このページでは釘宮磐参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○釘宮磐君 国会に出まして初めての質問でありますので、一生懸命頑張りますからよろしくお願いをいたします。 初めに、私は、国民が将来にわたり健康で安心できる生活を送っていくためにも、自然環境と国土の保全は大変重要な国の施策であると思います。 今環境問題は我が国だけの問題ではなく、国境を越え地球全体でのかかわりが重要視されております。人類を初めとする動植物の生存の基盤である地球環境を、将来にわたり人類全体が賢明な利用をしていくためにも、世界全体を視野に入れた環境政策を推進していくことが重要であると思います。こういった観点に立ち、以下質問に入らしていただきます。 まず、開発途上国に対する環境協……
○釘宮磐君 予算委員会で大変お疲れのところでございますけれども、両大臣、どうぞよろしくお願いいたします。 私は、まず地方財政についてお伺いをいたしたいと思います。 近年、地方財政の重要性がますます高まっています。例えば先ごろ公表されました地方財政白書を見ますと、国民経済計算上は、政府部門の総支出七十二兆六千億円のうち地方団体のウエートは実に七六%に相当しております。昭和五十年以前が六〇%台であったことから見ましても、公的支出に占める地方の割合がいかに高まってきているかがわかるわけであります。また、投資的経費の構造を見ましても、昭和五十年においては地方単独事業は二兆九千億円余りと国庫補助事業……
○釘宮磐君 最後であります。皆さんお疲れでしょうけれども、あと十五分ほどよろしくお願いを申し上げたいと思います。 個別の被害対策については既に相当質問が出尽くしたようであります。そこで、私は災害復旧事業の制度に関する問題について、若干の問題を提起しながら質問をさせていただきたい、このように思うわけであります。 最近の災害の特徴は、どうも連続して起こるようであります。我々が鹿児島県の災害視察をしてから一週間もたたないうちにまた台風十三号に見舞われたわけでありまして、そういうことからしてみますと、まさに復旧に取りかからないうちに次の被害が起こっているということが言えようかと思います。 私の出……
○釘宮磐君 お疲れのことと思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。 去る十月二十八日の新聞の世論調査によりますと、細川内閣の支持率は七三・四%となっております。この結果、政権樹立以後三カ月間にわたりこの高支持率を維持したことになり、高く評価されるべきでありましょう。しかしながら、こうした高い支持率の裏には、政治改革を初めとする多くの政治課題に対する取り組みについて細川総理なら何かやってくれそうだという国民の期待度を示す数字もかなり含まれていると受けとめるべきであります。 そこで、細川内閣の重要閣僚であります佐藤自治大臣に以下数点についてお伺いをいたしたいと思います。 その第一は……
○釘宮磐君 新生党の釘宮でございます。 きょうは時間も限られておりますので、私は福祉そして地方分権、こういった問題についてお伺いをさせていただきたいと思います。 平成五年の五月調査による「国民生活に関する世論調査」というのがございますが、その中に、国民が政府に対して何に力を入れてほしいかという問いがございます。その中に、第一位が医療、福祉、年金の充実、これが六一・一%で、それに続きまして高齢者介護などの福祉の充実、これが四七・二%であります。税の問題、物価対策、景気対策というようなことがこの後に続いておるわけですけれども、こうして見ますと、やはり国民は福祉の充実、特にこれから高齢化社会が訪……
○釘宮磐君 新緑風会の釘宮でございます。若干の質問をさせていただきたいと思います。
まず、今回の年金制度改正の目的でございますが、これはどこにあったのか、改めて確認をさせていただきたいと思います。
【次の発言】 今回の改革についてはさまざまな改革案が盛り込まれておるわけでありますけれども、私は、今、大臣が言われましたけれども、何といっても高齢化社会をこれから迎える中で、年金をいただく方の方がいわゆる支える、負担をする人たちの数よりも多くなるというような時代を想定してのことであろうと思います。そうであるならば、今回の改革の主眼は現役世代の負担を極力抑えるというところにあったというふうに思うわけ……
○釘宮磐君 今回の税制改革議論も衆議院から参議院に回ってまいりまして、きょうはもう公聴会を含めて三日目を迎えるわけであります。そこで、我々の今回の税制改革に対する立場を明確にする意味で、幾つかの点について御質問をさせていただきたいと思います。 最近行われました世論調査によりますと、今回の税制改革に関しては、消費税率を五%に引き上げることへの支持が二八%、支持しないは六五%、このようになっております。こうした結果を生んだ背景には、今回の政府案がさきの国会で全会一致で成立した平成六年度分特別減税法附則の抜本税制改革を行うという趣旨に沿わないばかりでなく、税制改正の前提であると主張してきた高齢化社……
