このページでは西岡瑠璃子参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。
○西岡瑠璃子君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、昭和六十二年度決算外二件につき是認に反対することを表明し、以下、その理由を述べたいと思います。 六十二年度予算は当初、当時の中曽根首相が大型間接税は絶対に導入しませんという前年の衆参同日選挙の公約をほごにして、大型間接税である売上税の導入を企図し、売上税を盛り込んだ予算案として提出されました。総理の公約違反に多くの国民の怒りが盛り上がり、反対の渦の中、自民党による衆議院での強行採決、徹夜国会という異常な事態の中で売上税法案が廃案となりました。 今、六十二年度決算書を見ますとき、こうした売上税問題はその痕跡さえうかがうことができませんが、……
○西岡瑠璃子君 文部大臣の御出席をいただきまして、私、国会議員として初質問でございますけれども、まるで就職試験の面接を受けるような気分で大変緊張しております。よろしくお願いしたいと思います。 先ほど短いごあいさつを承りました。私は、参議院が大変変わりましたので、参議院では文部大臣に所信表明をお聞きできるかと期待しておりました。 私は教育畑の出身ではございませんが、二人の男の子を育てた母親としての立場を踏まえまして、最初に登校拒否の問題についてお伺いしたいと思います。 まず登校拒否の実態でございますけれども、文部省におかれては去る十月三十日、六十三年度の問題行動白書、児童生徒の問題行動等の……
○西岡瑠璃子君 私は、私学共済組合法の問題にかかわって幾つかお尋ねしたいと思います。 私の出身県、高知でも、教育振るわざれば国家衰うなどという誇り高い建学の理念を掲げまして、公立不振の教育界で健闘している特徴的な私立学校が数多くございます。いろいろ種類はありますけれども、十八校ぐらいございます。私もまた私立学校に学びました。ですから、そこに働かれる教職員の方々の社会保障や福利厚生の充実を図ることは、私学振興政策の最も重要な柱であると理解しているわけでございます。 さて、私学共済組合が設立されるまでの私学の教職員は、短期給付は財団法人私学教職員共済会または健康保険、長期給付は財団法人私学恩給……
○西岡瑠璃子君 文部大臣の所信表明をお受けいたしまして、私は具体的には二点にわたって質問をさせていただきたいと存じますけれども、まず最初に、きょう韓国の盧泰愚大統領が間もなく国賓として来日されます。 戦後四十五年、日韓国交正常化から既に二十五年の歳月が流れております。日本と朝鮮半島はもともと一番近い隣国であり、我が国は文化、芸術また伝統技能など多方面にわたって幾多の影響そして恩恵を受けてまいりました。 にもかかわらず、日本がかつて日韓併合の名のもとに植民地として支配し、朝鮮民族を塗炭の苦しみに陥れたという不幸な両国間の歴史が厳然として存在しております。我が国は今その歴史的責任を率直に認め、……
○西岡瑠璃子君 私は、昨年十二月に当時の石橋文部大臣に対しまして生涯学習振興法案につきまして目的と背景をお尋ねいたしました。 きょうは午前中、そして先ほどまで各委員の皆様方が総論の部分についてお尋ねをされましたので、私はただいまから具体的に生涯学習の基盤となるべき体制整備に関して質問をさせていただきたいと思います。 本法案では、都道府県の生涯学習推進体制の整備や地域基本構想の作成、生涯学習審議会の設置などについて規定をされています。お伺いしたいのは、大学が生涯学習に関して果たすべき役割については大きなものがあると思うのですけれども、少なくとも私はマイナーだとは思いたくないのですけれども、こ……
○西岡瑠璃子君 私は、今度初めて決算委員会へ配属をされまして、まずびっくりしたことは、六十二年度の決算を審議する、これはちょっとびっくりいたしました。私は、お台所の声を国政にと言って参りましたので、毎日家計簿をつけている主婦の声をいつも吸い上げて、そして政治に反映をしていく、そういう立場から考えますと、こんなに国の決算がずれ込んじゃって、今六十二年度をやって六十三年度をやって、もう今は平成二年度なんですよね。こんなことで次年度予算に国民の声が反映できるのかどうか。私の地元の土佐弁で申しますと、本当にひだけた話でございまして、ちょっとびっくりいたしました。これは素人の最初の言葉だと思ってお聞きい……
○西岡瑠璃子君 私は、国有林野事業の再建と活性化について、主としてそのことについてお尋ねをいたします。 その前に、まず、高知県でこの十一月に百周年を迎える県立農業高校というところがございます。そこの生徒さんが先日私にこのような手紙を送ってまいりました。全文を御紹介するには時間がございません。一部を御紹介いたしまして、特に農林水産大臣に、この若き農業後継者となるべき人たちの心からの叫びをお聞き取りいただきたいと思います。 読みます。「私たちの多くは農業高校生としての誇りを胸に日々過ごしておりますが、一部の生徒の中には目標を見失って怠惰な毎日を送ったり、いろいろの理由から中退に至る生徒が後を絶……
