大塚喬 参議院議員
10期国会発言一覧

大塚喬[参]在籍期 : |10期|-11期
大塚喬[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは大塚喬参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院10期)

大塚喬[参]本会議発言(全期間)
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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 参議院本会議 第9号(1975/03/31、10期、日本社会党)

○大塚喬君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております所得税法、法人税法、租税特別措置法のそれぞれその一部を改正する法律案について、反対の討論を行わんとするものであります。  三木内閣は、保守政治の危機と言われる中で、田中金権内閣の後を受けて登場し、国民の信をつなぐために、社会的不公正の是正を第一の公約として掲げてまいりました。三木総理は、現行税制が従来から社会的不公正の最も最たるものとして指摘をされてきたことは、一体御承知ないのでございましょうか。五十年度税制改正は、三木総理がこの公約を実現するために、実にその最初のチャンスであったわけであります。三木さんは誠実な人だからという……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 参議院本会議 第13号(1975/12/12、10期、日本社会党)

○大塚喬君 私は、日本社会党、公明党、民社党、第二院クラブを代表して、大蔵委員長桧垣徳太郎君の解任決議案の趣旨説明を行うものであります。(拍手)  大蔵委員長桧垣徳太郎君解任決議案。  本院は、大蔵委員長桧垣徳太郎君を解任する。  右決議する。  解任の理由を申し上げます。  初めに、その事実の経過を明らかにいたしますならば、十一月二十日、大蔵委員会は午前十時三十七分開会され、理事会決定に基づいて社会党、公明党、共産党、民社党、二院クラブの順序で、それぞれ持ち時間も定められ、各党一巡の議事日程で質疑が行われたのであります。同日午後、午前中から引き続いてわが党の同僚議員である寺田熊雄君が質問に立……

第76回国会 参議院本会議 第15号(1975/12/15、10期、日本社会党)

○大塚喬君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十年度の公債の発行の特例に関する法律案について、三木総理、福田副総理、大平大蔵大臣に質問を行おうとするものであります。  初めに、一、二私の考えを述べ、三木総理の所見を承っておきたいことがございます。  それは、けさの新聞に大平派の動きが出ておりましたが、国債は恐れるなと。一般的な風潮として、この際、赤字国債を出すほかないじゃないか、ほかにどんな方法があるんだ、文句は言うな、景気回復のためだからくよくよしないでどんどん出せと、こういう空気が感ぜられるわけであります。赤字が出た、これをそっくり借金でいこう、これはまことに簡単明……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 参議院本会議 第14号(1977/05/20、10期、日本社会党)

○大塚喬君 私は、日本社会党を代表して、ただいま報告のありました昭和四十九年度決算について、福田総理初め関係各大臣に質問をいたしたいと存ずるものであります。  御承知のように、昭和四十九年度は、戦後初のマイナス成長、戦後最高の企業倒産、いわゆる田中金脈の追及による田中内閣の崩壊等、政治の混乱、経済の後退、国民生活の圧迫など、真に暗い一年であったと言えると思うのであります。  まず、経済、財政運営について申し上げます。  四十九年の十二月に田中が総理を辞任し、三木内閣が発足いたしました。このとき副総理、経済企画庁長官に就任をし、経済音痴の三木氏を助け、経済は私にお任せをと自負していたのが、福田総……

大塚喬[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院10期)

大塚喬[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 大蔵委員会 第閉会後1号(1974/08/02、10期、日本社会党)

○大塚喬君 大臣に質問を申し上げます。  先ほど人事院勧告について質問がございましたが、なるべく重複しないようにこの問題について質問を申し上げたいと存じます。  去る七月二十六日人事院勧告が出て、その中に、国会及び内閣が、本勧告を実現するために、すみやかに所要の措置をとられるよう切望する。と、こう述べておって、当然さきの臨時国会に給与法改正案が提案されるものと期待をいたしておりました。ところが、ああいう事情でまことに遺憾でありますが、法案の提案がなされませんでした。そのあと、いまの大臣の答弁をお聞きして、第二回の閣僚懇談会もまだ開かれておらない、こういうお話をお聞きして、まことにその消極的な、……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 大蔵委員会 第3号(1975/02/04、10期、日本社会党)

○大塚喬君 私は、社会党のトップを承って、大蔵大臣に質問をいたしたいと存じます。  先ごろ大蔵大臣が財政演説、それから、大蔵委員会での所信表明、財政金融の基本的な考え方を三つに集約をして述べられました。一つは均衡のとれた発展、一つは社会的公正の確保、一つは国際協調の推進と、おっしゃっておりますことは妥当なことで、私どもも現在の情勢の中でごもっともと、こういう考え方でございます。しかし、それが単なる方針として言葉だけで終わるのかどうか、実際にそれが実現できるものかどうか、特に私は、この社会的公正の確保という問題について、これから大臣の所見をお伺いをいたしていきたいと、このように考えておるものでご……

第75回国会 大蔵委員会 第4号(1975/02/07、10期、日本社会党)

○大塚喬君 前回の質問に引き続いて、昭和五十年度税制改正の問題について若干お尋ねをいたしたいと存じます。  初めに利子・配当課税の適正化についてでありますが、昭和四十五年から施行された源泉分離課税制度は五十年末にその適用期限が到来するので、私どもは、基本的にはこの税法が総合課税に移行するものと期待をし望んでおったところであります。ところが実際には、この税率を二五%から五%引き上げて三〇%、そしてその適用期間を五年間延長するという改正法案が提案をされてきたわけであります。  第一にお尋ねいたしたいことは、税率を二五%から五%引き上げて三〇%にした、この五%という根拠は一体何なのか、それから適用期……

第75回国会 大蔵委員会 第5号(1975/02/13、10期、日本社会党)

