このページでは横川信夫参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。
○横川信夫君 参議院、裁判官訴追委員会及び裁判官弾劾裁判所の昭和三十二年度予定経費要求に関する件につきまして、庶務関係小委員会における審議の結果を御報告いたします。 まず、参議院の要求について申し上げますと、要求の総額は十三億四千三百三十三万七千円でありまして、昭和三十一年度予算額に比較いたしますと、一億五千百八十四万六千円の増加となっております。 その内訳は、まず国会の運営に必要な経費十一億六千五十一万一千円でありまして、本院の議員に要する歳費、通信手当、秘書手当、応召手当、滞在雑費、秘書滞在雑費、立法事務費等と、事務局、法制局、常任委員会に要する職員の人件費、事務費、立法調査研究のため……
○横川信夫君 ただいま議題となりました昭和三十二年度の委員会関係経費の割当に関する件につきまして、庶務関係小委員会において決定いたしましたところを御報告いたします。 計数等詳細な点につきましては、お手元の資料によって御承知願いまして、以下、順次割当の方法等につきまして御説明申し上げます。 第一に、会議費及び交際費でありますが、これは予算総額のうち半分を各常任委員会に均等に、残りの半分を各常任委員の数に応じて按分して割り当てることにいたしました。 第二に、常任委員会の調査室職員の研究会会議費でありますが、これは調査室のない議院運営、懲罰の両委員会を除く他の委員会に均等に割り当てることにいた……
○説明員(横川信夫君) 法務省といたしましても、この種の事態が発生いたしますることは、まことに遺憾でありまして、でき得まするだけ厳重に非違を摘発して参りたいと思うのですが、検察の立場からいたしますると、間違いがあってから取り締るというやはり立場でございまして、かような非違がないことを期待いたしまする仕事は、やはり自治庁にお願いしなければならない、そういう立場にいるのでございます。しかし御趣旨の通りに政府といたしまして、全体といたしまして、かような事柄が起きないように、お互いに戒め合うということは非常に肝要なことである、ただいまお話の通りであると考えるのであります。
○説明員(横川信夫君) 先般、法務政務次官を拝命いたしました。御承知のように法務行政につきましては、きわめて知識経験の浅い者でございますができ得まするだけ努力をいたしまして、職責を果して参りたいと、かように覚悟をいたしております。将来何分よろしく御教導をお願いいたします。
○政府委員(横川信夫君) 中央更生保護審査会委員木内良胤君は、本年七月三十一日任期満了となりましたが、翌日付再任いたしましたので、犯罪者予防更生法第五条第三項の規定により、両議院の事後の承認を求めるため本件を提出いたしました。 お手元の履歴書で御承知のように、木内君は、大正十年四月大学卒業後、外務省に入り、以後、領事官補、外交官補、大使館三等書記官、公使館一等書記官、総領事、大使館参事官等を歴任し、その間、広東、仏国、伊国、スイス国、トルコ国等に在勤し、また、国際会議帝国事務局事務官等の職にもありましたが、昭和二十一年四月退任いたしました。その後、約三年半にわたり、財団法人日本文化放送協会常……
○説明員(横川信夫君) ただいまの御指摘の点、私どももまことにお話の通りでありまして、私法務省に御厄介になりましてから約半年でございますが、その間にいろいろの施策を進めて参りますにつきまして、行き着きますところは、すべて予算が足りないというところに帰着して参るのでございまして、特に、先ほど来御審議いただいた内容でございまする保護司の問題あるいは施設の問題、人件費の問題等につきましては、私も長いこと法務委員をいたしておりまして、よその役所の姿をおぼろげながら存じておるのでございますが、それらに比較いたしまして、あまりに法務省の予算が少うございます。私どもは三十三年度の予算請求に当りまして、何も法……
○政府委員(横川信夫君) 新潟の刑務所は、ただいま御報告もございましたように、明治の初年に建築をされましたものでありまして、私どもの方でも老朽施設として考えておるところであります。すでに改築の時期が参っておるのでございます。またその場所といたしましても、環境が非常に刑務所の場所としては不適当でございます。ただいま御説明のように、市街地の中心になってしまっておるというような所でございます。適当な代替地がございますれば、請願の趣旨に応じまして移転をいたしたい、実現いたしたいと考えております。
