藤巻健史 参議院議員
23期国会発言一覧

藤巻健史[参]在籍期 : |23期|-24期
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このページでは藤巻健史参議院議員の23期(2013/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院23期)

藤巻健史[参]本会議発言(全期間)
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第186回国会(2014/01/24〜2014/06/22)

第186回国会 参議院本会議 第11号(2014/03/28、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻健史です。  まず初めに、三月十五日に永眠いたしました弟藤巻幸夫が生前皆様からお受けいたしました御厚情に、心から御礼申し上げます。  それでは、日本維新の会を代表して、総理並びに関係大臣に質問いたします。  安倍総理は、二〇一四年度予算に対し、経済の再生と財政の健全化を同時に達成すると強調されていらっしゃいます。史上最大規模の予算を組んでおきながら、財政の健全化と豪語してもよろしいのでしょうか。国民を欺いているのではないでしょうか。財政の健全化を強調されているのは、二〇一四年度予算で新規国債発行額を四十一・三兆円と、二〇一三年度予算に比べて一・六兆円減額するから……


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第189回国会(2015/01/26〜2015/09/27)

第189回国会 参議院本会議 第2号(2015/01/28、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。よろしくお願いいたします。  この二十年間で見ますと、国の実力ともいうべき名目GDP、国内総生産は、自国通貨ベースでアメリカは二・四倍、イギリスも二・四倍、オーストラリアは三・四倍、シンガポールは三・八倍、韓国は四・五倍、中国においては十五・九倍にもなっています。ところが、日本の名目GDPは、三%にすぎないとはいえ、何と減少しているのです。  実力の伸びは他国に比べ大変見劣りをしている一方、財政赤字の方は世界と比べても断トツに悪く、デフレも進行しています。この情けない日本経済の実情は、自民党のこの二十年間の経済政策が間違えていた結果だと思います。まずは、安倍総……

第189回国会 参議院本会議 第9号(2015/03/25、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党、藤巻健史です。  私は、維新の党を代表し、財務大臣に質問いたします。  細かい内容は今後の財政金融委員会でお聞きするとして、本日は税に関しての大きな問題についてお聞きしたいと思います。  国の累積赤字は昨年末で千三十兆円にも積み上がっています。一月二十八日の本会議でも指摘いたしましたが、これは二十年間も自民党政権が税収をはるかに超える歳出を続けてきた結果です。  そもそも、大きな政府を保持したいのなら国民の高負担が必要なはずなのに、歴代自民党政権は、ばらまきを続けて国民の歓心を買い、その一方で、低い税金でも国民の歓心を買ってきました。すなわち、いいとこ取り政策を続けてき……

第189回国会 参議院本会議 第11号(2015/03/31、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻健史です。  維新の党を代表して、ただいま議題になりました所得税法等の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論をいたします。  この法案では、税法に関し様々な細かい改正が行われていますが、財政に対する危機感が全く感じられません。  政府は、二〇二〇年のプライマリーバランス、基礎的財政収支の黒字化を目指していると事あるたびにおっしゃいますが、基礎的財政収支とは、国債元本返済と利息の支払である国債費を含んでおりません。二〇一三年十一月二十五日の参議院決算委員会で、私の質問に対し甘利大臣は、二〇二〇年度の国債費は四十三兆円程度と答弁されました。ということは、二〇二……

藤巻健史[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院23期)

藤巻健史[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第185回国会(2013/10/15〜2013/12/08)

第185回国会 決算委員会 第1号(2013/11/25、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻健史です。よろしくお願いいたします。  三十年間金融マーケットの最前線で戦ってきた人間として、その観点から質問をさせていただきたいと思います。まずは、アベノミクスの第一の矢である量的緩和、その量的緩和の出口についてお聞きしたいと思います。  黒田日銀総裁は、いまだ全く出口を開示してくださっておりません。確かにこの前の、先週の金曜日の衆議院の財務金融委員会で多少の出口の方策を述べていただきましたけれども、私といたしましては、それを聞いて、えっ、それしかないのと唖然としただけの政策でございました。もし有効な出口戦略がなければ、これは総理が目標とするインフレ率二%が達……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第13号(2013/12/04、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 藤巻健史です。日本維新の会を代表して質問させていただきます。  国民に大きな不安があります。それは、秘密法案、特定秘密の範囲が無制限に拡大して国民生活に悪影響を与えるのではないかということだと思います。この不安を解くためには監査システムの構築、すなわち公正で独立した第三者機関の存在が不可欠だと思います。森大臣も附則九条で設立したとおっしゃっていました第三者機関についてお尋ねいたします。  チェック機能として附則九条に設置する独立した公正な第三者機関というのは、本法案十八条四項及び内閣法六条に基づく内閣総理大臣の指揮監督とは全く別物であるということを考えてよろしいでしょうか。それを……

第185回国会 財政金融委員会 第4号(2013/11/21、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  今回の反社会的勢力の問題というのは極めてゆゆしき問題だとは思いますが、私は日本の銀行、そしてアメリカの銀行に勤めておりまして、その経験からすると、金融界というのはかなり遵法精神のあるコンプライアンスのしっかりした業界かなというふうに思っております。その観点で御質問させていただきます。ただ、この問題というのはやはり社会的インパクトも多いということ、そして金融機関というのはかなりより一層の信頼性が必要だということで、今後の質問をさせていただくということで御了承いただきたいと思います。  まず質問の最初に、大門議員の方からかなりクレ……

第185回国会 財政金融委員会 第5号(2013/11/28、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻健史です。よろしくお願いいたします。  今日は為替についてお聞きしたいと思っております。  今、日本は、財政政策と金融政策というのは目いっぱい行っていると思うんですね。財政政策というのはもう既にいつもやっている、最大限やっているからこそ千十一兆円の借金がたまってしまったと。十兆円ずつ返しても百年掛かるような借金がたまっている。それから金融政策も、これもう金利はゼロですから、この前、決算委員会で麻生大臣は今の経済学は通用しないとかおっしゃっていましたけれども、昔の経済学でいえば少なくても金融政策は最大限やっているんです。財政政策は最大限やって、金融政策も最大限やっ……

第185回国会 文教科学委員会 第2号(2013/11/05、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。予定によりますと最後の質問者ということで、大分疲れていらっしゃると思いますけれども、最後までお付き合いいただければと思います。  通知した質問の一と二に関しましては、既に石橋委員それから斎藤委員等から質問がありまして、大臣等の回答を聞いておりますので、簡単にしたいと思いますし、またコメント等も多少なりとも述べさせていただきたいと思っております。  答弁をお聞きいたしまして、教育予算の充実を最優先課題にするということ、ただし、そうはいっても財政状況が非常に厳しいので、OECDに負けているからといって予算を大幅に増やすわけにもいかない……

第185回国会 文教科学委員会 第4号(2013/11/26、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  まず最初に、教育というのは極めて重要なものであるということは私は十分認識しております。それともう一つ、教育というのは未来を担う若者にとっても非常に重要であるということであり、文部省はその任に当たっているということも十分承知しておりますけれども、文部省というのは、かつ若者の明るい未来に責任を持っている一番の省庁であるというふうに認識しております。その観点から幾つかの質問をさせていただきたいと思っております。  いろいろ細かい質問等も考えていたんですけれども、最後で、いろんなことは皆様が、ほかの委員の方が聞いていただいたということ……

第185回国会 文教科学委員会 第5号(2013/11/28、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  まず最初に、文化・芸術教育についてお伺いしたいんですが、先ほど下村大臣が大学が危機的状況にあるという認識だとおっしゃいましたが、まさに私も同じような感想を持っています。  私、前もちょっと申し上げたかもしれませんけれども、一橋大学の経済学部で十三年間、そして早稲田の大学院商学研究科で六年間非常勤講師、ずっと非常勤講師でしたけど、非常勤講師として教えさせていただきましたけれども、授業、試験もさせていただきましたけれども、やはり全く大学生、勉強しないんですよね。私が行っていたアメリカのビジネススクールだったら物すごく勉強して、二つ……


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第186回国会(2014/01/24〜2014/06/22)

第186回国会 決算委員会 第2号(2014/03/31、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻健史です。時間の関係上、質問通告とは順を変えて質問をさせていただきます。  二〇一二年度の状況はもちろん、二〇一四年度も財政危機が深刻化しています。このような財政状況の下で巨大な歳出予算を組み、決算をするのは非常に危険ではないかと私は思っておりますので、その観点を中心に質問をさせていただきたいと思います。  まず、総理に質問ですが、日銀の役割についてお聞きいたします。  私は、日銀とは、宴たけなわのときにそろそろお開きをしましょうねと言い出すのが仕事だと思っておりました。人々が好景気に酔っているときに、行き過ぎると判断をすれば、憎まれ役を買ってでも景気過熱を防い……

