団伊能 参議院議員
3期国会発言一覧

団伊能[参]在籍期 : 1期- 2期-| 3期|
団伊能[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは団伊能参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

団伊能[参]本会議発言(全期間)
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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 参議院本会議 第2号(1953/12/24、3期、日本民主党)

○團伊能君 私は、本日上程されました奄美群島に関する日米両国の協定を承認する件につきまして、自由党を代表いたし満腔の賛意を捧げるものであります。  独立以来、まだ我が国の基本的な問題である領土関係におきまして、周折領土に非常に多く不明瞭な地点を残しております。只今曾祢議員が指摘され、緒方副総理から御答弁もありましたが、北海道の北に亘る歯舞、色丹の問題のごとき、極めて国際的な地域については何ら解決点のない問題となつておりますことは皆様御承知の通りであります。この点に関しまして、外務省当局その他に対してしばしば質問をいたしましたが、我が国といたし、すでに独立いたしました以上、これらの問題について相……

第19回国会 参議院本会議 第29号(1954/04/05、3期、自由党)

○團伊能君 私は自由党を代表いたしまして、只今提案されました原子力国際管理、原子兵器禁止の決議案に賛成するものであります。  原子エネルギーの研究が、仮説の時代から今日実在の力として存在するに至りましたことは、只今提案者から縷々御説明があつた通りであります。この厖大な破壊力から見ても、人類史を変換せしめるに足る重大な問題であることは皆さん御承知の通りであります。殊に最近の実験におきまして示されましたように、その破壊力が太陽の熱に等しいものを生み、又UPニュースが伝えるところによりますると、太平洋において行われましたこの実験の結果は、米大陸を横断し、大西洋岸のボストンの工科大学の実験室においてそ……

第19回国会 参議院本会議 第32号(1954/04/12、3期、自由党)

○團伊能君 只今、議題となりました国際砂糖協定の批准について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果御報告申上げます。  政府の説明によりますと、この協定は、国際連合主催の下に、昨年七月からロンドンで三十六カ国参加の下に開催されました国際砂糖会議において作成されましたが、二十四カ国によつて署名せられたものでありまして、我が国も、この会議に代表派遣して審議に参加し、昨年十月二十人目に署名を行いました。この協定は、砂糖の輸出入国の立場を相互に調整いたし、世界自由市場の砂糖価格を安定せしめること、目的としております。  その内容を要約いたしますと、不相応な統制や課税を差控え、……

第19回国会 参議院本会議 第49号(1954/05/21、3期、自由党)

○團伊能君 只今議題となりました請願二十二件及び陳情二十四件につきまして、外務委員会におきます審議の結果を御報告いたします。  先ず、太平洋水域における原爆実験阻止等に関する請願、陳情は、合せて十二件ありまして、いずれもビキニ環礁におきます米国の原爆実験による、我がまぐろ漁船の被災に鑑みまして、原爆実験の阻止、損害の補償、国民不安の一掃等に関し適切な措置を講ぜられたいという趣旨のものであります。  次に、海外抑留同胞引揚促進等に関する請願、陳情は、おのおの六件でありまして、ソ連、中共における残留同胞の引揚問題等に関しまして、今日なお幾多の問題が未解決のままに残つておりますのは誠に遺憾であります……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 参議院本会議 第5号(1954/12/06、3期、日本民主党)

○團伊能君 私はこの際、竹島問題に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、最近問題になつております日本領竹島の問題につきまして緊急質問をいたします。  竹島は、従来日本領であることは歴史に徴しまして疑いないばかりでなく、更に最近、平和会議の条項、第二条におきましても、日本と韓国が分離した際に、韓国に所属する島嶼は明瞭に記載されておりまして、済州島、巨丈島、鬱陵島の三島が韓国に所属し、他の諸島は日本に属することになつているのであります。日本政府から韓国に抗議をいたした抗議文に対する韓国側の回答を読みますと、あたかもこれが鬱陵島の付属島嶼のごとく受取れる感がいたしますが、韓国の……

団伊能[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

団伊能[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 通商産業委員会 第閉会後1号(1953/09/10、3期、無所属クラブ)

