このページでは佐藤信秋参議院議員の21期(2007/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は21期国会活動統計で確認できます。
○佐藤信秋君 自由民主党の佐藤信秋でございます。 国土交通委員会で御質問させていただくのは初めてでございます。今日はまた、大臣に御質問させていただくというのは思ってもみない光栄でございまして、誠に恐縮でございます。 気象業務法の問題につきまして質問させていただきます。 一番最初に、私自身はこの気象業務法、よく改正を決断されたな、実はそう思っていまして、そういう意味では、日本の地震に対する、あるいは火山に対する観測の精度とかそういうものが随分進歩してきたからだ、そんなことも一つの要因だろうと思っていますが、逆に言えば、じゃ、世界的には今どういう状況にあるのかと。今回は、地震動あるいは火山の……
○佐藤信秋君 自由民主党の佐藤信秋でございます。 質問は初めてでございます。昨年まではどちらかというとお答えをさせていただく立場の方でおったものですから、多少の戸惑いを覚えながら質問させていただきます。 まず、能登半島の地震、それから中越沖の地震、さらに先ほどお話のありました台風災害等、多くの皆様が亡くなられました。心からお悼み申し上げるとともに、被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。 そういう意味では、大臣の所信にございました日本が災害が多発する国、そういう意味で、いかに自然が厳しいかという点について、こんなにたくさん被害が起きているんだ、これは確かですが、世界的に見た……
○佐藤信秋君 池尾参考人には大変お忙しいところを御出席いただいて、ありがとうございます。 先ほどの所信のお話で、金融システムの安定性、信用の維持、その中でも中央銀行の役割が重要であると、こういうお話をいただきました。 池尾先生は金融審議会の委員を務めてこられたということで、大変金融システム、先ほどのお話でも金融システムに深い御識見をお持ち、こういうことであります。政府に対しても様々な御提言をいただいてきたということを私も重々承知しているところであります。 難しい問題かもしれませんが、こうした今までのお考えと、先ほど重要だと、こう御指摘になられた金融システムの安定という問題について、日銀、……
○佐藤信秋君 自由民主党・無所属の会の佐藤信秋でございます。 これまで、大変格調の高い御質疑がございました。私の方は、実務的な面も含めまして、少しこれからの国土交通行政について前向きの話をできるだけしていただければと思っております。 国土交通大臣には大変真摯に、また率直に御答弁をしていただき、そして私もおととしまで勤務しておりました国土交通省の道路を含めて至らざるところ、大変おわび申し上げ、また大変感謝、敬服申し上げる次第でございます。 所信に対する質疑でございますので、所信の順番に従いまして多少御質疑をさせていただきたいと思います。 最初に、大地震や豪雪等の災害が大変起きた、昨年はと……
○佐藤信秋君 自由民主党・無所属の会の佐藤信秋でございますが、午前に引き続きまして、午前中の先生方の御質問を伺いながら幾つか、予定した質問よりは少し、場合によってはちょっと変えるところがあるかもしれませんが、ひとつよろしくお願いします。 最初に、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律、これはたしか昨年の三月成立でしたね。そういう意味で、元に戻るようなというか原点に戻るような話から最初に御質問させていただきたいと思うんですが、地域公共交通と一言でそう言いますが、定義とする範囲というのはどのぐらいの範囲のことを考えるのかなと。陸海空それぞれ交通手段あるわけでありますから、その中でターゲットとし……
○佐藤信秋君 自由民主党の佐藤信秋でございます。 佐藤正久委員と二人で五十分、ダブル佐藤で五十分、こういうことでございますので、時間調整の方も私の方でやりますが、お答えの方、ひとつ簡潔にお答えいただければと思います。大した数の質問ではございませんが。 災害所信に対して、全般ではちょっと時間がないものですから、地震を主として聞かせていただこうと思います。 最初に、能登半島地震それから中越沖地震、おおむねそれぞれ一年前後たちまして、復旧復興、これを一生懸命やっていただいていることと思います。その現状といいますか、復旧復興の状況という点についてお聞かせいただきたいと思います。
