このページでは大森昭参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○大森昭君 これから質問をいたしますが、何といいましても初質問でありますから、要領を得ない質問も部分出ようかと思いますが、答弁は簡潔で明確に、そしてまた誠意ある回答をお願いをしたいと思います。 まず、郵政省の所管をしております郵便貯金、保険事業、並びに電気通信事務全般について総論的にお伺いをいたしますが、先ほどからちょっとお話を聞いてますと、郵便の例でも、七月二十日に答申が出ましてという話で、郵務局長からもいろいろ答弁がありましたけれども、午前中の案納先輩委員の質問ではありませんが、郵政審議会の持ち様についてもいろいろ意見が出ておりましたけれども、私は、この審議会にお諮りをするときに、各審議……
○大森昭君 現在の放送法につきまして郵政省にお伺いいたします。 放送法は、日本放送協会についてはかなり具体的に、厳格に触れられていると思いますが、放送法でいうところの一般放送事業者いわゆる民放については、また企業優先という立場かどうかわかりませんが、放送協会と同一ではありません。しかし、放送界の現状を見ますと、営業収益で比較することが適当かどうかわかりませんが、まあ一つの例として営業収入で比較いたしますと、五十一年度の場合にNHKは千九百二十三億の収入であり、民放は六千七百億であるという状況で見ますと、収入の面で当然収入支出という関係になりますから、民放の方がNHKよりかも大分広範囲に事業を……
○大森昭君 私は、日本社会党を代表して、日本国と大韓民国との間の両国に隣接する大陸棚の南部の共同開発に関する協定の実施に伴う石油及び可燃性天然ガス資源の開発に関する特別措置法案に対する反対討論を行います。 本案は去る四十九年五月に提出されて以来、実に四年もの長きにわたって廃案、継続を重ねてまいりました。これはいかに多くの問題があり、国益の観点に立っても共同開発を急いでやるべきでない客観的な情勢があったからであります。日韓の間には幾多の黒い疑惑が解明されないままにあり、そして本案の審議を通じてもいささかも解明されないばかりか、協定の不当性は一層浮き彫りにされ、疑惑はさらに深まってきたと言わなけ……
○大森昭君 機情法の関係について、時間の制約がありますから十分な質疑ができませんが、要領よくひとつ回答していただきたいと思います。 まず、この法案でありますが、さきに提案説明されていますように、機電法が本年三月で期限切れになったことに伴って、これにかわる法案として提案されておるというふうに思いますが、まず、機電法が過去七年間にわたりまして電子工業及び機械工業の振興にどのような役割りを果たしてきたのか、そしてまた機電法の成果を政府がどのように評価しているか、この機電法実施の中で内外の批判もあったかと思いますので、最初に伺っておきたいと思います。
○大森昭君 服部郵政大臣は、就任以来大変精力的に活躍をしていますが、しかし所管であります業務の内容の中では、いろいろ不祥事も出てまいりましたし、いろんなことがあるわけでありますが、各省共通とは言いながらも、郵政審議会などは、従来ともすればお手盛りでありますし、なれ合い的な答申がしょっちゅう出ていますが、そういう問題についても、委員を刷新をしたいという新しい姿勢で業務に携わっておられますけれども、電波行政について、新しい角度でどのような方針と、そしてまた方法をお持ちですか。
【次の発言】 そこで、大臣、いずれにいたしましても、大変今日の社会というものは多様化をしておりますし、そしてまた国民の価値……
○大森昭君 きょうは郵政審議会が四時からあって、貯金の問題やるようでありますから、先にちょっと貯金の問題で御質問いたしますが、昨年の五月、そしてまた昨年の九月、ことしの三月というふうに公定歩合が一年の間に三回ということで引き下げが行われておりますが、この目的は何ですか。
【次の発言】 質問を的確に聞いてもらいたいんですがね。問題はいわゆる金融機関ですね、民間の。それと郵政省が所管をしております郵便貯金との一体違いは何かということについて理解をしているかどうかという問題にあるわけです。そのところを、一般の金融機関も郵政省が行っている貯金事業も同じだという視点なら、一年間三回公定歩合の引き下げで関……
○大森昭君 本題に入る前に、過般当委員会でいろいろ議論がありました貯金の利子の引き下げでありますが、大臣、いろんなことを言われましたけれども、どうもきょうから郵政省の立場じゃなくて、大蔵省の立場と言うと少しおこられるかもわかりませんが、どうもいろいろ言われたことが少しでも実現されるかと思いましたけれども、全くもう大蔵ペースで、私は問題は、ひとつ理解をしていただきたいのは、これから保険の問題にも入りますしいろんな問題をやるわけですけれども、御案内のように郵政事業というのは現業の官庁でありますから、したがって事業を行っているわけですから、大蔵の財政金融みたいな手直ししたとかするとかいうことでやって……