○西岡瑠璃子君 西岡です。国土庁、建設省、運輸省、環境庁、よろしくお願いいたします。 経済大国と言われ、働きバチのように働き続けてまいりました日本の国民にとりましても、今日生活様式の多様化が進む中で、何とかして余暇活動ができる時代の到来をと願わない者はないと思っております。そうした観点からも、リゾート開発に関する国民の関心はなお高いものがあると認識をいたしております。 昨今の新聞、テレビなどマスコミにおきましても、さまざまな形でこのリゾート開発の諸問題が取り上げられております。リゾートというこの言葉自体、一面で大変やわらかい甘い響きを持って私たちに語りかけてくるかのようでございます。日本人……
○西岡瑠璃子君 皆さん、おはようございます。 私は、長崎県雲仙普賢岳のあの大きな火砕流による災害に心を痛めながら、きょうの質問を始めさせていただきたいと思います。 まず最初に、厚生大臣にお尋ねをしたいと思います。 今、脳死は人の死か、医の倫理とは何か、人間の生命とその尊厳、そしてその生と死の判定をめぐる問題が改めて大きな社会問題となっております。生命倫理と臓器移植をめぐる法的課題につきまして、政府の脳死臨調、臨時脳死及び臓器移植調査会が今月十四日に中間報告を出されると伺っております。大勢は脳死容認の方向であるとマスコミでも報じられています。 先月二十八日にも、岡山市の医療生協岡山協立病……
○西岡瑠璃子君 西岡でございます。
私は、まず最初に、滋賀丸事件の真相究明についてパートツーという形で、昨年の十月三十一日に引き続きお尋ねをしてまいりたいと思います。
当決算委員会におきまして、滋賀丸事件に関して戦後処理の問題をお尋ねいたしましたのは昨年の十月三十一日でございました。
運輸大臣、お尋ねいたします。滋賀丸事件については御承知でございましょうか。
【次の発言】 閣僚がおかわりになるたびに、そして異動があるたびにその都度すべてを白紙に返して御説明しなければならないというのはちょっとロスが多過ぎると思うわけです。既に御承知ということを前提に置いて私はきょうお尋ねをしようと思ってい……
○西岡瑠璃子君 よろしくお願いします。 けさほど我が党の梶原委員の方から米の市場開放問題について近藤農林水産大臣にお尋ねをいたしました際に、大変力強いお答えがございました。不退転の決意を貫くと申されました。私は、そのことをしっかりと胸にたたみ込みながら、ただいまから質問をさせていただきたいと思っております。 六月六日の報道によりますと、農水省の首脳という肩書で米市場開放問題について「可能性があることは十分認識している。大事なのはタイミングだ」と語ったと報じられておりますが、これは明らかに米の市場開放を前提にし、あとは時期の問題、政治決断を示唆したものであるとしか受けとめられないものでござい……
○西岡瑠璃子君 私、けさ地元から上京してまいりますときに、文部大臣が少年のころにお返りになって始球式をなさっていらっしゃるお姿を飛行機の中で拝見しながら参りました。本当に御苦労さまでございました。 先ほど粕谷理事の方からお話がございましたように、私の県にも百周年を迎える県立農業高校がございます。兵庫県の方は九十周年というふうに伺いましたけれども、日本の農業の現状を憂えているたくさんのナイーブな青少年の心に与えた影響は今回の事件は大変大きいと思いますし、また伝統ある学校の名誉も傷つけたというふうに思います。二度とこのような不祥事が起こらないように私からも切にお願いをいたしたいと思います。 そ……
○西岡瑠璃子君 本日は、筑波大学教授齊藤博先生、そして日本レコード協会会長高山登先生、御多忙の中を御出席いただきまして貴重な御意見を賜り、ありがとうございます。 それでは、私の質問に移らせていただきたいと思います。 お二人の参考人の御意見を、御説明をちょうだいいたしまして、まず最初に、今回の法改正で外国の実演家、レコード製作者にも一年間の貸与権とその後の報酬請求権を付与することになったということを伺ったわけですが、国際化の視点からもそれは評価されるとただいま高山先生もおっしゃったとおりでございます。そこで、一年間の許諾権が円満な形で行使をされるか、そこのあたりに若干の危惧を持つわけでござい……
○西岡瑠璃子君 西岡瑠璃子でございます。よろしくお願いいたします。 まず最初に、水俣病の問題について質問をさせていただきたいと思います。 環境庁ができましてから丸二十年になります。来年六月にはブラジルのリオでUNCEDも開かれようというときに、水俣病の公式発見から三十五年もたつというのに、何にこだわって国は水俣病訴訟の和解勧告に応じようとしないのでしょうか。我が国のこのかたくなな姿勢は国際的な世論の前にも説得力に欠けるものと言わざるを得ません。 この際、環境庁長官の誠意ある御答弁をお願いしたいと思いますが、まず国は、昨年十月二十六日水俣病訴訟関係四省庁で取りまとめた訴訟に関する国の見解に……
○西岡瑠璃子君 西岡でございます。よろしくお願いいたします。 先ほど同僚の清水委員の方が冒頭申されました千葉県松戸の労働災害の件でございますが、図らずも私の高知県出身の方もおります。二度とこのようなことのないように、私は本当に胸が痛む思いで申し上げておきたいと思います。 私はかつてマスコミ労働者として三十六年間、労働界の最前線で働きます中で、国際婦人年あるいは国連婦人の十年運動など体験してまいりました。現在、日本の雇用総労働者数に占める女性の割合は三七・三%。私の地元高知は四五%。働き者が多いんです、高知は。このように、女性が大量に職場進出するようになった背景には、日本の経済成長による労働……
