このページでは種田誠参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。
○種田誠君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました昭和六十三年度決算及び当面する我が国の諸問題につきまして、海部総理と関係各大臣に質問いたします。 さて、このたび、イラクにおいて人質として拘束されていた在留邦人全員が解放されました。長期間における抑留生活を送られた皆さんと御家族の苦しみを思い、全員の解放をともに喜びたいと存じます。 このことに関連し、まず第一に海部総理にお尋ねしたいことは、国連において来年一月十五日までのイラクのクウェートからの撤退を求める決議が採択されるなど、深刻化する中東湾岸危機に対する我が国の平和協力問題であります。 国連平和協力の美名のもと……
○種田誠君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま趣旨説明のありました都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案について、宮澤内閣総理大臣並びに関係各大臣に対し質問をいたします。 間もなく、都市に住む人口が七〇%を超える時代がやってまいります。都市は、豊かで潤いがあって、しかも快適でかつ美しいものでなければなりません。しかし、その基準や都市づくりの手法は、北海道、東京、沖縄では全く異なっているのであります。そして、法はこのことを十分尊重して助成するというものでなければならないし、全国画一的な都市づくり策はないということを私は冒頭申し述べたいと思います。 今回の都市計画制度の改正……
○種田誠君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま提案がありました国際平和協力特別委員会の委員長である下条進一郎君に対する問責決議案に賛意を表するものであります。国際平和協力特別委員会の委員長に下条君が就任いたしましたのが昨年十二月六日のことでありました。以来、下条委員長の委員会運営は、今回の強行採決もどきの暴挙を除けば、二、三の誤りはあっても、私は一応の評価を持って見てきた者の一人であります。しかし、今、私は、五日未明の暴挙に対して激しく、そして憤りを持ってこの問責決議動議に賛成討論をしなければなりません。議会に席を置く者として残念至極の思いであります。 御存じのとおり、参議院は、……
○種田誠君 私は、建設省並びに関係省庁に対し、下水道整備にかかわる諸問題についてお伺いしたいと思います。 今日我が国は経済的には欧米先進国に匹敵するほど発展を遂げるに至っております。しかしながら、国民の日常生活に深くかかわる生活環境の整備等の社会資本の充実については大幅に立ちおくれているのが今日の現状であります。その結果、私たちは生活のゆとりや豊かさの実感を持ち得ない、このようなことにもなっているわけであります。 そういう中で、とりわけ下水道は国民が健康で安全、快適な生活を営む上で必要不可欠のものと言われております。さらには、国の文化のバロメーターであるとも言われておるようなことであります……
○種田誠君 私は、中小企業金融公庫の決算のあり方について伺いたいと思います。 金融公庫の皆様におきましては、活力ある中小企業発展のために創意、努力をいただきまして、中小企業が日ごろ御支援をいただいておりますことをまず感謝申し上げる次第であります。 私は、中小企業金融公庫初め国民金融公庫等々の特殊法人における決算につきまして決算書などを拝見いたしますと、この間利益金が計上されていないことに深い疑問を持っているものであります。六十一年度の業務概要が本日提出されておりますが、これを見ましても例年どおり利益金はない、このようにされているわけであります。 ところで、中小企業金融公庫法第二十四条によ……
○種田誠君 私は、決算の持つ役割と今日的な課題についてお伺いしたいと思います。 官房長官、大変お忙しい中を時間を割いていただきましてありがとうございます。 海部総理は本会議におきまして、決算審議を次の予算編成に反映させるよう努力する、この旨約束をしておりますが、今日限られた財政事情のもとで有効適切な予算執行をする必要性が強く求められておる折から、極めて有意義な発言と承りました。そこで、総理は今日決算及び決算審議についてどのような御所見を持っておるか。すなわち、ただいま喜岡委員の質問にもありましたが、いわゆる税収の見積もりの積算の違いなど、そしてまた区分の変更問題などについても今質問がされた……
