このページでは関根則之参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○関根則之君 大臣がお見えになるまで、事務当局に二、三お尋ねをいたします。 今、地方分権を進めなければならないということでいろいろな議論がなされているわけでございますけれども、その中で地方分権特例制度でありますとか中核市、広域連合、こういった問題が調査会等でも答申の課題になっているわけでございます。先日も、五日でございましたか次官会議でパイロット自治体に関する実施要領の決定があったというふうに伺っておりますが、一つの試みとして非常におもしろい制度ではないかと私どもも期待をいたしておりますけれども、このパイロット自治体につきましての状況、それからそれに取り組む考え方についてお伺いをいたします。
○関根則之君 大変ありがとうございました。勉強させていただいたわけでございますけれども、石原先生にちょっとお伺いをいたします。 地価税の問題でございますが、保有コストが低過ぎるものに対して保有課税を強化していくということはもともと必要なことだというような考え方だと思いますけれども、しかし、それは広く薄くなければいけない、こういうお話でございました。 資産に対して広く薄く課税する税としては既にもう固定資産税があるわけでございますから、固定資産税をうまく、まあおかしなところがあれば直せばいいんであって、それを利用することによってこういった保有課税というものは大体目的を達するということができない……
○関根則之君 最初に細川総理にお尋ねをいたします。 総理は二十四日の夕方の記者会見で、今年中の政治改革法案の成立には従来から政治責任をかけると約束してきたけれども、客観的に見て年内成立は困難な情勢になってきた、国民の皆様に素直におわびしなければならないと言われましたね。これは何ですか、ただおわびをするだけのことでございますか。国民に対してはおわびをなさったようでございますけれども、国会でも再三にわたって答弁をなさり年内成立を明言されてきたわけでございますけれども、国会に対してはどのような責任をおとりになるのか、お答えをいただきたいと思います。
○関根則之君 新年明けましておめでとうございます。 昨日は、職権による委員会開会という多数の横暴とも思える挙動がございましたので、私どもとしては残念ながら審議に参加することができなかったわけでございます。本日から審議を進めさせていただきたいと思いますので、しっかりとした政府の答弁をお願い申し上げておきます。 この前、私の総括質疑におきまして、比例選挙におきます名簿の提出資格につきまして衆議院と参議院で政党要件が違うことにつきましてただしましたところ、明確な答弁が得られなかったわけでございますけれども、それに対する政府の統一見解が出ましたらひとつ御答弁いただきたいと思います。
○関根則之君 自由民主党の関根則之でございます。 きょうは、お忙しい中を三人の参考人の先生方においでいただきまして大変貴重なお話を伺うことができました。まず最初に、お礼を申し上げておきたいと思います。 最初に、田中参考人にお伺いをしたいと思いますけれども、大変いわば学問的な理論的な根拠に基づきまして、学問の成果を踏まえて選挙制度のあり方等につきまして考え方をお聞かせいただきまして大変参考になったわけでございますけれども、今、選挙制度は二つしかないんだろうと私も考えております。中間的な形態はあるかもしれませんけれども。 一つは小選挙区制であり、もう一つの極に比例代表制というものがあるのかな……
○関根則之君 委員長、動議を提出します。
委員長不信任の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、政治改革に関する特別委員長本岡昭次君不信任の動議を提出いたします。
本委員会は、委員長本岡昭次君を信任せず。
以下、右動議提出の理由を申し上げます。
去る一月十日、本委員会におきまして強行されました一月十七日の公聴会開催は、議会制民主主義のルールを無視した無効の採決であります。このような暴挙をあえて行った委員長を信任することは到底できないのであります。
我が党は、リクルート事件を初めとするさまざまな政治不祥事に対する深い反省に立って、海部内閣以来この四年余、三たび衆議院の選挙制度の改革……
○関根則之君 私は、自由民主党を代表して、衆議院から送付されました政府提出の政治改革関連 四法案につきまして、反対の意見の表明を行うものであります。 まず何よりも問題でありますのは、当参議院において、連立与党による横暴と不公正な委員長の行為により、極めて不十分な審議期間しか与えられなかったことであります。 今日まで、海部内閣、宮澤内閣において政治改革案が提案され、衆議院において相当長期の期間審議が行われ、今国会では実質百二十五時間を超えて審議がなされたわけでありますけれども、このことは国民周知の事実であります。 ところが、当参議院におきましては、過去二回法案すら送付されることなく廃案とな……
○関根則之君 昨日あたりから景気の関係が少し明るくなったんではないかというような記事、報道が大分なされております。労働省の方の有効求人倍率も少しよくなってきているようでございますし、失業率も何か大分、失業率ですからこれは下がるんですかね、改善されてきているようでございます。日銀短観も少しよくなったという報道もあります。
