております。で昨日の連合委員会の席上における提案者の発言によると、ガソリン税軽減を要望しておつた向きも、提案者の提案するようなふうに、道路の整備関係にガソリン税が使われるというようなことであるならば、軽減の希望を当分諦めてもいいというような発言があつたのでありまするが、必ずしもそうでないような……

第15回国会 大蔵委員会 第19号(1953/02/18、2期、緑風会)

○小林政夫君 今の問題で卸小売値段、これの新旧対照表を作つて出して頂けないですか。
【次の発言】 今のお話は、これからきめるものについて従来きまつておるものは据置ですか。いじらないのですか。
【次の発言】 今の問題は、前の高橋長官のときに私が質問をして、高橋長官もできるだけやめたいんだというような話をされておりましたが、今度私もこの件は特に質問したいと思つたんですけれども、酒類業組合を作つているのだし、作つてこういうふうにちやんと法人にしてあなたのほうが積極的に指導されるということであれば、一々販売免許をする必要はないんじやないか。而も自由党内閣である限りにおいては、自由競争が建前であつて、ど……

第15回国会 大蔵委員会 第23号(1953/02/25、2期、緑風会)

○小林政夫君 只今の御説明ではつきりしておつたと思うのですが、ちよつと聞き漏したので念のために聞きますが、最初の製造業とか或いは販売業の免許をする際には、国税とか或いは地方税の滞納処分を受けたものである場合は免許を与えないことができる、その後に取消す場合には酒税に関する滞納に限ることにしてあるのは……。
【次の発言】 それで今度新らしく挿入されました附則の二十六項ですが「この法律施行の日から昭和二十九年二月二十八日までの間、」と向う一年に限られた理由は……、発ぽう酒の税率を。
【次の発言】 これは愚問になるかも知れませんが、私販売組織をよく知らないんで……。租税特別措置法においては「当分の間」……

第15回国会 大蔵委員会 第24号(1953/02/26、2期、緑風会)

○小林政夫君 事務当局並びに政務次官にはお尋ねしたのですが、酒の製造並びに販売免許の制度について、一応製造免許ということは今の情勢上止むを得ないにしても、販売免許については大臣としてはどういうふうな見解をされておるか。戦前においてはなかつたわけです。而も大臣はまあ自由党員ではありませんが、自由党内閣においては相当自由経済をモットーとしている。どういう考えで、この販売免許をいつまで続けるつもりであるか。
【次の発言】 それでこの法案で見ますと、免許をやるのは税務署長ということになつております。ところが実際の運営は現在においては国税局長において、最近国税局長で免許事務を定めておるというようなことで……

第15回国会 大蔵委員会 第25号(1953/02/28、2期、緑風会)

○小林政夫君 物品税の施行令と、それから品目別の課税見積価額、この新らしい変つた分のです。これは是非審議中に出して下さい。
【次の発言】 審議の結論を出すまでに間に合いますね。それでなきや結論は出ない。
【次の発言】 今の特別減税国債の、個人が一割二分、法人が一割五分この利廻り計算の基礎、あなたのほうの算出の基礎を出して下さい。
【次の発言】 関税部長が来ておられますから、二十五日の読売新聞に羽田空港を舞台の大密輸団という事件が出ているのですが、一応あなたのほうで承知しておられる事件の内容をお聞きしたい。更に今日の日本経済新聞にも、闇金融だとか、密貿易の粛正だというので検事が合同会議を開いて、……

第15回国会 大蔵委員会 第26号(1953/03/02、2期、緑風会)

○小林政夫君 この本改正措置に該当する外貨債はどのくらいの金額を見積られておりますか。
【次の発言】 今お話のあつた三十万ポンドこちらで穴明け措置ができるというのはどういうものなんですか。一応借替えをやつた日本人のものなんですね。

第15回国会 大蔵委員会 第27号(1953/03/03、2期、緑風会)

