水島裕 参議院議員
17期国会発言一覧

水島裕[参]在籍期 : |17期|-18期
水島裕[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは水島裕参議院議員の17期(1995/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は17期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院17期)

水島裕[参]本会議発言(全期間)
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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 参議院本会議 第26号(1997/05/19、17期、平成会)

○水島裕君 私は、中山案に賛成の立場から提案者、厚生大臣に質問いたしますが、この法案は多くの問題点を含んでおります。ずっと医学界にいた私としましては、この問題点をわかりやすく整理したいと思います。  私が望むことは、参議院で中山案の賛成者が一人でもふえるということはもちろんでございますが、それと同時に、議員の皆様が脳死や臓器移植というものを十分理解され、自分の判断でもってなるべく早く自分の意思を決していただきたいことであります。宗教とか死生観などから本法案に反対される方がいらっしゃるのもむしろ納得ができることでございます。  まず、脳死が人の死であるか否かですが、竹内基準で正確に判定された脳死……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 参議院本会議 第19号(1998/04/10、17期、民友連)

○水島裕君 ただいま提案されました法律案につき、私は、民友連を代表して、考えを述べ、幾つかの論点について政府の見解を求めたいと思います。  現行の伝染病予防法が成立して、本年で実に百一年が経過いたしました。その間の医学医療の進歩、公衆衛生水準の向上、人権尊重などについて現行法は対応ができなくなってきているのが状況でございます。それゆえ本法律改正は必要だと思いますが、果たして政府が感染症を十分理解して、感染症対策全体の見直しを提案されているか否か疑問に思います。以下、私どもの考えを述べ、政府の見解を明らかにしていただきたいと思います。  まず、個々のテーマに入る前に申し上げますが、過去の反省と基……

水島裕[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院17期)

水島裕[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第134回国会(1995/09/29〜1995/12/15)

第134回国会 厚生委員会 第1号(1995/10/31、17期、平成会)

○水島裕君 私は医学界ではかなりの古株でございますが、議員としましては全くの新人でございますので、ひとつよろしくお願いいたします。それから、きょうの審議が今後のよりよき厚生行政にぜひつながってほしいと念願しておりますので、お答えはどうぞ実行につながるよう、前向きに簡潔にお願いしたいと思います。  それでは、アップ・ツー・デートのことから始めたいと思いますが、エイズ訴訟ということになります。これについては本国会でも随分取り上げられましたので私は簡単にしたいと思いますが、私はかつて八年間中央薬事審議会で働かせていただいた経験がございますので、そのことも踏まえて一、二発言させていただきたいと思います……


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第136回国会(1996/01/22〜1996/06/19)

第136回国会 厚生委員会 第閉会後1号(1996/08/02、17期、平成会)

○水島裕君 国民のためにO157感染症の対策というのが少しでも好ましい方向に向かうように私も質問をしたいと思いますので、どうぞ答弁の方もよろしくお願いします。  お話を聞いていますと、だんだん私が反対しようと思っていたことが薄くなってきたわけでございますし、また厚生大臣、厚生省の方々といろいろ話し合って意見が合わないということもないはずでございますけれども、私は指定伝染病に指定するというのはどちらかというと極めて慎重でなくてはいけないと思います。  四つの理由を考えておりますが、それに沿って質疑を展開していこうと思います。  まず初めは、なぜこういう伝染病に指定するかというと、主として患者さん……

第136回国会 厚生委員会 第4号(1996/03/26、17期、平成会)

○水島裕君 平成会の水島裕でございます。私の受け持ちはらい予防法の廃止に関する法律案でございます。福祉のための予算措置も含めまして、平成会は先ほど菅厚生大臣の方から御説明がありましたことすべて賛成でございます。  本日私は、なぜこの廃止法案がおくれたか、少なくともWHOが一九八一年にリファンピシンなどを使えば十分対処できると言ったとき、あるいはそれから数年おくれても、少なくとも十年ぐらい前に廃止してもよかったんじゃないかと思いますし、そういうことをいろいろ御質問したいと思います。また、社会復帰に関しましての保障が十分かというようなことも本当はいろいろ御質問しようと思ったのでございますが、昨日の……

第136回国会 厚生委員会 第6号(1996/04/04、17期、平成会)

