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団伊能 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

団伊能[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは団伊能参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。団伊能参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
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■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 外務委員会 第3号(1947/10/08、1期、日本自由党)

○團伊能君 私ちよつと御説明頂きたいと思いますのは、現在の琉球というものは、國際的な、國際法上の位置と申しますか、状態と申しますか、一つはつきり御説明頂きたいと思いますのは、朝鮮はすでに我が國土と申されませんが、琉球は我が國土で以て占領されていて、日本と遮斷されておる状態であると考えてよろしうございますか。朝鮮とどういう違つた取扱いになつておりますか。

第1回国会 文化委員会 第3号(1947/08/26、1期、日本自由党)

○團伊能君 全く御同感であります。私は先程川上さんの御提案の國語研究問題を、多少それを制限する。そのことは或形においてこうあつと欲しいという盜然的な意味においては、或いは文部省の御制限が、指し示すという、こうあつと欲しいとか、或いはこれに止めて欲しいとかいう意味のことと、私は前から承知いたしておりまして、それ以外において、それでなければならんというものとは私承知していないのであります。それで私は自分で書くのは勝手に書いておりますが、そういう線に幾らか沿うという、かすかな氣持で御協力しておるようなわけであります。これは非常に小學校教育というものに現れて参りまして、例の假名づかいがいろいろに違つて……

第1回国会 文化委員会 第7号(1947/11/11、1期、日本自由党)

○團伊能君 この度參議院文化常任委員會から奈良地方の寺院その他國法の保存状態の調査に出張をお許し頂き、我々が調査に參りました。それにつきまして細かな旅程、その他の御報告は先月の打合會で申上げましたので今日はこれを省きまして、大體におきまして委員が考えましたところを纒めて申上げたいと思います。尚私の報告で足りませんところは御一緒に行かれました委員の方々から補足して頂きたいと存じます。調査委員は十月の十六日にこちらを經ちまして、二十日に歸つて參りましたが、その間に奈良東大寺の各寺院、春日神社の全部、正倉院の保存状態及び從來正倉院御物として保存されたものの個々につきまして保存状態を調査いたしました。……

第2回国会 文化委員会 第6号(1948/06/14、1期、民主自由党)

○團伊能君 只今赤松委員からお話がありましたが、この婦人の日を置くにつきまして如何なることをするかということ、如何なる意味で婦人の日を置くかということが、私は相當問題でないかと思います。ただここに擧げられておりますように、いわゆる婦人の日というものが子供の日と共にございますことは、從來の日本の社會といたしまして、婦人に十分なる立場を與えてなかつた歴史がまだ殘つておりまして、女、子供といういわゆる社會の從屬的な、何と申しますか、デイペンダントというような觀念からこれをいたわるというふうにこの婦人の日がとられはしないかと思うのです。過去における日本の婦人の待遇は、誠に我々として遺憾なことでございま……

第2回国会 文化委員会 第7号(1948/06/18、1期、民主自由党)

○團伊能君 私は言葉の発音の上からは、祝日という言葉を付けますと、非常に言い現わしにくいということがありますが、内容といたしましては、別にこだわつているわけではございません。ただ若し國民の祝日といたしませば、第一條の文章をやはり少し書き直さないと意味が徹底いたさないように思います。氣付きましたので、ちよつと……。
【次の発言】 今委員長の言われる意味は、「記念」という言葉の中に私は十分含まれていると思うのです。

第2回国会 文化委員会 第9号(1948/06/29、1期、民主自由党)

○團伊能君 これにつきましてちよつとお伺いいたしたいことは、相当の数、これをお出しになるといたしまして、これに対する調査を、賞勲局その他の機構の中に使用される者及び勲章それ自身の費用で、大体どれくらいの予算をお見積りでございますか。
【次の発言】 只今金子議員から御発言があつたところが、この勲章問題に関する一つの重要な点であり、又知らして頂きたいことであつて、又でき得べくんば、これをやはり成文化して頂いたらば、この問題は非常に社会としても納得が行くかと思います。先程からの御説明で非常に民主的な形におきまして、地方長官その他の推薦することによつて善行章、或いは功労章のごときが授けられることは分り……

第2回国会 文化委員会 第10号(1948/07/04、1期、民主自由党)

○團伊能君 只今委員長から御説明を承わりましたように、この法案は衆議院と参議院、両方の委員会におきまして起草に関し合同打合会を作りまして、協議いたして参りましたところでございまするが、この法案の最初に当りまして、参議院はこれを「國民の日」という名称を附けることに、委員会の意見は一致しておりました。この度衆議院においてはこれを「國民の祝日」という名に改めて参りました。勿論「國民の日」及び「國民の祝日」の間には、考えようによりまして同一とも考えられますもので、ここにこの修正をいたす必要はないかと存じますが、ただそのことによりまして相当内容も異にして参るところがあり、殊に第一條におきましては「國民の……

第3回国会 厚生委員会 第3号(1948/11/17、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(團伊能君) 今日御審議を願います麻薬取締法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申上げます。  麻薬に関します犯罪捜査の専門的な機関といたしまして、麻薬統制主事にれが権限を與えます根拠は、現在までのところ旧刑事訴訟法、これは現在行われておりますが、及びこれに基きーす勅令第五百二十八号第七條に設けられていたのでございます。  然るに第二回国会におきまして、刑訴訟法の全面的な改正を試みる法律が成立いたしまして、明年一月一日を以て施行せられることになり、これに伴いまして麻薬統制主事の捜査権限を、新しい刑事訴訟法と対應して規定する必要を生じたのであります。而してこの改正に当たり……

第3回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第5号(1948/11/10、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(團伊能君) 只今のお話でございますが、追加予算を通過いたしまして、例えば住宅の建設におきまして北海道等におきましては、今日殆んど建築をすることが不可能な時期に入つております。その他、寝具その他の用意を整えるといたしましても、ここで今日の生産の状態を考えまして、急にできないということは明らかでございまして、勿論追加予算は極力これを主張いたしますが、只今おつしやいましたように、事は追加予算の通過を待つていない。冬は一刻々々参りますという状態は切実に考えられます。この点におきまして、厚生省といたしましては、追加予算のみならず、私はここに非常に詳しく計数を挙げることはできませんが、手持の古……

第3回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第7号(1948/11/17、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(團伊能君) 御質問にお答えいたします。この問題につきまして甚だ研究も足りませんが、ここで伺いまして、先程から聞きましたところにおきまして私の見解を述べたいと思います。この問題の根本に私これは政務次官としてではなく、個人としての考えが入りますかも知れませんが、了解いたしかねますことは、この未復員者は労働基準法の対象でないということを主計局の見解として御発表になり、それによつて再び厚生省において未復員者にはないという通牒が出ておるのであります。  そこで、どうも未復員者は公務員の取扱をしないという動機が、いわゆる予算の上にからんで出て來たのではないかと思いまして、その点これは全然別個の……

第3回国会 予算委員会 第1号(1948/11/08、1期、民主自由党)【政府役職】

○團伊能君 只今議題となりました理事の互選の件は、成規の手続きを省略いたしまして、委員長において指名されんことの動議を提出いたします。

第4回国会 厚生委員会 第1号(1948/12/11、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(團伊能君) 只今議題となりました社会保障制度審議会設置法案につきまして提案の理由を御説明申上げます。  社会保障制度につきましては、政府といたしましても予ねてから研究調査を進めておるところでありますが、本年七月連合軍よりの勧告の次第もありまして、早急にこれが具体化を図らなければならないと考えております。併しながら本制度は、政府行政の各部門にも種々の関係があるばかりでなく、國民各層にも深い利害関係がありますので、本制度の企画、立案等につきましては、各方面の利害関係者の意見も十分に聞き、愼重に審議する必要があると存ずる次第であります。從來厚生大臣の諮問機関といたしまして社会保險制度調査……

第4回国会 厚生委員会 第2号(1948/12/12、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(團伊能君) この國会議員の人数につきましては、政府といたしましては、この両院、参議院及び衆議院各各五名ずつ、併せて十人という予定であります。

第4回国会 厚生委員会 第4号(1948/12/20、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(團伊能君) 先日大臣から御答弁申上げました、京都予防接種の極めて悲惨なる事件に関しまして、その後不幸にしてこの事件が次第に発展いたして参りました。勿論これはすでに原因がございまして、いろいろ技術的な各般の手当をいたしましたが、病氣それ自身の非常に深刻な性質といたしまして、死亡者も、その後おいおい殖えておりまして、又これを極力治療いたしましても止め得ない、又將來も多少殖えるというような危險な状態にあるものもございますし、この点は京都市、府、その他からもいろいろ要求もございまして、厚生省といたしまして、できるだけこれに應えまして、只今予防に懸命になつております次第でございます。この数字……

第4回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第2号(1948/12/03、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(團伊能君) 只今矢野委員の仰せになりましたところ、かねがねこの生業資金の現金化が各縣におきまして甚だしく煩瑣であり、又この運営が非常に遅れている、それは各府縣の問題でなく中央におきまして非常にそこに手續の煩瑣な事態がございまして、遅れます事態が生じておりますが、この度この問題を非常に適切なところをおとり上げになつてお話でございますが、今日におきましてもなかなか只今の当局の説明における十日間というものに各地の末梢におきまして、これを現金化するということはなかなか困難かと思います。その事情も多少分つておりますが、これにつきましては厚生当局の熱心な側面から促進しなければならない問題と同時……

第5回国会 外務委員会 第2号(1949/03/18、1期、民主自由党)

○團伊能君 只今徳川理事の報告にすでにございましたから、ここに重複して申上げる必要はないと思いますが、現地の状態といたしまして、若しこれが各地における連調が縮小されまして無くなりました際、各地方廳及び出先機関に各々ですね、渉外の何を置かなければならず、そのときにお互いに連絡のない渉外事務が行われると思います。その点を考えましても非常に不便を來すことだと思います。その点で私は連調を存続することに賛成でございます。

第5回国会 懲罰委員会 閉会後第1号(1949/06/01、1期、民主自由党)