第186回国会 決算委員会 第3号(2014/04/07、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  他国の例からで申し訳ないのですが、アメリカの場合、保険証が手元にあるかどうか以前に、国民皆保険じゃなかったと思うんですね、つい最近まで。最近、オバマ政権がいわゆる医療保険改革でオバマケア、成立したわけで、まだ大分もめているようですけれども、なぜ、オバマケアに対して共和党、アメリカの共和党が反対したのか、その理由をどういうふうに厚生省としては理解しているのか、教えていただければと思いますけれども。
【次の発言】 そうですね、大体私の認識も大臣の認識と同じなんですが、共和党は小さい政府、要するに自助努力を標榜しておりますので、皆保……

第186回国会 決算委員会 第4号(2014/04/14、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  今、少子化が、皆さん大いに騒いでおりまして、国難かのごとく騒がれていますんですけれども、まずそういうことで少子化問題についてお聞きしたいと思います。  当然、お医者様もそうですけれども、処方箋を書くためには原因の分析が必要なんで、原因についてちょっとお聞きしたいんですが、その前にちょっと、質問通告していなかったんですが、この大変だと騒いでいる少子化に対してどのくらいお金を使っているのか、ちょっと通告していないんで正確な数字必要ないですけれども、一円なのか一千万円なのか一千億円なのか一兆円なのか、その程度で結構ですけれども、ちょ……

第186回国会 決算委員会 第5号(2014/04/21、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  先日、自民党の塩崎衆議院議員のメールマガジンを読んでいたら、こういう文章があったんですね。松山市北土居町の町内の各種集まりの際に必ず出る話題がある、平成三年に都市計画決定され二十年余り、大きな道路が住民街を抜けることが決まっているのに一向に具体化しないが、高齢化も進む中、住居の移転等をどうしたらいいのか決めかね困っているというお叱りだ、こういう文章だったんです。それに対して塩崎衆議院議員が、それよりも何よりも重要な問題は、二、三十年間もの長きにわたり生活拠点である住宅の転居問題が不透明なまま放置され、その不安や不都合の緩和や解……

第186回国会 決算委員会 第6号(2014/04/28、23期、日本維新の会・結いの党)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  まず、今日は財政についてお聞きしたいんですけれども、財政法第四条で、国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入をもって、その財源としなければならない、ただし、公共事業費、出資金及び貸付金の財源については、国会の議決を経た金額の範囲内で、公債を発行し又は借入れをなすことができると。こういうふうに四条にあるわけですけれども、これは要するに、国は歳入と歳出をマッチングさせなくちゃいけないということで、やむを得ない場合には建設国債はしようがないかなということだと思うんですね。  ましてや、赤字国債というのはとんでもないというふうに理解できる……

第186回国会 決算委員会 第9号(2014/05/26、23期、日本維新の会・結いの党)

○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻健史です。  四月の二十一日の決算委員会で計画道路についてちょっとお伺いしたわけなんですけれども、昭和二十一年、約七十年前に計画決定された道路がまだ未着工であると、事業決定されていないところがあるという話だったと思います。  計画決定をするということは、それ以後、木造二階建てぐらいの簡易な建物しか建てられないということで、これ、理由としては、そういう簡易な建物じゃない堅固な建物を建ててしまうと道路を造るときに取り壊すのも大変だということで木造二階建てというふうになったと思いますし、そういう回答を得たと思いますけれども、七十年もたってそのままほったらかし……

第186回国会 財政金融委員会 第4号(2014/03/17、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻健史です。  質問の前に、私事ですけれども、一言申し上げたいと思います。  三月十五日土曜日十時三十四分、弟、幸夫が永眠いたしました。生前の皆様からの御厚情に感謝いたしたいと思います。五十四歳、短い人生でした。  質問に入りたいと思います。  財政法第五条があります。日銀の国債引受けに関しての条項です、御存じだと思いますけれども。ところが、日本経済新聞の二月七日号によりますと、三十年満期国債が六千億、一月出たんですけれども、二月七日の段階で三千七百三十三億円を日銀に買われたと、購入されたということでございます。これは実質的には財政法第五条で禁止されている日銀の国……

第186回国会 財政金融委員会 第5号(2014/03/18、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  今回の所得税法等の一部を改正する法律案、これはデフレ脱却、経済再生が目的だとうたっておりますが、果たして本当にこの法律改正でデフレ脱却、経済再生ができるのかと疑問に思っております。  質問なんですけれども、まず最初に給与所得控除についてお伺いしたいと思います。  二〇一三年に給与所得控除、これは千五百万超の給与控除額が一律二百四十五万円に引き下げられたということで、さらに今回の法案で、給与所得控除の上限が適用される給与所得が千五百万円を二十八年から一千二百万円に、二十九年より一千万円に引き下げるという改正が提唱されているわけで……

第186回国会 文教科学委員会 第1号(2014/02/07、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。  私は、財政状況は極めて悪くて異次元の歳出カットをしなくちゃいけないとは思っておりますが、やはり、ただそうはいってもImPACTのようなものはカットできないよなと、こういうものはやっぱりどうしても必要かなというふうに思っておりまして、このImPACTの趣旨とか内容については極めて賛同するものであります。しかしながら、先ほど来、松沢委員、大島委員から出てきておりますように、なぜ補正かということは極めて、いまだに御回答を聞いた後でも思っている次第です。  新しくもう一人というのもなんですので単に感想だけ申し上げたいんですけれども、私、政界に入る前に補正予算と……

第186回国会 文教科学委員会 第4号(2014/03/13、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  私は、五十歳過ぎまで国際社会の中で生きてまいりました。中心的にはアメリカの銀行に勤めていたわけなんですが、臨時国会のときにも申し上げたと思いますが、実績だけからいったら社長、会長になってもおかしくないだけの実績を上げてきたつもりです。ただ、なれなかったんですね。  それはどうしてかというと、この前も申し上げたかもしれませんけれども、やはり五時以降に文化とそれから歴史を話せなかったということなわけです。まさに、松沢委員の質問と、あと下村大臣の御回答にあったとおり、日本の歴史とか、それから文化をしゃべれない人間は国際人になれないと……

第186回国会 文教科学委員会 第5号(2014/03/17、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  質問の前に、私事ですけれども、一言申し上げたいと思っております。  弟、幸夫が土曜日、夜十時三十四分永眠いたしました。生前の皆様の御厚情に感謝いたしたいと思います。五十四歳、短い人生でした。  では、質問に入りたいと思います。  私は、アメリカのビジネススクールに二年間留学して修士号を取って、その後三年半、日本の銀行のロンドン支店で三年半働いて、その後十五年間、米系銀行に勤めておりました。最後の五年間は東京支店長兼在日代表という経歴を持っております。  経歴から見ますと英語はぺらぺらのように思えるんですけれども、家内に言わせま……

第186回国会 文教科学委員会 第7号(2014/03/25、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  先ほど松沢委員の質問に対して常盤部長が回答されていたのを聞きまして、ちょっとチェックしたいことがありますので、通知はないんですが、最初にお聞きしたいと思っております。  この法律案で理事の忠実義務が盛り込まれるということなんですけれども、確かに私もそれはいいなとは思っていたんですが、確かに常盤部長のおっしゃるように、これ忠実義務が入ってくると民事裁判で損害賠償を求められる可能性が出てくるのかなと。そうすると、理事というのは、学識経験者もかなりいて、そんなに高い給料をもらってやっているわけではないと思うんですが、その少ない給料で……

第186回国会 文教科学委員会 第8号(2014/04/03、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。  先ほど、二之湯委員の方から、日本の大学の特に文系の実力について質問がありまして、大臣が大学のガバナンス制度、システムを強化するというふうに御回答されました。それも非常に重要だとは思うんですけれども、それだけで果たして日本の大学の実力が上がるかというと、多少疑問に思います。  私自身は、日本経済とそして教育の低下というのは、やはり競争の欠如にある。特に日本が社会主義的な体質があって、働いても働かなくても同じであるし、学んでも学ばなくても結果は同じであるし、教員も、教えても、きちんとした教育をしても教えなくても結果は同じということで、極めて競争がないという……

第186回国会 文教科学委員会 第9号(2014/04/08、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。  教育といいますと必ず出てくるのが政治的中立ということで、これが金科玉条のごとく語られておりますけれども、その根拠というのは教育基本法第十四条だと思うんですね。第一項で、良識ある公民として必要な政治的教養は、教育上尊重されなければならない。第二項で、法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動をしてはならない。  これに基づいて政治的中立という言葉が使われているんだと思うんですけれども、そもそも何が政治的中立かということをまずお聞きしたいんですが、どうも政治的中立という言葉が独り歩きしているようで、突き詰めて考……

第186回国会 文教科学委員会 第11号(2014/04/22、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。お願いします。  今日は、お三方どうもありがとうございます。  お話を聞いているうちにちょっとコンフューズしてきたことがあるので、基礎的なあほらしい質問というか、ばかにされちゃうかもしれないような質問をさせていただきますけれども。  高須参考人が、第一号出版権と第二号出版権を一緒にしていただかないと、一生懸命そのコンテンツを作るためにいろんなことをしたのに、何か簡単に第二出版権を持った人に持っていかれちゃうというお話をされていたと思うんですけれども、漫画の場合にはその原作者が書いたものがそのままきっと出版されていっちゃうんだろうと思うんですけど、私が書いた……

