このページでは秋山肇参議院議員の14期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は14期国会活動統計で確認できます。
○秋山肇君 この委員会の冒頭で青木理事さんから先日の私どもの鹿児島の視察についての報告があったわけですが、このときにいろいろ先ほどの先生方からもお話がありましたけれども、鹿児島県、鹿児島市を初めとする関係市町から要望がありましたことにつきましては、ぜひとも国土庁長官にはこの推進方をよろしくお願い申し上げたい。まず要望を最初に申し上げておきたいと思います。 先ほど来先生方から質問がありまして、この鹿児島のシラス台地の問題、この急傾斜地が崩れてしまってから、いろいろな災害が出てからということであってはならないと思うんですが、今までのこの斜面対策についてはこの斜面、雨が多かったから、あのような雨だ……
○秋山肇君 私も先日の災害地の視察に参加をいたしたわけですが、その中から二、三質問をさせていただきたいと思います。
大河原先生から御報告がありました報告書の中にも書かれておるわけですが、特に茂木町ではごみの後片づけの収集をグランドの予定地に集めてあって、隣に穴を掘って焼却をしてきたわけですが、それぞれの地区でそれぞれの自治体がこのご
みの後片づけの問題、人手、機械、それに伴う費用というのが相当かかるわけですが、これに対して国としては国庫補助等はどの程度行うのか、具体的にお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 二分の一補助というのでは、かなり負担が大きく各自治体にかかるなという感じがす……
○秋山肇君 このたびの三原山の災害について、大島町民の皆さん方に心からお見舞いを申し上げると同時に、またこの対応につきまして御努力をいただきました国土庁長官を本部長とする災害対策本部、東京都、その他関連の皆さん方に敬意を表するものでございます。 最初に、順番を追って避難問題のときにありましたことからお伺いをいたしたいと思います。 島民の避難については、パニックもなく順調に行われたと言われていますが、十一月二十一日午後九時、溶岩が元町へ数百メートルに迫ったその深夜に、波浮港からの避難の指示が出ているときに、同港での異変を感じた警視庁が元町Uターンを指示、これが地元消防団に正確に伝わらず脱出港……
○秋山肇君 今回の補正予算の減額によって四千五百二億四千万という交付税の落ち込みがあったと。借入金によってこれを補てんするということは、財政局長からもお話がありました。あくまでも緊急避難であるというお話がありましたけれども、先ほどから委員の先生方からも御質問がありました五十九年度における大蔵大臣、自治大臣との覚書というものを踏まえながら、この緊急避難ということをぜひひとつ――緊急避難というのは毎回あるということじゃないと思いますから、その辺を十分踏まえながらこれからぜひお願いをしたいというふうに思うわけです。 大臣にちょっとお尋ねをいたしますが、六十一年度の不交付団体が東京、神奈川、愛知、大……
○秋山肇君 先ほど来各委員の先生方から、もう論議が尽くされておりますので、重複を避けまして二、三質問をいたしたいと思います。 先ほど大臣が、公務災害というのはやはりお互いが気をつけ合っていって、なるべく事故を未然に防いでいくのが筋であるということをおっしゃっておられましたが、それは当然のことだろうと思うわけです。ただし、いつ災害というのがあるかわからないということで、今度の地方公務員災害補償法の一部を改正する法律案が上程をされているんだと思うわけです。この中で、先ほど山口先生から清掃の問題がありましたし、今神谷先生から教職員の方々のお話がありました。私は重複を避けまして、公務災害の中で一番受……
