このページでは藤巻健史参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。藤巻健史参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻健史です。よろしくお願いいたします。 三十年間金融マーケットの最前線で戦ってきた人間として、その観点から質問をさせていただきたいと思います。まずは、アベノミクスの第一の矢である量的緩和、その量的緩和の出口についてお聞きしたいと思います。 黒田日銀総裁は、いまだ全く出口を開示してくださっておりません。確かにこの前の、先週の金曜日の衆議院の財務金融委員会で多少の出口の方策を述べていただきましたけれども、私といたしましては、それを聞いて、えっ、それしかないのと唖然としただけの政策でございました。もし有効な出口戦略がなければ、これは総理が目標とするインフレ率二%が達……
○藤巻健史君 藤巻健史です。日本維新の会を代表して質問させていただきます。 国民に大きな不安があります。それは、秘密法案、特定秘密の範囲が無制限に拡大して国民生活に悪影響を与えるのではないかということだと思います。この不安を解くためには監査システムの構築、すなわち公正で独立した第三者機関の存在が不可欠だと思います。森大臣も附則九条で設立したとおっしゃっていました第三者機関についてお尋ねいたします。 チェック機能として附則九条に設置する独立した公正な第三者機関というのは、本法案十八条四項及び内閣法六条に基づく内閣総理大臣の指揮監督とは全く別物であるということを考えてよろしいでしょうか。それを……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。 今回の反社会的勢力の問題というのは極めてゆゆしき問題だとは思いますが、私は日本の銀行、そしてアメリカの銀行に勤めておりまして、その経験からすると、金融界というのはかなり遵法精神のあるコンプライアンスのしっかりした業界かなというふうに思っております。その観点で御質問させていただきます。ただ、この問題というのはやはり社会的インパクトも多いということ、そして金融機関というのはかなりより一層の信頼性が必要だということで、今後の質問をさせていただくということで御了承いただきたいと思います。 まず質問の最初に、大門議員の方からかなりクレ……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻健史です。よろしくお願いいたします。 今日は為替についてお聞きしたいと思っております。 今、日本は、財政政策と金融政策というのは目いっぱい行っていると思うんですね。財政政策というのはもう既にいつもやっている、最大限やっているからこそ千十一兆円の借金がたまってしまったと。十兆円ずつ返しても百年掛かるような借金がたまっている。それから金融政策も、これもう金利はゼロですから、この前、決算委員会で麻生大臣は今の経済学は通用しないとかおっしゃっていましたけれども、昔の経済学でいえば少なくても金融政策は最大限やっているんです。財政政策は最大限やって、金融政策も最大限やっ……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。予定によりますと最後の質問者ということで、大分疲れていらっしゃると思いますけれども、最後までお付き合いいただければと思います。 通知した質問の一と二に関しましては、既に石橋委員それから斎藤委員等から質問がありまして、大臣等の回答を聞いておりますので、簡単にしたいと思いますし、またコメント等も多少なりとも述べさせていただきたいと思っております。 答弁をお聞きいたしまして、教育予算の充実を最優先課題にするということ、ただし、そうはいっても財政状況が非常に厳しいので、OECDに負けているからといって予算を大幅に増やすわけにもいかない……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。 まず最初に、教育というのは極めて重要なものであるということは私は十分認識しております。それともう一つ、教育というのは未来を担う若者にとっても非常に重要であるということであり、文部省はその任に当たっているということも十分承知しておりますけれども、文部省というのは、かつ若者の明るい未来に責任を持っている一番の省庁であるというふうに認識しております。その観点から幾つかの質問をさせていただきたいと思っております。 いろいろ細かい質問等も考えていたんですけれども、最後で、いろんなことは皆様が、ほかの委員の方が聞いていただいたということ……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。 まず最初に、文化・芸術教育についてお伺いしたいんですが、先ほど下村大臣が大学が危機的状況にあるという認識だとおっしゃいましたが、まさに私も同じような感想を持っています。 