菅川健二 参議院議員
17期国会発言一覧

菅川健二[参]在籍期 : |17期|-18期
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このページでは菅川健二参議院議員の17期(1995/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は17期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院17期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
菅川健二[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院17期)

菅川健二[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第134回国会(1995/09/29〜1995/12/15)

第134回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第2号(1995/11/08、17期、平成会)

○菅川健二君 平成会の菅川健二でございます。  まず、私ごとで恐縮でございますが、私も自治省を振り出しに大阪府、兵庫県、そして広島県と、三十一年間地方自治の道を歩んでまいったわけでございます。長い間地方自治に携わっておりました者として、さきの国会で成立いたしました地方分権推進法はまさに画期的な法律でございまして、この成立に努力されました先人の皆様に深く敬意を表したいと思うわけでございます。  その後、所管の総務庁長官も自治大臣もおかわりになりましたので、法律審議の際に議論になりました基本的事項について若干の確認と、その後の経過等を踏まえまして幾つかの見解をお聞きいたしたいと思います。先ほどの質……

第134回国会 文教委員会 第3号(1995/12/14、17期、平成会)

○菅川健二君 平成会の菅川健二でございます。よろしくお願いいたしたいと思います。  まず、私ごとで恐縮でございますが、私も行政経験が三十一年あるわけでございます。そのうちの約三分の一の十年間は、これはたまたまだと思うわけでございますが、なぜか地方教育行政に携わっておりまして、その半分の五年間は県の教育長をやっておったわけでございます。ここに御出席しておられます森山先生、そして井上先生がちょうど文部大臣でおられたころでございまして、大変御指導いただいたわけでございます。  教育長というのは、文部省の方からのいろいろな御通知、いろいろな御指導とあわせて学校現場からの突き上げというのがございまして、……


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第136回国会(1996/01/22〜1996/06/19)

第136回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第2号(1996/02/21、17期、平成会)

○菅川健二君 平成会の管川健二でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、地方分権推進委員会の皆さん方には、発足以来、他に例が見られないほどの精力的な審議を重ねておられるわけでございまして、諸井委員長さん初め委員の先生方の御熱意、御苦労に対して心から敬意を表したいと思います。  私も三十有余年間地方行政に携わっておりましたので、それらの経験を踏まえまして、委員の先生方に若干の御見解をお聞きいたしたいと思います。  地方行政の現状につきましてはまさに皆さん御存じのとおりでございますけれども、国の法令とか通達、補助金、現地調査、現地指導等、過度の干渉や介入によりましてがんじがらめにされ……

第136回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第6号(1996/05/22、17期、平成会)

○菅川健二君 平成会の菅川健二でございます。どうぞよろしくお願いいたします。自治省関係の方、しばらく御休憩いただきたいと思います。  私は、去る三月二十九日に改定されました政府の規制緩和推進計画に関連して御質問を申し上げたいと思います。  計画に計上されました具体的な規制緩和方策につきましては、全体で千七百九十七項目、新規に五百六十九項目と大変盛りだくさんになっておるわけでございます。先ほど同僚の小山委員から話がございましたように、規制緩和の目玉となりますのはバツ印で、一歩進んで二歩足踏み、先送りの状況でございまして、政府にどの程度やる気があるのか疑問に感じておるわけでございます。  もとより……

第136回国会 文教委員会 第2号(1996/02/22、17期、平成会)

○菅川健二君 平成会の菅川健二でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  私は、都道府県や市町村の教育長の問題につきまして、今日的な課題や私自身の経験を踏まえまして、その位置づけ等につきまして質問なり御要望をいたしたいと思います。  申し上げるまでもございませんけれども、教育行政の大宗を占めております初等中等教育行政やあるいは昨今の課題でございます生涯学習の推進は地方の教育委員会の権限とされておるわけでございまして、その具体的な執行はまさに教育長の双肩にかかっていると言っても過言ではないと思うわけでございます。  ところで、教育長の任命につきましては文部大臣の承認を得て行うことと法律上明……

第136回国会 文教委員会 第5号(1996/03/28、17期、平成会)

