このページでは高平公友参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○高平公友君 先ほど来官房長官、それから参考人の方々から、ハイジャックの問題についていろいろと御意見の開陳がありました。まあ私は、ただ思いますには、このハイジャックを含めた、さきのクアラルンプール事件もそうでありますけれども、この凶悪テロリストというのは、常に人命を盾にしてくるわけであります。したがって、これはもう石井団長さん、政府でもいろいろ救出対策を講ぜられましても、結局人の犠牲は絶対に出さない。いま朝田参考人からも強い御要請がありましたが、また総理の言われる人命は地球より重い、こういう方向の中からすれば、今日まで日本の政府では何ら、対策本部はできたけれども必ずしもその実を上げていなかった……
○高平公友君 私は、午前中瀬谷委員も言われましたけれども、ハイジャックの問題について、一昨日参考人のいろいろの証言などもありましたが、政府の方々にひとつこの機会に御意見を伺いたいと思う次第であります。 このテロリストが、やっぱり自分たちの目的を達するためには何としてもたくさんの人間の命、それからまた重要な人、こういう者を一つの大きな対象にしまして、そして不法要求を、無法な要求をするわけでありますけれども、どうもそれらに対する備えのない今日の日本におきましては、結局何といっても人の命は地球より重い、これは総理がおっしゃいますけれども人命尊重、これを第一主義にしておりますたてまえから、結局は超実……
○高平公友君 私は、国会の経験はきわめて浅い次第であります。しかし、従来地方議会におきまして国鉄のあり方につきましての考え方を持っておる次第であります。しかし、どうも時間の制約、きわめて時間的に短いようでありますし、本当に要点だけ三、四点お聞きをしたいと思います。関係の方々、率直に簡単にひとつ御答弁を賜りたいと思うわけであります。 国鉄百年の歴史というものは、これはもう私は日本の運輸交通の中核として今日の日本がりっぱになりました大きな使命を果たしたと思います。そしてまた国民に、国鉄というのはずいぶん親しまれておるわけなんですよ。三十九年に新幹線ができまして、あのスピードとそれから安全性の問題……
○高平公友君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表し、ただいま議題となっております法律案に対し、賛成の討論を行うものであります。 賛成の理由は、本法律案による措置が、国鉄自身がその経営判断に基づき、適時適切な運賃改定ができる仕組みをつくるとともに、投資対象事業範囲の拡大をその内容としており、いわば国鉄の自主的経営能力の拡大を目指したものであって、国鉄再建を進めるに当たっての基礎的条件ともなるべきものであると考えるからであります。 国鉄の再建につきましては、すでに御承知のとおり、従来から数次にわたる再建計画が立てられ、諸般の施策が展開されてきたところでありますが、最近に至り、その経営状態は極……
○高平公友君 本日の運輸委員会は、海運、造船不況対策、これが審議の主要事項であります。したがって、これから各委員から御発言があると思いますが、実は私がいただいた持ち時間というのはきわめて少ないわけであります。かねて私は新幹線のことについて大臣の所見をひとつお伺いしたいと思っておるわけでありまして、そのことについて御質問を申し上げたいと思いますが、しかしながら、先ごろ十九日から二十一日まで、委員長その他の委員の方と同行いたしまして、愛媛県の今治、それから広島県の因島、尾道、呉の現地を視察してまいりました。 要約して申し上げますと、この景気の停滞から海運不況、円高と、これが大きな原因になっておる……
○高平公友君 私は、信越本線の妙高高原と関山間の線路災害、あの地すべりの問題についてひとつお尋ねを申し上げたいと思います。 まさにはからざりき災害でありまして、五月十八日のこの新潟管理局の概況を見ますと、六時二十分、第一土石流発見と相なっております。そして、十三名の方々がとうとい犠牲になられまして、妙高高原町で十六棟ですか、全半壊、これは新聞で読んだところでありますけれども、大きな災害をもたらしたわけであります。ところがそれのみにとどまらず、下流の方へ土石流が押し流されまして、そして国道十八号線、信越線、これらが決壊して非常に大きな被害を与えた次第であります。 そこで、私たちは地すべりがあ……
○高平公友君 私いただきました時間は二十分ということでありますので、本来でありますとこれ一問一答すべきかもしれませんが、ずっと並べて言いますから、簡単にイエス・ノーで御答弁をいただきたいと思います。それはこうだああだというふうに簡単にお願いします。 日本人の海外旅行の現状につきましては、そしてまた今後の見通しにつきましては、いま穐山さん持っておられました「国際観光の現状と当面の対策」という資料で大体了承しております。ただ私は、予算書を見ますと十七億八千万だということで、その中の主なものは観光宣伝費と管理費ということでありまして、この海外旅行者の昭和六十年の六百万と言われるこれらに対するところ……
○高平公友君 私は、この後新幹線の問題についてお話し申し上げたいわけですが、きょう実は午前中瀬谷委員からDC10型機の墜落の問題についていろいろと質疑がありました。非常に私も関心を持っておりまして、その措置等について非常にいろんな面で心配をしておったわけでありますが、しかし午前中の質疑でもって航空局長、運輸大臣いろいろお話しになりまして、十分了承した次第であります。まあしかし、考えてみますと、あの事故と同時に、その原因究明を本当に機敏に措置をしましたアメリカの連邦航空局の措置というのは本当に適切であったと思います。もっとも四十一カ国に二百八十機から現在就航しておるということになれば当然かもしれ……
○高平公友君 ただいまも瀬谷委員から、東北新幹線建設に関するお話がありまして、大臣の御答弁は承ったわけでありますけれども、私は、より積極的に推進するという立場に立って、特に運輸大臣新しく着任でありますし、五十五年度の政府原案、これもすでに決定の時期が迫っておる。二十二日に内示とも聞いております。この機会でありますので、国鉄には陸上公共輸送整備特別会計とか、いまの国鉄再建問題ありますけれども、整備五線の建設を一体どうするかという面についてひとつ御質問を申し上げたいと思います。 この経過につきましては、いまここでいまさら申し上げることでもありませんけれども、四十七年に基本計画ができて、四十八年に……
○高平公友君 私は、ただいま御審議になっておりますこの道路交通法の一部を改正する法律案につきまして、関連する問題について質問を申し上げたいと思いますが、いただきましたこの資料の末尾の方の第二表を見ますと、交通事故年別推移表では、事故件数というのは昭和四十四年がピークになっておりますし、死者も四十五年がピークで、その後は、関係の皆様方の本当に積極的な努力が逐次実りまして、例年あらゆる件数が低下をいたしております。この面につきましては関係各位に本当に敬意を表したいと思う次第であります。死者等におきましては当時の約半分ぐらい、五〇%ぐらいに下がっておりますことなど大きな成果を上げておるものと思ってお……
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