このページでは栗原君子参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○栗原君子君 私は、総理と同じ被爆地広島から、昨年、血を流すようなPKOは嫌いだと言って当選をさせていただきました栗原君子でございます。 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、深刻な局面にあるカンボジア情勢、及び緊急を要する派遣部隊の業務の中断、撤退を含む政府の対応について質問をいたします。 国連ボランティアの中田厚仁さんの犠牲に続いて、政府派遣の文民警察官である故高田晴行警視が一命を落とされました。社会党を代表して、改めて御遺族の方々に心よりお悔やみを申し上げます。負傷された警察官の一日も早い回復を祈ります。 社会党は、政府派遣のPKO要員に犠牲者が出た事実を厳粛に受けとめ、事件直……
○栗原君子君 栗原君子でございます。私は、今回の一般質問におきまして厚生大臣に、障害者の社会参加さらにはそのさまざまな施設等々についてお伺いを申し上げたいと存じます。 さきの大臣の所信表明の中で、ぬくもりのある厚生行政とおっしゃっていただきまして、大変私たちも意を強くしたところでございます。大臣の考えていらっしゃるぬくもりのある厚生行政とはどういうことを具体的にお考えでいらっしゃるのか、私はお伺いをしたいと思っております。 まず、障害者の完全参加と平等を視点に繰り広げられました「国連・障害者の十年」が終わりまして、ことしより「アジア太平洋障害者の十年」が始まったわけでございます。これからの……
○栗原君子君 私は、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案につきまして、政府に御質問をいたします。 日本の旧植民地下、韓国、朝鮮人戦争被害者の戦後補償と、さらには中国人強制連行、そのうちの何人かは広島で被爆され、多くのアジアの人たちが戦争によって二重、三重の苦しみの中で生きてこられました。中国人被爆者への人道的救済措置や中国残留婦人、そういった問題を中心にこれらに対する厚生省の見解をお聞きしたいと思います。 第二次大戦後四十八年を迎えようとしていますが、いまだに日本国籍がないという理由だけで何らの補償もなく放置され、苦難の人生を強いられてきた人々の叫びに今日本政府は真剣に耳を傾……
○栗原君子君 続いてお伺いをいたします。 まず第一に、寡婦に対する貸し付けが大変進まなかったということがさまざま出されました資料によって明らかでございますけれども、これは私が見るにはPRの不足があったのではなかろうかと思うわけなんです。それとあわせまして所得制限がありまして、この所得制限が大変低い位置にあるものですから利用者が少なかったのではなかろうかと思うわけでございます。そしてまた、この法を見ておりますと「かつて」という言葉があるんですが、「かつて配偶者のない女子」としておりますけれども、この「かつて」という文言を取ればもっと対象者が広がっていたんではなかろうかと、そんなことを思うわけで……
○栗原君子君 私は、厚生大臣並びに関係者の方にハンセン病の問題、とりわけらい予防法の問題、そういったことについて質問をさせていただきたいと存じます。 去る五月二十七日の日でございましたけれども、東京都の東村山市にあります国立の療養所、多磨全生園を訪ねてまいりました。村上園長先生の御案内をいただきまして、十一万坪の緑に包まれた広い園内の病棟や施設を見せていただきました。また、園内で生活されていらっしゃいます患者さんたちとも親しく懇談の機会を持つことができました。私は、終生強制隔離され、ふるさとの人々からも見捨てられ、病苦を背負って生きておられる患者さんの言葉の一つ一つに胸が痛くなりました。さら……
○栗原君子君 栗原君子でございます。 まずは大臣、就任おめでとうございます。まずまずの御活躍を祈念いたします。そしてまた、厚生行政がさらにこの機会に大きく飛躍いたしますことを祈念を申し上げまして質問をさせていただきたいと存じます。 私は今回の質問におきまして、まず、再来年が被爆そして戦後五十周年を迎えるわけでございます。今、国の中でも戦争体験者が年ごとに高齢化をされまして、何としてもまだ目の黒いうちに自分たちの戦争体験をしっかりと後世に伝えて二度と日本が戦争を起こさないようにさせたいんだと、そういう多くの人たちの願いがありますし、そして、日本のこれからのそういった平和行政に対して、アジアの……
○栗原君子君 社会党の栗原でございます。 私は、先般の大臣の所信に対しまして、人権擁護の立場から幾つか質問をさせていただきたいと存じます。 まず、先日来よりアメリカのカーター元大統領が北朝鮮に出向かれまして、この朝鮮の核の問題を中心にした日本でのさまざまな動きに対して私たちは大変憂慮しているわけでございます。これで日本に民主主義があったのかどうか、大変疑問に思うところが多かったわけでございますが、少し明るさが見えてまいりましたことに対しては大変私も喜んでいるところでございます。 さて、それらの中から、実はこの四月二十五日には大阪府警が、威力業務妨害を理由にいたしまして、機動隊の車両五十六……