○小林政夫君 只今の提案理由の説明のあつた、資産再評価法の一部を改正する法律案について新旧対照表を至急にお出し願いたいと思います。
【次の発言】 事務当局から大分督促しておるそうですがまだ出ないそうです。至急に頼みます。

第15回国会 大蔵委員会 第28号(1953/03/05、2期、緑風会)

○小林政夫君 昨日委員会が流会されたというのはどういう理由でおやりになつたのですか。
【次の発言】 大体計画を立てて、上げる上げないは別として、一応審議日程を組んだ、昨日は議運でああいう問題があつて、各党とも大体において議運の問題が片付くまで委員会等も開けないであろうということは予測されたことであり、一応そういうふうな含みを持つておつたわけであります。緑風会としては、大蔵委員は二人議運におります。又他の委員の人も議運の結果を待つて当委員会に出席するべく待機の姿勢であつた。ところが何ら一時に来なかつたということは、こちらのほうに連絡をしなかつたということは、多少我々のほうにも手落ちがあるかも知れ……

第15回国会 大蔵委員会 第29号(1953/03/06、2期、緑風会)

○小林政夫君 この小売販売人の指定期間の中で、第十二条の第二項の意味を……。
【次の発言】 先ほどの菊川委員の御質問に対して原価のお答えがございましたのですね。この原価はマージンの入らない製造原価、併し一応総裁を含めての人件費等、あれを入れてなら収支とんとんであるという原価なのですか。
【次の発言】 そうすると、恐らく菊川委員の質問した原価という意味ではなかろうと思いますが、一般管理費、要するにどれだけのマージン、その販売益金として計上される益金というものを差引いたいわゆる原価、一般管理費或いは販売諸掛り、これを含めた原価というものはどういうものですか。

第15回国会 大蔵委員会 第31号(1953/03/09、2期、緑風会)

○小林政夫君 この法案とは直接関係はないわけでありますが、製塩施設関係で、一応災害復旧及び改良工事については、こういう処置がとられるわけですが、最近の瀬戸内海方面の状況を見ると、だんだんその海岸線が沖一行つて、例えば従来の塩田は農地にする。埋立地を以て塩田に替えるというような状況が発生いたしておるわけです。その際には相当従来の塩田を廃止して、新らしく埋立てた所へ施設をするという場合には相当の経費がかかる。そういうことについて塩の増産というような点から考えれば、かなり国家的な助成を考えてやらなければならんと思うのですが、そういう点についての見解は如何でしようか。

第15回国会 大蔵委員会 第32号(1953/03/10、2期、緑風会)

○小林政夫君 ついでに金額で例えば今の第二号ですが、「政令で定めるものに満たない会社」とありますが、大体どういう程度を予定しておるかということも併せて御説明頂きたい。
【次の発言】  「命じなければならない。」と「命ずることができる。」という、そういう書き方がありますが。
【次の発言】 まあ物品税については政令案がないので質問する段階ではないのでありますが、ただ一点伺つておきますが、今度の大きな改正として、従来製造者課税であつたものを小売課税にするということについて、一応提案理由の説明によると、流通機構が完備したというようなことに意義付けてありますが、一体第一種とされたものについてこの業態等か……

第15回国会 大蔵委員会 第33号(1953/03/11、2期、緑風会)

○小林政夫君 ちよつと遅れて来たので、すでに質疑が済んでおればそれは結構です。簡単な問題です。第六条の執行はどういうふうにやるのですか。
【次の発言】 立法の趣旨はわかつておるのですが、良識によつてというのが非常に金融機関の、日本銀行の取扱いが郵政官署の変るごとに一人一回限りという判定がむずかしい、郵便局を変えてどこでも行けば幾らでもできるということになる。
【次の発言】 次に第七条で「小額通貨以外の通貨と引き換えられた場合において、当該小額通貨以外の通貨の額面価格の合計額がその引き換えられた小額通貨の額面価格の合計額を超過するときは、」とありますが、この「超過するときは、」というのは今の第六……