○秋山肇君 先ほど共産党さんから時間が制約をされているというお話でありましたけれども、私も持ち時間が大変少のうございますから、最初に私の考えを含めまして質問をいたしますので、総理並びに運輸大臣、そして総裁からお答えをいただきたいと思うわけでございます。 これまでの委員会の論議、そしてまた先日の汐留、東京駅周辺の現地視察にも参加をいたしてまいりました。国鉄が今まで果たした役割というものに対しては大変大きなものがあるということを感じるわけですが、その中でも、今度の民営に移行するいろいろな論議の中で、前向きな答弁も感じられますが、相変わらず親方日の丸的だなというふうに感じることも多いわけであります……
○秋山肇君 私は、新政クラブを代表して、ただいま議題となっております地方税法の一部を改正する法律案に反対の立場で討論いたします。 今回の場合は、法律の有効期間が十二月三十一日までということで昭和六十三年一月から売上税が導入されることが前提になっている。本来ならば、昭和六十二年四月一日施行であれば三月三十一日までの一年間とするべきであり、特に売上税については現在世論を見ても反対意見が多く、まだ国会で十分審議をされてもいないのにそれを前提として日切れで設定することはおかしいと思います。 道府県たばこ消費税、市町村たばこ消費税に関しては六十一年度限り、一年限りの特例措置であったはずである。結局、……
○秋山肇君 きょうのNHK、おはようジャーナルでも地価高騰問題が取り上げられ、あす、あさってと、「何が地価を狂わせたのか」というテーマで具体的に現状を分析して解説をするようであります。例えば、都の公務員が四十年を超える勤務をして定年退職した退職金がほぼ三千万円、練馬の石神井の近くの土地が、これは安いと思うんですが、坪二百万円としてもわずか十五坪しか手に入れることができません。家が建てられないわけであります。今や東京は日本の首都のみならず世界の中の東京として急成長し続行でおりますが、この異常なまでの地価高騰の原因の一つに東京への機能集中が挙げられます。その一つとしてオフィススペースの不足がありま……
○秋山肇君 最近というか、もうここ数年になるわけですけれども、地価高騰に関して一般の方々、国民の方を初め学識経験者、民間企業の経営者等いろいろな方面からの意見、要望が連日のようにテレビ、新聞等、マスコミに取り上げられておる現状でございます。これは単に地価が高くなったということだけではなくて、今まではある一部の人のこととして済んでいた相続税の問題、固定資産税の問題は先ほど抜山先生からもお話がありましたけれども、一般の人にまで重圧となって広がってきた。つまり、それだけ地価が高くなり過ぎたということになろうと思います。 さらには、地上げ屋による悪質な手口、不動産業者が絡んだにせ領収書を発行して脱税……
○秋山肇君 地方交付税法の一部と地方税法の一部を改正する法律案につきましては、皆さん方からもうそれぞれの御意見が出ておりますので、私は各論的に細かい問題でありますけれども、御質問をいたしたいと思います。
まず最初に、六日の日曜日それから十三日の日曜日、二十日の日曜日、二十日はまだですが、今NHKが報道特集で土地の問題、「土地はだれのものか」というような特集を組んでおりますが、自治大臣初め皆さん方はごらんになったでしょうか。
【次の発言】 十三日の日曜日のときに、冒頭に磯村さんが六日の放送のときに電話がかかってきたのがたしか五千五百本を超えると言われていたと思うんです。今自治大臣もおっしゃって……
○秋山肇君 今はかの先生方からも御質問があったし、今度この特別委員会が開かれたというのも、地価高騰という問題があって、高騰の原因については先ほど皆さん方からどれが理由であるかという、中曽根内閣の失政ではないかとか、銀行の貸し過ぎではないかとかいろいろあったわけです。 大蔵大臣に最初にお聞きしますけれども、値上がりして一番もうかった、値上がりしたためにだれがよかったのか。国が税金が入ってよかったのか、地上げ屋が転がして金が入ってよかったのか、銀行さんが金利が入ってよかったのか。この辺のところをどういうふうにお考えになっているか。しわ寄せはいろんなところに出ているわけで、それでこの委員会が開かれ……