○委員外議員(團伊能君) 私は十一時頃、運営委員会が非常に紛糾していて、相当激化しておるという通知を受けまして、運営委員会の議長應接室に参りました。併し非常に大勢でありまして、行き場所も分らないのでありまして、その場合におきましては、この四人の懲罰に付さるべき方の行動について特別に申上げることはありません。私の滞在していた時間も大変短こうございました。  本会議に入りまして、私は直ちに着席いたしまして、その時はまだ殆んど外の方々は着席しておられない時でありました。私の席はやや東に寄りまして、議長席からやや左に寄りました後方の席であります。しばらくして待つておりますうちに、議長が守衞を先頭にして……

第7回国会 外務委員会 第5号(1950/03/03、1期、自由党)

○團伊能君 只今の次長からの御説明で大体分りましたが、ただ一点、只今の御説明でありますと、正当なる商取引におきまして、日本に輸入いたしましたものも亦没収品の中に規定せられるという話でありますが、その時期に関して、いつからの行為を規定するのでありますか。
【次の発言】 ちよつとお伺いしたいのですが、この海外移住組合は現状といたしまして、各府県にございますが、これは海外におけるものは同じですか。連絡関係が存在しておりますのですか。それを一つ伺いたいと思います。  次はこれはこの消費生活協同組合方自身において、海外移住組合法の中に存在する罰則、その他を修正されるのですかどうか。こちらの海外移住組合法……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 外務委員会 第1号(1950/07/18、2期、自由党)

○團伊能君 この阿波丸事件のことに関しては、すでに法律が通つておりますと思いますが、この見舞金に関する特別な法律をお出しになるのは、従前の阿波丸に関する法律の中、見舞金のことはまだなかつたために、これがお加えになつたのでございますか。
【次の発言】 只今の時期の問題は、同時に日本国内のことでございますから、その通知が徹底すれば一応補えると思いますが、その点において外務省においてお考え頂いて、先程ラジオ、新聞その他のこともございましたが、そういう通知が非常に形式的に通知される場合が多いのでございますが、その点を注意して行届いた通知をして頂くということにしておいて、やはり六ケ月で私はいいと思います……

第8回国会 外務委員会 閉会後第1号(1950/09/04、2期、自由党)

○團伊能君 追つて詳しい報告は文書を以ちまして御報告いたすつもりで、今用意をいたしておりますが、本日のところ取敢えずこのたび調査いたして参りました北海道における外務委員会として関連を持つ問題に関しまして御報告申上げて置きます。  この出張の目的は、すでに明示されております。通りでございまして、只今曾祢委員から御報告になりました点と殆んど同様の問題でございますが、ただ入出国の問題は、ここにおきましては余り大きな問題でなく、九州、中国方面と違いまして、極めて僅かにこれを見るたけでございまして、取上げるだけのことはございませんが、北海道といたしまして、只今の問題は、第一が海上における漁区の問題であり……

第8回国会 外務委員会 第3号(1950/07/27、2期、自由党)

○團伊能君 只今極めて暫定的ではございましようが、外務省で只今出張員はどういうステータスにおいてお考えになつていられるのでありましようか。これは正規の外交官でございますか、いずれ決定いたすことでございましようけれども、只今の身分をちよつと御説明願いたいと思います。
【次の発言】 ああ、そうですか。そうするとこれは将来は領事官というようなものに大体置き換えられるお見込みのものでございましようか。只今そういうことは分りませんか。

第8回国会 外務委員会 閉会後第3号(1950/11/17、2期、自由党)

○團伊能君 只今曾彌君の御質疑にありました連関の最も深いものと存じますが、例えば第三次大戰へこのまま転入しようとするのではないかという一つの仮説的な意見のよつて起つて参りますところは、要するに北朝鮮におきます中共軍の行動の意図というものにいろいろな想像が加えられるところに存在するかと思います。北朝鮮の中共軍につきましてすでにこの度でなく、北鮮軍における協力が従来どの程度のものでございましたか。又今日甚だ沓として掴み難いのでございますが、これらの情報につきまして幾らか私共にその意図を察知せしめるような情報が若しもお教え頂けましたならば、非常に我々の判断として、又国民の判断として役立つと思いますが……

第8回国会 外務委員会 第4号(1950/07/29、2期、自由党)

○團伊能君 私二、三の点につきまして外務大臣のお考えを承わりたいと思います。  只今までの講和條約の法理的な立場、或いは考え方と少し違いまして、或いは杉原君の言われる講和会議の実体というものに少し触れるかも知れませんが、尚同時に今日の日本の生活としてどうしても無視できない問題でございます点におきまして、外務委員会として、又外務大臣としての御関係にあることを伺いたいと思います。  その第一は、終戰以来日本人の生活に今まで余りありませんでしたが、非常に関係をして来る少数民族というような問題とまあ呼ばれるべき問題がありまして、我々国内の生活におきまして、その中に殊に東洋方面の他民族と共に暮さなければ……

第9回国会 外務委員会 第1号(1950/12/01、2期、自由党)

○團伊能君 只今曾祢君からも御質問がありましたが、二、三伺いたいと思います。第一は、これが今日フランスにおきまして文化活動ができるということは大変結構なことでありますが、外務省といたしまして、只今曾祢君の御質問と重複いたしますが、在外事務所のできたところ全部にこれを同じような条件で司令部の許可の下にお始めになり、許可をおとりになるという、御意思がありますかどうか、ちよつとお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 次に従来の外務省で、文化事業部その他が御指導になります在外文化事業におきまして、一番困つた問題は、外務省在外公館それ自身がそういうことにタツチなさることによりまして、ことごとくそれは……

第9回国会 外務委員会 第2号(1950/12/06、2期、自由党)

○團伊能君 もう時間もございませんので私の質問は次回に御遠慮いたします。

第10回国会 外務委員会 第2号(1951/02/05、2期、自由党)

○團伊能君 極めて重大な深刻なる千島列島の問題を、この委員会で取上げるに当りまして、私はその前に二、三、伺つて置き、又この委員会といたしまして、決定して置かねばならん極めて小さい字句の問題でございますが、字句の問題の御協議を一遍願いたいと思います。それは現在の條約面に現われております問題に千島という文字はございません。千島は従来蝦夷千島と申しまして、極めて北方諸島という意味で、松前藩その他が幕政間に使つておつた文字でございまして、これは世界に共通性のない文字であります。そのために一の千島という文字を使うことによりまして、本問題が非常に誤解をされ、或いは不明瞭になつているところがあると存じますの……

第10回国会 外務委員会 第3号(1951/02/06、2期、自由党)

○團伊能君 今日我が国民といたしまして、今日までともに一つの国民として参りました沖繩、琉球その他のかたがたと或いは袂をわかたなければならないような、極めて国民として考えて悲劇であるこの問題につきましての御陳情を伺い、皆様の御趣意、我々全く肝に銘ずる次第でございます。  ここに私一、二お伺いしたいのは、只今伊江先生その他からの御説明に対して、もう少しよく伺つておきたいという問題がございます。只今奄美大島についてお話になりました、いわゆる今日日本の統治から離れている事情、一九四六年の一月二十九日総司令部覚書で日本のとにかく統治から離れているということは、必ずしもこれは講和会議におきまして日本の所属……

第10回国会 外務委員会 第4号(1951/02/07、2期、自由党)

○團伊能君 只今の問題でちよつとお伺いしたいのは、最初の十九年の八月になつて、どういう事情で、日本軍によつて本土に移されたときの御事情を承わりたい。  それから次は、終戰後はお帰りになる機会があつたかどうか。そして例の占領法規といたしまして小笠原諸島が行政上分離されました司令官の覚書が出るまでの間、終戰後ですね、その間はどういう関係にございましたか、ちよつとお聞きしたい。
【次の発言】 終戰になりまして、軍の管理を離れたとき、終戰後任意にお帰りになつたかたがありますか。
【次の発言】 帰されなかつたのですか。
【次の発言】 もう一つ、これはほかのことでございますが、小笠原を考えます上に我々の知……

第10回国会 外務委員会 第5号(1951/02/15、2期、自由党)

○團伊能君 先ほどからたびたびお話に出ましたのですが、ここに少しく繰返し総理にお伺いしたいと思いますのは、領土の問題でございますが、これはポツダム宣言を受諾した以上、これにつきまして、我々の言うべき筋合いもなく、又権利もない。又現に甚だデリケートな問題でございますために、ダレスさんも大体この点は言わぬほうがいいだろうというような御忠告もあつたように承わつておりますが、これは国民といたして、非常に切実な問題でございまして、殊に非常に狭隘な領土に多くの人口を持つておる日本といたしましては、例えば非常に小さな島一つでも非常に我々には貴重なものでございますので、国民の関心はこの点につきまして、非常に切……

第10回国会 外務委員会 第6号(1951/02/22、2期、自由党)

○團伊能君 只今曾杯君の御提案に私ども賛成でございます。講和会議開催の問題につきましては多々研究すべき点があり、只今までも総理その他の本院における応答の形において、断片的なる総理の構想も承わりましたが、併しそれを総合的に一つの講和会議の提案の形が、講和会議の条約に盛込まれると思われるすべてのものを、相当突込んだ系統的な研究をこの委員会としては出すべきだと思うのであります。その点におきまして只今曾杯君が集団保障の問題及び領土の帰属の問題等を中心としてというお話でございましたが、誠にそれが一番重要な点だと存じますが、なお若しも講和条約が締結されましたとき、これは非常に大きな立法でございまして、又国……

第10回国会 外務委員会 第7号(1951/02/27、2期、自由党)

○團伊能君 先日、ダレス特使と吉田総理の間に、アメリカ、カナダ及びコスタリカ間にある五つの條約につきまして、その條約に語われた範囲に対して、大体日本の漁船を入れないというような、御両所の書簡が取交されておりますことは、この書簡が取交されたことは我々も開いておりますが、これは将来漁業條約というものに無論参加するのでございましようが、又新らしく條約が作られるでございましようが、これらのことは首相とダレス特使との間に取交された私的の書簡とは考えますが、健際上におきまして将来の條約に対しまして相当重いコミットが行われたものと考えましてこれらを又改変することができず、又将来の條約の一つの見本が提供した約……

