小林美恵子 参議院議員
20期国会発言一覧

小林美恵子[参]在籍期 : 19期-|20期|
小林美恵子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは小林美恵子参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院20期)

小林美恵子[参]本会議発言(全期間)
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第161回国会(2004/10/12〜2004/12/03)

第161回国会 参議院本会議 第9号(2004/11/26、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇三年度決算並びに当面の課題について質問をいたします。  二〇〇三年度決算で最も重大な問題は、自衛隊のイラク派兵経費です。そもそも、自衛隊のイラク派兵は、戦闘状態が続くイラクに多国籍軍の一員としての派兵であり、憲法九条を踏みにじったものです。  派兵から一年、今、イラク各地で米軍による激しい軍事攻撃が行われています。診療所を破壊し、医師、看護師、患者をも殺害。救急車も爆撃され、負傷者を運ぶこともできない。さらに、捕虜のイラク人を銃撃。水も食料もない中で、罪なき市民や子供たちが息絶えていく。私は、無辜の市民を虐殺する米軍に怒りが込み上げてきます。 ……

小林美恵子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院20期)

小林美恵子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第161回国会(2004/10/12〜2004/12/03)

第161回国会 文教科学委員会 第3号(2004/11/02、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私はまず初めに、相次ぐ台風、そしてこの新潟中越地震による被災者の皆さんに心からお見舞いを申し上げると同時に、今、復旧・救援活動で御尽力されている方々に心から敬意を申し上げたいというふうに思います。  先日、小千谷中学校の校長先生のお話をお伺いしました。その学校では今もなお避難登録者が五百人、そして二百五十人の方が体育館や校庭のテントで寝泊まりをされているそうでございます。電気と水道は復旧したものの、まだガスが引かれてなく、医療スタッフもまだ配置をされていないという状況だそうです。寒さも本当に厳しくなります。小千谷を始めとして被災地の皆さん……

第161回国会 文教科学委員会 第4号(2004/11/11、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は、参考人の皆さん、お忙しい中お越しいただいて、貴重な御意見、本当にありがとうございます。  私たち日本共産党は、この義務教育費国庫負担金制度というのは、憲法と教育基本法が定めました、国民はひとしく教育を受ける権利を有する、いわゆる教育の機会均等、また義務教育はこれを無償とする、そういう立場に基づいた制度だというふうに考えています。ゆえに憲法も、もちろん教育基本法もしっかり生かすと、そういう立場から義務教育費国庫負担金制度を堅持しなくてはならないというふうに考えます。今日は、そういう立場を先に申し上げて、参考人の皆さんにお伺いしたいと……

第161回国会 文教科学委員会 第6号(2004/11/18、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は、貴重な御意見、本当にありがとうございました。  私は、まず鹿内参考人にお聞きいたします。  法案に関してなんですけれども、今回のこの法案は、二法人が統合してできる新しい法人の業務として、核燃料サイクルの確立のため、また高速増殖炉、また核燃料物質の再処理に関する技術などを挙げています。同時に、原子力基本法にも新法人の役割として「核燃料サイクルを確立するため」という文言を入れています。この新法人の業務、役割として核燃料サイクルを明記するということは、私は大変問題だと思うんですね。  政府が進めるこの核燃料サイクル路線について、私ども日……

第161回国会 文教科学委員会 第7号(2004/11/25、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私も、今日、質問の最初に原子力安全委員会の関与の問題についてさせていただこうと思いました。しかし、この間、審議がございまして、答弁もあって、いわゆる原子力安全委員会の意見も適切に反映することは大切であるというふうに御答弁をされたと思います。  そういうふうに大切であるというふうに御認識であるならば、私はやっぱり明確に法に規定すべきだというふうに思うわけですね。日本原子力産業会からも、パブリックコメントでいきますと、主務大臣の中期目標の作成等について両委員会による議決を経て決定されるべきであると、こういう意見が出ております。だから、やっぱり……


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第162回国会(2005/01/21〜2005/08/08)

第162回国会 決算委員会 第1号(2005/02/10、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は御説明、本当にありがとうございました。  私は、ちょっと確認をさせていただく上で、まず会計検査院の方にちょっとお伺いしたいと思います。  かつてロッキード事件などがございましたときは、そのときは会計検査院の、例えば全日空を直接検査をするようなことはできなかったというふうに思いますが、そういう問題以降、会計検査院の検査の対象が拡大されたものがあったかどうかいうことを一つ確認したいと思います。  それを受けて、片山参考人にお伺いしたいと思いますけれども、検査の対象につきまして、日本の場合とそういうイギリスやアメリカの場合と、その違いとい……

第162回国会 決算委員会 第2号(2005/02/15、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は貴重な御意見いただきまして、本当にありがとうございます。  私は、それぞれの参考人の方にお聞きしたいと思いますけれども、まず加藤参考人にお聞きしたいと思います。  先ほど、事業評価について学校給食の問題をお出しになったときに、コストだけではいけないということで、栄養の問題とかも考えないといけないというふうにおっしゃられたと思うんですけれども、コストだけではなくてやっぱり質の面も考えるという点の御指摘は本当に大事だなというふうに思いまして、その点は学校給食に限らず、ほかの点での事業についてチェックする際も大事な視点ではないかなというふ……

第162回国会 決算委員会 第3号(2005/02/22、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は、両参考人におかれましては貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。外務省の方も御説明ありがとうございます。  それで、実は私も昨年のODA調査でメキシコ、ブラジルに寄せていただきました。それで、ブラジルのチエテ川の治水対策の事業が一定の効果をもたらしていることとか、ゴイアスの農場の電化事業が農作物の栽培量を増やしているということなどを見ますと、一定の有効性はあるのかなというふうには思いました。  ただ、やはり調査行かしていただいて、何といいますか、行かしていただいて、対応される方というのはその事業を必死に取り組んで……

第162回国会 決算委員会 第4号(2005/03/01、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は社会保険庁のオンラインシステムの問題について質問をさせていただきたいと思いますが、その前に総務省にお聞きしたいと思います。  各省庁で採用されている情報システムについてですけれども、官公庁が採用している十億円以上のシステム、全官庁でたしか八十六システムかと思います。この予算総額が二〇〇二年度でいきますと約八千七百億円、うちレガシーシステムは四十一システムですけれども、予算規模は全体の八割の六千八百億円と。いかにレガシーシステムが予算規模の多いものかということが本当にうかがえるというふうに思います。しかも、受注企業がNTTデータ、日立……

第162回国会 決算委員会 第5号(2005/03/28、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日、私は関空二期事業問題について質問させていただきます。  国土交通大臣と財務大臣が二〇〇二年十二月の合意で行った内容は、二期事業について今後の需要動向や会社の経営状況などを見つつ行うというふうにしていたと思います。しかし、昨年十二月の北側大臣、谷垣大臣の両大臣合意では、二本目の滑走路の供用に踏み出したものだと言わざるを得ないというふうに思います。  そこで、お聞きしたいと思いますけれども、需要動向について、どういうふうな認識、判断をされたのでしょうか、大臣にお伺いします。
【次の発言】 更にお聞きしたいと思いますけれども、昨年の本委員……

第162回国会 決算委員会 第8号(2005/04/18、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。今日、私は大型店問題で質問させていただきます。  二〇〇〇年に大店法が廃止されて、まちづくり三法、大店立地法等まちづくり三法が施行されましたけれども、昨年の七月に日本商工会議所、全国商工会連合会、全国中小企業団体中央会、全国商店街振興組合連合会の四団体がまちづくりに関する要望書を出しておられます。  これ、その文書なんですけれども、そこに、まちづくり三法制定当初に期待された効果は得られず、全国の中心市街地は活性化するどころか三法制定時よりも更に寂れていると。しかも、大型店出店にかかわる現行制度の総合的、抜本的見直しの早期検討をこの要望では求め……

第162回国会 決算委員会 第10号(2005/04/27、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日私は、大阪梅田貨物駅の移転計画に伴います環境問題について質問をいたしますけれども、国交省さんにも、副大臣にもお越しいただいておりますので、先日起こりました、まず初めに、JR福知山線の脱線事故について質問をいたします。  今日の午前中の本会議でもございましたけれども、死者が九十一名、負傷者四百五十六名と、最大の鉄道事故となりました。私は改めて、亡くなられた方の御冥福をお祈りすると同時に、負傷者の方々に心からお見舞いを申し上げます。我が党は対策本部をつくり、私も事故当時、脱線現場、また負傷者が収容されました関西労災病院にも参りました。昨日……

第162回国会 決算委員会 第11号(2005/05/16、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日、私は、非正規雇用労働者問題について質問させていただきます。  まずは、お手元にお配りをいたしました資料の一枚目をごらんください。これ、総務省の統計でございますけれども、非正規雇用労働者の全体、また男女別、二十四歳以下の推移を示したものでございます。  パート、アルバイト、派遣、契約社員など、とにかく非正規雇用労働者は、二〇〇四年度でいきますと一千五百六十四万人、全体の三一・四%、女性は五一・七、二十四歳以下は四五・二%と、一九九〇年度と比べても、それぞれ一一・二%、一三・六%、若者はとりわけ二四・七%も増大をしています。しかも若者の……

第162回国会 決算委員会 第12号(2005/06/07、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇三年度決算の是認に反対するとともに、国有財産増減及び現在額総計算書の是認に反対、国有財産無償貸付状況総計算書の是認に賛成、また措置要求決議案及び内閣に対する警告案に賛成することを表明して、討論を行います。  まず第一に、本決算には自衛隊のイラク派兵の経費及びイラク復興支援経費として、予備費と補正予算から、それぞれ三百六十億円余り、一千百八十八億円余りの支出が行われております。自衛隊の本隊派兵は米軍主導による不法なイラク占領支配に加担、協力するものであり、これを断じて容認することはできません。  第二に、決算と表裏一体の関係にあります二〇〇三年度……

第162回国会 厚生労働委員会 第13号(2005/04/12、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。今日は本委員会で質問させていただきますが、どうぞよろしくお願いいたします。  まず、今回の独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法案が出された背景についてですが、先ほど来から答弁がございますが、社会環境の変化、国民のニーズという御答弁がございました。  ここで私は改めて大臣にお伺いしたいと思います。国民のニーズというのはどういうものでしょうか。
【次の発言】 国民のニーズといいますのは、先ほどおっしゃられたような、デラックスな宿泊施設とおっしゃいましたけれども、つまりグリーンピアのような採算性を無視した巨大施設への年金積立金の投入ですとか……