○水島裕君 朝からいろいろ御議論がございましたから、私は重複は避けるようにいたしまして、ですから少し予定も変えまして、次の三つの点について質疑をしたいと思います。  第一は、私はこの薬害エイズというのは多少専門に近いものでございますからそれを踏まえて、この事件のターニングポイントになった点が幾つかございますので、それを述べさせていただきたいと思います。それから第二は、なぜこういう悲劇が起きてしまったか。厚生省、医学界の体質が結局問題だったと思いますので、事実関係に即してこの辺を究明しまして今後の対策に供したいと思います。それから第三は、厚生省よ、ひとつ名実ともに生まれ変わって信頼を回復してほし……

第136回国会 厚生委員会 第11号(1996/04/26、17期、平成会)

○水島裕君 国立病院等の再編成の一層の推進を図るための今回の法律案には原則として賛成でございます。しかし、地域住民の健康、福祉、あるいは職員の再雇用などに十分配慮をすることが必要という意見を平成会は持っております。  私は、本日は特に政策医療を担う都市部の基幹的な国立病院に関しまして意見を述べ、御回答をいただきたいと思います。  まず最初に、エイズ関連ということになりますが、エイズの拠点病院を公表すべきではないか、あるいはそうするように都道府県に厚生省が十分働きかけるべきではないかということでございます。  今回の薬害エイズの問題で国民のエイズ患者さんに対する感覚、認識というものも大分変わりま……

第136回国会 厚生委員会 第16号(1996/06/04、17期、平成会)

○水島裕君 ただいま大変濃密な議論がございましたので、私はもう少し大ざっぱに年金とか社会保障ということについて総論的なことを幾つか申し上げて、厚生大臣及び政府委員の方から御答弁をいただきたいと思います。  私の論点は、先ほど塩崎議員の方からも多少出ましたけれども、高齢者の方も働きやすい環境ができていればできるだけ長く働いて、年金はなるたけもらわないで済ませたらどうかということでございます。  その前に、先ほどから予測がかなり違っているのではないかと、こういうことを考えていく上には、厚生省の人もいろいろ心配しないで本当のところを言っていただかなくちゃいけないという議論もございました。これは、実は……

第136回国会 厚生委員会 第17号(1996/06/06、17期、平成会)

○水島裕君 私の持ち時間は三十八分となっておりますが、三十分で終わらせてほしいということでございますので、間違いなくそれで終わるように御協力させていただきます。あともう一つ、これは私の追加ですけれども、大臣も大変お疲れだと思いますので、そのようにさせていただきます。  今回の出資制度の改正は、日本で特に足腰が弱いとされております保健医療分野あるいはライフサイエンスの分野での基礎的研究を推進する、そういう目的でもって十億円を計上するということでございますので、大変好ましいことだと思います。しかし、これにより果たして法案に書いてありますような画期的医薬品がつくられる道ができるかとか、そういうことに……

第136回国会 厚生委員会 第19号(1996/06/13、17期、平成会)

○水島裕君 医薬品行政全体を視野に入れまして御質問をしたいと思います。  今回の薬事法改正は、今までいろいろお話が出ましたように、治験と承認審査及び市販後の対策ということについて、これまでGCPに沿って大体やっていたんですけれども、それは通達でございますのがこれを法制化するということ、しかも今ICHをやっておりますので、国際化をするということで極めて好ましいことだと思います。  個々についてはもう既に石井議員の方からもお話がありましたし、同僚の常田議員も後でいろいろと御質問をいたしますので、私は二、三の問題点に絞ってお尋ねしていきたいと思います。  まず、健政局長にお尋ねいたしますけれども、イ……

第136回国会 予算委員会 第13号(1996/04/24、17期、平成会)

○水島裕君 平成会の水島でございます。  私は、薬害エイズ関連としまして、狂牛病を取り上げたいと思います。  今お話しのように、薬害エイズに的確な対応がとれなかったということの反省を踏まえまして、第二のエイズになるかもしれないという狂牛病に対しまして、国の対策、特に組織づくりはどうなっているか、まず担当官からお願いいたします。
【次の発言】 生活衛生局で今のような対応をなされているということで一応評価いたしますけれども、今回、狂牛病が問題になりましたのは、狂牛病自体ではないわけですね。狂牛病はもう十年前からあって、だんだんと減ってきている。英国でもって十人、この狂牛病からと思われる患者が出て、……


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第139回国会(1996/11/29〜1996/12/18)

第139回国会 厚生委員会 第1号(1996/12/17、17期、平成会)