第10回国会 外務委員会 第8号(1951/03/14、2期、自由党)

○團伊能君 このたびこの條約にあります漁区と只今のマッカーサー・ラインとの関係はどうなりますか、ちよつと御説明承わりたいと思います。勿論この漁区としては東支那海、日本海すべて入つておりますが、やはりマッカーサー・ラインのほうが優先してこの條約の範囲でもマッカーサー・ラインは出られないということに思いますが、その点は如何ですか。
【次の発言】 次にお尋ねしますが、これはその何でしようか、母船漁業ですね、母船式の捕鯨以外の極めて小さい沿岸的なものも含まれておるのでございますか。
【次の発言】 ではまつこう鯨もその中に……。
【次の発言】 先ほど伺いましたマッカーサー・ラインとの関係でございますが、……

第10回国会 外務委員会 第9号(1951/03/28、2期、自由党)

○團伊能君 第二條の任務のところによりますと、この管掌事務は大体におきまして今曾祢君が言われたような厚生省の問題でありますけれども、これは非常な大きな点でもあり、又調査報告のようなのは相当国家的にやらなければできないようなものがありますが、これに加盟することによつてこれを実施する何かの機関をこちらでお作りになるお考えがありますか。
【次の発言】 わかりました。

第10回国会 外務委員会 第11号(1951/05/16、2期、自由党)

○團伊能君 この前の文部、外務連合委員会におきまして、文部委員会を中心とする御意見もいろいろ伺い、又それに対する御答弁として文部省及び外務省の御意見も伺いましたが、二、三なお質疑して、御説明頂きたいと思う点もございますので、それをお伺いしたいと思います。  第一に、この承認になりまして参加いたしますにつきまして、これにはそれ相当なる分担金が要求されているように思いますが、この分担金は曾つてユネスコ代表の李代表と話したことがございまして、これは中華代表ですか……、李代表も分担金がなかなか高いので非常に困つているというようなお話がありましたが、この点御説明頂けませんでしようか。

第10回国会 外務委員会 第12号(1951/05/18、2期、自由党)

○團伊能君 極めて簡単なことを二つほど伺いたいと思います。先ほどから総理に御質問のありました問題で、直接侵略を受けた場合、国民は一致団結してこれに当るということの総理のお考え、よくわかつております。実はこの前もこの問題につきまして少し質問いたしまして、甚だ繰返すようでございまするが、この点につきましては、もう少し詳しく総理のお考えを承わりたいと思います。直接侵略を受けたる場合、米国がこの日本の防衞に当り、日本が駐屯軍に対して便宜を供与するという形の條約が結ばれつつあることは御承知の通りでございますが、この点につきまして、国民としてはまだどうもはつきりいたさないところがありますので、その点もう少……

第10回国会 外務委員会 第14号(1951/06/01、2期、自由党)

○團伊能君 只今伊達君の質問の中にある條約取きめは、條約草案の、條約の條件の取きめから批准まで全部政府がやるという御説明を承わりましたが、その條約取きめの中に国会承認も條約取きめの一つの條件として入つておると思いますが、その点如何ですか。
【次の発言】 只今次官の御説明でとつて行くべきものというお話がありましたが、又憲法にもそうございますが、併し七十三條によりますると、時宜に、そのときの事情によつてに取きめ後の承認を、取きめ後に、場合によつては取きめたのちに承認を経ることもあると書いてあります。そういたしますと、取きめ前、締結前又は締結後に国会の承認を経ることはいずれにしてもその必要條件と考え……

第11回国会 外務委員会 第3号(1951/08/18、2期、自由党)

○團伊能君 先ほど曾祢君がすでに御質問になりました第三条でございますが、これにおきまして琉球その他の二十九度線以南の土地の帰属、民族の帰属問題は、そこに残して参りました日本人の私有財産というようなものを含めまして、全部は施政権者である合衆国の立法によつて決定されるものと承知してよろしうございますか。
【次の発言】 御説明を承わりますと、この第三条に含まれた地域にあります日本人の資産というものは、他の土地にあるものと異なりまして、将来の取扱によつてはそれがなお日本人の手に存在し得る可能性があるものと承知してよろしうございますか。
【次の発言】 次に曾祢君が御質問になつた外国軍隊の日本駐在に関する……

第12回国会 外務委員会 第5号(1951/11/26、2期、自由党)

○團伊能君 只今政務次官の御説明で、これらの奄美大島及び千島問題につきまして、この請願を決定いたしまして、内閣に送付することは賛成でございますが、この際に政務局長からも御説明を承わりたいと思いますが、只今政府次官のお話で、吉田首席全権からもこの問題は講和会議において表明せられたということを承わりました。外務省においては、この問題につきましてはすでに米国その他各国にその從來の経緯につき御説明になつておるというお話は承わりましたが、事実只今政務次官の、この請願にありますように從來の千島列島、殊に千島列島の帰属の歴史的根拠、条約の関係等は甚だしく説明されていない状態にあると思います。各国の議会におき……

第12回国会 人事委員会 第15号(1951/11/28、2期、自由党)

○團伊能君 只今上程いたされております一般職の職員の給与に関する法律の一部改正法律案、又同様に特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案及び昭和二十六年度における国家公務員に対する年末手当の額の特例に関する法律案、最後に国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案、この四つの法案に対しまして、私は自由党を代表いたしまして賛成するものであります。これらの四つの法案に重大な関係を持つております人事院の政府及び国会になされました勧告につきましては、極めて重要なものであり、又これを尊重すべき理由を有するものであると考えております。今日、先ほどからいろいろ御意見もご……

第12回国会 人事委員会 第16号(1951/11/30、2期、自由党)

○團伊能君 只今の所得税の全廃或いは廃止ということについての法律的な手続きにつきまして、政府から御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 先ほど加藤君の御説明もあり、千葉君からも御説明がありましたが、私千葉君の説明にありましたように、ここに二つの請願の種類がありまして、現に法律自体で許可したものを又禁止したというような、法律の発動によつて禁止したり許可したりするもので、ここで現に法律が禁止しているものを許可しろという請願は、これは法律的な結論が矛盾いたしますので、これを採択しないということはあり得ると思います。他の請願、これはむしろ参考的な意見になるという意味の請願におきましては、いわゆる民……

第13回国会 外務委員会 第2号(1952/02/12、2期、自由党)

○團伊能君 只今委員長からお諮りになりました理事互選の件につきましては、成規の手続を省略いたしまして委員長一任という動議を提出いたします。
【次の発言】 只今のまぐろ問題につきまして、もう少し政府のお考えをお伺いしたいと思います。米国の今度のまぐろ関税問題につきましては、米国で非常に重大な問題になつておりますけれども、実際は東部は余り関係がなく、専らカリフオルニアの業者の利害問題が中心となつておりまして、別に、私ども観察して、これがアメリカの朝野の国論として大問題になつておるわけではないと考えまするので、又このまぐろ自身は日本の食糧問題と関係ない、日本ではこれを食糧としない。フイリピン近海その……

第13回国会 外務委員会 第3号(1952/02/14、2期、自由党)

○團伊能君 本日の委員会の議題以外に離れるかも知れませんが、幸い外務政務次官もいられますので、少し議題を離れますが、五分ばかり質問をお許し願いたいと思います。政務次官にちよつとお伺いいたしますが、最近に南方水域三十度線に限定されておりました日本の水域が、二十九度線まで延びまして、そうして従来の鹿児島県十島村と申しておりました十の島からできております群島でありますが、その三つはすでに三十度線以北にありまして日本の領土になつておりましたが、新たに七島がこれに加わりまして、我が国に帰属いたしましたことは非常に御同慶に堪えない次第であります。ここにつきまして一、二外務省としておとりになるべき問題を離れ……

第13回国会 外務委員会 第4号(1952/02/21、2期、自由党)

○團伊能君 只今御説明を承わりまして非常にあれですが、その中におきまして一、二点こういう考え方ではないかという、私質問をさして頂きたいと思うのであります。  このフイリピンが最初にフイリピン政府の提案にあります協定前といえども、又は批准以前といえども、一割に該当するものを日本が賠償を支拂う誠意の表現としてあらかじめ支拂うという條項でございますが、これはまあ後には変つておりますが、やはり一割ということが出ております。これはフイリピン側においてこの賠償を拂うことが、即ち批准をする前提傑作であるというような工合に考えているのではないかという、私ちよつと疑いを持ちますが、その辺の御説明を頂きたいと思い……

第13回国会 外務委員会 第6号(1952/02/26、2期、自由党)

○團伊能君 この佐世保の問題は一地方の問題でございますが、勿論これは行政協定に関係のある問題であり、その決定によりまして、なおこの陳情の取扱も変つて来ることであると思いますが、只今伺つておると、岡田委員と次官とのお話は少し私どもの理解できないところがございまして、やはりこの合同委員会なるものも従来の占領政策におけるアメリカの立場という意味にこの合同委員会をおとりになつておるようなところがございます。又次官のお答えもそういう取扱かと存じますが、私ども考えますに、合同委員会は日本を防衛するという共通の目的のために行われる合同委員会でございまして、これはアメリカのためでもなく、又占領目的のためでもご……

第13回国会 外務委員会 第7号(1952/02/28、2期、自由党)

○團伊能君 只今の吉川君の御質問に関連して承わりますが、そうするとこれは分配事務がまだできないから、分配事務の完了するまでポツダム政令と同一の方法によつてこれを続行するということでございますか。
【次の発言】 この条約は従来の国際連盟のものが国際連合に移るのでございますから、これは直接関係がございませんから、丁度条約が出ました際に、厚生技官にちよつとお伺いいたしたいのですが、極めて概括的なことでございますけれども、戦前、戦争中及び戦後において日本ではこの麻薬使用の許可のない使用が行われておるということは、これは状態をちよつと伺いたいと存じます。それでこれに加盟いたしますにつきましては、国内にお……

