このページでは大川清幸参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。
○大川清幸君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま御説明のありました地方税法及び国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律の一部を改正する法律案について、総理並びに関係大臣の御所見を伺います。 地方財政は、昭和五十年度以来、毎年二兆円を超える膨大な財源不足を生じております。このような財政危機が叫ばれてからすでに七年を経過するわけでありますが、この間、政府は地方財政に対し何ら抜本的な対策を講じようとはせず、地方の財源不足を補うために交付税会計の借り入れと地方債の増発という借金政策をとり続けてきたのであります。このため、いまや地方は四十兆円にも上る巨額な借金を抱えており、この借金返済……
○大川清幸君 私は公明党・国民会議を代表して、ただいま趣旨説明のありました自由民主党・自由国民会議提出の公職選挙法の一部を改正する法律案について、発議者並びに総理及び関係大臣に質問をいたします。 選挙制度は議会制民主主義の根幹にかかわる問題であり、その制度の改革及び運用いかんによって民主主義を死に追いやる結果を招くことは、これまた歴史の上から見ても明らかなことであります。また、選挙制度は国民の意思をできるだけ正確に議会に反映させるための議会制度の根本法則であるとともに、一部の政党だけが有利となる党利党略的なものでなく、各党共通の土俵でなければなりません。したがって、その改革に当たっては、国民……
○大川清幸君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま趣旨説明のありました昭和五十七年度地方財政計画並びに地方税法及び国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案について、総理並びに関係大臣に質問いたします。 まず初めに地方財政の健全化について伺います。 昭和五十七年度の地方財政計画によると、伸び率が五・六%で、その規模は四十七兆五百億円と超緊縮型となっており、これまで続いてきた大幅な財源不足は八年ぶりに解消された形になっており、このことをもって地方財政は国の財政と比較してその危機を脱したごとく言われております。しかし、地方……
○大川清幸君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま趣旨説明のありました昭和五十八年度地方財政計画並びに地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案について、総理並びに関係大臣に質問いたします。 まず初めに、地方自治の基本問題についてお伺いをいたします。 民主主義の基盤である地方自治の確立が叫ばれ、また、地方の時代という言葉が言われてはや数年を経るのでありますが、最近ではこの地方の時代というかけ声もむなしさを覚えるばかりであります。というのは、最近の住民の価値観の多様化、地域に根差した文化の育成など地域興隆の波は高まりを見せており、これに伴って行財政について……
○大川清幸君 私は、先ほど提案理由説明のありました政治資金規正法の一部を改正する法律案を中心に質問を進めたいと思いますが、時間があればその他の一般的な問題についても二、三触れたいと思います。
初めにお伺いをいたしますが、今回提案をされましたこの改正案で、いわゆる政治資金にかかわる航空機疑惑等一連の不祥事件が続発をしたわけでありますが、このような不祥事件の再発が防止できるとお考えですか、大臣の御所見を伺います。
【次の発言】 何とか防止したいという期待を持って御提出になったんでしょうが、いろいろ衆議院の委員会でも論議をされて、極端に言えばざる法だなんていう批判も出るほどいろいろ問題がありまして……
○大川清幸君 先ほど宮之原委員からも指摘をされておりましたが、先日発表されました読売新聞の各地方府県の選管から発表されたもので、また未集計のものが三県ほどあるそうでございますが、政治献金そのものがトータルとして大型化していること、それからその中身でも、企業献金がやはり大部分を占めて大型化している傾向は先ほどのやりとりの中で明確になったと思いますので、この辺の質問は避けますが、この報道の中で見ますと、北海道で五十四年一年間だけで一万五千五百八十一団体、それから石川県では前年比で七百九十団体ふえています。しかも、石川県の場合、百万円以下の小口献金が集中的に行われている。何か政治献金の規制の上に出て……