私、前もちょっと申し上げたかもしれませんけれども、一橋大学の経済学部で十三年間、そして早稲田の大学院商学研究科で六年間非常勤講師、ずっと非常勤講師でしたけど、非常勤講師として教えさせていただきましたけれども、授業、試験もさせていただきましたけれども、やはり全く大学生、勉強しないんですよね。私が行っていたアメリカのビジネススクールだったら物すごく勉強して、二つ……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻健史です。時間の関係上、質問通告とは順を変えて質問をさせていただきます。 二〇一二年度の状況はもちろん、二〇一四年度も財政危機が深刻化しています。このような財政状況の下で巨大な歳出予算を組み、決算をするのは非常に危険ではないかと私は思っておりますので、その観点を中心に質問をさせていただきたいと思います。 まず、総理に質問ですが、日銀の役割についてお聞きいたします。 私は、日銀とは、宴たけなわのときにそろそろお開きをしましょうねと言い出すのが仕事だと思っておりました。人々が好景気に酔っているときに、行き過ぎると判断をすれば、憎まれ役を買ってでも景気過熱を防い……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。
他国の例からで申し訳ないのですが、アメリカの場合、保険証が手元にあるかどうか以前に、国民皆保険じゃなかったと思うんですね、つい最近まで。最近、オバマ政権がいわゆる医療保険改革でオバマケア、成立したわけで、まだ大分もめているようですけれども、なぜ、オバマケアに対して共和党、アメリカの共和党が反対したのか、その理由をどういうふうに厚生省としては理解しているのか、教えていただければと思いますけれども。
【次の発言】 そうですね、大体私の認識も大臣の認識と同じなんですが、共和党は小さい政府、要するに自助努力を標榜しておりますので、皆保……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。 今、少子化が、皆さん大いに騒いでおりまして、国難かのごとく騒がれていますんですけれども、まずそういうことで少子化問題についてお聞きしたいと思います。 当然、お医者様もそうですけれども、処方箋を書くためには原因の分析が必要なんで、原因についてちょっとお聞きしたいんですが、その前にちょっと、質問通告していなかったんですが、この大変だと騒いでいる少子化に対してどのくらいお金を使っているのか、ちょっと通告していないんで正確な数字必要ないですけれども、一円なのか一千万円なのか一千億円なのか一兆円なのか、その程度で結構ですけれども、ちょ……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。 先日、自民党の塩崎衆議院議員のメールマガジンを読んでいたら、こういう文章があったんですね。松山市北土居町の町内の各種集まりの際に必ず出る話題がある、平成三年に都市計画決定され二十年余り、大きな道路が住民街を抜けることが決まっているのに一向に具体化しないが、高齢化も進む中、住居の移転等をどうしたらいいのか決めかね困っているというお叱りだ、こういう文章だったんです。それに対して塩崎衆議院議員が、それよりも何よりも重要な問題は、二、三十年間もの長きにわたり生活拠点である住宅の転居問題が不透明なまま放置され、その不安や不都合の緩和や解……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。 まず、今日は財政についてお聞きしたいんですけれども、財政法第四条で、国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入をもって、その財源としなければならない、ただし、公共事業費、出資金及び貸付金の財源については、国会の議決を経た金額の範囲内で、公債を発行し又は借入れをなすことができると。こういうふうに四条にあるわけですけれども、これは要するに、国は歳入と歳出をマッチングさせなくちゃいけないということで、やむを得ない場合には建設国債はしようがないかなということだと思うんですね。 ましてや、赤字国債というのはとんでもないというふうに理解できる……