第162回国会 文教科学委員会 第2号(2005/03/15、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は、今日、学校の安全対策の問題中心に質問をさせていただきます。  先月、寝屋川中央小学校での教職員殺傷事件は本当に大きな衝撃を与えました。改めて私は犠牲になられた先生の御冥福とお見舞いを申し上げる次第でございます。  こうした学校の安全対策問題は、四年前に起こりました附属池田小学校のその事件をいかに教訓にしてきたかということが問われるのではないかというふうに思っております。  それで、今日私が手元に持っておりますのはその事件の合意書なんですけれども、そこにこういう文章がございます。文部科学省及び大阪教育大学並びに附属池田小学校が、本事件……

第162回国会 文教科学委員会 第3号(2005/03/18、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。今日私は、学校の耐震化問題を中心に質問させていただきます。  先月私は、被災地であります新潟の長岡市、十日町市の学校へお伺いをいたしました。国立長岡高専では校舎が、私が見るところ十センチほどの亀裂が入っていて、もう分断されているというような状態でもございました。本当に恐ろしいなというふうに実感したんです。また、長岡市では五十四校すべての公立の学校が被害を受けており、三校は使用できないと。四郎丸小学校などでは、グラウンドにプレハブを建てて、被害があった校舎というのは足場を組まれていて痛々しい状態で、復旧に向けた状態でございました。子供たちはプレ……

第162回国会 文教科学委員会 第4号(2005/03/22、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は今日は義務教育費国庫負担問題から質問させていただきます。  今回の法案は、ここにあります、昨年の十一月二十六日の政府・与党の三位一体改革の国庫補助負担金改革についての合意が根底になっているものです。その合意の中に、文教分野として、義務教育制度については、その根幹を維持し、国の責任を引き続き堅持をする。その方針の下、費用負担についての地方案を生かす方策を検討し、また教育水準の維持向上を含む義務教育の在り方について幅広く検討するというふうな文言がございます。  そこで、私は大臣にお聞きしたいと思いますけれども、この合意の中にあります義務教……

第162回国会 文教科学委員会 第5号(2005/03/29、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は参考人の皆さん、貴重な御意見を本当にありがとうございました。  私は、まず鳥居会長にお聞きしたいと思います。  昨年八月二十四日に出されました地方六団体の国庫補助負担金等に関する改革案に対しまして、十三名の知事が義務教育費国庫負担の廃止、一般財源化反対の趣旨で意見を付記されました。そこに長野県知事が、皆さんももう御存じのとおりですけれども、義務教育費国庫補助負担金についていえば、人材こそ唯一無二の資源である日本において、基礎的な学力をすべての子供に授ける義務教育は、その実施主体を問わず、国家が責任を持って財源保障すべきものであると。……

第162回国会 文教科学委員会 第6号(2005/03/31、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 私は、日本共産党を代表して、国の補助金等の整理及び合理化等に伴う義務教育費国庫負担法等の一部を改正する法律案に対して反対の討論を行います。  第一に、義務教育費国庫負担制度は、憲法、教育基本法が定める教育の機会均等、教育条件の整備に対する国の責任を制度面から担保しているものであります。  しかし、これまで、旅費、教材費など、また三位一体改革により、二〇〇三年度、二〇〇四年度と退職手当、児童手当などが一般財源化され、現在は義務教育費国庫負担は教職員の給与、手当の二分の一の負担だけとなっています。  この間の審議でも明らかなように、八五年度から一般財源化された教材費で見ると、削減に……

第162回国会 文教科学委員会 第7号(2005/04/19、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は今日、教科書問題で質問させていただきます。  四月五日の教科書検定を契機にしまして中国や韓国などから日本政府に厳しい批判の声があり、また反日デモが起こっています。私どもはどんな主義主張でも暴力に訴えるべきではない、これは我が党の立場でございます。同時に、ここにはやっぱり日本政府や責任ある政治家の歴史認識、さきの侵略戦争に対する認識が問われているというふうに思います。  そこで、幾つか大臣にお聞きしたいと思います。  検定合格となりました扶桑社の歴史教科書ですけれども、これがそうでございますけれども、一々めくると時間がございませんので、……

第162回国会 文教科学委員会 第9号(2005/05/12、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は、まず法案にあります筑波技術短期大学の四年制化にかかわって質問させていただきます。  先ほどからも随分議論がございますけれども、この大学は、正に視覚・聴覚障害者のための我が国唯一の高等教育機関として本当に役割を果たしてきている大学だというふうに思います。  私も一昨日この本委員会での視察に一緒に伺いましたけれども、正に施設面、特に視覚部などの施設は、とにかく全盲であっても学舎内を移動できるようにということで、すべて四角の状態を保つというふうにおっしゃっておられました。また、教材面でも、点字の教材が学生一人一人に沿って作られているとい……

第162回国会 文教科学委員会 第12号(2005/07/07、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今回の改正案は、短期大学卒業者に学士号を与えるなど積極面はあると思いますけれども、若手研究者の皆さんの養成を困難にする問題点があると思います。そうした観点から今日は質問をさせていただきます。  まずお聞きしたいと思いますけれども、現行の五十八条に、「大学には学長、教授、助教授、助手及び事務職員を置かなければならない。」とあります。改正案にも、呼称は変更していますけど、その条文はしっかりとあります。  ここで改めてお聞きしますけれども、大学の職の基本としてこういう職が必要であるという大臣は御認識であるということでしょうか。

第162回国会 文教科学委員会 第14号(2005/07/28、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は、まず、今採択真っ最中にあります教科書問題で質問させていただきます。  教科書採択の公正確保のために、独占禁止法に基づく公正取引委員会告示の第五号がございます。それはこの文書でございますが、その文書の三項に、「教科書の発行を業とする者が、直接であると間接であるとを問わず、他の教科書の発行を業とする者またはその発行する教科書を中傷し、ひぼうし、その他不正な手段をもって、他の者の発行する教科書の使用または選択を妨害すること。」ということがございます。  私はここで公正取引委員会の方にお伺いしたいと思いますけれども、ここで言います「間接」と……

第162回国会 予算委員会 第7号(2005/03/08、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  政府は、国立大学授業料標準額値上げの理由として、私学との格差是正をおっしゃっております。今日は、そこで私は私学学費を中心にして質問させていただきます。  まず、日本の大学の中で占める私学の学校数、そして学生数の割合とその役割についての文部科学大臣の御認識をお伺いします。
【次の発言】 重要な役割があるとおっしゃいましたその私学の学費についてでございますけれども、一九七五年度と二〇〇四年度のその額、現在の初年度の納付金は、全学部、理科系、医歯学系、それぞれ幾らでしょうか。
【次の発言】 今御説明をいただきましたその私学の学費が本当に私も高い……

第162回国会 予算委員会 第12号(2005/03/16、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日、私は、介護保険問題を中心に質問させていただきます。  政府の見直し法案では、新たに新予防給付を導入をされて、そして要支援また要介護一の軽度要介護者を移行させるというふうにあります。この点は、本当に利用者の皆さんからも関係者の皆さんからも大きな不安の声が出ています。  そこで、私は大臣にお伺いしたいと思います。こうした軽度要介護者へのサービスの役割をどのように御認識をされておられるでしょうか。
【次の発言】 私がお聞きしましたのは、新予防給付がどういうものかということではなくて、今行われています軽度の要介護者、要支援また要介護者の皆さ……


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第163回国会(2005/09/21〜2005/11/01)

第163回国会 決算委員会 第閉会後1号(2005/11/17、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日、私は、百五条に基づきまして、会計検査院が検査されました公益法人にかかわりまして、特に財団法人民間都市開発推進機構の土地取得譲渡問題について質問をさせていただきます。  民都機構のこの事業は、政府の総合経済対策の下でバブル経済の崩壊に伴う地価の下落と不動産取引の停滞を打開するとし、一九九四年三月から始まったとあります。そこで、国交省にお聞きしますけれども、今年三月末で土地の取得事業はもう終了していますけれども、この取得は二百二十七件、一兆四百六十五億円、譲渡は九七年度から二〇〇四年度までで百二十八件、五千五百七億円、二〇〇四年度末の保……

第163回国会 決算委員会 第閉会後2号(2005/12/19、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  調査に行かれた皆さん、本当に御苦労さまでございました。  私は、今日は有償資金協力と無償資金協力について質問させていただきたいと思いますので、第一班の皆さんには大変申し訳ございませんけれども、二班、三班にかかわってインドとベトナム中心に質問をさせていただきたいと思います。  皆さんももう御存じのように、ODAについて二〇〇〇年の国連ミレニアムでは世界の貧困削減を宣言しているかと思います。今もなお貧困層十億人、途上国で暮らす四十六億人のうち栄養不良人口八億人、読み書きできない人は八億五千万人以上、予防可能な原因で亡くなる五歳未満児が一千百万……

第163回国会 厚生労働委員会 第1号(2005/10/06、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  前国会で廃案になった本法案が再提出されて、関係者にまたもや不安をもたらすものになっています。さらに、障害児の福祉施設も利用契約制度に変わることに伴い、障害乳幼児の保護者からの、また関係者からも不安の声が本当に出ています。  そこで大臣に質問ですけれども、前国会の委員会で、障害児童福祉施設を現行の措置制度から利用契約制度に変える理由として、「保護者がサービスを選択するという意識が醸成されてきた」と答弁をされました。その根拠となる調査結果があるのでしょうか。
【次の発言】 しかし、調査はされていないという御答弁でございました。  私は、ここに……

第163回国会 国土交通委員会 第閉会後2号(2006/01/19、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は本当に貴重なお話を御発言いただいて、本当にありがとうございます。  私どもは、今回の事件といいますのは、多くの居住者の方の命と安全にかかわる重大な事態でありまして、被害者の皆さんのやっぱり支援を最優先に行う、そして同時に、この事件の原因と責任を究明して再発防止の抜本的な対策を進めることが国民の皆さんの不安を解消することだというふうに思っております。  そこで、まず清水参考人にお伺いしたいと思いますけれども、先ほど来のお話をお伺いしておりますと、やっぱり住み慣れたマンションから転居を余儀なくされて、それでこの事件への怒りと精神的負担、……


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第164回国会(2006/01/20〜2006/06/18)