○大川清幸君 私は、地方財政に関係をいたしまして、主に地方交付税等の問題にかかわる事項について、順次御質問を申し上げたいと思います。 いままで各自治体の経済力の格差がございまして、そうした地方自治体が住民の行政サービスのためにいろいろ行わなきゃならない仕事がありますが、これは、ある程度の水準を保つために地方交付税等でそれを措置してきたことの効果については一応評価できる面もあるだろうというふうに思うんですが、しかし、近年のこの制度運用の上で地方交付税そのものが実情に合わないといいますか、いろいろな矛盾点が指摘をされてまいりまして、恐らく国会でもここ十数年来、交付税あるいは交付税率をめぐる問題に……
○大川清幸君 幾つか質問も、いままでのやりとりで重なっておりますので、私どもからは、本法案については特にとりたてて問題にするべき点がないと思いますので、この地方公務員災害の問題について、実情について二、三お伺いをいたしておきたいと思います。
一つは、地方公務員の災害の、疾病ないしは死亡事故の発生の傾向といいますか、これは国家公務員のケースと比べてみてどんなことか。全体のトータルでいうと年々微増はしているんだろうと思うんですけれども、在籍数というか定数に対しての発生率等はどんな傾向でしょうか。
【次の発言】 これ数字で見ると、直接地方公務員と国家公務員との比較をするのはなかなか技術的にむずかし……
○大川清幸君 今回提案をされております改正法案のことについて関連をして幾つか質問をいたします。
今回の改正案では、選挙の公正を確立することとあわせて、金のかからない選挙の実現に資するために提案をしたと、こういうことになっていますが、このことについては間違いございませんね。
【次の発言】 そこで、まず第一に選挙事務所の移転についてでございますが、一日に一回を超えないことと、こうなっておりますが、実際には運営上具体的な弊害の事例等がおありになってこういう制限をお設けになったのでしょうかどうでしょうか。
【次の発言】 それで、実は全国市区選挙管理委員会からの要望も出ておりまして、これは事務的な問題……
○大川清幸君 審査する対象というか議題が限られておりますので、先日から行われておる質疑の中で、私がきょう確認のために御質問申し上げる事項が大分重複する部分があるかもしれませんが、ひとつよろしく御答弁の方をお願いしたいと思います。 そこで、先ほどから御意見も出ておりますが、地方自治体の立場から言いますと、歴年、地方制度調査会その他から、地方自治の自主権の拡大とか権限の拡大あるいは財源に対するいろいろな問題、こういうことについては改革の意見がたびたび出ておりまして論議が繰り返されてまいりました。今回提出されておるところの地方税あるいはその他の法案を見ましても、確かに改革の点ではちょっと、いまこの……
○大川清幸君 初めに、大臣の所信表明の中にも触れられておりますので、とりわけ高校生のバイクの問題についてお伺いをいたしたいと思うんですが、この所信表明の中では、免許保有者は三人に一人で四千三百万人。この中で、十六歳から十九歳で四輪車と二輪車、原付バイクの免許を持っておる方が二百十万人ほどおられるそうで、最近、とりわけこれらの若い人たちの交通事故がかなり多くなっておるようでございますが、まずその辺の事故状況から御報告いただければお願いをいたしたいと思います。
【次の発言】 そこで、各年度で状況が違うのですが、やっぱり事故死の数もかなり多いし、それから件数も、減ってはきていますけれども、今後もかな……
○大川清幸君 初めに、五十五年度の地方交付税関係の財政計画の中で、特に特徴的な問題としては、歳入の規模が総額で前年比で一六・五%伸びていますね。それで歳出の方は七・三でほぼ前年と同じ程度なんで、これは前にも一般質問のときにちょっと論議をしたことがあるんですが、大変歳入の伸びの規模が大きいことが特徴的だろうと思うんです、歳出の方に比べると約二倍ですから。これは、このように高く見積もった根拠はどういうことですか。
【次の発言】 トータルというか、マクロ的に言うと一六・五ということになったんだと思うんですけれども、特に、自然増収その他、要素としては何が大きかったんですか。