○秋山肇君 各委員の方々から大分論議をされてまいりました。私もずっと聞いておりまして、この特別委員会の焦点というのは地価がどうやったら下がるかと。その一つの柱としては、地価の安定をするためには土地の供給があるというふうに認識をしたわけでございます。そこで関係の大臣にそれぞれお伺いをいたしたいと思うんですが、私は、地価の安定に対しての供給一本に絞って各大臣からお答えをいただきたいと思います。まず最初に、大蔵大臣は御用がおありになるということで一番最初にお聞きをいたします。 最近相続税の問題というのが大変大きく取り上げられてきて、この委員会でも論議がされておるわけでありますし、新聞も各紙がそれぞ……
○秋山肇君 昨年の十二月に千葉県東方沖地震があり、また、ことしの三月十八日未明に東京に直下型の地震があったわけですが、まず大臣にちょっとお伺いしたいんです。遷都論その他いろいろ出て、大臣ともいろいろ意見を交わしたことが予算委員会でございますけれども、まず東京というのは地盤的に言ってしっかりしたところであるのかないのかということを、御専門でなくて、大臣のお考えとして、私も素人ですから。 先ほどのお話の湾岸構想、臨海都市の問題なんかで、埋立地は十五メーターか三十メーターのところに砂利層支持基盤があるという建設省からの答弁が出ていたようですけれども、そういうことを含めまして、後ほど質問していきます……
○秋山肇君 九州の大雨による被害について、田代先生それから勝木先生からも質問がありまして、先ほど熊本県の農業過疎地帯に対しての救済の問題等については、本当に私も身につまされる思いがしているわけであります。ぜひひとつ御努力をお願いしたいというふうに思います。 資料をいただきまして、私は、島原が五百十六ミリ、一番雨量が多いので、島原はどういうことになっていたのかなということで雨量を調べてみました。この資料の中にも出ていますが、十五時から十六時の一時間に百十七ミリが降ったと。その後十六時から十七時が百十一ミリと。この二時間に百ミリを超える雨が続いているわけですね。 その結果がどうなったかといいま……
○秋山肇君 最後に御質問させていただきますが、皆さんと同様時間が限られておりますから、政府委員の方々にお答えをいただこうと思って細かく通告をしておきましたけれども、総括的に大臣からお答えをいただきたいと思うわけでございます。 昨年の九月十七日の委員会で私は、群馬県伊勢崎の固定資産税課税ミスの問題を質問いたしました。そのときに自治省からいろいろお答えをいただいていたんですが、残念ながらまた埼玉県八潮市で、固定資産税取り過ぎ十五年という問題が出てまいりました。先ほど来議論がされておりますが、地方自治ということでそれぞれの自治体に権能があり、それぞれの自治体での執行ということで自治省の通達がされて……
○秋山肇君 私はまず軽油引取税についてお聞きをしたいと思います。
三月二十九日の新聞に「関西の石油ブローカーグループが、九州や北海道で石油販売会社をつくったり経営難の会社を利用して軽油を売買し、九州だけでも約三十億円に上る軽油引取税を脱税していた」ということが出ていますが、この実態を把握しておられますでしょうか。
【次の発言】 記事によりますと洗浄剤と偽って申告していたということですが、洗浄剤にしたら地方税法上どういう取り扱いになるわけですか。
【次の発言】 この新聞に出ていますように、一般的な軽油の流通形態として、元売業者があって特約業者、それから消費者に行く、また販売店を経由して消費者に……
○秋山肇君 私も今の試験方法の問題からお聞きをしたいと思うんです。
私は今の神谷先生のと反対で、大勢の方々が試験を受けて資格を持った方が何も知らない学生アルバイトがスタンドでガソリンを入れているよりはいいのじゃないかなというふうに思うんですが、まずこの試験の受験者はどのくらいいらっしゃるんですか。
【次の発言】 三百三十二万人という大変な数の人がいるわけですけれども、それにさらに、聞くところによりますと乙種の危険物取扱者試験には工業高校の在校生を実地経験なしで受験資格を与えようということでしょうか。
【次の発言】 そういうことでより多くの資格を持った人が、特に町のスタンドは住宅に近接したとこ……