○大塚喬君 ただいま議題として提案されました稲作転換奨励補助金等の所得税及び法人税の特例措置に関する法案について、ただいまの提案者並びに大蔵省、農林省に若干の質問を申し上げたいと存じます。  御承知のように、いま世界的に食糧危機が叫ばれ、わが国の食糧自給率を高めるこの問題は、現下の最大の課題であろうと存じます。したがって、本案の取り扱いも、いかにしてわが国の食糧自給率を高めるか、日本の農業を守るか、こういう立場に立ってこれから与えられた時間十分な論議を尽くしていきたいと考えておるものでございます。  で、初めに提案者にお伺いをいたしますが、世界的な食糧危機の中で日本の食糧問題、簡単で結構でござ……

第75回国会 大蔵委員会 第7号(1975/03/04、10期、日本社会党)

○大塚喬君 剰余金の特例に関する法律案について大蔵大臣に若干の質問をいたしたいと存じます。政策的なことばかりでこちらもお尋ねをいたしますので、ひとつ大臣から直接所見をお聞かせいただきたいと思います。  初めに、本案の措置と財政法の関係についてお伺いをいたします。私、この法案を初めて見たときに、大蔵大臣、これはずいぶん便宜的な御都合主義的な法案を出されたなと、こういう感じを直感的に受けたわけであります。剰余金繰り入れの規定が、財政運営の基本法である財政法に定められておるゆえんは、剰余金の一定割合を国債の償還財源に特定をすることによって安易な財政の膨張を防止しようということにあろうと思うのでありま……

第75回国会 大蔵委員会 第8号(1975/03/13、10期、日本社会党)

○大塚喬君 剰余金の特例に関する法案の問題について、前回に引き続いて、ひとつ大臣の見解をただしたいと思います。率直に申し上げてこの法案は、政府自身の歳入見積もりの不備による剰余金の増収を奇貨として、渡りに船のようなかっこうで財源難を切り抜けるために、国の財政運営の基本法である財政の規定をきわめて安易に変更しようとする政治姿勢に問題がある、私はこのように考えるわけでございます。一体、公債政策というのが、いままでの論議の中でも、何度か繰り返されたわけでございますが、公債政策の節度という問題について、やっぱりこの段階でもう一度考えてみなければならない、私はいまこそその時期に来ていると思うわけでござい……

第75回国会 大蔵委員会 第9号(1975/03/18、10期、日本社会党)

○大塚喬君 ただいま議題とされております入場税法案、相続税法案のそれぞれ一部改正法案について若干の質問を行いたいと存じます。  初めに次官にお尋ねをいたしますが、五十年度の税制改正の一環として、入場税の減税を行うという法案が出ておるわけでありますが、今回の入場税減税について税制調査会に諮られなかったのはどういう理由でございましょう。
【次の発言】 例年の答申書を見ますと、方向というだけでなしに、それぞれの税の種目について具体的な答申内容が盛られておるようであります。特に財源不足の問題が叫ばれ、直間比率の是正の問題が叫ばれておる。その中で、物品税や物あるいはサービスの消費に対して課税する消費税を……

第75回国会 大蔵委員会 第10号(1975/03/20、10期、日本社会党)

○大塚喬君 前回に引き続いて相続税関係について質問を続行いたしたいと思います。  質疑に入ります前に、今後の委員会審査の日程等を考えてみますと、租税三法の審議の期間が短いことで、きょう前もってひとつ資料の提出をお願いしておきたいと思います。と申しますのは、特例法の審議の際に、毎年大蔵省から出されておりますいわゆる特例法の税の減収分、この表について、これの算出の基礎を明細にして資料の提出をひとつお願いいたしたい。  それからもう一つは、当然あの減収分というのはいま審議をいたしております予算分に相当するものと考えるわけであります。当然減収分ということであっても、これはマイナスの税金でありますので、……

第75回国会 大蔵委員会 第11号(1975/03/25、10期、日本社会党)

○大塚喬君 関連質問。
【次の発言】 いま主税局長の答弁で、財産形成について妻の貢献度、寄与率というようなことのお話がありました。それから本人でなくて、先代からの遺産を相続した分については管理についての貢献というようなお話がありました。だとすれば、今度の改正でそれと逆行している面が見えるわけですね。婚姻期間が長いほど現在までは優遇されてきた。今度はそういうことが反対の方向に進んでおるわけですが、その点は局長はどういうふうに御説明になりますか。
【次の発言】 どうもいまの説明では、人を納得させるそういう説明にはまだ遠いという感じをいたすわけであります。今度の、いま寺田委員からもお話ありましたよう……

第75回国会 大蔵委員会 第12号(1975/03/26、10期、日本社会党)

○大塚喬君 社会党の大塚喬と申します。  それぞれお尋ねをいたしたいと思いますが、初めに友末参考人にお尋ねをいたします。  税制調査会は内閣総理大臣の税制に関する諮問機関、こういうことで承知をいたしておるわけですが、現実問題として、大蔵省が具体的な事項を取り上げて、そしてその問題だけを審議されておりますすのか、あるいはまた諮問された以外の問題についても審議をされておるのか、その具体的な中身と申しますか、これを初めにお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 一つは、きのうの日本経済新聞に報道された問題について特に関心を深くいたしておるわけですが、私どもの受けとめ方は、政府の諮問ということを……

第75回国会 大蔵委員会 第13号(1975/03/27、10期、日本社会党)

○大塚喬君 質問に入る前に、先日委員長を通じてお願いいたしました「昭和五〇年度租税特別措置減収額の見積り概要」という資料をいただいたもんですから、これについて若干大蔵大臣に質問をいたしたいと存じます。この四ページに「交際費課税の特例」というのでマイナス二千三百五十億円という数字が載っております。それでこの数字が、租税特別措置による減収額ということになりますと、この数字がこの減収額のところに載っけてあるというのは、私の考えではこれは別表にして出されるのがしかるべきだという感じをするわけであります。と申しますことは、この二千三百五十億、この特別措置ということの中でも、ちょっと性質の違ったものであり……