○種田誠君 私は、最初に下水道の整備事業について関係省庁の皆さん方にお伺いしたいと思います。 下水道が果たしている役割は、今さら申すまでもなく、今日の国民生活、快適な住環境を維持するためには欠かせないものであります。しかも、情報化社会、東京での生活も、私の住む茨城県の水戸市においても、また茨城県の過疎の地域においても、国民の求めるものは同じではないかと思う次第であります。 そういう中で、今年度は下水道に関しては建設省において第六次五カ年計画が実施されておって、来年度その最終年度を迎える。まさに第六次下水道整備計画のいろいろな問題点が出てきたと同時に、実施の実績も積み重ねられてきたところでは……
○種田誠君 私は、最初に土地政策の基本となる認識、そのようなことについて伺ってまいりたいと思います。 今日、土地についてのまさに憲法と言われます土地基本法が制定されようとしているわけであります。日本の土地に対する新しい物の見方の創造でもあると同時に、戦後四十四年間土地政策の総括であって新たな出発でもある、そういう意味で私もまことに意義深いものと考えているところであります。 明治以来今日まで、日本において土地は私的所有財産としてその所有も利用も個人の自由な意思にゆだねられてきておりますが、ここにおいて土地がまさに空気や水や太陽と同じように、人間にとって不可欠の公共財である、このようなことが認……
○種田誠君 私は、これからの科学技術のあり方などについてお伺いをしたいと思います。 昨今、地球の温暖化、そしてまたオゾン層の破壊、さらには地球の資源そのものも有限なものである、こういうふうな御指摘もなされております。そういう中で、今地球全体の生態系、これを地球の資源と見直して新たな施策を、開発を総合的な見地から、しかも均衡を持って進めなければならない、このようなことが全人類の共通のコンセンサスを得られている物の見方ではないだろうかと思うわけであります。そういう中で、過日科技庁におきましても、「二十一世紀文明と資源問題に関する調査報告」なども公にしてきております。 その中身を拝見いたしますと……
○種田誠君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○種田誠君 私は、冒頭中東に対する支援について伺いたいと思います。 八月二十九日の閣議によりまして湾岸における平和回復活動に対する協力、さらには中東関係国に対する支援策というものが決められまして、同時に翌日には、いわゆる湾岸における平和回復活動協力資金として十億米ドルを支払う、そして九月十四日には、さらに十億ドルを追加して支払う意向である、あわせて中東関係諸国に対する支援金として二十億の米ドルを支払う、このようなことが公表されてきたわけであります。そして九月二十一日の閣議におきましては、当初の十億米ドルに関しては予備費より支出をして、受け皿も後後決めていくということでありました。 そして、……
○種田誠君 国土調査の促進特別措置法の一部改正をする法律案について、これまでの経過及び国土調査事業のあり方について質問をさせていただきたいと思います。
国土調査につきましては、ただいま大臣より趣旨説明がありましたように、第三次十カ年計画がまさに完了しようとするわけであります。この時期におきまして、大臣といたしまして第三次十カ年計画を振り返ってみまして、その問題点、さらにはこれから新たな十カ年計画をつくるに当たって反省すべき点、どのようなところにあるか御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 大臣の方から概括的な問題点が指摘されたわけでありますが、私はこの特別措置法に基づくこれまでの三次……
○種田誠君 私も土地住宅対策についてお伺いしたいと思いますが、小川仁一先生の質問と幾つか重なることがあるかと思いますが、御容赦願いたいと思います。
土地住宅対策を適切にこれから実行するに当たって、まず私たちが確認しておかなければならないことは、今回の戦後最大と言われる土地の高騰、このことがどこに原因があったのかということが私たちが正確に認識するべきまず最初だと思うわけでありますが、その点について国土庁におきまして、簡潔で結構でございますが、どのように御認識をしておるか、伺わせていただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、一つには事業者などの土地、建物に対する需要の増大があったこと、……
