このページでは森田高参議院議員の22期(2010/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は22期国会活動統計で確認できます。
○大臣政務官(森田高君) 総務大臣政務官を拝命いたしました森田高でございます。 皆様方の格段の御指導、何とぞよろしくお願い申し上げます。
○大臣政務官(森田高君) 大臣に先立って、一言だけ答えさせてもらいます。 ユニバーサルサービスを守ることが普遍的な価値であると先生がおっしゃったことは、まさに私ども同感でございますし、それは恐らく世界中で共有されている価値観だと思います。事実、合衆国政府は郵便事業は国営事業でやっておりますし、イギリスにおいても民営化されている会社は、これはロイヤルメールはすべて政府の一〇〇%出資において賄われ、そのロイヤルメールが金融子会社を持っているというような仕組みになっておりますので、これは洋の東西を問わず、国家がある程度公益性のある事業体として郵政事業をサポートするという形は取り得べしというふうに思……
○大臣政務官(森田高君) 総務大臣政務官の森田です。 丸川議員に申し上げたいことがたくさん山のようにありますが、政務官としてどこまで話していいものかということもあります。 簡潔に申し上げてまいりたいと思うんですが、私は政務官であるとともに国民新党の議員でもありますので、この仕分会議というものが起きるときからいろんな議論があったということを、当時は政調会長代理としてかかわってきましたので、承知しております。その中で、例えば民間人の議員の方と国会議員のウエート、これが適正かどうかとか、あるいは安全保障を含む政策、予算をやるのに日本国籍のない方が中に入っておられるんではないかという懸念も当時はあ……
○大臣政務官(森田高君) お答え申し上げます。 今るる御指摘いただきましたかんぽの宿の問題に関しましては、大変重大な関心を持って見させてもらっております。 それで、事業継続に関しましては、あくまで会社側の判断にもよるところなんですが、御指摘のとおり所管する総務省としても適切に、地元との合意をしっかりと踏まえた上で、そしてこれは地元の雇用や景気にも関することですので、誠意を持った対応をするように指導してまいりたいと思っております。それで、採算が取れるかどうかということは一つの材料ではありますけれども、要は、意思決定をされるまでにどれだけ努力を誠意を持ってやっているかということが重要でございま……
○大臣政務官(森田高君) お答え申し上げます。 御指摘のとおり、福島県田村市にありますおおたかどや山標準電波送信所は、独立行政法人情報通信研究機構が運用しているものでございまして、主に家庭用の電波時計の時刻合わせ等に使われる標準電波を四十キロヘルツ、五十キロワットで送信しております。これは九州にございますはがね山標準電波送信所と併せましておおむね日本全域をカバーしている状況でございます。 御指摘のとおり、この送信所が原発から十七キロの距離に位置しておりまして、三月十二日午後七時四十六分、退避命令が出たため職員が避難しまして、通常は職員が、昼間であれば四名、夜間であれば二名常駐して送信をやっ……
○大臣政務官(森田高君) お答えさせていただきます。 議員御指摘のとおり、平成七年の阪神・淡路大震災当時と今次の大震災の比較をされる場合も非常に多いものと承知しておりますが、おっしゃったとおり、当時はまさに地域コミュニティーとの一体化が図られていたということがあると同時に、当時は国家公務員の身分がありましたので、政府ともまさに一心同体であったわけです。今次、郵政事業は民営化、分社化されておりますので、一民間人としての従業員の方々が、しかし、それでも公共的役割というものを自ら自覚されて、会社としての努力もあり、今回非常に多くの国民の方々にお役に立っていると私は思っております。 そしてまた、郵……
○大臣政務官(森田高君) お答え申し上げます。 自分は精神科、心療内科部門は専門ではありませんが、ただ思うことを申し上げたいと思いますが、御指摘のPTSDもそうですし、今までこの一か月間くらいの急性期のストレス障害あるいはうつというものに関しても非常にやはり重大な注意が必要だと思っております。 とりわけ、これは神戸の地震の際にサンプリング調査された学者の方々がいらっしゃるんですが、大体全半壊の被災者の方々のおおむね一〇%程度、あるいはそれ以上という報告もありますが、それくらいの数の方々がPTSDの症状を呈されておられたと。要するに、今回、もう万の単位でそういった方々が出てこられるんではない……