第75回国会 大蔵委員会 第14号(1975/03/28、10期、日本社会党)

○大塚喬君 昨日の質問に続いて本日質問を続行いたしたいと思いますが、主税局長との問題は、また午後ひとつじっくり時間をかけて……。ただ初めに大臣にお尋ねをいたしたいわけですが、きのう、主税局長の答弁の際に大臣もおいでになりました。それで、具体的なことは主税局長とまた質疑を重ねたいと思いますが、今度の一環の、税法改正の中で「利子・配当課税の適正化」ということで税法の改正がなされておるわけですね。その利子・配当所得の分離選択課税制度、これが今回二五%の税率を三〇%に引き上げたと、こういうことに内容はなっておるわけでありますが、きのうの主税局長の答弁からしますと、「適正化」ということをこの法律改正の中……

第75回国会 大蔵委員会 第15号(1975/03/31、10期、日本社会党)

○大塚喬君 関税暫定措置法の一部を改正する法律案、これを中心にして質問を行いたいと思います。  先ごろ豚肉の輸入に絡んで、丸紅など大手商社が大変国民の憤激を招くような、そういう事件が発生をいたしたわけであります。で、一体その後この問題はどう措置をされておりますか、ひとつお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 このような問題は、現行の基本税率、暫定税率いまお話ありましたような問題があった場合、続いていく場合に、商社としてはやっぱりその誘惑というか、大変今後これらの問題について問題が引き続いて起こる危険性があろうと思うわけです。これらを今後防止するために具体的にどのような大蔵省としては措……

第75回国会 大蔵委員会 第16号(1975/05/29、10期、日本社会党)

○大塚喬君 当面の財政問題について、主として大蔵大臣に質問をいたしたいと存じます。  初めに、世間一般に、あれは人がいいとか、あるいは人が悪いとかということがよく言われますが、大臣は、大臣自身お考えになって、人がいい方だとお思いになりますか、人が悪い方だとお考えになりますか。いかがでしょう。
【次の発言】 とっぴな質問を申し上げたわけでありますが、と申し上げましたことは、いま問題になっております税収不足の問題を考えてみますと、五十年度の予算が成立いたしましたのは、この四月の二日参議院で通過をして成立をいたしたわけであります。それからわずか十日余り過ぎた四月の十五日に、大蔵大臣は閣議で、八千億円……

第75回国会 大蔵委員会 第17号(1975/06/05、10期、日本社会党)

○大塚喬君 立って話した方が話しいいもんですから、私はひとつ立たしていただきます。  福田副総理、経済企画庁長官が午前中だけの出席ということでありますので、大蔵大臣には午後からひとつ時間をかけてみっちり質問をさしていただくことにして、午前中は福田さんにひとつ質問さしていただきます。  前回、福田さんにこの大蔵委員会に出席願ったのは二十九日、その翌日総理府統計局から五月の東京都区部の消費者物価指数が発表されたわけであります。で、普通なら、当然横ばいか下落の方向をたどるであろうと、こういう物価が五月分一・〇%上がったということで、政府の公約である本年度末物価指数一けた台、九・九%というものは赤信号……

第75回国会 大蔵委員会 第19号(1975/06/17、10期、日本社会党)

○大塚喬君 きょうは酒税法の一部改正の問題について、主として日本酒の問題について質問をいたしたいと思います。その前に、金融上の問題で大変緊急を要すると思われる問題が一、二点ございますので、ごく短時間ひとつ大蔵大臣のお考えをお聞かせいただきたいと思います。  先日、不況対策が重ねて発表になり、公定歩合も第二次引き下げという事態を迎えて景気の回復策を進めておられるわけでありますが、なかなか思うに任せないというのが現状であろうと思います。私はこの問題について腑に落ちないところがございますので、若干大蔵大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、金融が、そういう政府の措置によって若干景気の刺激策というような……

第75回国会 大蔵委員会 第20号(1975/06/19、10期、日本社会党)

○大塚喬君 ちょっと酒税課長、お尋ねいたしますが、四十九年度成人当たり、日本人は、清酒がどのくらいの数量、どのくらいの金額、ビールがどのくらいの数量、どのくらいの金額、それからウィスキーがどのくらいの数量で、どのくらいの金額を消費したでしょう。日本のアルコール消費の現況をひとつ教えていただきたいと思います。
【次の発言】 いまの質問で清酒が十二本余飲んだと、こういうことですが、一体金額にしてどのくらいになったものか。それからビール、ウイスキー、それぞれどのくらい消費をしておるのか。総額でどのくらいの金額で、そのうちで成人一人当たりお酒の税金がどのくらい納めておるのか、ひとつ後ほど資料として出し……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 大蔵委員会 第3号(1975/11/18、10期、日本社会党)

○大塚喬君 酒、たばこ値上げ両法案について質問をいたしたいわけでありますが、ひとつ十分に、いまから申し上げますことについて、関係者の納得できるような答弁をいただきますように、初めにお願いを申し上げます。  前国会でも酒、たばこの値上げについて、ともに国民生活に潤いを与え、一日の疲れをいやす、こういう効果のあるものであり、生活必需品として切り離すことのできないものであろうと考えるわけであります。ところが政府は、これに対する考え方として、財源という立場だけから考えておられるような気がしてなりません。酒にしてもたばこにしても、健康とのかかわり合い、あるいは社会生活に広範なかかわり合いを持つわけであり……

第76回国会 大蔵委員会 第4号(1975/11/20、10期、日本社会党)

○大塚喬君 関連。  一昨日、私もウイスキー、ビールの生産原価の質問をいたしました。きょうと同じように企業の秘密ということで逃げておるわけですが、今回の酒税法の改正で二二%値上げをすると、原価がわからないで二二%値上げしますからひとつ審議をして通してくださいと、一体二二%なのか三〇%なのか四〇%の値上げをしようとするのか、これじゃ全然審議できないじゃないですか。やっぱり具体的にこれらの問題は原価を明らかにして、そしてこれらの審議を続行されるようにお願いいたします。それでなければ二二%の審議、果たして妥当なのかどうか全然わからないじゃないですか。これはひとつどうしてもこの生産原価だけは明らかにし……