第164回国会 決算委員会 第2号(2006/02/15、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  両参考人、今日は本当に貴重な御意見ありがとうございます。  まず、私、特別会計全体の問題でお聞きしたいと思いますけれども、一昨年の朝日新聞に富田先生が「特別会計の見直し」という記事を載せておられたと思うんですけれども、それを拝見いたしますと、二〇〇四年度の特別会計の総額が三百八十七兆円で、会計間の相互の出入りを差し引いた額が二百七兆円。国の一般会計は八十二兆円。その中に特別会計への繰入額四十七兆円が含まれていて、これを差し引いた一般会計の歳出額は三十五兆円に比べ特別会計の規模が極めて大きいというふうに指摘をされておられました。それゆえに、……

第164回国会 決算委員会 第3号(2006/02/22、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は両参考人、貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。  私、まず両参考人にお伺いしたいと思います。  独立行政法人の見直しについてでございますけれども、二月十日に政府の行政改革推進本部が行政改革の推進の問題で文書を出されておりますけども、その中に、「独立行政法人の見直し」として、「国の歳出の縮減を図る見地から、その組織及び業務の必要性を厳しく見直す」とあるんですけど、国の歳出の縮減を図るというのがまずあるんですね。もう一つは、「総人件費改革」の中でも、独立行政法人、特殊法人等はということで、百分の五以上の縮減すること……

第164回国会 決算委員会 第6号(2006/04/10、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子です。  二〇〇四年度決算の内容といいますのは、年金保険料の引上げや生活保護の給付の削減、高齢者を始めとする庶民への増税など、一兆円もの負担の増が追加されたものだと私は思います。その結果、勤労者世帯の実収入は前年度比で二・四%減、完全失業者も前年比二万人増の結果にもつながっています。  私は、二〇〇七年度予算編成に生かすためにも、今回の二〇〇四年決算審査の中の問題点として、政府が犠牲を強いていますこういう低所得者層の生活と住まいに関して、特に雇用促進住宅の譲渡・廃止問題について質問します。  まず、雇用促進住宅の貸与要件、現在の箇所数、戸数、入居者の総数、……

第164回国会 決算委員会 第7号(2006/04/17、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は財務大臣御出席でございますので、私はまず最初に大臣にお聞きをしたいと思います。  二〇〇三年の九月の衆議院本会議での件ですけれども、このとき、小泉総理が在日米軍駐留経費負担の一定の節約、合理化を踏まえると答弁をされておられます。そしてまた今年四月七日、経済財政諮問会議では聖域なき支出削減を行うというふうにされているんですけれども、聖域なきといいますと在日米軍駐留経費負担も対象になるのでしょうか。
【次の発言】 大臣のその御答弁を踏まえまして、私は米軍への思いやり予算について今日は質問させていただきます。  まず、防衛施設庁にお聞きし……

第164回国会 決算委員会 第8号(2006/04/24、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日私は、NHK問題について質問させていただきます。  二〇〇四年度のNHK決算を見ますと、受信料収入が六千四百十億円で、本体収入の九六%を占めています。受信料を納めた契約世帯は三千四百四十七万世帯で八〇・二%でした。正に私は、NHKは国民そして視聴者の皆さんが納める受信料で成り立っていると改めて痛感をしたんです。  しかし、二〇〇四年に発覚した相次ぐ不祥事で視聴者や国民の怒りを買い、受信料支払拒否が急増してきました。二〇〇五年一月に海老沢会長が辞任しましたけれども、しかし国民のNHK不信、支払拒否は拡大し、不払は約三割にも上っています。……

第164回国会 決算委員会 第11号(2006/05/29、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日、私は公共調達問題で質問させていただきます。  国の公共調達で公益法人などと結んだ随意契約が、これまで、二〇〇五年度、全省庁で、契約金額一兆三千八百十七億円、契約件数で二万七千三百八十一件、法人数千七百六十四法人となっています。その規模、金額においても極めて多額に上っている。各省庁で見ますと、契約金額で一番多いのは防衛施設庁の六千四百二十四億円、契約金額の半分近くを占めています。次いで、国土交通省の二千二百八十五億円、厚生労働省の千六百十五億円。  ここでまず財務省にお聞きしますけれども、各省庁の随意契約の二〇〇四年統計では合計件数、……

第164回国会 決算委員会 第12号(2006/06/07、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇四年度決算の是認に反対するとともに、国有財産増減及び現在額総計算書の是認に反対、国有財産無償貸付状況総計算書の是認に賛成、また、措置要求決議案及び内閣に対する警告案に賛成することを表明して、討論を行います。  まず、二〇〇四年度決算の是認に反対する第一の理由は、決算と表裏一体の関係にある二〇〇四年度予算の問題です。二〇〇四年度予算は年金保険料の引上げや庶民増税など、向こう十数年にわたる国民負担増のレールを敷く連続負担増予算で、〇四年度から〇六年度までの三年間で三兆円の負担増となります。地方自治体への一兆円補助金削減も、義務教育や公立保育所などの……

第164回国会 行政改革に関する特別委員会 第12号(2006/05/24、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。私、今日、気象業務にかかわって質問させていただきたいと思います。  まず、今回の法案ですけれども、簡素で効率的な政府を目指すとして、国家公務員定員を二〇一〇年度までに五%純減の内容が盛り込まれています。  そこで、行革担当大臣にお聞きをいたしますけれども、政府の行政減量・効率化という、それはどういう考え方に立って国民の安全にかかわる分野を公務と民間に仕分をするのか、また行政減量・効率化というものは国民の安全分野に相入れるものなのか、この点、大臣のお考えをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、法案の二条にございます、「国民生活の……

第164回国会 国土交通委員会 第1号(2006/02/03、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は、まず建築確認制度の問題について質問をします。今度の耐震強度偽装問題では、建築確認検査業務の民間開放、また過剰なコストダウン競争を引き起こした性能規定の導入など、規制緩和の問題をやっぱりしっかりと検証される必要があると思います。  それで、九八年の建築基準法の審議では、私どもは、営利を追求することから競争が激しくなる、そうなれば安かろう悪かろうという検査になる、そういう問題を指摘をさせていただいて、民間任せでは検査の公正中立性は困難になると反対をいたしました。  専門家からも同様な疑問が投げ掛けられていました。例えば、日弁連でございま……

第164回国会 国土交通委員会 第3号(2006/03/16、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  まず、先の議員の皆さん、時間の御協力、本当にありがとうございます。  私、今日は、高速道路問題で質問させていただきます。  大臣は、先日の所信で、四十兆円の債務返済、そして真に必要な道路をできるだけ少ない国民の負担で建設すると述べられました。そこで、第二名神高速道路のいわゆる大津―城陽区間、そして八幡―高槻区間の抜本的見直し区間、ここの扱いはさきの第二回国幹会議でどういうふうになされたのでしょうか。
【次の発言】 着工について判断し、それまでは着工しないという御答弁でございましたけれども、先ほど、主要ないわゆる周辺ネットワークの関係ですけ……

第164回国会 国土交通委員会 第4号(2006/03/22、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  昨日の日経新聞ですけれども、日経新聞に、「日本の空に「安全・安心」の回復を」と社説が書いてありましたけれども、今本当に航空会社の安全性について大きな関心を呼んで、重大な問題になってきているかと思います。私は、今日はその点に関して質問をさせていただきたいと思います。  まず、スカイマークエアラインのトラブル問題についてですけれども、昨日の日経にも書いてありましたけれども、三月十四日の朝日新聞にも、亀裂を放置したまま旅客機を飛ばしていたミスが発覚をしたとありました。この件につきまして、国交省は検査にも入っているかと思いますけれども、この国交省……

第164回国会 国土交通委員会 第5号(2006/03/23、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は今日、法案改正の一つになっております事故調査委員会について質問させていただきます。  先ほどもございましたけれども、JR福知山線脱線事故から間もなく一年になります。先日、私は被害者ネットワークの方にお会いをしました。御遺族や被害者の思いは、四月二十五日で時が止まっている、なぜ家族が死ななければならなかったのか、何両目のどこに乗っていたのか、どういう経過や理由で大事故が起きたのか知りたいのだと。私は、この被害者の思いといいますのは本当に当然だと思いますけど、まず、大臣はこの思い、どのようにお受け止めになられるでしょうか。

第164回国会 国土交通委員会 第6号(2006/03/28、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今回の改正案は、運輸事業者に対して、輸送の安全確保の責務規定、また安全管理規程の作成、届出の義務付けなど、言わば当たり前というようなことが遅まきながら規定されたというふうに私は思います。それでも規定されたということは評価ができると思うんですね。しかし、それを実行する上では、やっぱり事業者はもちろん、政府の運輸行政としての、政府の運輸行政ということ自体を検証することがやっぱり必要だというふうに私は思います。その点で、今日は、今回、トラブル続きになっております航空の現場の実態を基にして質問をさせていただきます。  私は、航空の安全を保障する上……

第164回国会 国土交通委員会 第7号(2006/03/30、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今回の改正案は、新潟中越地震などを踏まえまして、造成された宅地などの安全性の確保を図るために宅地造成に伴う災害防止の措置を講ずるものとなっています。それは大変私も重要だというふうに思います。  そこでお聞きしたいんですけれども、いわゆる地盤災害が集中する盛土・切土宅地の安全対策を行っていく上でその必要とする箇所数、まあ箇所数については先ほどの議論の中でも出ておりますけども、改めてその箇所数と、そして私は住宅数もどの程度あるかということをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 先ほどの御説明でいきましても、特定な地域を抽出してということでご……

第164回国会 国土交通委員会 第9号(2006/04/06、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  先日、私は、日本郵船にお伺いいたしまして、同時にコンテナターミナルも拝見をさせていただきました。海洋物流の発展とともに、私はいわゆる港湾施設の安全というのが本当に重要だなということを痛感してまいりました。  そこで、今回の改正案でございますけれども、港湾施設の建設改良に当たり、その技術基準を仕様基準から性能基準に変更して、その安全性を確認する民間の登録機関を新たに設置するということにあります。私は、今日の質問、まずこの点からさせていただきたいと思います。  港湾施設の安全にかかわって海洋構造物の海水劣化の問題なんですけれども、塩害による腐……

第164回国会 国土交通委員会 第11号(2006/04/13、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今回の法案の改正は、二千年の危険物質及び有害物質による汚染事故に係る準備、対応及び協力に関する議定書の批准に伴う国内体制整備でありまして、今回のその法改正案の内容を見ますと、海洋汚染防止、海洋環境保全、海上輸送安全確保からも必要な措置だと私も思います。しかし、何点か確認をさしていただきたいというふうに思います。  まず、環境省にお伺いいたしますけれども、法案にあります有害危険物質の対象、そして環境大臣が未査定液体物質と査定する際の基準といいますのはIMOの国際基準に合致したものになるでしょうか。決して日本がその基準から後退することはないで……