○菅川健二君 平成会の菅川健二でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  国立学校設置法の改正に伴いまして、逐年、大学教育の改善充実が図られておりますことはまことに望ましいことでございまして、関係者の御努力に対して敬意を表したいと思うわけでございます。  そこで、今回の改正案につきましても、特にそのものに異論があるというわけではございませんが、これらに関連いたしまして幾つかの質問をさせていただきたいと思います。  まず、群馬大学の医療技術短期大学部の廃止と四年制への移行につきましては、看護等医療技術教育の充実にとって望ましいことと思うわけでございますが、現在、医療技術系短期大学を調べてみ……

第136回国会 文教委員会 第7号(1996/05/07、17期、平成会)

○菅川健二君 平成会の菅川健二でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  私は、今日の教育の最大の課題の一つでございますいじめ問題と、これらに関連いたしまして今後の教育制度の改革の方向につきまして質疑をいたしたいと思います。  いじめ問題につきましては、一昨年の愛知県の大河内清輝君の痛ましい自殺事件がありまして以来、改めて教育界挙げての取り組みがされておるわけでございますが、残念ながらなお後を絶たない状況にあるわけでございます。この間、文部省におかれましても、各種の通達、緊急アピール、対策本部の設置、各種の予算措置等を講じられてきておるわけでございます。  いじめ問題に特効薬なしという状……


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第139回国会(1996/11/29〜1996/12/18)

第139回国会 予算委員会 第2号(1996/12/11、17期、平成会)

○菅川健二君 平成会の菅川健二です。総理の隣の広島県出身でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。  私は、一連の不祥事件、そして予算編成、国庫補助金、地方行政改革等の関連質問をいたさせていただきたいと思います。  このところ、社会福祉施設をめぐる厚生省の汚職事件や泉井石油商をめぐる通産省の疑惑事件など政官業をめぐる腐敗の実態が次々に明るみに出ておりまして、今や政治や行政に対する国民の怒りは頂点に達しております。時あたかもこのようなときに、政府は平然と消費税の五%へのアップを決定し、特別減税の打ち切り、医療費の患者負担増、介護保険の導入に伴う保険料の新設等々、次々と国民に負担を迫ってお……


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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号(1997/06/11、17期、平成会)

○菅川健二君 平成会の菅川健二でございます。  きょうから登板いたします新参者でございますので、どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。  我が平成会も三番目の登板でございまして、我々は三本の矢で結束をしながら頑張ってまいりたいと思うわけでございます。ちなみに、私は広島県出身でございますので、毛利元就ともどもよろしくお願いいたしたいと思います。  金融監督庁設置法案につきましてはこれまでも十二分に御審議されておりますので、今さらながらということでございますが、幾つか重複することもあろうかと思いますが、質問をさせていただきたいと思うわけでございます。  我々平成会は、金融監督庁のこの法案につき……

第140回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第8号(1997/06/13、17期、平成会)

○菅川健二君 平成会の菅川健二でございます。  どうぞよろしくお願いいたします。  まず、金融監督庁法案について総理にお伺いいたしたいと思います。  かつて金融監督庁法案の骨子ができましたときに、二月の末でございますが、日経が「大蔵省天動説をいつまで続けるのか」という社説を掲げたわけでございます。その当時、私も法案を読みまして、全く共鳴を覚えたわけでございます。まさに金融監督庁というのは大蔵省のリモコン、ダッコちゃんみたいなものでございまして、人の体に例えますと頭脳、いわゆる企画立案部門でございますが、頭脳の部分と手足、これは地方の金融機関の検査監督でございますが、その部分は大蔵省が受け持ちま……

第140回国会 文教委員会 第閉会後1号(1997/07/16、17期、平成会)

○菅川健二君 平成会の菅川健二です。どうぞよろしくお願いいたします。  今回の事件は、たびたびお話がございましたけれども、社会に大きな衝撃を与えたわけでございますが、これまで長年にわたりまして現場の教育行政に携わってまいりました私としましても大変ショックでございまして、担当の文部大臣も大変御心痛のことと思います。  事件の真相はこれから解明される部分も多いかと思うわけでございますが、これまでの報道について判断する限り、私は、数年前に日本じゅうを震憾させたといいますか、大変文部省にも御迷惑をおかけしました教師の教え子殺害事件とか、風の子学園の事件の現場の教育行政の責任者として対応に追われておりま……

