このページでは水島裕参議院議員の18期(1998/07/12〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は18期国会活動統計で確認できます。
○水島裕君 自民党の水島でございます。 ただいま大臣から詳しくお話がありましたように、この法律案は参議院先議で行われまして、初めての方もかなりいらっしゃいますので申し上げますと、参議院で大変よい議論ができまして、修正及び附帯決議がついたわけでございます。それでそのときにも、衆議院で修正がありました人権の部分、それから倫理的なことも話題になったんでございますが、そのときのいきさつといたしましては、参議院では医学とか制度とか体制とか、そういうことを十分審議して、その辺のことは衆議院にも、ひとつ人権のことなどは衆議院の方でもよくやっていただこうということで、衆議院の方でこのような修正がつきました。……
○水島裕君 一昨日でしたか、テレビのニュースを見ておりましたら、産業の活性化をする法案のお集まりがあって、大蔵大臣もいらっしゃいましたけれども、そこで小渕総理が、日本経済の再生にはこれからは中小企業対策と先端技術開発、この二つが大切だというふうにおっしゃっておりまして、私も全くそのとおりじゃないかと思います。 先端技術開発と申しますと、情報通信産業とともにバイオが非常に大切じゃないかということで、きょうはどちらかというとそれを中心にしていろいろのお話をしたいと思います。 ライフサイエンス、これは日本語では生命科学と申しますが、それとバイオテクノロジー、これを全部同義語として、同じものとして……
○水島裕君 自民党の水島でございます。 決算委員会の趣旨に合う範囲で、せっかくですから私の専門を生かして御質問させていただきたいと思います。 テーマは、主として研究開発関係の予算、決算ということで、なぜこれを取り上げるかと申しますと、専門に近いこともございますが、額としてもこれは非常に大きくなってきたということ、それから今の日本を救うためには科学技術におけるジャンプがぜひ必要だということであります。 趣旨は、額は大きくなってきたんですけれども、果たして研究開発関連の予算というものが使いやすいようになっているか、適切に使われているか、必要なところに行っているかということを取り上げていきたい……
○水島裕君 決算には間接的にしか関係ないかもしれませんけれども、今回私は厚生、環境の分野でアップ・ツー・デートの問題を幾つか取り上げたいと思います。 まず最初は、ダイオキシンなどの環境ホルモンの問題で、これは大変重要でございますし、国民も心配しておるところでございます。私は、事実関係が一番大切で、例えばダイオキシン類でしたらどのようなものにどのくらい含まれて、しかもそれがどういうふうに変化しているかということが大切だと思います。 ここに都のデータがあるんですけれども、それで調べますと魚が一番危ない、トータルとしては一ピコグラム以下でございますので基準以下だと思いますけれども、魚が五〇%以上……
○水島裕君 自民党の水島でございます。 ここに書いてございます質問を出したときに比べて、きょう与えられた時間が約半分でございますので、とても最後までは行かないと思いますが、トピックになっていること、あるいは決算に関係のあることを中心にいろいろお尋ねしていきたいと思います。 最近、政府が非常にバイオ産業あるいはライフサイエンスということに力を入れるということで、報道もいろいろございまして、例えば日経新聞の七月一日には、「バイオ産業育成へ二兆円」とございます。具体的にどういうことが考えられているかと申しますと、恐らく科学技術会議あるいは井村委員会の報告が間もなく出ると思いますが、ゲノムと同時に……
○水島裕君 自民党の水島でございます。 私は、大学病院の医師をずっとやっておりましたし、また今でもライフサイエンス関係の研究をやっている者でございまして、ほかに余りこの方面の議員もいらっしゃらないんじゃないかと思いますので、多少各論的、具体的なことになってしまいますが、科技庁、文部省、厚生省に幾つかどうしても質問あるいは提言をしておきたいことがございますので、どうぞ御理解をいただきたいと思います。 まず最初は、国民も大変心配していることで、HUロケット八号機の打ち上げについてでございます。 もう既に本決算委員会でも過去のことをいろいろ討論されましたので詳しいことは抜きにしますが、宇宙開発……
○水島裕君 おはようございます。先日の大臣の所信表明にもあったことが中心でございますが、三つか四つの点について質疑をしたいと思います。 まず最初はダイオキシン、環境ホルモンでございます。 ただいま法制化の動きもございますけれども、やはり事実確認が一番大切だと思います。大阪府で保存していた母乳を二十年間ずっと調べてみますと、ダイオキシンなどがずっと減っているというデータがございまして、大変安心するわけでございます。もしもそういうことが本当で、ほかにもそういうデータがあって、しかもこのダイオキシンを例にとりますと半減期が七・五年ということでございますから、今直ちになくなってもずっと体の中にはあ……
○水島裕君 来年の四月から実施されます介護保険、これは大変な変革でございますので、あちこちにいろいろな問題点があるというのはもう皆様一致した意見だと思います。それでも試行錯誤でやっていくのでいいかなと私も今でも思っているわけでございますけれども、今般の集中審議ということがあって、私ももう一度勉強し直しましたら、どうもやはりまだまだ問題点が多い、施行までに解決できる問題点があるんじゃないかと思います。 その一つが要介護認定でありまして、これは今度の介護保険の一つの大きなキー、いろいろまた苦情が出たり問題が出てくるところでございますので、それを中心にきょう話して、そのほか在宅医療と介護保険の関係……