○釘宮磐君 いよいよこの国会もあすを残すのみとなったわけであります。特に、自治大臣は今回、政治改革法案から行財政改革、さらには税制問題、そしてきょうの所信に対する質疑と、日程が衆参両院にわたって大変だったと思いますが、きょうが最後でございますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 今、地方分権の問題につきましては山口委員からかなり詳細にわたって質問がありましたので、私は基本的な部分で大臣の決意をお聞きいたしたいと思うんです。 まず、行革推進本部の地方分権部会が十八日に最終報告書を、また地方制度調査会が二十二日に地方分権の推進に関する答申をそれぞれ総理に提出いたしました。その議論は、……
○釘宮磐君 平成会の釘宮でございます。 今回の阪神・淡路大震災は、戦後我が国が経済性、効率性を至上課題として築き上げた政治、経済システムの結果に対する警鐘とも言えると思います。地震災害国でありながら、安全への配慮を欠いた都市づくり、人口の集中化、危機管理体制の不備、縦割り行政の弊害など数々の欠陥が露呈されました。 戦後五十年の節目においてこの災害が発生した意義は大きいものがあります。阪神地区の復興に努めるだけでなく、安全で豊かな社会の実現を基本とした新たな防災国家づくりのために、政治、行政の対応が今こそ求められていると思います。 震災後一カ月が経過をする中で、現地の状況も刻々と変化をし、……
○釘宮磐君 委員の派遣について御報告いたします。 派遣委員は岩本委員長、有働理事、小林委員、続委員及び私、釘宮の五名で、去る一月十七日、十八日の二日間、島根県及び鳥取県を訪問し、県、市町村における財政状況及び地域振興対策等の実情について調査してまいりました。 一日目は、島根県を訪れ、松江市立湖北中学校、県立松江整肢学園及びケアハウスはなうみ苑を視察した後、島根県当局より財政状況及び当面する行政上の諸課題等について、また松江市当局より町づくり及び文化財の保護等の諸課題を中心にそれぞれ概況説明を聴取いたしました。 二日目は、鳥取県を訪れ、境港市の海とくらしの史料館、県営境港水産物地方卸売市場……
○釘宮磐君 大臣、予算委員会で大変お疲れのことと思いますが、どうかよろしくお願いいたします。 まず、合併特例法の問題に入ります前に若干、東京協和問題に関しての知事への機関委任事務の問題についてお伺いをしたいと思います。 今回の件に関しまして大蔵大臣は、信用組合への指導監督責任は第一義的には機関委任された都の責任であると繰り返しておられます。鈴木知事はこれに対して、人ごどのように言われても心外である、このように言っているわけであります。 そこで、まず第一にお伺いしたいのは、国の機関として処理する行政事務、いわゆる機関委任事務の責任は最終的にはどこにあるのか。都道府県知事か、それとも主務大臣……
○釘宮磐君 地方財政が大変厳しい状況になっております。これは午前中の議論の中にもあったわけでありますけれども、昨年、史上最大の財源不足というふうに言われたわけでありますが、ことしはさらにそれを上回る財源不足が起こっております。
まず、この現状をどのように認識しておられるのか、大臣にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 認識をしていただいておるだけではこれはらちが明かないわけでありまして、まずこういった状況を踏まえて、今後どういうふうに財政運営というものをなさっていかれるおつもりなのか、お伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 今、行財政改革さらには地方消費税の導入というようなこと……
○釘宮磐君 私は、ただいま可決されました地方税法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、平成会及び二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 地方税法の一部を改正する法律案に対す る附帯決議(案) 政府は、地方団体の行政需要の増大、引き続く厳しい地方財政の状況等にかんがみ、左記の事項についてその実現に努めるべきである。一、今回の平成七年度分及び平成八年度分の固 定資産税及び都市計画税に係る臨時的な課税標準の特例措置について、納税者に十分周知徹底を図ること。二、固定資産税は、我が国の土地保有課税の根幹であり……
○釘宮磐君 法案の質問に入ります前に、最近の問題につきまして若干お伺いをいたしたいと思います。
統一地方選挙前半が終わりました。そこで、中間的な総括をお聞きしたいと思うわけであります。
まず第一に、大臣にお伺いしたいのでありますが、東京、大阪知事選に顕著にあらわれた無党派層の台頭について、内閣の一員としてこれをどういうふうに受けとめておられるのか、お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 大臣の今の答弁を聞いていまして、私はこう思うんです。