第140回国会 文教委員会 第5号(1997/03/27、17期、平成会)

○菅川健二君 平成会の菅川健二です。どうぞよろしくお願いいたします。  私、参議院議員に議席を置かせていただいて以来わずか二年弱でございますけれども、この間、文部大臣は島村大臣、奥田大臣、小杉大臣と三人おかわりになったわけでございます。そこで、前大臣、前々大臣に私幾つかお尋ねいたしたわけでございますが、その事柄のうち一部は、文部省の皆さんの御尽力のおかげである程度前進したものとか見通しが立ったものがあるわけでございまして、それなりに評価いたしたいと思うわけでございますが、さらに政策を充実、前進させる意味で幾つかの質問をさせていただきたいと思います。  まず、第一点でございますが、私は、一昨年十……

第140回国会 文教委員会 第8号(1997/04/22、17期、平成会)

○菅川健二君 平成会の菅川健二です。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、本題に入る前に一つだけ問題提起をさせていただきたいと思います。  教育分野におきます行政改革、財政構造改革についての基本的な見解並びに具体的な例を一つだけ挙げさせていただきたいと思います。  行政改革、財政構造改革は聖域なく教育分野においても該当することになるわけでございますが、私自身、先般の本委員会で御質問申し上げましたように、こういった改革の名のもとに教育水準の低下を絶対招いてはならない、むしろ教育水準の質的向上を図りつつ事業の効率化、経費の節減を図らなければならないのではないかということを申し上げたわけでござい……

第140回国会 文教委員会 第14号(1997/05/29、17期、平成会)

○菅川健二君 平成会の菅川健二です。よろしくお願いいたします。  本題の法律案についてお尋ねいたしたいと思います。  私は、この任期制に関する法律案を見たときに昨年九月の朝日新聞の社説を思い出したわけでございますが、この社説の表題が「「患者の楽園」と任期制」という非常にショッキングな見出しになっておるわけでございます。  若干の内容を申し上げますと、世間には、十年一日のごとき講義ノートで、論文も書かない教授らが住む「患者の楽園」像があって、任期制というむち論にうなずく向きは少なくない。それから一番末尾に、「自己改革を怠り、外部から任期制という創業を処方される事態を招いた大学人は、不明を恥じるべ……

第140回国会 予算委員会 第9号(1997/03/13、17期、平成会)

○菅川健二君 平成会の菅川健二でございます。  大変お疲れの時間帯でございますが、気分を楽にされまして、また目をばっちりあけてひとつお聞きいただきたいと思います。  私は、平成九年度の予算案と行政改革を中心にして御質問申し上げたいと思います。  まず平成九年度の予算案についてでございますが、私は昨年十二月の当委員会におきまして、来年度の予算編成に当たって、財政構造改革元年の予算と称しておるけれども、国民に負担増を求める前に歳出を徹底的に見直し、歳出削減による構造改革を優先すべきではないかと質問いたしました。  その際、総理、大蔵大臣とも「歳出全般にわたり聖域を設けることなく、徹底した洗い直しを……


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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第4号(1997/11/11、17期、平成会)

○菅川健二君 平成会の菅川健二でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  午前中の質疑にもございましたけれども、財政構造改革と行政改革というのは密接に結びついておるということでございまして、私もその意味で、この十七日から政府の行政改革会議で最終意見の調整をされるやに聞いております各省庁の再編の問題と、それから付託議案の財革法案につきましての質疑を総理並びに関係大臣にさせていただきたいと思います。  まず、橋本総理には昨年来六つの改革を進めておられるわけでございますが、改革には必ず痛みを伴うんだということにつきまして、一般にもそう言われておりますし、橋本総理もしばしばそう発言しておられるわ……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 行政監視委員会 第2号(1998/02/03、17期、改革クラブ)

