このページでは鈴木貞敏参議院議員の14期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は14期国会活動統計で確認できます。
○鈴木貞敏君 午前中からの先輩諸議員及び大臣の御答弁の中から、本当に農業あるいは米をめぐり非常に厳しい中で温かい心でいろいろのことを考えられておられるということを感じまして、私も、ある哲人が申しております大きな転換期にあるときには冷静な分析あるいは判断力、これが非常に必要だ、しかしまた、その反面においては温かい心あるいは温かい配慮ということを忘れてはならないと、こういうふうな言葉を実は朝来から思い出しておったわけでございます。 いろいろ先輩議員の御質疑の中で出ておったわけでございますが、私はまず第一に、今、米審の真っただ中でございますけれども、もとよりこの米価問題、まさに農民の方を初め全国民……
○鈴木貞敏君 いろいろそれぞれの立場で参考人の貴重な御意見をお伺いしまして大変ありがとうございました。 私、いろいろお伺いしまして、個人的な見解を含めましてこの立法、法案につきましての私の考えの一端を申し上げ、そしてまた御意見も聞きたいわけでございますけれども、日本は非常に治安がいいと、こういうふうに一般に言われるわけでございますが、今、国際的に見ましても、非常にやはり治安水準が高いことは事実でございます。しかし、世界各国、大変やはりいろいろ悩みを抱えておるわけでございまして、その例に漏れず、日本におきましても犯罪がどんどん毎年ふえておる。百六十万件というふうな認知件数になっておるわけでござ……
○鈴木貞敏君 私、自民党の鈴木貞敏でございます。 きょうは、本当に御苦労さまでございます。いろいろ貴重な御意見を伺わせていただきまして、大変ありがとうございました。 日本の産業構造全体が、一次産業がどんどん減っていく、二次産業はハイテク等を除いて他の分野は横ばい、三次産業はどんどんふえていく。これはいわば常識としてそういう構造でどんどん変わっていくというふうな格好であるわけでございますが、そういう中で、先ほど来のお話しで、今回の法案につきましてそれぞれの立場で御賛成と、こういうふうな御意見でございました。私も、四十六年この法律ができましてから今までに何らの改変なく、時代の非常に大きな変化に……
○鈴木貞敏君 山形県の出身者としまして冷害を中心にいろいろお伺いしたいと思うわけでございます。 冷害につきまして私も小さいとき、昭和九年の冷害でございますが、あの当時の悲惨さ、こういったものが非常に鮮明に記憶に残っているわけでございます。半作でもう冬は越せないというようなことで、娘を身売りしないともうこの冬は越せないというようなことで大変悲惨な目に遭ったということを小さいとき聞きまして、そのような記憶が鮮明に残っているわけでございます。現在技術の発達あるいは品種の改良その他いろいろな面を含めまして収入が皆無になるというようなことがない。そういうことで冷害といいますと、何かこう全国的でないとい……
○鈴木貞敏君 委員派遣の御報告を申し上げます。 本調査団は、去る二月一日から三日までの三日間にわたり、高知、愛媛両県におきまして、農林水産業の実情を調査してまいりました。 派遣委員は、青木委員、大塚委員、吉川委員、一井委員、橋本委員、それに私、鈴木の六名でありました。 最初に、高知県に参りました。本県は、四国南部の広大な地域を占め、夏季高温多湿、冬季温暖多照という恵まれた自然条件のもとで、農業につきましては、水稲、野菜、果実、畜産物等の生産が行われ、今後とも総合食糧供給基地としての役割を期待されています。中でも、野菜園芸は、本県農業の中で最大の部門として発展を見ておりまして、本県は、全国……
○鈴木貞敏君 本日の大臣の所信表明におきまして、その冒頭で、国際化の進展の中で農林水産行政が一大転換期を迎えておる、こういうことをおっしゃっておられたわけでございますが、まことにここ数年、私も本当に狂乱怒濤の時代であったなと、こういう感を抱いているわけでございます。牛肉等の自由化に伴う国内対策に関してのある会合で、堀之内大臣は、酪農というのは楽じゃなくて苦しい苦悩である。週休もなく、三百六十五日働き続ける職業であると。これについて温かい目を注がなくてはいかぬということで、大声を出して獅子奮迅されていた姿を私想起するわけでございますが、そのお言葉をかりれば、この農業の「農」というのはまさに苦悩の……
○鈴木貞敏君 中嶋先生に御質問いたします。 いろいろお伺いして、ケ小平政権の不安定性というか、あるいは開放政策にまつわるいろいろなひずみ、しかし中国としては開放政策を後戻りはできない、こういうふうなことですが、長期的に中国の実像といいますか、そういうものを含めてしっかり見詰めていかなくちゃならぬというふうな御趣旨にも受け取ったわけでございます。逆戻りできない、しかし、緩いテンポで今これは進まざるを得ないだろう、こういうことでございますが、私の一つの疑念として開放政策、近代化政策というものが今の中国の社会主義体制の枠組みの中で果たして将来可能なのかどうかというのが一つの質問でございます。 そ……
○鈴木貞敏君 いろいろ貴重な意見をお伺いしまして、本当に勉強になりまして感謝しております。 関先生に一つお伺いしたいわけですが、先生方のいろいろの御意見の中で、国際テロという問題についてどなたも触れておらなかったわけですが、最近、国際的な目的なり要求を掲げたテログループの活動が非常に増加しているように思われます。パレスチナあるいはリビアに支援されましたアブ・ニダル派の問題であるとか、イランのシーア派であるとかレバノン内での諸派の争い、あるいは西欧での過激派の動き、インドのシーク教徒あるいはスリランカのタミール人の問題、あるいは中南米の一部反政府ゲリラ、いろいろあるようでございますが、このうち……
○鈴木貞敏君 いろいろ御説明を聞きまして、質問したい項目もあれやこれやとあるわけですが、私は、時間もあれでございますので、今永野議員のお尋ねしましたいわば正面装備といいますか、そういった面を省きまして、むしろ後方、ロジスティック的な面、あるいは人事的な面になりましょうか、そういう面から、どなたになるのかあれですが、お伺いしたいわけでございます。 それにしろ、ざっと今お伺いした中で私非常に意外であったのは、この十六ページの指揮通信の現状という面におきまして、いわゆる単線しかないというマイクロ回線でございますが、当然複線になっているだろうというふうに素人的に思っておりましたが、まだ単線である。こ……
○鈴木貞敏君 最初に、外交、安全保障政策の基本方針について申し上げます。 私は、我が国が軍事大国にならないで国際社会での重要な地位を占めるに至ったということが、世界史上極めて貴重なことであることを認めるのにやぶさかではございません。そして、このような歴史的評価をさらに具体的に申し述べるならば、次のようなことが容易に指摘できると思います。 まず、安全保障政策面では、平和憲法のもと日米安保体制を堅持するとともに専守防衛に徹してきたこと。外交政策面では、自由民主主義諸国の一員であると同時にアジア・太平洋地域の一国であるとの立場に立って世界の平和と繁栄に積極的に貢献してきたこと。また、経済、産業政……
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