○栗原君子君 栗原でございますが、幾つか質問させていただきたいと思います。 とりわけ、関西国際空港の開港も間近になるなど、我が国の出入国の管理業務は大変また重要になってきているわけでございます。そこで、今また大きな社会問題の一つになろうとしていることがございますのでお尋ねをしたいと思います。 国際化に伴いまして、日本人の男性とフィリピン人の女性の接触の機会が大変ふえているわけでございます。婚姻とか同棲とかそれから婚外子をめぐるそういった法律に関する紛争が大量に発生しているわけでございます。現地のマニラの大使館によりますと、この十年間に二万五千件の婚姻届があったということでございます。これは……
○栗原君子君 私は、国家公務員等共済法改正案につきまして数点質問をさせていただきたいと存じます。 まず、共済年金の独自性についてお伺いをいたします。 厚生年金法は民間労働者を、また共済組合法は主として国家公務員を、そして国民年金法は自営業者等を対象としているわけでございます。そこで、公的年金制度といたしまして生活の安定と福祉の向上に寄与するという目的は共通しておりますけれども、共済組合法の第一条にはこれに加えまして職員の公務の能率の向上に資するという目的が挙げられているわけでございます。この規定を踏まえまして大蔵省は、公務員共済年金制度は他の公的年金制度と比較いたしましてどのような特徴を持……
○栗原君子君 社会党の栗原でございますが、よろしくお願いいたします。 まず私は、政府専用機は軍用機かどうか、このことにつきましてお尋ねをいたします。 自衛隊法の改正案について質問をする中で、防衛庁の広報誌「セキュリタリアン」の九二年の九月号であったかと思いますけれども、防衛研究所の岩本誠吾教官が「国際法からみた政府専用機」という文章を書いておられます。これによりますと、国際法から見て政府専用機は対外的に軍用機である、このようにおっしゃっておられるわけでございます。これは岩本教官の個人の考えなのか、それとも防衛庁としてもこういった考え方でいらっしゃるのかどうか、見解をお願いします。
○栗原君子君 どうも官房長官御苦労さまです。 私は、軍縮を進める立場から、防衛予算の削減について質問をいたします。 初めに、五十嵐官房長官にお尋ねをいたします。 村山総理は、就任直後の所信表明の演説の中で、「我が国は、軍備なき世界を人類の究極的な目標に置いて、二度と軍事大国化の道は歩まぬとの誓いを後世に伝えていかねばなりません。また、唯一の被爆国として、いかなることがあろうと核の惨禍は繰り返してはならないとのかたい信念のもと、非核三原則を堅持するとともに、厳格に武器輸出管理を実施してまいります。」。また、「自衛隊については、あくまで専守防衛に徹し、国際情勢の変化を踏まえてそのあり方を検討……
○栗原君子君 日本社会党・護憲民主連合の粟原君子でございます。 私は、今回初めて決算委員に加えていただきまして、なかなか十分に御理解のいただけるような質問ができないかもしれませんけれども、まずお許しをいただきたいと存じます。 さて、質問に先立ちまして武村大蔵大臣に一言お聞きをさせていただきたいと思いますけれども、統一自治体選挙の前段部分が終わりまして、東京では青島幸男さん、そして大阪では横山ノックさんがお通りになられたわけでございます。この中で、特に東京での青島幸男さんは二信組の救済に三百億円もの金を出すということは大変これはもってのほかである、こういったことを公約に挙げられたわけでござい……
○栗原君子君 栗原でございますが、よろしくお願いをいたします。 私は、午前中の質問で皆さんのやりとりを聞かせていただきまして、それにかかわりまして幾つか、とりわけ憲法で定めております個人の生存や尊厳についてどのように考えていくか、こういった観点で質問をさせていただきたいと存じます。 まず官房長官にお伺いいたします。 FEMAの調査団が帰国いたしましたけれども、この調査の報告を受けられましてどのようにお感じになられましたでしょうか。日本としても大変参考になることも多いとか、あるいはまたこれから生かせていけるものもたくさんあるとか、何か感想でもお述べいただければと思います。
○栗原君子君 栗原君子でございます。 私は、先ほど説明をいただきました文部省、通産省、労働省に対しまして若干質問をいたしたいと存じます。先ほどの藤江委員とは重なるところもあるかもしれませんけれども、少しまた観点の変わるものもございますので、お願いを申し上げます。 さて、最初に文部省の方にお尋ねを申し上げます。今、小中学校の福祉教育というのは、この間試行錯誤の中で私は進められてきたものと思います。学校での福祉教育は学習指導要領では規定されていないように思います。これから高齢化が進み命の大切さが叫ばれているとき、人の痛みのわかる子供を育てる、私はこれが大変必要になってくる、このように思います。……
○栗原君子君 栗原でございます。よろしくお願いをいたします。 私は、実は町議会の出身でございまして、町や村の状況というのが大変気にかかるわけでございまして、私は、今回厚生省がゴールドプランを出されまして、そのことによりまして、ある自治体の村長さん、町長さんに、今一番困っていらっしゃることは何ですか、皆さん方の力でこれができますかと、そういうことをお聞きいたしました。そして、いろいろとお話が返ってまいりましたので、このことにつきまして質問をさせていただきたいと思っております。 まず第一は、自治体の保健福祉計画、これは来年の三月までに一応つくるようにということが言われておりますけれども、本当に……