○種田誠君 私は、冒頭、公共投資関係についてお伺いをしたいと思います。先ほど来の小川委員の質問でも幾つか触れらておりましたので、若干重複することをお許し願いたいと思います。 過日の新聞報道等によれば、建設省は公共投資十カ年計画の事業規模を二百八十兆円とする方針を固めた、公共投資総額のほぼ七〇%に該当する、そしてこの二百八十兆円の根拠としては、四全総における長期計画に基づいて手がたい積み重ね方式によってこれを定めた、このようになっております。ちなみに申し上げれば、幹線道路を現在の倍増、下水道普及率も七〇%に引き上げる、都市公園も十平方メートルに一人当たりの面積を引き上げる、このような形での個別……
○種田誠君 私は、ただいま議題になっております大都市地域における住宅地等の供給の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律案、都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案につきまして、質問をしていきたいと思います。 法律を制定するに当たっては、その立法趣旨というものが極めて重要ではないかと思うわけであります。長い名称の法律でありますから大都市法と以下呼ばせていただきますが、大都市法は昭和五十年七月に制定になりまして、ほぼ十五年を経ているわけでありますが、この法律の制定に至った立法趣旨がどういうところにあったのか、そして何を目標にしてきたのか、このようなことを十二分に顧みながら法律の改正をし……
○種田誠君 私は、中小企業の労働力、人手不足の件につきまして、労働省の関係者の方々に質疑をしたいと思います。 昭和六十二年五月当時に、いろいろな調査結果、完全失業率が三%を超えておる、将来日本も西欧のような高失業率を迎えるのではないだろうか、そういうことが大分心配されておったわけであります。しかしながら、それからわずか二、三年後の今日、大変な労働力不足という事態が発生しているわけであります。とりわけ中小企業におきましては、人手不足による倒産が昨年からことしにかけて大幅に増加しております。そして、将来に対する労働力の需給に関しましても、頼りになるのは高齢者の方や女性の方や、もしかしたら外国人労……
○種田誠君 私は、運輸大臣並びに運輸省の関係者の方に、まず伺いたいと思います。 過日の当委員会におきまして、労働省に対しまして中小企業における人手不足対策並びに外国人労働問題などについて伺ってまいったわけでありますが、本日は、とりわけ人手不足の激しい、三K職場の典型とも言われるトラック運輸関係業界の人手不足の実態やらその原因、対策などについて伺っていきたいと思います。 労働省が調べました八九年度の技能労働者等需給状況調査によりますと、旅客・貨物自動車運転者は十二万九千人ほど不足をしておって、これからもその率は上昇をしていく、そして六大都市におきましては、トラックの稼働率は〇・八六、そして運……
○種田誠君 私は、地価対策についてまず伺ってまいりたいと思います。 過日の十月二十九日に、土地政策審議会の方から答申がなされました。答申によりますと、地価対策は急務であるということで、しかもその最大の目的は異常な地価を勤労者が住宅を確保し得るような適正な水準にまで引き下げるということが一つだということと、もう一つは二度と地価高騰を起こさないような制度的な枠組みをつくり上げなければならない、こういうふうなことが骨格だったと思います。 そして、そのためには国民や企業において痛みを伴う合理的な施策も抜本的に必要になってくるだろう、このことも覚悟をしなければならない。そしてさらには、これまでの土地……
○種田誠君 今日、地球温暖化、またオゾン層の破壊、さらには酸性雨による森林の破壊、こういうことが世界的な重要関心事になっております。そして、このことは日本国民ばかりでなくて世界的にも十分に認識をされつつある今日であります。そしてまた、不幸にしてさきの湾岸戦争におけるもろもろの環境に対する影響は極めてゆゆしき事態に今至っているわけでありますが、そういう中で今般平成三年度予算の中に科技庁として地球温暖化解明予測の総合推進ということでグリーン・プラネット・プロジェクトというものをつくられたようでありますが、まずこの点について、科技庁としてこのようなプロジェクトをつくってどのように対応していくのか、そ……