○大川清幸君 時間も大分経過しておりますししますので、多少時間を縮めるつもりで御質問したいと思いますので、私がお願いしておった省庁まで質問が回らない面もあるかもしれませんが、御迷惑がかかるかもしれませんがよろしくお願いします。 まず最初に、午前中からの論議の中で確認をしておきたいんですが、今回の定年六十歳の法制化について、人事院でこれを提出することになった根拠、一応説明があったんですけれども、これはどういうことかということ。 それからもう一つは、問い合わせについて人事院の方からオーケーが出ているという経過の説明がありました。人事院がそれをオーケーをした根拠というのは一体どういうことなんです……
○大川清幸君 私は、限られた時間の中で青少年問題、とりわけ校内暴力、それから思春期の青少年にいま出ております脊柱側湾症、この二つの問題について関係大臣の御所見を伺いたいと思いますが、まず本論に入る前に、午前中から総理との間にやりとりがありましたが、この千葉県の知事問題は、世間ではいろいろ青少年問題が取り上げられると、身の回りや一般社会の大人たちの世界の問題も関連して取り上げられるわけでございまして、青少年に対する影響というものは大変憂慮されるわけでございまして、総理は午前中から御答弁なさっておりましたから、この点について教育に最も関係のある文部大臣の御所見を伺いたいと思います。
○大川清幸君 本日は物価と税制ということでございますので、審議の議題が限られておりますから、本会議以来ずうっと当初からいろいろ景気と税制については論議が交わされておりますので、過去の質疑と重複する点もあるかもしれませんが、私は私の立場で政府の御所見を確認をいたしたいと思います。 初めに、五十六年度の経済見通し、これは五十六年度の予算あるいは国民生活に大変重要な影響があるので、政府の発表いたしましな五十六年度の経済見通しについて主にお伺いをしていきたいんですが、その前にまず五十五年度の物価が七%台のどの辺に落ち着くのか、もう三月も末でございますから、ほぼ確定的な判断がおつきになると思いますので……
○大川清幸君 まず最初に、御承知のとおり、本年七月十日に第二次臨調で、「行政改革に関する第一次答申」というのが出ておりますが、この答申の中で、「行政の合理化、効率化の推進」を大きな柱の一つとしておりまして、国、地方を通じて行政の減量化を求め、地方公務員については、「定数の合理化、適正化」、あるいは「給料、退職手当等の適正化等」と並んで、今回問題になっております地方公務員の「定年制の早期導入」について触れておるわけでありますが、臨調の答申のこの一番初めのところを見ますと、「地方公務員の定数、給与等については、基本的には、各地方公共団体における自律機能の発揮によって改善されることが期待される。」と……
○大川清幸君 私は、議題となっております法案に関連して質問を進めるわけでございますが、本日のところは本法律案に関する選挙制度改正のあり方、手続それから参議院の存在理由、機能、役割り分担、こういうようなことについて主にお伺いをいたしたいと思っておりますが、初めに議事進行上お願いをかねて委員長さんの御所見も伺っておきたいと思うわけでございます。 御承知のとおり、この選挙制度の改正というのは議会制民主主義の根幹にかかわる問題でもございますし、また各政党会派の消長を決定する重要な問題でもございます。こういう問題にかんがみまして、本来、第三者機関に答申を求めて、それらの手続を経て政党各会派の間の合意を……
○大川清幸君 私は、前回もちょっと触れて御所見も伺った問題ですが、選挙制度を改革する場合の優先順位の問題にかかわることからお伺いをいたしたいと思います。 現在の日本の選挙制度の中に緊急事項としてどういうものがあるか、これは常識的に考えまして、違憲判決の出ている例の定数の不均衡問題、こういうことになると思います。それから政治資金規正法にかかわる金の問題だろうと思うのです。 そこで定数不均衡問題、これは考えてみると、まさに憲法問題そのものでございまして、実情はどうなっているかといいますと、御承知のように五十五年に行われました国勢調査、その結果によりますと、参議院は五・七二九倍、それから衆議院で……
○大川清幸君 税収の動向というのは地方財政にも大変重大な影響がありますので、昨日の予算委員会でもいろいろお聞きをしたんですが、税収の見込みについては明確な御答弁がなかったので、重複する部分もありますが、念のため、まず大蔵省からお伺いをいたしたいと思うんです。 五十六年度の税収については、四千五百二十四億円の下方修正をしたわけです。補正後の三十一兆八千三百十六億、これを達成するについてはいろいろな試算の仕方や見込みの立て方があるので明確な御答弁をいただくことは無理かもしれませんけれども、十二月までの税収の実績ですね、この資料から判断すると大変暗いというか見通しが厳しいわけでございまして、現在ま……