第13回国会 外務委員会 第9号(1952/03/06、2期、自由党)

○團伊能君 理事の互選の方法につきましては、成規の手続を省略して委員長の指名に一任するの動議を提出いたします。
【次の発言】 只今の次官の御説明でよくわかりましたが、一、二参考に承わりたいと存じますが、これは民間の賠償指定工場或いは機械でございますが、この指定になりました場合、どういう理由で指定になりましたかよく存じませんが、日本の過剩生産と考えられる工場、これを賠償に指定して、賠償として外国へ出す、賠償物資に当てるというような意見であつたと思いますが、それにつきまして、同一事業をしていた工場で、一つは賠償指定を受け、成るものは受けないというような、甚だどういう理由がわからないことが多少その間……

第13回国会 外務委員会 第13号(1952/03/20、2期、自由党)

○團伊能君 私は存じませんでして、今お伺いいたしましたばかりなんですが、ユネスコ関係のことは何か外務省とお話合い或いはその他の事情で、文部省関係に行き……文部委員会にかかつておりますのでございますか。従来これは外務省が非常に深い関係を持つておるのでございますが、その点はちよつと次官からでも説明を頂きたい。
【次の発言】 只今の御説明でございますと、結局こういうことに承知いたしてよろしうございましようか。結局ユネスコ活動の主体、殊に予算に関してはそうなりますと、文部省予算の中でユネスコ活動をする、それで外務省はそれが対外関係なり、通信なりに関する範囲において取継ぎをする。併しながらそれは文部省の……

第13回国会 外務委員会 第14号(1952/03/24、2期、自由党)

○團伊能君 只今参考人の御説明を承わる前に吉川さんの御発言がございましたので私も少し、吉川さんのお話につきまして伺つておりまして、大体において非常に参考になる点がございますが、ちよつと私が聞きそこなつたのかと思いますので、なお吉川さんからちよつと御説明も承わりたいと思いますが、只今参議院の意見は大体条約であるということに決定していると伺いましたが、それは政府も説明しておりますところで、これがその内容といたしまして、当然条約として扱わるべきものであるけれども、安全保障条約第三条において、すでに包括的な承認を得ているものであるから、ここに改めて再び国会の承認を得る必要はないという政府の説明でござい……

第13回国会 外務委員会 第22号(1952/04/16、2期、自由党)

○團伊能君 只今上程されております在外公館に勤務する外務公務員の給與に関する法律案に関しまして、私は賛成の意を表明いたします。  この法案につきまして細かい部分につきましては、先日来いろいろ委員会におきまして審議が加えられたところもあります。その点におきまして、なお多少私どもも了解しがたいところもございますけれども、講和発効に当りまして、ここに新らしく外交を再開するときに、できるだけこの外交の成果を挙げて頂くためのこの外務公務員の給與は重大なことでございますので、一日も早くこの法案の通過を願つていたのでございます。実はその中で一、二私も希望として申しますならば、この給與の割り振りの表にございま……

第13回国会 外務委員会 第23号(1952/04/23、2期、自由党)

○團伊能君 私は舞鶴地区を視察いたしました御報告をいたします。舞鶴軍港は呉、佐世保、横須賀に比較いたしまして、旧軍当時におきましてやや地位の低い小さい軍港でございましたが、日本海に面しておる特殊な地形によつて、軍縮的には或る意味の非常に有効なものがあつたと思います。この地形を見ますると、非常に深い湾の周囲は全部高い山に囲まれておりまして、非常に避難港として完全な要素を持つております。舞鶴の場合は丁度横須賀と長浦のように西港と東港に分れておりまして、東港は、あそこは二又になつておりますが、東港は全部海岸は海軍が使用しておりまして、西港は古い城下町でありまして、そこには漁港その他の港が今日も存在い……

第13回国会 外務委員会 第24号(1952/04/25、2期、自由党)

○團伊能君 只今長官からの御説明もございましたが、この問題は中国及び朝鮮に関するわけでありまして、これは今日だけの問題でなく、従来からいろいろ日本に在留されている中国や朝鮮の諸君の日本国内における生活問題はいろいろ歴史がございますので、この管理令自身が十分納得されれば決して非常に特別なものでない、大体において現在の形が保たれることがわかるでありましようけれども、従来から日本に在留されていた朝鮮人等の日本政府の取扱等が相当いろいろな適当でなかつた点もありますので、この管理令というものが実際以上に神経的な問題になつて不安焦慮をいたしているのではないかと思います。只今実は非常な末梢の生活において、日……

第13回国会 外務委員会 第25号(1952/04/26、2期、自由党)

○團伊能君 先ほで曾祢君から御発言がありましたように、二十八日に講和発効するという特殊な事情によりまして、月曜日の討論におきましては、理事会とお諮り頂きまして、討論時間等の御按配を願いたいという希望を申述べておきます。

第13回国会 外務委員会 第29号(1952/05/15、2期、自由党)

○團伊能君 先日国際計数センターの問題につきまして外務省から説明を承りましたが、そのときにちよつと質問することを忘れておりましたが、これに加入することにつきまして、日本国内において相当の施設をするとか、或いは機械を使う関係で多少の予算を伴うものでございましようか、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 これに参加いたすにつきまして、直接要らなくても分担金のようなものが要つるのじやないかと思いますが、この機関を利用さしてもらうことにつきまして……。
【次の発言】 了承しました。

第13回国会 外務委員会 第31号(1952/05/20、2期、自由党)

○團伊能君 まだ国連に加盟を許されておりませんイタリーの例に見ましても、信託統治委員会の中には單にオブザーバーでなく、すでに十分発言もする委員としてイタリー国は加わつておりますが、それのイタリーの国連信託統治委員会に入つておりますステータス、どういう資格になつておりますか。伺いたいと思います。
【次の発言】 その委員の資格は、やはり正規の委員として出ているわけですか。
【次の発言】 只今のイタリーの非常に特殊な場合がありますけれども、先ほど杉原委員からもお話がありましたように、講和條約を受諾したそのときにおきまして、すでに国際連合に加盟する我が国の立場を声明し、又その義務を受諾することを声明し……

第13回国会 外務委員会 第38号(1952/06/06、2期、自由党)

○團伊能君 只今の九つの請願陳情につきましては、いずれも行政協定に伴いまして新しく米軍供与地区に関するものでございますが、それらの各請願の中に明らかに講和条約或いは安全保障条約、或いは行政協定にすでに条約として決定いたしておりますものを含んでおります場合には別といたしまして、これらの問題につきまして、各地方民の実情というものを政府においても十分調査して頂く必要もあろうかと存じまして、各地区についての実情はこの委員会も出張いたして調査いたしたわけでありますが、大体それがこの請願陳情に反映して来ておると思いますので、これを採択いたすことが適当かと思いますが、なお質問といたしまして、明らかに他の条約……

第13回国会 外務委員会 第39号(1952/06/10、2期、自由党)

○團伊能君 一つだけ。この前いろいろこれは御質問になりましたので重ねてお尋ねいたす必要もないかと思いますが、国際連合加盟国の代表者というのは、この特権を受けることになつておりますが、ここに併せて伺つておきたいのは、加盟国の代表者と国際連合軍の代表者との関係はどういうことになりますでしようか。
【次の発言】 国連軍の関係は、サンフランシスコで調印されましたアチソン吉田交換公文の中に国連軍に関する文字がございますのは御承知の通りでございますが、只今におきましては国連軍は一般の国連憲章にある場合以外に、日本国としては特別な取りきめというものはまだ行われていないのでありますか。

第13回国会 外務委員会 第41号(1952/06/17、2期、自由党)

○團伊能君 この條約によりまして現在の海上保安に関して船舶に関して細かい規定がございますが、これと並行して只今航空機に関しまして同一のような條約がございますかどうか。お伺いしたいと思います。
【次の発言】 さようでございます。
【次の発言】 航空條約はございますが、国際航空機の設備その他この條約にございますようないろいろな安全設備に対する規約というものが国際的にこれと並行して存在しておるものでございますか。
【次の発言】 そういたしますと、その條約はいずれ時機を以てこちらは審議することになるのでございましようか。
【次の発言】 了承いたしました。

第13回国会 外務委員会 第43号(1952/06/26、2期、自由党)

○團伊能君 曾祢さんの今の質問に連関して伺つておきたいと思いますが、只今の外務大臣の御説明はよくわかりましたが、実際問題として入国管理令のお話に触れましたが、これから将来の日本にいる中国人というものの国籍と申しますか、或いは日本にいる中国人を管理する本国政府との間のそういうものの取扱いについて、少し加えて御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、従来の台湾人が、この場合に台湾の中華民国の国民になるということはわかつておりますが、今度は従来中国人として日本で取扱つていた大陸の人で、大陸におるものの帰属する本国政府と称するものとの関係はどうなりますか。

第13回国会 外務委員会 第45号(1952/06/28、2期、自由党)

○團伊能君 私は自由党を代表いたしましてこの日華条約の承認に賛成いたすものであります。  日本といたしましては善隣友好の関係を再現いたしますことは独立後の日本といたしましての大方針であります。この線に沿いまして日本は只今東洋諸国の中で可能なる者とこの条約の締結を進めているわけであります。而してこの現在の国際情勢下におきまして、この日華条約はこの方針を実現いたして行きます方法として最も適切なるものであると思います。これは今日あります中華民国が曾つて中国全体にその統治を行なつていた時代とはそのあり方におきまして異なつてはおりますが、なお曾つて日本が戦争の相手国といたしましたのも中華民国でありまして……

第13回国会 議院運営委員会 第23号(1952/03/10、2期、自由党)

