このページでは手島栄参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。
○委員長(手島栄君) ただいまより開会いたします。
理事互選の件を議題といたします。
本委員会の理事の数は四名でございますが、現在二名欠員となっておりますので、都合により、そのうち一名のみの補欠互選をいたしたいと存じます。互選の方法は、成規の手続を省略して、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは私より理事に鈴木恭一君を指名いたします。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて下さい。
調査承認要求に関する件を議題といたします。
郵政事業及び電気通信事業の運……
○手島栄君 議事進行。何か郵政大臣と森中本員のお話がだいぶ食い違っておるようですが、あなたの説明の中で、発表できないというのは、個々の郵便局の名前を言うことができないという意味のようにとれますが、森中委員の質問はもっと広いのじゃないかと思います。どういう計画でやるかとかいうような、まだほかの内容のことをお聞きになっておるのじゃないかと思うのだが、ただ個別的な個有名詞を言うことが秘密だというあなたの答弁と、ちょっと食い違っておるようだから、それを一応おいて、その他の計画で、あなた方が発表してもいいことをお答えになった方がいいのじゃないかと思うのですが、どうですか。
○手島栄君 非常に重大な問題でございますので、私も関連して伺いたいと思いますが、今、野上委員の言われた点は、私はもう大体において同感でございます。 そこで、簡保の金を財政投融資に使うのが性格的に妥当だという、まあ審議会か何か、そういうふうなきめ方をした、これは私は、何べんもこの問題は、今までも言っておるのですが、簡易保険ができたときの法律の審議の速記録を、いつかだれか持ってきてくれと言っても、何年たっても持ってきてくれませんが、私の記憶では、簡易保険の積立金は国家財政に使ってはいかぬということが非常な大きな問題で、ほとんどこれが議論されたように私は記憶しておるのです。性格的に、簡易保険という……
○手島栄君 私は郵便為替の経営の問題についてちょっとお伺いしたいのだけれども、郵便為替は昔から赤字なんです。最近の状態はどういうふうになっておりますか、収支の計算が、郵便為替だけ抜いて。私は、貯金局唯一の収入だから、はっきりわかっていると思うのですが。
【次の発言】 これは、どうせ一番大きな郵便法の改正のときにもう少しいろいろな問題を聞きたいと思っておりますが、郵便為替の赤字は貯金の方で埋めているのですか、それとも郵便の方からも埋めているのですか、実際の支出は。
【次の発言】 これはまあ非常に大きな問題で、郵便自体が独立が危なくなるような経営状態になってきているのに、貯金もそれにもたれ、小さい……
○手島栄君 私は、今度の郵便法の改正につきまして、主として料金の問題と、それから郵政事業全般に対しての運営の問題の骨子につきまして、少し御質問したいと思います。御答弁の方は、だれでなければならぬということはありませんから、政府委員の方で御答弁願ってもけっこうです。二、三大臣の意見だけを聞きたいというものはありますが、そのときに申し上げます。 この法律案の大臣の説明におきまして、料金改定は、「郵便事業の運営に要する財源を確保するため、郵便に関する料金について調整を行なう」云々ということがございますが、料金改定の一番の目的は、財源の確保ということであろうと思いますが、今回の改定によって料金を確保……
○手島栄君 私はただいま議題となっております郵便法の改正案に対し、自由民主党を代表して、賛成の意見を申し述べたいと存じます。 今回の改正案の主眼は、料金の改定でありますので、この点について賛成の理由を簡単に申し述べます。 その一つは、郵便料金は昭和二十六年十一月改定されまして以来、約十年間据え置きになっておりますが、その間電信電話、国鉄の小荷物、電灯等、他の公共事業料金は相当の値上がりを見ております。一般消費物価の指数も七一%の上昇を示しております。これらの実情に照らしましても、現行の郵便料金のもとでは、郵便事業の経営が困難であることは当然でありまして、新規事業の実施はおろか、必要な経費ま……
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