○大川清幸君 それでは、初めに運輸省に関連する部分からお伺いをしてまいります。
先ほど、午前中からの質疑でもやりとりがあったんですが、三月十六日に東京消防庁が二十一社を発表いたしました。その中で台東区のきぬやホテルですか、これは国際観光ホテルの指定を受けておりますね。どうですか。
【次の発言】 このきぬやホテルの指定はいつなさったんですか。
【次の発言】 消防庁に伺いますが、東京消防庁で三月十六日に二十一社を発表いたしましたが、このきぬやホテルの欠陥については具体的にはどういう条件だったんですか。
【次の発言】 そこで、公表については、これらの不備はわかりましたが、やはり改善警告についても応……
○大川清幸君 私は、初めに地方財政ないしは地方財政の運営にかかわる問題からお伺いをいたしたいと思うんです。 五十七年度の歳出四十七兆五百四十二億円で、五・六%の伸びを見込んでおりまして、これは形の上で見ますと財政不足がほぼ解消したというふうに読めば読めるわけです。ところが、五十年以降今日まで毎年二兆円前後の財政不足が出てきた経緯もありまして、これらについては交付税特別会計の借り入れ、あるいは地方債の増発等で補う形をとってこられたわけでございますが、そうした結果、借入金あるいは地方債の累積残、これは大ざっぱに言って五十七年度の見込みで四十二兆円前後になるだろうと、こう思うわけです。こういう形の……
○大川清幸君 五十六年度の税収実績の落ち込みが地方財政にどうなるかということはこの間質問いたしましたので、別の問題で二、三伺っておきたいんですが、ちょっと内容が多過ぎますので取り急ぎお伺いをいたします。 まず第一番目に、今回参議院の改革が一応実現いたしまして、総予算は委嘱審査をすることになって、各常任委員会あるいは特別委員会でいま審査をしている最中でございます。 そこで、地方議会の予算審議に対する自治省の行政実例、昭和二十九年の九月、これが出ております。この中では、「予算は不可分であって、委員会としての最終的審査は一つの委員会において行なう」と、「最終的」という断り書きがついておりますから……
○大川清幸君 午前中論議があったので、確認のために大臣の御意向をちょっと伺っておきたい問題があります。 それは、佐藤委員との間のやりとりで、地方議員の選挙の制度の問題で新聞報道がいろいろされておりまして、ばらばらになっているやつをまとめようというようなことが骨子のようでございます。私も実は十数年来選挙の事務を預かっておりまして、確かに市町村長の選挙等を全部入れますと毎月三つから五つ、多い月は二十ぐらいあるので、事務を取り扱う私の立場で言うとえらい大変なんですよ。ところがよく考えてみると、その町村で選挙がある場合は、町村の人は、一回選挙をやれば後四年ないんですね。ですから住民側の方の負担はあん……
○大川清幸君 午前中の質疑でも問題になっておりましたが、地方財政の実情に対する認識の問題でございまして、これが今後の地方財政運営等に大きなかかわりを持つわけですから、その辺の確認をいたしておきたいと思うわけですが、五十七年度の地方財政計画を見る限りでは収支の均衡がとれたことになっておりまして、しかも国の財政の状況がきわめて深刻な実情にある、こういう対照的な面も手伝っていると思うんですが、地方財政計画の上では八年ぶりに地方財政が実質的に回復したと見る向きもあるし、新聞論調なんかでも地方財源にゆとりが生じているような言い方をするところもあるようですが、しかし実態は一体どうなっているのかということを……
○大川清幸君 地方財政が必ずしも均衡がとれていない、実質的に余裕があるということではないという論議がさんざんあったんですが、大体地方出身の議員の方が多くて、大都市の立場の発言が余りないので、その辺実質的にバランスがとれていない中でどうも計算上割りを食っているような感じもあるんじゃないかというようなこともあるものですから、その面から二、三聞いてみたいと思っているわけです。 初めに、基準財政需要額を算出するためのいろんな手法が決められておりますが、その中で、単位費用は標準団体によって積算をされるということになっておりまして、その中のとりわけ人口でございますが、これは三十年来都道府県分が百七十万人……