○團伊能君 これは、吉田さんの自衛戰力について、政府の憲法違反ということははつきり書いてございますか。自衛戰力について、今朝総理からもいろいろ詳しく説明ですか、辯明ですか、何かあり、その形がはつきりいたすと思うのですが、自衛戰力について、政府の憲法違反というのは、これから問題になつて御討議になるのでしようが、ここにこの表題をはつきりこうお書き頂くのを、もう少し彈力的にどうかお考え願えんでしようか。
【次の発言】 自衛戰力なるものがどういうものか、また我々も総理の真意がよくわかりません。それを果して自衛戰力が、この間のは失言ですか、どうですか、まだ決定的に総理がお考えになつて、それが正しいという……

第13回国会 議院運営委員会 第28号(1952/03/19、2期、自由党)

○團伊能君 只今岩木君のお説がありましたが、現に外務委員会その他予算委員会でも答弁なり御質疑がございましたが、問題のこれをどう取扱うかという問題よりも、むしろ内容に関する御質問があり、参考人のお説を聞きましたけれども、憲法学者に聞いたわけではなく外交関係のいろいろな学者或いは経験者に聞いているわけです。この内容に関しましては外務委員会で相当微細な質問をいたしております。併し最後のこれの憲法上の取扱いということになれば、これは外務委員会といたしましては外務委員会の範囲をいささか逸脱するものであり、そこにはつきりとした結論が出ておりませんし、先ほどから伺えば世論は全部そうであるというようなお話もご……

第13回国会 議院運営委員会 第29号(1952/03/20、2期、自由党)

○團伊能君 念のために伺つておきますが、これは只今決議通り認められましたが、昨日の岩木君の動議、これは当然解消されるようなお話ですが、再び岩木君の御動議に立返るということはしたくないということに了解してよろしうございますか。
【次の発言】 そういうふうに了解します。

第13回国会 決算委員会 第9号(1952/02/22、2期、自由党)

○團伊能君 只今の小酒井君の動議に賛成いたします。

第15回国会 外務委員会 第4号(1952/12/04、2期、自由党)

○團伊能君 今の岡田君の御要求に関連してこれは文書か表で一つ頂きたい。それからできましたら写真を入れて頂きたい。

第15回国会 外務委員会 第7号(1952/12/16、2期、自由党)

○團伊能君 只今岡田君からお話がありましたが、木村長官の受入れについての御説明は非常に細かいことがあつて、兼岩委員の御質問のいちいち具体的なことについて、長官も詳しく数字的の御説明の内容をお持ちになつていると思いますが、引揚の問題は他日に譲るか、或いは今岡田君の御提案のように、我々も参考資料として資料も頂いて、明日にでもやることにいたしまして、本日は他の議題の御審議に入られるようにお計らい願いたいと思います。

第15回国会 外務委員会 第10号(1952/12/22、2期、自由党)

○團伊能君 甚だ実際にわかり切つたことかも知れませんが、杜撰なことを伺いますが、曾称君の御質問に連関いたしまして、講和条約第三条のお話もありましたので、現在信託統治下にある琉球と米国との関係につきましてどういう法的根拠になつておるか、我々はつきりわからないところがあります。日本が占領下にありまして、戦後独立した後でも、これは直ちに琉球が入れるとも思わないのですが、ちよつとその大綱のところを伺いたいと思います。
【次の発言】 それから次に最近この大島郡を返すということを外務省から発表がございました。その発表のまあ正確性といいますか、信憑性はまだ我々もはつきりいたしませんが、その交渉もまあ多少現実……

第15回国会 外務委員会 第12号(1952/12/24、2期、自由党)

○團伊能君 私は、この法案に自由党を代表して賛成するものであります。先ほど伊達君から縷々お話もございましたが、本委員会は従来三年に亘りまして、千島、北海道、或いは南海の島までつぶさに辺境の研究をいたし、そうして密入国、密輸入、或いは漁船拿捕、或いは海上に横行しておりました海賊、或いは漁船の出漁区域等につきまして研究を続けて来たのであります。それからいたしましても、海上における治安というものが四面環海の日本におきまして非常に忘れられておりまして、今日治安問題は陸上に集中し、非常に広い海面というものが忘れられておりまして、従来の海上保安庁の監視船のごときも、その行動半径を繋いでも日本の周囲をカバー……

第15回国会 外務委員会 第13号(1953/02/20、2期、自由党)

○團伊能君 この問題は一応議運にかけて頂きましてどうでしようか。私らは水産委員会の問題じやないと思いますけれども、私は本質的な性質は外務或いは法務と思います。
【次の発言】 異議ございませんが、只今の曾祢君のお申入になつた問題につきましては、委員長とされまして然るべく善処して頂きたい。御研究頂いて成るべく水産委員会に御交渉を頂きたいと思います。なお理事その他とも御相談を願いたい。
【次の発言】 只今お話がありましたように、今朝発表されましたこの問題につきましては、二十三日の合同委員会におきまして合同審査をいたすことになりましたことは皆様御承知と思いますので、その際におきまして十分なる説明も頂き……

第15回国会 外務委員会 第14号(1953/02/23、2期、自由党)

○團伊能君 質問に先立ちまして須藤君の御発言の中にありましたこのたびの不幸なる大邦丸事件が、自由党の中にこれを以て再軍備のためにせんとするような議論があり、又それが自由党の中にもそういう空気があるという御発言がございました。我々これは全く見逃せないことでございますが、これらの発言が相当国際的にも重大性があるかと思いますので、委員長において然るべく須藤君と御相談頂きまして速記の改変なり或いは取消しなりをお願いしておきます。
【次の発言】 そういう意見が多数の国民の中に絶対ないとは考えられませんが、自由党の中の考えとしてはございませんのです。その点又須藤君に御相談頂きたいと思います。

第15回国会 図書館運営委員会 第3号(1952/12/24、2期、自由党)

○團伊能君 私今日初めてこの委員会に出まして、従来のいろいろな御努力非常に大きかつたものがあると思いますが、よく承知しております。建築につきまして、先日図面を拝見いたしました。この国会図書館の新らしく建設せられることは、日本の新らしい政治の上に又国として慶賀すべき大なる事業と考えまして、館長その他の御努力に私敬意を表している次第でございます。実際問題といたしては、この図書館の設計は館長もよく御承知の通り一般の建築と非常に違うところがございますので、その特徴がどこまでも発揮されている形に実現されたいということを私も希望いたします。実は日本の官庁建築において、使うほうの目的が徹底しないために形は立……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 通商産業委員会 閉会後第1号(1953/09/10、3期、無所属クラブ)

○團伊能君 白川議員の御質問に連関して、なお一つお伺いいたします。大仲副会長に伺いたいのです。出血輸出をいたしまして、損失の各社の総額は大体どのくらいの額になりますか。
【次の発言】 それは先ほどの御説明にございました。一応未決済にして脇に棚上げしてあるということに承知してよろしうございますか。
【次の発言】 そういたしますと、それに対する何か政府から補填の約束なり、或いは見通しなりというものが、何らかの形において会社と政府間にあるのですか。
【次の発言】 そういたしますと、そういう出血輸出をしたために、会社が損失をこうむつたこと、乃至は出血輸出の額はおわかりだつたでございましようから、歴然と……

第16回国会 通商産業委員会 第2号(1953/05/29、3期、無所属クラブ)

○團伊能君 極めて小さい点でありますが、一点だけ伺いたいと思います。最近新聞紙上におきましても、又、只今の大臣の御説明を伺いましても、ソ連と日本との間に、石炭をこちらに入れて、船舶の修理その他をバーターとしてこちらからサービスをするという関係のことが出ておりました。これにつきまして御当局からちよつと伺いたいのですが、果してそういう新聞記事は事実であるかどうか心又事実であるといたしますると、何人がそれを提案したのか。ソ連代表部が日本の政府に向つて、果してはつきりとそういう提案をして来たのかどうか。事案をちよつと伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、今日のソ連代表部というもののあり……

第16回国会 通商産業委員会 閉会後第4号(1953/10/27、3期、無所属クラブ)

○團伊能君 連関して、只今の御説明でありますが、九州相浦その他の発電所は、戦争前でありますが、仏印炭のような非常にカロリーの高いものを焚く、そのために今日そういう効率の高いカロリーの石炭が得がたいというような事情もあるのではないかと思いますが、この石炭の発電設備の御報告につきまして、石炭でも何の石炭を焚くか、どういう銘柄のものを焚くかということがこの石炭の基本問題だと思いますが、この統計はどこの石炭を焚く上から出ておりますか、その辺を伺いたいと思います。
【次の発言】 只今の五千五百カロリーから四千八百カロリーの低カロリーの石炭を焚くことはこれで大体わかりましたが、その低カロリーの石炭につきま……

第16回国会 通商産業委員会 第5号(1953/06/22、3期、無所属クラブ)

○團伊能君 次期に機会がございましたら、只今この鉱業採掘物と文化財というような関係は極めて私は薄いと思いましたが、実際上文化財保護委員会にかかるべき問題が鉱業権の中に存在することは非常に少ない場合だと思います。ただその中で建築物のごときはございますけれども、これらは十分保護し得ると思います。その他は文部省の天然記念物というのが今文化財に入つておりますから、多少只今のような岩石その他で天然記念物とか特殊な鉱物であるとか、特殊な地形、地質というものがなつておりますので、その点は多少関係していると思いますが、その他の構築物以外の文化財には関係ないのじやないかと思います。ただこの次までにお調べ頂きたい……

第18回国会 外務委員会 第5号(1953/12/07、3期、自由党)

○團伊能君 日本国とアメリカ合衆国との間の友好通商航海条約につきまして、すでにこの条約は承認されていながら、只今曾祢委員が指摘されたように、いわばアメリカの国内法におきましてこういう取扱がありましたことは、私どもも非常に遺憾とはいたします。これはアメリカ合衆国の国の形といたしましてこういうことが現われて来たものと思いますが、その点は将来における合衆国自身の憲法と州法との関係において徐々に訂正されるものと考えられますが、現在の立場におきましてこういうことが現われましたことは、アメリカ合衆国といたしても又やむを得ざるところもあるかと思いますが、我々といたしましてこの条約におけるこういう留保のつきま……