○秋山肇君 公有地の拡大の推進に関する法律の一部改正については賛成の立場で質問をしたいと思うんですが、この公拡法が施行をされたのは昭和四十七年ですか。
【次の発言】 四十七年というのは列島改造ブームで土地が値上がりをしてきたころだと思うんですが、東京近郊における公有地の拡大の実績はどの程度上がっているか、また上がっている具体的な事例があればちょっと説明していただきたいと思います。
【次の発言】 公拡法というのは国土法上の届け出が出されてそれに対して公有地を拡大するために指導するわけですけれども、六十一年度が東京で一・五%、全国平均で〇・三、この数字というのは実際に期待していた実績が上がっておる……
○秋山肇君 先ほど財政局長の答弁の中に、財政力指数の格差が昭和三十九年から四十一年度東京の一に対して東京以外の道府県が〇・三九四、四十九年から五十一年は東京が一でその他のところが〇・四〇〇、五十九年から六十一年が東京が一でその他が〇・三八八というお答えがあったんですが、四十九年から五十一年というのは私が思うのにこれは地方が伸びたのではなくて、美濃部都政によって工業が悪だということで東京から追い出していった、そういう工業生産力の低下というもののために財政力が落ちたので地方が伸びたのではないというふうに思うんですが、まず最初にこの点についてどうですか。
○秋山肇君 先日もこの委員会で兵庫県尼崎市の退職金減免規定の悪用についての質問を行ったわけですが、その後あちこちから反響があり、私が予想していたより関東の新聞には出てこなかったんですが大阪の新聞では大きく取り上げられているということで、この問題について行政の原点だろうと思いますので再度何点か伺っていきたいと思います。 まず、尼崎市の元局長ら幹部職員が架空転入により退職金に対する住民税の減免規定を悪用していたことが発覚してからある新聞社が当事者であるその幹部に取材しております。それによりますと、尼崎市職員で市外在住者なら退職が近づけばだれでもやっている、申し送りみたいなものだ、脱税とかいう意識……
○秋山肇君 地方公務員等共済組合法第七十四条の二においては消費者物価指数が五%を超えて変動した場合に年金額を改定することとされているわけですが、先ほど来論議がされていますけれども、今回は消費者物価指数が対前年上昇率〇・一%である。五%を下回っているにもかかわらず年金改定等を行うのであるとすればこの公務員等共済組合法の本則を改めるべきだというふうに私も思うんですけれども、先ほどからお答えが出ていますからなかなか変えられないのだと思うんですが、ちょっと違った観点からもう一つお伺いをしたいと思います。 先ほど同僚委員の方から質問がありましたけれども、退職後年金によって生活をしていけるというのが年金……
○秋山肇君 昨日閣議決定されて国会に提出されました国土利用計画白書に関しまして、昨日の新聞はそれぞれの取り上げ方、受け取り方をして書かれているわけですが、私は夕刊を読んで、本書の方をきょう読ませていただきまして大変興味があったわけでございます。率直に言って、役所の報告書にしてはよくできているなということを最初に申し上げておきたいと思うのです。 特に第三章の「大都市圏の現状と課題」では、東京における人口や諸機能の集中、住宅、交通、環境、防災等の諸問題について詳細に分析した上で、まず土地の供給サイドから見て既成市街地の有効利用、市街化区域内農地の良好な宅地化、事務所、住宅宅地供給の計画的推進が必……
○秋山肇君 昨今東京では一点集中是正が叫ばれていて、遷都論が盛んに議論されているわけであります。現在各自治体でいろいろな博覧会やイベント等が計画、開催されているわけですが、それだけでなく、地方活性化のためには長期的な視点に立った計画が必要と思います。
日本は政治と経済が密接に結びついており、政府機関の地方移転は実質上無理であり効果も少ないと考えます。したがって、政府機関の地方移転については、首都機能が東京圏に展開配置するいわゆる展都といいますか、が現実的には効果的であると考えますが、大臣の御所見をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 東京にすべてが集中して土地が値上がりをする、人が住め……