○種田誠君 昨年度の湾岸戦争以来、日本の国際貢献ということが極めて問題視されてまいりました。今日PKO法案なども極めて重要な課題になっているわけでありますが、少し視点を変えまして、国際貢献ということについて外務大臣にお伺いしたいと思います。 私は、二月二十五日から三月二日まで、自民党の福田宏一先生に団長になっていただきまして、超党派でバングラデシュの第五回の総選挙の監視活動などをしてまいりました。そこで、在バ日本大使館の多くの皆さん、そしてまた南西アジア課の皆さん方の御協力のもとに、この選挙監視活動は、バングラデシュの政府はもとより国民そしてまた近隣アジアの方々にも大変大きな反響をもたらして……
○種田誠君 私は、冒頭昭和六十三年度におけるLODAの件について、若干質疑をしたいと思います。 昨日の千葉委員、本日午前中の渕上委員からも、ODA検査に関しては詳細な質疑がなされてきたわけでありますが、六十三年度におきまして、ODAKにして、特記事項という形ではありますが、検査の目が入ったということに関しては、私も会計検査院の皆さん方の御努力に敬意を表するところであります。しかし残念なのは、ODA予算が極めて大きな規模になり、今日世界一であると言われているわけでありますが、この検査、調査はまだまだ不十分であって、国民においてODAに関するもやが晴れたとは言えないという現状にまだあるということ……
○種田誠君 私は、まずこの五月二十七日に大阪高等裁判所で、昨年の総選挙に対して定数配分規定は憲法十四条に違反し、選挙は違法である、このような判決がなされたこと、この判決に先立ちましてことしの二月八日には東京高等裁判所で同じ昨年の総選挙に対して、結論として、違憲という表現はとってはこなかったものの、この定数配分規定は放置できぬ事態に至っている、早急な是正を求める、このような内容の判決がございました。立て続けに今日の衆議院における定数配分規定に関しての裁判所の判決がなされたわけであります。裁判所が、本来国会の自由な討議によって決せられていく定数配分等についてこのような判断を示すということは、今日の……
○種田誠君 きょうは、法務省並びに裁判所の方々に質問をいたすわけでありますが、私、実はきょうの質問に先立ちまして、昨日の午後三時半ごろ、上野公園の西郷さんの銅像の前あたりで見聞してまいりました。何週間か前の週刊誌に、イランの方々がたくさん集まっておるというようなことが載っておりましたので、外国人の問題に関してきょう質問する前、ぜひとも自分の目で確かめようと思ったわけです。 私が行った時間帯は三時半でした。実は西郷さんの周りには二人ぐらいのイランの方しかいなかったものですから、ああもうこの問題は解決したのかなと、そう思いまして、ちょうど西郷さんの前に韻松亭という食堂がございまして、暑かったもの……
○種田誠君 私の方は、かわりまして住宅問題について伺いたいと思います。 ここ数年、土地の高騰などによって、大都市を中心にまさに持つ者と持たざる者との資産格差が個人の努力を超えるまでになってしまいまして、率直に言いまして、住宅問題に関しては大都市においては当たり前に働くサラリーマンにとってはあきらめの境地にも至っている、こういうふうな状況にあるものとも思われます。そういう中で、第六期の住宅建設五カ年計画が今策定をされております。策定に当たっている皆さん方におきまし ては、十二分に土地の高騰やら、ただいま申し上げました住宅に関する現状やら、そういうものが認識された上で計画案がつくられているのだろ……
○種田誠君 ただいま議題となりました法律は昭和四十一年に制定されております。その後今次まで五カ年計画を継続してきたわけでありますが、結果として昨年度も一九七五年以来最悪の交通事故死者一万一千二百二十七人を数えております。法律が制定されて間もなくの昭和四十五年をピークといたしまして、その後交通事故による死亡者は減ってはきたわけでありますが、それが残念ながらここ数年前より増加傾向に回りまして、先ほど述べたような昨年の数字になっているわけであります。 拝見いたしますと、法律の名前も緊急措置法というふうに定められているわけでありますから、五カ年計画を継続するたびにその効果が重なっていかなければならな……
