このページでは山田俊昭参議院議員の17期(1995/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は17期国会活動統計で確認できます。
○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。二、三質問させていただきます。 最初に、景気対策に対する郵政省の基本的な考え方をお尋ねいたします。 今、日本の経済は、民間投資と雇用の伸び悩み等に見られるごとく、閉塞状況の中にあります。これを憂慮した政府は、情報通信基盤整備による経済構造改革の推進を最良の有効策と位置づけられまして、いわゆる新社会資本整備を目玉として数次にわたる経済対策を打ち出されました。しかるに、この経済対策は一向に効果が上がっていないように思われるわけです。すなわち、企業の投資意欲はますます冷え込み、町には就職未内定の学生があふれ、金融機関に預金することさえ危機感を覚える状況……
○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。 私を含めましてあと二人でございますので、いましばらくおつき合いをいただきたいと思います。 私は、放送と人権という観点から二、三質問をしたいと思います。 およそ民主主義と基本的人権尊重の理念が支配する近代国家におきましては、報道の自由、それの前提となります取材の自由これが最大限尊重されなければならないことはもとより当然であります。しかしながら、報道の自由取材の自由といえども国民の基本的人権を侵害することが許されないことはもとより当然のことであります。 そこで、NHK放送との絡みにおける人権というのは、人格権と申しますか、肖像権、名誉、プライバ……
○山田俊昭君 私も竹島問題を質問しようとして準備したんですが、一、二点だけお尋ねをいたします。 現在の竹島の実情はどうなっているか、ひとつ教えていただければありがたいと思います。 伝え聞くところによりますと、韓国は竹島に港湾施設を建設する工事に着手して、来年末には完成させまして、完成後には一般の観光客にも開放する方針であるというふうに聞いております。韓国は竹島を韓国の領有であるという既成事実化を明らかにねらっているとしか思えない状況にあるわけであります。先ほど本岡先生の質問に対して、韓国に対して日本は六十五回にわたって口上書を出しているということですが、例えばこれほどの施設工事をしている韓……
○山田俊昭君 九州班の委員派遣の報告をさせていただきます。 私は、及川委員長、広中理事、景山委員及び北岡委員とともに、去る一月十六日から十八日までの三日間、九州地方における逓信関係業務の実情調査を行いました。特に、今回の委員派遣では、離島における逓信関係業務に焦点を当て、長崎県対馬の現状を中心に調査を実施しました。 我が国は、六千八百五十二もの島から成り、数多くの離島が存在します。そのうち、全国で人が住んでいる離島の数は三百二十九にも上り、九州には三六%に当たる百十八の島が属しております。その一つに今回訪れた長崎県対馬があります。 長崎県対馬は、全国の離島では三番目に大きく、すばらしい自……
○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。
大臣はお忙しいからテレビなど見る機会が少ないと思いますけれども、いわゆる俗悪番組についてのテレビ番組のあり方という観点から御感想なり御意見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 おっしゃるとおり、俗悪番組と一般に言われるわけですが、何をして俗悪番組か極めてはっきりしないところであります。
放送法の三条の二というのを見てみますと、放送事業者というのは番組編成に当たって公序良俗を害しないようにやらなきゃいかぬ、こういう規定があるわけであります。公序良俗に反しない番組。
公序良俗に反するというと、俗に暴力シーンだとかわいせつな性的なシーンを放映す……
○山田俊昭君 きょうのテーマである高度情報通信と直接かかわりがないわけで、申しわけない質問かもしれませんけれども、最近私ゆゆしき問題だと思っているのが盗聴なんです。盗聴にもいろいろあるんですが、電話盗聴ということで、郵政省がこの盗聴対策に対して何か防止策などを考慮されているかどうかということをぜひお伺いしたいんです。 一つ具体例で、私は弁護士をしておりますけれども、ある亭主から、うちの女房がどうも浮気しているから調べてくれという場合に、女房にかかってくる電話を明らかにテープで簡単に記録して、その会話体が報告書になって出てきて、私それを読むわけですけれども、それが常識化されて、そんなばかなとい……
○山田俊昭君 あと一人を残しまして、本日十四番目の質問者でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 私は、昨年の秋、放送と人権という問題を質問いたしました。放送をする者にとって国民の人権、名誉とか肖像権だとかプライバシーというようなものは十分に尊重され保護されなければなりません。そういう観点からいろいろ質問したわけであります。 NHKには幾つかの委員会とか審議会がある。きょうも出ておりましたけれども、番組を向上させる放送番組の向上に関する委員会だとか放送番組審議会だとか、いろいろあるということを聞いております。 その中に、放送現場における倫理に関する委員会が存在することを知りました……