○秋山肇君 私は教育問題に関連して、二、三質問いたしたいと思います。 さきの三月三十日に国立大学協会は来春の国立大学入試の方式について公表したわけですが、これを見ましても、毎年のように変わる入試方式、戸惑うのは学校の先生だけではなく、やはり受験生とその親御さんではないかと思います。昨年の八月、臨教審の最終答申が提出され、それについて賛否両論が出ました。個性重視を基本的な原則として学校や学歴中心の考えを是正するため、生涯学習体系への移行を改革の柱としたことは評価できると思います。その後十二月には、文部省の教育課程審議会が二年余りにわたって検討してきた幼稚園、小中学校、高等学校の新しい教育内容の……
○秋山肇君 私も八月四日と五日の二日間、各委員の方々と広島と島根の被災地を視察をしてまいりました。亡くなられた方々に弔慰を申し上げると同時に、被災をされた方々にお見舞いを申し上げるわけでございます。 先ほど青木委員から報告があった報告書にも書かれておりますけれども、私からもぜひひとつ、この過疎のところで、財政力の大変弱いところに災害が起こっておりますので、いろいろな激甚災を初めとした国の援助というものをお願いしたいというふうに申し上げておきたいと思います。 それと、被災地を視察をさせていただいて、施設ができていたところとできていないところの差があったように思うわけであります。江河内谷川の上……
○秋山肇君 私も先日、小川委員長のお供をして福島、宮城、岩手に行ってまいりました。災害の実情というのを目の当たりに見て、農家の皆さん方の御努力に対して本当に感謝し、また感激をしたわけでございます。そういう中でずっと現地を見ますと、一生懸命やっておられる方々の年齢、年代というのはもうかなりの高齢化になっていて、若い人がいらっしゃらないように感じたわけであります。 特にことしの冷害の大きな理由として、いもちの防除のあり方それから土づくりだとか品種構成の問題等があろうと思いますが、きょうはその問題を質問をしてそれから大臣にと思いましたら、大臣は御用がおありになるので先に大臣に聞けということでござい……
○秋山肇君 本日は、お忙しいところを参考人の皆さん方に御出席をいただき、それぞれのお立場で御意見をお出しいただいたわけですが、本当にありがとうございました。 共通している皆さん方の御意見の中で、私も感じております三%の消費税が、皆さん方が御負担をされたものが完全に政府の方に納入されていくかどうかという問題があろうと思います。今までも、我々の税金を政府、自治体にかわってこれを受けている税があるわけです。 一つの例として、皆さん方がお食事に行かれて、そこでちょっと高額になると料飲税が取られていますが、こういう税で、皆さん方がお食事に行かれて領収書を必ずいただいているかどうか。皆さん方からお聞き……
○秋山肇君 各委員から質問がありましたけれども、共通しているのは土曜閉庁方式を導入する上で行政サービスの低下があってはならないということだと思います。私自身もそのとおりだと思うわけですが、総務庁がことし五月に行ったさわやか行政サービスに関する行政相談報告書が八月に出されました。 これは五月に実施した行政サービス推進月間中に特別行政相談などを通して寄せられた苦情の内容や改善状況をまとめたものです。これを見ると、推進期間中に申し出のあった行政サービスに関する行政相談等は六千百五件ありまして、このうち国、特殊法人の事務に関するものは二千八百六件ありました。 改善要望事項の中には、病院の食事時間の改……
○秋山肇君 私は地方に対する国庫補助負担率の取り扱いについて二、三お伺いをいたします。 地方に対する国庫補助金は、補助率が二分の一を超す高率の補助金を対象として昭和六十年度にまず一年限りということで緊急的にカットし、さらに昭和六十一年度には昭和六十三年度までの暫定措置としてカットを強化してきたいきさつがあります一つまり国の財政再建のために地方が協力をするという形をとってきたわけです。この特例法の期限切れに合わせて各自治体からは復元を求める声が昨年末より出ております。 今回の平成元年度以降における国庫補助負担率の取り扱いの概要を見てみますと、昭和六十三年度までの国庫補助負担率の暫定措置が終了……