○大川清幸君 私、公明党の大川です。 きょうは貴重な御意見を伺わせていただきまして大変ありがとうございました。 時間もございませんので、二、三点お伺いをいたしますが、地方財政が単年度、五十七年度形式的に均衡したこと、しかし実質的には必ずしもそうでないということについては、ほぼ同じ認識を私も持っているわけでございます。 それで、具体的に端的にお伺いをいたしますが、大武市長さん、先ほどから論議になっておりました、五十六年度の地方税収とそれから交付税関係で、これ、落ち込んだ分は五十八年度精算に事務手続的にはなるわけですが、その辺の、五十六年、五十七年の地方税あるいは地方交付税の大体最終的なその……
○大川清幸君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました内閣提出の地方交付税法等の一部を改正する法律案に反対し、日本社会党、公明党・国民会議、共産党及び民社党・国民連合提出の同修正案に賛成する討論を行います。 昭和五十七年度の地方財政は、昭和五十年度以降七年間にわたって続いてきた大型財政赤字から一転して、黒字財政に転じております。このことは、過去において四兆円を上回る財政赤字が生じたことからみれば、表面的には好転したかに見えますが、質問を通じても明らかなように、五十六年度の地方の財政は膨大な欠陥を生じることが予想されております。また、昭和五十六年度をベースとした五十七年度の地……
○大川清幸君 初めに、基本的なことでお伺いをしたいと思います。
というのは、この警備業法が創設をされました昭和四十七年、その当時、この法案の中でとりわけ特色とされていた問題が四点ありますが、その特色とされていた項目についても今回は改正をする問題も出ておりますので、この法律が発足してから十年たつわけですが、そうした社会的な変化の背景を受けて今回の改正に踏み切られたと思うんですけれども、この警備業そのものに対する認識なり位置づけについて何か変わった点があるのかどうか、この基本的な問題についてまず伺います。
【次の発言】 いま御答弁の中にもありまして、基本的な認識については変わっていないというふう……
○大川清幸君 退職年金の引き上げの実施時期の問題からお伺いしたいと思うんですが、いま山田理事の質問に対して、横並びでやむを得ないんだというふうな答弁に私も受け取れたんですけれども、年金受給者の立場から言うと、これはいまお聞きしたような答弁ではどうもすっきりしない、納得しないんですが、まず第一に、これは恩給局に聞いた方がいいのかな、今回恩給法の方がなぜ四月一日実施ができなかったのか、この理由はどういうことなんですかね。
【次の発言】 これは、恩給受給者の立場から言っても、国家財政の逼迫したという理由によって一方的にこれが抑制されるなんということについては、大変これ問題があると思うんですよ。恩給制……
○大川清幸君 いま、地方財政についてお伺いするのは時期が中途はんぱでございまして、五十八年度の予算のちょうど作業に入ったとば口だろうと思いますし、五十七年度の補正についてもどうするか、政府の方の基本方針もまだ決まっていないところですから、なかなかお答えいただくのにもむずかしい時期ではないかと思いますが、大変財政状況としては悪いものですから心配されますので、念のため何点かについてお伺いをしておきたいと思います。 数字が明らかになっておりますのは、交付税分で八千五百億余ですね、これが落ち込んでいるわけですが、当然五十八年度で精算するということに事務的にはなるんでしょうが、近く五十七年度の補正予算……
○大川清幸君 あらかじめ御通告を申し上げました質問に入る前に一、二所見をお伺いいたしたいと思います。
先ほどもちょっと混乱をいたしましたが、F4戦闘機の試改修の予算の扱いの問題でございますけれども、まず第一点として、議会で議決をされた予算の執行にかかわる規定については財政法で決まっておると思いますが、財政法上これはどういうことになりますか。
【次の発言】 そうしますと扱いについて、今回の執行停止についてはどういう解釈ですか。
【次の発言】 そこでお伺いをいたしますが、今回のこの執行停止の措置ですね、これについては今回限りの扱いですか、それとも国会でこういう扱いが一回成立していますから今後ルー……
○大川清幸君 ただいまの選挙法の問題に関連をいたしまして、総理の所信を何点か伺いたいと思うんです。 まず第一点は、一票の重みについての裁判所の判決が出ていることは御承知のとおりです。念のため申し上げます。五十一年四月の最高裁、これは五対一、違憲。五十三年九月の東京高裁の判決も、三・五対一でこれも違憲判決。五十五年十二月、東京高裁、これも二対一で違憲判決。それから、せんだって私が補正予算の質疑をしている最中に大阪高裁で判決が出まして、これは大阪三区の住民の方々からの訴訟の結果でございますが、五十七年二月十七日大阪高裁も、この一票の格差については違憲判決が出ております。選挙制度をどうするかという……