○團伊能君 白川議員の御質問に連関して、なお一つお伺いいたします。大仲副会長に伺いたいのです。出血輸出をいたしまして、損失の各社の総額は大体どのくらいの額になりますか。
【次の発言】 それは先ほどの御説明にございました。一応未決済にして脇に棚上げしてあるということに承知してよろしうございますか。
【次の発言】 そういたしますと、それに対する何か政府から補填の約束なり、或いは見通しなりというものが、何らかの形において会社と政府間にあるのですか。
【次の発言】 そういたしますと、そういう出血輸出をしたために、会社が損失をこうむつたこと、乃至は出血輸出の額はおわかりだつたでございましようから、歴然と……

第16回国会 通商産業委員会 第2号(1953/05/29、3期、無所属クラブ)

○團伊能君 極めて小さい点でありますが、一点だけ伺いたいと思います。最近新聞紙上におきましても、又、只今の大臣の御説明を伺いましても、ソ連と日本との間に、石炭をこちらに入れて、船舶の修理その他をバーターとしてこちらからサービスをするという関係のことが出ておりました。これにつきまして御当局からちよつと伺いたいのですが、果してそういう新聞記事は事実であるかどうか心又事実であるといたしますると、何人がそれを提案したのか。ソ連代表部が日本の政府に向つて、果してはつきりとそういう提案をして来たのかどうか。事案をちよつと伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、今日のソ連代表部というもののあり……

第16回国会 通商産業委員会 第閉会後4号(1953/10/27、3期、無所属クラブ)

○團伊能君 連関して、只今の御説明でありますが、九州相浦その他の発電所は、戦争前でありますが、仏印炭のような非常にカロリーの高いものを焚く、そのために今日そういう効率の高いカロリーの石炭が得がたいというような事情もあるのではないかと思いますが、この石炭の発電設備の御報告につきまして、石炭でも何の石炭を焚くか、どういう銘柄のものを焚くかということがこの石炭の基本問題だと思いますが、この統計はどこの石炭を焚く上から出ておりますか、その辺を伺いたいと思います。
【次の発言】 只今の五千五百カロリーから四千八百カロリーの低カロリーの石炭を焚くことはこれで大体わかりましたが、その低カロリーの石炭につきま……

第16回国会 通商産業委員会 第5号(1953/06/22、3期、無所属クラブ)

○團伊能君 次期に機会がございましたら、只今この鉱業採掘物と文化財というような関係は極めて私は薄いと思いましたが、実際上文化財保護委員会にかかるべき問題が鉱業権の中に存在することは非常に少ない場合だと思います。ただその中で建築物のごときはございますけれども、これらは十分保護し得ると思います。その他は文部省の天然記念物というのが今文化財に入つておりますから、多少只今のような岩石その他で天然記念物とか特殊な鉱物であるとか、特殊な地形、地質というものがなつておりますので、その点は多少関係していると思いますが、その他の構築物以外の文化財には関係ないのじやないかと思います。ただこの次までにお調べ頂きたい……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 外務委員会 第5号(1953/12/07、3期、自由党)

○團伊能君 日本国とアメリカ合衆国との間の友好通商航海条約につきまして、すでにこの条約は承認されていながら、只今曾祢委員が指摘されたように、いわばアメリカの国内法におきましてこういう取扱がありましたことは、私どもも非常に遺憾とはいたします。これはアメリカ合衆国の国の形といたしましてこういうことが現われて来たものと思いますが、その点は将来における合衆国自身の憲法と州法との関係において徐々に訂正されるものと考えられますが、現在の立場におきましてこういうことが現われましたことは、アメリカ合衆国といたしても又やむを得ざるところもあるかと思いますが、我々といたしましてこの条約におけるこういう留保のつきま……

第18回国会 外務委員会 第6号(1953/12/08、3期、自由党)