○水島裕君 私は、医学畑でずっと活動している者でございますから、その立場から今回の臨床試験絡みの京都大学の事件及び岡光前事務次官の収賄容疑事件に端を発しました綱紀粛正というものと、学問あるいは今後の研究の発展ということについてお尋ねいたします。  まず、文部省の寺脇課長がいらしておりますから文部省にお聞きしたいんですけれども、私はかねてから今回の京都大学の事件のようなものが起きるのではないかというふうに考えまして、本年の二月二十日に文部省、厚生省、製薬協に臨床試験への公務員の参加ということについての問題点を至急解決するようにということの要望書を出しておりますが、その点は覚えていらっしゃいますで……


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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 科学技術特別委員会 第3号(1997/02/26、17期、平成会)

○水島裕君 平成会の水島でございます。ライフサイエンスの分野で私の専門に近い二つのことについてお尋ねしたいと思います。  実は私、この委員会で質問をさせていただくのは初めてでございます。大変自分で言って恐縮でございますけれども、私は三年前に当時の田中眞紀子長官から私どもの発明に関しまして科学技術庁長官賞をいただいておりますので、現場をよく知っている者の一人というふうにしてお聞きいただきたいと思います。多少専門的なことになるかもしれませんけれども、大切なことですのでどうぞよろしくお願いいたします。  昨年度の十大ニュースのトップは、各社でちょっと違うかもしれませんけれども、O157でございました……

第140回国会 厚生委員会 第2号(1997/02/20、17期、平成会)

○水島裕君 厚生行政の中では質疑をしたい課題がたくさんございますけれども、きょうは画期的な医薬品の開発あるいは新治療技術の開発ということについて御質問をしたいと思います。多少専門的になるかもしれませんけれども、これは極めて大切なことでございますので、小泉大臣もどうぞよろしくお願いいたします。  少々バックグラウンドのことを申し上げてから大臣にお尋ねしたいわけでございますが、御存じのように、この五十年ぐらいの間に日本人の平均寿命は著しく延びましたし、また、例えば胃潰瘍で手術をしなくて済むとか、健康状態も非常によくなったわけでございます。それをひもといてみますと、ほとんど大部分がすぐれた医薬品の開……

第140回国会 厚生委員会 第5号(1997/03/27、17期、平成会)

○水島裕君 時間も限られておりますので、きょうは私は生活習慣病、特にその第一次から第三次予防ということについてお伺いしたいと思います。  このテーマは、現在、医学から見まして国民福祉に非常に大切なテーマだと思いますし、また将来の医療費削減ということを考えても大変大切な問題でございます。主として小林保健医療局長にお尋ねいたしますけれども、小泉大臣も要所要所で御意見をいただければと思います。  多分昭和三十一年だったと思いますけれども、成人病という概念が導入されまして、心臓病、脳卒中、がんという三大死因を持つ病気を初めいろんな病気を成人病と言ったのですけれども、若いときからもなるということで余り根……

第140回国会 厚生委員会 第7号(1997/04/03、17期、平成会)

○水島裕君 平成会の水島でございます。  児童福祉法案ですので児童の立場に立ってお聞きするのが本筋でございますけれども、いろいろディスカッションが出ましたので、私はむしろ保護者の方の立場に立って私の意見を述べ、御質問をしたいと思います。  日本女性に対する女性観というのが小泉大臣と私とで違っているかもしれませんけれども、私は日本社会における女性の活躍というのはもう一つではないかと思います。もっと活躍していただきたいというふうに思っているわけでございます。  私個人の経験をいいましても、私は大学とか大学病院で働いていた者で、現在もまだ多少しておりますが、研究においてはベンチャー的な仕事をしないと……

第140回国会 厚生委員会 第10号(1997/04/15、17期、平成会)

○水島裕君 私は、この法律案、大変重要なものではないかと思います。実は、原状回復の基金というところがらお尋ねしょうと思いますが、午前中に随分議論が出てある程度煮詰まりましたので、私は、有害廃棄物、感染性廃棄物、それから今非常に重要視されておりますダイオキシンの発生、この辺から質疑を始めていきたいと思います。  まず、有害廃棄物でございますが、御存じのように、バーゼル条約で二十七種類のものが決められて、手元にもございますが、日本の法律によりますと、その他の有害産業廃棄物というのが大体その廃棄物に当たると思いますが、バーゼル条約に比べますと、かなり緩い、少ないという感じがいたします。  ここにある……