○大川清幸君 御通告を申し上げでありますが、その前に一点だけお伺いをいたします。 F4ファントムの試改修の予算執行の凍結問題は、二月十日の衆議院で問題になりまして、自民党さんと社会党さんの合意によってこれを一時執行停止すると、こういうことで、その後は、取り扱いは今後引き続き審議をすること、こういう中身になっています。きのうきょうの報道によりますと、何かこの総括質疑が済んだ後で、十八日にはこの執行凍結を解除するということですが、これはどういう経過、変化があったのか、その辺のところを、経過とそれから凍結を解除する判断についてお伺いをまずしておきます。
○大川清幸君 まず最初に、この委員会でも村上委員からも御質問がありましたが、文化財あるいは自然の保護、こういうような観点から屋久杉の問題についてお伺いをいたしたいと思います。
昭和三十九年の三月十六日、屋久島は霧島屋久国立公園に指定されておりまして、この国立公園の特別保護区及び一種、二種、三種特別地域の線引き、これはどういう理由、どういう根拠でなさったのか。これについてまず御説明を願います。
【次の発言】 その特別区あるいは特別保護区、それから第一、第二、第三種、これらの線引きをした中に、いわゆる屋久杉、これはどんな分布になって残っていますか。
○大川清幸君 経済見通しとかあるいは歳入欠陥についての論議は、衆議院の予算委員会並びに本参議院の予算委員会でも繰り返し論議をされましたので、重複を避けて財政運営の問題からお伺いをいたしたい、こういうふうに思うわけですが、その前に、きのうのきょうでございますので念のためお伺いをいたしておきますが、昨日の予算委員会の外務大臣の御発言ですが、国連の平和維持機能強化のための日本の役割りに関して、国連監視団などへの自衛隊の参加は今後検討していい事項と思う、こういう御趣旨の御答弁でございます。これは派遣問題についての従来の政府見解と違う部分があるんではないかと思いますが、この点はどのように理解したらよろし……
○大川清幸君 初めに地方財政の実情について大臣の御所見を伺いたいと思うんですが、午前中の質疑でも論議になっておりましたが、地方公共団体の必要な財源を保障するという意味では確かに借り入れをしたり肩がわりをしたり、バランスをとれば帳じりが合えばいいということだろうと思うんですよ。 ところが中身を見ますと、これは二十四日、自治省みずから発表した地方公共団体の財政事情ですが、これを見ましても財政調整基金の取り崩しですとか、いろいろ財政運営のやりくりは地方公共団体苦労しているようです。しかも五十六年度のこの財政事情、決算というのは確かに駆け込み退職なんかもあって人件費もふくらんでいる特殊事情も多少は手……
○大川清幸君 私、地方財政の問題点と、それから地方自治を支えている町会ないしは自治会等に関連する問題、それから最後に消防のマル適マークに関連した問題について逐次伺ってまいりたいと思います。 そこで、初めに地方財政にかかわる問題でございますが、五十年度以来御承知のように毎年財源不足を補てんするために財源対策債の発行と交付税特別会計、これにおける借り入れがずっと行われてきておりますが、五十八年度も二兆九千九百億円、この二分の一の利子負担を加えると、実に三兆三千三百四十六億円の財政赤字という勘定になるわけですね。地方債発行残高も五十八年度末で約四十六兆円ですか、交付税特別会計の借入金の残高、これが……
○大川清幸君 初めに、五十七年度の地方財政計画に関連して、ちょっと税収見込みでお伺いをしておきたいと思います。
この時期は大変時期的にむずかしい時期で、お聞きしても明確なめどのお答えがなかなかむずかしいのだろうと推測をいたしますが、御承知のように、地方財政計画の中で当初見込んでおったところの地方税収分、これは法人税の落ち込み等が大変大きいということで、昨年十月に下方修正されました。ところで、この下方修正された十七兆八千八百五十一億円ですか、これの確保はほぼ大丈夫なんですか、どうですか。
【次の発言】 ほぼ確保できるという見込みであるそうですが、引き続いてこの五十八年度の経済成長、政府が設定し……
○大川清幸君 初めに、現在行われております市議会、市町村議会議員の選挙、真っ最中でございますが、せんだって東京都下の国立市でポスターの枚数制限の問題で何か問題があったように報道されておりまして、新聞報道だけでは細かいところまでわかりませんが、この国立市では掲示場以外には認めないという条例等もつくっていない市だそうでございますが、これはどんな実情でどういうことになっておりましょうか、御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 ところで、これはいまの段階で明確な判断をそちらで出すのもちょっと微妙な段階なので、お答えがいただけるかどうかわかりませんが、これは法律上のたてまえからいうと、やっぱり制限す……