第15回国会 大蔵委員会 第34号(1953/03/12、2期、緑風会)

○小林政夫君 ついでに最近の生産量と、第三条によつてこの前の御説明では三分の一買上げるということですが、それによつてどのくらいか生産量がわかればそうなるわけですが、それとの関連をはつきりと……。
【次の発言】 こういうふうに改正をして第三条の政府の買上げ、これを確実に三分の一は買上げ得るという確信が政府にあるかどうか、それを確かめる意味においても、一体今金鉱物の精煉又は採取をやつておる該当業者がどのくらいになつておつて、大体遺漏なく政府の所期する量が買上げられるか。
【次の発言】 まあ心配がなければいいのですが、れつきとした金鉱山を持つて精煉等をやつておるところは問題ないのですが、相当中小企業……

第15回国会 大蔵委員会 第35号(1953/03/13、2期、緑風会)

○小林政夫君 今の取引税を下げろというお話と同様の趣旨で、委託手数料は今一体どういうふうになつているか、戦前と対比してお話願いたいと思います。
【次の発言】 いろいろ区分があるでしよう、取引株数等によつて。
【次の発言】 それをちよつとおつしやつて頂きたいのです。それと戦前の……。
【次の発言】 それは一応そういう取りきめであつて、これは大体こうなつておるようでありますが、実際の取引において株数がまとまるということによつて、割引等が行われて、これは一円五十銭とか二円五十銭、未満というわけですから実際はどうなつておるかということを聞きたい。

第15回国会 農林委員会 第16号(1952/12/23、2期、緑風会)

○委員外議員(小林政夫君) これは先般大蔵委員会でも一応駄目を押しまして、提案者並びに政府委員からその言質を得たのでありますが、特に将来とも当農林委員会においてその公庫関係の法案が審議されると思いますので、重ねて念のためにお尋ねしておきますが、第四条の資本金の問題でありますが、こういう書き方でございますと資本の額がわからないのであります。これは開発銀行法であるとか、或いは輸出入銀行法等大蔵委員会にかかりましたところの金融関係の法案の審議の際にも常に問題になつて、予算を見ればわかるじやないかというような一応政府側の答弁もあつたように聞いておるのでありますが、やはり法律においてはつきり資本金は、当……

第15回国会 農林委員会 第17号(1952/12/24、2期、緑風会)

○委員外議員(小林政夫君) 食糧庁長官にも質問したいのですが……。
【次の発言】 それでは聞けるだけのことを提案者にお尋ねをいたしますが、衆議院においてはなぜ大蔵委員会と連合審査をおやりにならなかつたのでありますか。
【次の発言】 この飼料需給調整法案については前以て我々のほうにも予備付託というようなことで出ておりましたが、併しよく変つているのです。前の案だとかその次の二次案だとかいろいろ。今度の案ははじめからの案かどうか知りませんが、今まで前国会においても何回か変り、最後には食管法の一部改正ということになつたようでありまして、そういうようなことで大蔵委員としても、これを実際において審議を始め……

第15回国会 農林委員会 第18号(1952/12/25、2期、緑風会)

○委員外議員(小林政夫君) 昨日に引続いて提案者にお尋ねいたしますが、昨日、先般の参議院大蔵委員会における審議の状況に徴し、我々参議院大蔵委員の意向をどのようにお取入れ願つたろうかという質問に対し、提案者のほうから参議院大蔵委員会の意向は、食管特別会計においてこの飼料の需給調整関係を賄うのはまずい、特別に飼料需給特別会計とでも名づけますか、そういつたものを作ることが適切ではないかという要望があつたように思つておるのであります。そういうふうな意味における御説明があつたわけでありますが、勿論そういう意向もございますが、そのほかに当時は食管特別会計法だけを改正して、本法でこの食糧管理法のほうにおいて……


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各種会議発言一覧(参議院2期)

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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 大蔵委員会金融政策並びに制度に関する小委員会 第閉会後1号(1950/09/01、2期、緑風会)