○水島裕君 水島でございます。 最近の新聞を見ますと、警察の不祥事とか十七歳の少年の非行というようなものがしょっちゅう出ておりますけれども、それと同じぐらい出て問題になっておりますのが医療事故あるいは医療過誤という問題であります。この問題は一義的に、つまり当事者は医療機関でありますけれども、やはり行政の責任も大いにあると思いますので、この問題を取り上げたいと思います。 十分通告していないところもございますけれども、私が申し上げた中でこれからの医療過誤を減らすということに役立つことがありますれば、ぜひそれは行政に今後生かしていただきたいというのが第一の目的でございます。 皆様も御存じのよう……
○水島裕君 自由民主党の水島でございます。 午前中、今井委員の方から医療とか保険の制度あるいは行政の抜本改革という話がありました。もちろんこれも大変大切ですので、厚生省もぜひ頑張ってやっていただきたいと思います。 私は、ただいまの入澤委員のと多少重複するところがございますけれども、将来の日本の福祉と経済発展に非常に重要な関係を持っております医薬品も含めたライフサイエンスの行政あるいは研究ということをテーマにしていきたいと思います。大臣の都合で少し早目に終わらなくてはならないかもしれませんけれども、よろしくお願いいたします。ちょうど薬学出身の大野先生が政務次官におなりになりましたので、特に医……
○水島裕君 自民党の水島裕でございます。 私が議員になりましてから、科学技術あるいは先端医学と倫理が絡んだ法案が三つございまして、最初は脳死移植、それから感染症予防法、そして今回のクローンでございます。大変いずれも高度の医学、科学技術と倫理が絡んで大変な法案だと思いましたけれども、私は国会は十分責務を果たしてきたと思っておりますし、今回のクローン法案でも、この間の参議院の本会議の質疑を聞いておりまして、民主党の質問、それに対する大臣のお答えを聞いていまして、本当に科学技術、医学の面からも立派だと思いましたし、また倫理も十分入っていて、ああいう質疑が行われ、また議事録が残るということ、私は本当……
○大臣政務官(水島裕君) 地元の参議院の水島でございます。 このたびの国会は教育改革国会と言われているだけに、そういう質疑が非常に多くなると思いますし、ぜひ有意義な質疑が行われることを期待しております。 しかし、一方、文部科学省には科学技術研究関連の局が三つございますので、ぜひ科学技術あるいは、特にライフサイエンス関係の質疑もやっていただきますと私の答弁の場もできるのではないかと思いますので、よろしくどうぞお願いいたします。(拍手)
○大臣政務官(水島裕君) 松村先生、質問していただきましてどうもありがとうございました。最後の倫理面は大野副大臣が多分お答えいただくと思いますので、その前の二つに関しまして、ではまとめてお答えしたいと思います。 委員の方々も御存じのように、結構日本も頑張ってきたわけであります、やや不満なところがございますけれども。今御質問の今までのヒトゲノム計画というのは、シークエンス、順列の解析というふうに理解させていただきたいと思いますけれども、それに関しましても、よく御存じのように、例えば慶応大学の清水教授は二十二番目の染色体の解析をしましたし、それから理研の榊さんは、これは東大の医科研と共同ですけれ……
○大臣政務官(水島裕君) 四カ月前にここでごあいさついたしましたので特につけ加えることはございませんけれども、こちらのスタッフとしては何と古手になってしまいましたけれども、大臣からも以前と同じような分野でしっかりやるようにと言われておりますので、ぜひよいチームワークで頑張っていきたいと思いますので、委員長を初め皆様方の相変わらずの御協力をぜひお願いいたします。 どうもありがとうございました。
○大臣政務官(水島裕君) 三十秒だけちょっと前置きさせていただきますと、私も今でも研究指導をやっている立場としまして、日本の国内外を問わず、いろんなものを借りたりもらったり上げたりしているので、あるいは内藤委員もサイエンスをおやりになったからおわかりだと思いますけれども、きちっと契約を交わして人間関係をちゃんとしておけば何の問題もないんですね。だけれども、私も経験があるんですけれども、ある人を私の研究所に呼んだら、その人がいろんなものを持ってきちゃったということで相手側から賠償を言われたこともあったということで、そういうことを一つ頭に入れてお答えいたしたいと思います。 ですから、今度の事件も……
○水島裕君 自民党の水島裕でございます。 この調査会に初めて参加させていただきまして、大変重要な、大切な調査会であるということがよくわかりました。 私個人としましては、いろいろな仕事で大変女性の協力があっていろいろなことができましたし、また人生に潤いその他を得ることができましたので、一般論として女性の方にはできるだけ幸せになっていただきたいというふうに思っております。 それで、私はほかの方にもぜひそうしていただきたいと思いますけれども、やはり女性は妊娠、出産という本当に人類にとってなくてはならない貢献をしているわけでございますから、その分だけ、ちょっと言い方は悪いかもしれませんけれども、……
○水島裕君 私も多少新参者なので、今自己決定権というのが問題になっていますけれども、これは人工流産についてのみ言っているんですか、それともほかのことも、健康も含めてか、一般的な全体のことも含めてなんでしょうか。これは会長にお聞きしてよろしいですか、いろいろなことを含めていいんですね。
【次の発言】 そうしますと、今の人工流産に関しましては皆さんのいろんな言っていることでいいと思いますけれども、ほかの健康に対しての自己決定権も関係します。それから、社会一般についてもあるんですけれども、私は、この場合非常に大切なのは、やっぱり自己で正確な決定をするためにはちゃんとした知識とちゃんとした判断力を持っ……
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