○大川清幸君 初めに地方財政計画のことでお伺いをいたしたいのですが、この自治省発行の昭和五十八年度地方財政計画、この中の「はしがき」には、「地方財政計画の意義」と「役割」というのがきわめて整然と整理をして書かれておるわけですが、午前中も問題はなっておったのですが、この中身の各項目について見てみますと、この項目のそれぞれが十分担保されているかどうかということでは、海年これを拝見いたしながら疑問に思うし、むなしい気持ちがするわけです。 先ほど午前中の質疑の中でもお話がありましたような、たとえば五十七年度の場合は歳入歳出規模で対前年比五・六%伸びたというかっこうになっていました。ただし、ゼロシーリ……
○大川清幸君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました内閣提出に係る地方交付税法等の一部を改正する法律案に反対し、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党並びに民社党・国民連合提出の同修正案に賛成する立場から討論を行います。 以下、その主な理由を申し上げます。 第一は、財源不足の補てん方策に関するものであります。五十八年度の地方財政は、歳出を大幅に削減し、超緊縮型の計画を組んだにもかかわらず、なお二兆九千九百億円の財源不足が見込まれたのであります。昭和五十年度以来のこうした大幅な財源不足の状態は本年度で九年目を迎えるものでありまして、その恒常化は地方財政の構造的な欠陥を如……
○大川清幸君 なるべく重複を避けて質問をいたしたいと思いますが、基本的なことはやはり重なりますので、御了解をいただきたいと思います。 まず第一にお伺いしたいのは、今回の地方公務員共済組合連合会設置案について、自治大臣に地方公務員共済組合審議会から答申が出されておりまして、その中身は、御承知のように「人事を含む組織運営、事業等について加入組合による民主的運営が損なわれるおそれがあり、また、財政単位の一元化のためには、基金のようなものの設置によっても充分対処できるものであるので、反対であるとの強い意見があった。」、どうも様子を聞いてみると、審議会の中でも約二分の一近くこういう強い意見があったと言……
○大川清幸君 私は財政改革の見地から何点かについて総理並びに関係大臣に御質問を申し上げたいと思います。とりわけ、この九日からずっと論議を聞いてきたんですが、財政問題、経済政策について余り実のある論議ができない体制になっているのはまことに残念だと思います。したがいまして、財政運営の点に重点を置いて質問をいたしたいと思いますが、それにしても確認をしておかなきゃならない問題が何点かありますので、初めにその点について一、二お伺いをしておきたいと思います。 そこで、本年の一月に大蔵省が発表なさいましたこの「今後の財政改革に当たっての基本的考え方」ですね、これと中期試算、このことでいままで論議がありまし……
○大川清幸君 まず初めに、わが党の黒柳委員が去る三月十日の本委員会におきまして、自衛隊が作成するいわゆる年防、この中に警備の対象として政党名を挙げているではないかとただしたのに対し、この問題について本委員会の冒頭で、本日その結果についての調査の報告がありました。その報告の中身でございますが、確認をいたしますが、防衛庁の調査の結果によりますと、五十七年度の年防には見当たらない、それから過去、すなわち五十六年度以前のものは破棄をしているので確認のしようがないという意味の御答弁だったように伺いますが、そのような理解で間違いないですね。
【次の発言】 そういたしますと、五十六年度以前の破棄されたものに……
○大川清幸君 私は、締めくくり総括に当たりまして、総理の政治姿勢、それから財政経済の問題、それから産業関係の問題等について、逐次質問をしてまいりたいと思います。 初めに総理にお伺いをいたしますが、ちょうど三月の中旬ごろ、毎日新聞並びに読売新聞等で世論調査が行われておりまして、総理もごらんになって御承知だと思いますが、これは内閣の支持率も昨年十二月から見るとちょっと逆転をいたして、不支持の方のパーセンテージが高くなっていることや、とりわけ毎日新聞のこの世論調査では「言動が信頼できない」というのが三七%ありまして、要するに安保、防衛政策についてもかなりパーセンテージが高い。これは不安だということ……