○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。 今さら言うまでもありませんが、報道の自由は民主主義の基礎であります。根幹であります。その報道の自由の中に、取材の自由と編集の自由が含まれているということはもとよりであります。そして、その自由の与えられているジャーナリストには、取材源の秘匿というまた大きな義務が課せられているというのも厳然たる事実であります。 このたびのTBSの問題は、取材に当たった現場の人たちがこの編集の自由という権利を放棄し、いわゆるマスコミに課せられた取材源の秘匿というみずから守らなければならないその義務を遵守しなかった結果発生したものである、このようにとらえることができる……
○山田俊昭君 きょう私が質問を予定したというか、きのう質問告知しました九割方がもう既に質問で出ちゃいまして、一問だけ残っておりますので質問したいと思います。 大臣もおっしゃったように、存在そのものが文化だ、それが郵便局。全国に二万四千ある。そのうち四分の三ですか、七五%が特定郵便局であります。一万八千五百四十七局と数字を調べて知っているんです。 きょうの法案三案は私ももろ手を挙げて賛成する法案であるわけでありますけれども、どんなすばらしい法律がつくられようが、改正されようが、その執行や運用が正しくされなければ国民の理解が得られないことはもとよりであります。 その意味において、その組織面で……
○山田俊昭君 お忙しい先生、恐縮ですが、二院クラブの山田でございます。 佐藤参考人にお尋ねしたいんですが、一連のオウムに関連する調査をTBSから依頼を受けて調査をなさって報告書が出たということなんですが、先生がこれを受けて調査報告書を出される、受けて立つ立場というのはどんなものかとお尋ねします。 弁護士として受任されたんだろうと思いますが、弁護士としての受任であれば当然守秘義務という、釈迦に説法でございますけれども、依頼者の不利益とか決定的な秘密事項は漏らしちゃならないという法的な義務があるわけであります。そういうところをどの程度、どうお考えのもとにこの調査報告書を作成されたかということを……
○山田俊昭君 今の上田先生の関連になるかと思いますけれども、調査室からいただきました資料に基づきますと、「不法無線局の出現及び措置数の推移」というのがあるわけですけれども、不法無線局が年々増加の一途をたどっているわけであります。平成七年度を見てみますと、三万三千九百四十六件の不法無線局が出現した、こう数字に出ているわけであります。それに対して、郵政省が措置されたのがわずか七千四件、二割強かと思うんです。不法無線局の出現の八割のものが野放しの状態になっているというのがこのいただいた資料、統計から読み取れるわけであります。この措置数、措置というのは一体どういうことをなさるのか。不法無線局の開設はた……
○山田俊昭君 私は、ペルー事件についてお尋ねしようかと思ったんですが、午前中、保坂先生が詳しく御質問されて、足立先生もちょっと触れられましたので、一点だけお伺いしたいと思います。 今回のペルー事件におけるテレビ朝日系列の記者のいわゆる侵入取材、それと、取材用の無線機というんですか、交換機を邸内に残した行為に対しまして、賛否両論いろいろの意見が出ております。大勢はほとんど批判的でありますが、一部少数擁護論もあります。 私は、この記者のした行為は、報道の自由に名をかりた、人命を軽視して放送機関の使命を履き違えた暴挙としか言いようがないと思うのでありますけれども、この件に関する大臣の御見解をお伺……
○山田俊昭君 本年四月より実施されます消費税率の引き上げに伴って多くの公共料金が引き上げられる中、郵便料金が据え置かれたことはまことに結構なことだと思います。 現在、郵便事業は膨大な黒字を計上しており、平成七年度末の累積黒字は一千三百六十三億円にも上っておると聞いております。また、これは予算ベースの数字ですが、消費税率引き上げ分を転嫁せず郵便料金を据え置いても、平成九年度末には二千百三十億円の黒字となるはずであります。 このような黒字は、もちろん郵政省の営業努力や効率化によるところもあろうかとは思いますが、平成六年一月の郵便料金値上げが過大であったのではないかという懸念が否めません。事実、……
○山田俊昭君 郵政事業の職員が簡保等の契約を成立させますと保険募集手当というのを受け取るわけでありますが、この保険募集手当を職員がなぜ受け取れるかということでちょっと条文を調べてみましたら、昭和四十九年に制定されております郵政事業職員特殊勤務手当支給規程、これによって特殊勤務手当としての扱いを受けているようであります。 そもそも一般職の職員の給与に関する法律第十三条が定める特殊勤務手当というのは、死刑執行手当や死体処理手当とか有害物取扱手当のように、「著しく危険、不快、不健康又は困難な勤務その他の著しく特殊な勤務で、給与上特別の考慮を必要とし、かつ、その特殊性を俸給で考慮することが適当でない……