第76回国会 大蔵委員会 第5号(1975/12/16、10期、日本社会党)

○大塚喬君 ただいまの野田議員の質問に関連してお尋ねをいたします。  きのう、利も償還計画について本会議で大蔵大臣、総理にお尋ねをしたところですが、大変言葉の上で説明あったことは、おっしゃる意味のことはわかります。しかし、具体的な内容で、ことしこの特例債で発行するものは二兆二千九百億円、これを昭和六十年度に支払いをすると、こういうことになっておるわけですね。その償還のための特別会計、これにどう財源を積み立てていくかという、そこのところが一つ懸念になるわけですが、(1)の年度当初の国債の一・六%の定率繰り入れ、これは必ずやると、それから二番目の剰余金の二分の一はこの特例債を発行する期間は、それは……

第76回国会 大蔵委員会 第6号(1975/12/18、10期、日本社会党)

○大塚喬君 ちょっと関連して。  寺田委員の質問に関連してお尋ねをしますが、いまその財政審の一兆円赤字、二兆円赤字、三兆円赤字ということで試算をされたもの、それが現実には、その一番多い三兆円よりも赤字が多い、こういうことで、これが累積されていった場合に、一体返済というものがどうなんだろうというのが私どもの脳裏から離れないわけです。酒もたばこも、これは大変私どもいけない法案だと思っておりますが、将来を見通した場合には、酒、たばこなどというものよりははるかにこの財特法は危険な国民に大きな迷惑をかける法律である。そうなったときに、最後は大臣がここで信用してくれ、借りかえはしない、こういうことをおっし……

第76回国会 大蔵委員会 第7号(1975/12/23、10期、日本社会党)

○大塚喬君 私は、初めに、不況対策と減税、大型所得減税を中心とする減税政策の実施について、大臣の見解をお尋ねをし、この際、大幅減税、これを提唱いたしたいと考えておるものであります。いままでの論議、赤字だ、国債発行をしろ、不況対策だ、国債を発行しろ、こういう風潮が強いように私はどうしても感じてなりません。最近の報道によりますと、アメリカ議会はこの十二月の十七日、不況脱出のため今年度行っておる総額百六十億ドル、これは年間にいたしますと、日本円で四兆八千億になろうかと思うわけでありますが、これをアメリカの議会は個人、法人向けの所得大減税を今後六ヵ月間延長する、そして来年六月末までこの減税を継続すると……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 決算委員会 第閉会後2号(1976/06/10、10期、日本社会党)

○大塚喬君 大蔵大臣、それから関係者の皆さん方に、数点にわたってお尋ねをいたしたいと思います。  初めに総論的なことになりますが、予算と歳入法、特例公債法の問題について、大蔵大臣にお尋ねをいたします。五十年度予算は当初予算から赤字国債の発行を予定する、戦後の財政運営の中では全く初めてのケースでありますが、この問題の論議に入る前に、ごくかいつまんで、歳入不足があらわれた昭和四十九年度以降の動きについて、私も大蔵委員ということでこれらの動きについて、その審議に参加をいたしてまいったものでありますか、昭和四十九年度の財政は年度終了の直前において約八千億円の税収不足が明らかになり、年度終了後の五十年の……

第77回国会 決算委員会 第4号(1976/02/06、10期、日本社会党)

○大塚喬君 関連。  いまの案納委員の質問に関連をして一、二お尋ねをしたいと思います。ただいまの佐藤会計検査院長の答弁、私ども大変納得がしかねる点がございます。一つは、次期戦闘機の決定に絡んで、グラマン、ロッキードということで、不祥事件はもう以前にも大変な騒ぎになったことがあるわけです。で、このたびのこのロッキード社の対日工作費、そのばらまきがあったということは、最近その話題に出ておる問題だけでなくて、わが党も国会で数回取り上げたこともある問題ですし、アメリカ上院筋の報道としてはしばしば明らかにされてきておるところであります。特に私どもは一つの問題として、四十七年に田中首相がニクソン大統領と首……

第77回国会 決算委員会 第閉会後4号(1976/07/21、10期、日本社会党)

○大塚喬君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和四十八年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外、九件の承諮を求めるの件について、承諮せず、反対の意を表したいと思うものであります。  本来、予備費制度は憲法第八十七条で認められているとは言っても、これはあくまで予算制度の例外をなすものであり、例外である以上、それは最小限にとどまるべきものであります。  ところが、最近の政府の姿勢は、予備費の計上枠を年々拡大し、予算制度の空洞化を図っており、財政民主主義のたてまえを尊重するわが党はとうてい容認できないものであります。  今回議題となった、足かけ三カ……

第77回国会 決算委員会 第5号(1976/02/09、10期、日本社会党)

○大塚喬君 初めに福田国家公安委員長にお尋ねをいたします。  ロッキード社の三十七億円献金の問題について、先ほど同僚議員からの質問があり、大臣からの答弁がございました。お聞きをいたしておりまして、どうも釈然といたしません。大臣の述べられた答えは、この問題に関しては厳正公正に処置をすると、こういうようにお聞きをいたしたところでございますが、何かやっぱり一つ落ちておるものがある。何か。それはやっぱりこれだけの重大な問題であり、全国民の関心を寄せております問題について、果断にこの問題の処置を図る、こういう態度が欠けておるようにお見受けというか、感ぜられてなりません。それで、一つは、過去のこういう不祥……

第77回国会 大蔵委員会 第5号(1976/03/31、10期、日本社会党)