第164回国会 国土交通委員会 第12号(2006/04/18、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日、私はまず法案の目的や定義について、かかわって質問させていただきたいと思います。  法律の目的とか、例えば理念といいますのは、その内容や運用を左右する私は重要な問題だというふうに思っております。高齢者社会対策基本法でありますとか障害者基本法は社会参加の確保を基本理念とされています。そういう社会参加の確保をしていくためにも、移動の自由と安全を確保することは不可欠な前提だと思うんですね。  しかし、今回の法案でございますけれども、移動の自由が基本的な権利であること、前回のハートビル法や交通バリアフリー法の審議の際にも議論はありましたけれど……

第164回国会 国土交通委員会 第13号(2006/04/20、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は、四人の参考人の皆さん、貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。皆さんの御意見をお聞きしておりまして、私も、やっぱり当事者でないと気付くことができない点が本当に随分あるということを改めて痛感をさせていただいたわけでございます。  それで、私は、お聞きしたいのは、まず今福参考人と山城参考人にお伺いしたいと思いますけれども、今回のいわゆる新法の中に、いわゆるバリアフリーの基準については政省令で定められるということになっておるかと思います。そうしますと、障害者を始め当事者の皆さんのその基準を作る上での、その関係者の皆さん……

第164回国会 国土交通委員会 第14号(2006/04/27、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私、前回に続きまして、バリアフリーの基準を定めるに当たっての件について最初に質問さしていただきます。  そういう基準を定めるに当たりまして、障害者を始め当事者の参画という重要性は度々申し上げてまいりました。  先日、私、障害者の皆さんと御一緒につくばエクスプレスの秋葉原駅、丸ノ内線の霞ケ関、そして大江戸線の六本木駅を調査に行ってまいりました。秋葉原駅は、昨年新設されたということもございますので、エレベーター、エスカレーターはもちろんでございますけれども、音声案内板も可動式さくも設置をされておられまして、その開閉部分に、何両目か、階段、エレ……

第164回国会 国土交通委員会 第16号(2006/05/11、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は、まず初めに、NPOの皆さんによりますボランティア有償運送問題について質問をさしていただきます。  この制度、もう御存じのように、既に一定の手続と条件の下で二〇〇四年三月から全国で展開されている制度だと思います。そのベースが、二〇〇四年三月のいわゆる国交省の通達がベースになっているかと思いますけれども、そこでちょっとお聞きします。今回のいわゆる改正案でいきますと、二年余り行ってまいりました通達に基づく、通達の行政といいますか、通達行政に比べてどこがどういうふうに変わるのか、この点、まずお伺いしたいと思います。

第164回国会 国土交通委員会 第17号(2006/05/16、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今回の改正案は、一万平米の大型店の立地を第二種住居地域、準住居地域、工業地域、そして都市計画区域、準都市計画区域内の用途地域の指定のない非線引き地域を原則立地不可とするものになっています。  立地不可というふうになっているという点におきましては、拡充されている点で一定規制されているというふうに思いますけれども、私はこの点で幾つかお聞きしたいと思いますけれども、まず今回の法改正後で一万平米超の大型店出店規制の対象区域は国土全体の面積からいくと何%になるのでしょうか。
【次の発言】 今御説明いただいたんですけれども、私はお手元に資料を配付をさ……

第164回国会 国土交通委員会 第18号(2006/05/18、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は、参考人の皆さん、貴重な御意見をいただきまして本当にありがとうございます。  私、まず阿部先生にお聞きしたいと思いますけれども、今回、まちづくり三法の改正案が、三法といいますか、都市計画法と中心市街地活性化法ですから二法ですよね、二法の改正案が出されたわけですけれども、そうした背景には、この間、中小四団体が、三法は、当初期待されたが効果は得られず、全国の中心市街地は活性化するどころか三法制定時よりも寂れていると、見直しの要望が出されていたわけですね。  私どもは、この三法の下で町が寂れてきた、どおんと大型店がどんどん出店して小売の商……

第164回国会 国土交通委員会 第19号(2006/05/23、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は、開発整備促進区そして計画提案にかかわり質問させていただきます。  改正案では、新たに出店規制した地域でも部分的に規制を外せるように地区計画に開発整備促進区を設け、さらに一定の開発事業者が都市計画の提案者になることが盛り込まれました。  そこで、質問なんですけれども、二〇〇二年の都市計画法改正でいきますと、都市計画提案制度が措置されて、そのときに都市計画の決定、変更の発意機能が地権者、NPOなどに開かれました。しかし、開発業者にはその対象にはならなかった。一体それはなぜなのかということをまずお伺いしたいと思います。

第164回国会 国土交通委員会 第20号(2006/05/30、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。私は、まず居住の権利について質問させていただきます。  住宅といいますのは、私は、あらゆる人にとって命、健康、生活の基盤であって、子供を育てて、家族が憩い合って、老後を過ごす場、たとえ独り暮らしの方にとっても生きていく上では欠かせない空間で、明日への活力を養う最も重要な生活の空間だと思います。これほど重要な住宅について、憲法では「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」とうたわれておりますけれども、住まいの基本法となるべき今回の住生活基本法案には国民の居住の権利が明記されていません。  そこでお伺いしますけれども、居住に関する権利、……

第164回国会 国土交通委員会 第21号(2006/06/01、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は、四人の参考人の皆さん、貴重な御意見をいただきまして本当にありがとうございます。  私どもは、この住生活基本法案に関しまして、やはり国民のいわゆる居住の権利を明確にするということが非常に大事なことだというふうに考えております。例えば、国民の住まいに対する権利の規定、目指すべき居住また住環境の水準の法定化、適切な住居費の負担の設定、公的住宅の質量ともの改善の明確化、国民の権利を守るための国や自治体や住宅関連事業者、金融機関などの責務の明確化などが本当に必要ではないかというふうに考えてまいりました。  先ほどのお話の中にもイスタンブール……

第164回国会 国土交通委員会 第22号(2006/06/06、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  耐震強度偽装事件発覚からこの間、新たな構造計算の偽装、改ざん、そしてまた耐震強度不足の建築物が広がって、もう国民の中では、我が家は本当に大丈夫だろうかと、もう不安が強まるばかりです。しかも、被害マンション住民の多くの方々は、いまだなお、建て替えも生活再建の見通しもないまま日々を過ごされています。正に、建築行政に対する国民の信頼が根本から揺らいでいると。  こうした中で今回の改正案が出されてきたわけでございますけれども、ここで私は大臣にお伺いしたいと思います。四月二十四日の日経アーキテクチュアのアンケートによりますと、改正案で建築物の安全性……

第164回国会 国土交通委員会 第23号(2006/06/08、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は、参考人の皆さん、貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。  私、まず、小川参考人、尾竹参考人にお伺いしたいというふうに思います。  建物の安全を確保するという点では、設計、施工、監理における建築士の方々の役割はやっぱり重大だと思います。今回の事件によりまして、建築士の社会的責務というのが大変問題になっておるわけでございますけれども、今回の改正案でも違法な点について罰則を強化するというふうになっております。その点は大事なことなんだろうとは思いますけれども、ただそれだけでいいのかというふうにとらえなくてはならないと思……

第164回国会 国土交通委員会 第24号(2006/06/13、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日、私は、耐震強度偽装事件の被害者の皆さんの救済問題で質問さしていただきます。  まず、使用禁止命令が出されて、それで退去を余儀なくされました分譲マンション十一棟の建て替えに関しての現在の状況、そこでの追加負担の平均額を、説明要りませんので数字だけでいいですので、簡潔にお答えいただけるでしょうか。
【次の発言】 ここに建て替え決議の上げられましたグランドステージ東向島の方の意見書というのがございます。ここには、「平均二千万円の追加負担は到底無理であります。一千万円でも生活が困難になることは目に見えております。それでも追加ローンが組めるな……

第164回国会 予算委員会 第3号(2006/02/02、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は、耐震強度偽装事件の被害者の住宅ローン問題で質問をします。  一月十九日の参考人質疑で、被害者でありますグランドステージ住吉の清水さんは、平均毎月十五万円ぐらいの住宅ローンを支払い、一方で転居先での家賃は十五万から十八万円、さらに、行政からの補助が入ったとしても移転の際の敷金などで百万円は出費をしたと。何の責任もない被害住民が転居で出費をして、その上、担保価値もない、住むことができないマンションに、そのマンションのローンを支払い続けなければならない、こんな理不尽なことはあっていいでしょうか。  まず、国交大臣、官房長官の、この点につい……

第164回国会 予算委員会 第11号(2006/03/14、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は、今日、耐震強度偽装事件の被害者救済問題について質問をさせていただきます。  姉歯物件以外のいわゆる偽装、そしてまた耐震強度不足の物件が福岡、熊本、横浜そして北海道と次々と発覚をしてきました。結局、この姉歯物件も含めて耐震強度の偽装、そしてこの不足の物件というのはそれぞれトータルで何件、そのうちマンションは何棟で何戸あるのでしょうか。精査中、調査中も含めてお答えいただけますか。
【次の発言】 熊本などはどうですか。
【次の発言】 では、そのうち政府が示されておられます〇・五未満の危険性が確認されたマンションの、その何棟で、何戸で、分譲……


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第165回国会(2006/09/26〜2006/12/19)

第165回国会 教育基本法に関する特別委員会 第2号(2006/11/24、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は、経済格差と教育を受ける権利について質問をいたします。  現行教育基本法第三条は、「すべて国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられなければならないものであつて、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によつて、教育上差別されない。」とあります。この条文は、教育の機会均等をうたい、国民の教育権を保障する重要な条文だと私は思いますけれども、大臣の御認識はいかがでしょうか。
【次の発言】 大変重要だということでございます。  そのいわゆる教育を受ける権利、教育の機会が今現状ではどうなっているのかと、親御さんや子供……