○大臣政務官(森田高君) お答え申し上げます。 福島県田村市にあります同送信所におきましては、三月三十日の当委員会でも申し上げたところなんですが、福島原発から西方十七キロに位置しておりますので、三月十二日に発せられました避難指示に基づきまして独立行政法人情報通信機構の職員が退避しましたため、運転を停止しておりました。しかしながら、全国に約五千万台あります電波時計の同期が不能となると、とりわけ東日本において大変影響が出るということは決して長期間放置していい問題ではありませんので、当省からNICTにも指示をしまして、四月二十一日、送信を再開したところでございます。 その後は無人運転で運転をして……
○大臣政務官(森田高君) お答えいたします。 各放送局及び関係メーカーは、御指摘のとおり、本年七月にアナログ放送が終了することを前提に動いておりましたので、調達、製造に関しては非常に大きな問題が残るということはまさにそのとおりであります。 そうした状況の中、NHKはNHKで、そして民放におきましては民放各社の協力体制をできるだけ取っていただけるという中で、少しでも状態のいい機器を残り四十四都道府県から被災三県に対して供給いただくというようなことも取り計らっていただけるものということで今調整させてもらっております。 そして、総務省におきましては、今回の法改正を通じまして、アナログ放送継続に……
○大臣政務官(森田高君) 御答弁申し上げます。 御指摘のとおり、今回の震災発生後、各電気通信事業者においてもまさに甚大な被害が発生したわけでございます。 具体的にどのような被害が発生したかといいますと、固定系回線においては、百万世帯が最大時点、三月十三日時点で不通になったと。そして、移動系通信におきましては、翌日三月十二日時点において一万四千八百の基地局が損壊を受けたということでございます。 これらへの被害の状況をもう少し分析しますと、まさに津波、地震等によりまして物理的損壊を受けた基地局あるいは局舎というものもありますし、広域の停電に伴う機能不全が起きたということも、これも大変大きな理……
○大臣政務官(森田高君) お答え申し上げます。 おかげさまで、地上波デジタル放送を世界十二か国で現在展開させてもらっております。その中で、今御指摘いただきましたように、ペルーのみならず世界的に韓国のテレビメーカーが市場シェアを拡大しているということは現実でございます。 ただ一方で、日本のメーカーから見ましてもこれは大変なビジネスチャンスになっていることは間違いありませんで、例えば日本の主力メーカーにおいては、この五年間で出荷台数は約八倍になっているところであります。そして、韓国のメーカーがシェアを伸ばしておりますが、中に入っている部品だったり、あるいは細かいチップだったりするものはメード・……
○大臣政務官(森田高君) 引き続き総務大臣政務官を拝命しました森田高でございます。 皆様方の格段の御指導をよろしくお願い申し上げます。
○大臣政務官(森田高君) クラウドに関しましては、省内におきましても、まず行政におけるクラウド、そして、あるいは公共サービスという大きな目でいえば、医療とか介護のシームレスな情報の管理ということについても検討させてもらっております。 そして、先ほど来お話のありました住基のネットワークの話にも通じるところですが、まず自治体のクラウドというところから申し上げたいと思うんですが、これは平成二十一年度から実証事業をやっておりまして、遠隔地へのバックアップとか外部のデータセンターの活用とか、そういったことを災害時の可能性も含めて検討させてもらっております。そして、平成二十二年の七月から、総務大臣が本部……
○大臣政務官(森田高君) お答え申し上げます。 御承知のとおり、我が国では昨年、地上波デジタル放送の切替えがあったわけであります。 日本方式といいますのは、日本人が言ってもあれですけれども、電波はよく飛びます、ノイズにも強い、そして一つの送信機で本放送もワンセグも出せると。これはもうオンリーワンの存在です。あるいは緊急警報放送ですね。地震や自然災害に対しての警報も挟めるということで、非常に優れた放送で、自然災害だったり貧困がある国ではとても有用な方式であると、自分たちはそう思っております。 ですから、必ずお役に立てるということで各国に働きかけをしているところなんですが、我が国にとっても、……
○大臣政務官(森田高君) お答え申し上げます。 政府として提出させてもらっております郵政改革関連法案につきましては、政府としましては速やかな審議と可決等をお願いするのが基本的立場ではございますが、今ほど御指摘がありましたように、民営化法案の修正ということで今三党協議の方向性も出されてきておりますので、政府として今、殊更に改革法案のことを強調する状況にはないというふうに思っております。与野党間で成案を得ていただきまして、そして国会で深掘りしてもらいまして、一日も早く結論を出していただくということを期待しておりますし、それで出された結論に対しましては、政府としても真摯に尊重させていただきたいとい……