第18回国会 外務委員会 第6号(1953/12/08、3期、自由党)

○團伊能君 外務大臣にお伺いいたしますが、もう外務委員会におきまして講和条約締結以前からたびたび言いふるした問題であり、又大臣からいろいろなお考えを伺いましたがまだ国民の前にはつきりとしない点もあるかと存じますので、領土問題につきまして二三お伺いいたしたいと思います。  その最初は歯舞、色丹或いは千島の問題でございますが、ヤルタ会談には御承知のようにソ連にキユーリール群島も渡すということがいつてございますが、外務省のお考えとしてこのキユーリール・アイランドというものの定義といいますか範囲は只今のところどういう工合にお考えがきまつておりまするものでございましようか。

第19回国会 外務委員会 閉会後第1号(1954/09/08、3期、自由党)

○團伊能君 私日韓会談の経過につきまして、一応御説明を承わりたいと思いますが、それにつきまして特に二、三の点について政府から説明を頂きたいと思います。但し私の質問は、今日防衛庁長官が乃至は次官が御出席になるという予定で打聞いたすことにいたしておりましたが、長官、次官が御出席になりませんから、長官、次官に対するところだけの質問は、若しこの委員会の質問が他日に継続すれは保留して、他日にこれを附け加えさして頂きたいと思います。  去る八月二十三日に保安庁の巡視船の「おき」が竹島の近海に近付きましたところ、竹島から発砲を受けまして約二百発の銃弾を受け、その船舶の中で材質が非常に薄い鉄板を通貫する、銃弾……

第19回国会 外務委員会 第2号(1954/02/08、3期、自由党)

○團伊能君 壇原次長に只今の御説明につきましてお尋ねしていいならばお尋ねしたいことがございますが。
【次の発言】 増原次長にちよつと一つ御説明を補足して頂きたいところがありますが、只今増原次長から陸海空に亘るMSAに対する日本の希望要求の点を概略的に承わりましたが、この問題に直結して考えられる問題の点について二、三お伺いしたいと思います。  只今御説明にありましたように、海においては以前のL・S五十隻、P・F十八隻というふうなものがございますが、これは私ども知るところではこれらの小艦隊と申しますか、小さい艦隊の場合においてさしたる支障がないことは考えますが、併し更に加わつて大きな船舶を借りて来……

第19回国会 外務委員会 第3号(1954/02/22、3期、自由党)

○團伊能君 この沈船につきまして以前に条約が結ばれましたフィリピンの場合とインドネシアの場合は多少違うように御説明を受けたように思いましたが、その違う点につきまして一つ御説明が伺えたらば伺いたいと思います。
【次の発言】 只今の御説明でインドネシアとの関係はまだ平和条約ができていないフイリツピンの場合と違うと思いますが、実際の沈船引揚の仕事を実行する上に平和条約ができてないと六う場合においては、何かそこに実行上平和条約ができておる国との間の差がありますか。この仕事が順調に済んだときはよろしうございますが、いろいろな紛争が起つたようなときの解決片どうなりますか。そのためにこういう条項も入つておる……

第19回国会 外務委員会 閉会後第3号(1954/09/18、3期、自由党)

○團伊能君 私昨日委員長からお電話で、昨日の朝総理から昨日の夕方外遊についての挨拶をしたいから公邸に来てくれという御通知のあつたことを承わりまして、その節も私はおいでになることをお奨めした次第であります。そのお奨めしました次第は、この挨拶が即ち総理の外遊に関する目的の公的な発表とは私も考えられないと存じます。併し委員長の政務として、委員会にとりまして軍人な問題であるこの問題の事情を、いろいろ御調査になつており、又そこに委員長に向つて、そういう何と申しますか、一つの状態が起り、これを御理解になることは全体の問題の取扱の上に非常にはつきりして来るものと思いまして、御賛成申上げたわけでございます。そ……

第19回国会 外務委員会 閉会後第4号(1954/09/21、3期、自由党)

○團伊能君 只今委員長から、非常に御苦心になり、総理出席の問題についての経過について承わりましたが、非常に私感謝いたします。只今承わりましたような事情によつて総理の出席がこの委員会に出発前には殆んど困難であつてできないというお話であります。これにつきまして、曾祢委員からこの委員会といたしてどういう処置をするかという御提案がありました。私もこれについてこの委員会といたしての立場というものを明らかにしなければならないと存じますが、非常に重大な問題でもございまするので、今日は委員も非常に出席が少いので、これを問題といたして、明日なり、いつか委員長の御指定の日において、最近において再び委員が集つて、我……

第19回国会 外務委員会 第5号(1954/03/04、3期、自由党)

○團伊能君 私は只今提案されましたこの二案につきまして賛成いたします。この国際労働機関の憲章改正の問題に伴いまして、日本は主要産業団と認められて常任理事国となる可能性のあるように政府の御説明によつて理解いたしておりますが、その場合においては、これは単に日本の労働問題或いは労働立法の関係においての重大な責任を生ずるばかりでなく、常任理事国として国際的な、世界的な労働問題に関して一つの大きな発言権を持ち、又この問題に関しまして重要な役割を演ずることになると思いますので、従来しばしばありましたように形式的にこれに参加するということにとどまらないで、十分なる研究と又常任理事国としての活動を期待するもの……

第19回国会 外務委員会 閉会後第5号(1954/09/22、3期、自由党)

○團伊能君 只今羽生委員の御発言もありまして私も起草委員の一人に入りまして、全文に関しまして御審議にあずかりましたわけであります。大部分におきまして只今羽生委員のおつしやつたようなことは私どもも決してそれに共感を持たざるものではございません。ただ私ども与党の立場といたし、今の内閣の責任を持つております関係から、総理の外遊に関しまして責任を分つということの点におきまして、結局我々は責任を持たなければならない立一場にございますので、その点を御了承頂き、我々の賛成いたしかねる理由といたしたいと思いますので、どうぞよろしく御了承を願います。

第19回国会 外務委員会 第7号(1954/03/11、3期、自由党)

○團伊能君 今度新設される大使館及び領事館の中に韓国がございますが、これは現在のような状態にございますが、この点において外務省のお見通しはどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 只今のお話よくわかりましたが、併し現在なお大使館或いは領事館を置けない状態にありましても、日韓関係の政治問題は別といたしまして、物資の交流のようなものは相当に行われておりますが、これらは何か存外公館に代る代理的な人を派遣しておいでになりますか、或いはその交渉に臨時的に当らしておるということにたりますか。
【次の発言】 了承いたしました。

第19回国会 外務委員会 第8号(1954/03/15、3期、自由党)

○團伊能君 衆議院の通過の日にち等は只今御説明がありましたように確定的とははつきりとは申されませんでしようが、衆議院におきましての審議の模様もあらかじめ只今ここに来ているような予定で進んでおりますので、これは予定といたしまして考えなければ全然将来の審議の計画を決定することもできませんので、これを予定としておやりになつていいと思いますので、この予定は予定といたして一応この過程で進むということがやはりいいのではないかと存じます。只今羽生委員の御説明もございましたが、この問題自身に対するお立場というものはおのおのありましようが、それと審議とは又別個の問題と思いますので、まあこの原案通りお進め頂いては……

第19回国会 外務委員会 第10号(1954/03/23、3期、自由党)

○團伊能君 これは皆御出席は了解済みですか。
【次の発言】 私了解しておりますのには、総理に出席して頂きまして委員会を進めることは私ども非常に賛成するところでありますが、その総理の出席されての質問が委員会におけるMSAの総括質問の前提となり、それがなければ総括質問は開かれないというようには只今のお話合了解していないのでありますが、総理も健康上のことでありますから、今日いつ出て来られると決定しないので、総括質問に入つてできるならばその最初に出て頂いて、或いはその日が工合わるければ総括質問の質問中に出て頂くという余裕をとつてお取計らい頂いたら如何でございましようか。

第19回国会 外務委員会 第12号(1954/03/26、3期、自由党)

○團伊能君 新谷さんにちよつと伺いますが、只今新兵器の生産力を材料的、技術的にいつてどうしても日本でできない、或いは材料がないとかはつきりしたものがありますか。
【次の発言】 今の点概括的にはそういうことでしようが、具体的に、例えば砲ですね、素質の問題等に関しては、或いは硬質軽金属関係で、どうしても得られない材料、又方法によつては今日においても得られているという材料はどういうものでしようか。
【次の発言】 そういたしますと、一つには材料が非常に困難であるということですが、日本の工業組織自身の上に一つの改変をしなければ近代兵器の生産というものにマッチできないというお考えですか。

第19回国会 外務委員会 第13号(1954/03/29、3期、自由党)

○團伊能君 政府委員に一つ伺いたいと思いますが、この漁場の御説明の点に関連いたしまして、従来アメリカが太平洋信託統治区域でやつております原爆の試験というものは、どういうまあ国際的了解と言いますか、或いは国際公法上の形において行なつているものでございますか。その辺御説明できたら伺わして順きたいと思います。
【次の発言】 今の場合の公海における演習、まあそれに類似したケースとお考えになつているようでありますが、その場合そのことが信託統治区域においては合法であるとして、その通報というものはどうして発せられているのか、これは国際水路会議というようなものに通告することによつて世界的通報として成り立つもの……

第19回国会 外務委員会 第15号(1954/04/05、3期、自由党)

○團伊能君 只今梶原君からお話がございましたが、いろいろ総理の病気についてお話が、今承りましたが、病気と申しまするのも神経痛で歩けないという、非常に又苦痛もあり、そのことは決して人と会つて話ができないというわけではなく、病床では多少人と会うこともあり得ると考えますが、いろいろ旧来の関係もあつたことは御承知でしようけれども、只今のところやはり肉体的なその苦痛から東京へ出て来られないという状態は、それは事実だと思います。そこで事実日にちを切つても、けさの官房長官の説明でも、官房長官としても是非早く出席してもらいたい。総理も恐らくその気でいられるが、この病気の関係から出られないというのはこれはまあ事……

第19回国会 外務委員会 第21号(1954/04/13、3期、自由党)