○種田誠君 ただいまの法案に対する第五次の都市公園等整備五カ年計画について伺いたいと思います。 過去の公園の歴史をちょっと振り返ってみますと、日本では一八七三年(明治六年)の太政官布告、これによって最初に浅草とか上野、この周辺の遊観の地と言われているところが公園として名づけられた。こういうことから始まったようでありますが、その後一九〇三年には日比谷公園がつくられ、そしてまた新宿御苑の一部にフランス式の庭園がつくられた、こういうことがどうも公園の出発のようであります。しかし逆に、ではヨーロッパなどにおいて公園はいつごろからつくられたのか、これまた振り返ってみますと、そんなに古いものではなくて、……
○種田誠君 ただいま西野委員の方から、第七次五カ年計画における大きな特徴点である中小市町村に対する普及率のアップ等々について、質問があったわけでありますが、私も第七次五カ年計画における急務であります関連する施策について質問をさせていただきたいと思います。 昨年の六月十二日の当委員会におきましても、私は、下水道整備、下水道のあり方に関するイメージを変えていく必要があるだろうと。下水道と言われますと何か厄介なもの、不利益な施設、そういう形で下水場の確保やそれに伴う汚泥処理場の確保などがなかなか困難視されてきているわけでありますが、そういう中で、ただいまの西野委員の質問にもありましたように、五カ年……
○種田誠君 ただいま大臣の方から説明がありました生産緑地法の一部を改正する法律案について、幾つかの質問をさせていただきたいと思います。 平成三年の一月二十三日の都計審などを受けまして、今般生活環境の確保、そして農地の保全、さらには宅地の供給という視点から本法案が改正 になるということに関しては、私自身今日の大都市地域における住宅供給の需給が逼迫しているという現況から考えまして適切なものであろうかと思うわけであります。しかし問題は、今日まで生産緑地法も一定の役割を果たしてきたわけでありますが、それが十二分に機能していなかったという点に一つ大きな問題点があろうかと思います。さらには、今般の法改正……
○種田誠君 ただいま提案のありました道路法並びに駐車場法改正法案について質疑をさせていただきたいと思います。 昨今、まさに自動車の普及は予想を超えてと言っていいほどの大幅な増加傾向にあります。駐車場問題懇談会並びに都市計画中央審議会などにおいても過日この駐車対策に関して答申、報告などがなされてきているわけでありますが、今日までどうしても自動車の普及に比べて対策がおくれがちであった、この事実は否めないものだろうと思うわけであります。 昨年からことしにかけての道路交通法の改正や車庫法等の改正などもございました。さらに、今国会においても第五次交通安全施設等に関する整備事業五カ年計画、こういうこと……
○種田誠君 私は冒頭、九月の十九日に松戸市の国分川トンネル工事事故に際しましてたくさんの方が亡くなられたわけでありますが、御遺族の方には心より御冥福を申し上げたがら、この問題に関しまして建設省の方の見解やら原因などについての事実を申し述べていただきたい、このように思うわけであります。 今回の九月十九日の事故の前にも、実は九月七日に埼玉県の草加市で同じような生き埋めによる事故が発生しております。そして、今日まで二人の方の所在が不明であるという状態になっております。それに引き続いて十九日の事故でございます。事故の原因等については県警の捜査や調査委員会の結論がまだ出されていないということであります……
○種田誠君 私は、日本社会党の種田誠でございます。 ただいま山岡先生の質疑を伺っておったんですが、冒頭社長よりおわびの言葉がありましたが、私はこの社長の言葉が非常に何かそらぞらしく、申しわけございませんが聞こえてしまいました。と申すのも、同じことを社長は八九年の十二月二十六日、マスコミを前に申し述べていると思うんですね。そしてそのとき山岡先生の質問に答えたように、業務改善委員会をつくって対処してこられたわけでもあります。そして、実は社長がマスコミ発表で謝罪をしたそのときに同じような形で、では大和証券には損失を補てんするようなことは今日においてもやっていることはないのかというこういう質問に対し……