○大森昭君 前回の委員会で質疑がされておりますから、ダブらないでやりたいと思うのでありますが、しかし何といっても法案が一つの法案でありますから、多少重複する点をあらかじめ御了承いただきたいと思います。 まず、この法案の最大のポイントは一体何かということでいろいろ検討してみましたけれども、まず進学ローンの創設にあたりまして、郵政省が独自にこの貸付業務ができるかどうかというところが最大のポイントじゃないかと思うわけであります。ところが、この法案を読みますと、郵政大臣が国民金融公庫にあっせんをするという形になっておるわけであります。 それでまた大臣の答弁を聞いておりますと、まあ大蔵省のガードがか……
○大森昭君 円高問題がいま中心の課題になっているようでありますが、個別の問題に入る前に、少し基本的な認識について御質問したいのでありますが、通産大臣の談話などを見ましても、異常な円レートで、何としてもこの安定を図ることが急務であるということは異口同音に言われているのでありますが、この問題に対して景気浮揚をしなければいけないとか、あるいは黒字減らしをしなきゃいけないとか、そういうことが言われてもおりますし、きのうの衆議院の物特の中でも、長官が、最近のこの貿易の輸入と輸出の動向がどうなっているとか、あるいは円が不当に過大評価されているのじゃないだろうかとかというようなことを言われておるのであります……
○大森昭君 先ほどから聞いておりまして、いろいろ抽象的な議論しておりますが、少し具体的にひとつ聞きたいんですが、せんだって宮城県の細倉鉱山に私行ってまいりましたけれども、この円高の問題をめぐって差益を還元するとかいろんな議論がされておりますが、まさに今日の政府の無為無策で、ここ一、二年いたしますと非鉄金属の鉱山は全部崩壊をするというふうに私は考えますけれども、一体今日非鉄金属鉱業が置かれておる現状をどのように把握をしておりますか。
【次の発言】 けさほどからいろいろ議論しておりますが、いずれにしても今日国民の大多数の人が、全く一体政府は今日のこの経済状況の中で何をするのかということを最大の――……
○大森昭君 時間が制約されていますから、要領よくひとつ答弁をしていただきたいと思いますが、昨日の通産大臣の趣旨説明によりまして、金属鉱業の現状、大変な状態になっておりますが、その意味で一応今回提案された法案につきましては、やや前進をしているというふうには認識をいたしますが、しかしきのうの提案趣旨の内容からいきますと、率直に申し上げましてこれは少し急場しのぎでありまして、国内鉱業を守っていくという立場からいたしますと、まだまだ十分でないというふうに考えられますし、一方、業界にいたしましても労働組合にいたしましても、金属鉱業などの基本法の制定を要望しているように聞いておりますが、政府の考え方はこれ……
○大森昭君 午前中、イラン問題そしてまたアメリカ、インドネシア、いろいろまあ単発的と言うと先輩議員が質問しているのに大変申しわけないんですけれども、時間がないからそういう形になったのだろうと思うのでありますが、私はイランの問題がイランに終わらないだろうし、インドネシアの問題がインドネシアに終わらないだろうというふうに考えます。そういう意味合いでは、かねがねエネルギー問題について中東ばかりに依存していてもという話などもありまして、過般中国との関係で日中の長期貿易取り決めがありまして産業界はもう色めき立ったわけでありますが、河本前通産大臣も昨年の九月に中国へ行きまして、いろいろ貿易量の拡大などにつ……
○大森昭君 前回の委員会におきまして、イランだとかあるいは中東情勢をめぐりましての石油の供給、さらには物価に及ぼす影響、省エネルギー対策などについて質疑が行われたわけでありますが、ただいま提案されました国民生活に欠かせないガスも、その原料であります石油の需給動向が大きな影響を及ぼすと思いますので、長官はIEAの理事会においていろいろ供給安定についての議論をされたんだろうと思いますが、新聞の報道によりますと約五%の石油の消費削減ということが大きく打ち出されておりますが、それ以外に、いろいろ今後の石油の安定供給についての方針が議論されたと思いますので、その後政府としてはどのような見通しと対策がある……