○團伊能君 只今高良委員の御質問の中で域外買付につきまして外務大臣の御説明がありましたが、この域外買付は結局アメリカが必要と考えるものを日本から買上げるだけで、それ以上その買上げられたものが如何なる方面に持運ばれ、又如何なる目的に使用されるかということにつきまして、この協定を通しましては日本は何ら言うところがない、ただアメリカが買付けるという一実だけでございますか。その点外務大臣から一つお伺いいたしたいと思います。

第19回国会 外務委員会 第24号(1954/04/19、3期、自由党)

○團伊能君 委員長に御一任いたします。

第19回国会 外務委員会 第28号(1954/05/06、3期、自由党)

○團伊能君 従来カナダは日本との間においては相当閉鎖的な政策をとつて来て、移民問題に関しましてもなかなかはげしい、殊に通商関係はカナダの国民感情としてはまだ非常に、一種の支障もあるかと思いますが、この協定はどこが大体主張してどういう関係において結ばれましたか。日本で要求したから、これを日本が主導してこれを認めてもらうように、この協定を作るようになつたか、或いは主導的な動機は向うにありましたのか、あればどういう理由でこれはこういうものができて来たか。これが一般の通商航海条約でなくて、こういう特恵的な条約であるだけに、その成立の理由をお聞きしたいと思います。

第19回国会 外務委員会 第30号(1954/05/10、3期、自由党)

○團伊能君 麻薬課長にちよつと伺いますが、これは国内で自己栽培するというお話を伺いましたが、栽培する場合にこれはたばこの栽培と似たものでありましようが、それに対する管理方法はどういう工合になつておりますか。
【次の発言】 これは以前にも問題があつたと思いますが、そのけしの、多量ではありませんけれども種が飛ぶというようなことで相当散るのですね。そうすると原野に行つたり河原へ行つたりして又非常に知らない人の家の軒先に咲く、そういう場合けしにもいろいろな種類がありますけれども、阿片が採れる種類によつてそれが咲いているということにおいてやはり、栽培したわけじやありませんけれども、そういう意味においてま……

第19回国会 外務委員会 第31号(1954/05/11、3期、自由党)

○團伊能君 只今御説明を伺いました輸出品の品目について、佐多君から新しくセメント、建築の資材の話がありましたが、只今御説明を伺つたのは大体従来から引合のある品物でそれを取引するという希望の上に立つてのお話だと思います。もう少し新らしく日本の製品の上に立つて、せつかくミツンヨンも行かれるなら向うでまだ非常に知らない物が多いと思うのですが、その中に何か試作的と言いますか販路開拓のために相当の新らしい日本の製品のサンプルを出す、殊に海産物のまだ説明を伺つておりませんが、海産物などについて相当な販路もあると思いますが、その辺の新らしい意味でカナダに行つていないもので、カナダに行きうるとお考えになるもの……

第19回国会 外務委員会 第32号(1954/05/13、3期、自由党)

○團伊能君 今の佐多君の御質問に連関して一つ伺いたいと思います。日本に近接している国連参加国の軍隊で、その国の国際事情からその自国に軍隊が置けないで、一時的にも日本に待避することがあつたような場合、それらの国の軍隊はやはり大体においてこの法律と同じような形において取扱われるものでございましようか。その点を伺います。
【次の発言】 そうすると国連軍の中に加わつている軍隊で、朝鮮事変に応援に来ている軍隊でなく、韓国軍なら韓国軍自身が一時的、戦略的に自国にとどまることができないで日本に待避している、とどまつている場合は又別途のこれ以外のものになりますか。

第19回国会 外務委員会 第34号(1954/05/18、3期、自由党)

○團伊能君 この第二条にございます課税される場所についての条件でございますが、ここに製造業、商業、農業、鉱業、いろいろございますが、何条でしたか、その場所をきめる、これはどこかにございましたね。籍をきめる条件ですね。工場とかその所在地、それを先ほどちよつと御説明になりましたのですが。第二条の「恒久的施設」というところ。この中に日本の国籍を有する日本人がアメリカで一つの会社を組織して株主が日本人である場合。戦前によく日本の会社が支店の形態をとつてはおりましたが、独立の会社としてインコーポレーテツド・ニユーヨークというような、ニユーヨークに登記いたしまして会社組織になつておりました。ところがその場……

第19回国会 外務委員会 第35号(1954/05/19、3期、自由党)

○團伊能君 念のために伺つておきたいのですが、これは今全く死法となつておつて死んでおるのでございますが、どういうプロセスでこれが死んだか。死んだ形を一つ伺つておきたいと思います。

第19回国会 外務委員会 第37号(1954/05/26、3期、自由党)

○團伊能君 外務大臣に対する御質問は、私昨日ちよつと欠席しましたけれども、ほぼ御終了と思いますけれども、まだ残つておいでになればそれを続行することもできるし、なお保安庁長官の只今の各委員会の出席関係からいたしますと、非常に前に約束されておいでになりまして相当困難なこともあると思いますが、つきましては保安庁長官に出て頂くということは、私どもも誠に必要と感じますので、その時間の都合がついたら、時間のほうは委員会のほうでも各委員会の事情を御考慮頂いて、この委員会の開く時間を保安庁長官の出られる時間に合せて頂きたい。それを御了承頂いて今日の午後だけども言えない、夜もありましようし、いろいろありましよう……

第19回国会 外務委員会 第38号(1954/05/27、3期、自由党)

○團伊能君 この外務委員会で、以前に理事会その他できめました大体予定がございますので、今日の質疑を明朝に多少延ばしても、明日の本会議にこれを上程する予定で今日まで参りました。その予定は一つ委員会として実行するように、大体委員会の前の申合せでございますので、申合せは実行するように一つお諮り頂きたいと思います。
【次の発言】 併しですね、大体審議がもう済んだと思いますが、この法案、まあ皆さん等のお話にも出ていましたように、それほど……、まあ大体法案の趣意、又法案は勿論重要な法案ではございますが、MSAその他のような非常に複雑なものでもございませんので、大体審議は完了して、明日本会議に上程することが……

第19回国会 外務委員会 第40号(1954/05/29、3期、自由党)

○團伊能君 新聞を通しましていろいろ聞いてみて、又日本政府の意向としては、どうしても非常に友好関係を再建したいということでございますが、日本韓国との関係ですが、これは今やつぱり非常に我々見ていると、韓国の言うことも末梢的なことを言つている。それが原因で決裂したような恰好になつておりますが、日本政府の意思としては、友好関係を再建したいという御意思があるようには私も見ておりますが、相手国としてはどういうところにひつかかつておるのか。問題がひつかかつておると私は思いますが…。
【次の発言】 そうでございましようが、私どものこれを見るところでは、今の久保田発言というのも、久保田発言自身ではないその裏に……

第19回国会 図書館運営委員会 閉会後第1号(1954/06/24、3期、自由党)

○團伊能君 私遅れて参りましたので甚だ申訳ございませんが、まだ御説明を承わらなかつたわけでございますが、参考のために伺つておきたいと思いますが、これらの各案は、三等の一席、二席との四案、これを採択いたすことは、これは一等にきまつておるのでございますか。
【次の発言】 この前金森図書館長から建築の懸質に通つたものはこれを実施する義務がある云々のお話を、建築家との間にいろいろないきさつがあつたお話を伺いました。とにかく建築の選択は、最後の決定はどういう形でなされるのでございますか。
【次の発言】 参考に伺つておきたいのでございますが、いろいろな予算の関係のことも伺いましたが、なおときどきいろいろ問……

第19回国会 図書館運営委員会 第3号(1954/05/06、3期、自由党)

○團伊能君 私今日参りまして事情を全く存じません。只今図書館長からの御説明の中に、建築家団体と図書館との間に何か初めは問題があつたというお話でございますが、それはどういうことでございますか。

第21回国会 通商産業委員会 第3号(1955/01/24、3期、日本民主党)

○團伊能君 先ほど三輪君から御質問になつていたのでございますが、こちらからいろいろ人が行つて、先に売り込みの相談をするということでございますが、ただいま伺うように、たとえば農機具とか、まあ少し科学的な農機具その他のものですね、知識がないのですね。
【次の発言】 それだから何かサンプルを持つていつて、これを見せる。見せたらばそれじやこれを送つてくれというような注文もこの賠償の中に入つてくるのですか。
【次の発言】 入りますから、やはりサンプルでも持つて先に行つた人が結局勝ちだということに結論はなるのじやないですか。
【次の発言】 けれども、ただいまのやり方が結局実際何とか言いながら結局勝ちになる……



各種会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 文化委員会観光事業に関する小委員会 第1号(1947/08/29、1期、日本自由党)【議会役職】

○假委員長(團伊能君) 只今より文化委員會の觀光事業に關する小委員會を開きます。  只今この委員會におきまして委員長はございませんが、私として少し失禮ですが、通常最年長者が座長になるということでございますから、私が最年長者でありますので、座長の役を務めさせて頂きますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 只今からそれでは委員會を開きまして、この小委員會の小委員長を互選したいと存じます。
【次の発言】 それでは座長が御指名いたしますことに御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは高田君を小委員長にお願いいたしたいと思いますが、いかがですか。

第1回国会 文化委員会観光事業に関する小委員会 第2号(1947/09/22、1期、日本自由党)

○團伊能君 只今の農林省のお考を拜聽いたしましたが、實際問題といたしまして、相當目に餘ることがあると思います。只今伐らせないようにしておる。或いは注意をしておるというお話でありますが、實際は私一々實見したわけではございませんが、非常にひどい状態でありまして、間伐と稱して、殆んど全部坊主にしておる。非常に多々例を見るのですが、それからまだ伐らないところで、この度農地法その他の關係で伐採命令等が出て、耕作可能地の中にそういうものが隨分、私行つて見ませんがあるそうです。十和田湖なり奧入瀬の溪谷は全部伐つてしまつた。或いは北海道の層雲峽、宮島もそうです。それは何か御當局で伐らせたくないというお考は非常……


