このページでは亀井善彰参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。
○亀井善彰君 ただいま議題となりました農林年金改定法案につきまして、委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本法案は、農林漁業団体役職員の年金につき、国家公務員共済組合制度等に準じて、既裁定年金の額を改定するとともに、年金の最低保障額の引き上げ、標準給与月額の改正及び遺族年金の受給者の範囲の拡大等、所要の改善をしようとするものであります。 委員会におきましては、既裁定年金の改定方法及び最低保障、年金の財政と国庫補助の充実、農林漁業団体職員の給与、労働条件等にわたって質疑が行なわれましたが、その詳細は会議録に譲ります。 質疑を終わり、別に討論もなく、本法律案は全会一致をも……
○亀井善彰君 農林大臣、食糧庁長官、いずれも御出席ないので、たいへん残念でありますけれども、時間の関係、委員会の運営の関係もございましょうから、二、三の問題について意見をお伺いいたしたいと思います。まず第一にお伺いいたしたいのは、四月一日から改定をされます配給制度の改善の問題、自主流通米の問題、そして学校給食の問題、こういう問題点につきまして少しくお伺いをいたしたいと存じます。 配給制度の改善につきましては、四月一日から従来の制度を改めて、消費者、小売り間の登録を廃止して、同一市町村内であれば通帳を持参さえすれば、いずれの店舗からも購入ができる。この改善につきましては、私は長い統制経済から幾……
○亀井善彰君 関連でちょっと一言。 河田委員から質問の二百二十五億円関係の問題、これまでも配分については市町村を通じてということを明確にしてありまするが、私はこの点については間違いはないと思います。御承知のとおり、個々の生産農家は、農協関係の結びつきと業者関係の結びつきとがございます。従来のこの種の関係においては、農協を通して登録している農家に対しましては相当こまかく配分され恩典に浴している向きがあります。これは当然でございます。だがしかし、そうでない生産農家、この点についていままで何か差別的な扱いがされている向きが多少あるわけでございます。ことしのいまの二百二十五億円というものについては市……
○亀井善彰君 直接、農業協同組合の問題に関係があるかどうか、あるいは少しそれる問題かと思いますが、しかし関連のある問題でありますから、実はきょうは食糧庁長官御出席をいただいていろいろお伺いしたいと思ったのでありますが、農政局長が見えておりますから、あとの問題は後にいたしまして、とりあえず農政局長にひとつ伺いたいと思います。 その一つは、実は本年の春行なわれました米の集荷登録の問題でございますが、その問題に対してのトラブルで、全国の集荷協同組合連合会から農林大臣と行政管理庁長官並びに公正取引委員会の委員長、この三者にあてて「米穀の生産者の集荷登録紛争事例に関する要望について」と、こういうふうな……
○亀井善彰君 第二班は六月十五日から十九日までの五日間、亀井、武内、河田の三名で、福島、山形、宮城三県を訪れ、米生産調査を中心に、果樹栽培、畜産、養蚕、漁港整備などの実情調査をしてまいりました。 なお、私どものほかに、現地で鈴木、村田両委員も参加をされました。 第一日目は、福島県に入り、まず農林省の白河種畜牧場で産卵用優良種鶏の作出研究を視察いたしました。 わが国では、米国から産卵用種鶏のひなを多数輸入しておりますが、年々、白血病による死亡率が高くなってきている事情などもあって、国産優良品種の早急な実現が強く望まれているとのことでした。特に種畜場関係者の熱心な研究態度にはひとしお深い感銘……
○亀井善彰君 ちょっと関連して…… 実は六月十八日にその処理場を農林水産委員会で、河田先生も一緒ですが、こまかく視察をしてまいりました。しかし、いまおっしゃっているように、なかなか早急に間に合うということは、私どもの見た目では見通しがつかない。で、現地の処理場を共同してつくったという人たちは、処理場がいま遊んでいるのです、処理場が遊んでいるということは、その処理能力が全然動かない、したがって処理場をつくったけれども利用価値が何にもない、これでは非常に困ると。そこで、早急に公害防止事業団がその責任者か、あるいは水産庁か、そこらの点をはっきりして、一日も早くこれが稼働するような方向でひとつ御協力……
○理事(亀井善彰君) それでは午前の調査はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩をいたします。 午後零時二十分休憩