第186回国会 文教科学委員会 第12号(2014/04/24、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。  最初に、ちょっと質問通告をしていなかったんですけれども、今日の質疑を聞いていてどうしても聞きたくなっちゃったことがあるのでお聞かせいただきたいんですが、質問通知しなかったので答えられる範囲で結構です。あと、かつ、ひょっとすると消費者庁関係になっちゃうかもしれないので、それだったら駄目だということで結構でございますけれども。  今日のいろいろな質疑で、日本の質の高い出版文化とかいうことが何度も出てきましたし、それから、石橋委員の質問に対して河村次長が雑誌社に編集著作権があるという話をされていたので、それでちょっと聞きたくなってしまったわけなんですけれども……

第186回国会 文教科学委員会 第13号(2014/05/13、23期、日本維新の会・結いの党)

○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻です。  最初に、神学論争からやらせていただきたいと思うんですけれども、四月十四日の参議院の決算委員会で、私は森少子化担当大臣にお聞きしたんですね。どのくらいの少子化の予算を立てているのかとお聞きしましたら、GDPの一%ということで、ということは大体四百八十兆円の一%で約五兆円弱だと思うんですけれども、それを少子化対策に使っていると。今年度の税収が五十兆ですから、約一〇%を少子化対策に使っているわけです。  なぜ少子化なのかとお聞きしましたら、原因は未婚化と晩婚化だというわけですね。かつ、森大臣は、その未婚化と晩婚化並びに子供をつくらないのは、将来の生……

第186回国会 文教科学委員会 第14号(2014/05/27、23期、日本維新の会・結いの党)

○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻です。よろしくお願いします。  私は、大学で授業をかなり長い間やっていたんですけれども、非常勤講師だったもので、週に一遍行くだけで、教授会も出たことがないですし、また、ある大学の理事をやっておりますけれども、理事会というのも、非常勤でしたので、二か月に一遍、三か月に、行くだけで、教育については全くの素人です。そして、小中高の教育には全く携わったことがないということで、全くの素人なものですから、質問もちょっと稚拙になるかもしれませんけれども、それはお許しいただきたいと思います。  ただ、私、まさに金融村の人間なんですけれども、金融村の人間から見ると、教育……

第186回国会 文教科学委員会 第15号(2014/05/29、23期、日本維新の会・結いの党)

○藤巻健史君 お騒がせしております日本維新の会・結いの党の藤巻です。  私、最初に立場から申し上げますと、教育委員会というのはやっぱり執行機関でなく諮問機関であるべきで、首長が新教育長を選び、新教育長が執行機関であるべきと、いわゆるA案がいいのかなとずっと思っていたんですけれども、そういう立場からちょっと質問させていただきたいんですが。  まず、せっかく大学の先生方三名もいらっしゃっているのでお聞きしたいんですが、中国の教育、ロシアの教育、北朝鮮の教育、韓国の教育、これ、コメントはよろしいんですけれども、とんでもない教育制度か、それとも普通のまあまあの教育制度か、それともすばらしい教育制度か、……

第186回国会 文教科学委員会 第16号(2014/06/03、23期、日本維新の会・結いの党)

○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻です。よろしくお願いします。  前回、矢倉委員の質問に対して、元明治大学教授で日本教育政策学会会長の三上参考人が、教育委員会制度はアメリカで発達して日本に紹介されたと発言されたんですけれども、そこでまず、アメリカの教育委員会の仕組みについて知りたいと思います。  アメリカの教育委員会の委員というのはどのように選ばれるか、まあ州知事かもしれませんし、それとも公選制なのか知りませんけれども、どのように選ばれるのか、そして教育委員会というのは執行機関なのか、それとも諮問機関なのか、その辺をお教えいただければと思います。

第186回国会 文教科学委員会 第17号(2014/06/10、23期、日本維新の会・結いの党)

○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻です。  まずは、大津の事件についてお聞きしたいと思いますけれども、大津の事件がこの改正案をトリガーした、引き金になったわけではないとのことでございますけれども、当然のことながら、大津の事件というのはこの改正案に至った非常に大きい要因だったかと思います。  石橋委員、小西委員も先ほどちょっと述べられていましたけれども、大津の事件というのは、教育委員会がどのような情報を持っているかということを首長が分かっていなかったということが非常に大きい問題だと思っております。証拠物件が明らかになったのは警察による教育委員会等への家宅捜索です。つまり、大津事件では、警……

第186回国会 文教科学委員会 第18号(2014/06/12、23期、日本維新の会・結いの党)

○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻です。  この改正案、時間を掛けて質疑を重ねてまいりましたけれども、重ねれば重ねるほど、私は、政府は中教審の答申のA案を採用して改正案を作るべきだったなと思って、残念でなりません。六十年に一度の大改正でございますので、もっと大胆に改革すべきだったのではないかなというふうに思っております。  政治的中立という言葉が余りにも前面に出過ぎて、教育委員会を相変わらず執行機関、要するに中教審みたいな諮問機関でなく、執行機関として位置付けたのは、これはやっぱり大きい問題かなというふうに私は思っております。  私は長い間民間におりましたけれども、執行機関というのは非……

第186回国会 文教科学委員会 第20号(2014/06/19、23期、日本維新の会・結いの党)

○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻です。よろしくお願いします。  質疑の前に、ちょっと前々回、田村委員の方から、首長の暴走例として大阪の公募校長の導入の話がありましたので、多少、ちょっと聞いていまして事実と違うなという認識がありましたので、一言だけコメントをさせていただきたいと思います。  公募校長のひどい例として、例えば修学旅行でラフティングで生徒を川に突き落とす、生徒の顔を水につける、とんでもない校長がいらしたという発言がありましたけれども、私も、数年前に吉野川で家内と一緒にラフティングをやっておりまして、川に突き落とされました。でも、私、ワイフを決して非難しているわけではなくて、……

第186回国会 予算委員会 第7号(2014/03/05、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻健史です。よろしくお願いいたします。  まずは韓国についてお伺いしたいと思うんですけれども、最近、韓国は日本に対して歴史的認識とか領土問題でかなり強硬姿勢を取っていると思います。ただ、私、経済界におりましたけれども、経済面では日本はかなり韓国に対して友情を示してきましたし、隣国としての責務を果たしてきたんだと思っております。特に一九九七年、アジア危機で韓国も大変な思いをしたはずです。当時は地獄を見たというふうに言われていましたけれども、そのときに日本は関係国中最大の金融支援を決めているんですね。IMFの融資枠に次ぐ、その補完的枠としてそういう枠を設定いたしました……


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第187回国会(2014/09/29〜2014/11/21)

第187回国会 財政金融委員会 第2号(2014/10/16、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。よろしくお願いいたします。  質問通告にはないんですが、今、風間委員の後ろから二番目の質問、今日の東京マーケットについて、それから株価についての回答がちょっと不十分だったと思いますので、先にちょっと伺わせていただきたいと思います。  私、昔からの癖で、夜トイレに入ると必ずニューヨーク市場を見るんですけれども、ニューヨーク市場、昨日かなり大変でしたよね。ニューヨーク・ダウで一時四百六十ドルまで下がりましたし、ドル・円で、私が起きている限りでは百五円の三十銭ぐらいまで下がっていて、そのとき日経、ニューヨークで四百五十円ぐらい下がっていたのかな。ということで、私は、……

第187回国会 財政金融委員会 第3号(2014/10/28、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。よろしくお願いいたします。  本日は、量的緩和の出口戦略についてお聞きしたいと思います。  国会でも、黒田総裁、何度も聞かれていらっしゃいますけれども、必ず出口戦略を考えるのは時期尚早とお答えになっていらっしゃいます。今日も大久保委員が聞かれましたけれども、そのときも時期尚早というお答えでありました。ただ、昔、ほかの過去の日銀総裁だったらそういうお答えをされていないと思うんですね。  実は、二〇〇〇年まで私は外資系金融機関におりましたけれども、そのときに、例えば一年先若しくは二年先にインフレになる、インフレが加速すると、そういう予想があれば、総裁はどういう方法……

第187回国会 財政金融委員会 第5号(2014/11/11、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。  まず財務大臣にお聞きしたいんですけれども、外国製品に掛かる関税とはどういう目的で掛けているのか。財政状況が厳しい折、税収の増額目的なのか、それとも国内生産者を守るために関税を掛けているのか、どちらかお答えください。
【次の発言】 大臣の御回答にありましたように、国内生産者を保護するということがかなり強いというふうにおっしゃったと思うんですけれども、それであれば、関税を死守するということに固着せずに円安にしてしまえばいいんじゃないかなと思うわけですね。  釈迦に説法ですけれども、外国製品、一ドルのものを輸入しているとき、一ドル百円で……