○大塚喬君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております租税特別措置法の改正案に対し、反対の討論を行わんとするものであります。  石油ショック以降における政府経済運営の数々の失政により、わが国を、かつてない大型不況と膨大な赤字財政のどろ沼に陥れ、一方で社会的不公正を拡大し、他方で高度成長志向型の経済運営を復活し、福祉後退予算を編成するなど、国民大衆離反の政治をとり続けることはまことに遺憾とするところであります。  今回の税制改正において、国民の強い要請にもかかわらず、増加所得分は貯蓄に回り景気浮揚効果が乏しいとする、まことに根拠のない理由づけで所得税減税の見送りを決定しておりますが……

第77回国会 大蔵委員会 第6号(1976/05/13、10期、日本社会党)

○大塚喬君 初めに、昭和四十七年十一月十三日成立いたしました対外経済関係を調整するための租税特別措置法等の一部を改正する法律について、大蔵大臣初め関係の各省庁に質問をいたしたいと存じます。  第一に、日本輸出入銀行法の改正、この特別措置法の一つになっておるわけでありますが、これについて大蔵大臣にお尋ねをいたします。  当時の提案理由の説明によれば、「輸入金融の対象となる重要物資の範囲を拡大するとともに、前払い金以外の融資も行ない得ることとする等輸入金融を拡充すること」といたしましたと述べております。この法改正によって、初めて航空機が輸銀の輸入金融の対象となったわけであります。重要物資の範囲を拡……

第77回国会 大蔵委員会 第8号(1976/05/18、10期、日本社会党)

○大塚喬君 去る十三日の本委員会において、私は資料要求をいたしました。理事会でいろいろ骨折りをいただき、昨日、秘密理事会において、その一部について大蔵当局から説明がございました。その説明は、遺憾ながら、ロッキードスキャンダルの私が疑問といたします点については、何ら解明ということには至りません。  問題は、ロッキードL一〇一一の購入に関して、特恵的な条件が輸銀の融資の中に見られるわけであります。業務方法書の中に規定がされておりますそういう内容とも――最高限度融資枠が七割という規定を超えて八割、さらに逆ざやの六分一厘という低い金利、それから申請額に対する一億一千二百万ドル、第二回目が七千万ドルとい……

第77回国会 大蔵委員会 第9号(1976/05/19、10期、日本社会党)

○大塚喬君 初めに、小倉参考人にお尋ねをいたします。  先ほどのお話の中で、所得税、法人税、それから消費税、こういうようなものを見直し、深く広くと、まあこういうことでお話がございまして、確かにそういう感じを私どももいたしておるわけでございますが、これに関連をして、いわゆる付加価値税の問題、ちょっとお言葉があったように拝聴いたしました。それは、五十年度も財政が極度に赤字になって、国債依存率が三〇%と、こういうことの中で当然そういう形に進んでいくものと、こう考えるわけでございますが、私どもといたしましては、たとえEC諸国が付加価値税というものをいずれもとっておると、こういうことであっても、わが国の……

第77回国会 大蔵委員会 第10号(1976/05/20、10期、日本社会党)

○大塚喬君 初めに、やっぱり大蔵大臣、せっかくなじみに願ったのに、きょうの新聞を見ますというと、国会終了後に重大決意、こういうことの報道がなされておるのですが、率直に言って、ずばりおやめになるのですか、どうなんですか。そこのところを、ちょっとひとつ、せっかくいろいろ御指導をいただいて大変、大臣の席をやめられるということになると私も考えがあるものですから、ひとつ。
【次の発言】 新聞報道というのは事実無根である、こういうふうに受けとめてよろしゅうございますか。真の政局安定を目指して行動するというようなことで、どうもニュアンスとしては、大臣これは重大決意をしておやめになるのかなと、こういう、けさ新……

第77回国会 大蔵委員会 第11号(1976/05/21、10期、日本社会党)

○大塚喬君 米州開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律案を中心にして質問をいたしたいと思います。  初めに大蔵大臣に。  この法案がかかるまで連日赤字国債特例法案の審議をいたしておったところであります。大赤字を抱えて四苦八苦をしておる、福祉も切り捨てなくちゃならない、教育も思うに任せない、こういうときに、大分気前のいい、額はともかくとして、こういう法案の審議をすることに抵抗を感じます。日本がドルが余っていたいまから何年か前の時代ならば、あるいはこういうふうなことも考えられたかもしれませんが、ちょっと時期が――こういうふうに気前よくお金を出すと、こういうことについて、どうも釈然といたしません。数……

第77回国会 大蔵委員会 第13号(1976/05/24、10期、日本社会党)

○大塚喬君 日本輸出入銀行法の一部を改正する法律案について、主として大蔵大臣、それから輸銀の総裁に質問をいたしたいと思います。  一般に輸銀、開銀は、大企業向けの金融機関だと、こういう評が出ております。で、開銀は、電力、造船が中心だ、それから輸銀は大商社中心だ、この問題は先ほども触れられましたが、私は、日本輸出入銀行の資金別貸付残高及び件数という、大蔵省から衆議院の予算委員会に提出した資料をもとにしてお尋ねをいたします。  これによりますと、資本金五千万円以下の貸付件数は、五十年三月末現在で金額において二百三十九億円、総体の一%、件数が百六十三件、それから資本金が五千万円を超え一億円以下のとこ……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 決算委員会 第2号(1976/10/20、10期、日本社会党)

○大塚喬君 きょうは経済企画庁長官福田副総理に主としてお尋ねをいたしたいと思いますが、質問に入ります前に、大変最近の報道をにぎわわしておる問題で、どうしても質問に入ります前に副総理の所信をお尋ねをしておきたいことがございますので、その問題について質問をさしていただきます。  三十一日に自民党の臨時党大会、人事大会にする、人事大会にはしないと、三木首相、あるいは挙党協の代表世話人であります保利さん、報道がそれぞれなされておるところでございます。そのこと自体は、私がよその方からくちばしを入れる問題ではございませんので、そのことではなくて、それに関連をして福田さんが閣僚を辞任される、その閣僚辞任も二……