2期(1950/06/04〜)

第10回国会 外務委員打合会 閉会後第2号(1951/07/16、2期、自由党)

○團伊能君 私逐条的には、多少部分的には関係ございますけれども、もう少しのちの機会に質問いたしたいと思いますが概括的なところ二、三、条約草案それ自身の性質について伺いたいと思うのですが、この草案は日本以外……、これらの連合国に渡されまして、只今御審議中のことと存じますが、この草案自身はまだ何らの効力を持つていないものでございまして、一つの全く草案でありますけれども、これについての修正は日本は特殊事情にありますが、他の連合国の主張があれば修正され得るものでございますかどうか。
【次の発言】 その場合に若しも非常に妥当と認められる問題につきまして、日本が一つの修正を提案することは、日本という特殊国……

第10回国会 水産・外務連合委員会 第1号(1951/03/06、2期、自由党)

○團伊能君 これも各個の場合でございますが、四人の証人のかたに伺います。この拿捕に来た船のどこかにその国の旗が揚げてありましたか、或いは何らか船の舷側その他に国、或いはそれに類するものを現わす記号をお認めになりましたか、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 ほかの三君の場合をお伺いいたします。
【次の発言】 先ほどのちよつと質問の連続でありますが、その船の記号の、或いは旗のことはわかりましたが、この、船は何に属していた船であるか、会社に属腐していた船と思われますか、或いは政府に属していたと思いますか。要するに私船であるか、公船であるか、その点を伺いたいと思います。

第12回国会 外務・労働連合委員会 第1号(1951/11/10、2期、自由党)

○團伊能君 これを見ますると、滞納になつておる分担金云々のことがございますが、この最後の場合に、これは脱退したのでありますか、或いはその権利をただ中止されていたような状態でございますか。分担金と申しますと、再加盟ということは少しおかしいように思いますが、そ辺のいきさつを伺いたい。

第13回国会 外務・人事連合委員会 第3号(1952/03/28、2期、自由党)

○團伊能君 ちよつと十條に連関して質問したいと思いますが、今の千葉君の御質問にちよつと附言して私伺いたいと思いますが、千葉君の御質問にあるように、この財務、商務その他に関する外交領事事務ということの言葉が少し明瞭じやないように思いますが、臆測いたしますのに、従来海外にありました領事館或いは公使館以外に財務官、商務官、農商務省の出張員及び陸海軍武官というようなものは常住的に大体各省から向うに出ていられたかたでありまして、いわゆる各省を代表する出先機関というものが非常に複雑な形でございましたが、これを読みますと、一応臆測されるところは、全部それをやめて外務省の外務外交領事事務官といたすのでごいざま……

第13回国会 外務・水産連合委員会 第2号(1952/06/12、2期、自由党)

○團伊能君 外務大臣にお伺いします。米国及びカナダの委員その他の意向としてこういうことがありましたかどうかお伺いいたしたいのでございますが、 日本の立場に立つて考えますと、御承知のように北米沿岸というようなことよりもむしろ日本に近い島、沿岸、或いは世界の三大漁場の一つと言われているオホーツク海その他日本の北方漁区というものが非常に重大なものであると考えますが、これらは御承知のようにソ連の最も近い海でありまして、これらに対する漁業の状態は非常に今日におきましても閉鎖されております形であります。ソ連が十二海里の領海を主張するために北海道に近い南千島方面でも十二海里の線を引いて参りますと殆んど公海と……

第13回国会 文部・外務連合委員会 第1号(1952/03/26、2期、自由党)

○團伊能君 この参考資料ですが、ちよつとできましたならばこれを配付して頂きたいものがありますが、委員長において適宜お取計らいを頂きたいと思います。一つは、主要なものの全部とは申しませんが、各国の国内委員会はどこの省の所管になつているかということの表でよろしうございますから承わりたいと思います。それから次は国際連合の私的協力国際委員会ですが、只今いろいろなお話を伺いましたが、多少違つておるところもあると思いますから……その国際的協力の形におきましては非常に似たものがあると思いますが、その私的協力委員会の規約或いは対外的協力関係の形態とかにつきまして、資料がございましたら頂戴いたしたいと思います。

第13回国会 文部・外務連合委員会 第2号(1952/04/18、2期、自由党)

○團伊能君 本日の連合委員会におきまして、政府委員がおいでになりますけれども、こと非常にこれは国際的にも国内的にも重要な問題と思いますので、でき得べくんば文部大臣の御出席を委員長から御要請頂くように御提案いたします。
【次の発言】 議事進行につきましてちよつと発言いたします。実はこの先日の連合委員会におきまして提案理由も一応紙に書いたものは承わりました。今日は私大臣から直接大臣のこれについてお考えも伺えるものとして出席いたしましたが、今日も大臣の御出席はありませんでした。実はユネスコ活動は今日国際連合の一面といたしまして非常に重要性を持つて参りまして、国際的に、世界的に活動を開始しております。……

第13回国会 文部・外務連合委員会 第3号(1952/05/06、2期、自由党)

○團伊能君 ちよつと二、三伺いたいと思いますが、このユネスコ活動に関します法案を審議いたしますに当りまして、世話人会等で長く御検討になりました御意見がこの基礎になつておると考えますが、参考のために世話人会におきましてお考えになつたお考えを多少伺つておきたいと思う点が一つありますので、勝本さんからでも一つお話をして頂きたいと思います。只今澤田君がちよつとおつしやいましたが、文部省にこれをつけるその際に、いわば外局というようなものを作るというような御意見のように承わりましたが、まあそれは機構に関してそういうようなお考えがやはりございましたでしようか。文部省として、文部省には属するけれども、普通の内……

第13回国会 文部・外務連合委員会 第4号(1952/05/15、2期、自由党)

○團伊能君 只今徳川委員から、海外の駐在員につきまして御質疑が、ございましたが、なおそれに附加えて二、三伺いたいと存じます。これが常駐の政府代表或いはユネスコの国内委員会の代表を置くことは絶対に必要なことと考えまして、それなくしては殆んど日本がユネスコに参加した意義はないものと思います。このユネスコの代表者は、バリの本部及びその活動に照し合せましても、決してパリのみに駐在しているのではなく、ときどき各地において行われます小委員会或いは委員会その他に常時出席して、連続的にこの仕事を引受けて頂くかたがなければ、到底成り立たないと考えますが、そういう点におきまして一つ伺いたいのは、国内における国内委……

第15回国会 外務・法務連合委員会 第1号(1953/03/05、2期、自由党)

○團伊能君 李承晩ラインは、韓国側の一方的な宣言でございまして、日本といたしては、これを認めていない状態はよく我々共承知いたしておりますけれども、李承晩ラインの中側における漁業は、これに制限を加え、旦つ日本の漁船がここに入ることを許さないということを声明いたしておりますし、現に拿捕せられました日本の漁船について、韓国側の言い分といたしては、李承晩ラインの中に侵入したことによつて拿捕したというようなことを声明しておりまして、李承晩ラインというものは一方的宣言でございますが、そのうちにおきまして、韓国はすでに一つの行動を実施しておるのであります。そういたしまして、この島根県に属しておりました古い名……

第15回国会 水産・法務・外務連合委員会 第1号(1953/02/23、2期、自由党)

○團伊能君 それは第一大邦丸、第二大邦丸のかたに一つ伺いたいのですが、両船ともその前夜は日本から出た航行中でありましたか。つまり夜を明かした回数は日本から出て何回になりますか。
【次の発言】 そうするとその間、夜間或いは潮流風速その他の関係に流していて、済州島でなくとも、附近の島嶼の附近に近付いたという記憶はありますか。
【次の発言】 諸君の測定によつても島に近付いたと後に考えられることもありませんか。
【次の発言】 次に伺いますが、接近して来て発砲し、且つその船を停止命令した船につきまして先ほど御説明がありましたが、少しはつきりしませんでしたが、その船の船種と言いますか、その船は漁船に近いと……


3期(1953/04/24〜)

第19回国会 外務・内閣・大蔵連合委員会 第1号(1954/04/20、3期、自由党)

○團伊能君 只今の委員会に緒方副総理、木村保宏庁長官の御出席の要求がございましたが、私どもも誠に御尤もと存じます。それに賛成するものでございますけれども、先ほど委員長から御説明のように、決してこの委員会に出席されないのではなく、他の委員会に出席中であるから追つてこちたに出席されることと思いますという、緒方副総理については知りませんが、保安庁長官については以上のような御説明でございましたから、これを緒方副総理及び保安庁長官、経済審議庁長官の御出席を要請して頂きまして、同町にこの委員会はなお岡崎外務大臣、小笠原大蔵大臣が御出席になつておりますから、その範囲における質問をやりますことを私は委員長に提……

第19回国会 外務・労働連合委員会 第1号(1954/03/02、3期、自由党)

○團伊能君 この場合のみに限りませんけれども、この法律が通りまして例えば常任理事国になるというような場合、殆んど戦前におけるような国際関係が復活していろいろな各種条約におけるその実施について日本政府の責任をとらなければならないことになりますですが、これに伴いまして外務省の予算がこれに少しもお考えになつておらないように伺いますが、その実施についての外務省の予算というものは相当いると思いますが、その辺のお考えについて伺つておきたいと思います。

第19回国会 法務・外務連合委員会 第1号(1954/04/06、3期、自由党)

○團伊能君 この秘密保護法を読みまして、非常に概括的なことでございますが、私が受けました印象は非常に重大な点がある。この承大な点は、むしろ秘密の保護によつて来る処罰よりも、処罰される人を保護するというふうな観念に立つての考えでございます。これはどういうことかというと、今日の状態におきまして、MSAからこの秘密の度がいろいろありましようが、いろいろの武器の貸与を受け、当然これを保管又は修理をするという仕事を行います実際の状態としたらどういうことになりますか。実は先ほど曾祢君から原子兵器とか、或いは誘導弾のお話がありましたが、そういう非常な高級な秘密性の強いものは、これはこの保護法の処置がとられる……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

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