この辺の状況、石田長官、それから労働大臣から御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 いろいろな指標が少しでもよくなってくる、特に失業率が二年ぶりに下がったというようなこと、明るい兆候が出ているということは結構なことだと思っております。
ただ、依然として誤差の範囲内では……
○関根則之君 時間もありませんので早速内容に入りたいと思いますが、味村参考人にお伺いをいたしますけれども、今回御報告をいただいております「区割り案の作成方針」でございますか、これは最終的なものと考えていらっしゃるのか、それとも一つの案と考えていらっしゃるのか、どういうふうに考えていらっしゃいますか。
【次の発言】 いろいろ知事の意見をお聞きをいただいたり十分な議論をしたんだからというお話でございますけれども、実は私どもは、中間報告という形で、審議会の最終固めじゃなくて一つの案の段階で何か考え方の提示がなされるんではないかということを実は私自身はそういうふうに考えていたわけです。そんなことをやっ……
○関根則之君 最初に、消防の方からお尋ねをしたいと思います。
ちょっと法案から離れますけれども、消防団員の団結権の問題につきましてILOの方で相当前から議論が行われているところでございますけれども、たしか昨年の総会のときの経緯に基づきまして最近マイヤーさんが日本へ来て消防職員の置かれている実情等について調査をなさったというふうに伺っておりますけれども、どういう目的でおいでになりどういう調査をなさったのか、その辺のところにつきましてちょっと概要をお教えいただきたいと思います。
【次の発言】 現地で消防職員の集まりといいますか、マイヤーさんは直接消防職員からいろいろ勤務条件の状況だとか例えば給与……
○関根則之君 しばらくぶりの自治法の実質的な改正でございまして、いろいろと経緯をお聞きいたしますと、大臣を初め関係の局長さん、担当の課長さん、また係官、大変御苦労を各省折衝等についていただいたというふうに承っております。法案をこういう形でまとめ上げられた御労苦、御尽力に対しまして、まず最初にお礼といいますか敬意を表させていただきます。大変御苦労さまでございました。 ただ、これは大分前から長い時間をかけまして議論してきた問題でございまして、経過的には、平成元年に第二次行革審で地域中核都市に関する事項についての答申がなされ、それ以来ずっと議論が続けられてきたわけでございまして、ことしは平成六年で……
○説明員(関根則之君) このたび科学技術政務次官を拝命いたしました関根則之でございます。よろしくお願いを申し上げます。 科学技術の振興は、二十一世紀におきます我が国の豊かさを継続していきます上で大変重要な行政分野であるというふうに考えております。 委員長を初め委員の皆様の御指導によりまして、科学技術の振興のために十分努力をしていきたいというふうに考えておりますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
○政府委員(関根則之君) 原子力委員会委員田畑米穂君は十一月二十八日任期満了となりましたが、同君を再任いたしたいので、原子力委員会及び原子力安全委員会設置法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに御同意賜りますようお願い申し上げます。
○政府委員(関根則之君) 原子力委員会委員大山形及び林政義の両君は四月十四日任期満了となりますが、大山形君の後任として藤家洋一君を任命し、林政義君の後任として依田直君を任命いたしたいので、原子力委員会及び原子力安全委員会設置法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 次に、原子力安全委員会委員寺島東洋三及び都甲泰正の両君は四月二十日任期満了となりますが、寺島東洋三君の後任として青木芳朗君を任命し、都甲泰正君を再任いたしたいので、原子力委員会及び原子力安全委員会設置法第二十二条において準用する同法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いた……
○政府委員(関根則之君) 科学技術会議議員森亘君は六月十八日任期満了となりますが、森亘君を再任いたしたいので、科学技術会議設置法第七条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに御同意くださいますようお願いいたします。
○関根則之君 エネルギーの需要の問題というのは、地域づくりとか町づくりとか、そういうものと基本的には相当大きくかかわってきている問題じゃないかというような感じがするわけです。発電所が遠くにあって送電ロスのようなことを考えますと、その地域地域で発電が行われるようなそういう地方づくりといいますか、地方の振興策というものも考えていかなきゃいけないだろうと思うし、また先ほどちょっと岡先生が言われましたけれども、情報インフラというものをうまく整備することによって、例えばサテライトオフィスをつくるというような手法によって余り通勤、通学需要というものを起こさない、交通関係のエネルギー需要というものを抑えるこ……
