このページでは矢野俊比古参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。
○矢野俊比古君 私は、前々から繭糸それから絹業問題ということに大変関心を持っているわけでございますが、きょうは大変限られた時間でございますので、蚕糸砂糖類価格安定事業団の特に蚕糸部門についての経理について御質問さしていただきたいと思います。 昭和五十六年度の決算でございますが、この蚕糸部門における特に中間安定勘定でございますか、設立以来初めて三十九億百万円の欠損が出されておりまして、積立金の取り崩しということが行われたように拝見するわけでございます。昭和五十七年度それから昭和五十八年度、これはいま年度進行中でございますから最近までのと言ってもよろしゅうございますし、あるいは実績の推定でも結構……
○矢野俊比古君 私は、今、総論及び酒税に対しましては大坪委員からのお尋ねがありましたので、物品税、それから石油税を中心としてお尋ねをいたしたいと思います。質問通告が大変急だったわけですから、あるいは答弁の用意が不十分ということがあり得るんだろうと想像しております。したがって、どうしても今すぐお答えにくいということがあれば、後で資料でも提出というふうな形で補完していただきたいということをお願いします。 まず、物品税でございますが、昭和五十六年度に物品税の改正がありまして、七百七十億の増収を見込んだと思います。ところが、実際には、そういった増収を見込みながら、その予算枠では一兆三千七百九十億、と……
○矢野俊比古君 私は、今度提案されましたこの法律案、昨年の十月二十一日の経済対策閣僚会議で決定された総合経済対策ということに基づいてこの法律案が提案されていると伺っております。しかし、その後いろいろと新聞紙上では金融サービス面における国際化、自由化という問題が取り上げられていまして、十一月には竹下大蔵大臣とリーガン財務長官との間で合意メモというものも決められた。そういったことから、最近まで日米両事務当局間で、金融サービス関係の行政の自由化というふうなものをめぐって、あるいは国際化をめぐっていろいろと相談が進められているというのを聞いているわけでございます。今、合意ができる前でございますから細か……
○矢野俊比古君 今国会の予算審議の状況を見てまいりますと、どうも財政再建ということのために、いわゆる国債の増発、あるいは累積残高の拡大というような点はできるだけ抑えなきゃいかぬ。これは非常に正しいと思うんですが、そういうような結果で、歳入面で見ますと、税収、あるいは税外その他の収入というような項目があるわけでございますが、どうも税収負担というのに偏っている、そういったことで税制の全般的見直しをやろうとか、その際には大型間接税じゃないかとか、一般消費税(仮称)などというのがあるのかとか、こういうような議論が非常にされてきているように思うわけでございます。 私は、そのような考え方ばかりでいいんだ……
○矢野俊比古君 鹿児島、宮崎両県への委員派遣について、その概要を御報告いたします。 去る一月二十日から二十二日までの三日間にわたり、山本委員長、藤野委員、鈴木和美委員、鈴木一弘委員及び私は、鹿児島、宮崎において、九州財務局、熊本国税局、熊本国税不服審判所、長崎税関、門司税関及び日本たばこ産業株式会社鹿児島支社並びに宮崎財務事務所、宮崎税務署及び細島税関支署から管内の概況を聴取するとともに、民間金融機関及び納税協力団体から意見聴取するほか、日本たばこ産業株式会社鹿児島工場及び地場産業として錦江陶芸工房、雲海酒造綾工場を視察してまいりました。 以下調査の概要について申し上げます。 まず、経済……
○矢野俊比古君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表して、ただいま議題となっております租税特別措置法の一部を改正する法律案に対し、賛成の討論を行うものであります。 当面の我が国財政は、歳出面において国債残高の累増に伴い、利払い費を含む国債費が一般歳出の圧迫要因となっており、他方、歳入面では最近の円高の影響もあって、経済成長率の鈍化は否めず、その結果として、税収面では多くの自然増収を見込み得ない状況にあります。このような厳しい財政状況の中で、可能な限り公債発行額を圧縮するとともに、財政再建への着実な歩みを続けていかなければなりません。 本法律案におきましては、引き続いての租税特別措置の整理合……
○矢野俊比古君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表して、ただいま議題となっております昭和六十一年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案に対し、賛成の意を表明いたします。 改めて申し上げるまでもなく、現下の我が国財政は、巨額の公債残高を抱えるなど極めて厳しい状況にあります。このような財政状態をこのまま放置するならば、今後の社会経済の急激な変化に財政が適切かつ柔軟に対応することが困難となるばかりでなく、後世代の国民は多額の公債の元利払いのための負担を強いられるという事態に至ってしまいます。 そのため、先般成立を見た六十一年度予算においては、歳出面では、既存の制度、施……
○矢野俊比古君 私は、自由民主党の矢野俊比古でございます。 きょうは本当に御多忙なところを御出席いただきまして、また有益な御意見をいただいて感謝申し上げる次第でございます。地方行政の本当のエキスパート、深い経験をお持ちのお三方でございますので、私のような素人が御質問するというのは大変おこがましいと思っておりますけれども、ひとつ御教示をいただこうということで御質問をさせていただきます。 御承知のとおり、いわゆる補助金一括法案、まあことし提案されているわけでございますが、昨年も同様な形で国会に提出がございました。特に昨年の場合には、この一括法の法案の審議をめぐりまして、予算執行上との問題でいろ……
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