第187回国会 財政金融委員会 第6号(2014/11/13、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。  まず、質問通告している前に一言二言ちょっとコメントを申し上げたいんですが、先ほど、中西委員の質問に対して麻生大臣、投資と投機の区別がよく分かっていない方が多いというふうにおっしゃっていましたけれど、私もよく分かっていないんです。私の定義では、成功すると投資で失敗すると投機だというふうに思っております。成功すると投資、失敗すると投機と言われるということにすぎないんだろうと思っております。  それからもう一つ、先に、質問通告の前にコメントをしたいんですが、実は今日、日経新聞の一面に「自民、円安対策公約へ」という記事がありまして、別に、……

第187回国会 財政金融委員会 第7号(2014/11/18、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いします。  今日の参考人の方々のお話を聞いていて、根本的によく分からなくなってきたことがありまして、その根本的な話をお聞きしたいんですけど、ちょっと笑われるかも、もしくだらない質問であればお許しいただきたいんですが、アマゾンジャパンは日本の企業だと思いますけれども、アマゾンジャパンを国内業者として認定すればこの問題は全て解決するのかなと思うんですが。  これ、なぜそういう質問をするかというと、私は金融界にいましたが、ヘッジファンドが国内事業者か国外事業者か、その判断をするときに、かなりみんないろんなことを考えたわけですよ。ヘッジファンドが国内事業……

第187回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号(2014/11/17、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。  今日の両大臣の説明と、あと今日の議論を聞いておりまして、質問通告の前に幾つか疑問点とかお聞きしたいことがあるので、そちらの方を先に聞かせていただければと思います。  最初の質問は山谷大臣にですけれども、ちょっとこれ、揚げ足取り的にも聞こえてしまうかもしれないんですが、白委員の質問に対して、拉致担当大臣としては拉致問題が最重要であるというお答えを何度かされていましたけれども、何か聞きようによっては、拉致担当大臣だから拉致問題が大切だというふうに聞こえちゃうんですよね。遺骨担当大臣というのがいらっしゃれば、遺骨担当大臣だから遺骨が一番……


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第189回国会(2015/01/26〜2015/09/27)

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第6号(2015/08/03、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。  今までの衆議院の議論、そして参議院の議論を聞いておりまして、日本を取り巻く安保環境が急速に劣化しているという事実は国民の皆様共有の認識だと私は思っております。  そして、その日本の平和を、日本は平和を七十年、戦後ずっと平和を享受してきたわけですけれども、当然のことながら平和憲法がその平和に貢献してきた、同様に、日米同盟による米国の軍事的抑止力が貢献してきたのも事実だと思っております。  その米国が世界の警察としての力を失い、そして、先ほど中谷防衛大臣がおっしゃったように、弾道ミサイル等の武器の発展によって、単に我々の、日本の防衛をアメリカのみに頼っているわ……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第19号(2015/09/11、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。  まずは、この度の災害に遭われました皆様方に心からのお見舞いを申し上げたいと思います。  さて、日本を取り巻く安全保障環境ですけれども、これは極めて厳しい状況になっていると認識しております。一方、防衛の方ですけれども、アメリカ軍はやはり相対的に地位が落ちている。やはり他の国々、他のアジア地域以外の防衛にも必要ですし、中国の台頭等もありまして、防衛の面では力が落ちている。今こそ日本とアメリカとのチームワークが必要だという時期に入っていると認識しております。そのチームワークを今の現行の安全保障法制で守れるかどうかということになると、確か……

第189回国会 決算委員会 第4号(2015/02/10、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。よろしくお願いいたします。  今日は七分という短い時間ですけれども、西川大臣に是非為替のことについてお聞きしたいと思っております。農林大臣でありながらなぜ為替かといいますと、先ほど若林委員の方からも聞かれましたときに日本の農業が衰退した理由を幾つかおっしゃっていましたけれども、為替が入っていないんですよね。  私は、日本の農業が衰退した最大の理由は円高のせいだと思っているわけですね。需給の問題おっしゃっていましたけれども、先ほど大臣、徳永委員のときかな、農産物、昔は十一兆数千億出ていたのが今は八兆何千億とかおっしゃっていましたね。これは別に日本人がダイエットを……

第189回国会 決算委員会 第5号(2015/04/13、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。  質問の前に、今、平木委員から質問聞いていてちょっと思ったんですが、金融庁に関してですけれども、金融庁いろいろ検査やっていますけれども、いずれ日銀の検査をしなくていいのかなと。確かに、金融政策に関しては日銀というのは独立性を担保されていますから金融政策について政府がどうこう言う必要はないんですけれども、言っちゃいけないんでしょうと私は思いますけれども、日銀の経営に関して誰もチェックをしなくていいのかなというのを今ちょっと感じたんですよね。  というのは何かというと、私も財政金融委員会でしょっちゅう申し上げていますけれども、金利を上げるときになると日銀は損の垂……

第189回国会 決算委員会 第7号(2015/05/11、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。  第一京浜、第二京浜、甲州街道、青梅街道、都内ですけれども、この道路に関して、道路の拡張計画が昭和二十一年に計画決定されているわけですね。先ほど大臣が三十年代のインフラに関しては設計図がもう見当たらないのもあるとおっしゃっていましたけれども、それよりはるか前の昭和二十一年、終戦直後に計画決定されて、それ以降事業決定されていなくて、それがゆえに買収も行われていない道路がどのくらいあるかというのを昨年の決算委員会でお聞きしたんですけれども、そのときに、国交省の回答では、第一京浜については、東京都内で、港区芝四丁目や大田区東六郷など六キロの区間が事業未着手、第二京……

第189回国会 決算委員会 第10号(2015/06/22、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。  ギリシャが今デフォルト、債務不履行の危険があるということで世界中の注目を集めています。東京時間今晩にも緊急ユーロ圏首脳会議が開かれてギリシャに最後通告をするかもしれない、ひょっとするとデフォルトになってしまうかもしれない、若しくは財政再建計画、国際債権団の財政再建計画を受け入れるか、この二者選択を迫る会議が今日開かれる可能性があるわけですけれども、日本の財政というのはギリシャよりもどんな数字を見ても悪い。それでもギリシャのようにデフォルト、債務不履行になるリスクがあるのかないのか、是非まずは総理大臣にお聞きしたいと思います。ちょっ……

第189回国会 国土交通委員会 第17号(2015/06/30、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。  まず、エネルギー消費の推移ですけれども、最近、運輸そして産業が減少して建築物が上昇しているということなんですが、これはひとえに景気のせいではないかなという気がしないでもないんですが、いかがでしょうか。すなわち、この二十年間、日本の名目GDPというのは、国内総生産というのは低迷しておりまして、その低迷経済、要するに、景気に影響される運輸そして産業が消費量が減って、景気に影響のない住宅部門のエネルギー量が依然多いということで、そういう結果になっているのではないかと。  もしアベノミクスが成功して景気が良くなると、今、太田大臣が、省エネ達成目標で住宅が重要だとい……

第189回国会 財政金融委員会 第2号(2015/02/26、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。  昨日、参議院で国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会というのがありまして、日銀の量的金融緩和とその効果について、三人の方、日銀OBの方からヒアリングをしたんですね。岩田元副総裁、早川元理事、そして菅野調査局参事ですかね、その三人のOBの方からヒアリングを受けまして、かなり強烈なプレゼンテーションだったと思うんですね。  私がかねてから主張している危惧、アベノミクスというか量的緩和のリスクについてかなり明確に三人とも指摘されたと思います。できましたら、マスコミの方にしろ政治家の方も、昨日の三人のプレゼンテーションを是非……

第189回国会 財政金融委員会 第4号(2015/03/24、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。  まず、質問の前に、先ほど前川委員の方から先物市場、先物についてお話があったので、金融界に長くいた者として一つコメントをしておきたいなと思っているんですが。  先物市場ってやっぱり国民の皆さんに非常に危ないものだとかそういうイメージがあるかと思うんですが、現物市場と先物市場、現物市場というのは皆さんが取引している市場ですけれども、現物市場と先物市場の違いというのは、決済日が今日かそれとも将来かだけの違いなんですね。要するに、株の取引、まあ三日後決済、決済というのはお金と現物、その株とを交換することを決済日といいますけれども、三日後に……

第189回国会 財政金融委員会 第5号(2015/03/26、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。  今日は、経済、金融の話をしてから税法のお話、税務のお話をお聞きしようと思ったんですが、先ほど風間委員の方から、出国時の譲渡所得課税の特例について御質問がありましたので、私も質問通告最後でしておりますので、それについてちょっと、最初にそれをお聞きしたいなと思っております。  これ、数か月前だったんですけれども、日経新聞の一面に大きくどんと出ましたですよね。そのときにやっぱり百人ぐらいと書いてあったんですよ、これ、この特例に関わる。私自身も、別に日本大好きですから出国する気もないし余り興味ないなと思って、でも百人ぽっちの記事で、まあ風……