○小林政夫君 いろいろ銀行の法案についての質問があるのでございますが、時間がないので中小企業の今度信用保險制度について考えられておるようですが、これについて現在までまとまつておる内閣の構想を聞かして貰いたいと思います。
【次の発言】 どのくらいの基金でやる予定になつておりますか。
【次の発言】 すでに載る府県の保証協会等と多少関連を持つたやり方と考えられるのですが、国民金融公庫で扱つて今度は別個に直接国家として、中央としてやつておるということなのか、その点を……。
【次の発言】 今のお話と関連するわけですが、漁業手形の面につい現在の漁業手形というのは一定の金を積立てて出すということで、当初では……

第8回国会 大蔵委員会租税行政に関する小委員会 第閉会後1号(1950/08/31、2期、緑風会)

○小林政夫君 アメリカなんですが徴税費は徴税額に対して何%ですか。
【次の発言】 アメリカの徴税費は非常に外と比べて少く済んでおりますけれども、その長官の見られたところはどういうところに原因がありますか。
【次の発言】 税務官吏の方の平均年齢というものは日本は二十五歳でありますが、向うはどのくらいでありますか。

第8回国会 大蔵委員会租税行政に関する小委員会 第閉会後2号(1950/10/04、2期、緑風会)

○小林政夫君 物品税の免税点の決め方、これはどういう基準によつて……、税収の問題と睨み合せてですか。
【次の発言】 物価指数から考えると、前年度のものと比較して免税点が少し低過ぎるというそういう陳情があるのでありますが、その点どうですか。

第8回国会 予算・大蔵連合委員会 第1号(1950/07/26、2期、緑風会)

○小林政夫君 長期資金は、今の見返資金又は預金部資金の、これが使える業種、業態等については、相当限りがある。一般的に多くの中小企業者、或いは巨大資本企業でなしに、ちよつとその下のものなんかは、大部分が自己資本の調達に充てるには株式発行等をやつて行かなければならんわけでありますが、その際に証券金融の点について昭和十五年の末には、銀行の貸出額の二七%は証券担保による貸出しである。現在は、昨年の八月においては二%でありますが、それから本年の五月の末には三%になつております。昨日池田大蔵大臣は相当この株式担保融資を銀行に慫慂して積極的に持つように仕向けて、可なり持つている筈でありますというようなお話が……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 大蔵・水産連合委員会 第2号(1951/05/28、2期、緑風会)

○小林政夫君 大蔵大臣に御質問いたします。漁業権証券に対して特別な措置を講じた場合に、その課税について再評価税を一応考慮するというふうに非常な軽減な処置をとつてもらつたということについては非常に漁業界一般としても感謝しておるようでございますが、なお一歩進めて事務当局として考えられる案としては、これがぎりぎりの線であると我々も考えるのでありますが、現在漁業界の置かれておる窮状を考えるときに、むしろ積極的な国家資金の注入をしてこの漁業界の窮状を打開しなければならないというような情勢でもございますので、この漁業権証券に対する課税については大きい国策としての立場から是非もう一歩進めて免税の処置を講じて……

第10回国会 大蔵委員会租税特別措置法の一部を改正する法律案に関する小委員会 第閉会後1号(1951/08/07、2期、緑風会)

○小林政夫君 今の大蔵省の説明だと、漁業会の持分をそのまま新らしい漁業協同組合の出資に振向けるならば、あなたの心配された税金は一つもかからないということですが、実際上の立場としては、新らしい漁業協同組合の出資関係を、そういう資格がなくて新らしい漁業協同組合に入れない人は別として、前から漁業会員であつたものはそのままの持分を新協同組合へ出資させたほうがいいのかどうか。そういうふうに指導して行きたいのかどうか。まあ水産庁としては全額出資ということはむずかしいじやないか、人によつて多少條件が違うような話振りですが、どうですか。
【次の発言】 あなたの言われたそのめちやめちやに分散しないで、いわゆる新……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 外務・大蔵連合委員会 第1号(1952/05/29、2期、緑風会)

