このページでは釜本邦茂参議院議員の18期(1998/07/12〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は18期国会活動統計で確認できます。
○釜本邦茂君 自由民主党の釜本でございます。 野田自治大臣に、自治省関連として幾つかの基本的な問題についてお聞きしたいと思います。 まず、地方財政についてお聞かせください。 これまで本会議、当委員会でのやりとりをお聞きしていると、地方財政は危機的な状況にあり、もはやこれまでの借入金を中心とした対策では対応し切れない状況に来ているものであり、ここは抜本的な改革を講じるべきであるという指摘がございます。しかし、そうはいってもこの非常時とも言える不況時において、国、地方ともに財源の確保に四苦八苦しているときに直ちに将来を見据えた抜本的な対策をとることは困難であり、ここはまず思い切った景気対策を……
○釜本邦茂君 私は、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各派並びに各派に属しない議員岩瀬良三君の共同提案による地方財政の拡充強化に関する決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 地方財政の拡充強化に関する決議(案) 現下の極めて厳しい地方財政の状況及び財政需要の増大にかんがみ、地方行財政の中長期的な安定と発展を図り、地方団体が自主的・主体的な諸施策を着実に推進できるよう、政府は左記の事項について措置すべきである。 一、累増する巨額の借入金残高が、諸施策の実施を制約するなど地方団体の財政運営を圧迫することが強く懸念されることに……
○釜本邦茂君 自由民主党の釜本邦茂でございます。 まず最初に、御多忙の中、三人の参考人の先生方に御出席をいただき、それぞれのお立場で貴重な御意見を賜りましてまことにありがとうございました。厚くお礼を申し上げます。 そこで、まず最初に梶原参考人にお伺いいたします。 梶原参考人は、知事として岐阜県の情報化に早くから積極的に取り組まれ、その結果目覚ましい成果を挙げてこられましたことに対し心から敬服する次第であります。 さて、今回の法案によるシステムの特徴は、全国ネットワークを構築することに加え、ICカードを導入し、このカードの付加機能としてどのようなサービスを加えるかは各市町村の判断としてい……
○釜本邦茂君 自由民主党の釜本邦茂でございます。 まず、貴重な御意見をいただきました四人の公述人の皆さんに厚くお礼を申し上げます。 まず、与野市長の井原公述人にお伺いいたします。 与野市におかれましては、従来からコンピューター技術を活用して土曜日にも住民票を市内三カ所で交付されていると今お聞きしましたが、現場の地方自治体の長として常に住民の立場に立ち住民サービスの向上に努力されている姿に心から敬服する次第であります。 お話の公民館などでの土曜日の住民票交付につきましては、コンピューターのオンラインネットワークという技術があって初めて可能になるものでありまして、技術を住民サービスの向上に……
○釜本邦茂君 自由民主党の釜本邦茂でございます。このたびは、交通・情報通信委員会におきましては初めての所属でありまして、初めての質問に立たせていただくことになりました。よろしくお願いいたします。 今回は運輸関係の質問をさせていただきますが、私は、一国民として関心を持っている事項について幾つかお聞きしたいと思っております。 まず、二階大臣、政務次官におかれましては、ただいまのお気持ち、昨日打ち上げられたHUロケットが失敗に終わったということで大変残念であり無念であり、また当局関係者の皆様のお気持ちをお察しいたします。私自身も非常に残念と思っておるわけでございますが、このロケット八号機は、航空……
○釜本邦茂君 自由民主党の釜本邦茂でございます。 まず初めに、郵政省にお伺いいたします。 視聴率のとれる番組とは、映画、音楽、スポーツ、ニュースの四大カテゴリーと言われております。確かに、民間放送において視聴率は広告料収入にも直結しており、軽視することはできないという事情は十分承知しておりますが、しかしながら、最近の視聴率偏重型になり過ぎた番組などを見ますと、今後質の向上にも重きを置いた番組づくりをお願いしたいと切に思う次第であります。 私が日ごろからとなえております健全な青少年の育成にも、放送の果たす役割というのは大変大きなものがあると思います。二十一世紀に向けて、郵政省が考えられてお……
