このページでは円山雅也参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。
○円山雅也君 大蔵大臣にお尋ねをしたいと思います。 きょうお尋ねの要点は、金融政策と郵便貯金との関連についてでございますが、郵便貯金はもともと庶民の小口貯蓄ということで郵政省の管轄でございますが、最近の郵便貯金の実態はどうも質的にその性格が変貌されつつあるんではないか。そのために金融政策上の大きな問題として大変クローズアップされていることは大臣も御承知だと思います。 そこで、きょうはこの辺の問題点について、大蔵省の大臣でございますから、基本的なとらえ方と申しましょうか、考え方をお尋ねをしたいと思います。 まず、郵便貯金の本質に関しまして二、三の御質問をしたいと思いますが、郵便貯金法の一条……
○円山雅也君 郵政大臣並びに郵政省にお尋ねをいたします。 郵便貯金の本質をめぐる問題でございますけれども、金融政策と絡めまして、きのう大蔵大臣から一応大蔵省の基本的なお考えを承りました。そこできょうは、郵政省の方からやはり同じような問題で基本的なお考えをお聞かせいただきたいと思いまして、質問に立ったわけでございますが、郵政貯金は郵便貯金法の規定からすると、もともと庶民の小口貯蓄の受けざらとして発足をしたものだと思います。ところが最近の郵便貯金の実態は、どうも質的に変貌を遂げておるんではないか、そのため金融政策との関係においても大変問題がクローズアップされてまいりました。そこで最近の郵便貯金に……
○円山雅也君 私の質問時間は一時間でございますので、総論をすっ飛ばしまして各論から入らせていただきます。
まず、単位株制度についてお尋ねいたします。
株式の単位を引き上げるという意味ならば、既存会社の場合、株式の併合ということが考えられる。これが一番ストレートだと思います。それなのに、単位株制度を導入したのはどういう理由でございますか。その辺をまず御説明いただきたい。
【次の発言】 確かに、上場会社の場合、一挙に株式併合といった場合、株式市場の混乱とか、それから株券の交換でいろいろと費用もかかるとか、それはいろいろいま御指摘になった以外の弊害が生ずると思うんですよ。だから、段階的に単位株制……
○円山雅也君 私は、もっぱら竹内先生にお尋ねをいたします。 まず、先生がお書きになった今度の改正商法への御見解を拝見しました。まず、私の理解が正しいかどうかを確認いたしまして、それから御質問をさしていただきたいと思います。 それは、いわゆる株主提案権の問題でございます。しかも、かつ、これは既存会社で単位株制度をとらなかった場合の会社の株主提案権の問題でございますが、先生の御意見ですと、単位株制度をとった会社の場合はこれは三百単位になる、それから単位株制度をとらないとこれは三百株になる、値段にして約千倍の開きが出る。そうしますと、千倍の開きがあるのに、これを両方既存の会社で、単位株制度をとら……
○円山雅也君 きょう私は法務省の方に、法律扶助制度の現状と申しますか、それから、法務省がそれについてどうとらえておられるか、そんなことを御質問したいと思うんですが、その前に、その前提となるごく基本的な問題について、大臣の御所見を一、二お伺いしたいと思います。 日本は、御承知のとおり法治国家でございますし、それから、法令の数はもう万を数える、学問的究明も、これはもう世界に冠たるものだと思います。つまり外形上、形式上は非常なりっぱな法治国家と言えると思います。ところが、じゃ実態はどうかということでございますが、ひとつ大臣に具体的にいま例を申し上げますので、その件についてお考えをお聞かせいただきた……
○円山雅也君 きょうは提案者の方々に、本改正案の憲法上の問題、それから制度的な問題できわめて総論的と申しましょうか、間口の大きな問題について幾つかお尋ねをしたいと思います。 まず、憲法問題でございますが、今度の改正案は当然のことながら政党本位の選挙制度を前提としております。ところが、現在の憲法は政党については全く規定がなく、政党について憲法上特別の地位を認めていない、そういう点から、ともすると今度の改正選挙制度は現憲法の容認しない制度ではないかというような批判が起こっておりますけれども、この点についてまず提案者の御説明をいただきたいと思います。
○円山雅也君 円山でございます。 まず、上条先生と清水先生に共通の問題としてこれから少しお尋ねをさせていただきたいと思います。 この委員会でも、この制度の論議をいたしますと、まず選挙権、被選挙権が憲法上基本的人権であるからという論拠に立ちまして侵害かどうかが常に論じられてまいりました。そこで上条先生にお尋ねするのですが、先ほど清水先生の御意見で、選挙権、被選挙権は基本的人権であるとしても、いわゆる表現の自由やなんかと異なって絶対不可侵なものというような性質と違うのだ。しかも憲法十五条一項の公務員の選定権、これは直ちに即選挙権に結びつくものじゃないのだというような清水先生の御意見がありました……
○円山雅也君 裁判所の五十七年度の予算を拝見いたしますと、司法体制の強化に必要な経費として裁判官等の執務体制の確立のためということで二千六百六十万八千円が計上されております。これは前年以前になかったことで、今度の全く新しい項目の御要求だと思いますけれども、これはどうして今年度に初めてこういうものが上がってきたのか、その辺まずお聞かせをいただきたい。
【次の発言】 確かに裁判官のそういう資質といいますか、これは裁判の中心でございますから、幾ら裁判官が勉強しても勉強し足りない、それは大変結構なことで、これじゃ少ないぐらいだというふうに思うことなんですが、せっかくの税金でございますから、同じ二千六百……
○政府委員(円山雅也君) 公安審査委員会委員の任命に関しましてお願い申し上げます。 公安審査委員会委員田上穣治及び堀田勝二の両君は十二月二十六日任期満了となりますが、堀田勝二君を再任し、田上穣治君の後任として山内一夫君を任命いたしたいので、公安審査委員会設置法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 両君の経歴につきましてはお手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、いずれも人格が高潔であり、団体の規制に関し公正な判断をすることができ、かつ、法律及び社会に関する学識経験を有する者でありますので、公安審査委員会委員として適任であると存じます。 何とぞ、慎重……
○政府委員(円山雅也君) このたび法務政務次官に就任いたしました円山雅也でございます。 時局柄、大任でございますが、秦野法務大臣のもと、よき補佐役として、微力ではございますが、最善を尽くしてまいりたいと存じております。何とぞ御指導、御鞭撻のほどよろしくお願いを申し上げます。 簡単でございますが、ごあいさつといたします。
○政府委員(円山雅也君) 中央更生保護審査会委員の任命についてお諮りを申し上げます。 中央更生保護審査会委員笠松章君は四月一日任期満了となりますが、同君の後任として本明寛君を任命いたしたいので、犯罪者予防更生法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 同君の経歴につきましてはお手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、広い知識と豊富な経験を有する者でありますので、中央更生保護審査会委員として適任であると存じます。 何とぞ、慎重御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○政府委員(円山雅也君) 万々そのようなことはないとは私も信じたいところでございますが、もしも万が一にも和田先生の御指摘のように、統一の行政官庁の機構の中で、下部の者がと申しますか、現場の者が偽りの報告を上司にもたらし、そして上司がそれを当委員会で、国会に対してそのまま御報告するというような、事実との食い違いの御答弁がなされるような場合が仮にあるならば、これはやっぱり大変なことだと私は考えます。ですから、私自身もこの委員会が終わりまし た後、念を入れる意味でもその点厳重にチェックをしたり、またはその点の有無、そういうものについて省内で協議をしたいと思います。
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