このページでは山下雄平参議院議員の23期(2013/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○山下雄平君 初めて質問に立たせていただいております自由民主党の山下雄平です。 私は、前職、前の仕事が実は去年まで新聞記者、国会担当の政治記者をしておりました。私は、国会の政治記者として初めて番記者として担当させていただいたのが谷垣禎一政務調査会長でした。そのころから様々な質問をさせていただいておりましたが、今回、参議院議員として、委員の初めての質問を谷垣大臣にさせていただくということに非常に光栄に思っております。 当時を振り返ると、谷垣政調会長がしばしばこうおっしゃっていたことを思い出します。自分は長らく財務大臣をしておったので、谷垣といえば税だ、財政だと言われるけれども、自分はそれに加……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。
自動車による痛ましい事故が依然として後を絶ちません。私も、かつて新聞記者として事故が起こった直後の現場に行ったこともあります。政府として様々な施策を講じて事故を減らしていかなければならない、なくしていかなければならないと思います。今回の法案の意義を改めて谷垣大臣にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私がかつて新聞記者をしておったときも、毎日のように死傷事故の警察発表を目にしてまいりました。また、御不幸にも事故に遭われた家族の方が、何とかもっと厳罰化にならないものだろうかという訴えの声も聞いてまいりました。御家族を亡くされた方々の気持ちを考えると、……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。 私、今回の質問に立つに当たり、自問しました。今回のこの問題について私が質問する資格があるのかと悩みました。私は今年で三十四歳になりましたけれども、いまだに独身です。もちろん、子供もいません。望んで独身でいようと居続けたわけではないんですけれども、不幸にも恐らく今年も独身で年を越すことになりそうです。 そんな私が、結婚して子供を産み、そしてその後、また別の異性の方と関係を持って、そしてその方とも子供をつくってという、私とは大分ちょっと人生のステージの違う方の問題について発言することが、おまえに分かるわけないだろうというような批判も恐らくいただくんじゃ……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。 今国会でも恐らく度々、度々質問をさせていただくことになろうかと思います。谷垣大臣始め法務省の皆様、そして最高裁の皆様、何とぞよろしくお願い申し上げます。(発言する者あり)ありがとうございます。 まず、質問に入る前に、一昨日、三月十一日、東日本大震災の発災から丸三年を迎えました。私も追悼式に出席させていただきました。その追悼式で、震災で避難誘導をされている最中に津波で息子さんを亡くされた遺族の女性の方が追悼式で、あなたは母の誇りですと、私たちの子供に生まれてきてくれてありがとうとおっしゃったのを聞いて、私は涙が抑えられませんでした。 どうか、被災地……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。今回もまた質問させていただきます。
法務省所管の予算案について、奥野副大臣の説明では、初めに犯罪対策、とりわけ再犯防止の充実強化を取り上げられました。これは谷垣大臣の所信とも軌を一にしていると思います。更生保護関係では十七億円余りの増額、矯正関係では百十八億円余りの増額となっておりますけれども、再犯防止に対して具体的にどういったところを強化充実するのでしょうか、御説明いただければと思います。
【次の発言】 副大臣がおっしゃったように、住むところがない、働くところがない人が再犯をする可能性が高いというような話もありました。私は、刑務所を出所した後、身寄り……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。三週間ぶりに質問に立たせていただきます。よろしくお願いいたします。
少年法の改正案の具体的な中身に入っていく前に、少年法の成り立ちそのものについて少しお伺いさせていただければと思います。
今の現行法の規定であっても、またこの改正案であったとしても、少年法では少年が罪を犯して刑事処分される場合の量刑は成人よりも軽くなっている、そういった法体系になっておりますが、そもそも未成年をそういう扱いにしている理由というのをお聞かせください。
【次の発言】 少年は成人に比べて未熟ゆえに更生の余地が大きいということが趣旨だと思います。
ただ、今回の少年法改正案の報……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。今週も質問に立たせていただきます。
火曜日の委員会の趣旨説明で法務大臣は、谷垣大臣は、法律事務の国際化、専門化、複雑多様化により的確に対応するため、外国法事務弁護士による法人を設立することを可能にすると今回の改正案の趣旨を述べられました。ただ、この説明だけだと法改正の意義がいま一つ判然としません。
今までも外国法事務弁護士は日本で活動されてきたわけです。それが、法人をつくらなければならない、法人設立を政府として認めなければならないその理由というのを具体的にお聞かせ願えますでしょうか。