○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻健史です。 四月の二十一日の決算委員会で計画道路についてちょっとお伺いしたわけなんですけれども、昭和二十一年、約七十年前に計画決定された道路がまだ未着工であると、事業決定されていないところがあるという話だったと思います。 計画決定をするということは、それ以後、木造二階建てぐらいの簡易な建物しか建てられないということで、これ、理由としては、そういう簡易な建物じゃない堅固な建物を建ててしまうと道路を造るときに取り壊すのも大変だということで木造二階建てというふうになったと思いますし、そういう回答を得たと思いますけれども、七十年もたってそのままほったらかし……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻健史です。 質問の前に、私事ですけれども、一言申し上げたいと思います。 三月十五日土曜日十時三十四分、弟、幸夫が永眠いたしました。生前の皆様からの御厚情に感謝いたしたいと思います。五十四歳、短い人生でした。 質問に入りたいと思います。 財政法第五条があります。日銀の国債引受けに関しての条項です、御存じだと思いますけれども。ところが、日本経済新聞の二月七日号によりますと、三十年満期国債が六千億、一月出たんですけれども、二月七日の段階で三千七百三十三億円を日銀に買われたと、購入されたということでございます。これは実質的には財政法第五条で禁止されている日銀の国……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。 今回の所得税法等の一部を改正する法律案、これはデフレ脱却、経済再生が目的だとうたっておりますが、果たして本当にこの法律改正でデフレ脱却、経済再生ができるのかと疑問に思っております。 質問なんですけれども、まず最初に給与所得控除についてお伺いしたいと思います。 二〇一三年に給与所得控除、これは千五百万超の給与控除額が一律二百四十五万円に引き下げられたということで、さらに今回の法案で、給与所得控除の上限が適用される給与所得が千五百万円を二十八年から一千二百万円に、二十九年より一千万円に引き下げるという改正が提唱されているわけで……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。 私は、財政状況は極めて悪くて異次元の歳出カットをしなくちゃいけないとは思っておりますが、やはり、ただそうはいってもImPACTのようなものはカットできないよなと、こういうものはやっぱりどうしても必要かなというふうに思っておりまして、このImPACTの趣旨とか内容については極めて賛同するものであります。しかしながら、先ほど来、松沢委員、大島委員から出てきておりますように、なぜ補正かということは極めて、いまだに御回答を聞いた後でも思っている次第です。 新しくもう一人というのもなんですので単に感想だけ申し上げたいんですけれども、私、政界に入る前に補正予算と……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。 私は、五十歳過ぎまで国際社会の中で生きてまいりました。中心的にはアメリカの銀行に勤めていたわけなんですが、臨時国会のときにも申し上げたと思いますが、実績だけからいったら社長、会長になってもおかしくないだけの実績を上げてきたつもりです。ただ、なれなかったんですね。 それはどうしてかというと、この前も申し上げたかもしれませんけれども、やはり五時以降に文化とそれから歴史を話せなかったということなわけです。まさに、松沢委員の質問と、あと下村大臣の御回答にあったとおり、日本の歴史とか、それから文化をしゃべれない人間は国際人になれないと……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。 質問の前に、私事ですけれども、一言申し上げたいと思っております。 弟、幸夫が土曜日、夜十時三十四分永眠いたしました。生前の皆様の御厚情に感謝いたしたいと思います。五十四歳、短い人生でした。 では、質問に入りたいと思います。 私は、アメリカのビジネススクールに二年間留学して修士号を取って、その後三年半、日本の銀行のロンドン支店で三年半働いて、その後十五年間、米系銀行に勤めておりました。最後の五年間は東京支店長兼在日代表という経歴を持っております。 経歴から見ますと英語はぺらぺらのように思えるんですけれども、家内に言わせま……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。 先ほど松沢委員の質問に対して常盤部長が回答されていたのを聞きまして、ちょっとチェックしたいことがありますので、通知はないんですが、最初にお聞きしたいと思っております。 この法律案で理事の忠実義務が盛り込まれるということなんですけれども、確かに私もそれはいいなとは思っていたんですが、確かに常盤部長のおっしゃるように、これ忠実義務が入ってくると民事裁判で損害賠償を求められる可能性が出てくるのかなと。そうすると、理事というのは、学識経験者もかなりいて、そんなに高い給料をもらってやっているわけではないと思うんですが、その少ない給料で……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。 先ほど、二之湯委員の方から、日本の大学の特に文系の実力について質問がありまして、大臣が大学のガバナンス制度、システムを強化するというふうに御回答されました。