○西岡瑠璃子君 皆さん、おはようございます。そして、中村環境庁長官、同じく平野環境庁政務次官、このたびは御就任まことにおめでとうございます。 ただいまお二方のごあいさつをお受けいたしまして、地球環境問題担当大臣としての具体的な取り組みと、そして国務遂行に当たっての御決意を伺いたいと存じます。 先ほどのごあいさつの中にもございましたけれども、特に来年六月、ブラジルのリオデジャネイロで開かれます予定の環境と開発に関する国連会議へ向けて、日本の果たすべき役割、使命につきましてどのような御認識をお持ちになっておられるのか、若干先ほどのごあいさつと重なる部分もあるかと存じますけれども、お伺いしたいと……
○理事(西岡瑠璃子君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。
安恒委員長から委員長辞任の申し出がございましたので、私が暫時委員長の職務を行います。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日、堂本暁子君及び太田淳夫君が委員を辞任され、その補欠として渕上貞雄君及び高桑栄松君が選任されました。
【次の発言】 委員長の辞任の件についてお諮りいたします。
安恒委員長から、文書をもって、都合により委員長を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。
速記をとめてく……
○西岡瑠璃子君 西岡でございます。 せんだっての三月四日の中村環境庁長官の所信表明を受けまして質問をさせていただきたいと思います。本日は持ち時間が大変少のうございますので、一つの問題に絞って質問をさせていただきます。やはり今回も水俣病問題をお尋ねしたいと思っております。 さて、先日中村長官は、「地球サミットに向け、我が国がその国際的地位にふさわしい主体的かつ積極的な貢献を行い、会議が成功するよう全力を傾注してまいる」、こういう御決意を述べられたわけでございます。たくさんの重点施策の第四番目にようやく水俣病対策が出てまいります。そこで、一九七二年のストックホルムの国連人間環境会議において行わ……
○西岡瑠璃子君 私は、ただいま可決されました自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 以下、案文を朗読いたします。 自動車から排出される窒素酸化物の特定 地域における総量の削減等に関する特別 措置法案に対する附帯決議(案) 窒素酸化物による大気汚染については、二酸 化窒素に係る環境基準の達成期限とされた昭和 六十年から六年余も経た現在においても、大都 市地域を中心……
○西岡瑠璃子君 私はただいま可決されました絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 以下、案文を朗読いたします。 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律案に対する付帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、野生動植物の保護は、国民的関心事であることを踏まえ、さらに我が国の国際的使命の重要性にかんがみ、国際協力及び国際貢献の一環としての野生動植物の種の保存活動に資することを目的として、次の事項につき適切な措置を……
○西岡瑠璃子君 最初にお断りをしなければなりませんけれども、御答弁を要請しておりました厚生省の方で、何か御都合がおありになるということでございますので、最後に予定しておりました労働省の質問を入れかえさせていただきたいと思っておりますけれども、厚生省の方お見えでしょうか。――課長さんですか。私は質問を入れかえさせていただくぐらいでございますから、政府委員の方とか責任ある御答弁を本当はいただきたかったのでございます。本当に残念ですけれども、やむを得ません。 それでは、始めてまいりたいと思いますけれども、今日日本は国際的に経済大国だと位置づけをされており、昨日から東京で開かれております地球賢人会議……
○西岡瑠璃子君 おはようございます。西岡です。 我が国は、今高齢化社会対策をどうするかということが最も大きな国民的課題になりつつあると思うわけです。 このことは、一つには我が国の高齢化社会へ到達するスピードがよその国と比べて本当に急ピッチで進んでいる。いろんな資料があるんですけれども、例えばイギリスやドイツに比べましても約二倍、そして福祉先進国と言われるスウェーデンに比べても三倍、フランスに比べると何と五倍という急ピッチで進んでいるわけです。 もう一つは、この高齢化社会対策をどうするかという国民的課題の理由としてのもう一つなんですけれども、それは高齢化率の高さで、経済企画庁の調査でもピー……
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