○釜本邦茂君 おはようございます。自由民主党の釜本でございます。 大臣におかれましては、連日の有珠山火山活動の対策等、また先週末来いろんなことがございました。大変御苦労さまでございます。その激務の中、本委員会に御出席賜り、ありがとうございました。 本日は、海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部改正の法律案ということで御質問させていただきたいと思います。 今我々が暮らしている母なる大地、この地球は、永遠に続く時間の流れの中で、清らかな大気や水、豊かな緑を形づくり、多くの生命をはぐくんでまいりました。 しかし、近年、人間の活動規模の拡大に伴い、地球の自然の持つ回復力の限界を超えて環境……
○釜本邦茂君 自由民主党の釜本でございます。本日はよろしくお願いいたします。 インターネットの普及率が大変著しい現在、それに伴うメリット、デメリットというものも顕著になってきております。そこで、この問題に対応できる法整備が必要となってくるわけですが、今回、商取引においての根幹ともいうべき信用に関する電子署名及び認証業務に関する法律案に着手することは、商取引のみならず、金融、教育、福祉、行政等インターネットを介するさまざまな分野においても重要な意味を持つものであります。そこで、今回は電子署名及び認証業務に関する法律案について私の率直な疑問をぶつけさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いい……
○政務次官(釜本邦茂君) 南野先生には、日ごろから労働行政に関しまして格別の御高配を賜り、まことにありがとうございます。吉川大臣、ただいま閣議に出席のため、役不足ではございますが、私の方から質問にお答えさせていただきたいと思います。 本年四月に施行しました介護労働者の雇用管理の改善等に関する法律の改正法に基づき、民間企業のみならず社会福祉法人、医療法人、NPO等が介護分野における新たなサービスの提供等に伴う労働者の雇い入れを行う場合の助成措置、介護分野における労働者の能力開発の推進等の施策を講じています。 なお、新たなサービスの提供等に伴う雇い入れに対する助成措置の申請は、本年七月末までに……
○政務次官(釜本邦茂君) このたび労働総括政務次官を務めることになりました釜本邦茂でございます。 我が国の雇用失業情勢は、依然として厳しい状況にありますが、改善の動きが広がってきております。このような動きをより確かなものとするため、雇用対策を的確に推進し、雇用不安の解消に努めることが重要です。 また、一人一人の意欲と能力が生かされ、安心して働くことができ、ゆとりを実感できる勤労者生活を実現していくことが重要であります。 私は、吉川労働大臣とともに、労働行政の推進に全力を尽くして取り組んでまいりますので、吉岡委員長を初め委員会の先生方の格別の御指導、御協力を賜りますようお願いいたします。
○政務次官(釜本邦茂君) 中央労働委員会の公益を代表する委員は十月八日任期満了となりましたが、磯部力、今野浩一郎、岡部晃三、落合誠一、小野旭、菊池信男、菅野和夫、諏訪康雄、西田典之及び横溝正子の十君を再任し、また、若菜允子、花見忠及び谷口隆志の三君の後任として曽田多賀、山口浩一郎及び若林之矩の三君を任命いたしたいので、労働組合法第十九条の三第二項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○政務次官(釜本邦茂君) IT化の推進が雇用の分野に及ぼす影響としましては、業務の効率化に伴う雇用の削減や電子商取引によるいわゆる流通業の中抜き現象などの懸念も指摘される一方で、IT関連産業の成長により情報通信にかかわるサービス提供等の分野において新たな雇用が生み出されることが期待されます。
以上でございます。
【次の発言】 今お話がございましたように、中抜き現象、流通の中の中抜き現象などが懸念されるわけでございますけれども、そういった中で、また新たな経済取引を活性化する中で労働市場といたしましては新たな業務を担う人材が必要となってくるわけでございます。