○種田誠君 おはようございます。 きょうの質問に先立ちまして、昨日、旧埼玉銀行元次長の外山さんが協力預金にまつわる不正行為によって逮捕されました。と同時に、実は大臣はおられなかったんですが、きのうのこの委員会で参考人の富士銀行の橋本頭取からも、協力預金はやめる、紹介預金も禁止する、こういうふうな発言がなされました。さらに、過日は全国銀行協会連合会の会長さんが、ノンバンクの協力預金は自粛をする、こういうふうな談話を発表しております。 この一連の不正行為と、きのうの参考人の橋本さんのこれらの御発言を承って、大蔵大臣としてどのようなお考えを持ち、今後の証券・銀行行政にどのように反映させていくか、……
○種田誠君 私は、冒頭、大蔵大臣に今日の心境などを伺いたいと思います。 当委員会が開会されて多くの質疑がなされてきたわけでありますが、とり、わけ、その中で九月の上旬には証人、参考人調べなども行われてまいりました。そして、今でも私の脳裏の奥深くに、証人の皆さん方がここで、平成元年十二月二十六日の大蔵省通達の内容を体して特金の解消に努めたい、平成二年の十二月末までには指摘された一任勘定取引や不当な補てん行為などについても適正化を図るべく最大の努力をしたい、そういう意味合いにおいて万やむを得ず九〇年三月までの補てん行為は行わざるを得なかったんだ、苦渋の選択であったと、こういうふうなことを述べられた……
○種田誠君 私は冒頭、現在審議されております借地借家法に関しての、これは大臣は何回も衆議院でも参議院でも述べられていることかとは思いますが、現在、これらの法案の改正をしなければならない積極的な理由、新しいニーズにこたえなければならないとか、新しい視点に立った公平を求めるための調整機能をつくっていかなければならないとか、幾つか述べられているわけでありますが、その辺のことに関しまして、恐縮でありますが、もう」度きょうの質疑に先立ちまして大臣の方から述べていただきたいと思うわけです。
【次の発言】 今、大臣のお言葉にもあったわけでありますが、新しい社会のニーズにこたえる、そういう意味で条文を拝見いた……
○種田誠君 今、櫻井議員の方から、アジアの外交問題また日本海を取り巻く経済問題などについての質疑があったわけでありますが、私はきょう午前の同僚議員の質問を聞いておりまして、総理、外務大臣にはアジアの人たちの声が届いていないのかな、今アジアでも世界の民主化の流れに乗ってまさに主体的な市民が人権や経済の自立、こういうことを真剣にまさぐっているときであります。まさに日本の戦後の責任処理をもう一度見直しをしなければならない。また、アジアの外交に関しても、このような大きな歴史の変化の中での変貌を遂げていかなければならない。こういう時期にあるわけでありますから、総理、外務大臣にはこれからの質問に対して新し……
○種田誠君 両大臣におかれましては、御就任のほどおめでとうございます。今、建設行政、国土行政に関して国民の高い期待がございますので、ぜひとも国民のニーズにこたえるようにより一層の御努力をお願い申し上げたいと思います。 私は、本日は、現在、都市計画中央審議会や建築審議会で熱心な御議論がなされております都市計画法、建築基準法等の将来の改正を見込んだ審議内容などについて、まずお伺いをしたいと思います。 現在の都市計画法が昭和四十三年、四十五年に大幅な改革がなされまして、まさに日本の都市計画の中にも「計画なければ開発なし」、こういうふうな理念が取り入れられて早くも二十年以上がたってきているわけであ……
○種田誠君 本日は、ただいま議題になりました琵琶湖総合開発特別措置法の改正案を審議するということでございますので、この点について順次質疑を行っていきたいと思います。 ただいま国土庁長官から、今般、諸般の事情により法律の有効期限内に完了できない見込みであるので今回の改正をお願いしたい、このような申し出がございました。 私、昭和五十七年の三月三十日の当委員会での質疑を調べておりましたらば、当時、先輩の茜ケ久保議員がこの席で質疑をしているようでございました。そのときの趣旨説明も、今大臣が述べられた趣旨説明と、言葉として二カ所ぐらい違うところはありますが、同じ内容の提案趣旨説明のようでございました……
○種田誠君 おはようございます。 ただいま各大臣から本年度予算に関しましての説明がございましたが、冒頭、国土庁長官にお尋ねをしてまいりたいと思います。 ただいまの説明にもあったわけでありますが、この間の地価の高騰が、行政、政府、国会そして国民一体となっての努力、施策の展開によりまして、三大都市圏を初め主要都市で下落傾向が顕著にあらわれ、一部地方中核都市においてはまだその下落傾向が少ないところもございますが、確実に地価が鎮静化し下落しつつあるということがはっきりしてきたと思うんです。これは、これまでにとられた緊急措置法としての総量規制や監視区域の適切な執行というようなことにも大きく支えられて……