○菅川健二君 私は、行財政調査会以来この委員会の設置にかかわってまいったわけでございますが、行政不信が高まっている現在、本委員会の設置は極めて時宜を得たものだと考えておるわけでございます。ただ、この委員会の成否は運営がいかになされるかということではないかと思うわけでございまして、余り行政に依存することなく、あくまで委員会が主体性を持って独自に行政を監視し、本委員会の存在そのものが行政に緊張感を持たせる、そういうことができるかどうかということがポイントではないかと考えるわけでございます。  本題に入らせていただきますと、私自身、長年にわたりまして会計検査とか行政監察を受ける立場にあったわけでござ……

第142回国会 行政監視委員会 第3号(1998/03/18、17期、改革クラブ)

○菅川健二君 堺屋先生、山口先生、本日は貴重な御意見がございまして、ありがとうございました。  もう既に諸先生方から課題というのは出尽くしておるわけでございますけれども、私は、行政は人が動かしておるという観点からしますと、公務員のありようというものが一番問題ではないかと思っておるわけでございまして、現行の公務員制度というものが非常に閉鎖的である、固定的である、それが採用、昇進、それから退職後まで行き渡っておるというところに問題があるんじゃないかと思うわけでございます。  御案内のように、採用は学卒ですべてというか、ほとんど大半を採用しまして、しかも採用のときにキャリアとノンキャリアとを分けて、……

第142回国会 行政監視委員会 第4号(1998/04/15、17期、改革クラブ)

○菅川健二君 公務員の綱紀粛正につきましては、ここにいろいろ資料があるだけでも、平成元年の官庁綱紀の点検調査等々に始まりまして、通達とか申し合わせが次々と出てまいっておるわけでございますが、そういったものが次々と出るのに反比例して、事件というものがさらに頻繁に起こって、各省庁の最高幹部まで及んでおるというような状況になっておるわけでございます。したがいまして、非常に文章なりシステムそのものについてはきれいな形ででき上がっておるわけでございますけれども、実態としてそれが機能しておるかどうかということが非常に重要ではないかと思うわけでございます。  平成元年の点検調査につきましても、その結果を総務……

第142回国会 行政監視委員会 第5号(1998/04/22、17期、改革クラブ)

○菅川健二君 改革クラブの菅川健二です。  ただいま三人の先生方、貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。  今までの質問に若干重複する点もあるわけでございますけれども、私も長年役人をやっておりまして、日本の役人というのは他の諸国に比べれば比較的に清潔ではないかと思っておったわけでございます。若干の不心得者はどこの社会でもおるわけでございまして、そういった状況から最近いろいろ不祥事がふえてきたということについては、社会的にやはり一般的な緩みが出てきて、みんなで渡れば怖くないといいますか、その中にも一般的な接待から過剰な接待に落ち込むというような状況が出てきたんではないかと思っておる……

第142回国会 行政監視委員会 第6号(1998/05/20、17期、改革クラブ)

○菅川健二君 本委員会の役割でございますけれども、行政に緊張感を持たせて仕事を適正に執行させるということが一つの重要な役割だろうと思うわけでございますが、そのためには、行政全般について監視するということはなかなか難しいわけでございまして、行政のつぼを幾つか押さえて、そしてコントロールしていくということが重要ではないかと思うわけでございます。  そこで、テーマの公務員の服務に関してでございますけれども、行政機関内部の監査、それから人事院等による外部監査の充実ということは当然でございますが、その実施状況を毎年定期的に国会といいますか、当委員会になるわけでございますが、当委員会に報告させることによっ……

第142回国会 行政監視委員会 第7号(1998/06/08、17期、改革クラブ)

○菅川健二君 今回の大蔵省の不祥事につきましては、先ほど来お話がございますように、裁量行政の行き過ぎの問題、それから官業癒着の問題、公務員としてのモラルの低下の問題、チェック機能の不在等複合的な要因が重なっておると思うわけでございますが、まず裁量行政の行き過ぎにつきましては、先ほど来話がございまして、通達行政を廃止する、あるいは各省庁の権限については見直すというようなことで、より前進を図っていただきたいと思うわけでございます。  二つ目の官業癒着の問題について、私若干御質問いたしたいと思うわけでございます。これはMOF損の問題というのもございますが、もう一つ問題になりますのは、大蔵省の現職とO……

第142回国会 災害対策特別委員会 第5号(1998/04/10、17期、改革クラブ)