なお、このIT化の進展の中で仮に現……
○政務次官(釜本邦茂君) ただいま大臣からも御説明がありましたように、KSD豊明会は任意団体であり、自前の収入をどのように支出するかということについては労働省としてはとかく言う立場にはないわけでございまして、そして、今問題になっておりますKSDからの補助金、それからまたKSD豊明会の収入、その収入の中から豊明支部へ寄附されているというところでございますので、何ら問題はないのじゃないかと、こう思います。
【次の発言】 自己負担金をどのように使われようが、それは豊明会のことでございまして、労働省がとかく言うことじゃないということでございます。
○政務次官(釜本邦茂君) 学卒無業者は、ここ数年御指摘のとおり増加してきております。また、不安定な就労を繰り返すいわゆるフリーターも大幅に増加しているところであります。 これら学卒無業者や不安定就労者が増加することは、若年期における有形無形の技能形成や経験の蓄積の大きな支障となり、職業人としてのキャリア形成が十分なされないおそれがあるものと思われます。 さらに、今後、若年労働力が大幅に減少していく中でこうした若年者がそのまま高い年齢層に移行していくとすれば、労働生産性や経済活力の維持などの面で我が国の経済社会全体に大きな影響を与えることが懸念されるところであります。
○政務次官(釜本邦茂君) 労働者の健康を確保するための施策としては、従来より労働安全衛生法に基づき、定期健康診断等の実施や当該健康診断の結果、有所見の者に対する適切な就業上の措置等の実施を事業主に義務づけております。こうした対策に加え、今般の労災保険法等の改正により二次健康診断等給付を創設したいと考えています。 その内容は、定期健康診断等の結果、脳・心臓疾患の発症にかかわる項目に異常の所見が見つかった者に対し、脳及び心臓の状態を把握するためにさらに詳細な二次健康診断を実施するとともに、当該健康診断の結果を踏まえ、運動、栄養、生活全般にわたる保健指導を行おうとするものであります。 この二次健……
○釜本邦茂君 私は、自由民主党の釜本でございます。 本日は、両参考人の先生方、大変お忙しい中、ありがとうございます。 女性に対する暴力というのが本日の調査テーマでありますが、私自身、女性から殴られたという経験もございませんし、また女性に対して暴力を振るったというそういった記憶もありません。そのため、女性への暴力という問題に対する認識は、素直に申し上げて余りぴんとこないというのが否定はできないわけであります。 しかし、今日本全体を見渡しましても、今日までこの問題は十分認識されずに来ており、その犯罪性や女性の権利侵害という部分が見落とされてきたということは大変憂慮すべきことであるというぐあい……
○釜本邦茂君 去る二月十六日から十八日までの三日間、徳島県及び兵庫県において、男女等共生社会に関する実情調査を行いました。 派遣委員は、石井会長、溝手理事、直嶋理事、大森理事、林理事、福島理事、入澤理事、堂本理事、末広委員、仲道委員、森下委員、岡崎委員、輿石委員、高嶋委員、八田委員及び私、釜本の十六名であります。 以下調査の概要を御報告申し上げます。 一日目は、まず、徳島県庁において、県当局者から男女共同参画に対する取り組み状況と「女性による県議会」の概要について説明を聴取いたしました。 徳島県は、昭和五十三年に「徳島県婦人行政連絡会議」を設置し、昭和五十九年には「徳島県婦人対策総合計……
○釜本邦茂君 それでは、私から今までいろんな調査をしてまいった中での感じた点を数点申し上げたいと思います。 第一点は、女性に対する暴力の実態調査の必要性であろうかと思います。 参考人からの意見聴取や兵庫県での現地調査、さらにマスコミの報道等によりこの問題の重要さ深刻さを痛感しておるわけでございますが、その実態がどうなのかということになりますと、東京都が行った調査はあるようでございますが、国レベルの全国的な調査は行われていない。平成十一年度に総理府に実態調査のための予算が計上されておるので、今年度中にはその調査が行われると思いますが、さまざまな対応策なりDVに関する立法化の検討をする際にして……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。