第165回国会 教育基本法に関する特別委員会 第5号(2006/11/29、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は、教育の根幹を成す教員の現状が基本法の改定でどうなるのか、こういったことについて質問をいたします。  我が党は、教員は労働者であるだけでなく、子供たちの成長を助ける責務を負っている教育の専門家と考えています。それゆえに、その力量の発揮を重視をしています。  しかし、今日、教員がその責務を果たす上で重大な問題が起きています。その一つが、教員の多忙化、過重労働です。この間のいじめ問題でも、先生が忙し過ぎていじめに対応しづらくなっているという声も聞かれます。読売新聞でも、先生はなぜ忙しいかと連載を始めました。教員の過重労働の解決は正に国民……

第165回国会 教育基本法に関する特別委員会 第8号(2006/12/05、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は、公述人の皆さん、大変貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。  私は、まず、十条の問題について桂先生と土屋先生にお聞きをしたいというふうに思います。  私は、現行基本法は、戦前の子供たちも戦争に駆り立てていった歴史の反省に立って、国家のための人づくりではなくて、一人一人の人格の完成を掲げ、国家が教育に介入しない、教育行政は諸条件整備確立に負うと規定したものだというふうに理解をしています。  そこで、御質問なんですけれども、政府案は、現行基本法にあります「教育は、不当な支配に服することなく、」という文言は残しており……

第165回国会 決算委員会 第1号(2006/11/15、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私、質問に入る前に、まず、百五条要請、また院法改正に基づきまして、この間、会計検査院の皆さんが検査をされ、また報告も随時にしていただいたことを心から敬意を表したいというふうに思います。  今日は、その一つであります中心市街地活性化プロジェクトにかかわりまして質問をさせていただきます。  まず、会計検査院にお聞きしますけれども、このプロジェクトの自治体数、地区数、それから総事業費、そしてそのうちの国費、またその中で国交省が占める額と割合、そしてまた、こういう事業費の集計が公表されたことが今まであったかなかったか、この点についてお答えください……

第165回国会 国土交通委員会 第2号(2006/10/26、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  大臣は所信のときに、国土交通行政は国民生活に密着するものであり、国民の視点に立ち行政を推進すると述べられました。私は、その点にかかわりまして、特に今日は二つの柱で質問をいたします。一点目は、関空二期事業と神戸空港についてです。  まず、この空港のそれぞれの、空港島の埋立ても含めまして、総事業費及び、そのうち国費はそれぞれ幾らでしょうか。
【次の発言】 いずれにしましても、多額な国民の税金をつぎ込んできた二つの空港でございます。  来年八月供用開始を目指している関西新空港、現在の一本目の滑走路でも、この間、需要予測と実際とは乖離をして経営に……

第165回国会 国土交通委員会 第3号(2006/11/02、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  北朝鮮によるミサイル発射や核実験など一連の行為について、我が党は、国際社会の意思を無視をし、六か国協議や日朝平壌宣言などの国際的取決めをじゅうりんする暴挙であると厳しく非難、抗議をし、北朝鮮が国際世論に逆行する無謀行為をやめ、核開発計画を放棄をし、六か国協議へ無条件復帰することを強く要求をしてまいりました。  同時に、このことを実現するために、我が党は、国際社会が一致協力して北朝鮮に働き掛け、平和的、外交的に解決することの重要性をとりわけ強調してもまいりました。また、この立場から、日本の独自措置についてもあり得るとしてきたものでございます……

第165回国会 国土交通委員会 第5号(2006/12/07、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日私は、建築士法そのものについての質問につきましては次回にさせていただくこととしまして、耐震偽装被害者の支援について質問させていただきたいと思います。  耐震偽装事件発覚からもう既に一年余りがたちました。ここで改めてお聞きしたいんですけれども、退去を余儀なくされました分譲マンションでは建て替えの推進決議や決議がどれほどなされているか、そして同時に、十一月十六日の各紙を見ますと、国交省は二〇〇九年三月には建て替え完了の見通しがあるというふうに報道もされています。その根拠をお示しいただけるでしょうか。

第165回国会 国土交通委員会 第6号(2006/12/12、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  耐震偽装事件を発端にしまして建築士法の改正案が出されたということでございますけれども、建築士の方々の使命について私はまず大臣にお伺いしたいと思います。  せんだっての本委員会でも参考人の皆さんが、いい国民資産を造るものなんだと、そしてまた、国民の生命、財産を守るというのが使命なんだと、そのために資質とか能力の向上があるんだというお話がございましたけれども、こうした点について大臣の御認識をまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 大臣が御説明をいただきました、そういう使命を果たすべき建築士が偽装を構造設計で行ったと、なかなか表には見えない……

第165回国会 国土交通委員会 第7号(2006/12/14、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は、今日、六か国協議の再開について質問させていただきたいと思います。  十月三十一日に中国、北朝鮮、そしてアメリカの非公式協議で六か国協議の再開合意をされました。で、直近の報道によりますと、中国の外務省は十一日、北朝鮮の核問題をめぐる六者協議を十八日から北京で開くと正式に発表したとございます。そしてさらに、その報道では、中国は先週、十六日の再開を各国に打診し、いったんは合意したが、その後、北朝鮮が再調整を求めて十八日にずれ込んだと。ただ、各国の実質的協議は十六日にも始まる見通しだともございます。  その点にかかわりまして外務省にお聞きし……


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第166回国会(2007/01/25〜2007/07/05)

第166回国会 決算委員会 第2号(2007/03/16、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子です。  ODAの入札問題について質問いたします。  まず、外務省のODA予算額、そしてそのうちの一般プロジェクト無償、水産無償の合計額のその占める割合、二〇〇四年度から二〇〇六年度まで、数字だけお答えいただけますでしょうか。
【次の発言】 無償資金協力の予算額、そしてまた、今お答えになったプロジェクト無償及び水産無償の合計額がそのODA予算額に占める割合についてお答えくださいと言いました。よくお聞きになって御答弁ください。
【次の発言】 では、その一般プロジェクト無償と水産無償の入札参加資格において、外国企業の有無について簡潔にお答えください。

第166回国会 決算委員会 第5号(2007/04/23、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私、今日、生活保護の問題について質問をいたします。  生活保護法は日本国憲法の理念に基づいて目的を掲げており、その三条には、「この法律により保障される最低限度の生活は、健康で文化的な生活水準を維持することができるものでなければならない。」と明記をしています。さらに、生活保護の解釈と運用の中で、国がこの制度によって保障しようとする最低生活の性格について、中を飛ばしますけど、その要旨とするところは、それが単に辛うじて生存し続けることを得しめるという程度のものであってはならない、さらに、中略しますけれども、少なくとも人間として生活を可能ならしめ……

第166回国会 決算委員会 第7号(2007/05/09、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は官製談合に関して質問をいたします。  二〇〇五年以降でいきますと、鋼鉄製橋梁談合事件、そしてまた二〇〇六年、成田空港電気関連工事談合、防衛施設庁談合事件、そしてまた自治体であります福島、和歌山、宮崎の談合事件、そして今年、国交省水門談合がございました。本当に国民の怒りを買っていると思うんですね。  そこで私、公正取引委員長にまずお伺いをいたします。  こうした談合のオンパレードというのは本当にゆゆしき事態だというふうに思いますけど、委員長としての御見解、いかがでしょうか。
【次の発言】 大変残念だというふうにおっしゃっておられますけ……

第166回国会 決算委員会 第8号(2007/05/14、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  まず、今日は、大阪吹田エキスポランドでのジェットコースター事故問題について質問いたします。  死傷者を生み、目撃した方も心の傷を負うという惨事となりました。私は、十二日に、特定行政庁の吹田市、そしてエキスポランド社にも直接に調査に参りました。こうした事態が二度と起こらないように対策を講じなくてはなりません。事故の要因は、判明している点では、車軸が折れ、脱輪したと。建築基準法でいきますと、この場合は、エキスポがジェットコースターについて定期点検をして、特定行政庁である吹田市に報告が義務付けられているというものです。  私、吹田市からいただい……

第166回国会 決算委員会 第11号(2007/06/11、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 私は、日本共産党を代表して、平成十七年度決算外二件について、平成十七年度決算の是認に反対、国有財産増減及び現在額総計算書の是認に反対、国有財産無償貸付状況総計算書の是認に賛成、内閣に対する警告案、措置要求決議案に賛成することを表明して、討論を行います。  まず、平成十七年度決算の是認に反対する理由を述べます。  第一は、小泉内閣による二〇〇五年度予算執行の結果としての決算結果は、庶民増税など国民に新たな負担増をもたらしたものだからです。負担増の影響のある範囲は広く、国民生活に甚大な影響が及びました。年金保険料の値上げ、配偶者特別控除の廃止、消費税の免税点の引下げなどに加えて、定……

第166回国会 国土交通委員会 第2号(2007/03/15、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は、質問に入る前に、午前中にも議論がございました高知空港で起こりましたボンバルディア機の事故の問題でございますけれども、改めて私も大臣に原因の究明と再発防止の対策に力を入れていただきたいということを求めたいと思います。同時に、田村委員、そしてまた羽田委員からも御提起がございましたけれども、こうした問題について本委員会でも集中審議を行うこと、私も賛同するものであることを表明したいと思います。  では、今日は住宅の問題で質問をさせていただきます。  昨年六月に制定をされました住生活基本法に基づきまして、秋に全国計画が決定をされました。そして……

第166回国会 国土交通委員会 第3号(2007/03/20、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子です。  私は、予算委員会でバスの安全問題について取り上げさせていただきましたけれども、今日はバス車両の整備問題について質問をいたします。  今日、私、ここに持ってまいりましたのは、これは国交省がお取りになっております自動車事故報告書のバスの重大事故、それも火災の分でございます。こんな束になっているんですけれども、二〇〇三年度から二〇〇六年度の九月まで七十三件というこの束でございます。  その後、二〇〇六年度、いわゆる二〇〇六年度まででいきますと、国交省の報告でいきますと十三件増えて八十六件にまたなっているんですね。この中には、車両は爆発のような音とともに……

第166回国会 国土交通委員会 第4号(2007/03/22、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子です。  今回の改正案の中心は都市再生特別措置法にあると思います。そこで、民間事業者に対して都市再生緊急整備地域指定や民間都市再生事業計画の認定で、都市計画上そしてまた財政的支援などでどんな優遇をされてきたのか、簡潔にお答えいただけるでしょうか。
【次の発言】 では、緊急整備地域指定や特別地区、そしてまた民間都市再生事業計画の認定に当たりまして、住民の意見の反映、参画があるのかどうか、お答えください。
【次の発言】 認定に当たってはその地方公共団体の意見を聴く、要するにそれに対しては住民の意見が聴取されないということで理解していいですか。