【次の発言】 今法務省から御説明がありましたように、法人設立によっ……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。今週も質問に立たせていただきます。 今日は、まず、インターネット上の仮想通貨についてお聞かせいただきたいと思います。 仮想通貨の一つ、ビットコイン、そういうものの取引所のマウントゴックスという会社が破産手続に入る見通しになっております。これを利用している方のいわゆる財産が失われると、多くの方が財産が失われるという事態になっています。マウントゴックスに限らず、ビットコインの盗難や取引停止というものが相次いでおります。 日本では、こうした問題が表面化して、ビットコインに対して非常にイメージが悪くなってきたんだと思いますけれども、欧米では、その匿名性だっ……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。今週も質問の機会をいただき、ありがとうございます。 今回の会社法の改正案はコーポレートガバナンスの強化を盛り込んでおり、日本企業への内外の投資を高めるために非常に有用だと思いますし、日本の経済発展に良い影響を与えるのではないかと思っております。今回、私の質問では、社外取締役の選任の問題を中心に質問させていただきたいと思っております。 今回の改正案では、社外取締役を置かない企業はその理由を株主総会で説明することとして、そうしたスキームで企業に社外取締役を選任するよう促す制度となっております。 では、まず議論の前提として、そもそも日本では社外取締役を置……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。法務委員会での質問は今日で十回目となります。質問の機会を度々いただき、ありがとうございます。 今日の審議ですけれども、司法試験法の改正案についてですけれども、この委員会、今いらっしゃらない谷垣大臣も含めて、また差し替えでいらっしゃらない前川委員も含めて、司法試験を受けられた方が七人もいらっしゃって、法曹界の方が七人もいらっしゃって、法務省の方も含めるとこの委員会室には司法試験を経験された方が物すごくたくさんいらっしゃる中で、私も学生時代は法学部だったんですけれども政治学科だったもので、全く司法試験を受験しようとも考えなかった人間がこの司法試験法の改正案……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。今週も質問の機会をいただき、ありがとうございます。 今回の法案審議を視野に入れて、本委員会では今年二月に千葉県の八街少年院、そして千葉少年鑑別所を視察させていただきました。私個人としても、四月末に地元佐賀県の佐賀少年鑑別所を視察させていただきました。こうした貴重な機会をいただいた関係の皆様の厚い厚い御支援に本当に感謝したいと思っております。 伺った施設はどこも、問題を起こした少年少女の更生に向けて一生懸命頑張っていらっしゃいました。問題を起こした原因はどこにあるのか、社会に復帰させるためにはどうすればいいのかと、なかなか光が当たりにくい分野ではありま……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。 今週も質問の機会を与えていただき、ありがとうございます。今週は初めてトップバッターではない質問で、ちょっと感じが違うなと思っておりますけれども。 この入管法についてですけれども、入管行政というのは、平たく言えば、好ましい人には日本に来ていただきたいけれども、できれば来ていただきたくない人をどうやって水際で止めるかと、そういったことが要諦だと思うんですけれども、今回の改正案では、日本の国にとって有益な高度な能力を有する外国の方に来ていただけるようにするとともに、外国人の観光客を増やしていくということが柱だろうと思っております。 それではまず、この改……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。 今週も質問の機会をいただき、誠にありがとうございます。他委員会も含めて今日の質問で今通常国会で十回目の質問となります。本当にたくさんの機会をいただき、ありがとうございます。 今回の児童ポルノ法改正案は、現行法が児童ポルノを作ること、渡すこと、広めることに着目して罰則を設けていたわけですけれども、今回はいわゆる加害者というか実行犯側だけではなくて、そもそも利用する側も問題ではないのかということで、改正案では単純所持、つまり持っているだけで罰せられるということになるわけですけれども、今回の改正で処罰対象を広げる理由はどういったところにあるんでしょうか、……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。質問の機会をいただきまして、委員長を始め各党各会派の皆様、本当にありがとうございます。 今回の政府提出の法案について賛成、反対の立場は様々あろうかとは思いますけれども、二度と戦争の惨禍は繰り返してはならない、そして日本の平和と安全をどうやって守り抜くか、こういったことに関しては、立場を超え各党理解し合えるんではないかというふうに私は信じております。 鴻池委員長は、八月三日の委員会で、できるだけ合意形成に近づけていくのが参議院の役割の一つだというふうに指摘されました。そうしたことに資するような質問になっていけばというふうに考えております。 私事ですけ……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。