○山田俊昭君 平成九年度の予算折衝で郵便貯金関係で認められた主な施策という中に郵便貯金の磁気カードのICカード移行のための実証実験というのがありますので、その点についてお尋ねをいたします。 現在我が国では、磁気カードがキャッシュカード等に利用されて一般に普及しているわけでありますけれども、磁気カードというのはテレホンカードやパチンコカードに見られるように偽造、変造が容易に行われる危険性があるわけであります。 つい最近というか、きのうだったですか、何かJRのオレンジカードが中央競馬会の百円の磁気カード二つ合わせて一万円、五千円券というのが偽造されて、被害額が二百五十万だというような報道がなさ……
○山田俊昭君 本件特別法における立法趣旨は、これまでの先生方の質問でよく理解はいたしました。説明を聞く限りには極めていい法案だと思うわけでありますが、今、上田先生が指摘された点を重ねて私なりに、この改正の趣旨の不合理性と、もし改正がなされた後どういう弊害が出てくるかを多少危惧いたしまして、二、三質問させていただきます。 商法第二百八十条ノ二の第二項が、株主以外の者に対して特に有利な発行価額をもって新株を発行する場合には商法第三百四十三条の特別決議を要することとして、かっこの特別決議は、決議後最初に発行する新株にしてその議決の日から六カ月以内に払い込みをなすべき者についてのみ有効として、厳格な……
○山田俊昭君 今回の法改正は、無線局の検査に認定点検事業者制度が導入される。これまで国が行ってきた検査を民間事業者ができるようになったということで、民でできるものは民でという行政改革の理想に合致する規制緩和の一環として極めて結構な法改正だと思います。 ところで、この法改正によりまして、これまで法定されてきた、いわゆる指定検査機関制度は廃止されることになるわけでありますが、現実にこの業務を行っている財団法人無線設備検査検定協会はこのほかにも小規模な無線局に対して行われている技術基準適合証明ということを行う指定証明機関としての役割を持っているわけであります。この業務の独占によって巨額の利益を得て……
○山田俊昭君 今回の放送法改正の眼目の一つが放送法第三条の四に規定する放送番組審議機関の活性化と活動状況の公開であります。しかし、どんな法改正も肝心な番組審議機関が形骸化して本来の機能を発揮しないのでは意味がありません。 言うまでもありませんが、放送番組審議機関は、憲法二十一条が保障する表現の自由と報道の自由を最大限に尊重しようという見地から、公権力が放送事業者の番組編成に干渉することを防止し、放送事業者みずからがその自浄努力によって国民の人権を不当に侵害することのないよう、青少年の育成に悪影響を及ぼすようないわゆる俗悪番組を追放する目的で昭和三十四年の放送法改正によって設けられたいわゆる事……
○山田俊昭君 二院クラブの山田です。きょうは、どうも御苦労さまでございます。 最初に、私は、本改正と株主の権利についてお尋ねをいたします。 独禁法の九条の改正によっていわゆる持ち株会社が解禁されました。NTT法、日本電信電話株式会社法によって、このたび持ち株会社が創設されるということになったわけでありますが、持ち株会社制度が採用されることによって従来のNTTの株主の権利がいかなる影響を受けるかという観点から、二、三質問をさせていただきます。 初めに、NTTの株主の総数というのはどれぐらいあって、その比率はどんなものかということをちょっと調べたんです。私どもの資料としては、せいぜい東洋経済……
○山田俊昭君 前回の委員会で私は株価の指標というものを、いわゆるPBR、それが今回の再編でどう影響するかという質問をいたしまして、今回改めて再度質問させていただくと申し上げておったんですが、私の事務所に書面で懇切丁寧に図解入りで届けていただきまして、よく理解いたしました。どうもありがとうございました。よくわかりました。
きょうの質問でございますが、平成八年度の郵政省の職員録を見ますと、NTTに八名の出向者があるようですが、郵政省からのいわゆる天下りは現在何人いらっしゃるんでしょうか。
【次の発言】 郵政省からの出向されている人、四名、十二名なんですが、今度再編されることによってその人たちの身……
○山田俊昭君 参考人の先生方、きょうは御苦労さまでございます。 三人の先生にそれぞれ質問をしたいんですが、私に与えられている時間は十分でございますので、岩崎参考人に限って二、三質問させていただきます。 先生の資料をいろいろ調べさせていただいたら、たまたま日経産業新聞、平成八年十二月九日の新聞のインタビューでいろいろとこのNTT分割案に対する発言をなさっておられます。そのインタビューの中で、「同じ資本系列の企業間でヤードスティック(客観的尺度による間接競争)競争が働くはずがない。」、「ゆくゆくは資本分断を実現しなければいけないと考えている」、こう述べておられます。 今回の分割が郵政省とNT……
○山田俊昭君 きのう参考人として出席されてお話を伺いました林敏彦大阪大学教授が、その著書「情報通信の発展とNTTの今後」という中で、NTTが普通の会社になるためには現行法第十八条以下の収賄罪の規定の全廃が絶対に必要だ、こう書いておられます。
なぜ民営化されて、さらに分割再編されるNTT四社の役職員等に対する収賄罪の規定を削除しないのか、その理由を郵政省にお伺いをいたします。