○種田誠君 私は、ただいま可決されました公有地の拡大の推進に関する法律及び都市開発資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 公有地の拡大の推進に関する法律及び都市開発資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一、豊かさを実感できる国民生活を実現するための公共事業を円滑に実施するため……
○種田誠君 ただいま青木委員の方から本法案に対しまして全般的な質疑が行われましたので、私の質疑も一部重なるところがあるかと思いますけれども、御容赦をお願いしたいと思います。 私も、拠点都市法、この法案が成立し、第一条の目的に定められているような大きな課題が確実に実行されていく、こういうことに関しまして大きな期待と同時に、ぜひ各省庁一致団結のもとに、この時期にこの法案の目的を達することがなければ二十一世紀に大きな禍根を残すことになるだろう、こういう視点に立ちまして御努力をお願い申し上げる次第であります。 そこで、法律を審議するに当たりましては、なぜこのような法律が今日提起される必要があるのか……
○種田誠君 きょうは参考人のお三方の皆さん方には、大変お忙しいところ御出席いただきまして、かつまた貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございました。官頭、御礼申し上げます。 お三方に順次、短い時間でございますが、質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、伊藤先生の方にお願いをしたいと思います。 今回の地方拠点都市法は全国的に大変な期待をされておりまして、この法律がまさに実効ある形で実施されていく、このことも、私たち極めて重要な立場に置かれているという視点でさらに確かなものにしたい、こういう気持ちで審議をしているところであります。 そういう中で、本法は二つの役割を持っております。……
○種田誠君 本法律案も、過般の当委員会での質疑を受けまして、その後、連合審査、参考人からの事情を伺うという、このような手続を経てまいったわけでありますが、幾つかの問題点、さらに課題、そういうものも浮き彫りになってきたものと思われます。 そういう中で、冒頭、国土庁長官の方に二点ばかりお伺いをしたいと思います。 本日の三上委員の質疑にもございましたが、多極法と本拠点法、二つの法律が基本法というか理念法と実施法、こういうふうな絡みの中で一体となってこれから国土づくりのために大きな力を発揮していく、こういうふうな御説明でございました。 しかし、過去の質疑において指摘されておりますように、この法案……
○種田誠君 おはようございます。 当委員会に、政府提案の都市計画建築基準法等改正案以外に、ただいま青木先生の方から対案の趣旨説明がなされたわけでありますが、ただいまの趣旨説明を伺っておりまして、過日の建設大臣から述べられました政府提案法律案の趣旨説明とは大分視点が異なっているな、このように伺っておりました。 ただいまの青木先生の趣旨説明は、まさに都市計画というのが地方自治体の固有の権限である、そして地域のことは地域に任せようではないか、こういうふうな考え方に立っておられたものと受けとめたわけであります。 今日、都市が抱えているさまざまな問題に関しましては、過般の地方拠点都市法等の法案を当……
○種田誠君 本日は、参考人の先生方におかれましては御多用中のところ当委員会の都市計画法に関する審議に際しまして御出席いただき、貴重な御意見を賜りましたこと、冒頭、御礼を申し上げる次第であります。 当委員会におきましては、御承知のように、政府提案による都市計画法の改正案と我が党が提出いたしました対策の都市計画法改正案、この二つが並行して審議をなされているところであります。私どもは参考人の皆様方の御意見を十二分にこの審議に酌み取らせていただきたいと思います。 私どもは、今回、対案を提起してこの審議を深めているわけでございます。 御承知のように、昨今、各自治体におきまして創意工夫を凝らしながら……