それも非常に重要だとは思うんですけれども、それだけで果たして日本の大学の実力が上がるかというと、多少疑問に思います。 私自身は、日本経済とそして教育の低下というのは、やはり競争の欠如にある。特に日本が社会主義的な体質があって、働いても働かなくても同じであるし、学んでも学ばなくても結果は同じであるし、教員も、教えても、きちんとした教育をしても教えなくても結果は同じということで、極めて競争がないという……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。 教育といいますと必ず出てくるのが政治的中立ということで、これが金科玉条のごとく語られておりますけれども、その根拠というのは教育基本法第十四条だと思うんですね。第一項で、良識ある公民として必要な政治的教養は、教育上尊重されなければならない。第二項で、法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動をしてはならない。 これに基づいて政治的中立という言葉が使われているんだと思うんですけれども、そもそも何が政治的中立かということをまずお聞きしたいんですが、どうも政治的中立という言葉が独り歩きしているようで、突き詰めて考……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。お願いします。 今日は、お三方どうもありがとうございます。 お話を聞いているうちにちょっとコンフューズしてきたことがあるので、基礎的なあほらしい質問というか、ばかにされちゃうかもしれないような質問をさせていただきますけれども。 高須参考人が、第一号出版権と第二号出版権を一緒にしていただかないと、一生懸命そのコンテンツを作るためにいろんなことをしたのに、何か簡単に第二出版権を持った人に持っていかれちゃうというお話をされていたと思うんですけれども、漫画の場合にはその原作者が書いたものがそのままきっと出版されていっちゃうんだろうと思うんですけど、私が書いた……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。 最初に、ちょっと質問通告をしていなかったんですけれども、今日の質疑を聞いていてどうしても聞きたくなっちゃったことがあるのでお聞かせいただきたいんですが、質問通知しなかったので答えられる範囲で結構です。あと、かつ、ひょっとすると消費者庁関係になっちゃうかもしれないので、それだったら駄目だということで結構でございますけれども。 今日のいろいろな質疑で、日本の質の高い出版文化とかいうことが何度も出てきましたし、それから、石橋委員の質問に対して河村次長が雑誌社に編集著作権があるという話をされていたので、それでちょっと聞きたくなってしまったわけなんですけれども……
○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻です。 最初に、神学論争からやらせていただきたいと思うんですけれども、四月十四日の参議院の決算委員会で、私は森少子化担当大臣にお聞きしたんですね。どのくらいの少子化の予算を立てているのかとお聞きしましたら、GDPの一%ということで、ということは大体四百八十兆円の一%で約五兆円弱だと思うんですけれども、それを少子化対策に使っていると。今年度の税収が五十兆ですから、約一〇%を少子化対策に使っているわけです。 なぜ少子化なのかとお聞きしましたら、原因は未婚化と晩婚化だというわけですね。かつ、森大臣は、その未婚化と晩婚化並びに子供をつくらないのは、将来の生……
○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻です。よろしくお願いします。 私は、大学で授業をかなり長い間やっていたんですけれども、非常勤講師だったもので、週に一遍行くだけで、教授会も出たことがないですし、また、ある大学の理事をやっておりますけれども、理事会というのも、非常勤でしたので、二か月に一遍、三か月に、行くだけで、教育については全くの素人です。そして、小中高の教育には全く携わったことがないということで、全くの素人なものですから、質問もちょっと稚拙になるかもしれませんけれども、それはお許しいただきたいと思います。 ただ、私、まさに金融村の人間なんですけれども、金融村の人間から見ると、教育……
○藤巻健史君 お騒がせしております日本維新の会・結いの党の藤巻です。 私、最初に立場から申し上げますと、教育委員会というのはやっぱり執行機関でなく諮問機関であるべきで、首長が新教育長を選び、新教育長が執行機関であるべきと、いわゆるA案がいいのかなとずっと思っていたんですけれども、そういう立場からちょっと質問させていただきたいんですが。 まず、せっかく大学の先生方三名もいらっしゃっているのでお聞きしたいんですが、中国の教育、ロシアの教育、北朝鮮の教育、韓国の教育、これ、コメントはよろしいんですけれども、とんでもない教育制度か、それとも普通のまあまあの教育制度か、それともすばらしい教育制度か、……
