このページでは高橋紀世子参議院議員の18期(1998/07/12〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は18期国会活動統計で確認できます。
○高橋紀世子君 私、このたび無所属議員として参議院のお仲間に入れていただきました高橋紀世子でございます。 無所属でしたものですから、この労働・社会政策委員という非常に重い任務を、私自身が選ぶというよりもそういう任命をいただきまして、入ってみますと本当に実力不足ですし、また、きょう質問をさせていただくというのは少々おこがましいとは思っておりますけれども、あえて挑戦した次第です。質問が稚拙だったり、また何度も皆さんからもう出尽くした質問だったりして大変お聞き苦しい点はあるかと思いますが、お許しください。 今申し上げたように、やはり労働・社会政策というのは日本の国のこれからの行方を担っていくよう……
○高橋紀世子君 最後になりましたが、なるべく手短に御質問したいと思います。 このたび労働省提出の労確法改正案は、失業率の低減、ひいては日本の景気回復に向けて、これまでの労働省の守備範囲をさらに広げ、他の省とも手を携えて大変踏み込んだ改正案と評価しております。しかし、私に一つ素朴な疑問点がありますので、これをお聞きしたいと思います。 まず初めに、労確法が最初に制定された平成三年、一九九一年当時の雇用情勢についてお尋ねしたいと思います。 当時はバブル経済のあおりを受け、景気は拡大期にあり、とりわけ中小企業にとって労働力の確保は困難な状況にありました。この労確法は、中小企業における労働力確保の……
○高橋紀世子君 高橋紀世子でございます。 今、大臣からお話がありました適材適所、若い時期からどうやって自分の一番適した職業を選んだらいいか、その点についてきょうは御質問申し上げようと思っておりました。先ほどそのことがもうお話がありましたけれども、重ねたようになりますけれども、もう一度質問させていただきます。 私は、一昨年、委員会の北海道派遣に参加させていただき、当時は職業能力開発短期大学校、現在では大学と言っていると聞いておりますが、小樽校を視察させていただきました。 その際、皆さん、学生さんたちが服装はまちまちで、茶髪で出てくる方もいましたし、男の子も本当にアロハを着たり、まちまちの姿……
○高橋紀世子君 八月九日の委員会で、私は、小学校や中学時代のような学校教育の早い段階からインターンシップ制度などを導入したり、職業教育の重要性について述べさせていただきました。 早い時代にどういう職業についたらいいか、そんなことを学ぶことが職業意識を向上させて、何になりたいかな、大きくなったらこういうことをやりたいかなと、そういうふうに子供たちが思うことが少年少女時代の生活を充実させることにもつながるのではないかと思うんです。そして、やはり少女時代、少年時代の人間生活をより豊かにするのではないかと考えるのであります。 その後、新聞などを見ておりましたら、労働省や文部省が共同してそんな研究会……
○高橋紀世子君 労災法改正案について質問させていただきます。
この労災法改正案に対する具体的な質問に入る前に、日本の労災保険の基本的なあり方についてお聞きしたいと思います。
労働者が病気にかかったときに、労災法でカバーされるものなのか、それとも健康保険でカバーされるものか、その決定はどの機関が、そしてどの人物がしてくれるものなのでしょうか。そして、その基準はどんなところにあるのでしょうか。大変基本的なことですが、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 ということは、経済的な負担をする、お金の出どころである労働省が決める権限を持っていらっしゃることです。やはり、私はこれにはいろんな問題がある……
○高橋紀世子君 私は三人の子供を育てました。一人はもう三十一になっていますし、次は二十六歳、そして真ん中に三十歳の女の子がいます。子供を育てた経験にかんがみながら、素朴な質問をさせていただくことをお許しください。 大臣は、所信表明の中で、国民の教育に対する信頼が大きく揺らぎ、我が国の教育は危機に瀕しているとお述べになりました。具体的にどんな点が危機に瀕しているのか、どういうふうに考えておられるのか、伺いたいと思います。 教育というのは私も大変な場面になっていると思います。教育の何が危険なのか、この具体的な内容についての認識を考えてみたいと思います。 また、ここで言う国民が信頼しなくなった……