質問の機会をいただき、ありがとうございます。 委員会の開始が大分遅れまして、予定時刻であればもう私の質問は終わっているような時間なので、なるべく簡潔な質問に努めたいと思っております。 今日は、横浜市のマンションで発覚をいたしました基礎ぐい工事不良、そしてデータ流用問題についてお話をお伺いさせていただければと思いますけれども、問題となったマンションは、目で見て分かるほど廊下に段差があって、今の日本でこんな建築物があるのかと、本当に世間に衝撃を与えました。 所管の省庁として、国土交通省はこれまで関係業者に対してどのような指導を行ってきたんでしょうか、お……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。 この独立行政法人改革に関する法律案について御質問させていただきます。 安倍政権におきましては、平成二十五年十二月にまとめた基本方針で、数合わせのための組織いじりではなく、真に政策実施機能の強化に資する統廃合のみを実施するとともに、きめ細やかに事務事業を見直すと明記しています。この方針に照らして、具体組織についてお伺いしたいと思います。 まず、海技教育機構と航海訓練所の統合についてです。 貿易貨物については九九%以上、そして国内貨物輸送については四割が海運が担っているというふうに聞いております。少子高齢化そして生産年齢人口の減少に伴い、国内船員の……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平でございます。 質問の機会をいただき、本当にありがとうございます。 ただ、今回は大変残念な話から始めなければなりません。先ほど太田房江委員からもお話がありましたけれども、私の地元佐賀県で、あわや列車が正面衝突するかもしれないというようなゆゆしき事態が起きました。十日ほど前ですけれども、五月二十二日金曜日、佐賀県の白石町の長崎本線の肥前竜王駅というところで、上りと下りの列車がぶつかりそうになって非常停止という事態になりました。その列車の距離、止まったときには九十三メートルしかなかったということです。本当、あわや大惨事という事態でした。 原因の究明は今なさっ……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。質問の機会をいただき、ありがとうございます。 私が前回この委員会で質問に立ったJR九州の民営化法案のときに、質問の予定をたくさんしておりましたけれども消化できなかったので、積み残した質問を中心に質問をさせていただければと思っております。 その委員会よりちょっと前の五月十九日の当委員会で、同僚の大野議員の質問に対して太田国土交通大臣は、高齢者や障害者、妊婦の方といった交通弱者にとって、地方の公共交通機関がなければ生活が成り立たないというふうにおっしゃいました。そうした意味での地方のローカル線、鉄道の維持というのは非常に大切だと思いますけれども、加えても……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平でございます。 本日は、この選挙権を十八歳に引き下げるという歴史的な法案についての質疑に立たせていただきました。参議院の自由民主党では私が一番若いということで、十八歳に一番近いということで質問の機会をいただきました。(発言する者あり)ありがとうございます。と申しましても、もう十八歳というと十七年も前で、私、今三十五歳なんですけれども、だからこそ若い方になるべく分かりやすい、どういった制度になっていくのかというのを分かるように御答弁願えればと思います。 今回の法案が成立しますと、公職選挙法上は十八歳になった高校生も選挙活動をできるということになります。では、……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。 質問の機会をいただきまして、委員長、理事、委員の皆様に本当に感謝申し上げたいと思っております。 先ほど大臣の予算の説明の中に好循環を実現していくんだという話がありました。安倍政権としては、GDPを六百兆、二〇二〇年頃まで目指すというふうに掲げられております。中には、経済的な豊かさばかり求めるべきではないということをおっしゃる方もいらっしゃいますが、経済を成長させていかなければ、高齢者の福祉だったりとか、保育所を含めた若者、子育て支援、子供の貧困対策だったり障害を持った人の対策、そうしたことの財源も生まれてこないわけです。経済成長だけが必要なわけでは……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。 各先生には、今日は貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。時間も押しておりますので、各先生に一問ずつまとめて質問をさせていただきたいと思っております。 まず、和田先生についてですけれども、再生可能エネルギーについて野心的な目標を掲げるべきだという話がありましたけれども、その場合、国民負担のことも考えて、コスト面についても野心的な引下げ目標が必要になるんじゃなかろうかと思います。その水準についてはどのようにお考えでしょうか。 そして次に、石川先生については、優先接続についてお聞かせいただきたいと思っております。ドイツばかりを見ていては駄……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平でございます。 