○團伊能君 外務大臣にお伺いいたしますが、もう外務委員会におきまして講和条約締結以前からたびたび言いふるした問題であり、又大臣からいろいろなお考えを伺いましたがまだ国民の前にはつきりとしない点もあるかと存じますので、領土問題につきまして二三お伺いいたしたいと思います。  その最初は歯舞、色丹或いは千島の問題でございますが、ヤルタ会談には御承知のようにソ連にキユーリール群島も渡すということがいつてございますが、外務省のお考えとしてこのキユーリール・アイランドというものの定義といいますか範囲は只今のところどういう工合にお考えがきまつておりまするものでございましようか。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 外務委員会 第閉会後1号(1954/09/08、3期、自由党)

○團伊能君 私日韓会談の経過につきまして、一応御説明を承わりたいと思いますが、それにつきまして特に二、三の点について政府から説明を頂きたいと思います。但し私の質問は、今日防衛庁長官が乃至は次官が御出席になるという予定で打聞いたすことにいたしておりましたが、長官、次官が御出席になりませんから、長官、次官に対するところだけの質問は、若しこの委員会の質問が他日に継続すれは保留して、他日にこれを附け加えさして頂きたいと思います。  去る八月二十三日に保安庁の巡視船の「おき」が竹島の近海に近付きましたところ、竹島から発砲を受けまして約二百発の銃弾を受け、その船舶の中で材質が非常に薄い鉄板を通貫する、銃弾……

第19回国会 外務委員会 第2号(1954/02/08、3期、自由党)

○團伊能君 壇原次長に只今の御説明につきましてお尋ねしていいならばお尋ねしたいことがございますが。
【次の発言】 増原次長にちよつと一つ御説明を補足して頂きたいところがありますが、只今増原次長から陸海空に亘るMSAに対する日本の希望要求の点を概略的に承わりましたが、この問題に直結して考えられる問題の点について二、三お伺いしたいと思います。  只今御説明にありましたように、海においては以前のL・S五十隻、P・F十八隻というふうなものがございますが、これは私ども知るところではこれらの小艦隊と申しますか、小さい艦隊の場合においてさしたる支障がないことは考えますが、併し更に加わつて大きな船舶を借りて来……

第19回国会 外務委員会 第3号(1954/02/22、3期、自由党)

○團伊能君 この沈船につきまして以前に条約が結ばれましたフィリピンの場合とインドネシアの場合は多少違うように御説明を受けたように思いましたが、その違う点につきまして一つ御説明が伺えたらば伺いたいと思います。
【次の発言】 只今の御説明でインドネシアとの関係はまだ平和条約ができていないフイリツピンの場合と違うと思いますが、実際の沈船引揚の仕事を実行する上に平和条約ができてないと六う場合においては、何かそこに実行上平和条約ができておる国との間の差がありますか。この仕事が順調に済んだときはよろしうございますが、いろいろな紛争が起つたようなときの解決片どうなりますか。そのためにこういう条項も入つておる……

第19回国会 外務委員会 第閉会後3号(1954/09/18、3期、自由党)

○團伊能君 私昨日委員長からお電話で、昨日の朝総理から昨日の夕方外遊についての挨拶をしたいから公邸に来てくれという御通知のあつたことを承わりまして、その節も私はおいでになることをお奨めした次第であります。そのお奨めしました次第は、この挨拶が即ち総理の外遊に関する目的の公的な発表とは私も考えられないと存じます。併し委員長の政務として、委員会にとりまして軍人な問題であるこの問題の事情を、いろいろ御調査になつており、又そこに委員長に向つて、そういう何と申しますか、一つの状態が起り、これを御理解になることは全体の問題の取扱の上に非常にはつきりして来るものと思いまして、御賛成申上げたわけでございます。そ……

第19回国会 外務委員会 第閉会後4号(1954/09/21、3期、自由党)

○團伊能君 只今委員長から、非常に御苦心になり、総理出席の問題についての経過について承わりましたが、非常に私感謝いたします。只今承わりましたような事情によつて総理の出席がこの委員会に出発前には殆んど困難であつてできないというお話であります。これにつきまして、曾祢委員からこの委員会といたしてどういう処置をするかという御提案がありました。私もこれについてこの委員会といたしての立場というものを明らかにしなければならないと存じますが、非常に重大な問題でもございまするので、今日は委員も非常に出席が少いので、これを問題といたして、明日なり、いつか委員長の御指定の日において、最近において再び委員が集つて、我……