【次の発言】 ちなみに、NTTが民営化後、法第十八条から二十条の規定に基づいて起訴されて、また有罪の判決を受けたNTT職員は何名いらっしゃるか、数字でお答えいただきたいと思います。
○山田俊昭君 重複の質問も二、三ありますが、角度を変えて質問したいと思います。 かつて欠格事由を設けて、そして今これを削除する。削除するには合理的な理由がなければなりません。そういう観点から、何点かお尋ねをいたします。 今回の改正の対象である電気通信事業法第十一条第一項の四号から七号までは、日本の国籍を有しない者とか外国政府またはその代表者、外国の法人または団体等にはいわゆる第一種通信事業者の許可を認めない、いわゆる欠格事由を設けた規定であります。この条文の逐条解説をちょっと読んでみましたら、次のように書いてあるわけであります。「一定の外国性が欠格事由とされたのは」、一つは、「電気通信は国……
○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。よろしくお願いいたします。 第二次橋本内閣は、国と地方を合わせて四百四十二兆円にも上る長期債務を抱える中、平成九年を財政の健全化を促進するための財政構造改革元年と位置づけられました。そして、平成十七年までのできるだけ早い時期に国及び地方の財政赤字の対GDP比率を三%以下とし、国の一般会計においては特例公債依存からの脱却と公債依存度の引き下げを図るとされております。 しかし、実態は消費税の引き上げや特別減税の廃止といった納税者に新たな負担を強いる財政改革にすぎません。すなわち、もし民間企業であればとっくに倒産している国家という巨大企業の放漫経営のツ……
○山田俊昭君 どうも、総理を初め閣僚の皆さん、連日本当に御苦労さんでございます。 中国人などによる密航事件について、関係各大臣にお伺いをいたします。 昨今、蛇頭、スネークヘッドなどと称する中国の密航あっせん組織の手引きによる中国人密航事件が急増し、さらに不法入国した中国人グループによる窃盗などの第二次犯罪が多発し、大きな社会問題となっております。 事態の重大性を認識されました政府は幾つかの対策を講じられているようでありますが、現状の分析と具体的な対応策についてお尋ねをいたします。 そこでまず、出入国管理に関する主務大臣である法務大臣にお尋ねをいたします。 出入国管理及び難民認定法第三……
○山田俊昭君 二院クラブの山田です。
きょう最後の質問者なんですが、ずっと聞いていまして、あなた自身、オレンジ共済事件を通じて国民に迷惑をかけたり、いろんな政界工作をされたというようないろんな報道がされているんですが、あなた自身はどうなんですか、自分はそういうことをしたことに対する責任は一切感じていなくて、むしろ自分を被害者だとお思いですか。
【次の発言】 そうすると、まあこちらから声が出たんですが、やはり迷惑をかけた、いろんな人へ、政界の人たちへの加害者だという認識は全くないんですか。
【次の発言】 被害者ではないとおっしゃるからあれなんですが、きょう証言を聞いていて、あなたが選挙に出ると……
○山田俊昭君 簡単な質問ですので、簡潔に答えてください。
あなたはマスコミで政界工作人とか政治ブローカーだと言われていますけれども、これはお認めになりますか。
【次の発言】 あなたは、政治に関するお仕事は一切なさっていませんか。
【次の発言】 自分で思わないんだけれども、友部親子に、少なくも私は政界に顔がきく、政治家たくさん知っているから当選させる力もあるんだよというようなことをおっしゃったことはありますね。
【次の発言】 友部百男氏が、あなたに対してそのように思っているし、そういうふうに聞いたということを言っているようなんですが、友部百男さんは全くうそを言っていると、こう御証言なさるんです……
○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。よろしくお願いします。
私は、テレビ東京の本件に関する刑事責任、民事責任という点から二、三質問したいと存じます。
この件発生以来十日を経過しておりますが、テレビ東京は検察あるいは警察当局から事情聴取なり取り調べを受けたことがあるかどうか、一木参考人にお尋ねをいたします。
【次の発言】 今回の事件は、放送行為と、被害者が六百人に及ぶという、身体的障害を受けたり入院したりという事実、私は、刑法上の業務上過失傷害罪、二百十一条の構成あるいは二百九条の単純な過失傷害罪が成立するケースではなかろうかと思うんですが、テレビ東京としてはこの事案を刑事責任面から……
○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 特定郵便局長についてお尋ねをいたします。 従来、特定郵便局長については、多々問題点が指摘されておるところであります。代々世襲制が多いと言われる特定郵便局長の選考任用制の問題、あるいは経費として特定郵便局長だけに支払われる渡し切り費の問題、局舎借り入れの問題等々数多くの問題点が指摘されているところでありますが、私はかつて特定郵便局に関して借り入れの問題だとか選考任用制の問題についてはお尋ねしたところであります。きょうは、この特定郵便局長という国家公務員の地位にある立場の人と国家公務員法百二条とのかかわりと申しますか……