○秋山肇君 四月一日、消費税の実施というのを目前に控えているわけですが、私のところに来ていますのは、マンションに入っている人たちが、管理をしている不動産屋さんから、四月から消費税三%が家賃に上乗せになる、その分を含んで払ってくださいという通知が来ているわけです。それが三千万を超える大きな経営をやっているマンションを持っている人もあれば、そうでない人もあるわけです。そういう人はその三%を預かってそのまま懐に入れてしまって払わないで済ませていいということになるわけで、先ほど佐藤先生から個人タクシーのお話がありました、また商店のお話もありましたけれども、この三千万という限度が、今度マンションに入って……
○秋山肇君 消防施設強化促進法の関連から二、三お聞きをしたいと思います。
先ほど来、消防職員の充足について御質問があったわけですが、この消防職員、消防学校というのは、消防庁長官、各県にあるわけですか。そして、その応募の状況といいますか、その採用、入学を許可された、何か相当難しい試験だというふうに聞いておりますけれども、その辺はいかがですか。
【次の発言】 学校の修業年は半年でしたか、どれくらいでしたか。それから卒業してすぐ現場に配属をされて、一線に出て即戦力として使い物になるという言葉がいいのか悪いのかわかりませんが、そういう一線部隊に配属されて、先ほど来のそれぞれの消防ポンプ、化学車、はし……
○秋山肇君 最後の質問者でございます。 坂野大臣には留任をされて、また御答弁をいただくことになりましたけれども、よろしくお願いいたします。 まず最初に、地方交付税基準財政需要問題についてお伺いします。 昨日もこの基準財政需要の問題、いろいろ財政局長からも御答弁出たわけですが、私はきょうは大都市特有の行政需要が反映されているかどうかという問題から質問をしたいと思います。 私が思うのに、大都市特有の行政需要が反映されにくい仕組みとなっているように思います。都の財政の実態とかけ離れているのではないかなというふうにも思うわけです。例えば都の場合、埼玉都民、千葉都民とも言われるような特別区部への……
○秋山肇君 宇野総理には、政治改革前進内閣ということで、けさほどから各委員の質問にお答えをいただいておりますが、私もまず政治改革についてお伺いをいたしたいと思います。 六月十一日付の新聞の投書欄にこのような声が載っていました。「政府が行政改革をうたい文句にして、ずいぶん長い年月が過ぎた。国民の期待とは裏腹に出て来たのはリクルート疑惑であり、消費税であった。最近になって、またまた新しく「政治改革」なる新語が発場した。もういいかげんにしなさいといいたい。改革といっても中身のない、政府にだけ都合のよい改革なら、国民には百害あって一利なしである」、「暗いところで、私たち国民の手の届かないところで、政……
○秋山肇君 このたびの老人保健法の一部改正という問題につきましては、国民の皆さん方から私どものところにも手紙が相当数参っておるわけであります。 その一部をちょっと最初に読みます。 私の夫も長い通院から入院に変わり、仕事もやめ、息子に扶養される身となり、延べ十二、三年間の入退院を繰り返しました。初めは自分の身の回りのことはできましたが、だんだんに何もできなくなり、医療費、差額ベッド代、付き添いさんの支払いと、それは私どもにとっては大変なことでした。長いときは一年半以上、一年ぐらい、十カ月ぐらい、八カ月ぐらいと、割合に長い入院の繰り返しでした。そのため支払いの方も大変でした。 これは後、続いて……