○委員以外の議員(菅川健二君) 阪神・淡路案につきましてちょっと私どもの見解を申させていただきたいと思います。  基本的には本岡委員との考え方は一致しておるわけでございますけれども、阪神・淡路大震災というのは未曾有の災害でございまして、しかも個人の責めに負わざる災害だということで、個人の生活再建のために国が特別の措置をするということは、憲法上の最低限度の生活の保障という意味からも当然の責務であると我々は考えておるわけでございます。  金額的に言いましても、先ほども話がございましたけれども、金融システム支援に対して三十兆円出す、それに対して、人間の尊厳なり生活の再建のために数千億あるいは一兆円前……

第142回国会 財政・金融委員会 第2号(1998/01/30、17期、改革クラブ)

○菅川健二君 改革クラブの管川健二です。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、今回の大蔵省の一連の不祥事につきまして、いろいろ御議論されておりますように、私も早急に公務員倫理法の制定を急ぐべきだというふうに思うわけでございます。  あわせて、これを契機といたしまして、大蔵省というのは明治以来百三十年間ほとんど無傷で、例えば内務省などは戦後散り散りばらばらに解体になったわけでございますが、今日まで権限をどんどん広げてきて大変なモンスターのような巨人になってきたわけでございます。  したがいまして、この際大蔵省の構造改革を断行すべきではないかと思うわけでございます。財政と金融行政の完全分離、国……

第142回国会 財政・金融委員会 第3号(1998/02/10、17期、改革クラブ)

○菅川健二君 改革クラブの菅川健二です。ラストバッターですから、よろしくお願いいたしたいと思います。  まず、大蔵大臣に日本経済の現状認識についてお聞きいたしたいわけでございます。  先ほども話がございましたが、企画庁が二月の月例経済報告を発表いたしたわけでございます。従来、回復基調であると言っておったのが、年末になりまして足踏みという表現に変わりました。さらに今回は停滞という表現に変わってまいったわけでございます。景気は一段と厳しくなっておるわけでございます。ただ、経企庁はあくまでも景気が後退局面にあるということは一言も言わないわけでございまして、停滞ぎみに推移しておるという言い方にとどまっ……

第142回国会 財政・金融委員会 第4号(1998/02/12、17期、改革クラブ)

○菅川健二君 私は、一昨日に続きまして質問させていただきたいと思います。  一昨日は、金融対策に三十兆円もの公的資金を大盤振る舞いするということでございますと、その前提といたしまして金融機関の情報開示の徹底とリストラを最低限思い切ってやらせるべきだということを申し上げたわけでございます。  本日は、法案に関連いたしまして若干の質問をさせていただきたいと思います。  まず、十七兆円の預金者保護対策につきましては基本的に賛成でございますが、預金保険の対象外になっております金融証券や信託などについても保護の対象になるやに聞いておるわけでございます。関係金融機関に対して、これらの点について保険料も払わ……

第142回国会 財政・金融委員会 第7号(1998/03/12、17期、改革クラブ)

○菅川健二君 改革クラブの菅川でございます。大変お疲れの時間帯でございますが、もうしばらく御辛抱いただきたいと思います。  最近の相次ぐ金融不祥事あるいは経済不況の中にありまして、国民の間ではきょうの天気のように大変重苦しい空気が漂っているわけでございますが、金融不祥事につきましては、金融ビッグバンに向けての過渡期の現象として早くうみを出して青空の見える、そして透明なルールのもとに新たな市場秩序を形成していただきたいと思うわけでございます。  ところで、経済状況でございますが、午前中も議論がございましたが、依然として大変低迷というかむしろどんどん悪くなっておるわけでございます。雨足がきつくなり……

第142回国会 財政・金融委員会 第10号(1998/03/27、17期、改革クラブ)