○佐藤信秋君 佐藤信秋でございます。 私の方からは、政府参考人に二、三御質問をさせていただきたいと思いますが、最初に、亡くなられた皆様の御冥福を心からお祈り申し上げたいと思います。そしてまた、まだ行方不明になっておられる皆様の一日も早い救出を祈るところであります。被災された皆様に心からのお見舞いを申し上げたいと思います。 そこで、最初の質問でありますが、今まで震度六強あるいはまたマグニチュード七を超えるこういう大きな地震の被害としては山腹崩壊といったような非常に特徴的な今回の被害があるのかな、そんなふうにも思っているところであります。またもう一点、公共物の被害といいますか、その辺がおいおい……
○佐藤信秋君 自由民主党の佐藤信秋でございます。本日は、十九年度補正予算の締めくくり総括で質問をさせていただくと、大変光栄でございますし、また緊張もしております。 補正予算の審議ではございますが、一番最初に、財政状況全般につきまして共通の認識といいますか、をお伺いしたい、こういうふうに思うわけであります。 地方の格差の問題、あるいは地域をそういう意味で活性化しなければいけない、国全体としては成長力の強化も必要であり、環境の立国、こうしたことも大事な問題、大変複雑多岐にわたる政策課題について進めていく、これが何より大事なことであるわけでありますが、そういう中で、財政の置かれている状況というも……
○佐藤信秋君 自由民主党の佐藤信秋でございます。今日は臨時交付金の特例法、限られた時間、二十五分ということで限られた時間でございますが、御質問させていただきたいと思います。できるだけ簡潔にお答えいただければと思います。 最初に共通認識として、実はこの二十年、国税と地方税合計しますと、たまたま合計した分でいうと八十八兆前後なんですね、両方合計しますと。これは平成二十年度は補正後ですけれども、だから決算見込みと、こうなるんでしょうけれども。そこで今回、随分と当初からの補正減額が多いといいますか、財政全体としては、国税の収入見込みでいえば五十五兆が四十八兆になったということでありますから。そこで、……
○佐藤信秋君 自由民主党の佐藤信秋でございます。 まさか私が一般財源化の質問をするようになるとは思ってもいませんでした。態度を鮮明にしろと言われればせぬでもないですが、そうもいかぬのでしょうから、態度は別にして淡々と質問をさせていただこうと思います。 せっかく総務省の方からもおいでいただいていますので、お時間拘束するのも申し訳ない。地方譲与税について先に質問させていただこうと思います。 自動車の取得税等地方に配られる、配られていたと言えばいいんでしょうかね、道路の特定財源分、地方税の分も一般財源にすると、こういうことになると、その配分の基準、譲与の基準、こういうのが今までと変わるのかどう……
○佐藤信秋君 三人の参考人の皆様には、大変お忙しいところをこうして貴重なお時間をいただいて、また貴重な御意見をいただいて、ありがとうございます。 自由民主党の佐藤信秋でございます。 皆様のお話、できるだけ共通の部分をお伺いしたいなと、こう思いながら伺っておったんですが、今、長浜先生から、特定財源、暫定税率の問題が出ましたので、一つだけ最初に、環境というような面も考えたときに、税そのものの在り方としてどうするかというような点について共通にちょっと御意見いただきたいと思うんですが。 一般財源になるんだ、こういう議論でいきますと、実はアメリカと日本だけが現時点では一般財源にしていない、特定財源……
○佐藤信秋君 自由民主党の佐藤信秋でございます。これまでの御質問をお伺いしながら少し確かめておきたいなと、こういうところがあるものですから質問に立たせていただきました。 輿石先生の御質問にありましたように、昭和二十六年にこの住宅関係の厚生省と国交省の、当時の建設省の、まあデマケといいますかね、参議院の修正によって基本的な考え方ができ上がってきた。そこで今回、厚生労働省と国交省とがお互いに協力し合って高齢者の居住安定を図ろうということにいたしましたと、法律も改正しますと、こういうことでありますが、お手元にお配りした高齢者の住まい、これは社会資本整備審議会で整理されたものだということで出させてい……
○佐藤信秋君 自由民主党の佐藤信秋でございます。 今、伊達委員から総括のようなお話あった。それはそのとおりだと思います。経営者の皆様にも運転者の皆様にも、何よりも利用者の皆様に安全で適正なタクシーサービスといいますか公共交通サービス、これを提供していくというのが一番大事なことだろうと、そんなふうに思いながらこれまでの質問を伺っていたところであります。 私の方は、最初に、需給ギャップの拡大要因といいますか、長い時間掛けて需給ギャップが拡大してきた、これはもちろん規制緩和の影響もあるでしょうし、その他経済的な背景というのもいろいろあるんだろうと思います。その辺をどんなふうにとらえられているか、……