第189回国会 財政金融委員会 第6号(2015/03/31、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。  質問の前に、今、大塚委員の方からのやり取りを聞いて幾つかコメントがあったので、先に幾つか申し上げておきたいんですが。  まず、大臣の御回答の中にジニ係数の話が出てきたんですけれども、ジニ係数というのはあくまでも相対的貧困でありまして、日本の人口がどんどんどんどん減っていって二人になっちゃったと、一人が十億円の収入で一人が三億円の収入になった場合、三億円の人は貧困層になりますから。要するに、ジニ係数というのは平均の半分以下の人、十億円収入と三億円の平均は六・五兆円ですから、それの半分以下の人は貧困層ということで、三億円の人は貧困層に……

第189回国会 財政金融委員会 第7号(2015/04/07、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。  まず、質問の前に、前川委員の方から贈与税のお話がありまして、そのときの大臣のお答えの中で、贈与税の軽減というのは消費を喚起するためというふうにおっしゃっていたんですが、是非、そのほかにも、働く人のモチベーションを高めるということを付け加えていただきたかったかなというふうに思いました。  やっぱり、孫子が将来いい生活をしたい、孫子にそのためにもお金を残したいというのは働く人の、これはもう人間として当たり前のモチベーションですし、それを取り過ぎてはまずいということもありますので、過度な格差是正というのは問題なので、働く人のモチベーションということも是非おっしゃ……

第189回国会 財政金融委員会 第8号(2015/04/23、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いします。  先ほど、前川委員の方から、量的緩和がどういうことで景気にいいのかという質問に対して、岩田副総裁が大分難し過ぎたので、代わりに私がお答えいたしますけれども、前川さんいらっしゃらないんですが。  まず、いろんな経路がありますけれども、一つは、余ったお金が株とか土地に行く、そうすると株とか土地の値段が上がる、上がると消費も増えるという、いい回転が起こるわけですね。昔、バブルのときにシーマ現象という言葉がありました。要するに、株と土地が上がったおかげで当時の日産の最高級車シーマがばか売れする、それを見て日産の株が更に上がる、そして日産のシーマ……

第189回国会 財政金融委員会 第9号(2015/05/12、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。  まず最初に、先ほどの大塚耕平委員のコメントに対するコメントを申し上げたいんですが、岩田日銀副総裁の身の処し方について大塚さんがおっしゃっていましたけれども、私、あれを聞いていて、きっと一番内心ほっとしたのが黒田日銀総裁じゃないかと思ったんですね。  というのは、前回の財政金融委員会で、この会で黒田日銀総裁に私は、二〇一八年の三月の満期のときにきちんと継続してやっていただけますねというふうにお聞きしたんですが、それは、量的緩和というアクセルを思いっ切り踏み込む政策なんというのは簡単なことで、誰でもやろうと思えばできる話なんですが、その後アクセルを緩めてブレー……

第189回国会 財政金融委員会 第10号(2015/05/14、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。  今年度は所得税の最高税率が上がりまして、所得税と住民税合わせたのが五五%になりましたけれども、昨年度までは所得税と住民税合わせて最高税率五〇%だったと思います。それは、千八百万円以上で五〇%に達したと思うんですけれども、ちょっと他国と比べたいので、アメリカでは千八百万円の年収の人は所得税と地方個人所得税合わせて何%になるのか、為替は百二十円でお答えいただきたいのが一つと、もう一つ、アメリカ、特にニューヨークの例でいえば、所得税と地方個人所得税、合算したものの最高税率は幾らか、そしてそれは幾らからその最高税率が適用されるか、お教えください。

第189回国会 財政金融委員会 第11号(2015/05/19、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。  先ほど、大久保理事の方から大分質問があって、その質問と用意していた質問が大分ダブっていまして、回答を大分聞きましたので、御回答を聞きましたので、まだ聞き足りないところをちょっと中心にお聞きしたいなと思っております。  まず、これはちょっと大臣にお聞きしておいた方がいいと思うんですけれども、バーゼル銀行監督委員会で、近々いろいろな国債保有規制についての指針が出るということで、先ほど大臣は、そういう討議している内容でこれを公言するのは好ましくないというふうにおっしゃっていたんですが、それはよく分かりますが、いつ頃そのたたき台が出るかぐらいは教えていただきたいと……

第189回国会 財政金融委員会 第12号(2015/05/21、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。  最初にちょっとコメントをさせていただきたいんですけど、午前中の最後に西田議員の方から、中長期財政再建の計画には税制弾性値の見直し、一・〇をもうちょっと一・三とか一・五にした方がいいんじゃないかという御提案があったんですが、それを聞きましてちょっと同じような御提案をさせていただきたいんですが、大臣は内閣府大臣じゃないので、副総理という立場でお聞きいただきたいんですが、PBの場合は大臣がおっしゃったとおり国債費が入っていませんから関係ないんですが、最後に大臣がおっしゃった累積赤字額オーバーGDPの数字をもし予想するのであれば、是非、長期金利も平時のレートで予想……

第189回国会 財政金融委員会 第13号(2015/05/26、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。  質問をたくさん用意したんですが、きっと終わらないと思いますので、終わらない部分は次回以降にさせていただこうと思っております。  麻生大臣がしばしばおっしゃいますし、今日、大久保委員からも最初に発言がございましたけれども、金融庁が金融処分庁から金融応援庁、支援庁に変わりつつあるということ、これは私も非常にいい傾向だと思うんですが、この法案に関しては多少なりともちょっと逆流するような法案だと思いますので、その辺についてちょっとお聞きしたいんですが。  プロのみに販売しているファンドがあるのかどうかということ、そして、プロのみ、例えばファンド・オブ・ファンズなん……

第189回国会 財政金融委員会 第14号(2015/05/28、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。  河合参考人に一問、それから伊藤参考人に三問ちょっとお聞かせいただきたいんですが。  河合参考人への質問ですが、先ほど大塚委員の質疑で、出資比率に関して、日本が参加すれば二五%以下に抑えられるというお話だったんですが、伊藤参考人のこのIMFの出資比率を見ていますと、かなり頻繁に出資比率って変わっていますよね。それを見ていて思ったんですけれども、今は二五%以下に中国の出資比率を日本が参加することによって抑えられたとしても、中国のGDPの伸びって、一〇%から今七%に下がるといっても、あるわけですよ。  先ほど、伊藤参考人が一九九〇年に日本がGDP世界第二位になっ……

第189回国会 財政金融委員会 第15号(2015/06/16、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。  今の大塚委員の量的緩和の出口のところで、超過準備、今〇・一%ですけれども、それへの付利の利上げ、これは選択肢の一つだというふうにお答えになりましたけれども、これは当然のことながらFRBがやっているシナリオですし、民間で議論されているメーンシナリオなわけですね。  だからこそ、風間委員が先ほど質問したような質問も出ているし、民間でもみんな怖がっているわけですけれども、そういう状況でありながら、日銀としては量的緩和の出口戦略を発表する気はないのかどうか、教えていただければと思います。いつ発表されるかどうか。

第189回国会 財政金融委員会 第16号(2015/08/04、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。  最初にちょっとコメントですけど、今日のこの質疑、非常に興味深く聞いておりましたんですが、黒田日銀総裁にいつも異次元の量的緩和からの出口を聞きますと時期尚早というふうにしかお答えにならないんですけれども、今日の風間委員の質問に対して岩田副総裁が、まさに超過準備に対する付利しか方法がない、若しくはそれがメーンであるかのような御回答をされていましたので、消費者物価指数が二%になった後は、これは日本の金融、コントロールが利くのかなという思いをいたしました。日銀がウルトラCの出口戦略を持っているかと思ったんですけれども、それはないということが今日判明したというのが私……

第189回国会 財政金融委員会 第17号(2015/09/10、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。  先ほどの大久保議員の質問に対して、黒田日銀総裁は、消費者物価指数は二〇一六年度前半に達成されるだろうとおっしゃったわけです。ところが、七月二十二日に内閣府が発表した中長期の経済財政に関する試算、これは非常に重要な試算ですよね。二〇二〇年に、経済再生ケースであっても、プライマリーバランスを黒字にするためには六・三兆円足りないということが分かって騒いだ試算ですから、それなりに重要な試算だと思うんですけれども、この試算においても、これ二〇一五年、配付したこの表を見ていただけば分かるんですけれども、二〇一五年であっても消費者物価は〇・六、……

第189回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第閉会後1号(2015/12/10、23期、維新の党)

○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  ヨーロッパではシリア難民がかなり大きい混乱を招いていると思います。万が一、北朝鮮が崩壊するようなことがあれば、百万単位の難民が押し寄せるかなというふうに危惧するわけなんですけれども、そうなった場合の対応策を政府はきちんと考えているのか。具体的には、取りあえずはどこに居住させるのか、そしてまた拉致被害者をそういう事態のときに円滑に救済することができるのかどうか、その辺を政府がきちんとシミュレーションをしている若しくは対応策を考えているのかどうかをお聞きしたいと思います。