第19回国会 外務委員会 第5号(1954/03/04、3期、自由党)

○團伊能君 私は只今提案されましたこの二案につきまして賛成いたします。この国際労働機関の憲章改正の問題に伴いまして、日本は主要産業団と認められて常任理事国となる可能性のあるように政府の御説明によつて理解いたしておりますが、その場合においては、これは単に日本の労働問題或いは労働立法の関係においての重大な責任を生ずるばかりでなく、常任理事国として国際的な、世界的な労働問題に関して一つの大きな発言権を持ち、又この問題に関しまして重要な役割を演ずることになると思いますので、従来しばしばありましたように形式的にこれに参加するということにとどまらないで、十分なる研究と又常任理事国としての活動を期待するもの……

第19回国会 外務委員会 第閉会後5号(1954/09/22、3期、自由党)

○團伊能君 只今羽生委員の御発言もありまして私も起草委員の一人に入りまして、全文に関しまして御審議にあずかりましたわけであります。大部分におきまして只今羽生委員のおつしやつたようなことは私どもも決してそれに共感を持たざるものではございません。ただ私ども与党の立場といたし、今の内閣の責任を持つております関係から、総理の外遊に関しまして責任を分つということの点におきまして、結局我々は責任を持たなければならない立一場にございますので、その点を御了承頂き、我々の賛成いたしかねる理由といたしたいと思いますので、どうぞよろしく御了承を願います。

第19回国会 外務委員会 第7号(1954/03/11、3期、自由党)

○團伊能君 今度新設される大使館及び領事館の中に韓国がございますが、これは現在のような状態にございますが、この点において外務省のお見通しはどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 只今のお話よくわかりましたが、併し現在なお大使館或いは領事館を置けない状態にありましても、日韓関係の政治問題は別といたしまして、物資の交流のようなものは相当に行われておりますが、これらは何か存外公館に代る代理的な人を派遣しておいでになりますか、或いはその交渉に臨時的に当らしておるということにたりますか。
【次の発言】 了承いたしました。

第19回国会 外務委員会 第8号(1954/03/15、3期、自由党)

○團伊能君 衆議院の通過の日にち等は只今御説明がありましたように確定的とははつきりとは申されませんでしようが、衆議院におきましての審議の模様もあらかじめ只今ここに来ているような予定で進んでおりますので、これは予定といたしまして考えなければ全然将来の審議の計画を決定することもできませんので、これを予定としておやりになつていいと思いますので、この予定は予定といたして一応この過程で進むということがやはりいいのではないかと存じます。只今羽生委員の御説明もございましたが、この問題自身に対するお立場というものはおのおのありましようが、それと審議とは又別個の問題と思いますので、まあこの原案通りお進め頂いては……

第19回国会 外務委員会 第10号(1954/03/23、3期、自由党)

○團伊能君 これは皆御出席は了解済みですか。
【次の発言】 私了解しておりますのには、総理に出席して頂きまして委員会を進めることは私ども非常に賛成するところでありますが、その総理の出席されての質問が委員会におけるMSAの総括質問の前提となり、それがなければ総括質問は開かれないというようには只今のお話合了解していないのでありますが、総理も健康上のことでありますから、今日いつ出て来られると決定しないので、総括質問に入つてできるならばその最初に出て頂いて、或いはその日が工合わるければ総括質問の質問中に出て頂くという余裕をとつてお取計らい頂いたら如何でございましようか。

第19回国会 外務委員会 第12号(1954/03/26、3期、自由党)

○團伊能君 新谷さんにちよつと伺いますが、只今新兵器の生産力を材料的、技術的にいつてどうしても日本でできない、或いは材料がないとかはつきりしたものがありますか。
【次の発言】 今の点概括的にはそういうことでしようが、具体的に、例えば砲ですね、素質の問題等に関しては、或いは硬質軽金属関係で、どうしても得られない材料、又方法によつては今日においても得られているという材料はどういうものでしようか。
【次の発言】 そういたしますと、一つには材料が非常に困難であるということですが、日本の工業組織自身の上に一つの改変をしなければ近代兵器の生産というものにマッチできないというお考えですか。