○亀井善彰君 私はいままで数日間引き続いて他の委員の各位から御質問がありました問題とは違った角度で農協法改正についての問題について、ごく短かい時間ひとつお伺いをいたしたいと存じます。ちょうど大臣お留守でございますから、政務次官、参事官おいででございますので、それぞれお答えをいただきたいと存じます。 と申しますのは、最近農協の事業分野が拡大をされまして、これはまた一面大きく日本農政の上に寄与されておる点も高く評価をしなければなりませんけれども、その高く評価をする反面、あまりに事業分野の進出が著しく、全国的に中小企業と農協との摩擦が非常に大きく起きておる地方があるのであります。具体的にその例は省……
○亀井善彰君 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております、農地法の一部を改正する法律案並びに農業協同組合法の一部を改正する法律案につき、政府原案に賛成をする反面、日本社会党提案の修正案に対し反対の討論を申し上げます。 まず農地法の一部を改正する法律案について申し上げます。 申し上げるまでもなく、現行農地法は農地改革の成果を維持するため制定されたのでありまして、戦後の農地改革がその後のわが国農業の発展にきわめて大きい貢献を果たしたことは、何人もひとしく認めるところであります。 しかしながら、昭和三十年代に入って以来今日まで持続し、今後もこの傾向が続くと考えられるわが国経……
○亀井善彰君 ただいま可決されました農薬取締法の一部を改正する法律案について、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党四党共同による附帯決議案を私から提出いたします。案文を朗読いたします。 農薬取締法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 農薬の使用に伴う残留毒性等の問題の発生に対処し、農薬の品質の適正化と安全使用の徹底に努め、国民の健康の保護、環境汚染の防止等を強力に進めるため、政府は、本法の施行にあたり、左記事項を十分検討し、その達成を図るべきである。 記 一、低毒性農薬、生物的防除剤等の開発、実用化を促進するとともに、作物残留性農薬等の指定にあたつては、農薬の危害防止……
○理事(亀井善彰君) しばらく速記をとめて休憩をいたしたいと存じます。
【次の発言】 では、速記を起こしてください。
○理事(亀井善彰君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午後零時三分休憩
【次の発言】 私はただいま可決されました水産業協同組合法の一部を改正する法律案に対する自由民主党、日本社会党、公明党、民社党、四党共同の附帯決議案を提出いたします。案文を朗読いたします。
以上であります。
○亀井善彰君 私は、ただいま可決されました法律案に対し、自民、社会、公明、民社、共産、五党提案の附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 昭和四十四年度及び昭和四十五年度における農林漁業団体職員共済組合法の規定による年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、農林漁業団体の職員の待遇、職域環境の改善につき適正な指導に努め、これら団体の本来の機能の向上に資するとともに、本年金制度の給付内容の一層の充実、年金財政の健全化を配慮して、左記事項を検討し、早急にその実現を図るべきである。 記 一、給付に要する費用の国庫補助率を厚生……
○亀井善彰君 私から、果樹農業の振興に関する決議案を提出いたします。 本決議案は、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党、四党共同の提案によるものでございます。案文を朗読いたします。 果樹農業の振興に関する件(案) 政府は、グレープフルーツの自由化が国内果樹産業に与える影響の大きさにかんがみ、米国側における温州みかんの解禁州の実質的拡大に見合って、その実施時期を定めるとともに、今後、国内果樹産業が、国際競争に耐えうるよう生産、流通、加工対策全般にわたりその体質の強化に努めるべきである。 右決議する。 以上であります。
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