○秋山肇君 3の(1)についてですが、法案の審議のときに議論をされたということをお聞きしておりますけれども、この、「助手席同乗者の非装着についても一点を付する。」という問題ですけれども、同乗者が免許証を持っている人と持ってない人の場合があるわけですね。免許証を持っていても罰則の一点は運転者に付するということですけれども、先ほど来論議されている中で、やはり自分自身で自分を守るということ、特に免許証を持っていれば、その点についての義務というものは同じように見ていく必要があろうと思うんですが、この辺についてお考えをもう一度お聞きしたいと思います。
○秋山肇君 吉田、中山両先生から御意見をお聞きしたわけですが、私は思っている疑問を率直に両先生に申し上げて、お答えをいただきたいと思うわけであります。 累積赤字の原因というのはいろいろあろうと思いますが、この中で一番欠如していたというのは内部努力を怠ってきたということだと思うわけであります。先ほど吉田先生のお話の中に、職場の広域異動のお話もあったと思います。これから分割をされた後、それぞれの会社にそれぞれの地域の人たちがそのまま移られるということで果たして国民の納得のいく民営として効率が上がることなのかどうか。今までの内部努力の徹底がされていない経営、吉田先生は先ほど民間の経営者をというお話……
○秋山肇君 私は、六十年の風営法の改正のときには都議会におりまして、警務消防委員会でこれを審議したのを今思い出しているわけですが、そういう中で、基本的には風俗営業というのは適正に営業されているならば社会に大変有益なものとして位置づけられる、積極的に認められたということで大変前進をした改正じゃないかな。あのときに、たしか青少年の教育のために少年指導委員ですか、そういう制度がボランティアで設けられるというようなこともあったというように記憶をしておるわけであります。 そういうことで、適当な娯楽が社会に潤いを与え安らぎを与え、そして活力になっていくということが認められたんだなと。そして今ずっと思って……
○秋山肇君 先ほど来議論が続いておるわけですが、私も、今度の国保の改革のねらいについては、お互いが努力をし合っていくということで大変大事なことであるし必要なことであるなという認識をしているわけでございます。そういう中で、各先生方の質問の中にもありましたけれどももう一つ、どこに原因があるのかという観点から質問をいたしたいと思うんです。 先日、五月二日に所得税の高額納税者の発表があったわけですけれども、そういうことに関連をしまして、たしか所得税の申告の前だったと思いますが新聞に出ておりました。東京国税局が首都圏の開業医約二千人の昨年の申告漏れの集中税務調査をしたところ、何と九割を超す千八百五十七……
○秋山肇君 私も、今回の痛ましい事故に遭われました方々、御遺族の方々に対しまして謹んで哀悼の意を表するところでございます。 今までに、各委員の方々から原因の究明という問題について御質問がありましたけれども、私は角度を変えて一つだけ総理にお聞きをいたしたいと思います。 先ほど、総理は雫石の事故のときのことを例に出されておられました。一つこういう大きな事故があって、これに対しての原因の究明と同時に、この事故に対して再び起こしてはならない一つの警鐘が鳴らされているわけでありますから、このことについてこれからの再発がないようにしていくのが亡くなられた方に対しての償いの意味にもなろうというふうに思う……
○秋山肇君 富岡、丸尾両先生、お疲れさまでございます。
私は富岡先生にお尋ねをいたしますが、先生は節税という言葉をおつくりになったという話で、それからそれに関連して、不公平税制の是正ということの中で公益法人も中に入っていましたけれども、宗教法人について先生はどうお考えですか。この一点で、時間がそこに出ていますけれども、あるだけお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 私は何で宗教法人と言ったかというと、節税の手だてに、あちこちに大仏様ができているとかいろいろありますので、先生のお考えをお聞きしたい。
【次の発言】 石倉、福山両公述人、御苦労さまでございます。
私は、石倉先生にお伺いをい……
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