第189回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号(2015/04/27、23期、維新の党)

○藤巻健史君 参考人の皆様、どうもありがとうございました。  まず、平井参考人にお聞きしたいんですけれども、先ほど有田委員の質問で北朝鮮の体制崩壊は政治的にはないというのは大体分かりましたけれども、経済的に崩壊する可能性がないのかどうかをまずお聞きしたいと思います。  あと、先ほど、西岡参考人からも外資が枯渇しているというお話がありましたけれども、外資が入らなければあの国はきっと輸入もできないだろうし、経済的にかなり苦しい思いをするのではないかと思いますので、そういう面からの体制崩壊があるのかどうかということをまずお聞きしたいのと、それに絡めまして、あの国はたしかデノミをやろうとして失敗したと……

第189回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号(2015/08/31、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。  山谷大臣は拉致というのを北朝鮮による国家的犯罪というふうに捉えられていらっしゃるようで、また、答弁にもそのようにお答えになっていますけれども、他国に無断で入ってきてその国民を拉致していくというのは、まさに我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から侵されているという事態に該当するのではないか、すなわち、これは警察マターというよりは一種の防衛マターになるのではないかというふうに感じますけれども、それはどうかということをまずはお聞きしたいと思います。  そして、新たに今拉致は現状行われていないという認識をしておりますけれども、これは、も……

第189回国会 予算委員会 第9号(2015/03/19、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。よろしくお願いいたします。  質問通告とちょっと順番を変えましてやらせていただきたいと思いますが、まず最初に、日銀の買いオペについてお聞きしたいと思います。  日本では、財政法第五条で日銀引受けを禁止されていると思いますけれども、どうしてなのか、財務大臣にお聞きしたいと思います。私も一応資料を用意しましたので、一ページ目を見ながら御説明いただければと思います。
【次の発言】 引受けは禁止されております。まさにおっしゃるとおりだと思うんですけれども、日銀は国債の買いオペなら許されていることを、私の作りました表だと右側の形だったらば許されているわけですが、というこ……


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第190回国会(2016/01/04〜2016/06/01)

第190回国会 財政金融委員会 第1号(2016/02/18、23期、おおさか維新の会)

○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。  私は二十年前ぐらいからマイナス金利政策を主張しておりまして、当時は正気の沙汰ではないというふうに言われておりましたけれども、雨宮さんは御存じかと思いますけれども、ヨーロッパ中央銀行が採用して日本銀行が採用したということで感慨深いものがあることはあるんですが、その意味で、マイナス金利政策をやっとやっていただけたというふうに評価、私はしております。もしマイナス〇・一%で利かなければマイナス一%にすればいいんだし、それでも利かなかったらマイナス五%にすればいいと私は思っております。  ただ、問題は量的緩和をなぜやってしまったかということなんですけれども、……

第190回国会 財政金融委員会 第3号(2016/03/10、23期、おおさか維新の会)

○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。  まず最初に、質問通告をしていないんですが、常識的にお答えになれるかと思いますのでお聞きしたいのですが、ある体重百五十キロの方が、五十キロ、体重、最初の年に増えて二百キロになりました。その次の年は、三十キロ増えて二百三十キロになりました。最初の年には五十キロ増えて、次の年には三十キロですから、増加の限度は減速しています。でも、体重自身は百五十キロ、二百キロ、二百三十キロになっているわけですが、その場合、ダイエットが成功している、若しくは体重管理が成功していると大臣はお思いでしょうか。
【次の発言】 いや、質問通告していませんのであれですが、私はこうい……

第190回国会 財政金融委員会 第5号(2016/03/22、23期、おおさか維新の会)

○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。  今日の後場はちょっと知りませんけれども、前場、日経平均三百三十円ぐらい上がって一万七千円を回復しておりました。これ、想像したとおりなんですけれども、先週にアメリカのFRBが利上げを見送ったということで百十円台まで為替が円高ドル安の方を突っ込んで、それがまた百十二円の方に戻ってきたがゆえに日本の株価もいい動きをしているのかなというふうに私は思ったわけですが。  最近、特に一月以降、株価の動きと為替の動きは物すごく連動しているんですね。私なんか、いつも為替のマーケットを見て、あっ、円高だな、じゃ株下がっているな、もうきちんと下がっているんですね。円安に……

第190回国会 財政金融委員会 第6号(2016/03/23、23期、おおさか維新の会)

○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。  今日ちょっと質問が多過ぎるかもしれなくて、終わらなければ事務方の方で、ちょっと数字はいただきたいので、後で私の事務室の方に持ってきていただければと思います。  まず最初に、外貨準備についてお聞きしたいんですが。  外貨準備、ほとんどが証券なわけですけれども、これ証券と一言で言いましても、トレジャリーノート、トレジャリービル、トレジャリーボンドといろんな期間が交じっていると思いますが、どの期間に投資するかということは外貨準備のプロフィットにかなり影響してくる、またリスクに関してもかなり影響してくると思うんですが、その何年物を買っていくのかというのは、……

第190回国会 財政金融委員会 第7号(2016/03/24、23期、おおさか維新の会)

○藤巻健史君 おおさか維新の会の藤巻です。  まず、佐藤局長にお聞きしたいんですけれども、欧米で給料の源泉徴収をしている国はあるのかどうか、お聞かせください。
【次の発言】 それでは、日本で給料の源泉徴収を始めるようになった経緯を教えていただきたいんですが。
【次の発言】 最初の質問にちょっと戻らせていただきたいんですが、アメリカ、イギリス、ドイツ等が給料の源泉徴収をやっているというふうにおっしゃいましたけれども、日本並みに例えばサラリーマンは全く、じゃ税金に関与しない、関与しないというか書類を出したりする必要がないのか、若しくは源泉徴収はしているけれども最終的に確定申告をしているのか、その辺……

第190回国会 財政金融委員会 第8号(2016/03/29、23期、おおさか維新の会)

○藤巻健史君 おおさか維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。  先ほど所得税法等の一部を改正する法律案が賛成多数ということで委員会を通過しましたけれども、当然この中の議論では軽減税率が一番大きいトピックだったかと思います。  その軽減税率と関税の関係についてちょっとお尋ねをしたいんですが。軽減税率を導入する理由というのは、低所得者対策だという話だったと思います。ところが、一方、関税の方でお話しすると、例えば小麦、大体消費のうちの一三%が国内産、そして八七%は外国産小麦なんですけれども、その一三%の国内産小麦を守るために、べらぼうに高い関税とマークアップと呼ばれる事実上の関税が課されてい……

第190回国会 財政金融委員会 第9号(2016/03/31、23期、おおさか維新の会)

○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。  まず、ちょっと、ゆうちょ銀行についてお聞きしたいんですが、最初にそもそも論をお聞きしたいと思います。  私、長い間金融界におりましたけれども、私の認識というのは、銀行というのは自分よりリスクのあるところに融資をする、預金を集めてそれを自分より倒産確率の高いところに融資するものだという認識がありました。すなわち、今、資料一にお書きしましたけれども、個人は倒産リスクが分からない、だから銀行に預けて、銀行が審査をして貸出しをする、これが金融の役割、銀行の役割だと思っていたんですが、ゆうちょ銀行、昔は八八%国債に投資していたという、今だと四五%国債に投資し……

第190回国会 財政金融委員会 第10号(2016/04/26、23期、おおさか維新の会)

○藤巻健史君 おおさか維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。  まず、質問通告していないので、ちょっとコメントだけというか、次回以降、機会があればお聞きしたいと思うんですが。  昨日、実は私ちょっとオフィスに来られなかったので、今日朝来ましたら、机の上に、バーゼル銀行監督委員会による最終文書というのが金融庁から出されていて、その文書が置いてあったんですけれども、先ほどちらっと見ていましたら、その最終文書、四月二十一日に公表された最終文書でショックシナリオというのが書いてあって、円一〇〇ベーシスポイント、米ドル、ユーロ二〇〇ベーシスポイント、イギリス・ポンド二五〇ベーシスポイントというふ……

第190回国会 財政金融委員会 第11号(2016/05/10、23期、おおさか維新の会)

○藤巻健史君 おおさか維新の会の藤巻です。  渡辺総裁とは、私は中学、高校一年後輩で、テニス部も、渡辺先輩は中学、私は高校だけでしたけれども、一年後輩なんで頭が上がらないのでなかなか質問しにくいんですけれども、仕事でございますのできちんと質問させていただこうというふうに思っています。宮沢さんはもうもっと長い間、一年後輩なわけであったんですけれども。  まず、質問通告していないんですけれども、先ほど大久保委員がドル建て日本国債の話をしたのでちょっとコメントをさせておいていただきたいんですが、私も、十年来か二十年来ぐらいドル建て日本国債を発行せよといろいろなところで主張してきたんですが、これは、最……