○大臣政務官(森田高君) お答え申し上げます。 災害放送の実施に当たりましては、テロップ等の速報表示を行うかどうか、基本的には放送法第三条におきます放送事業者へ委ねているということになってしまうんですが、同時に、放送法百八条で、災害が発生して、又は発生するおそれがある場合には、その発生を予防して、被害を軽減するための放送をしなければならないという規定がありますので、当然総務省からも、民放事業者が集まる懇談、あるいは民放連に対して、あるいは放送の再免許の際にそういった依頼はさせてもらっております。 それで、御下問のCM中ということに関してですが、御存じのとおり、昨年の完全地デジ化のときにおき……
○大臣政務官(森田高君) お答え申し上げます。 御指摘のとおり、本日も様々御議論がありましたように、NHKは公共放送でございます。したがって、公共放送の使命をしっかりと遂行することが何よりも重要であると考えております。その上で、総務大臣意見は、その具体的な業務執行に関して具体的に可能な限り効率的に行うことが必要という、數土委員長の言葉を借りればコストパフォーマンスを社会経済状況に鑑みて出すということが付されているものでございまして、同時に、国民・視聴者への説明と責任を果たすということが重要であるというふうに認識しております。もう釈迦に説法ではありますけれども、公共放送の使命と効率化による健全……
○大臣政務官(森田高君) お答え申し上げます。 ただいま先生御指摘されましたとおり、今次の法案におきましては、金融二社の株式処分に関しまして、全株を処分することを目指し、そして同時にユニバーサルサービスの責務への影響を勘案しつつ、そしてできる限り早期に処分するというふうにあるわけでございます。 私ども総務省としましては、この法案の中での金融二社の株式処分のいかんにかかわらず、金融ユニバーサルサービスの確保について、日本郵政株式会社あるいは日本郵便株式会社に対して責務として課されているものであるということを前提として取組を行ってまいりたいと思っております。 具体的には、日本郵政及び日本郵便……
○大臣政務官(森田高君) 引き続き総務大臣政務官を拝命しました森田でございます。あわせて、郵政民営化について下地郵政民営化担当大臣を補佐させていただいております。 皆様方の格段の御指導をお願い申し上げます。
○森田高君 森田でございます。 新藤大臣、政務三役の先生方、御就任おめでとうございます。補正予算及び関連法案に賛成の立場で質問をさせてもらいますので、私の方からも簡単に、もう大臣のお気持ちを伺うような質問をさせていただきたいと思うわけです。 一月十一日に、地域主権戦略室の看板が外されて地方分権改革推進室と改称されました。様々賛否両論あるようなんですが、私は賛同させていただきたいと思います。 私は、かつて所属しておりました政党があったんですが、その政党において、平成二十一年、政権交代当時は政調会長代理、その後政調会長をさせてもらいまして、政府と様々、政策調整をさせていただいたんですが、この……
○森田高君 森田でございます。 新藤大臣、三役の皆さん方、今日も一日お疲れさまでございました。自分で最後ですから、簡単な質問を三つほどできればさせてもらいたいと思います。 まず一つ目が、昨年の十月、私は偶然いろんなことが重なったんですが、ドーハで行われました万国郵便連合、UPUの四年に一回の大会議に日本役員団の団長として大変光栄にも参加させていただきました。本当に率直に申し上げますと、その際に痛感したことですが、日本人の郵便、先達が築いてきた国家の礎というものが本当に世界から尊敬されております。これは国内にいては決して感じることができないように思いますが、紛れもなく世界からの尊敬と羨望があ……
○森田高君 森田でございます。 新藤大臣、どうもお疲れさまでした。今日も長丁場でしたが、これで最後ですから、どうぞ御安心ください。 冒頭、昨日、広島高裁の判決というのがありました。今日は岡山の支部でも違憲、無効という判決が出ているそうです。大阪でも違憲というのが出ていて、それは無効ではないのかもしれませんけど。かつては、衆議院だったら二・五倍、参議院だったら五倍まではセーフティーゾーンと言われたのどかな時代もありましたらしいんですけれども、今般の裁判の結果見ていますと、二・三から二・四と、これもうどんどん違憲、無効が出ていますね。これはもう大臣の見解は求めませんが、思うに、これは、外交とか……