第78回国会 決算委員会 第3号(1976/10/22、10期、日本社会党)

○大塚喬君 きょうは、救急医療体制の問題を中心にして医療行政全般について質問をいたしたいと存じますが、質問の初めに姫路日赤病院の紛争に絡む問題について若干お尋ねをしておきたいと思います。  九月九日の日に、姫路日赤病院で二棟、百床が閉鎖になって現在に至っております。御承知のように、姫路市の日赤病院は、西播磨地区一帯の医療のかなめ、西播磨地区の医療センターとも言うべき、そういう性格を持つ病院でございます。ところが、この病院の紛争に絡んで二病棟、約百床の患者、この二病棟を閉鎖してその百床の患者を他の病棟に強制的に移す、こういう措置がなされて、現在姫路日赤病院の閉鎖二病棟、この二病棟に対する地元の住……

第78回国会 大蔵委員会 第1号(1976/10/07、10期、日本社会党)

○大塚喬君 きょうから特例公債法案の審議に入るわけでございますが、御承知のように、前国会からの継続しての審議でございます。  私が初めに大蔵大臣にお尋ねをしたいことは、現在、予算編成時から少なくとも九カ月以上経過をいたしておるわけであります。したがって、当時と現在とでは経済の見通し、これに伴う税収の見込みがかなり相違しておるはずであります。したがって、公債発行の限度額、これも当然変更されなければならないものと考えるわけであります。本案の内容について変更を加える必要がないのかどうか、私は、これは十分に変更を加える、そういう要件があると、こう考えるわけでありますが、この点大蔵大臣からひとつお尋ねを……

第78回国会 大蔵委員会 第4号(1976/10/13、10期、日本社会党)

○大塚喬君 ただいま口述いただいた順序と質問の順序が若干変わるかと思いますが、お許しをいただいて、初めに大熊参考人からひとつお答えをいただきたいと存じます。  この赤字国債、これは財政と一体のものである、こういう趣旨の発言がございました。私どももさきの国会から引き続いて、この財政特例法案の審議を慎重に進めておるところでございますが、その理由は、安易な財源調達策として国債に依存することは、放漫な財政運営を引き起こし、インフレを促進するとともに、国債費の著増な財政硬直化をもたらす、こういうことで慎重な審議を続けておるところでございます。なお、この国債の額が財政収支試算によりますと、昭和五十五年度ま……

第78回国会 大蔵委員会 第5号(1976/10/14、10期、日本社会党)

○大塚喬君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております財政特例法案につきまして反対の意を表明するものであります。  以下その理由について申し述べます。  本案は、昭和五十年度の補正予算に続いて昭和五十一年度も大量の赤字国債を発行しようとするものであります。  まず、反対理由の第一は、政府は、政府の経済政策の失敗により招いた今回の不況の深刻化についての政治責任を明らかにしないまま、わが国の財政運営の基本法である財政法を形骸化しようとすることであります。政府は、財政の本来あるべき姿を求めることなく、安易に赤字公債発行に頼るという政治姿勢は、断じて国民の容認せざるところであります。すな……

第78回国会 大蔵委員会 第6号(1976/10/26、10期、日本社会党)

○大塚喬君 幾つか質問いたしたいと考えておりましたが、時間の関係で、あるいは予告された東海地震、これに関連して地震保険、この問題に質問が限られるかと思いますが、できるだけひとつ簡潔に要を得た答弁をいただきたいと存じます。  毎年九月一日、震災記念日近くになりますと、報道機関も大きく取り上げますし、これに伴う大災害あるいは対策の問題が話題になるところでございますが、時期が過ぎればどうもそのことがしり切れトンボになってしまう。こういう心配や杞憂というものが、杞憂だけで済むならば問題がないわけでありますが、去る八日の日本地震学会では駿河湾に関東大震災以上のマグネチュード八前後の巨大地震があすにでも起……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 外務委員会 第12号(1977/05/24、10期、日本社会党)

○大塚喬君 私は、日韓大陸だな協定の批准同意案件について、外務大臣、通産大臣その他関係機関の皆さんに質問をいたしたいと存じます。  この日韓大陸だな協定の現在に至るまでの経過を若干振り返ってみますと、東シナ海の海底資源が注目されるようになったのは、六八年エカフェによる調査によって、世界で最も豊富な石油埋蔵地帯であると発表されて以来であります。この大陸だな開発については、メジャーと朴政権が結託と申しますか、結託をし、大陸だな自然延長論に基づき、韓国の朴政権は、七〇年海底鉱物資源開発法を制定し、大陸だな全七鉱区を設定したわけであります。すなわち、第一、第五鉱区がカルテックス、第二、第四鉱区がガルフ……

第80回国会 外務委員会 第13号(1977/05/26、10期、日本社会党)

○大塚喬君 質問の時間が大変限られておるものですから、前回の外務大臣の答弁で、訂正する旨の発言がございました。それはこの質問時間でなしに、一応冒頭外務大臣から訂正についての要旨を説明いただいて、それから質問に入りたいと思います。
【次の発言】 質問に入る前に、その他の資料はどうなっているんですか。そこのところをはっきりさしてください。
【次の発言】 十時までに出してもらうことになっているんだが、その資料がなければ質問ができない。
【次の発言】 この資料の説明、概要を言ってください。
【次の発言】 資料については、ただいま提出いただいたものですから、初めにお断りをいたしておきますが、これらの関係……

第80回国会 外務委員会 第16号(1977/06/03、10期、日本社会党)