第190回国会 財政金融委員会 第12号(2016/05/12、23期、おおさか維新の会)

○藤巻健史君 おおさか維新の会の藤巻です。よろしくお願いします。  日銀は、二〇一七年度中に消費者物価指数が二%達成できるというふうに予想されていますけれども、これが、二%が安定的になれば当然マイナス金利政策から脱却しなくちゃいけないと思うんですけれども、どういう方法でマイナス金利政策から脱却するのか、教えていただきたいと思います。
【次の発言】 いや、まさに御回答のとおりで、マイナス金利政策の出口というのは当座預金に金利をチャージしているものをチャージしなくなる、これがマイナス金利政策の出口、誰が考えたってそれしかないわけで、聞けばすぐお答えいただいたんですが、じゃ、量的緩和の方について、今……

第190回国会 財政金融委員会 第13号(2016/05/19、23期、おおさか維新の会)

○藤巻健史君 おおさか維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。  私が今日質問に立たせていただいた理由は、やっぱり今後のことを一生懸命考えなくちゃいけないかなと、審議委員の重みというのを再認識していただいて、今後の人選において審議委員はやっぱりトップレベルの人たちにお願いしたいということを思っておりますので、それにくぎを刺す意味で質問をさせていただきたいなというふうに思っております。  私は長年金融の世界におりましたけれども、日銀の審議委員というのは極めて重いというふうに理解しておりましたし、金融界の人たちはみんなそう思っていたと思うんですね。やはり政治からのプレッシャーもたくさんあるで……

第190回国会 財政金融委員会 第14号(2016/05/24、23期、おおさか維新の会)

○藤巻健史君 おおさか維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。  今回の法改正でビットコインに対してかなりの規制が出てくるわけですけれども、確かにマネーロンダリングとかその辺に関してはいいのかもしれませんけれども、一方、財務省がビットコインにお墨付きを与えたという認識が国民に広がってしまうのではないかなという危惧があるんですよね。現状では、マウントゴックス社の問題で国民の間では何となくビットコインに手を出しにくい雰囲気がせっかくあるのに、お墨付きを与えることによってビットコインを広めてしまうのではないかなという危惧があります。  確かに、ハイエクのザ・ディナショナリゼーション・オブ・マネ……

第190回国会 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号(2016/03/22、23期、おおさか維新の会)

○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。  質問通告をしておりますが、ちょっと時間の関係で質問の順番を変えて質問をさせていただければと思っております。  まず、担当者の方にお聞きしたいんですが、ギリシャはODA予算を組んでいるのかどうか、お教えいただけますでしょうか。
【次の発言】 まあ、二百、三百億円ぐらいですか、二〇一五年、去年の財政危機のときにはきっとODA予算なんかは組めなかったと思うんですが。  ギリシャは、御存じのように財政破綻危機に瀕しております。日本の財政はギリシャよりも悪いわけですね。確かに、ギリシャと日本、何が違うかというと、ギリシャは中央銀行が政府を助けられない。すなわ……

第190回国会 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号(2016/04/13、23期、おおさか維新の会)

○藤巻健史君 おおさか維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。  まず、山田参考人にお聞きしたいんですが、最初、確かによく中国がアフリカにどんどんいろんな意味で進出しているという話を聞くんですが、中国の支援というのは人道的なものがなくて、全てが、何というか、エコノミックアニマル的な経済的なものだけなのか、中国もきちんと人道支援をしているのかをお聞かせいただければと思います。
【次の発言】 今労働者を訓練しているというふうにおっしゃっていましたけれども、今、日本の場合、研修生として実質的には足りない労働力の補填みたいな形で使っているのも多いかというふうに考えるんですけれども、そういうことで……

第190回国会 政府開発援助等に関する特別委員会 第5号(2016/05/11、23期、おおさか維新の会)

○藤巻健史君 おおさか維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。  本日はどうもありがとうございます。  両国大使に質問をしたいんですけれども、工業化等も非常に重要なことだと思いますけれども、やはり観光資源も重要かなと思うんですが、両国には動物保護地区がたくさんあると聞いておりますが、この動物保護地区をきちんとメーンテインしていくというのは、両国の観光資源というのみならず、地球全体としても大変重要な、世界全体の宝であるし、重要なことだと思うんですけれども、何か今抱えているような問題があるかどうか、それとも順調にうまくいっているのかどうかという点についてお聞きできればというふうに思います。

第190回国会 予算委員会 第3号(2016/01/18、23期、おおさか維新の会)

○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻健史です。  まず、低所得高齢者に一人当たり三万円の給付金を配付することについてお聞きしたいと思うんですが、今、日本の財政というのは極めて厳しい状況にあると思うんですね。(資料提示)千五十四兆円の借金がある。この千五十四兆円というのは、十兆円ずつ返しても百年掛かる借金なんです。平成二十八年度予算政府案を見ますと、六十二兆円の税収プラス税外収入を予想していますから、これ、歳出を五十二兆円に抑えて初めて十兆円が浮いて、そして百年掛かって返せる借金なんですね。五十二兆円に抑えるべき歳出をこれ九十七兆円使っていますから、これ、百年どころか二百年たっても三百年たっても……

第190回国会 予算委員会 第9号(2016/03/04、23期、おおさか維新の会)

○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。  まず、財務大臣にお伺いしたいんですけれども、先週末のG20、中国上海で行われたやつですけれども、この結果に対して、欧州メディア、FTの電子版を含めて、通貨安戦争に関して日本円にも懸念が示されたという記事が出ました。その一方、昨日、時事通信が、財務省の浅川財務官がG20では円に関しての議論は全くなかったという記事が出たわけですけれども、どちらが正しいのか、財務大臣にお聞きいたします。
【次の発言】 それを聞いて安心いたしましたけれども。  次に、黒田日銀総裁にお聞きいたしますけれども、マイナス金利政策、今日の午前中の質問等、藤田委員それから大久保委員……

第190回国会 予算委員会 第19号(2016/03/28、23期、おおさか維新の会)

○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  二月十一日の日経新聞に、国会での経済論争は低調で、市場動向への国会の感度の低さが際立ったとお叱りの記事が出ていましたので、今日は金融経済、マーケットについてお聞きしたいと思っております。  我がおおさか維新の会は、何でも反対政党ではなくて、提案政党として第三極の立場を堅持いたします。そういう意味で、今日は、経済に対する御提案、そして懸念材料について少し質問させていただきたいというふうに思っております。  まず、財務大臣にお聞きしたいんですけれども、マイナス金利政策が導入されてから、長期金利、特に十年国債まで金利がマイナスに……


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各種会議発言一覧(参議院23期)

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第185回国会(2013/10/15〜2013/12/08)

第185回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第1号(2013/11/20、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  両先生、どうもありがとうございました。  青木先生にまずお聞きしたいんですが、質問幾つかあるので時間のあるところまで行きたいと思いますが、まず最初に、今までの議論のとおりなんですが、青木先生の民間の保有する国債を全部日銀が保有することということは、まさに究極のマネタイゼーションだと思うんですけれども、確かに全部日銀が買ってしまった場合、金利は上がらないかもしれませんが、明らかに円は暴落し、ハイパーインフレは来るし、また貨幣というものを誰も信用しなくなってしまうという状況に陥ると思います。全部日銀が購入しなくても、これ以上買って……


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第186回国会(2014/01/24〜2014/06/22)

第186回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第1号(2014/02/19、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 維新の会の藤巻です。  宍戸先生と藻谷先生、一つずつ質問したいんですが、まず宍戸先生の公共投資をどんと増やして金融的に、金融緩和でサポートするというアイデアですけれども、これは確かに今累積赤字がゼロだったらそれはそれなりにいいのかなと思うんですが、既に財政赤字は千十八兆円という世界で類のないほどの巨大な累積赤字を抱え、金融緩和ももうゼロ金利ですよね。基本的には金融政策というのは金利を上下することであって、ゼロ%ですから、既に最大の金融政策を発動しているわけです。そういう状況の下で更なる公共投資と金融緩和といったら、マーケットはあした崩れちゃうと思うんですよ。一週間後にデフレから脱……

第186回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号(2014/02/26、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 両先生、ありがとうございました。  藤井先生にまずお聞きしたいんですが、先ほど江崎先生の御質問のときに、国債Xデーは起こらない、持っていない人が騒いでいるにすぎない、なぜならば債券投売りなど誰もしないからというふうにおっしゃいましたが、私は、イギリスのファイナンシャル・タイムズにドクター悲観論藤巻と書かれた男でございまして、国債暴落があしたにでもあるんではないかというふうに思っている男です。  その点で申し上げますと、先生は投売りをしないと国債は暴落しないとおっしゃいましたけれども、今年度予算は今のところ四十一兆円の赤字なんです。ということは、四十一兆円を誰かが、厳密に言うと四十……