第19回国会 外務委員会 第13号(1954/03/29、3期、自由党)

○團伊能君 政府委員に一つ伺いたいと思いますが、この漁場の御説明の点に関連いたしまして、従来アメリカが太平洋信託統治区域でやつております原爆の試験というものは、どういうまあ国際的了解と言いますか、或いは国際公法上の形において行なつているものでございますか。その辺御説明できたら伺わして順きたいと思います。
【次の発言】 今の場合の公海における演習、まあそれに類似したケースとお考えになつているようでありますが、その場合そのことが信託統治区域においては合法であるとして、その通報というものはどうして発せられているのか、これは国際水路会議というようなものに通告することによつて世界的通報として成り立つもの……

第19回国会 外務委員会 第15号(1954/04/05、3期、自由党)

○團伊能君 只今梶原君からお話がございましたが、いろいろ総理の病気についてお話が、今承りましたが、病気と申しまするのも神経痛で歩けないという、非常に又苦痛もあり、そのことは決して人と会つて話ができないというわけではなく、病床では多少人と会うこともあり得ると考えますが、いろいろ旧来の関係もあつたことは御承知でしようけれども、只今のところやはり肉体的なその苦痛から東京へ出て来られないという状態は、それは事実だと思います。そこで事実日にちを切つても、けさの官房長官の説明でも、官房長官としても是非早く出席してもらいたい。総理も恐らくその気でいられるが、この病気の関係から出られないというのはこれはまあ事……

第19回国会 外務委員会 第21号(1954/04/13、3期、自由党)

○團伊能君 只今高良委員の御質問の中で域外買付につきまして外務大臣の御説明がありましたが、この域外買付は結局アメリカが必要と考えるものを日本から買上げるだけで、それ以上その買上げられたものが如何なる方面に持運ばれ、又如何なる目的に使用されるかということにつきまして、この協定を通しましては日本は何ら言うところがない、ただアメリカが買付けるという一実だけでございますか。その点外務大臣から一つお伺いいたしたいと思います。

第19回国会 外務委員会 第24号(1954/04/19、3期、自由党)

○團伊能君 委員長に御一任いたします。

第19回国会 外務委員会 第28号(1954/05/06、3期、自由党)

○團伊能君 従来カナダは日本との間においては相当閉鎖的な政策をとつて来て、移民問題に関しましてもなかなかはげしい、殊に通商関係はカナダの国民感情としてはまだ非常に、一種の支障もあるかと思いますが、この協定はどこが大体主張してどういう関係において結ばれましたか。日本で要求したから、これを日本が主導してこれを認めてもらうように、この協定を作るようになつたか、或いは主導的な動機は向うにありましたのか、あればどういう理由でこれはこういうものができて来たか。これが一般の通商航海条約でなくて、こういう特恵的な条約であるだけに、その成立の理由をお聞きしたいと思います。

第19回国会 外務委員会 第30号(1954/05/10、3期、自由党)

○團伊能君 麻薬課長にちよつと伺いますが、これは国内で自己栽培するというお話を伺いましたが、栽培する場合にこれはたばこの栽培と似たものでありましようが、それに対する管理方法はどういう工合になつておりますか。
【次の発言】 これは以前にも問題があつたと思いますが、そのけしの、多量ではありませんけれども種が飛ぶというようなことで相当散るのですね。そうすると原野に行つたり河原へ行つたりして又非常に知らない人の家の軒先に咲く、そういう場合けしにもいろいろな種類がありますけれども、阿片が採れる種類によつてそれが咲いているということにおいてやはり、栽培したわけじやありませんけれども、そういう意味においてま……

第19回国会 外務委員会 第31号(1954/05/11、3期、自由党)

○團伊能君 只今御説明を伺いました輸出品の品目について、佐多君から新しくセメント、建築の資材の話がありましたが、只今御説明を伺つたのは大体従来から引合のある品物でそれを取引するという希望の上に立つてのお話だと思います。もう少し新らしく日本の製品の上に立つて、せつかくミツンヨンも行かれるなら向うでまだ非常に知らない物が多いと思うのですが、その中に何か試作的と言いますか販路開拓のために相当の新らしい日本の製品のサンプルを出す、殊に海産物のまだ説明を伺つておりませんが、海産物などについて相当な販路もあると思いますが、その辺の新らしい意味でカナダに行つていないもので、カナダに行きうるとお考えになるもの……