第140回国会 厚生委員会 第14号(1997/05/29、17期、平成会)

○水島裕君 私も厚生委員会で随分話をさせていただいております。いつも少しでも国政に役に立てばということでお話ししているわけでございますし、それが少しずつはお役に立っているような気もいたしますけれども、厚生省もなかなか動きが悪いというか、悪い意味で足腰が強くてなかなか動いていただけないというところもございますので、科学技術は足腰が強いのは大切ですけれども、厚生省は余り足腰が強くなく、今度七月にびっくりする抜本改革ができるそうでございますけれども、それをぜひ期待したいと思います。  大臣は、ほかの方がかわってもいつもそこにいらして大変だと思いますけれども、なるたけわかりやすく役に立つことだけを申し……

第140回国会 厚生委員会 第16号(1997/06/05、17期、平成会)

○水島裕君 私も、財政構造改革の推進案を拝見いたしまして、社会保障も含めてこのようなことが実現すれば借金のない国になるということで、ぜひ頑張ってやっていただきたいと思います。これからの話も財政改革や行政改革につながるところが多いかと思いますので、どうぞ前向きの御答弁をいただければと思います。  まず第一は、先週の質疑に続く形で恐縮でございますけれども、これも将来の薬代を減らすということに役に立つ一般名処方を可能にするためのコピー商品の品質を確保すべきではないかということで、後で業務局長の方から御答弁いただきたいのは、抜き取り検査などのことを十分やる、それでそういうことがうまくいかない会社はいわ……

第140回国会 臓器の移植に関する特別委員会 第3号(1997/05/26、17期、平成会)

○水島裕君 平成会の水島でございます。  ともかく、今、日本で移植を受けたい患者さんがたくさん待っている、それから日本で移植をできる技術があるということから、私はいろんな条件をつけたりハードルは高くしても、何とか一日も早く移植ができるような法律ができることを願っているわけであります。  前回、本会議では中山案賛成の立場でいろいろ御質問いたしましたけれども、きょうはむしろその二つの法案が何とか調整できないだろうかというような点で、まずこれまでいろいろ議論があったことの認識点をまとめまして、それから私の意見も申し上げ、それから提案者の御意見もお伺いしたいというふうに思います。  わかりやすいように……


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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 厚生委員会 第6号(1997/11/06、17期、平成会)

○水島裕君 平成会の水島でございます。  介護保険については随分いろいろディスカッションがございましたので、私はきょうは介護三法のうちの医療法一部改正ということを中心に質疑をしていきたいと思います。それから、こういう福祉と医療というものは中長期展望がないといけないわけでございますので、厚生省でも二十一世紀国民医療総合政策会議をなさっておりますけれども、そういう長期展望についてもお伺いしていきたいと思います。  その前に、介護保険法の本体について私の経験から一つだけ申し上げておきたいのでございますけれども、介護保険、重要なことがいろいろございますけれども、その一つが介護認定審査会あるいは不服申し……

第141回国会 厚生委員会 第7号(1997/11/13、17期、平成会)

○水島裕君 皆様のお話をお聞きいたしておりますと、保険なので選択肢は保たれるかどうか、あるいは低所得者は大丈夫だろうかとか、あるいは介護認定は本当にうまくいくだろうかとか、それから医療と福祉の関係は大丈夫かと、随分共通したことをおっしゃっておりまして、またそれなりに大変勉強させていただきまして、どうもありがとうございました。  最初に簡単に私の意見を申し上げてからお聞きしようと思いますけれども、私は、これからの高齢者医療あるいは末期医療、介護医療ということを考えていきますと、今までと比較してですけれども、医療よりもケアの方が大切、ケアよりもサービスの方が必要というふうになってくると思いますので……

第141回国会 厚生委員会 第11号(1997/12/02、17期、平成会)

○水島裕君 平成会の水島でございます。  介護三法のうち、私はどちらかというと余り質問がないんではないかと思われる医療法一部改正の方について主としてお尋ねしたいと思いますが、その前に、介護法そのものについて一点だけお尋ねいたします。  ただいま上野議員からも話がありましたように、問題は、介護法導入のときに基盤整備がちゃんとできているかどうかということ、皆さんおっしゃっているとおりでございますけれども、今、財政構造改革を進めているところで、本当に大丈夫だろうかと、今、ボランティアという話が出ましたけれども、何かよいお考えはあるか、そういうことについてまずお伺いしたいと思います。


