このページでは成相善十参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。
○成相善十君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表いたしまして、当面する重要課題について総理ほか関係閣僚に対し質問をいたします。 いまわが国は、内外に難問が山積し、いわば未曽有の国難のさなかにあると思われます。中曽根内閣は、こうしたきわめて厳しい情勢のもと、重い課題を背負って発足したわけでありますが、中曽根総理の的確なリーダーシップにより、行財政改革を初め五十八年度の予算編成など内政上の諸問題への精力的な取り組み、貿易摩擦への対処や訪米、訪韓を通じて見られた積極果敢な対外政策の展開など、目覚ましい実績を上げつつあることにまずもって敬意を表するものであります。 しかし、直面する困難を克服して……
○成相善十君 大森さんは審議に協力される意味かどうか知りませんが、大変時間を短縮されたようでございますので、私もできるだけ簡潔に質問をいたしたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 ところで、まず私は、NHKに対しまして敬意と賛辞から申し上げたいと思います。 先日、NHKの総合技術研究所と放送科学基礎研究所を見学さしてもらいまして、懇切な説明を聞きながら感じたことでございますが、さすが五十年の歴史と、そして皆さん方の努力の上に築かれた技術研究の成果を目の当たりにいたしまして、わが国の放送技術が世界的に非常にすぐれているということをいまさらながら知らされた思いがいたしており……
○成相善十君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表して、郵便法等の一部を改正する法律案について、賛成の意を表明するものであります。 本改正案は、郵便事業の運営の現状にかんがみ、事業の運営財源を確保するため、第一種及び第二種郵便物の料金の改定を行うほか、これらの料金決定について臨時の特例を設けるとともに、利用者に対するサービス改善を図るための所要の改正を行おうとするものであります。 まず、郵便料金の改定についてでありますが、郵便事業の財政はすでに五十四年度末で二千百二十四億円に上る累積欠損金を計上し、このまま推移するならば、今後、欠損金はますます増大し、事業の財政が危殆に瀕することは明らかで……
○成相善十君 いま大臣から報告がありましたが、質問の順序から言えばさらに内容を詳しく御説明を願いだい、こう申し上げるところでございますが、しかし、この金融懇の答申の内容についてはわれわれも重大な関心をいままで持ってきたところでございますし、いま改めて内容をお聞きするまでもなく、まことに遺憾なことであると思うわけでございます。もっとも、こういう内容になるであろうということはあらかじめ予測できたことでありまして、まず、変則かわかりませんが、質問というよりこれに対する私の意見から申し上げて、後は大臣のこれに対する決意のほどをしかと確かめていきたい、このような運びにさせていただきたいと思います。 経……
○成相善十君 それでは質問さしていただきます。 いま大森さんからいろいろ御指摘がございまして、またいろいろ説明があったので大体問題は尽きておるわけですが、これは当然やるべきことを郵政はやられたということであるわけで、自助努力によって老後の生活の安定を得たいとこう願う国民の強い期待にこたえて郵政省が郵便年金の改善構想を発表した。これは言われますように、一昨年の秋、大西郵政大臣のときであったように思うわけですが、その時点では少なくともこの郵便年金というものはさっそうとして新種の年金であるという構想が発表されたと思うわけです。これはちょうど時宜にかなったことで、戦後経済変動の中で国民は貯金や保険や……
○政府委員(成相善十君) 漁港審議会委員の任命についてお願いをいたします。 漁港審議会委員青木和夫、及川孝平、岡部保、喜多條瑞穂、坂本富雄、瀬尾五一、高平米雄、竹鼻三雄、茶谷一男の九君は七月一日任期満了となりますが、岡部保及び竹鼻三雄の両君を再任し、また、青木和夫、及川孝平、喜多條瑞穂、坂本富雄、瀬尾五一、高平米雄及び茶谷一男の七君の後任として、梨田精、野上義一、早生隆彦、松田廣一、宮原九一、矢野照重及び山田岸松の七君を任命いたしたいので、漁港法第九条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 以上九君の経歴につきましてはお手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが……
○政府委員(成相善十君) このたび農林水産政務次官を仰せつかりました成相善十でございます。 ただいま大臣がお述べになりましたように大変厳しい情勢のもとでございます。微力ではございますが、全力を傾けまして大臣を補佐いたしまして、一生懸命でやってまいりたいと思います。 委員の皆さん方には格別の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。(拍手)
○政府委員(成相善十君) 先生の御指摘のお気持ちは十分にわかりますが、いま局長から御説明申し上げましたように、繭糸については去年来のいろいろな努力によりまして、幸いその動向としてはこうした厳しい中ではございますが、状況は思った以上に現在は好転をしておるわけでございまして、そういった状況の中で、いま価格決定に当たりまして慎重にこれを検討いたしませんと、こうしたせっかく出てまいりました新しい芽生えというものに悪い影響があってはならぬということを大変心配をいたしておるところでございまして、そういったことを踏まえながら目下検討をいたしておるところでございます。 なお、新しい需要喚起は非常に大事でござ……
○政府委員(成相善十君) 当面の需給の関係については、いま申し上げましたように、ことしの米穀年度、すなわち十月の時点では六十万トンの持ち越しを来年にするという見込みはついておるわけでございまして、五十八年度は平年作であれば一千八十万トン、生産調整等の御協力をいただいた結果、そういう数字になっておるわけでございまして、それに対しまして消費は一千五十万トンという見込みを持っておるわけでございまして、五十八米穀年度におきましても三十万トンの余裕は持っていけるという、これは平年作を中心にした考え方でございますが、持ち越しの六十万トンと合わせまして九十万トンの余裕を持って五十八米穀年度の国民の食糧を安定……
○成相善十君 自民党の成相善十と申します。 きょうは、公述人の皆さん方には大変御多忙な中御出席いただきまして、ただいまは貴重な御意見をそれぞれ聞かしていただきまして、厚くお礼を申し上げる次第でございます。 その六人のお方の中の四人のお方が、やむを得ないないしは好ましくないがやむを得ないという御理解をちょうだいいたしておるようでございますし、お二人の方は反対であるという御意見であったやに受けとめております。いずれとも郵便事業の本質とか現状というものをそれぞれのお立場でよく御理解をちょうだいいたしておることは感謝にたえないわけであるわけですが、その中でちょっとわかりにくい面がございましたので、……
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