○小林政夫君 外務委員会ではこの内容の説明は聽取されたわけですか、條約の内容は。
【次の発言】 逐條的な説明は……。
【次の発言】 それでは一応逐條的な説明を願いたいと思います。それから説明の前に提案理由にも多少書いてありますが、この一九二三年に日本は署名しておるのにかかわらず、その批准が今日まで延期しておるということは、ただ提案理由に書いてあるように、内閣が更迭したというだけの理由なのか、何か特に逐條的な説明の際に、こういうところに問題があつたというところがあれば、併せて御説明願いたい。
【次の発言】 只今のこの條約の批准が遅れた、まあ條文上の問題としては原産地証明書の発給機関の問題であつた……

第13回国会 外務・大蔵連合委員会 第2号(1952/06/04、2期、緑風会)

○小林政夫君 前回質問をいたしまして満足することのできなかつた件でありますが、先ず第一にこの条約は一九二三年に一応署名を了したにかかわらず今日まで批准を行わなかつた、それについては内閣が更迭したり、或いは満州事変等も起つたりしてついつい遅れたのだという御説明でありましたが、どうもそれだけでは事情が十分解明されない。すでに満州事変の始まるまでにいたしましても六、七年間があるわけであります。その間にどうして批准ができなかつたのだろうかということを私は疑問に思うのであります。従つて当時の枢密顧問官会議録等も調べて確信のある答弁を要求したいということを申したのでありますが、今日は答弁ができれば一つお願……

第13回国会 経済安定・大蔵・通商産業・建設連合委員会 第1号(1952/04/22、2期、緑風会)

○小林政夫君 それではちよつと簡單に。資料の電源開発計画要綱附表(1)、これの四頁で、電源開発資金需給見込(その二)という中に、電気事業者の所要資金、その中で自己調達資金の内訳がありますが、この二十七年度以降の内訳です、増資によるもり、いわゆる株式を殖やすもの、それから社債内部保留、こういうように分けて、その説明、今直ちに説明ができなければ資料として頂きたい。
【次の発言】 それではその資料を頂き、又今日初めて頂いた資料もありますのでいろいろ検討をして、後日詳細に質疑をいたします。

第13回国会 経済安定・大蔵・通商産業・建設連合委員会 第2号(1952/04/23、2期、緑風会)

○小林政夫君 只今の二十七年度の内訳はわかりましたが、更にその中で、二百十億市中銀行並びに資金運用部からの借入れ金、この中で資金運用部からの借入金が幾らであるという内訳が知りたいと思うのであります。それから二十八年度以降についてはわからないということでございますが、御提出の資料によると、相当細かい数字が出ておる。例えば二十八年度においては六百十四億、四億というような端数がついている。又三十年度以降については百五十三億というような端数までついている。かなり正確に計算をされたような資料になつておるわけであります。で今日は出せない、後日日を改めて出すということでございますかどうか。

第13回国会 経済安定・大蔵・通商産業・建設連合委員会 第4号(1952/05/07、2期、緑風会)

○小林政夫君 只今下條委員から最後にお尋ねがあつたのでありますが、私は專らこの電源開発についての資金繰りについて前回質疑を行なつておるわけでありますが、提案者の福田氏にお尋ねをいたしましても十分な回答が得られない。むしろ大蔵大臣に尋ねて欲しいというような御答弁が前回あつたのであります。そこで先ほど周東長官がお答えになつたように、この案は福田一氏ほかの議員提出ではあるけれども、政府は全面的に案自体についても責任を持ち、将来の遂行についても責任を持たれるのであるかどうか。特に資金繰りの点については大蔵大臣にお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、いろいろ出された資料については全部政……

第13回国会 経済安定・大蔵・通商産業・建設連合委員会 第6号(1952/05/12、2期、緑風会)