質問の機会をいただいたこと、また、この決算委員会が今日開催されたことについて、委員長を始め各党各会派の皆さんの御尽力に感謝を申し上げたいと思っております。 今日は二〇一四年度の決算審査ということなので、二〇一四年度の事業を中心に質疑をさせていただければと思っております。 まずは、総務省の所管事業についてお伺いしたいと思います。 二〇一二年に第二次安倍政権ができて以来、アベノミクスによりデフレ脱却まであと一歩というところまで来ております。人口減少下の中でも経済を成長させて、社会保障など、困った人への支援ができるような財源をつくっていかなけ……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。この予算委員会で質問の機会をいただき、ありがとうございます。 今日は、JR東海で高齢の認知症の方が死亡事故に巻き込まれて、その損害を誰が払うのかということに関して出された最高裁の判決についてまずお伺いし、その後に経済財政について麻生大臣にお伺いしたいと思っております。 先週ですけれども、最高裁の判決が出されました。この事故というのは、JR東海に高齢の認知症の方が事故に巻き込まれ亡くなられ、その損害について、JR東海が家族、奥様と息子さんに損害賠償請求をされて、下級審では家族に損害を払いなさいというような判決が出ました。先週の最高裁では、その賠償請求に……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。 今日は、四人の参考人の先生方に貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。 今日は、持ち時間の関係もありますので、附則に盛り込まれた三つの課題についての一つ、国民投票を憲法改正以外にも広げるのかどうなのか、どこまで広げていくのかという話についてちょっとお伺いしたいなと思っておりますけれども、附則には、施行後速やかに、憲法改正を要する問題及び憲法改正の対象となり得る問題についての国民投票制度に関してその意義や必要性を検討しなさいというふうに書かれております。一方で、加えて、間接民主制との整合性の確保もというふうにも書かれております。 現行の憲法で……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。 自由民主党は結党以来、憲法改正を掲げております。先ほど丸山和也幹事からもおっしゃられたとおり、我が党は憲法改正草案というものを作成しております。論点は数多くありますけれども、今日は選挙制度の一点に絞って意見を表明したいと思っております。 我が党の改正草案では四十七条で、選挙区は、人口を基本とし、行政区画、地勢等を総合的に勘案して定めなければならないと書いております。 一方、現行の日本国憲法は四十三条で、「両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する。」、「両議院の議員の定数は、法律でこれを定める。」と規定し、具体的な選挙制度については……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。 先ほどから各委員の皆さんから二院制並びに一院制について様々な御議論がありましたけれども、私からも一院制について批判的な立場から意見を表明したいと思います。 一院制の議論が一番盛んだったのは、衆議院と参議院の多数派が異なるねじれ現象だったときのように思います。それは迅速な決定ができないと、決められない政治ということで、迅速に決められるようにという文脈で一院制が主張されることが多かったように感じております。 ただ、早く決めていいということは、国会議員が独断で物事を決めていいということではなく、民意に沿った形で迅速に決断をしなさいという主張だったんだろ……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。 私は、七百五十年とも言われる議会制の歴史を持つ英国について意見、そしてまたお伺いしたいと思っております。 英国の上院、貴族院は、皆さんも御存じのとおり、任命制で公選制ではありませんけれども、現在のキャメロン政権は公選制を掲げました。しかし、現在、選挙制度改革の各党の思惑なども絡み、上院改革は頓挫している状態だというふうに聞いております。 派遣報告を聞く限り、上院の改革の方向性、上院に公選制を導入したいという方向性は堅持されているんだろうと思います。欧州の中では、デンマークのように二院制から一院制に変わった国もありますけれども、派遣団の皆様が訪れら……
○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。 今日は、お二人の先生に貴重なお話をいただき、本当にありがとうございます。 ただ、時間の関係もありまして、早速質問に入らせていただきたいと思いますし、まとめてお二人に質問をさせていただければと思います。 まず、秋山教授ですけれども、秋山教授が言われた、日本がこれまで国際秩序維持に貢献してきたという点をもっと強調していけばいいという話は、なるほどなというふうにも思いました。 そして、今後の状況の変化にどう対応していくかという点についてですけれども、秋山教授の御専門の核軍縮に絡めてちょっとお聞かせいただければと思うんですけれども、ロシアが、クリミア紛……
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