第166回国会 国土交通委員会 第5号(2007/03/27、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は、三人の参考人の皆さん、大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。  私は、まず大西参考人にお伺いしたいと思います。  都市計画の主体といいますのは、私はやはり自治体であるかと思います。この都市再生特別措置法では、国が緊急整備地域を指定をし、また民間都市再生事業計画の認定も国が行うものでございます。正に国主導で都市再生が行われていくというものであるというふうに私は理解をしております。そうなりますと、本来の都市計画の主体である自治体というものの主体性というものからいくと、この国主導の都市再生というのは逆行するものじゃないか……

第166回国会 国土交通委員会 第6号(2007/03/28、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は、法案と、昨年十二月に出されました自動車検査独法の見直し案について質問いたします。  車検制度は、言うまでもなく、広く国民の皆さんが利用している自動車の車両安全性確保と交通事故防止、そしてまた騒音、大気汚染を防止する有効な制度でございます。それゆえに、国が果たす役割と責任は重いと私は考えます。  ところが、先ほど来も出ておりますけれども、この間、三菱ふそうの欠陥隠し事件、リコール車両の続発、自動車販売店や車両メーカーによる不正な二次架装問題、検査場での不正車検など、事件が多発をしました。  そこで、大臣にお伺いしたいんです。車検制度……

第166回国会 国土交通委員会 第7号(2007/03/29、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  まず、改正案についてお伺いいたしますけれども、この改正案には場外舟券売場の設置許可制度を条文上明記をされています。それで何が変わるのでしょうか。
【次の発言】 そういうふうに明確にしたというふうにございますけれど、一方で、法案のベースになっています、先ほどから議論もされております昨年の七月に出されましたモーターボート競走事業活性化検討委員会報告に、設置手続の簡素化というふうにあります。そうなりますと、地元合意というのは具体的にどう扱われることになるのでしょうか。
【次の発言】 従来とは変わらないというお話でございましたけれども、では、その……

第166回国会 国土交通委員会 第9号(2007/04/12、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子です。  今回の改正案は、インターネットやデジタル技術を使いまして国が得た測量成果を広く国民に還元するものだと理解をします。戦前、戦中は機密情報とされていた地理情報を国民に還元をして平和的に利用していくということは、学術そして文化、産業の発展、国民生活の向上の上でも大変役に立つと私も思います。  そこで質問なんですけれども、午前中の議論でもあったんですけど、料金の関係の議論がありました。営利目的の場合、複製承認を得て利用するということができますけれども、その場合の対価は適正な対価を考えるという御答弁をいただきました。  改めてお聞きしたいんですけれども、い……

第166回国会 国土交通委員会 第10号(2007/04/17、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  先月に起こりました高知空港でのボンバルディア機の事故は、国民に航空への一層の不安をもたらすものとなりました。  そこで、私は、まずANAの山元参考人に伺いたいと思います。  事故以降、なぜ、このボンバルディア機の飛行停止をして、代替機の導入に踏み切らないのでしょうか。
【次の発言】 今おっしゃられましたけれども、そういう修復してきたとおっしゃいましたけど、あの事故はそういう修復を担保したものではないということを示した事故だと私は思います。  そこで、ANAもそうですけれども、JALも含めまして、このボンバルディア機の事故以降、このボンバル……

第166回国会 国土交通委員会 第11号(2007/04/19、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  まず、提案者の皆さんにお伺いしたいと思います。  この海洋基本法案を見ますと、国の海洋政策をそれこそ総合的に実施するために、基本理念そして国などの責務、基本計画、基本施策、推進体制と、正に政府全体で取り組む内容になっていると思います。  そこで、お伺いしたいのは、先ほどもちょっと議論がございましたけれども、これまでどうしてそういう総合施策が取れてこなかったのか、そしてまた総合的にすることでどのような効果が期待できるとお考えなのか、お伺いします。
【次の発言】 もう一つ、そういうふうにして総合的にすることでどういう効果が期待できるのでしょう……

第166回国会 国土交通委員会 第12号(2007/04/24、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今回の法案は耐震偽装事件の教訓から出されてきたものだというふうに理解をしておりますけれども、まず今日は、その法案の内容に入る前にその前提問題について質問をさせていただきたいと思います。  大臣は、昨年の十一月の大臣会見でこう述べられておられました。このような事例がほかにもあるかないかということの広範な調査を実施してきましたと、できれば今日一年を迎えるまでにその結論を出して、国民の皆様方にも安全ですということを申し上げて、そのような不信感というものを払拭したかったけれども云々というふうにございまして、御安心くださいというようなことを申し上げ……

第166回国会 国土交通委員会 第13号(2007/04/26、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  本法案は保険方式と供託方式の両様となっておりますけれども、先日の参考人の御意見をお聞きしますと、諸外国には供託方式を活用している例はないということでございました。元々、今回の法案を検討する際にも、当初は保険方式だけだったと思います。それが最終的に供託方式も導入されたと。その理由と、消費者にとっての供託方式導入のメリット、デメリットですね、どうお考えかお聞かせください。
【次の発言】 供託方式を活用するというのは、要するに資金力のある業者にとっては、後で戻ってくるという利点もありますから、メリットがあるんでしょう。  大手のハウスメーカーが……

第166回国会 国土交通委員会 第15号(2007/05/10、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  質問に入る前に、まず私も、五月五日に発生をしました大阪吹田エキスポランドでのジェットコースター事故によりまして亡くなられた方の御冥福と負傷された皆さんに心からお見舞いを申し上げます。同時に、大臣そして政府に対しまして、徹底した原因の究明と安全優先の再発防止の対策を講じられることを強く要望しておきます。  質問に入りたいと思います。  本法案は、広域的地域活性化のために国が基本方針を定めて、その下で都道府県がその基盤整備計画を作成するというふうになっています。  そこで、私もそもそもお伺いしたいんですけれども、広域的地域活性化のための基盤整……

第166回国会 国土交通委員会 第16号(2007/05/17、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。私は、まずこの法案を提出された背景にかかわって質問をいたします。  法案第一条を見ますと、「地域公共交通の維持に困難を生じている」というふうに明記をされています。午前中からの議論の中で答弁の中でもございましたけれども、地域交通のサービスが撤退をして住民の皆さんの足が奪われているという、そういうお話がございました。  そこでお伺いしたいと思いますけれども、実際この間、鉄軌道の場合でいきますと二〇〇〇年度以降、バス路線の場合でいきますと二〇〇一年度以降ということにしまして、それぞれ廃止されたもの、廃止予定されているもの、どれだけあるか、そしてその……

第166回国会 国土交通委員会 第17号(2007/05/24、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  本法案は、廃棄物埋立護岸及び海洋性廃棄物処理施設の整備を促進するため、これらの施設にかかわる港湾工事の費用に対する自治体への国の負担割合を引き上げる、そういう理由から成っている法案でございますが、そういうこととなりますと、ここで質問したいと思いますけれども、結局それは廃棄物の海面埋立てを補助を引き上げることによって促進をしていくということになる法案であるということになるんでしょうか。
【次の発言】 野方図に埋立てを促進するわけではないという御答弁でございましたが、ではお聞きしたいと思うんですけど、ではこの補助の拡大で廃棄物の埋立事業がどの……

第166回国会 国土交通委員会 第18号(2007/05/31、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子です。今日は、まず航空の安全問題で質問いたします。  私は、四月十七日の本委員会で空港の地上作業事故について質問いたしました。羽田空港での航空機損傷事故をJALは未報告で、国交省も事故把握ができていなかったことが明らかになりまして、報告の改善を求めました。国交省は、五月十五日付けで飛行場運用業務指針の一部を改正され、すべての事故を国交省に報告するということにされました。  私は、機敏に対応していただいたことをまず感謝をいたします。しかし、羽田の事案のように航空会社が未報告になるということは問題ですよね。航空会社が改正指針に基づいて通報、報告するということは……

第166回国会 国土交通委員会 第19号(2007/06/07、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  本改正案は、運転者登録制度の実施の地域の拡大と、運転者登録要件の追加を図るものとなっております。  そこで、私は、まず運転者の登録制度についてお伺いをします。  そもそも、この法案のベースになっております交通政策審議会タクシーサービス将来ビジョン小委員会、ここが報告書を出されました。この報告書の中に、「今般、輸送の安全の確保と運転者の質の確保・向上を図る観点から、この仕組みを改善・強化した上で活用し、運転者登録制度について全国的に導入を図ることとする。」とございます。  全国的に導入を図るというこの立場といいますのは、国交省も今も変わらな……

第166回国会 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号(2007/02/27、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。両参考人には今日は大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。  私は、まず世界の平和構築に当たる日本の立場としましては、最大の指針とするべきはやはり日本の憲法、憲法九条を堅持すべきだというふうに考えます。その上に立ちまして、今日はODAにかかわる平和構築という点で二点お聞きをしたいというふうに思います。  一点目は、先ほどタクール先生もお話がございましたけれども、紛争予防の一環として貧困の問題も挙げられたかというふうに思います。その貧困の削減、いわゆる国連ミレニアム開発目標が掲げたものというのは極めて大事なことだと私も思いまして……

第166回国会 文教科学委員会 第17号(2007/06/05、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私も、本委員会、大変久しぶりでございますけれども、今日は学校教育法一部改正案にございます副校長、主幹教諭、指導教諭の新たな職種制度について質問いたします。  午前中にも議論がございましたけれども、まず大変基本的な問題でございますけれども、この新たな職種を導入する目的というのは何なんでしょうか。
【次の発言】 では、この新たな職種でございますけれども、法案を拝見しますと二十七条そして三十七条に「置くことができる。」となっております。逆に言えば、置かないでもいいわけですよね。大臣は衆議院の答弁の際にもそのようにおっしゃっておられました。  そ……

第166回国会 予算委員会 第6号(2007/03/08、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子です。  バスの安全問題で質問をいたします。  二月十八日、スキーバスが大阪で事故を起こし、添乗員一人が亡くなり、二十六人が重軽傷を負いました。亡くなられた方の御冥福と負傷された皆さんにお見舞いを申し上げます。報道では、運転手は二月に入り休みは一日、事故当日の運行は交代要員がいなかった、運転手自身居眠りをしていたとあります。私は、二十一歳の若者が体を酷使をして運転をしていたと察します。  この事故について、国交大臣そして厚労大臣はどうお考えでしょうか、そしてまた両省は今どんな対応をされているでしょうか。