○菅川健二君 先ほど来、今泉、星野委員からも御質問ございましたけれども、その後の経済状況を見ましても、企画庁の一致指数とか、あるいは二月の百貨店、スーパーの売上高とか、きょうの完全失業率とか、地価の下落動向、いずれの指標をとってもなお悪化の一途をたどっておるわけでございます。そういった中で、昨日自民党が総合経済対策を発表いたしたわけでございますが、依然といたしまして財革法のおもしの中で非常にまだら模様の場当たり的な対策が目立つわけでございまして、市場はきのうは若干敬意を表したけれども、きょうはまたもとに戻ったというような状況にもなっておるわけでございます。  ただ、いずれにいたしましても、その……

第142回国会 財政・金融委員会 第11号(1998/03/31、17期、改革クラブ)

○菅川健二君 先日、自民党の総合経済対策が発表されたわけでございますが、十六兆円にも及ぶ大変な額であったわけでございます。御案内のように、市場が大変冷ややかに眺めておるわけでございまして、景気の本格的な回復といいますか、明るい兆しが全然見えないというのが現状ではないかと思うわけでございます。  不況の最大のもとが消費不況ということになりますと、やはりどうしても大型減税が避けて通れないのではないかと思うわけでございます。そうしますと、これはたびたび申し上げますように、財政改革法の改正というものがどうしても必要になってくるわけでございます。  そこで、かねて御質問申し上げましても、大蔵省では改正に……

第142回国会 財政・金融委員会 第12号(1998/04/02、17期、改革クラブ)

○菅川健二君 これまで大方の皆さん方の質問によりまして懸案のことは大体解明されつつあるわけでございますが、私は最後で若干落ち穂拾いをさせていただきたいと思うわけでございます。  まず、先ほど楢崎委員が申されたことと私は全く同じでございますけれども、郵便関係のこの改正案を見まして、こんな細かいことまで法律で規制されておるのかということでびっくりいたしたわけでございます。ATMとかCDなどのことにつきましては、民間ベースでは自由自在に行われて、その連携拡大というのが逐次図られておるわけでございますが、郵貯の場合につきましては法律によってそれを規定しなくちゃいかぬ、大変窮屈なことだなと思った次第でご……

第142回国会 財政・金融委員会 第13号(1998/04/07、17期、改革クラブ)

○菅川健二君 先ほど来話がございますけれども、まずたびたび私が申し上げております景気対策につきまして若干大臣にお聞きいたしたいと思います。  だんだん景気が後退し、どしゃ降りの状況になりつつあるわけでございますが、その中にありまして総合経済対策絡みでいろいろな報道が現在なされておるわけでございます。十六兆円の中で少なくとも八兆円は真水でないといかぬとか、あるいは財政構造改革会議を予算成立直後に開いて財革法の改正を論議するとか、外野席ではある新聞によりますとエープリルフールの毎日が続いておるというようなことでございます。  大蔵大臣は、どうもこういった中でも蚊帳の外といいますか、恐らく意識して蚊……

第142回国会 財政・金融委員会 第15号(1998/05/19、17期、改革クラブ)

○菅川健二君 私は、法案に関連して、農協の信用事業のあり方、それから検査体制の問題を中心にしてお尋ねいたしたいと思います。かなりこれまで出ておりますので、若干の重複をお許しいただきたいと思います。  先ほど来お話ございますように、農協の貯金量というのは七十兆円にも及ぶ大変大きな資金量を持っておるわけでございまして、地域の金融機関として重要な役割を果たすべきであるというふうに考えておるわけでございますが、現状から見ますと、これらの資金というものが地域経済の発展のためにどの程度活用されておるのかということになりますと若干疑問を持つわけでございます。  これも先ほど来話がございますように、農協系統の……

第142回国会 財政・金融委員会 第16号(1998/05/21、17期、改革クラブ)

○菅川健二君 御提案の金融システム改革のための関係法案の整備でございますが、金融ビッグバンを進める上で意義のあることだと考えておるわけでございますが、金融システム改革の中で証券市場の再構築が極めて重要ではないかと思うわけでございます。  そこで、証券市場の整備の問題について若干お聞きいたしたいと思います。  我が国のこれまでの高度成長期におきましては、各企業の資金調達の過半、これは一九九五年におきましては五二%程度でございますが、金融機関の借り入れに支えられてきておるわけでございまして、市場からの直接金融は四七%程度にすぎないわけでございます。  これから企業が独自性を生かして国際的に、グロー……