【次の発言】 ただいまお話の指紋の問題でございますが、問題になりましたのが、例の見本市の際に入国いたして参……
○政府委員(横川信夫君) この問題はすでに現地では裁判も決定して結審になっている問題でございますから、詳細につきましては、刑事局長から御説明申し上げます。
○政府委員(横川信夫君) 私もよく事情を存じませんので、ここで即答申し上げることはでき得ません。またお話を伺っておりますると、相当長い期間にわたって争っておる問題のようでありますが、よく調査をいたしまして、適当な機会に御報告を申し上げたいと思います。
○政府委員(横川信夫君) 法務省設置法の一部を改正する法律案につきまして、改正の要点を御説明申し上げます。 現在、法務大臣官房に調査課がございまするが、この機構を整備いたしまして、司法法制調査部にいたそうとするものであります。最近におきまする司法制度の調査、あるいは資料の収集等の事業は非常に増加して参っておりまするし、また、御承知のように、裁判所におきましては法律提案件がございませんので、これにかわりまして、法務省で立法いたしておるような次第でもあります。最近における状況から考えまして、この調査課を整備いたしまして調査部にしようとするのが第一点でございます。 第二点は、法務大臣が必要と認め……
○政府委員(横川信夫君) 外国人登録法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明します。 現行外国人登録法は、昭和二十七年四月二十八日対日平和条約の発効と同時に施行され、その後数回にわたる小部分の改正を経て現在に及んでおります。 とりわけ、外国人の指紋押捺の義務を規定した第十四条及びその罰則である第十八条第一項第八号の規定は、他の規定よりおくれて、昭和三十年四月二十七日から施行になったのでありますが、この規定に基く指紋押捺制度は、全般的に申せば、実質的にも形式的にも予期以上の成果をあげていると申すことができると思うのであります。 このたびの改正は、最近の諸情勢と、右指紋押捺制度実施……
○政府委員(横川信夫君) 大澤部長からも先ほど申し述べましたように、当委員会におかれましては、きわめてお忙しい中を貴重な時間をおさき下さいまして、各地の法務官署施設を御視察願いまして、きわめて適切な御示唆をいただき、かつ、三十三年度予算編成に当りましては、強力な御支援、御鞭撻をいただきまして、まことに感謝にたえないことでございます。 御認識をいただいておりますように、法務官署の特に施設はきわめて老朽のものばかりでございまして、三千四百に及ぶ各庁のうち、早急に改築を要するものが多数あるのでございます。長期計画を立てまして、これの改善をはかっておるのでありまするが、二十カ年計画を立ててみましても……
○政府委員(横川信夫君) ただいま議題となりました企業担保法案につきまして提案の理由を説明いたします。 株式会社がその営業資金を調達するために社債を発行する場合には、確実な担保を必要とすることは言うまでもないのでありますが、この担保としては現在工場財団その他の各種財団抵当を利用しているのであります。 しかしながら、この財団抵当は、会社の企業を構成する特定の財産を集合して財団を設け、その上に抵当権を設定するものでありますが、現在の企業におきましては、その企業施設に財団を設け、さらに設備のひんぱんな改廃、変動に伴って、この財団の組成物件について変更の手続をするということは、きわめて煩雑であるば……
○政府委員(横川信夫君) 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。 この法律案の改正点の第一は、判事補の員数を増加することとした点であります。御承知の通り、現在、地方裁判所が第一審として取り扱う事件のうち、法律上裁判官の合議体で取り扱うことを必要とするいわゆる法定合議事件は例外的なものに限られ、その他の大部分の事件については、一人の裁判官でこれを取り扱うか、裁判官の合議体でこれを取り扱うかは、事案によって裁判所が定めることになっているのでありますが、最近におきましては、民事、刑事の事件数の増加、裁判官の不足その他の事情から、本来合議体で取り扱うことが望ま……