○小林政夫君 先般の大蔵大臣との質疑応答において、二十八年度以降の資金繰りについては十分に細かい、どこからどう出すということは別問題として計画以上に金を出すつもりであるというようなお話でありました。併し外資の導入は望ましいのである。併しまあ入らなくてもやるのだということでありますが、その望ましい外資を入れる場合において、一番今の特殊会社形態がベターである、九電力会社が別々に受入れることもなかなか困難である。一特殊会社に入れることがいいという御意見であり、又そのほうが大蔵大臣としては入りやすいと思うという御見解でありました。私はそうでないということを言つたのでありますが、最近輸出入銀行法の改正を……

第13回国会 経済安定・大蔵・通商産業・建設連合委員会 第7号(1952/06/06、2期、緑風会)

○小林政夫君 説明してもらいましよう。
【次の発言】 ちよつと関連して……。特殊会社の開発予定地点になつておるものについて、この特殊会村形態でなくてはどうしてもやれない、こういうふうに考えられるのかどうか、その点を併せて説明をして頂きたい。公益事業委員会の見解ですよ。
【次の発言】 先ほどの公益事業委員会のほうの見解をもう一度念を押して確めますが、要するに資金さえあれば、この特殊会社で現在発案者が予定されておるような開発地点の電源開発というものは既存の九電力会社、或いはその連合体において開発できるという見解ですか。
【次の発言】 ちよつと関連して。私もこの前の連合委員会において、今度でき上つた……

第13回国会 経済安定・大蔵連合委員会 第1号(1952/04/18、2期、緑風会)

○小林政夫君 資料として出してもらいたいと思いますが、外資に対する諸外国の扱い方、この同様のケースについて……。これはなぜ要求するかというと、今非常にいろいろ日本では外資導入をしたいというが、外資の欲しい国はたくさんあるので、結局国際的にはフリー・コンペテイシヨンなんで、今まで諸外国の外資取扱いの條件と比べて、我々のほうの條件とか、制限がきついというならば、これは入れようたつて入らないわけですから、そういう意味において諸外国の外資に対する扱いの事例ですね。

第13回国会 経済安定・大蔵連合委員会 第2号(1952/04/21、2期、緑風会)

○小林政夫君 ちよつとそれに関連しますが、先ほど木村委員の質問の第一点と、今の須藤さんの質問とも関連するのでありますが、私は外資導入ということについては、結局外資の導入をしてほしい国は国際的に相当たくさんある。従つてやはりこれも国際場裡における自由競争であつて、その外資の扱い方によつてはこちらの希望する、木村さん或いは須藤さんの言われるような意味における制限も考えなければなりませんが、一定の規正の下における望ましい外資の導入については国際的なレベルというか、扱い方において劣らないというか、同様の條件又は多少有利な條件を以て外資の迎えをしなければならんという問題があるので、具体的な問題については……

第13回国会 経済安定・大蔵連合委員会 第4号(1952/05/27、2期、緑風会)

○小林政夫君 民事局長が御都合が悪くて第四課長が来たそうでありますが、法務府としての見解を述べてもらいたいと思います。
【次の発言】 そうであります。
【次の発言】 それはあなたは一般の通説として言われたわけで、法務府もそれと同様な見解だということでありますか。
【次の発言】 この商法百九十条の規定は、これは一応引受をしてからのちの、株式申込証にちやんと書いて正式の書類にして引受をしてからのち、株の払込金を払込んでおらないという場合に、それを店頭売買することによつて、あとで実際において譲渡ができないという弊害を、プレミアム稼ぎに終つて実際に会社が払込みの請求等する場合において困るのじやないかと……

第13回国会 経済安定・大蔵連合委員会 第5号(1952/05/31、2期、緑風会)