小林美恵子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
19期-|20期|

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各種会議発言一覧(参議院20期)

小林美恵子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
19期-|20期|
第161回国会(2004/10/12〜2004/12/03)

第161回国会 少子高齢社会に関する調査会 第2号(2004/11/10、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。今日は参考人の皆さん、本当に御多忙の中お越しいただいて貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。  私は、まず阿藤参考人にお伺いしたいと思うんですけれども、参考人は、今いわゆる出生率の低下を人口学的理由からいくと離婚率、未婚率の上昇、晩婚化というふうにおっしゃられたと思うんですね。そこの背景にはやっぱり社会的、経済的要因があると。ちょうど参議院の国民生活調査会の中間報告を見ますと、同じように少子化の要因は晩婚、晩産、生涯未婚率の上昇といった現象があると。すぐれて個人的な問題であるけれども、ある結婚、出産をめぐる問題ではあるけれ……

第161回国会 少子高齢社会に関する調査会 第3号(2004/11/17、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。御説明ありがとうございました。  私は、厚生労働省の方に絞って今日お聞きしたいと思います。二点です。  一点目は、今日はこのいわゆる社会保障の現状と課題ということと少子化対策についてという御説明いただきましたが、私はここに大変な矛盾があるというふうに本当に思うんですね。そういうふうに思う訳といいますのは、今やっぱり、高齢化といいますけれども、やっぱりお年寄りが長生きできるというのは本当に喜ばしいことだと思うんですね。一方で、少子化というのは日本の社会の存立にとっては重大な問題だというふうに思うんです。この少子化を考えるに当たりまして、やっぱり……

第161回国会 少子高齢社会に関する調査会 第4号(2004/11/24、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私もこの調査会初めてなんですけれども、参考人の方にお話をお聞きしたり、政府から説明を受けたりしてきました。その間、何度も申し上げてまいりましたけれども、この少子化問題と高齢化問題というのは切り離せない一体の関係にあるというふうに思います。それで、やっぱり安心して子供が産める社会というのは安心して豊かな老後を過ごせる社会、そういう共通の部分が随分あるというふうに思います。  そういうことを前提に踏まえまして、そういう意味からいきますと、これまで政府が進めてこられました少子化対策も、また高齢化対策の医療、介護、年金等々のそういう問題について、……


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第162回国会(2005/01/21〜2005/08/08)

第162回国会 少子高齢社会に関する調査会 第1号(2005/02/09、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は、御説明、本当にありがとうございます。  私は厚生労働省に絞ってお聞きしたいと思うんですけれども、最初に二つお聞きしますが、まず一問目なんですけれども、新新エンゼルプラン、今説明いただいたプランの策定に当たりまして、これまでのエンゼルプラン、また新エンゼルプランが保育関連事業が中心であって、それで今回はそれにとどまらず教育や若者の雇用の分野にも広げたという特徴付けがされています。私は、そうして分野を広げることというのは本当に重要なことだというふうに思うんですね。しかし、これまでのプランがどうだったのかという検証をやっぱりしてこそ新た……

第162回国会 少子高齢社会に関する調査会 第2号(2005/02/16、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は、まず松尾先生にお伺いしたいんですけれども、小児の医療の体制という問題なんですけれども、私、もうそれは本当に少子化を考える上で大切だなというふうに思っております。それで、今小児科の医師が不足しているというような現状もあるかと思いますけれども、先生、その専門の現場におられまして、その不足を生み出している要因は一体どこにあるのかということと、そこをどこを変えれば改善できるかという、そういった御意見をひとつお聞きしたいというふうに思います。  それと、袖井先生と山田先生にお伺いしたいんですけれども、先生のお話をお伺いしていますと、共通してや……

第162回国会 少子高齢社会に関する調査会 第3号(2005/02/23、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  参考人の皆さん、貴重な御意見ありがとうございました。  私は、まず奥山参考人にお伺いしたいと思います。  私も、大阪で公立保育所の園庭を開放して地域子育て支援事業をされている方々のお話をお伺いしまして、それは何か保育所をしている最中に、在宅のお母さんと子供が保育所の園庭を使って支援を受けているという話をお聞きして、それは一つの子育て不安の解消になるんですというお話をお聞きしたんですけど、そのことをお聞きしながら先生のお話をお伺いしていました。  それで私、少しお聞きしたいのは、やっぱり今子育て中のお母さんの不安を解消するというのは本当に大……

第162回国会 少子高齢社会に関する調査会 第4号(2005/03/02、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は貴重な御意見を本当にありがとうございました。  先ほどの質問ともちょっと関連するかもしれませんけれども、先ほどからの無藤先生、尾木先生のお話をお聞きしていますと、やっぱり子供の変化というのが随分指摘をされました。そして、子供への不信、子育て不安の現象としてもそのことが指摘されたと思うんですけれども、私は、子供はやっぱり、生まれてきて、自分で犯罪を起こそうと思って生まれてくる子はだれもいないわけで、やっぱりその育ちの中で影響があるんだなというふうに思うんですけれども、その影響というのを、やっぱり大人社会の変化、変容を抜きにしては絶対語……

第162回国会 少子高齢社会に関する調査会 第5号(2005/04/06、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。今日は貴重な御意見ありがとうございました。  私は、まず初めに八代参考人に二点ほどお聞きしたいと思います。  参考人、先ほどからも就業継続を希望する女性が結婚することで不利になるようなことではやっぱり婚姻率は高まらないといいますか、そこを是正しないと少子化を防ぐことにはならないというふうにお話があったというふうに思います。  私も、やっぱり仕事を続けたい女性が結婚しても不利にならないということ、結婚することによってなお一層パワーアップする職場といいますか社会というのは本当に重要だというふうに思います。それを進める上では、雇用の例えば不安であり……

第162回国会 少子高齢社会に関する調査会 第6号(2005/04/20、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。参考人の皆さん、今日は本当にありがとうございます。  私は、まず堀先生と大日先生に育児支援についてお聞きしたいと思います。  堀先生は、年金制度における少子化対策案ということで、様々な育児手当を含めました御提案があったというふうに思うんですけれども、例えばその財源に年金積立金とか保険料をそういうことに使っていくというのは私どもの立場とはちょっと違うんですけれども、それは横に置いておきまして、先生の御提案のいわゆる育児手当ですね、そういうものを創設することによりまして出生率がどれぐらい向上していくのかなという点を先生自身お考えのところがあったら……

第162回国会 少子高齢社会に関する調査会 第7号(2005/05/11、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  先ほどから質問が出されておりまして、重なる部分多々あるかと思いますけれども、私は二つの点でお聞きしたいと思います。  一つは、遠藤参考人にお伺いしたいと思いますけれども、遠藤参考人がおっしゃられました、例えば三十代の中絶を決心する最大の理由が今後の生活において予想される経済的困難だというふうにおっしゃいました。これ、民主党の方も質問されましたけれども、私はそこの問題って本当に重要だというふうに思います。それで、参考人がやっぱり教育にお金が掛かるとかいう、そういう将来不安が、なかなか三人目決断できないというふうにおっしゃられていました。  ……

第162回国会 少子高齢社会に関する調査会 第8号(2005/05/18、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は、日本共産党を代表いたしまして、少子高齢社会調査会における中間報告に向けての意見表明を行います。  今、出生率は、日本の人口を維持する最低水準二・〇八を大きく下回る一・二九にまで下がっています。子供を産むか産まないかは一人一人の女性が決定する権利の問題ですけれども、少子化の現状はそれだけで済ますことができない日本社会の大きな問題があると思います。子供を産みにくい、育てにくい、だから子供が少なくなるというのは決して健全なことではありません。日本社会の存立にとっても重大なことです。でも、それは今の政治が暮らし抑圧型であり、個人の生活も家族……


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第163回国会(2005/09/21〜2005/11/01)

第163回国会 少子高齢社会に関する調査会 第1号(2005/10/19、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は厚生労働省にお聞きをします。  先ほどの御説明の中にも、少子化対策として子ども・子育て応援プランの話がございました。それで、待機児童ゼロ作戦も更なる展開をされているということでございますが、この調査会でも七月八日に中間報告を出しまして、その提言の中で、子育てと仕事の両立支援の項で、施設型保育の一層の支援ということも言及をしました。  この件でお聞きをしていきたいんですけれども、まず、現在の直近の保育所の待機児童と、それから前年度の人数は何人かということと、そうしますと、恐らく今の政府の皆さんの定義でいかれると思いますので、以前、いわゆ……

第163回国会 少子高齢社会に関する調査会 第2号(2005/10/26、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。今日は貴重な御意見、本当にありがとうございました。  私は、団塊の世代の問題といいますのは、その世代の退職後の生活でありますとか、企業における労働力、技術継承の問題、それに応じて経済社会がどう変化をするのかということが大変重要な問題だというふうに思います。  それで、まず堺屋参考人にお伺いしたいと思いますけれども、お話をお伺いしておりますと、団塊世代の今後の生活といいますのは、豊かになって日本も繁栄していくというふうに私はちょっとお聞きをしたように感じております。しかし、確かにそうなればいいというふうに思いますけれども、実際は生活基盤は厳しい……


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第164回国会(2006/01/20〜2006/06/18)

第164回国会 経済産業委員会、国土交通委員会連合審査会 第1号(2006/05/18、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は、中心市街地活性化問題で質問させていただきます。  政府はこれまで、まちづくり三法を一体として活用すれば、大型店の立地調整を含むまちづくりに支障はないと説明をされてきました。ところが、大型店が郊外にどんどん立地をして中心市街地が寂れる。先ほど来の二階大臣の御答弁からも、その件に関して、現行のまちづくり三法の支援策が十分ではない、このことを否定はできないんだというふうに御答弁がございました。正にこれまでの政府のまちづくりのその施策がやっぱり問題だったと言わざるを得ないと思います。  ところが、今回の改正案は、都市計画法案で郊外での大型……

第164回国会 少子高齢社会に関する調査会 第1号(2006/02/08、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は、まず、待機児童解消、特に保育所整備の問題について質問をします。  保育所整備の問題ですけれども、昨年の十月、私もこの調査会の場で、自治体の皆さんや関係者の皆さんの要望を受けて、いわゆるハード交付金の問題ですね、これで申請が上がってきたものに対して、国の内示が、箇所数では五三・八%止まりで、金額では三八%止まりになっていると。この状態では本当に関係者や自治体の皆さんの保育所を整備したいという要望にはこたえられないのではないかということで、予算の増額をということを求めました。  先ほど、北井局長のお話をお聞きしていますと、補正予算とそれ……