○栗原君子君 いろいろ先生ありがとうございました。社会党の栗原君子でございます。 ことしはちょうど国際家族年でございまして、社会党の方でも女性議員あるいはまた女性局の人たちを中心にいたしましてこの国際家族年というところでさまざまな今勉強を重ねているところでございます。また政府の方では、各省庁がそれぞれこの家族年に当たってのどういう取り組みができるか、こういったことで今、予算もつけていただくなど取り組みはしていただいているわけでございますが、まだ国民の中には十分にこの家族年という意識が伝わってきていないのが実態でございます。そんな中で、ぜひことしこそ日本の家族はこうあるのがいいんじゃないかな、……
○栗原君子君 栗原君子でございます。 いろいろたくさんお教えくださいましてありがとうございました。私は、先般より先生がお書きになられましたものをいろいろ読ませていただきました。そして今、北海道の医療なども事例を挙げて詳しくお書きになっていらっしゃる様子も読ませていただきまして、大変私も感動いたしたわけでございます。 そこで、きょうの説明とは少し外れるかもしれませんけれども、私が思っております医療のことを御指導いただければと思いまして少し質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 まず、過疎地の医療、そしてまた過密地の医療ということを考えたときに、過疎地の場合でしたら、高齢者……
○栗原君子君 どうもきょうばいろいろとお聞かせくださってありがとうございます。社会党の栗原でございます。 先生がお書きになられたものの中に、優劣における格差が大変大きくなっている、質の向上を目指して全国有料老人ホーム協会ができたときに加盟率が低く、五割しか有料老人ホーム協会に加盟していない、必ずしも加盟しているからそれが優秀であるとか、していないから悪いとか、こういうものではないということも言われておられますけれども、加盟率が低いということは、何で加盟されないのか、少しそこを教えていただきたいと思います。 それから、私は今の高齢者に対する消費者教育というのがいまいちおろそかになっているのじ……
○栗原君子君 社会党の栗原でございますが、幾つかお伺いをしたいと思います。 私は、先ほど各省庁からの報告を聞かせていただいておりまして、何と知恵者がたくさんいて、何とすばらしいことをたくさんやっているんであろうかと、大変キツネにつままれたような気持ちになったわけでございます。と申しますのは、私の方に報告として上がってきているのは、本当に胸の痛むような報告がたくさん上がってくるからでございます。だから、各省庁の皆さん方の意見とそして実際に自治体の現場でやっている人たち、そしてそのケアを受けている人たちの間に余りにも差がある、私はこのように思うわけでございます。 例えば、先ほどもありましたが、……
○栗原君子君 いろいろ聞かせていただきましてありがとうございました。 私、今ちょっと思いつきなんですけれども、思いついたと申しますのは、ここで言いましたら皆さんがお笑いになるかもしれませんけれども、実は私の近所のもう七十を過ぎられた奥さんなんですけれども、子供さんの一人娘さんがお嫁に行かれまして、それで何を今考えていらっしゃるかといいますと、自分が死んだらどうなるんであろうかと、このことをお考えでいらっしゃいまして、だからもう既に粗大ごみを順番に処分をしていらっしゃるわけですよね。そしてまた、葬式のときには皆さんに車をどこへとめていただこうかなんて一人で一生懸命真剣に考えていらっしゃる様子を……
○栗原君子君 社会党の粟原でございます。 まず私は、本格的高齢化社会に対応して各省庁そして関係者の皆さんが大変積極的に取り組んでくださることに対して敬意を表したいと存じます。 そこで私は、先般、各省庁からお伺いいたしましたことについて、二、三気づいたこと、また大変疑問に思っていることもありますので、質問をさせていただきたいと存じます。 まず最初に、子育て支援のためのエンゼルプランのことについてでございます。 一九九四年、ことしは国連が定めた国際家族年でございまして、「家族から始まる小さなデモクラシーし。核家族化が進み、抱える問題も大変多様化しているものと思います。エンゼルプランは働く母……
○栗原君子君 社会党の栗原でございます。二、三お伺いさせていただきたいと思います。 一つは、医師の問題なんですけれども、日本では離島とか、それからとりわけ過疎の町にはお医者さんがいないということがたくさんあります。そしてまた、そういうところにはお年寄りの方も多いわけでございます。これが一つ。 そして、その裏には、それじゃ都市にはお医者さんがたくさんいるかというと、確かにたくさんいるんです。大病院もたくさんあるんです。ですけれども、この東京都内で寝たきりの人を往診に来てくれといいましても、なかなかそういうことにはならないわけでございまして、連れてくれば診てやる、そういう状況でございますけれど……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。