第142回国会 財政・金融委員会 第17号(1998/05/26、17期、改革クラブ)

○菅川健二君 参考人の皆さん、大変御苦労さまでございます。最後でございますので、しばらくお時間をおかしいただきたいと思います。  先ほど来話がございますけれども、きょうの新聞に各銀行の、大手十八行でございますけれども、三月期決算が発表になっておるわけでございまして、先ほど岸参考人の方から不良債権の償却につきましてはほぼ見通しが立ったようなお答えもあったわけでございますが、今後のことを考えますと、景気の一段とした冷え込みとかあるいは地価の下落がまだ続くのではないか、さらにはアジアの経済危機がまだ尾を引くのではないかということで、銀行の厳しい対応がさらに求められるのではないかと思うわけでございます……

第142回国会 財政・金融委員会 第18号(1998/05/28、17期、改革クラブ)

○菅川健二君 さきの委員会の参考人招致におきまして、全銀協の岸会長から、最近欧米では大型合併がたくさん出てきておると、その一つとしてシティコープとトラベラーズの合併は銀行、証券、保険のサービスを幅広く提供する金融コングロマリットを形成しつつあるという発言があったわけでございます。  私は、最近のそういった諸外国の例を見てみますと、予想をはるかに超えた形で金融ビッグバンが進んでおるのではないかというふうに思ったわけでございます。  我が国の場合、現在審議しております金融システム改革の全般的な方向としては望ましい方向に向かっておると思うわけでございますけれども、一つ、具体的には保険業に関する規制緩……

第142回国会 財政・金融委員会 第19号(1998/06/04、17期、改革クラブ)

○菅川健二君 本題に入ります前に、昨今問題になっております九七年度の国の一般会計決算につきまして御質問をいたしたいと思います。  新聞報道等によりますと、一兆円を超す規模の歳入不足に陥ることが確実になったと伝えられておるわけでございますが、実際の見通しはどのようになっておりますか。
【次の発言】 アバウトに言いますと一兆円前後というふうに見ていいのでございますか。その辺はいかがですか。
【次の発言】 いずれにいたしましても、大変多額の歳入欠陥を来すであろうということが想定されるわけでございます。  我々、新進党におった昨年の当初以来、消費税アップとかあるいは財革法論議の中で、経済再建なくして財……


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各種会議発言一覧(参議院17期)

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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第1号(1997/01/28、17期、平成会)

○菅川健二君 いろいろ今御意見を拝聴させていただいておったわけでございますけれども、それぞれ大変貴重な御意見だろうというふうに拝察いたしておったわけでございます。  私、先ほど鈴木委員から話がございましたように、参議院の改革も絡んでということから考えますと、今すぐきちっとできるというスタンスから考えて何ができるかということ、それぞれおっしゃられた中からちょっとつまみ食いになるわけでございますが、一つは井上委員の方から御指摘がございましたように、第二種の常任委員会の中で行政監視という委員会をきちっと設けていく。その前に武見委員から話がございましたように、能力をきちっとつける。これは大変重要なこと……

第140回国会 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第2号(1997/04/04、17期、平成会)

○菅川健二君 我が会派におきましてもいろいろまだ意見があるわけでございますが、ただそれぞれ矛盾しておるわけではないと私は思っておるわけでございまして、まずやはり時点がいろいろあるわけでございまして、現在の委員会制度というものについて必ずしも十分ではないということは皆さん全く同感ではないかと思うわけでございまして、現在のやはり常任委員会制度を活性化していくということがまずあるということが基本ではなかろうかと思うわけでございます。  そして次に、さはさりながら、そのまま現行の枠組みだけでこういった行政監視という大きな問題が機能するかということになりますと、現行の委員会というのはどちらかといえば前向……

第140回国会 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第3号(1997/05/09、17期、平成会)

○菅川健二君 私も内容的に異論はございませんけれども、先ほどの蒸し返しになりますけれども、都築委員から話がございましたように、参議院制度改革の他の委員会との整合性につきましては、ぜひ報告書の中にきちっと位置づけていただきたいという要望でございます。



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データ更新日:2022/12/18

菅川健二[参]在籍期 : |17期|-18期
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菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。