○大川清幸君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十八年度予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。 反対理由の第一は、国民生活の改善、向上を目指す福祉、文教予算の全面的な後退であります。 社会保障関係費はわずか〇・六%の伸びにとどめ、文教予算では、文教施設費の七・六%という大幅な削減を含む、〇・九%の削減を強行しております。政府は、財政再建のための緊縮予算という名目のもとに、社会的に弱い立場の人々への予算を真っ先に切り捨てたことは、国民に背を向けた冷酷な予算と言わざるを得ません。苦しい生活を余儀なくされている年金生活者や、不況の風をまともに受けて厳しい生……
○大川清幸君 この廃棄物の問題、広域処理の問題については、問題点が大体集約されておりますので、重複することもありますが、御答弁の方は何とぞ丁寧にお願いをいたしたいと思います。
まず最初にお伺いしたいことは、このフェニックス計画についてでございますが、五十一年に運輸省で広域廃棄物埋立護岸構想というのを発表なさいましたね。その翌年、厚生省側では、廃棄物処理公団設置案なるものを発表いたしまして、何らかの経過があったんだと思いますが、両庁、これをこの時点で断念をいたしておるようでございますが、いきさつはどういうことだったんですか。
【次の発言】 調整ができて今回の提案になったということでございますが……
○大川清幸君 本日は大変貴重な御意見を拝聴させていただきまして、厚く御礼申し上げたいと思います。 私もいただいた時間が大変に短いものでございますから、問題をしぼりまして御意見をお伺いしたいと思います。 先ほど鶴田先生の御意見で、大体五十六年度の経済見通しについては新推計の方で五・四あるいは旧推計の方で五・七、こうおっしゃいましたけれども、先ほども竹田先生の方から御意見があったように、政府見通しから見てもちょっと高いので、その辺で日本の経済がこれからどうなっていくかということの中で、一つは、やはり先ほどから論議になっております一般国民の消費傾向、これがどうなるかということと、もう一つは、やは……
○大川清幸君 私は主に自治省に関係した問題で何点か順次お伺いをいたしたいんですが、まず初めに、本題に入る前に、いまも御質疑が出ておりましたが、例の早稲田大学商学部の成績原簿の書きかえ、成績の底上げですね、この事件についてちょっと一言だけ所管の警察庁の意見あるいは自治大臣の御所見を聞いておきたいので、お願いをいたしたいと思います。 新聞の報道でも、大学側の調査の過程の中で明らかになったことによりますと、「最近数年とそれ以前では原簿偽造の手口が明らかに変化したことも確認されたほか、同大商学部の成績表原簿偽造は調査ができた過去十年間の学生だけでも、ほぼ絶え間なく続いていたことが裏付けられる」と。こ……
○大川清幸君 私はまず地方財政に関係することから伺ってまいりたいと思うんですが、今回の老人保健法が実施されるに当たりまして、次のような影響というか、問題が出てまいりますが、 ちょっと法文の上でわからない点があるので、何点か初めに伺いたいと思います。 この老人保健法では、地方財政法の第十条の七号の四、これが改正されまして、国がその全部または一部を負担する法令に基づいて実施する事務に要する費用、これが改正されて、老人保健事業がここに入りますね。それから同条の八号の三のところでは、老人保健拠出金の納付に関する事務、それから老人保健医療費拠出金の納付に要する経費、これが入ってきます。 そうしますと……
○大川清幸君 私も時間が限られておりますの で、いままでいろいろ御質問がありましたが、重複をしない問題で一、二お伺いをいたします。 初めに北野公述人に伺いますが、憲法二十五条の理念を基本にいたしまして幾つか問題を挙げられましたが、たとえば物価調整減税ですね、これは絶対やるべきものだという御趣旨のお話があったのですが、お考えとしてはこれは制度としてきちっとすべきだという御所見なのか、制度としてきちっとすべきだということであれば、現行の所得税制とのすり合わせ等の問題についてはどのような問題点がおありなのか、この辺を聞かせていただきたいと思います。 第二点としては、十億円以上の大型企業、これに対……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。