○政府委員(横川信夫君) 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を便宜一括して御説明申し上げ ます。 この両法律案は、最高裁判所長官、最高裁判所判事及び高等裁判所長官並びに検事総長、次長検事及び検事長の報酬または俸給の各月額を増額しようとするものであります。御承知の通り、これらの裁判官及び検察官以外の裁判官及び検察官の報酬または俸給は、一般の政府職員の俸給に準じて、昭和二十三年六月以降、数回にわたり増額されたのでありますが、右に述べました最高裁判所長官及び検事総長等の裁判官及び検察官の報酬または俸給は、内閣総理……
○政府委員(横川信夫君) 下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。 この法律案は、最近における市町村の廃置分合等に伴い、簡易裁判所の名称及び管轄区域等を変更しようとするものであります。以下簡単に今回の改正の要点を申し上げます。 第一は簡易裁判所の名称の変更であります。すなわち、島根県出雲市に置かれている簡易裁判所は、これまで、その所在地の旧地名である今市町の名称によって今市簡易裁判所と称していたのでありますが、このたびこの名称を出雲簡易裁判所に変更するとともに、これに伴って、栃木県今市市に置かれている栃木今市簡易裁判所の名称を今……
○政府委員(横川信夫君) 申し上げるまでもなく、法は国民に対して平等に保護もいたしまするし、また、罰も加えるという立場であらねばならないと当然考えております。法の扱いにつきましては、常に公平に、厳正にという立場を失わないような気持で、法務省は現地を指導しております。
○政府委員(横川信夫君) ただいまの亀田委員の御質疑の気持は、確かに妥当な御意見から出ておるものだと考えます。先ほど刑事局長からお答えいたしましたように、法制上きめられたものに対して内規で縛るというようなことになりますると、その効力の問題などがいろいろ問題になってくるかと思うのであります。ただ、そういうことがあるなしにかかわらず、先般、御承知のいわゆる売春汚職というようなものが出て参ったのでありますが、当時、容疑を受けた方々は多年にわたる法務大臣の同志でありまして、それらの人があのような取扱いを受けましても、私情においては相当忍びがたいものがあっただろうと思うのでありますが、法の威厳を維持する……
○政府委員(横川信夫君) ただいま御審議を願いました法務省関係の営繕のことにつきましては、御説明のうちにもございましたように、大野地方の法務局の支部だけは三十三年度の予算でお認めを願っております。ただいま具体的な計画を検討中でございまして、できるだけ早く建築にかかりたいと思っておりますが、その他の諸案件は、法務省自体といたしましても、すでにその施設が非常に老朽であり、かつ狭隘であり、その大部分は裁判所の一部を借家しておるという状態でありますので、できるだけ早い機会に予算を見まして新築をいたしたい、かように考えております。
【次の発言】 いろいろ、特に先回の恩赦のことにつきまして御批判が出ておる……
○政府委員(横川信夫君) 少年犯罪の傾何等から考えてみまして、むしろ現在二十才であるものを十八才まで引き下げたらどうかというような意見がむしろ強く出ておりまして、犯罪面から申しますると、十八才から二十才までの間は一般青年と同じような能力を持っている、そういうような意見が最近強く出ております。
【次の発言】 少年犯罪の原因は、収容者によりましていろいろ研究してみますると、先ほど高田委員の御質問の中にもちょっと片鱗がうがわれたのでありますが、親の愛情というものが足りないことが一番大きな原因です。一番数が多いように考えられるのであります。もっとも、中には本質的に病的な原因で犯罪を犯す、繰り返えすとい……
○政府委員(横川信夫君) 昭和三十三年度法務省所管予算の内容につきまして、その大要を御説明申し上げます。昭和三十三年度の予定経費要求額は二百四十四億五千二百五十五万五千円でございまして、これを前年度の予算額二百三十一億一千五十四万二千円に比較たしますと、十三億四千二百一万三千円を増加いたしました。この増減の詳細は別途の資料により御承知願いたいのでございますが、今増額分の内訳を大別いたしますと、第一に、人件費関係の十億八千八百四十七万六千円でございます。これは昇給、昇格等に要する職員俸給等の自然増加額であります。第二に、営繕費関係の一億一千二百四十万一千円でございます。これは補修費の増加額であり……
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