第19回国会 外務委員会 第32号(1954/05/13、3期、自由党)

○團伊能君 今の佐多君の御質問に連関して一つ伺いたいと思います。日本に近接している国連参加国の軍隊で、その国の国際事情からその自国に軍隊が置けないで、一時的にも日本に待避することがあつたような場合、それらの国の軍隊はやはり大体においてこの法律と同じような形において取扱われるものでございましようか。その点を伺います。
【次の発言】 そうすると国連軍の中に加わつている軍隊で、朝鮮事変に応援に来ている軍隊でなく、韓国軍なら韓国軍自身が一時的、戦略的に自国にとどまることができないで日本に待避している、とどまつている場合は又別途のこれ以外のものになりますか。

第19回国会 外務委員会 第34号(1954/05/18、3期、自由党)

○團伊能君 この第二条にございます課税される場所についての条件でございますが、ここに製造業、商業、農業、鉱業、いろいろございますが、何条でしたか、その場所をきめる、これはどこかにございましたね。籍をきめる条件ですね。工場とかその所在地、それを先ほどちよつと御説明になりましたのですが。第二条の「恒久的施設」というところ。この中に日本の国籍を有する日本人がアメリカで一つの会社を組織して株主が日本人である場合。戦前によく日本の会社が支店の形態をとつてはおりましたが、独立の会社としてインコーポレーテツド・ニユーヨークというような、ニユーヨークに登記いたしまして会社組織になつておりました。ところがその場……

第19回国会 外務委員会 第35号(1954/05/19、3期、自由党)

○團伊能君 念のために伺つておきたいのですが、これは今全く死法となつておつて死んでおるのでございますが、どういうプロセスでこれが死んだか。死んだ形を一つ伺つておきたいと思います。

第19回国会 外務委員会 第37号(1954/05/26、3期、自由党)

○團伊能君 外務大臣に対する御質問は、私昨日ちよつと欠席しましたけれども、ほぼ御終了と思いますけれども、まだ残つておいでになればそれを続行することもできるし、なお保安庁長官の只今の各委員会の出席関係からいたしますと、非常に前に約束されておいでになりまして相当困難なこともあると思いますが、つきましては保安庁長官に出て頂くということは、私どもも誠に必要と感じますので、その時間の都合がついたら、時間のほうは委員会のほうでも各委員会の事情を御考慮頂いて、この委員会の開く時間を保安庁長官の出られる時間に合せて頂きたい。それを御了承頂いて今日の午後だけども言えない、夜もありましようし、いろいろありましよう……

第19回国会 外務委員会 第38号(1954/05/27、3期、自由党)

○團伊能君 この外務委員会で、以前に理事会その他できめました大体予定がございますので、今日の質疑を明朝に多少延ばしても、明日の本会議にこれを上程する予定で今日まで参りました。その予定は一つ委員会として実行するように、大体委員会の前の申合せでございますので、申合せは実行するように一つお諮り頂きたいと思います。
【次の発言】 併しですね、大体審議がもう済んだと思いますが、この法案、まあ皆さん等のお話にも出ていましたように、それほど……、まあ大体法案の趣意、又法案は勿論重要な法案ではございますが、MSAその他のような非常に複雑なものでもございませんので、大体審議は完了して、明日本会議に上程することが……

第19回国会 外務委員会 第40号(1954/05/29、3期、自由党)

○團伊能君 新聞を通しましていろいろ聞いてみて、又日本政府の意向としては、どうしても非常に友好関係を再建したいということでございますが、日本韓国との関係ですが、これは今やつぱり非常に我々見ていると、韓国の言うことも末梢的なことを言つている。それが原因で決裂したような恰好になつておりますが、日本政府の意思としては、友好関係を再建したいという御意思があるようには私も見ておりますが、相手国としてはどういうところにひつかかつておるのか。問題がひつかかつておると私は思いますが…。
【次の発言】 そうでございましようが、私どものこれを見るところでは、今の久保田発言というのも、久保田発言自身ではないその裏に……