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 国民福祉委員会 第3号(1998/03/12、17期、民友連)

○水島裕君 民友連の水島でございます。  今度の通常国会にかかりますことは大変大切なことがございます。医学をやってきた私にとっても、特に感染症予防法あるいは血液事業法というのは非常に重要でありますし幾つかの問題もあるかと思いますが、そういうことは個々にそのときにまたいろいろお伺いすることにいたしまして、きょうは通常国会の最初でございますので、将来を見据えて少し大きなテーマから大臣にまずお伺いしていきたいと思います。多少、医学医療という方に偏るかもしれませんけれども、よろしくお願いいたします。  この世の中、科学技術あるいは自然科学の進歩でもって、今我々がこういう暮らしができるのもあるいは健康で……

第142回国会 国民福祉委員会 第5号(1998/04/07、17期、民友連)

○水島裕君 平成十年度の予算の大枠は決まりそうでございますが、まだ具体的なところはこれからだと思います。また、自民党も景気対策としまして十六兆円の経済対策、財政支出八兆円ということでございますので、これからまだまだ予算で決めていくことがたくさんおありだと思いますので、ぜひ私が申し上げることも聞いていただいて、少しでも反映していただければと思います。  大蔵省の方から、この予算の中での人件費とか事務費というのは極力抑えるということだそうでございますけれども、医学とか医療とかいうものの事業、研究というのはどうしても人あるいは事務がかかるものでございますので、その辺も何とかうまく運用するようにしてい……

第142回国会 国民福祉委員会 第8号(1998/04/16、17期、民主党・新緑風会)

○水島裕君 本会議でも質問いたしましたように、この法律は、もう古くなりまして現代に対応できなくなった法律を改正し、しかも人権に配慮し、また危機管理ということを入れて、少なくともそう試みられた法律でございますので、この法律が正しい方向に、修正すべきところがあれば修正して成立するということは恐らく皆様方全員が願っていることじゃないかと思います。  この法案は参議院に最初先議として参りましたので、やはり参議院で十分審査し、修正すべきところは修正し、附帯決議はきちっとつけなければならないと思います。それだけに、なるべく早くどういうところが一番問題かということを浮き彫りにして、そのことを重点的に討論して……

第142回国会 国民福祉委員会 第9号(1998/04/21、17期、民主党・新緑風会)

○水島裕君 会派民主の水島でございます。  やはり時間に限りがございますので、私も焦点を絞って御質問したいと思います。  本法律案では基盤整備、それから医療、人権というようないろんな大切なこともございますけれども、私は、まずこの法律の一つの目玉であります新感染症と指定感染症ということについて、主として竹田参考人にまずお伺いしたいと思います。  と申しますのは、これがはっきりしないと、各党でもいろいろ検討しているのでございますけれども、ここがはっきりしないので最後の出口のところがもう一つはっきりしないというところがございますし、この委員会でいろいろ審議しておりましても、厚生省の中でも答えが食い違……

第142回国会 国民福祉委員会 第10号(1998/04/28、17期、民主党・新緑風会)

○水島裕君 この法案は参議院での採決が近づいてまいりましたので、本日は確認質問を中心にさせていただきます。法案とかあるいは附帯決議に盛り込みにくいようなことも質疑でもって明らかにしていただければと思います。  私どもの党でいろいろ異なった意見はあったんですけれども、この参議院では医療医学という方は少なくともきちっとやろうということで、人権などに関するものはあるいは衆議院の方に多少積み残すということがあることを御了承いただきたいと思います。  まず最初に、新感染症、指定感染症を中心とした定義について御質問したいと思います。  委員長のお許しを得て、一つペーパーが、「新感染症と指定感染症の考え方に……

第142回国会 国民福祉委員会 第11号(1998/04/30、17期、民主党・新緑風会)

○水島裕君 私は、ただいま議決されました感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律案及び検疫法及び狂犬病予防法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明、社会民主党・護憲連合、自由党及び二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律案及び検疫法及び狂犬病予防法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、適切な措置を講ずべきである。  一、ハンセン病患者やHIV感染症患者を始めとする感染症患者等に対する差別や偏見が行われた事実等を重く……

第142回国会 国民福祉委員会 第14号(1998/05/19、17期、民主党・新緑風会)