○佐藤信秋君 自由民主党の佐藤信秋でございます。 今日は、三人の先生方、本当にお忙しいところを貴重なお時間をいただいて、また、目からうろこの話がたくさんありまして、私、なるほどと、大変大事な問題を御指摘になっておられるな、そんなふうに思ったことがたくさんございます。逐次、もう少し掘り下げたお考えをお伺いしたいなと思うところであります。 元々、今、柳澤委員の方からもお話がありましたが、法律というものは、あるいは制度というものは、つくったらそれで終わりということでは全然なくて、それをどういうふうに運用していくか。もちろん、法律、制度をつくる段階でできるだけ問題解決に向かってつくるわけですが、そ……
○佐藤信秋君 自由民主党の佐藤信秋でございます。関連して質問をさせていただきます。 幾つか数字を確認させていただきながら財務大臣にいろいろ御要望をと、こういう形にもなろうかと思います。 最初に、お手元に表をお配りしてございます。表の一番というのが国税と地方税を合計したものを、これは一般会計ベースですが、取り方によっていろいろあるので、一般会計ベースの国税、地方税の収入の合計であります。 御覧いただきますと、平成二十一年度当初は両方合計で八十二・三兆円。実は、この中で道路のガソリン税の関係の七千億、四分の一ですね、七千億が直入から一般会計に振り替わったと、こういうのがありますので、それを引……
○佐藤信秋君 自由民主党・改革クラブの佐藤信秋でございます。 今日は委嘱審査ということで二十二年度予算、この委員会は、皆思いは多分一緒の先生方が多くて、ふるさとをどういうふうにしていくか、国の振興をどう考えていくか、こういうところが共通のベースなんだと思いますね。そんな御指導を随分私も長い間、諸先生からしていただきました。 問題の一つは、この前もちょっと予算委員会で申し上げたんですが、大変厳しい予算の中で組んでいるからいろんなところにしわが寄っているでしょうと。しわの寄っている最たるものが公共投資だと、公共事業だと思うんですが、問題はむしろそこから先の議論が一つあるんですね。積極的に財政出……
○佐藤信秋君 私は、ただいま可決されました国土調査促進特別措置法及び国土調査法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党・改革クラブ及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 国土調査促進特別措置法及び国土調査法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一、新たに策定する国土調査事業十箇年計画においては、実効性ある具体的な指標を示すとともに、毎年度の進捗状況の公表や中間年での計画の見直しを行うこと。 ……
○佐藤信秋君 私は、ただいま可決されました土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党・改革クラブ、公明党、社会民主党・護憲連合及びたちあがれ日本の各派並びに各派に属しない議員長谷川大紋君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、河道閉塞、集中豪雨等、近年、想定を超える災害が発生していることにかんがみ、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じ……
○佐藤信秋君 自由民主党の佐藤信秋でございます。 今日は、この海防法、略して海防法と言わせていただこうと思いますが、長い文章ですから、の質疑、基本的には、最初に立場を一言申し上げておきたいんですが、基本的には賛成です。賛成なんですが、CO2対策と一緒で、日本だけが一生懸命律儀にやり過ぎると、国際的な競争、国益というような面から、必ずしも善意で一生懸命走っていたらそれがプラスになるかどうかという点を注意しながら走っていく必要があるんだろうと思います。今、室井先生のお話にもありましたが、国際競争力、そういうことも考えながらその運用をきちっとしていく必要があるんだろう、こう思います。 そういう観……
○佐藤信秋君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○佐藤信秋君 自由民主党・改革クラブの佐藤信秋でございます。 最初に、今の同僚佐藤正久議員と大臣始め政務三役の皆様のやり取りを伺っておりまして、一つだけお願い申し上げたいといいますか、大臣、マニュアルとおっしゃいましたが、危機発生といいますか、地震にしろ大雨にしろ、発生したときにはどのぐらい大きくなるか分からないという問題もありますし、特に現場に行くというようなことについて、割と従来、大臣等行かれるときには現場が受け入れる体制がどうかとかいう議論もありました。ありましたが、直近といいますか、ここのところ、神戸の震災以来だと思いますが、何はともあれ、政治家のリーダーシップというのが必要とされる……