○小林政夫君 これは大蔵委員会でも油井委員からだつたと思いますが、最近問題になつておる日軽金の問題について大蔵大臣のとつておられる措置等について事情を聞いたわけでありますが、いわゆる外国投資家による日本産業の支配ということについて相当我々は心配な点もあるわけであります。従つてこの外資法、この法案だけによつては十分その目的が達せられないのじやないか、で、株式の保有制限等についても一応法的に基準を置かなければならんのじやないかというような意見もあるわけであります。行政的措置として、そういうような点についても遺憾なきを期せらるるというお考えであるかどうか、成るべく具体的に御意見を承わりたいと思います……

第13回国会 大蔵・通商産業連合委員会 第3号(1952/05/26、2期、緑風会)

○小林政夫君 打切ることには大体異議は私はないのでありまするが、ただこの前も中川君が前連合委員会において希望し、又質問されたいわゆる復金の中小企業に対する貸出しの回収金の九十何億円、それから見返資金の中小企業の貸出の回収金並びに未貸付の合計は約五十何億円ですか、六十億円ある、それが開銀に来るわけであります。それらの問題につきましては中小企業の金融にできるだけこれを廻すということを銀行局長並びに大蔵大臣に希望いたしまして、この連合委員会においては……。

第13回国会 通商産業・大蔵・経済安定連合委員会 第1号(1951/12/12、2期、緑風会)

○小林政夫君 この法案の先ず体裁でありまするが、いろいろ税法上のことに関係して来るわけですが、特に租税特別措置法の改正をこの法案の附則で以てやられるということについてですね。大体前国会においても租税特別措置法の改正案が提案されたわけでありますが、どうしてそういう方法をとられないのか。
【次の発言】 それは、第六條ではつきり租税特別措置法の定めるところにより、特別償却を行うことができる。こういう第六條があるのでありまして、附則で以てこの同じ法案でやらんでも、租税特別措置法は措置法の改正としておやりになるほうが適当ではないか。特にこの点について主税局の意見も伺いたいと思います。

第13回国会 通商産業・大蔵・経済安定連合委員会 第2号(1951/12/13、2期、緑風会)

○小林政夫君 中小企業の診断制度についての資料を頂いており、昨日も話を聞いておるのでありますが、二十七年度に一応申請として、一億の予算を申請しておるということでありまするが、これは具体的にどういうふうにお使いになるつもりであるか。又各県としては、第十二條、第十三條関係で県別にわかれば、どの程度の予算を以て運用しておるのであるか。
【次の発言】 大体補助率が二分の一乃至三分の一ということでありますが、この予算をきめられるときに、地方公共団体と十分連絡をして、地方公共団体が必ず二分の一付ける、或いは三分の二府県費を出すというようなしつかりした打合せができておりますか。


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 建設・大蔵連合委員会 第1号(1953/02/16、2期、緑風会)

○小林政夫君 これは、先ず参議院においては、この法案について、特に議運において問題となり、建設委員会に付託すべきか、或いは大蔵委員会へ付託すべきかというようなことで、いろいろと問題となつたわけであります。田中さんは自由党所属の衆議院議員でおられるわけですが、自由党としては、これは政策として決定されて、自由党の政策としてきまつておるのかどうか、どうも参議院におけるいろいろ大蔵委員会等の事情を見ても、必らずしも自由党のかたで大蔵委員の人は本案に賛成しておられんようでありますし、その経過を伺いたいと思います。
【次の発言】 そういうふうに、現に自由党内閣としては、一応閣議決定事項のようなことでやられ……

第15回国会 建設・大蔵連合委員会 第2号(1953/02/18、2期、緑風会)

○小林政夫君 その前に大蔵委員会としてなぜそういうかたがたの意見を聞きたいかということを一応お話をしておきたいと思います。実は参考人として出席を求めましたこの四団体のほうから、かねて大蔵委員会に対してガソリン税の軽減方について請願がございました。我々といたしましては慎重審議の上、その都度願意妥当なものと認めて請願を採択をいたしておるのであります。然るところ前回の当連合委員会において提案者田中議員からは、そういうような団体も一応ガソリン税の軽減ということについては本法案の趣旨において使われるならば軽減しなくてもいい、当分我慢するというように了解をせられてあるというお話がありましたので、念のため参……