○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。総理にお尋ねをいたします。 大臣及び政務次官の任命基準についてお尋ねをいたします。 憲法第六十八条は、国務大臣の過半数は国会議員の中から選ばれなければならないと規定しております。半数未満、すなわち九名は国会議員でない者を任命する余地が残されているわけであります。また、国家行政組織法第十七条は政務次官の任命を国会議員に限定しておりません。 にもかかわらず、歴代の内閣は、一名、多くとも二名程度の民間人をほんのお飾り程度に大臣に登用したことがあるだけで、さながら、大臣は国会議員の指定席の感があります。また、族議員の登竜門と言われる政務次官に至っては、……
○山田俊昭君 ゼネコンの粉飾決算と公認会計士制度について、公認会計士の監督官庁であられる大蔵大臣に質問をさせていただきます。 ことしの夏、東海興業、多田建設、大都工業のいわゆる中堅ゼネコン三社が相次いで会社更生法を申請いたしまして、事実上倒産いたしました。ところが、不思議なことに、この三社の直近の決算はともに黒字でありました。多田建設と大都工業の二社に至っては、株主に利益配当さえされておりました。外部監査制度としての公認会計士による厳格なチェックがあるのに、黒字かつ配当金を払っている会社がなぜ倒産するのか、全く奇怪としか言いようがありません。 伝え聞くところによりますと、倒産した三社の決算……
○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。 法務委員会での初質問でございますので、何か格調の高い質問をいろいろ考えたんですが、結局思いつくままのアトランダムの質問でありますが、よろしくお願いをいたします。 まず最初、極めて俗な質問でありますが、警察職員をいわゆる第一次的捜査機関として検察官を補充的捜査機関とする現行刑事訴訟法のもとでは、検察官僚がかつて旧法時代の捜査の主宰者たる地位を懐かしみ、一方、警察は一度得た権限は絶対に手放すまいとしてとかく検察と警察の確執がうわさされるようですが、かつて警視総監として警察キャリアの頂点をきわめた大臣が検察を指揮下に置く法務大臣に就任されたことは、警……
○山田俊昭君 私は、先回、検察実務に携わっていない検察官の問題についてお尋ねをいたしました。きょうは、裁判実務に携わっていない裁判官についてお尋ねをいたします。 裁判官の数をふやすこと自体は、裁判の迅速を担保して国民の便宜に資するということであれば、私は基本的に賛成するものであります。しかし、裁判所の組織自体がせっかく裁判官として採用された者を合理的な理由もなく裁判実務以外に携わらせているのでは、増員させる意味がないのではないかと思うのであります。そこで、この点に関連して何点か質問をさせていただきます。 平成九年における下級裁判所の裁判官の現在員数と申しますか、判事が千三百五十二名、判事補……
○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。 きょうは、南先生、どうも御苦労さまでございます。時間の関係で奥島先生にだけ限って御質問させていただきます。 先生のお話をきょうお伺いしたわけですが、私も法律を多少かじる者として、今回の改正が非常に恐ろしいという表現は妥当かどうかですが、一種の詐欺にも近いというところまで先生が明言されるような法改正であるということをただいま認識しまして、いささか驚いているという状態であります。 株式会社四百年の歴史で非常に完成度の高い株式会社法の仕組みの一つ、いわゆる商法学界の伝統といいますか、学者間でいささかも触れられないようなところに、実務の必要性、株価対……
○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。よろしくお願いいたします。 この法案に対する質問も六人目になりますともうほとんど質問が出尽くしておりまして、私が質問通告してあるのを一つずつ消していきましたらほとんどなくなってしまいまして、後にいらっしゃる矢田部先生は何を聞かれるかちょっと心配するところなんでありますが、重複をするかもしれませんけれども、せっかく与えられた時間で茶を濁す形で申しわけございませんけれども、質問させていただきます。 この法案で私ども最初やっぱり疑問といいますか、私はこの法案に賛成する立場から質問をいたしますけれども、前の自己株式取得・消却なんという悪法と全然違って、こ……
○山田俊昭君 私は、今回の改正である職務経験期間、もう一つの職務範囲を広げるという本法改正に関しては規制緩和の推進という観点から賛成するものであります。 しかし、我が国の弁護士制度は極めて閉鎖的であって、サービス産業の自由化や外国企業の日本進出を推進するという観点からはさらなる規制緩和が求められるところではなかろうかと思うわけであります。したがいまして、個人的には今回の改正程度では甚だ不十分である、こういう考えを持つものであります。 そこで、さらなる規制緩和を妨げる大きな理由となっております、外国法事務弁護士は日本法に関する知識や能力が認定されたわけではないから外国弁護士が日本法に関与する……