○水島裕君 民主党・新緑風会の水島でございます。  午後のテーマは病床規制と不正請求でございます。私は、後ろの方から質問させていただきたいと思います。  不正請求と申しましても、先ほど河野参考人もどちらかといえば不当請求ということについてのお話であったし、末次参考人の方もそれに関連したことだったと思いますので、それについて御質問をしたいと思います。  査定額のうち約九百億円、先ほどのお話ですと診療内容が保険ルールから見て妥当ではないというお話でございましたね。私ども医学界でも随分いろんなことを調べまして、これは国際的常識から考えても、あるいは国内の学界などの常識から考えても、当然こういう適応症……

第142回国会 国民福祉委員会 第17号(1998/05/28、17期、民主党・新緑風会)

○水島裕君 民主党・新緑風会の水島裕でございます。  今のお二人の議論、私も本質的に賛成で、このまま私も意見を申し上げたいんですけれども、一応質問を出しておる順番でやっていきまして、今の問題はそのときに申し上げたいと思います。  議論に入ります前に、二つのことを申し上げたいと思うんです。これはいずれも中西局長の方でございますので、答弁は一応いただかないということになっていますけれども、御意見がございましたらおっしゃっていただきたいと思います。  一つは大変評価していることでございます。それは、この委員会でも随分やりましたけれども、治験も含めて日本の臨床研究はこのままではだめになってしまうので一……

第142回国会 国民福祉委員会 第18号(1998/06/04、17期、民主党・新緑風会)

○水島裕君 本日議了ということで、確認質問から先にしなくてはならないわけでございますが、我が会派として最も重要視しております平成十二年までの抜本改革の検討並びに措置をするということと、それから医療保険制度の病床規制でございますけれども、それで適切じゃないものが入らないようにするという二点は、後で社民党からの修正案でかなり明確になっております。前回もかなりこれに関してはしつこくお聞きしましたので、それはそれにいたしまして、本日はこの医療保険あるいは医療提供ということで、最後の質疑、しばらくこういうことはないと思いますので、今非常に問題になっております病床数も含めて基本的な問題につきまして、大臣あ……


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各種会議発言一覧(参議院17期)

水島裕[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第136回国会(1996/01/22〜1996/06/19)

第136回国会 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会 第1号(1996/04/17、17期、平成会)

○水島裕君 私は、三十年以上も先生とおつき合いをしていただいて、先生と同じ頭脳を持っている科学者、理屈のわかる科学者でございますので、先生もそういうふうにひとつお答えいただきたいと思います。  先生方が関係してこのような事件が起きたことは本当に残念に思っております。それですから、先ほどの帝京大の症例がもしエイズと認定されればその後の血液対策が変わったかどうかわからないというようなことは昔の先生でしたらおっしゃらなかったことだと思いますので、ひとつこの次の質問にはちゃんと答えていただきたいと思います。  それで、地方の医学会じゃなくて本当の行政の中枢であの症例が、非常にクロに近い先生の症例が出た……

第136回国会 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会 第2号(1996/05/16、17期、平成会)

○水島裕君 我々が参考人に御質問するときは参考人と呼んだ方がいいというマスコミの指摘もございますけれども、やはり先輩のドクターでございますので大部分あるいは先生と呼ばせていただくかもしれません。  私は、本日、三つのことについてお尋ねしたり意見を申し述べたいと思います。  一つは、衆参の厚生委員会でいろいろ証言していただいておりますが、結構食い違いがあるということで、それに関してでございます。それから第二番目は、疫学者としての先生に御質問をしたいと思います。それから最後には、薬害を少し広くとらえまして、例えばスモン薬害なども含めまして検討してみる。なぜかといいますと、今回の責任がどのぐらいかと……

第136回国会 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会 第3号(1996/06/03、17期、平成会)

○水島裕君 きょうは、三人の先生方、どうも御苦労さまでございます。  私は、井形参考人から始めさせていただきます。  薬害の再発防止あるいは今回のエイズの責任がどうであるかということを考えるときに、今度のエイズのことだけを考えていてもぐあいが悪いので、もっと薬害全般にわたって、特にエイズ薬害とともに非常に大きな薬害でございましたスモンのことなどについてもいろいろお尋ねするというところで、井形参考人がおいでになりましたので、大変ありがたく思っております。  先ほどからお話しになっております井形先生のお人柄にも私は引かれまして、敬意を払って、何年か前、鹿児島大学にも講演に行きまして、多分そのときに……