○関根則之君 これからの労働力問題に対しましての対応策につきまして、私の意見を申し上げます。 我が国経済は目覚ましい発展を遂げてまいりまして、国際的にも重要な位置を占めるようになりましたが、これはまさに長い間にわたります労働者、勤労者一人一人の努力の結晶でございます。これからは、こうした経済発展の成果が勤労者とその家族の暮らしにより厚く還元されることを政策の主眼としていかなければならないと思います。 二十一世紀に向けて中長期的に労働力が不足してまいりますことが明らかであると思います。高齢化や技術革新の進展など経済社会のさまざまな変化に対応いたしまして、勤労者の意欲や能力が十分に発揮されるよ……
○関根則之君 大変有益なお話をお三人の参考人の先生からお伺いをいたしまして、本当にありがとうございました。 二、三ちょっとお尋ねをさせていただきますけれども、基調におきまして奥田先生のお話と小山先生のお話は大変似通った感じなんですけれども、それに対しまして鶴田先生のお話を伺っていますと、大分厳しい競争社会といいますか、そういったものがやっぱり必要なんじゃないかというような感じのお話だったと受けとめているわけです。そういう中で共生といいますか、ともかく抱え込んで生きていかなきゃいけないじゃないか、そういう考え方が実はこれからの社会でやっぱり私は必要なんじゃないかという感じがしてしょうがないんで……
○関根則之君 三人の先生からいろいろお教えをいただきまして、ありがとうございました。 今井先生にまずちょっとお尋ねをしたいんですけれども、今、何かもうリストラじゃなくてリエンジニアリングだというような話がございましたね。そういう中で、大変革命的な手法なんだという評価と、それから逆に、あれは必ずしもそうじゃないよと、もう日本の企業なんかがとっくに昔からやっているやつの見直しといいますか、そういう程度じゃないかという話もありますけれども、日本は大変専門性というのがなくて、職務の範囲なんかも非常に広くとって、余り細分化されていない。結局、ある意味では多重構造みたいなものが日本の企業にはあるんじゃな……
○関根則之君 猪口先生に、今の合馬先生の問題と関連するんですけれども、西沙諸島、南沙諸島がこのごろ大変にぎやかになってきて、この間ラモス大統領がベトナムへしばらくぶりで行ってそれらしい会談もしてきたんじゃないかと思います。今お話を承っておりますと、むしろ特に南沙列島、あそこへ中国が出ていくのは石油資源を確保していく、そういうことが主眼なのか、あるいは戦略的な、シーレーンを含めて将来の領土的な問題もあるでしょうし、そういう戦略的な観点から出ていっているのか。その辺がよくわからないものですから、どの程度石油資源としての南沙列島、西沙列島、あの辺のところの問題を評価していったらいいのか、何かお考えが……
○関根則之君 いろいろお教えをいただきましてありがとうございました。 竹内先生に一つ教えていただきたいと思いますけれども、確かにエネルギー資源が幾らあったって使えるというわけにはいかないよ、マイナスも出てくるから消費そのものに限度があるんだ、こういうお話でございました。そのとおりだと思いますけれども、お話の中で、常温核融合が仮にできたというような場合におきましても本格的に熱汚染の問題が起こる可能性がある、こういうお話がございましたけれども、もちろん考え方としてはわかるんです。核融合が成功してどんどんエネルギーが供給されて、そいっをどんどん使えば大変な熱量になるとは思いますけれども、何か実証的……
○関根則之君 ちょっと一言だけ。 佐藤先生のおっしゃったことに尽きるんですけれども、やはり日本のエネルギーのことだけ考えていたんじゃどうにも解決にはならないだろうと思います。特に、中国が今、改革・開放という路線で年率一〇%を超えるようなスピードで経済成長を遂げておりますから、このエネルギー使用の伸び率なんというのは物すごいことになってくるんじゃないかと思います。東南アジアがもちろんそうですし、それからインドもそうでしょう。アフリカ諸国が同じような経済発展、一挙には無理かもしれませんけれども、三十年、四十年の間には相当なスピードで経済発展を遂げてくる可能性があるということになりますと、どうして……
○関根則之君 先ほどからお話に出ている内外価格差の問題も含めて、皆さんの御意見は私も大賛成なんですけれども、いわゆる産業の空洞化というのも、ばたばたと物すごい穴があいちゃって全部外へ出ていっちゃうというような感覚の議論が行われているんですけれども、そんなことはない。 それは大変深刻な問題ですから積極的な対応策をしていかなきゃいけないだろうと思うけれども、やはり田舎と都会で値段が違うのはある意味で当然な面もあるわけでしょうから、同じ飲む水にしたって、山で飲む水はほとんどコストはゼロですけれども、東京で飲む水は高いのは当然の話なんで、いろいろと情報、設備なんかが整っている都会でのある物の全く同じ……
○関根則之君 通産省にソーラーでちょっとお尋ねいたします。現状で効率が一五%、それを三〇%ぐらいにまで持っていきたいという意欲は大変わかるんですけれども、いつごろそれを達成できると考えていらっしゃるのか。それから、どこの研究機関でそれをやっていくおつもりであるか。その辺のところの具体的な計画がありましたら教えていただきたいということ。 もう一つは、例の廃棄物発電に絡む話なんですが、発電業者が発電をしますね、そのときの買電の単価、価格はどういう形でお決めになるのか、どういう指導の仕方をなさるのか。補助金は出るようですから多少促進的な効果はあるんでしょうけれども、この買電単価いかんによっては大変……
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