○山田俊昭君 幾つか質問通告してございますけれども、最初に、いわゆる盗聴社会と法の不備という観点から質問をさせていただきます。 この問題はもう大分前からいろいろと問題提起されて、何とかしなきゃいけないと言われつつ、現在に至るも何らの対応がなされていないという現状だろうと思います。 たまたま先週の金曜日でしたか、四月三日付の読売新町が「盗聴社会」ということで記事に大きく扱っているわけであります。浮気の調査だとか部下の発言を監視するとか企業スパイというようなことでいろんな形で盗聴がなされている、法的に野放し、摘発はあの手この手というような形です。そして、秋葉原の電気街でこの盗聴器具が堂々と売ら……
○山田俊昭君 法案に対する質問はほとんど出ているのですが、ただ一点、今回の改正によっていわゆる台湾住民の我が国への出入国事務処理が合理化されて、非常に効率化が図られるということですが、具体的にこの改正によって手続が簡易化されることによって相当時間が短縮される。従事されていた人たちの縮減といいますか、事務職員の削減がどの程度出てくるのかということをちょっとお尋ねしたいんです。 ちょっと僕は、聞いておいて答えてしまって申しわけないけれども、先ほどから聞いていると、旅行者が相当数ふえているから、とてもそんな人員削減どころではないというふうにお答えになるんではなかろうかと思うんですけれども、その点、……
○山田俊昭君 私は本改正に対して賛成の立場から質問を二、三させていただきますが、いつも私のところに来ますと用意した質問はほとんど出尽くしておりまして、重複があるかもしれませんけれども、お許しをいただいてお尋ねをさせていただきます。 今回の改正は、全国組織でなくて地方のブロックですか、いわゆる全国組織の社団法人全国保護司連盟というのがあるんだけれども、今回改正の対象にしているのは都道府県単位の任意組織である都道府県の保護司連盟、地区の保護司会であるわけですけれども、なぜ全国的な保護司の組織を組織化し、法定化しなかったのか。 法定化、組織化することによる利点、改正の理由は、最初に清水先生がお尋……
○山田俊昭君 二院クラブの山田です。よろしくお願いします。
先ほどの橋本先生の質問のちょっと続きみたいなことを関連でお聞きしたいんです。いわゆる司法試験の問題のディスクロージャーを先生は質問されたけれども、答えが十分返っていないので改めて聞きますが、司法試験の択一問題とか論文試験の問題がなぜ公表されないんでしょうか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 検討の余地があるんじゃなくてぜひ公表へ向けて、今お聞きしていると、問題を公表しない理由として納得できる話は一つもないんです。むしろ、逆に過去の問題を覚えられると困ってしまうと。司法試験を受けようと思う人は、司法試験を受けて合格するにはどうしたら……
○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。 きょうは先生方、どうも御苦労さまでございます。本日最後の質問者でございますので、いましばらくおつき合いのほどをお願い申し上げます。 堀野先生にお尋ねをいたしますが、いわゆる司法改革論というと、法曹三者、法務省、裁判所、日弁連、これに学者が入って論議され、法案なりその他が成立したり決められていくわけでありますけれども、今回の改正に関しては学者を無視したと。先ほど青山先生もおっしゃったんですが、法曹三者だけでこの改正案を決めてしまって、学者の意見の反映がこの改正案にはないんだという学者間からの批判があるわけでありますが、私はそれに加えて、やはり国民……
○山田俊昭君 二院クラブの山田です。
これまで法案に対する質問が大分出ていまして、重複をお許しいただきたいと思います。
本法律案の立法の趣旨といいますか、債権の流動化による企業の資金調達の必要性ということから本法律が立法されるということのようでありますが、この債権流動化によって資金調達を必要とするのは法人には限らないと思うわけであります。商行為を業とする者であれば法人格のない個人企業にもひとしく当てはまると思うわけです。法人に限定するのはいささか問題であると思いますが、この点いかがでしょうか。
【次の発言】 ニーズが法人であって個人には必要なかった、こうおっしゃるんですが、これは何を根拠に……
○山田俊昭君 二院クラブの山田です。基本的な疑問点というか、お尋ねをいたします。
法人が有しているところのいわゆる債権、その流動化を図るということなんですが、企業の資金調達に関する問題であって、本来資金の需要供給というのは市場原理と個々の企業努力に任されるべきである、こう言われるわけです。それを基本法である民法が特例を認めまして、経済社会の都合によって安易にこれを認めるのは適当ではないのではないかという批判がなされているわけですが、学者先生お二方の率直な御意見を求めます。
【次の発言】 先ほど小野先生、この法律が通っても紛争が起こることはまれだ、大丈夫だというようなことをおっしゃったんだけれ……
○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。よろしくお願いいたします。 大蔵大臣に御質問させていただきます。 大蔵省はこの大蔵の一連の不祥事に対しまして、四月二十七日、調査結果とその処分内容を発表されました。合計百十二名に及ぶ処分対象者でありました。大臣も言われるように、これは前例のないものであります。私は、この大量処分によって大蔵省が生まれ変わって、二度と再びかかる事態が発生しないことを心から願うものであります。 そこで、大臣にお尋ねをするわけですが、今回、相当の時間をかけられまして調査をされ、原因を究明されて、その結果、処分を発表されたわけでありますが、その当事者と申しますか当局とし……