第136回国会 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会 第4号(1996/06/10、17期、平成会)

○水島裕君 私は、本日の質疑を聞いているだけでも、大変この事件はもったいないことをした、防げたんじゃないかという気がしてならないわけですね。  それは、厚生省も何度も加熱製剤の輸入をしようと思った節が、というか事実があるわけですね。それから、大河内参考人がおっしゃっているように、自給して血液感染というのをとめようということは先生方もよく御存じだったわけで、そういう方も班員に入れて何とか対策を立てようと思っていたことはどうも確かなわけですね。ですから、それが最終的に、だれがどうしてどうなったかは別としまして、四、五年もそのまま非加熱製剤が使われてしまったという最終的な、最初の目的、それからこうし……


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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(1997/02/12、17期、平成会)

○水島裕君 厚生省の方にお尋ねいたします。  高齢化社会あるいは医療技術が進歩したということで、国民の負担率とかあるいは医療における個人の負担というのがある程度ふえるというのはやむを得ないと思いますけれども、お尋ねしたいのは総論一つと各論一つでございます。  総論的には、こういうことが起きますといつも後追い的に負担率をふやしたりとか個人負担を一割から二割にするというのではなく、もう少し予防医学とかあるいは生活習慣というのを是正して、病気にならないという考え方をとる方がいいと思うんです。ところが、日本でははっきりとしたデータがありませんので、やはりきちんと予算措置をしまして、生活習慣と疾病とか、……


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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 厚生委員会公聴会 第1号(1997/11/27、17期、平成会)

○水島裕君 平成会の水島でございます。  本日は各公述人の方、それぞれ御自分の専門、あるいは具体的なこれまでの御自分の経験から大変貴重な御意見、また具体的な資料をお見せいただきまして大変ありがとうございました。必ず審査の参考にさせていただきたいと思います。  そういうことをお聞きするにつけても、我々国会あるいは議員というものの責務、義務というのは大変重要で、この法案のように骨組みだけ国会で決めて、あと細かいところは政省令、厚生省の方でいいかどうかということを大変疑問に思うわけでございまして、そういう議員の責務みたいなことについてもちょっとお伺いしたいと思います。  何でこういうことを申し上げる……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(1998/02/25、17期、民友連)

○水島裕君 先ほども話が出ましたけれども、生涯現役、WHOも言っておりますし、私も大変大切だと思います。  でも、どの社会においても、また上の人がいなくならないと出世もできないし、いろいろやりにくい、硬直化するということもありますので、ある一定の年になりましたら、ある一部の人はよろしいんですけれども、それ以外の人は、言い方は悪いですけれども、給料の点でも仕事のレベルでも下がっても全然構わないというような雰囲気をつくるということが必要じゃないかと思うんですけれども、その辺御意見いかがでございましょうか。

第142回国会 国民生活・経済に関する調査会 第3号(1998/03/11、17期、民友連)

○水島裕君 住宅環境が健康に関係あると、私も賛成で、そのとおりだと思います。  一、二御質問したいんですけれども、その前に、これは大切なことですし、大きな家を建てるのにはお金もかかるので、やはりお見せになさるデータもきちっとしていないといけないと思うのでちょっとお伺いしたいんですけれども、「住宅環境と持病」の表、これは上中下とあって、例えば下の環境の人に聞いたら何%がこの病気を持っていたという表でございますか。
【次の発言】 そうしますと、例えば糖尿病なんかは住宅がいい人の方が多いような気がいたしますし、悪いところが半分以上が高血圧というのもちょっと信じられません。ただ、はっきりしているのは、……

第142回国会 国民生活・経済に関する調査会 第4号(1998/04/08、17期、民友連)

○水島裕君 一度参考人のような方からお返事でも聞こうかと思っていたことがあるんですけれども、私も女性が各領域で活発に活動されることを大変望んでいるわけでございますので、例えば機会の平等あるいは評価というのは、男女平等に反して少し女性に有利にしているつもりなのでございます。それでもやはりどうしても女性は伸び悩みが多いので、外国と比較してそういうことがどうかということも一つお伺いしたいんです。  大学を卒業したあたりでは同じぐらいなんですけれども、私はどちらかといったら医学の方でございますが、だんだんと上まで行って、例えば学会の理事とかになるとほとんどいなくなっちゃうわけです。ですから、そういうと……



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データ更新日:2022/12/18

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