○大森昭君 どうもきょうは御苦労さまです。 いろいろお話、聞いていますと、生産、流通、販売、また大企業、中小企業、大変な業界ですから、その意味では池田参考人、宇佐美参考人、大変御苦労いただいていると思いますが、ちょっといまの話と関連いたしまして、個々ばらばらに、いずれにしても法律で対応すると言ってもなかなかそう簡単にいくものじゃありませんので、それぞれ政府に対して、自治体に対してという、ここに挙げられておりますが、とりわけ業界、企業に対して「厳しい現実を直視し、」という意味合いのことが言われておりますが、政策全般といいますか、経営参加といいますか、いずれにしてもそこに働く人たちの立場で業界に……
○大森昭君 私は、ただいま可決されました法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党及び新自由クラブの各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 まず、案文を朗読をいたします。 繊維工業構造改善臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行にあたり、わが国の繊維産業が国民生活に密着し、地域経済の中で重要な役割を果している実情にかんがみ、国内外の厳しい情勢に対応しつつ、その安定的発展を図るとともに、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一、構造政善事業を円滑に進めるために、構造改善事業計画の承認基準の緩和及び……
○大森昭君 私は、ただいま可決されました法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党及び新自由クラブの各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 まず、案文を朗読をいたします。 エネルギーの使用の合理化に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行にあたり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一、輸入エネルギー依存度の低減及びエネルギー供給の安定化を図るため、石炭、太陽エネルギーをはじめとする新エネルギーなど石油代替エネルギーの開発導入を積極的に推進するとともに実効ある省エネルギーの達成を期するため、省エネルギー型産業構造……
○大森昭君 限られた時間の中での質問でありますから、まず総論的にちょっと見解をただしたいんでありますが、いずれにしても、きょうの本会議で総理自身が、物価についてはもうまさに警戒の段階だという、まあ認められた発言をされておりますが、どうも私どもがいろいろ資料を見ますと、時期的に多少ずれていますが、総理府の統計局ですか、こういうものを見ましても、簡単に短く、一口で言うととにかく収入はふえている、名目も、実質も。そして、消費支出の方は物価が安定をしておって、そういう意味では実質賃金は上回っているとか、それからもっと内容を調べていきますと、エンゲル係数で国際的水準から見ればそう日本の生活は苦しくない、……
○大森昭君 第一班の調査の結果を御報告申し上げます。 第一班は、夏目前委員長、桑名理事、下条委員及び私大森の四名でございまして、十月の十六日から二十日までの五日間、長野、新潟の両県に派遣され、最近における経済、物価及び消費者行政の実情を調査してまいりました。 調査内容の細部につきましては、別途提出の報告書に譲りますが、結論を要約して申し上げますと、経済は一応順調な拡大を示しているが、石油を中心とする原材料の高騰で収益が圧迫されているので、景気の先行きは次第に厳しくなっているということ。消費者物価は一応安定しているが、卸売物価の上昇の影響が徐々に波及してきているので、物価対策に一層力を入れて……
○大森昭君 提案されております工業標準化法、制定をされまして三十余年経過をしているわけでありますが、いずれにいたしましてもこの法律自身がわが国の経済の基盤整備に大きな役割りを果たしたと思いますが、現下の社会情勢の変化、もろもろのことが今日社会情勢の中で変化をしておりますが、本法律を消費者保護あるいは省資源、省エネルギーなど多面的に活用すべきではないかと考えますが、政府は本法律のこれまでの役割りをどのように評価をしているか、そしてまた今後この法律をどのように活用していくのかお伺いしたいと思います。
【次の発言】 本法律は二本の柱で、すなわち日本の工業規格JISの制定とJISマークの表示制度の運営……
○大森昭君 大臣ね、法案と直接関係なくて申しわけないんですが、実は八日のカーターの対イラン政策の宣言以来、毎日、新聞でいろいろ報道されているわけでありますが、大変日本の国にとって重要な問題でありますので、新聞の記事などによりますと、昨日からきょうにわたりましてアメリカの経済制裁措置についての政府側の意思統一などが行われるというように伝えられているのでありますが、全般的な話じゃなくていいんですが、通産大臣に関係することについて御報告していただきたいと思います。