○山田俊昭君 二院クラブの山田です。 先ほど小島委員がもう少しだと、御辛抱をということですが、私が最後の質問者でございます。あと十分ばかりおつき合いをいただきたいと思います。 質問も八番目になりますとほとんど用意したものが重複になりまして、大脇委員が質問されました官官接待の問題を、ちょっと角度が違うところ、重複を避けて質問したいと思います。よろしく。 昨今、地方公共団体による中央官庁職員に対するいわゆる接待攻勢、官官接待が大きな問題となっております。本年十月二十四日には、農林水産省の東北農政局農業水利事業所の職員らが会計検査院の職員に飲食のもてなしをしたとして処分を受けたところであります……
○山田俊昭君 最初に総務庁にお尋ねをいたします。 不服審査の一審に当たる者、担当する審査官ですね、この審査官の資質という問題についてちょっとお尋ねしたいんです。 一審というのは非常に重要なわけで、前置で、まず一審でその審査官によっていろいろと結論が、処分が出るわけですけれども、総務庁として、各省庁の審査官がいらっしゃるわけですけれども、審査官もどういう形で選任されるか、どういう人がなるのかよくわからないところもあるんですが、この人たちに対する人権感覚を養うための御指導なり、公平あるいは適正な審査をするための何らかの教育とか、そういうようなものをなさっているかどうか、研修制度などあるかどうか……
○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。 私に与えられた時間はわずか十分でございますので、恐縮でございますが、簡潔にお答えいただければ幸いでございます。 オンブズマンについてお尋ねをいたします。 今、オンブズマンに余り期待しないような先生方のお話だったので、私は大いに期待するものとしてお尋ねをするものであります。いや、期待しないというわけじゃなくて、期待しても効果がないというような、それだけがすべてじゃないとおっしゃったんだろうと思うので、ちょっと訂正いたします。 オンブズマンの形は議会型と行政型があるわけですけれども、オンブズマン制度発祥の国スウェーデンは議会型、行政型をとってい……
○山田俊昭君 きょうのテーマでここまで質問が出ますと、私が用意した質問はほとんど出尽くしていまして、あるいは重複になるかもしれませんが、お許しをいただきたいと思います。 議会型のいわゆるオンンブマン、これを前提にいたしますけれども、これを我が国が採用することは制度上も問題はないし、急務だというふうに宇都宮先生はおっしゃっていただきまして、非常に意を強くしたところであります。 我が国に議会型のオンブズマン制度導入に対して反対する論者は、憲法論とか議院に与えられているところの国政調査権があるからもうそんなものは必要ないというようなことをおっしゃっているわけでありますが、きょうの先生のこのオンブ……
○山田俊昭君 本日の調査会のテーマはオンブズマン制度を創設することが憲法にどの程度抵触をするか、違憲なところはどこなのかなということなんであります。 先ほど来から伺っておりますと、山下議員の質問にもありましたけれども、そのときの先生のお答えの中で、憲法六十五条と七十六条の司法権の独立の問題をちょっと言われたんですが、あと六十二条の議院の国政調査権の問題もあるんです。特には三権分立、いわゆる行政権への侵害がないということがオンブズマン制度創設に当たって憲法上一番留意しなきゃいけない点である、こういうように考えてよろしゅうございますか。ほかに憲法上何か疑義、問題点がある条項があればお示しをいただ……
○山田俊昭君 調査会も今一年迎えて何らかの中間報告を出さなきゃいけないという状態だということなんですが、行政相談、行政監察、それぞれ問題はあるかと思いますけれども、やはりこの調査会はオンブズマンだろうと思うんですね。 オンブズマン制度の設置論、ほとんどのメンバーが賛成だろうと思っていたら、今、平成会の都築さんから先進国をもっと勉強してこれからさらに煮詰めようという提言があったし、石田先生から、川崎のオンブズマンの現状を視察しても、それほど実効性を育てていないんじゃないか。今、国民世論は、オンブズマンを国会に設けたらついてきてくれないんじゃないかという悲観論が出たわけなんですけれども、私自身、……
○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。 金融システムの安定という必要性は言うまでもないわけでありますが、これは大企業のみならず一般預金者にとって、いわゆる危ない金融機関か健全な金融機関かの識別基準が、その経営情報が公開されない、情報開示がされないということは極めて問題だと思うんです。 先ほど奥村公述人は、バブル経済の問題点は金融機関の透明性にあると、こうまで御指摘をされました。御指摘のとおり、金融機関による情報公開というのは絶対的に必要であるわけですが、この問題が出ると総論賛成各論反対となってしまう、こういうことなんですが、この金融機関の情報公開を徹底的あらしめるためにはどうしたらい……