第15回国会 建設・大蔵連合委員会 第3号(1953/02/20、2期、緑風会)

○小林政夫君 前回の連合委員会でも大蔵大臣と建設大臣、而も二人お揃いのところで是非我々は質問いたしたい。大蔵委員会としてはそういうふうに申入れしてあつたわけでありますが、本日見えないことになると、どうももう一回連合委員会を開いて頂かなければならん。今日はちよつと質疑しにくいと思う。
【次の発言】 今の主計局から渡された資料をちよつと説明して下さい。
【次の発言】 先ほどお話があつたから念のために主計局のほうに確認をしておきますが、要するにこの法案が通れば予算は補正しなければならんということですね。
【次の発言】 建設大臣が見えたからということでありますが、大蔵委員としてお願いをいたしております……

第15回国会 建設・大蔵連合委員会 第4号(1953/02/24、2期、緑風会)

○小林政夫君 副総理の資格で官房長官に出席を煩わすことになつたのは、先般の委員会において大蔵大臣と建設大臣との意見が食い違つておりまして、どうも我々として納得できない節があるので、出席を求めたのでありますが、第一点、この点は大体両大臣とも意見は一致しておりましたが、念のために官房長官に確認をいたしておきますが、吉田内閣は只今提案されている二十八年度予算について補正予算はお組みにならない意思でありますかどうか。
【次の発言】 大蔵大臣も建設大臣もそのように御答弁になりました。これで吉田内閣は補正予算を組む意思は目下のところないということがはつきりしたわけであります。  次は只今提案されております……

第15回国会 大蔵・労働連合委員会 第2号(1952/12/19、2期、緑風会)

○小林政夫君 今の問題は、両院協議会に出たのは私ですが、堀木さんあたり労働委員として非常にもんで、緑風会あたりでは練りに練つたわけです。杉山さんも御承知のことでありますが、これは緑風会としては少くとも重要な改正点だと思う。今度の全部の裁定の出し方が殆んど前とは変らないのです。この点は一つ労働委員会において十分取上げて検討してもらいたい。私も前国会の末期労働委員会に席を置きまして、堀木さんあたりの説も聞き、いろいろ緑風会の意見も非常に慎重に研究したのです。是非労働委員会で取上げて、そうしてもう一遍検討してもらいたい。

第15回国会 通商産業・大蔵連合委員会 第1号(1953/02/25、2期、緑風会)

○小林政夫君 まあ私もこの提案者の一人になつておるわけでありますが、実はこの提案者から相談を受けたときは大分前でありまして、二十八年度予算を組む前なんです。一応賛成をいたしたわけでありますが、これは大蔵委員会としてはかねてからこの趣旨の請願が出ておりまして、常に願意妥当なものと認め取次いでおるようないきさつもあつて、我々大蔵委員会としては反対もできないということで賛成をいたしたのでありますが、二十八年度中に公布すると、十億の範囲内でということで、当時はまだ二十八年度予算編成の前でありましたので、賛成したわけでありますが、一応政府から提案された予算にはこの十億という予算が組まれていないと私は思い……

第15回国会 労働・大蔵連合委員会 第1号(1952/12/16、2期、緑風会)

○小林政夫君 八ページの第十一条の第四号ですが、具体的にはどういう団体を予想しておられるかお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 これは特別に法人格を持たなくてもいいわけですね。
【次の発言】 次は第二十二条の第二項ですが、労働金庫は五十人以上の会員、こういう規定をおかれた。大体どういう目安でこういうようなことをおかれたのかどうか。
【次の発言】 四十一条の二項ですが、この解釈をしてもらいたいのですがね。「理事の全員又は監事の全員について、同時にしなければならない。」一人々々はやれないというのですか。
【次の発言】 それは理事及び監事は連帯するという趣旨ですか。理事については多少わかるような気……



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データ更新日:2022/12/18

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