【次の発言】 この委員会で詰める問題じゃないんですけれども、たとえばイランの原油が来なくなったような場合はというようなことで、石油業界筋……
○大森昭君 私は、ただいま可決されました法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党及び新自由クラブの各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 まず、案文を朗読いたします。 中小企業事業団法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行にあたり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一、中小企業事業団の設立にあたつては、従前の労使慣行及び職員の処遇に十分配意すること。 二、中小企業大学校等による人材養成事業の一層の充実強化を図ること。 三、中小企業情報センターの機能の拡充に努めるとともに、都道府県等による中小企業地域情報センターの……
○大森昭君 次に、中小企業の倒産防止共済制度にかかわりましてちょっと御質問いたしますが、まあスタートしてからまだ時間がありませんから、その意味ではいろんな問題が十分整理されていないと思いますが、まあいずれにいたしましても、提案理由の説明からいきますと、「中小企業の実情に即した制度の改善を行い」ということで改正点が提案されておりますが、二年間の事業運営を通じまして問題点は、この改正で言われておる点以外に、総括的に問題点はなかったですか。
【次の発言】 発足して間がないわけでありますから、まあ事業見込み、なかなかむずかしいと思うんでありますが、ただ、言葉じりをとるわけじゃないんですけれども、加入の……
○大森昭君 大木さんから大分質問がありまして答弁がありましたから、簡潔に御質問をしたいと思いますが、お話を聞いていますと、国鉄再建のとにかくも基盤になるし、新しい国鉄としてどうしてもこの法案を通してもらいたいという運輸大臣のお話がありますが、ただ私は、物特という立場で申し上げますと、せんだっても斎藤委員長にお供いたしまして沖繩に行ってまいりましたけれども、沖繩でいろいろ問題がありますけれども、戦後処理の問題もありまして多くの問題がありますが、いずれにいたしましても、この物価の問題を調査いたしますと、何といっても離島という関係がありますから、運送料といいますかね、それが大きく物価に影響していると……
○大森昭君 第四次の中東戦争によりまして深刻な石油ショックを招きまして、エネルギーの危機が叫ばれましてから五年たつわけでありますが、いずれにいたしましても、日本経済を大きく左右するエネルギー問題でありますが、どうも私の認識の不足もあるかもわかりませんが、今日までわが国の対応策を見ておりますと、依然として従来の枠組みを出ておらないというふうに思いますが、石油の安定確保、供給の確保はもうぜひともやらなきやならないわけでありますので、そういう意味合いからちょっと御質問いたしますが、わが国の現在の第一次エネルギーのうち、七四%を輸入の石油で賄っておりますが、その原油の輸入先を国別に見ましても、サウジ、……
○大森昭君 大臣にお伺いいたしますが、衆議院、参議院の本会議で、そしてまた予算委員会、逓信委員会、決算、各種の委員会で、年末始における郵便の大混乱につきまして厳しい質疑が行われておりましたけれども、その都度、大臣または所管局長も所見を述べておりますが、今日の段階で、郵政省の責任のあり方、今後の労使改善などについてどのように具体的に措置されておりますか。
【次の発言】 大臣、そういうふうに言われますが、大臣が二月の十日に組合側と会われて、すでに四十日を経過をしておるわけでありますが、聞くところによれば、問題は何ら前進をしておらないし、一つも解決をしていないというふうに言われておりますが、大臣、そ……
○大森昭君 KDD事件の中身についてきょう私は特段質問いたしませんが、いずれにいたしましても、連日新聞報道でいろいろ言われております。真相はよくわかりませんが、大臣がせんだって郵政省の幹部を呼びまして、国民におわびの言葉さえないということなんでありますから、いかにこの事件がもう腐敗、堕落、でたらめであることはもう私が言うまでもないと思いますが、ただ、そこで大臣、あなたの訓示を見る限り、きわめて抽象的に職務の公正、厳正な執行といういわゆる行政の基本から説かなねばならないという訓話になっておりますが、こういう単にKDD事件が偶発的に起きたというふうには私は思わないんでありますが、大臣が行政の基本か……
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