このページでは藤田雄山参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。
○藤田雄山君 それでは、私から委員派遣について、その概要を御報告申し上げます。 派遣地は鹿児島県であり、派遣期間は二月二日及び三日の二日間であります。派遣委員は、及川委員長、三上理事、太田理事、吉川委員、星川委員及び私の六名であります。派遣先は、宇宙開発事業団種子島宇宙センターであります。 以下、調査の概要を御報告申し上げます。 宇宙開発事業団は、宇宙開発事業団法に基づき、我が国の宇宙開発の中枢的実施機関として、平和の目的に限り宇宙開発を進め、宇宙の開発及び利用の促進に寄与することを目的として昭和四十四年に設立されました。同事業団の種子島宇宙センターは、日本最大の射場であり、各種射場、追……
○藤田雄山君 現在の我が国を取り巻く状況を見ますと、ソ連邦の解体、欧州統合への着実な進展といった世界の構図の転換の一方で、民族紛争や核拡散への懸念が高まり、また地球環境問題、エネルギー問題など、人類が共同で取り組むべき課題も増大するなど、激動の時代の様相を示しております。 我が国は、このような時代の中で、二十一世紀に向かって世界がより平和で豊かな社会を築いていくための方策を模索していかなければなりません。幸いにして、我が国は今や欧米と比肩し得る世界の技術先進国の一つとしての地位を築いております。我が党は科学技術立国への道を歩むことを最重点課題に挙げておりますが、科学技術は新しい物を生み出す力……
○藤田雄山君 ただいま議題となりました研究交流促進法の一部を改正する法律案につきまして、個別事項の質疑の前に、まず総論としてお伺いしたいと思います。 我が国は、これまで唯一の資源とも言える知的創造力を活用し、科学技術の振興を図り、今日の経済的発展を見るに至っております。しかしながら、今日我が国が置かれている国際的状況を見るに、各国が政治、経済等、あらゆる面でその相互依存を深め、今や国際的協調なしては我が国の存立はあり得ない状況にあると考えます。 このような状況の中で、科学技術の面からも今後我が国の国力にふさわしい国際貢献をなしていくことが大変重要なことだと思います。科学技術の面から国際貢献……
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