まず、今回の大阪、東京に見られるこの無党派層の結集というのは、最近の政党また政治家に対する不信感のあらわれである、このように思うわけであります。特に……
○釘宮磐君 私は、ただいま可決されました銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、平成会、日本共産党及び二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、最近、一般市民へのけん銃の拡散傾向が顕著となり、また、凶悪なけん銃使用犯罪が急増するなど、市民生活等に重大な不安と脅威を与えている現状にかんがみ、左記の事項について善処すべきである。 一、銃器による国民の生命・身体・財産の安全及び自由を脅かす行為は、今や放置することがで……
○釘宮磐君 まず、地下鉄サリン事件、オウム真理教関係について質問をさせていただきたいと思います。 その第一点は、オウム真理教信者の社会復帰のための対応のあり方、この点についてお伺いをいたしたいわけであります。 十六日、オウム真理教団の麻原代表の逮捕により、今後同教団の解散等が考えられるわけですが、多数の信者の離脱も今後起こってくるであろうと思います。同教団に対する社会の批判が一層強まることも予想されるわけですが、信者のほとんどは今回の一連の犯罪については何も知らなかったであろうし、その意味では彼らも犠牲者であり、今後の最大の課題は信者の社会復帰であろうか、このように思うわけです。 しかし……
○釘宮磐君 この特別委員会もかなりの審議時間を重ねてまいりました。衆議院から含めますと相当量の議論があったわけでありますけれども、その議論を私も議事録等で読ませていただきました。 ここにきょうおいでの委員の皆さん、そしてまた昨日地方公聴会で意見を述べられた皆さん、さらには午前中の参考人の皆さん、いずれもやはり分権は何としてでもやらなきゃいけないという気持ちは変わらないと思うんですね。 しかしながら、この問題がどうも今までのようにまた総論で終わってしまって、実現をするのにはなかなか困難な状況になるのではなかろうかという危惧を実は多くの方が持たれている、私はこのように思うわけであります。 今……
○釘宮磐君 自由民主党の釘宮磐でございます。 本日は公述人の皆さん方、大変御苦労さまでございます。二十分という限られた時間でございますので、すべての公述人の皆さんに御意見をお伺いするということができませんので、あらかじめお許しをいただきたいと思います。 それでは、まず浅野先生にお尋ねをしたいと思います。 先生は長年環境法の研究をしてこられ、また審議会などを通じて環境行政に非常に詳しいとお聞きしております。こうした経験から御意見をお伺いしたいわけでございますが、まず第一に環境基本計画についてお伺いをいたします。 先生は法案第十五条の環境基本計画はまさに画期的なものであるというふうにお話を……
○釘宮磐君 新緑風会の釘宮でございます。 きょうは十分間という限られた時間でございますので、特に福祉マンパワーの確保の問題について御質問をさせていただきたいと思います。 実は私は政治の世界に入るまでは精神薄弱者の施設におりました。その関係で、バブルの時代に私の施設の職員採用で非常に受験者が激減をしたことがありまして、このままでは将来本当に社会福祉の現場は働いてくれる人を確保できるのかなということを率直に感じたときがあったわけです。 それが最近は、御承知のように非常に景気が悪いということもありまして、特に私の友人が勤めている東京都の人材情報センターあたりではひっきりなしに求職者は来るんだけ……
○釘宮磐君 新緑風会の釘宮でございます。 きょうは滝上先生の御持論を拝聴いたしまして、非常にはっきりと物をおっしゃる、そういう印象を受けまして、最近ではこの日本という国はどうも本当のことを言うと余りよく言われない、そういうところがあるんですけれども、私は大いに先生にはきょうのような発言をいろんなところでしていっていただきたいな、このように思います。 特に、産業社会構造の改革が必要である、その中でいろんな無理、むだが今あるわけですから、それを少しでも生み出すことによって社会保障に回せるではないか、これも私はもっともだと思います。特に、先ほどのお話の中で行財政改革はぜひ進めてほしい、これは今当……
○釘宮磐君 新生党の釘宮磐でございます。 大分県から初の総理である村山総理に、与野党立場は違いますけれども、こうして質問の機会が与えられましたこと、大変私自身も感激をいたしております。 きょうはテレビも入っておりますので、今我が会派の野末議員から技術論は質問がありましたので、私は国民の皆さん方がやはりわかりやすい議論を期待していると思いますので、そういった観点から質問をしたいと思いますので、総理にもできるだけ明快に、そして国民にわかりやすく御答弁をいただきたい、このように思います。 五年前の参議院選を思い起こすわけでありますけれども、当時社会党は消費税反対を唱えられて多数の議席を得られた……
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