○高橋紀世子君 まず、私のこのたびの議員としての立場をお話ししておきたいと思います。 野党議員とともに三十人学級を柱とする法案を発議いたしましたのは、単に内閣案を否定したからではなくて、一クラスの生徒数が少ないのは本当にベターだと考えたからです。内閣案は実際には私の望む抜本的な改革にはなっていないのですが、やはりないよりはずっとましだと思いまして、今回の内閣案について本当に評価をすることをまず申し上げたいと思います。 それから、質問ですが、生徒数の決定権について質問したいと思います。 今回の内閣案は、カリキュラムなど教育システムの決定を教育現場に持たせようとするのではなさそうです。いまだ……
○高橋紀世子君 高橋紀世子でございます。 私、ちょっと間違えまして、参考人の皆さんにお尋ねするところをどなたかお一人に決めて伺うと思ったものですから、準備がうまくいっておりませんが、長谷川参考人に伺うことに準備してありますので、お許しください。 そして、先ほどのお話にありましたように、予算のことについてですが、やはり公共事業その他に大きな予算をとっているのですから、学校の教育の現場に少数のクラスをつくるのにどうしても予算がとれないなどという、そういうアンバランスなことは本当に何とかしていきたいと思います。 それからもう一つ、長谷川参考人がおっしゃった先生方の評価なんですけれども、やはり児……
○高橋紀世子君 センター法改正案について質問いたします。 私は文部科学関係の法令集を恥ずかしいんですけれども初めて見ました。その多さに本当にびっくりしました。一人一人の人間の教育のされ方を細かく細かく規定しています。だれも教育行政全体を把握している人はいないでしょう。しかし、法制度が人間を支配しているように書いてあります。私たちに自由を与えてくれる道具であるはずの法律がひとり歩きして、人間を支配しているように思えました。手段であるはずのものがゴールになっているように思いました。私はこれはどうも本末転倒の感じがあるなと思いました。人間がシステムにがんじがらめになっているような感じがしたんです。……
○高橋紀世子君 高橋紀世子でございます。 今、山本先生が教科書のことをおっしゃったんですけれども、私も、順序よく書いてはきたんですけれども、申し上げたいことがそのことでしたので、もう最初にそういうふうに言ってくださったから、そのことから申し上げたいと思います。 六法全書を読みますと、学校教育法の第一章から第九章の中に、小学校についても、それから中学についても高校についても、小学校の教科に関する事項は、それから中学校に関する事項、高校に関する事項は文部科学大臣がこれを定めるということになっているのでございますが、今、山本先生がおっしゃったように、現場にいらっしゃる方、それから現場で子供たちや……
○高橋紀世子君 国立学校設置法の一部を改正する法律案について質問いたします。
国立大学における教育研究の整備充実を図るため国立大学に併設されている医療技術短期大学を発展させること、それから国立大学の組織編制の弾力化を図るため講座等を各国立大学に自主的に編制させること、この二つの改正については私は基本的には賛成なのでございますが、この法律のでき方のプロセスについて疑問を持ちまして質問をいたします。
この法律が施行されるに当たり、それを行う主体はだれでしょうか、伺いたいと思います。この法律に関係する方たちはどなたでしょうか。
【次の発言】 この法律によって一番影響を受けるのはやはり学生さんであ……
○高橋紀世子君 高橋紀世子でございます。 私は、この三法案を見まして、ボランティアとか飛び級というのは法律で国が生徒に強制するものではないという気がして仕方がありません。 例えば、ボランティア活動を学校の中の教務として一斉にやるということは、どうしても生徒とそしてその学校の自主性みたいなものがなくなると思うのです。そして、それを決まり事としてやるようになれば、どうしてもそれは決まっているからやるということになって、何かちょっとボランティア精神の趣旨と違っているように思えてなりません。それは、やはり学校の子供たちが自主的に目覚めて何かやろうといって、そして周囲がそれを助けるというような形にし……
○高橋紀世子君 今、山本委員から現場が大切なんだというお話を伺いまして、私も子供を三人育てて学校にやりましたけれども、やっぱり何はともあれ、教育のあれは現場が物を言っていると思います。今、本当にびっくりするほど不登校生徒の急増で、このごろは教育の荒廃を招いてしまっていると思うんです。それで、それにはどんな原因があったのか。大変恐縮なんですけれども、行政の責任がやはり少しはあったと思うのですが、そのことについてどういうふうに思っていらっしゃるか、伺いたいと思います。 過去に政府がやってきたことが何であるかを反省しないと次に行く真の改革が生まれないと思うんです。どうしてこういうふうになってしまっ……