○大塚喬君 若干お尋ねをして教えをいただきたいと思うんですが、いまもお話がありましたように、韓国がこの協定の成立を強引なまでに急いでおる。一体その背景は何だ、こういう素朴な疑問が依然として解明されません。それらの事情について先生が御理解いただいておる点がございましたらひとつ教えていただきたい。  それから第二番目は、御承知のように竹島、尖閣諸島の問題が依然日本と韓国、朝鮮の間に、日本と中国との間に未解決であります。これらの問題が決着をしてこういう問題は論議をされるべきだ。私の基本的な考え方は、ここにもし豊富な資源があるとすれば日本と中国と朝鮮、それらの国が円満に話し合いをして、それらの国の繁栄……

第80回国会 外務委員会 第17号(1977/06/04、10期、日本社会党)

○大塚喬君 初めに、在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、この法案について若干の質問をいたしたいと存じます。  初めに、特に関心を寄せております日本人学校、在外公務員の子女の教育の問題について質問をいたしたいと存じます。  この法案の改正の中に、三項の中に、「外務省設置法第二十条五第四項に規定する指定を解除された場合において、外務省令で定めるところによりやむを得ない事情があると認めるときは、外務省令で定める期間に限り、当該指定を解除された在外職員に対し、前項第二号の額を限度として住居手当を支給することができる。」と。その次のところで「……

第80回国会 決算委員会 第1号(1977/01/28、10期、日本社会党)

○大塚喬君 本日は、三点ほど通産大臣並びに関係者の皆さんに質問を行いたいと存じます。  初めに、石油関係の問題についてお尋ねをいたしますが、昨年十二月十七日に発表されたOPECの原油値上げ、これはサウジアラビアとアラブ首長国連邦が五%、その他の国、イラン、イラク、クウェート等の国が一〇%という二本立ての値上げが実行されたわけでありますが、この値上げの推移の見方について、大臣からひとつ今後の見通しをお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 まあ五%あるいは一〇%ということで見方が二通りこの石油価格の問題について考えられるわけでありますが、日本が一番多く輸入いたしておりますのはサウジアラビア……

第80回国会 決算委員会 第3号(1977/04/08、10期、日本社会党)

○大塚喬君 きょうは主として、郵便貯金関係の問題を中心に質問いたしたいと存じますが、どうしても関連して金融一般の問題に初めに触れさしていただきたいと思いますので、大蔵省関係の質問を若干とりたいと思うものですから、初めに御了承を願っておきたいと存じます。  この三月十一日、公定歩合が〇・五%引き下げられましたが、これに伴う預貯金金利の連動引き下げは、銀行の要求払い預金のみを同じ幅で下げるということで実施をされました。しかし、企業の金利負担を軽減し、景気回復を急ぐことが急務である、こういう点を考えれば、金融面から景気の回復のてこ入れを行われたということ、さらに海外では、日本は国内の景気刺激を怠って……

第80回国会 決算委員会 第4号(1977/04/20、10期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大塚喬君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る四月九日、山中郁子君が委員を辞任され、その補欠として野坂参三君が、また、四月十五日、上林繁次郎君及び野坂参三君が委員を辞任され、その補欠として矢原秀男君及び小笠原貞子君が、また、四月十六日、堀内俊夫君が委員を辞任され、その補欠として石本茂君が、また、昨十九日、下村泰君及び竹田現照君が委員を辞任され、その補欠として喜屋武眞榮君及び鶴園哲夫君がそれぞれ委員に選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、理事が二名欠員となっております……

第80回国会 決算委員会 第6号(1977/05/11、10期、日本社会党)

○大塚喬君 外務大臣に、わが国の経済協力のあり方についてという問題に話をしぼって、質問を若干続けたいと存じております。  長途の旅行からお帰りをいただいて、また引き続いて昨夜は大変御苦労さまでございました。コンディションもあるいはそういうことで心に感ずるものがございますが、ひとつ率直なところをお尋ねして、外務大臣の見解を明らかにしていただきたいとお願いをいたします。  きのうのきょうでございますので、ロンドン会議に関する外務大臣の見解について初めにお尋ねをいたします。  ロンドンの英首相官邸でのこのたび開かれました資本主義国七ヵ国の先進国首脳会議、各国とも自分で決断できる首脳が自分の考え方を述……

第80回国会 決算委員会 第7号(1977/05/18、10期、日本社会党)

○大塚喬君 ただいま大蔵大臣から提案の趣旨説明がありました予備費関係の九件の案件について、質問をいたしたいと思います。  第一に、予備費のあり方、予備費の基本的な考え方について大蔵大臣の所見をただしたいと思います。  例年、補正予算の財源として、いつでも予備費を減額してこれに充てております。特に、昭和五十一年度は千六百億円も減額をしているのは、予備費本来の予見しがたい予算に充てる、こういうのではなくて、当初から、予備費のうちの三分の一は補正予算のための財源として確保しておく、留保しておく、隠しておく、こういうように思われてなりません。この点について大蔵大臣はどうお考えになっておりますか。予備費……

第80回国会 決算委員会 第8号(1977/05/20、10期、日本社会党)

○大塚喬君 早速、限られた時間でありますので、総理に質問を申し上げたいと存じます。  初めに、福田総理の政治姿勢についてお伺いをいたします。  福田総理は、組閣以来いわゆる働こう内閣ということで、これを看板に掲げてがんばってこられました。大変結構なことだと存じます。期待をして見守っておるところでありますが、また総理は、特別の別荘も持っておられない、こういうことを聞いて私どもも敬服をいたしておるところであります。  ところで、去る五月十五日、日曜日であります。どこに総理がおられたのか、そしてその日は国会でどういうことが行われておったのか、これはすでに御存じのことと存じます。総理は、お孫さんや御家……

第80回国会 内閣委員会 第7号(1977/04/21、10期、日本社会党)