○理事(種田誠君) 午前の審議はこれまでといたしまして、午後一時に再開することとし、休憩といたします。
正午休憩
【次の発言】 本法案も、質疑を行い、さらには昨日参考人の方々からそれぞれ貴重な意見などをいただき、いよいよ終盤に向かいつつあるところでありますけれども、冒頭、私はけさの各新聞を見ておりまして、ああ、困ったな、そういう印象を持った記事がございました。
神奈川県の逗子市で違法工事に対抗するために市が下水道のマンホールにコンクリートを流し込んで使用できないようにしたということで、写真を見ますと、手前でマンホールにコンクリートを入れている写真、そしてその先の方では建築業者の方が下水……
○種田誠君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、政府提出の都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案に対して反対することを表明し、その理由を以下申し述べます。 第一に、政府案は都市計画に関し、機関・団体委任事務との手法に固執し、その決定手続につき、固有事務としての地方自治体への移譲、都道府県から基礎的自治体である市町村への権限移譲に全く手がついていないのであります。 近年、バブル経済のもとで、従来は考えられなかった地域にも開発が集中し、地域振興とか国民的リゾートづくりと称して乱開発が進行してまいりましたが、これは現行の土地利用規制が不備であったためであります。全国各地の自治体は、こう……
○種田誠君 私は、佐川急便問題、さらにはカンボジア復興支援の問題、そして時間があれば新しい資源循環型の都市づくり、こういう問題に関して質疑をさせていただきたいと思います。 最初に、佐川急便事件関係でありますが、衆議院、参議院の予算委員会を通じまして与野党の議員から佐川問題に関しましてはさまざまな角度での質疑がなされてまいりました。私も、佐川急便という会社が昭和三十年以降極めて急激に大変な成長を遂げてきた、こういうことに関しまして、どうしてこういうことを地域免許しか持っていない運輸会社ができたんだろう、こういう疑問を深めているところでもあります。 そういう意味で、総理は、予算委員会の初めから……
○種田誠君 三月の十九日、この委員会で私も茨城佐川問題について質疑をさせていただきました。そして、昨日佐藤議員の方からもこの問題が提起されてきたわけでありますが、本日の質問の冒頭に、この茨城佐川問題について、二、三、私にとっては詰めの質問をさせていただきたいと思います。 十九日の建設省の立石局長の答弁によりますと、茨城佐川急便の問題に関しまして、八月十九日に建設省は運輸省に照会をした、そしてその照会の結果が十二月の二十六日に戻ってきた、こういう流れの中で名義変更手続を認めていったと、こういうふうな答弁がなされております。 そこで、運輸省の方といたしまして、この前の答弁で、十二月の二十六日の……
○種田誠君 ただいま提案されております地価税に関しまして、私も引き続いて質疑をさせていただきたいと思うわけでありますが、今回の地価税は土地基本法の理念を受けまして、まさに高騰状態が予想を超えて発生してしまった、そういうのをいかに公平に、かつ土地の有効利用をこれから図るか、そういう意味で極めて重要な課題を持っている法案であります。 しかしながら、先ほど来の質疑の中にもありましたように、当初この法案に期待されていた国民の土地に対する大きな夢というのが何か大きく後退してしまった、そういうふうな印象を私も受けておりますし、そのようなことがまたマスコミなどにも大きく報道をされてきたところでもあります。……
○種田誠君 ただいま同僚の及川議員の方から地代や家賃の件についても質問があったわけでありますが、このことについて、わずかた時間なんですが伺いたいと思います。 きょうの朝日新聞もそうでありますし、九月十八日の新聞にも同じような形でこれまた載っておることでありますが、立ち退きを迫る一つの方法として、更新をしないということとか、それから地代・家賃の大幅増額を求める、こういうことがいわゆる立ち退きへの不安を高めているというふうに記載されているわけであります。その意味で、地代や家賃の適正な価格というものをどのように図っていくかということは、これから極めて重要な課題になるんではないだろうかなと思うわけで……
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