第19回国会 図書館運営委員会 第閉会後1号(1954/06/24、3期、自由党)

○團伊能君 私遅れて参りましたので甚だ申訳ございませんが、まだ御説明を承わらなかつたわけでございますが、参考のために伺つておきたいと思いますが、これらの各案は、三等の一席、二席との四案、これを採択いたすことは、これは一等にきまつておるのでございますか。
【次の発言】 この前金森図書館長から建築の懸質に通つたものはこれを実施する義務がある云々のお話を、建築家との間にいろいろないきさつがあつたお話を伺いました。とにかく建築の選択は、最後の決定はどういう形でなされるのでございますか。
【次の発言】 参考に伺つておきたいのでございますが、いろいろな予算の関係のことも伺いましたが、なおときどきいろいろ問……

第19回国会 図書館運営委員会 第3号(1954/05/06、3期、自由党)

○團伊能君 私今日参りまして事情を全く存じません。只今図書館長からの御説明の中に、建築家団体と図書館との間に何か初めは問題があつたというお話でございますが、それはどういうことでございますか。


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 通商産業委員会 第3号(1955/01/24、3期、日本民主党)

○團伊能君 先ほど三輪君から御質問になつていたのでございますが、こちらからいろいろ人が行つて、先に売り込みの相談をするということでございますが、ただいま伺うように、たとえば農機具とか、まあ少し科学的な農機具その他のものですね、知識がないのですね。
【次の発言】 それだから何かサンプルを持つていつて、これを見せる。見せたらばそれじやこれを送つてくれというような注文もこの賠償の中に入つてくるのですか。
【次の発言】 入りますから、やはりサンプルでも持つて先に行つた人が結局勝ちだということに結論はなるのじやないですか。
【次の発言】 けれども、ただいまのやり方が結局実際何とか言いながら結局勝ちになる……


団伊能[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院3期)

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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 外務・内閣・大蔵連合委員会 第1号(1954/04/20、3期、自由党)

○團伊能君 只今の委員会に緒方副総理、木村保宏庁長官の御出席の要求がございましたが、私どもも誠に御尤もと存じます。それに賛成するものでございますけれども、先ほど委員長から御説明のように、決してこの委員会に出席されないのではなく、他の委員会に出席中であるから追つてこちたに出席されることと思いますという、緒方副総理については知りませんが、保安庁長官については以上のような御説明でございましたから、これを緒方副総理及び保安庁長官、経済審議庁長官の御出席を要請して頂きまして、同町にこの委員会はなお岡崎外務大臣、小笠原大蔵大臣が御出席になつておりますから、その範囲における質問をやりますことを私は委員長に提……

第19回国会 外務・労働連合委員会 第1号(1954/03/02、3期、自由党)

○團伊能君 この場合のみに限りませんけれども、この法律が通りまして例えば常任理事国になるというような場合、殆んど戦前におけるような国際関係が復活していろいろな各種条約におけるその実施について日本政府の責任をとらなければならないことになりますですが、これに伴いまして外務省の予算がこれに少しもお考えになつておらないように伺いますが、その実施についての外務省の予算というものは相当いると思いますが、その辺のお考えについて伺つておきたいと思います。

第19回国会 法務・外務連合委員会 第1号(1954/04/06、3期、自由党)

○團伊能君 この秘密保護法を読みまして、非常に概括的なことでございますが、私が受けました印象は非常に重大な点がある。この承大な点は、むしろ秘密の保護によつて来る処罰よりも、処罰される人を保護するというふうな観念に立つての考えでございます。これはどういうことかというと、今日の状態におきまして、MSAからこの秘密の度がいろいろありましようが、いろいろの武器の貸与を受け、当然これを保管又は修理をするという仕事を行います実際の状態としたらどういうことになりますか。実は先ほど曾祢君から原子兵器とか、或いは誘導弾のお話がありましたが、そういう非常な高級な秘密性の強いものは、これはこの保護法の処置がとられる……



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