○佐藤信秋君 自由民主党・改革クラブの佐藤信秋でございます。 今日は、亀井大臣お忙しいようでありまして、最初、冒頭に亀井大臣に御質問を申し上げますが。 今、秋元議員も言っていました、地方を回ると大変な状況だなと。やっぱり東京と大分違うんですね、ここは。特に中小企業、あるいは農林水産業や建設産業はみんなそうですが、これは大変な厳しい状況になっている。 そうすると、つなぎ融資、これは、中小企業は本当に助かったとは言っているんですが、これから先を見通すと危ないですよね、これ。見通しが悪くなると、つなぎ融資にも応じてくれない。物すごく金融機関の態度が渋くなっていますよね。 それで、もう一つは今……
○佐藤信秋君 佐藤信秋です。 意見に近いかもしれませんが、中村先生のさっきのお話の先進国の条件、さっき亀井先生もおっしゃった、一極集中でない、食料自給率が高い、地方が豊かで活性化している、こういう議論はまさしく私自身もそうだと思っているんですけれども、傾向としては東京に集まってきている。 それで、山田先生がお書きになっているように、東大、早稲田、慶応というようなところに行かないと就職できないよというので一生懸命地方から大学に来させようとする。一方で、地方大学も医学部、地方のそれぞれの大学も医学部なんか物すごく難しいですよね。東京とか大阪とか、小中一貫の私立の学校から行って、医学部にですよ、……
○佐藤信秋君 お二人とも本当にありがとうございます。 実は交流産業と、こういう小田切先生のお話で、ちょっと農泊とか見ながら思い付いたというか思い出したんですけれども、新潟で山古志村で地震がありました。小林幸子さんが随分応援してくれたというので、今衆議院議員になっていますが、前の村長の長島さんが田んぼを、棚田なんですね、棚田を一枚小林さんに差し上げた、貸したのかな。それで、小林さんは田植と稲刈りに行く、あとは地元の人が管理はしてくれたりしているんですが。 そこで、実は、先ほどの交流産業、こういう観点からいくと、小田切先生に、私自身はそれが一般化して田植、田んぼと限りませんけれども、田植や稲刈……
○佐藤信秋君 途中ちょっとだけ失礼するものですから、恐縮ですが先に。 今の佐藤委員のお話に関連して、二つ私は申し上げたいんですが、一つは、数値化という議論でいうと、多分ですが、これは私の考えですが、いろんな数値化のやり方というのはあるだろうと。そして、それ自体が絶対値として意味を持つことは恐らくなくて、そういう数字、いろんな仮定を置いたときに何が幸福度が上がるか下がるかみたいな議論の中で、いろんな仮定を置いて数字を出してみて比較考量する。年代別にはどうだとか、あるいは国が違えばどうだとかですね。昔から、多分藤本委員はお詳しいかと思いますが、効用関数とか厚生関数とかそうした試みというのは実は山……
○佐藤信秋君 ありがとうございます。 私の方からは三点申し上げたいと思うんですが。 一つは、この仮説一に対して、選ばれた参考人の皆様の選ばれ方にもよるのかもしれませんが、実際問題として、このうちの一点でも肯定してくださる方がおられるかなと思いましたが、なかなかおられない。そういうものかなと。人口減少で国民所得が少なくとも、高まらなくても、幸福度を向上させるためにはどうするかとか、多様な意見があり得るかなと最初は期待したんですけど、やっぱりそういう意味では、常識的な線に落ち着くというか、人口減少で国民所得は多分下がっていって、幸福度もそのままでは下がるんだと、こういうのが参考人の皆様の御意見……
○佐藤信秋君 済みません、佐藤信秋でございます。 三人の参考人の皆様、本当に大変ありがとうございます、お忙しい中おいでいただきまして。 阿部参考人とペーテルソン参考人のお話は、非常に相互にいろいろ関係し合うような部分が直接的に多いかなと、こんなふうに伺いながら思いました。そういう意味で、最初、阿部参考人に二つの御質問。 一つは、端的に、WLBというかワーク・ライフ・バランスを進めたら日本の労働生産性は向上していくんだと、こういうふうにお話の結果を理解していいのかどうか。その場合に、お話あったのかもしれません、私もちょっと聞き逃したのかもしれませんが、ワーク・ライフ・バランス導入企業が生産……
○佐藤信秋君 佐藤信秋でございます。 参考人の六人の皆様に大変有意義なお話を伺って、ああ、なるほどなと、目からうろこみたいなところを感ずることが多かったところであります。 仮説の二、休日・休暇の多い国は国の経済力を伸ばし、国民幸福度を高める。総体としては、私自身はそういうことかなと思いながらお話を伺っていました。今は、いろいろ先生方のお話を伺いながら分かりやすさという点でいうと、この仮説をひっくり返してみて、国の経済力を伸ばして国民幸福度を高めるためには、休日・休暇をどう多い国にする、この方が私なんかの頭の中には分かりやすいかな、こんなふうに思いました。 もちろん、そこには一定の条件があ……
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