第186回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第3号(2014/04/09、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。  時間がないので、申し訳ないんですけれども、小幡先生だけにちょっと三問お願いしたいと思います。  まず、西田先生、大塚先生が国債暴落について触れられましたので、これは触れざるを得ないので触れさせていただきますけれども、私は、まず、小幡先生のおっしゃるように、財政問題というか、国債暴落が日本経済最大のリスクだと思っているんですね。私自身は国債暴落がいつかあるというふうに思っているわけです。  先ほど大塚先生が、日銀の今、保有国債が七年半あって、国債保有の七年、七年半で、それを日銀が売らないだろうから国債暴落はないとおっしゃったんですが、私はそうじゃないと思……

第186回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第4号(2014/04/16、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。  まず、林先生に御質問したいんですけれども、まず地方分権というのは我が党の一丁目一番地でございまして、先生のおっしゃること、まさに納得で賛成なんでございますけれども、経済に関して申し上げますと、地方の疲弊をこの二十年間、三十年間の経済低迷の第一歩、一義にするにはちょっと弱いかなと私は思っております。この二十年間、私のちょっと記憶ですと、イギリス、先生が例に出したイギリスはたしか二・四倍GDPが増えております。日本は逆に減っておりまして、その差を地方分権化等に、理由にするのは難しいかなと私は思います。最大の理由は、私はやっぱり円高だったと思うんですよね。そ……

第186回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第5号(2014/04/23、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  佐々木参考人の方から、この二十数%の円安で売上高が二〇%、そして純利益が一〇%上がったというお話がありました。また、坂根参考人の方から、坂根参考人が社長を辞めてからの円安で営業利益率が競争相手よりも五、六ポイント上向いている、上振れているというお話も聞きました。  為替というのは非常に重要な問題だと思いまして、私自身はバブル崩壊以降のデフレと日本経済低迷の七割から八割の原因は円高のせいだと思っているんですが、円高、円安になったときの御社への影響、そして日本人社会への影響、デフレとかインフレを含めて、それについてお聞きしたいと思……

第186回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第6号(2014/05/21、23期、日本維新の会・結いの党)

○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻です。  私は、イギリスの新聞であるファイナンシャル・タイムズにドクター悲観論と紹介されたほどの財政悲観論者なんですが、参考人の方々から、誰かから建設的な財政再建論がお聞きできるかなと思ったんですが、予想どおりというか、残念ながら一つも聞くことができませんでした。したがいまして、私は、この解決策としては、残念ながら財政破綻か若しくはハイパーインフレにならざるを得ないというふうに考えています。  インフレになってハイパーインフレになれば、確かに財政再建はできます。千十八兆円の借金が、例えばタクシー初乗り一兆円になれば、これはごみのような数字になりますから……

第186回国会 予算委員会公聴会 第1号(2014/03/13、23期、日本維新の会)

○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。  原田公述人が最後の方で、財政再建大丈夫かな、できないかもしれないなんてちらっとおっしゃっていましたけれども、私も財政に対して極めて危機意識を持っております。  永濱公述人が冒頭に、財政再建には景気回復とデフレ脱却が必要だとおっしゃいましたし、原田公述人もスライドの六ページで量的緩和政策による税収増が必要だというふうにおっしゃっておりますが、いわゆる上げ潮政策だと思うんですけれども。  私の記憶によりますと、一九九〇年、バブルの一番最後の年ですね、あのとき、まさに狂乱経済と言われたときですけれども、あのときの税収は六十兆円だった……


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第189回国会(2015/01/26〜2015/09/27)

第189回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第1号(2015/02/25、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。  お一人一時間ずつぐらい聞きたいんですが、全部で十分ということなので簡単にお聞きいたしますけれども、お一人一問ずつお聞きいたします。  まず、早川参考人ですが、出口戦略に関して日本はトップランナーではないからアメリカに学べばいいというふうな発言がされましたけれども、学びようがあるのかということをまずお聞きしたいと思います。  まず第一に、テーパリング、十月二十九日にアメリカやりましたけれども、アメリカは財政赤字が極端に減ってきている。要するに、新しい新発債が出てこないからFRBが買わなくても済む。それから、ドルは基軸通貨ですから、FRBが買わなくても日本政府……

第189回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号(2015/03/04、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。  尾立委員、平木委員に続いての質問なんですけれども、若田部参考人が更なる量的緩和もと、必要だという御発言があったので、若田部参考人にお聞きしたいんですが。  私、量的緩和というのは、皆さん、言葉尻で、市中にお金をじゃぶじゃぶにして景気を良くしよう、インフレにしよう、デフレから脱却しようという政策のように思われている人がほとんどだと思うんですが、私自身は、それよりも、異次元の量的緩和というのは国が倒産しないための施策にすぎないと思っているわけですよ。要は、今、日銀以外誰も国債を買っていない、すなわち国にお金を貸していないという現状を考……

第189回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第3号(2015/04/15、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。どうもありがとうございました。  皆さんにお聞きしたいんですが、時間がないので今日は高橋先生だけちょっと三問質問させていただきたいんですが、前も、昔から私、高橋先生とは財政に対する危機感が全く違うなと思って聞いていたんですが、今日聞いても全然違うなと思ったんですが。  先生が今日御提示された三ページ、格付よりクレジット・デフォルト・スワップということで四月十日の数字を出されていますよね。ギリシャが二七・二二%で日本は〇・三五%だと、日本は全然危なくないんじゃないかなというふうに、これをもって日本は財政危機ではないよということをおっしゃったと思うんですが、すごく……

第189回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第4号(2015/05/13、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。  まず、菅原財務副大臣に一問、そして黒田日銀総裁に二問お聞きして、それでも時間があったらまた続けたいと思います。  まず、菅原財務副大臣にですが、いただいた資料の一般会計予算、今年度のですね、歳出の中に占める社会保障費が三二・七%ということで、その数字を基に対GDP比等の分析をされていますけれども、ちょっとミスリーディングじゃないかと思うんですね。  というのは、地方交付税のうちの二五%は民生費という一種の社会保障費ですし、国債費の中にも同じ割合で過去の社会保障費の負担分があるわけですから、そういうことを考えると、社会保障費というのは全体予算の中の約四〇%を……

第189回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第5号(2015/05/20、23期、維新の党)

○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。  私は、この二十数年来の日本経済の低迷は、過剰なる円高、実力以上の円高だったと思うんですね。それを解消するということが日本の経済再生になると常々思っておりました。もし金融政策を取るのであるならば、伝統的金融政策に固着するべき、すなわち金利の上下に徹底するべきで、マイナス金利を採用するべきだというふうに思っておりましたが、異次元の量的緩和で伝統的な金融政策をやめて、量的緩和政策になったわけです。  量的緩和政策についての評価なんですが、これについては、尾立議員の先ほどの発言にまさにそのまま同じでございます。要は、評価というのは事後的に評価されるべきものであると……


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第190回国会(2016/01/04〜2016/06/01)

第190回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号(2016/02/10、23期、おおさか維新の会)

○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。今日はどうもありがとうございました。  鈴木参考人の意見、非常に同意することが多かったんですけれども、今日ちょっと時間がないので、質問はちょっとスキップさせていただきます。ありがとうございました。  まず大沢先生にお聞きしたいんですが、セーフティーネットを確立して絶対的貧困をなくすというのは、これは国の仕事として絶対に必要なことだと思います。それを前提の上での質問なんですが、大沢先生は先ほどからずっと相対的格差のお話をされていらっしゃいますけれども、相対的格差の是正というのはそんなに重要な問題かということを、基本的なお話をお聞……

第190回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第3号(2016/02/17、23期、おおさか維新の会)

○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。  先ほど川田先生がおっしゃってくださいましたように、河村参考人の意見、私がふだんから申し上げていることと九八%ぐらい同じで、まさに考えを共有し、かつ危機感を共有している方がいらっしゃるということを今日知りまして、非常に感銘しております。  一つ、量的緩和をしたことによって今後日銀の政策運営にコストが掛かるという御発言、これ今まで私ちょっと気が付かなくて、非常にいい言い回しだなと思ったので、これは今後パクらせていただこうかなと思っておりますので、御了承ください。  二つほど多少違うかなと思った点があるんですが、先ほど辰巳委員の質問に対して、量的緩和やむ……

第190回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第4号(2016/04/06、23期、おおさか維新の会)

○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。  まず、竹内副大臣にお聞きしたいんですけれども、今日のプレゼンで何度も世界に冠たる国民皆保険という言葉が出てきましたが、その一方、世界に冠たる低消費税率なわけですね。世界に冠たる国民皆保険と世界に冠たる低消費税率と。ということは、ちょっと二つ考えられまして、一つは高い消費税を払っている欧米諸国、あんなに高い消費税率を払っているのに国民皆保険を達成できない、何と能力のない政府だろうか。若しくは、こんなに低い消費税率で国民皆保険を成し遂げている日本政府、非常に能力が高いのか、どちらだと思われるかお答えください。



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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