第164回国会 少子高齢社会に関する調査会 第2号(2006/02/15、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は、本当に貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。  まず、私は小峰参考人にお伺いしたいと思います。  先生は、たしか一昨年の十月の政策研究の論文の中で、少子化の要因として若年層の雇用情勢の悪化と将来不安の高まりが子供を産み育てる力を失わせてきたと指摘をされているかと思います。今日のお話の中にも雇用ということを本当に重要視されておられまして、働く人たちの立場に立った雇用、労働時間の見直しというとこら辺をすごく強調されているというふうに思うんですけど、それは大事な御指摘だなというふうに思うんですけども、そういう若年層の雇用を改……

第164回国会 少子高齢社会に関する調査会 第3号(2006/02/22、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。今日は、貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。  私、まず北城参考人にお伺いしたいと思いますけれども、経済同友会の方では九八年にもたしか少子高齢社会への提言を行われたと思うんです。それからいきますと八年が経過したということになると思うんですけれども、残念ながら出生率はそれからも低下する一方でございまして、その点で、この間の点をどのように分析をされているのかというのが一点です。  もう一点お聞きしたいのは、先ほど逢見参考人もおっしゃっておられましたけれども、いわゆる安定した雇用、若年層の雇用ですね、その重要性というのを御指摘……

第164回国会 少子高齢社会に関する調査会 第4号(2006/03/01、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。今日は、貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。  私は、まず柿本知事と椎谷参考人に子育て世代の経済的負担の軽減問題でお聞きをしたいと思います。  先ほど柿本知事は御説明の中に、今回の児童手当の問題ですね、国の国庫負担を三分の二から三分の一に引き下げるのは国の責任放棄だという御意見をいただきました。私はその御指摘はもっともだなというふうに思うんですけれども、いわゆるその、例えばですよ、国が三分の一に引き下げた場合、奈良県でいきますとどういう負担になって、そのことはどういう影響をもたらしていくかということを教えていただきたいと思いま……

第164回国会 少子高齢社会に関する調査会 第5号(2006/04/05、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は、参考人の皆さん、貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。  私は、まず女性の健康という観点から堀口先生にお聞きしたいんですけれども、いわゆる、先生も今お話がございましたけれども、不妊の要因となる性感染症対策ですね。この調査会も昨年、中間報告というのを行いまして、そこの提言の中に性感染症対策も明記をしました。  それは私は本当に重要なことだというふうに思うんですけれども、その点で、やっぱり学校における性教育の役割も重要かと思うんですけど、堀口先生、先ほど上からの押し付けではなくて下からわき起こる性の学習というふうにおっしゃ……

第164回国会 少子高齢社会に関する調査会 第6号(2006/04/12、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。今日は参考人の皆さん、本当に貴重な御意見ありがとうございました。  私はお三人の参考人の皆さんにそれぞれ一問ずつお伺いをしたいと思います。  まず、中村参考人にお伺いしたいと思いますけれども、私も子育て世代に対する経済的負担の軽減というのはとても大事なことでございまして、児童手当の拡充とかいうのは本当に重要なことだというふうに考えます。先ほどのお話の中には、例えば扶養控除を廃止をして直接というお話もございました。  そこで、一つお聞きしたいんですけど、例えばこの間も年少扶養控除、それから配偶者特別控除の廃止とか、また定率減税の全廃とか決定され……

第164回国会 少子高齢社会に関する調査会 第7号(2006/05/10、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。私は、日本共産党を代表して、少子化対策について意見表明を行います。  特に、本調査会で、二年間にわたり四十名の各界専門家の参考人からの意見聴取、国内各地の調査、参議院重要事項調査としてのノルウェー、フランス、ドイツでの調査を重ねてきた結果のまとめとして、昨年の中間報告に追加するものとして意見を述べたいと思います。  第一に、少子化の進行の要因についてです。少子化の進行は、日本社会の基盤を揺るがす重大な問題です。その少子化が長期にわたり続いている根本には、不安定雇用の広がりと異常な長時間労働、賃金の抑制、増税に加えて、出産、育児、教育などに伴う……


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第165回国会(2006/09/26〜2006/12/19)

第165回国会 少子高齢社会に関する調査会 第1号(2006/10/25、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私、今御説明いただきました政府の六月二十日に出されました新しい少子化対策にかかわって、内閣府と厚生労働の副大臣にお聞きをしたいというふうに思います。  この新しい少子化対策では、その推進の財源問題として、歳出歳入一体改革の中で必要な財源確保と併せて二〇〇七年度予算で検討するとあります。税制面においても少子化対策を推進する観点からの必要な措置の検討というふうになっております。  一方、その六月二十日以前に出されました、五月十五日に出された少子化社会対策推進専門委員会の報告を読みますと、経済的支援やサービス拡充に関する財源問題で、税制の見直し……

第165回国会 少子高齢社会に関する調査会 第2号(2006/11/08、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  参考人の皆さん、本当に貴重な御意見、ありがとうございました。  私は、まず、大澤参考人と池本参考人にお伺いしたいと思います。  まず、ワーク・ライフ・バランスの基本的考え方についてお聞きしたいんですね。  私は、その基本といいますのは、やっぱり人間らしい労働であり、人間らしい生活、労働者や国民からの要望とか権利、そして、子育ての生活からいきますと、最善のものを与えられなくてはならない子供の視点に立った見地からやっぱりワーク・ライフ・バランスというのは考えられなくてはならないんじゃないかなと思うんですね。  そこで、お二人にちょっとお聞きし……

第165回国会 少子高齢社会に関する調査会 第3号(2006/11/22、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私はまず石井先生にお聞きしたいんですけれども、先生のお話の途中で来まして申し訳ございません。  先ほども、グローバルスタンダードといいますか、その話が出ましたけれども、先生のそのいただいたペーパーを見ますと、幾つかの国でやっぱりこの生殖補助医療に関して様々な法規制をやられていると思うんですね。その辺につきましては、改めて人間の尊厳とか、それを軸にして一定の共通した基調というのはここにはあるのかないのか、その点を一つ教えてほしいんです。  あと、三人の先生にお聞きしたいんですけれども、私自身は、妊娠、出産を望んでいる方が、残念ながら身体上の……

第165回国会 少子高齢社会に関する調査会 第4号(2006/12/06、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  参考人の皆さん、大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。  私、日弁連の伊藤先生にまずお伺いをしたいというふうに思います。  先ほど先生は、夫婦にとっては後継ぎを産むべきであるというそういう風潮がまだ今の日本の中には随分あるというお話がございました。その点につきまして、例えば諸外国ではそういう風潮はどうなのかという点をお分かりでしたら教えていただきたいというのが一点です。  もう一つは、先生がお書きになった文書の中で欧州のことをお書きになっているんですけれども、その中に、生物学、医学のヒトへの応用における人権と人間の尊厳の保……


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第166回国会(2007/01/25〜2007/07/05)

第166回国会 少子高齢社会に関する調査会 第1号(2007/02/07、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。今日は、大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。私は、皆さんの御意見をお伺いしまして、逆に元気をちょうだいするといいますか、大変快活のオーラを感じた次第でございました。  最初に、三人の参考人の皆さんにお伺いしたいと思うんですけれども、今日は、高齢者といいますか、高齢者とおっしゃいましたら日野原先生に御指摘あるかもしれませんけれども、生涯現役社会というのがテーマですので、少し大きい観点でお伺いしたいと思うんです。  それは、国連が、高齢者のための原則ということで、その内容に独立、参加、ケア、自己実現、尊敬ということを提起したこ……

第166回国会 少子高齢社会に関する調査会 第2号(2007/02/14、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  貴重な御意見ありがとうございました。  私、まず高橋先生にお聞きします。  今、先生のお話の中では、これから高齢化は本格化していくと。また、その高齢者の実態がいわゆる平均以下の高齢者ということで、相対的貧困者ということで、要するに相対的な貧困者がこれから圧倒的に増えてくるというふうに理解できるのかなというふうに思いまして、そのための対策というのは非常に大事だなというふうに思いました。  その上で、先生が〇三年にエコノミストにお書きになった論文の中でもう既にそういうことは警鐘乱打されておられて、そういうことを踏まえますと、構造改革の路線とい……

第166回国会 少子高齢社会に関する調査会 第3号(2007/02/28、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  参考人の皆さん、貴重な意見、本当にありがとうございました。  私も、この地域社会と高齢者というテーマでいきますと、一つは介護保険制度と医療制度についてお聞きをしたいというふうに思うんです。  先ほど来から鎌田先生からも医療費の抑制の問題がありました。私もこの間の政府の医療制度、介護保険制度の改定を見ますと、まず医療費の抑制先ありき、介護給付の抑制先ありきというふうにうかがえるんです。そのことが利用者の皆さんや患者の皆さんの負担を保険料でも利用料の面でも、まあホテルコストも導入されましたけれども、負担が上がる。しかも、医療費の窓口負担も引き……

第166回国会 少子高齢社会に関する調査会 第4号(2007/04/25、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。今日は参考人の皆さん、本当にありがとうございました。  私は、まず青森市長にお伺いをします。  先ほど、公共交通の経営が厳しいというお話がございました。私もバリアフリーの関係でお話をする機会があったんですけれども、そのときに地方の方がおられまして、私、住まいは大阪なので、地方の方がおられまして、バリアフリーと言うてくれるけれども、そのバリアフリーすべき鉄道とかそれからバスが次々と廃止されたり撤退していくと。これではもうバリアフリーにするものがないというお話の指摘が大変もっともだなというふうに感じまして、市長もそういう点で経営が厳しいというお話……

第166回国会 少子高齢社会に関する調査会 第5号(2007/05/09、20期、日本共産党)

○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子です。私は、日本共産党を代表して、少子化対策、高齢対策についての意見表明を行います。  まず、本調査会が三年間のうち二年半を費やしてきました少子化問題について述べます。  今、出生率は日本の人口を維持する最低水準二・〇八を大きく下回る一・三にまで下がっています。子供を産むか産まないかはすべてのカップルと個人が自由に決定する問題でありますけれども、子供を産みにくい、育てにくい、だから子供が少なくなるというのは決して健全なことではなく、日本社会の存立にとっても重大なことです。  この要因について、政府の少子化白書でも、若者の不安定雇用と低賃金、子育て世代の長時……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

小林美恵子[参]在籍期 : 19期-|20期|
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