○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。最初に私見を述べさせていただきまして、二、三の質問をいたします。 我が国の国政調査権の機能状況を概観いたしますと、行政事務、一般調査についてはおおむね正常に機能していると思われます。しかしながら、国民の最大の関心事とも言うべき具体的な案件、住専問題やエイズ問題に代表される行政の不手際、リクルート事件や佐川急便事件に代表される疑獄事件については大政党の思惑と数の論理の壁に阻まれ、加えて院及び各員の調査能力の不足から、ややもすれば決め手を欠き、国政調査権の重要な一つの使命とも言うべき真実を明らかにして、国民の知る権利に奉仕することすらままならないありさ……
○山田俊昭君 皆さん方みたいに勉強してないからあれですけれども。 この調査会に私は最初からメンバーでいるんですけれども、きょうはフリートーキングということで自由に何でもテーマなしでということなんですが、やはりある程度テーマを絞られた形で、これからの目的をどう絞るか。再三出ていますが、一番冒頭に加藤先生がおっしゃった、あるいは山下さんが言ったり武見先生がおっしゃったように、行政を監視するためにどうしたらいいかということで、行政相談だとか行政監察の実態を学者先生を呼んで研究してきたわけですね。そして、既存の行政監視の制度として、国政調査権あるいは請願権というものが現状においてどの程度機能している……
○山田俊昭君 きょうのフリートークのテーマ、第二種委員会を設置することに対する討論ということなんですが、私なりにいろいろと考えて、いい方法論はないかと模索しながら確信的なものを得られないまま一応まとめてきましたので、報告させていただきます。 私、原則論と譲歩論という二つの案をきょうは用意したんですけれども、原則論というのは、行政監視院と呼ぶかオンブズマンと呼ぶか名称はともかく、国会ではなく、参議院の附属機関として、しかも委員会以外の組織として設置すべきだと考えるものであります。 まず、参議院オンブズマン、これを参議院に置く理由といたしまして、理由は四つあるわけですが、一つが、衆議院よりは政……
○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。 両先生、どうもきょうは御苦労さまでございます。 丸尾先生に医療問題についてお尋ねをいたします。 近年、新薬の開発ラッシュと検査機器の普及は、病巣の早期発見と迅速かつ適正な治療を可能にし、国民の健康な生活の確保に大きく貢献したことは言うまでもありません。しかしながら、どんな現象にも陰の部分はあるもので、これらが薬漬け医療、検査漬け医療を助長し、国保を初めとした各種健康保険団体の財政を圧迫していることもまた事実であります。 特に昨今は、全般的な民間病院の経営の悪化の影響もあって、以前にも増して治療のために不必要な薬剤の投与、想定される病気と無関……
○山田俊昭君 二院クラブの山田です。総務庁にお尋ねをいたします。 私の尋ねることは、先ほど小川先生もちょっと触れられた点なんでありますが、最近というか目下大蔵と金融機関との癒着、いわゆる贈収賄事件についてであります。 銀行業界から大蔵への過剰な接待、それに伴ういろんな、MOF担なんという担当者がいることもこの事件を通じて私などは知ったわけでありますけれども、総務庁にこの行政監察制度というのがあれば、あらかじめ総務庁の行政監察担当の人たちにこういうことの事実関係なり情報などが当然入っていって、それを取り上げて監察の対象にしてしかるべきだと思われるわけですね。例えば、調査に行く調査日程までが事……
○山田俊昭君 二院クラブの山田です。よろしくお願いいたします。 金本参考人にお尋ねをいたします。 調査会から与えられた資料によりますと先生の論文が紹介されているわけですが、その第二部の「会計検査院によるプログラム評価 アメリカGAOから何を学ぶか」というテーマで、非常に興味深く読ませていただいたわけですが、その中の一部を僣越ですが要約して述べさせていただくわけです。 先生は、GAOは一九六〇年代に入ってプログラム評価、いわゆみ業績評価を頻繁に行うようになり、さらに、一九七三年のオイルショックはGAOが政策分析に本格的に乗り出す契機になり、一九六七年から十数年の間にGAOはプログラム評価を……
○山田俊昭君 これ、持ち時間の制限は別にありませんか。
【次の発言】 余りしゃべることもあれですが、本日は行政評価に対するフリートークということで、何でもありと理解してきょう出席したわけなんですが、先ほど亀谷委員から会長への質問で、この本調査会が発足してから今日に至るまでの経過、した仕事どきょうの調査会のテーマ、行政評価をどうまとめて提言するかというところに来ているようでありますが、これ余談ですが、当調査会の原委員は会長と私だけでございまして、いささか誇りにしているところであるわけであります。
行政評価ということで、きょうフリートークということで行政法なり行政学の勉強をいろいろしてみたんです……
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