○森田高君 森田でございます。 もうこれで最後ですから、新藤大臣、松本会長、お疲れさまでした。皆さん、お疲れさまでした。 まず、いろんな話がありましたので、建設的に、NHKなり放送が日本のために何ができるかということに関して、問題提起もして、質問もさせていただきたいというふうに思います。 まず、日本方式のデジタル放送の世界展開、午前中から多少質問が出てまいりました。自分も総務省で仕事をさせてもらった中で、アフリカ、モザンビーク、アンゴラ、ボツワナあるいは南アジアのモルディブ共和国なりに出張させてもらって、自分なりの努力はしてまいりました。その中で、中南米では十数か国が既に採用されていて、……
○森田高君 最後であります。森田です。 NHKの予算の審議の際にも少し触れさせていただいたんですが、地上波デジタル放送の日本方式の海外展開から伺いたいと思います。 二月二十六日に、南部アフリカというか、アフリカ大陸で初めてボツワナ共和国において日本方式の採用が本決まりになりました。ここに至るまでの道のりは本当に長いものがありましたし、関係者の努力に敬意を表したいと思いますが、橘政務官は四月にボツワナ、アンゴラを歴訪されて、またその議論を深めたり、具体的な展望をお持ちになったと思いますので、幾つか伺いたいと思うんですが。 自分も政務官をやらせてもらったときには、南部アフリカではアンゴラに二……
○森田高君 森田でございます。 質問に入る前に、新藤大臣にお礼と一つ提案とということで。 午前中の御答弁で、新藤大臣が北海道の旭川なり沖縄なりに赴かれた際には郵便局に行かれて現場の方と意見交換をされていらっしゃるというふうなお話がありましたので、私も公務、政務で郵政事業とかかわった人間として大変有り難いと思いますし、是非続けていただきたいというふうに思っております。 感謝しついでに一つ申し上げるとすれば、窓口のフロント業務をされている方々と意見を交わすのも一つです。同時に、郵政事業の中の本当の縁の下で支えていらっしゃる方々との意見交換というのもやっていただければ有り難いのかなというふうに……
○森田高君 森田でございます。御苦労さまでございます。 質問の前に、冒頭、大臣、日曜日は新潟に赴かれて、全特総会、御苦労さまでございました。一連のマネジメントについて、私は報道しか見ておりませんが、僣越ながら本当に十分な御対応をされていらっしゃると思います。それと、坂社長と大臣の掛け合いも、報道されておりますのを見聞きしますと、非常に感銘を受けるやり取りをされていることに敬意を表したいと思いますし、恐らく、報道されているような方々で経営をされていくんであれば、今までの流れというものはしっかり継承されるであろうし、むしろそれが強化されていって、いい方向に日本郵政グループ向かっていくものと信じた……
○森田高君 最後になります。よろしくお願いします。 法案には賛成の立場で質問をさせていただきます。 初めは、電波法とも深い関係にあります携帯事業者間の合併、買収の話について御質問したいと思うんです。 総論的に話をすれば、携帯電話事業者が設備投資やサービスの面でしっかり競争して、市場が活性して、もって利用者の利便向上が起こり、そういう競争が進められる中でイノベーションが進むということは望ましいことだと思います。それが大前提です。 一方で、公正なルールがあるということも大前提であって、いろんな熾烈な競争があるにしても、周波数の割当てを受けた方々は、計画した基地局の設置は達成してもらわぬとい……
○森田高君 最後になります。森田でございます。 かなり議論も煮詰まってまいりましたので簡単にと思っておりますが。マイナス七・八%とか退職金の抑制とか、そういったこともありましたので、今回の法律でトリプルパンチというふうに受け止める向きもあると思います。抑制した原資が若い人の給与に向かっていって、結果として住宅着工率が上がったり、自動車の保有台数が増えたり、出生率が改善したりすればいいんですが、なかなかそういうふうにもいかないかもしれないし、なかなか難しい問題だと思います。 そういう中で、もう一つ、やっぱり公務員のお気持ちの問題も、先ほど来議論されてきておりますが、特に近年、国家公務員の名誉……
○森田高君 国民新党の森田でございます。 中山先生、船田先生、本日は誠にありがとうございました。また、お疲れさまでした。 時間が超過しておりますので、一問だけということにさせていただきたいと思いますが、今、毎日のように与野党で選挙制度の議論をされております。現行憲法を読めば、衆議院で二倍超、参議院では五倍超の選挙区の一票格差の差ということが出ておりますので、違憲状態、それをしないのは立法府の不作為と最高裁判所に言われても仕方ないのかなというふうに思いますが、都市部と地方の関係、そして我が国のこれからの発展の可能性というものを考えていくと、人口を唯一一つの物差しとして、それをメルクマールにし……
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