○高橋紀世子君 高橋紀世子でございます。 参考人の皆様のお話、本当にありがとうございます。 今、登校拒否児の数がだんだんふえて、学校に行きたくなくなっているお子さんが多いんですけれども、それはやっぱり学校のあり方に何か子供たちの成長に合わないものがあるのではないかと思います。 そして、今度の三法案の改革なんですけれども、非常に画一的な授業をずっとやってきまして、そして現場の先生方が授業の内容を決めるというよりも、六法全書にも書いてありますけれども、文部大臣が責任を持って科目を決めるというような条項がありますし、今、沖縄から北海道まで文部省で決められた同じ授業をしていますけれども、子供たち……
○高橋紀世子君 高橋紀世子でございます。
前回の委員会ではっきりとお答えいただけたように思えないので、しつこいですけれどももう一度伺います。
教育の今日の、登校拒否児がたくさんいたり、いろんな問題があります、この教育の危機を招いたことに対する政治というか政府の責任はどういうふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 不登校児の数を伺いますと、十三万人と本当にびっくりしますが、子供というのは本当に正直で素直ですから、学校が楽しければ絶対に行ってしまうと思うし、やはりそこに児童や子供たちの自然な流れと違う何かを大人がしてしまっているのではないかと私は思っています。
変な質問ですけれども、大臣は、……
○高橋紀世子君 高橋紀世子でございます。
前回とまた同じような質問になってしまうんですけれども、しつこいようですが、もう一度伺いたいと思います。
今このように、登校拒否児が十三万人、それからいじめの問題、子供たちの自殺の問題、そういう教育の危機を招いたことに対する責任、政府というか行政の責任がやはりあると思うのですけれども、その点をどう考えていらっしゃるか、伺いたいと思います。
【次の発言】 複雑な理由があるということを伺いましたけれども、それはもちろん子供の育つ環境ですから複雑な理由はあると思うんですけれども、学校に行きたくない子供の数とかそれらを思いますと、やはり複雑な事情以外に、教育……
○高橋紀世子君 私は、三人の子供を保育園ではなく幼稚園に出しました。三人でしたから、送り迎えのことでも本当に、三年保育でしたから、そのときは幼稚園の送り迎えで始終しているような感じでしたけれども。車で送っていらっしゃる方があったりいろいろでしたけれども、ほとんど母親が送ってきているんですね。それで行って、そして迎えに来るんです。 私が思ったのは、幼稚園、保育園でその場所がもう少し開放されて、地域の結びつきやら活性化に何か使えるようになったらお母さんたちの時間も有効に使えるし、それから地域の結びつきにもなるし、どうかしらと思うんです。 このごろいろんな嫌な殺人事件とか小ちゃな子供が殺人したり……
○高橋紀世子君 高橋紀世子でございます。 今、清水先生がおっしゃったことでもあるんですけれども、やはり女性が働くについては子供のことは大変頭痛の種だと思いまして、いつでも入れられる保育所。これは、ベビーシッターをしていただけるところ、すぐれた長時間保育をしていただけるところがどこにでもあるということは、どうしても我々が働く場合に必要だと思います。 それから、私は素人的に直観で考えたことを申し上げますが、政府に関する審議会の構成に、委員会には必ず女性委員を入れて、女性の委員のいない審議会はなくするというのが当たり前じゃないかとつくづく思っておりました。それから、男女がともどもやっていく場合に……
○高橋紀世子君 清水委員のおっしゃった、本当に女性の自立というのは大変なことであると思いますし、社会的な応援も必要ですし、私たちの意識も自分自身で高めていかなければいけないと思います。 先ほどからこれ質問が何度も出てしまったんですけれども、また重ねて質問をさせていただきます。 福田官房長官にきょうは、私は、福田先生の奥様のお父様が実は私の行っていた学校のPTAの会長でいらして、私たちよく知った方と福田先生が結婚なさったので、代議士の福田さんというのではなくて、PTAの会長のお嬢さんをもらった方という意味で私は大変記憶に残っておりましたら、またこういうふうに運命で御一緒させていただくことにな……
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