○大塚喬君 関連して。  いまの寒冷地手当の支給の問題について私も大きな関心を持っておる一人でございます。で、NHKの毎日の最高最低の気温の発表がありますが、栃木県宇都宮の気温についてごらんいただいて、首都圏の各県、各都市の中で冬季間中は大体五度から七度ぐらい平均他の地域よりも最低気温が下がっております。実は私の運転手がビニールハウスを経営いたしておるものですから、ことし毎朝私に、けさは何度です、けさは何度ですということで最低気温の報告があったわけですが、氷点下十度以下というような日が十五日続きました。で、私も従来から日光の中禅寺、あるいは栃木県の塩原町、ここの中学校等で気温等の調査もいたして……

第80回国会 内閣委員会 第9号(1977/05/12、10期、日本社会党)

○大塚喬君 本日、文部省設置法の一部を改正する法律案の審議に当たって、私は学校保健法、そのうち特に児童生徒の歯科医療の問題、それから歯科医師の養成に関する問題について文部大臣並びに関係各局長に質問をいたしたいと存じます。関連する問題もございますので、厚生省にも出席を願っておりますので、若干それらの一般の歯科医療関係について厚生省関係にも質問がございますので、委員長としてよろしくお計らいをいただきますようにお願いをいたします。  まず、順序として歯科医療全般の問題について厚生省にお尋ねをいたします。  最近、歯の医療が大きな社会問題になっておることは皆様方もすでに御承知のことと存じます。その医療……

第80回国会 内閣委員会 第10号(1977/05/13、10期、日本社会党)

○大塚喬君 今朝午前三時に、防衛庁長官並びに衆議院の修正案について木野代表理事から提案趣旨の説明をいただいたところでございます。  質問に入る前段としてちょっと手続上の疑問点がございますので、木野理事に若干の質問をして、それから本論に入りたいと存じます。  今朝の木野理事の沖繩県の区域内の駐留軍用地等に関する特別措置法案に対する衆議院における修正の趣旨説明、その要旨は、今朝お話しいただきましたように三点に分かれております。その修正の第一点は、「位置境界不明地域については、軍用地の内外にわたって行うこととし、軍用地外においては沖繩開発庁長官、軍用地においては防衛施設庁長官がその実施機関の長となり……

第80回国会 内閣委員会 第11号(1977/05/14、10期、日本社会党)

○大塚喬君 きのうは地籍に関する諸問題について若干の質問をいたしたところでありますが、きょうは提案されております法案全般に関して、防衛庁長官、それから自治大臣、官房長官、これらの方に質問を行いたいと存じます。自治大臣には後ほどどうしてもお尋ねしたいことがありますので、至急に出席をいただきますよう委員長としてお計らいをお願いいたします。  で、沖繩県の基地の問題、これはこの法案の名称にありますように、沖繩県の区域内の駐留軍用地等に関する特別措置法案と、こういう法案の名称であります。この法案の名称自体に、本日の質問はきわめて重大な、差別的な内容を含んでおる、これらの問題に関してぜひひとつ明快な御答……

第80回国会 文教委員会 第8号(1977/04/07、10期、日本社会党)

○大塚喬君 文教一般に関して文部大臣、それから御出席を願っております関係機関の皆さん方に若干の質問をいたしたいと存じます。  初めに統一協会の問題で質問をいたします。統一協会、この正式の名称は世界キリスト教統一神霊協会、一九五四年に韓国で文鮮明を教祖として設立をされ、キリスト教を名のり、反共活動を行う宗教団体、一九六一年の朴政権発足とともに、その庇護のもとに急速に勢力を伸ばしてまいりました。現在韓国のほか日本、アメリカ、フランス等にも本部を設けておるようであります。日本では宗教法人として一九六四年に設立をされ、代表役員は久保木修巳、信者はこれは実際のところははっきりいたしかねますが、世界百二十……


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各種会議発言一覧(参議院10期)

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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1975/06/20、10期、日本社会党)

○大塚喬君 三公述人にそれぞれ順を追ってお尋ねをさしていただきたいと思います。  初めに、先ほどの公述をお聞きいたしまして、いまもちょっと触れたわけでありますが、大衆物は据え置いた、あるいは税率を引き下げたと、こういうお話がございましたが、政府の宣伝というのがこの方のオーソリティーの先生方までうまくペテンにかけたなと、私はそういうふうに政府の宣伝が大変巧妙だったなあということを実は率直に感じたところでございます。と申しますことは、現在、アルコール飲料、酒類でビールが五一%たしなまれておると、こういうことになりますというと、大衆という言葉の定義にかかわるわけでありますが、ビールというのが国民のア……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 大蔵委員打合会 第1号(1975/12/19、10期、日本社会党)

○大塚喬君 初めは銀行協会の会長にお尋ねをいたしますが、最近の週刊朝日に、板倉参考人の、政治献金は社会的な務めであり、これがために何ら有利にしてもらおうなどということは一言も言ったことはありませんと、こういうような趣旨の記事が載っておりますね。それで、銀行という公共性の強い組織機関で政治献金ということは国民に多大な疑惑の目を向けさせておるわけです。先ごろあの「一円預金運動」などというのの起こったのも、そもそもやっぱりそういうことに対する国民の無言の抵抗の意思表示であったものと考えられるわけでありますが、率直に言って政治献金よりは預金者を保護する、こういう立場をとるのがいま銀行に社会的な責任を問……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1976/05/22、10期、日本社会党)

○大塚喬君 大変時間が限られておりますので質問も簡潔に、大変恐縮でございますが、お答えも簡潔にお願いを申し上げたいと存じます。  私は賛成の公述をされた三方に一問の御質問、それぞれお答えをいただくようにお願いを申し上げます。  この財特法の審議を継続して、さらに今後何年かまたこのような赤字国債発行の情勢にあることを、大きな杞憂を持って審議に当たっておるものでございます。で、一つは、一体償還ということがどうなんだろうと。それからその段階になってその償還に伴うこの赤字国債の発行の後遺症というものはどうなんだろう。このことが一つの大きな杞憂でございます。で、六十年に書きかえをしないで全額支払いをする……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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