○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻です。よろしくお願いします。 前回、矢倉委員の質問に対して、元明治大学教授で日本教育政策学会会長の三上参考人が、教育委員会制度はアメリカで発達して日本に紹介されたと発言されたんですけれども、そこでまず、アメリカの教育委員会の仕組みについて知りたいと思います。 アメリカの教育委員会の委員というのはどのように選ばれるか、まあ州知事かもしれませんし、それとも公選制なのか知りませんけれども、どのように選ばれるのか、そして教育委員会というのは執行機関なのか、それとも諮問機関なのか、その辺をお教えいただければと思います。
○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻です。 まずは、大津の事件についてお聞きしたいと思いますけれども、大津の事件がこの改正案をトリガーした、引き金になったわけではないとのことでございますけれども、当然のことながら、大津の事件というのはこの改正案に至った非常に大きい要因だったかと思います。 石橋委員、小西委員も先ほどちょっと述べられていましたけれども、大津の事件というのは、教育委員会がどのような情報を持っているかということを首長が分かっていなかったということが非常に大きい問題だと思っております。証拠物件が明らかになったのは警察による教育委員会等への家宅捜索です。つまり、大津事件では、警……
○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻です。 この改正案、時間を掛けて質疑を重ねてまいりましたけれども、重ねれば重ねるほど、私は、政府は中教審の答申のA案を採用して改正案を作るべきだったなと思って、残念でなりません。六十年に一度の大改正でございますので、もっと大胆に改革すべきだったのではないかなというふうに思っております。 政治的中立という言葉が余りにも前面に出過ぎて、教育委員会を相変わらず執行機関、要するに中教審みたいな諮問機関でなく、執行機関として位置付けたのは、これはやっぱり大きい問題かなというふうに私は思っております。 私は長い間民間におりましたけれども、執行機関というのは非……
○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻です。よろしくお願いします。 質疑の前に、ちょっと前々回、田村委員の方から、首長の暴走例として大阪の公募校長の導入の話がありましたので、多少、ちょっと聞いていまして事実と違うなという認識がありましたので、一言だけコメントをさせていただきたいと思います。 公募校長のひどい例として、例えば修学旅行でラフティングで生徒を川に突き落とす、生徒の顔を水につける、とんでもない校長がいらしたという発言がありましたけれども、私も、数年前に吉野川で家内と一緒にラフティングをやっておりまして、川に突き落とされました。でも、私、ワイフを決して非難しているわけではなくて、……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻健史です。よろしくお願いいたします。 まずは韓国についてお伺いしたいと思うんですけれども、最近、韓国は日本に対して歴史的認識とか領土問題でかなり強硬姿勢を取っていると思います。ただ、私、経済界におりましたけれども、経済面では日本はかなり韓国に対して友情を示してきましたし、隣国としての責務を果たしてきたんだと思っております。特に一九九七年、アジア危機で韓国も大変な思いをしたはずです。当時は地獄を見たというふうに言われていましたけれども、そのときに日本は関係国中最大の金融支援を決めているんですね。IMFの融資枠に次ぐ、その補完的枠としてそういう枠を設定いたしました……
○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。よろしくお願いいたします。 質問通告にはないんですが、今、風間委員の後ろから二番目の質問、今日の東京マーケットについて、それから株価についての回答がちょっと不十分だったと思いますので、先にちょっと伺わせていただきたいと思います。 私、昔からの癖で、夜トイレに入ると必ずニューヨーク市場を見るんですけれども、ニューヨーク市場、昨日かなり大変でしたよね。ニューヨーク・ダウで一時四百六十ドルまで下がりましたし、ドル・円で、私が起きている限りでは百五円の三十銭ぐらいまで下がっていて、そのとき日経、ニューヨークで四百五十円ぐらい下がっていたのかな。ということで、私は、……
○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。よろしくお願いいたします。 本日は、量的緩和の出口戦略についてお聞きしたいと思います。 国会でも、黒田総裁、何度も聞かれていらっしゃいますけれども、必ず出口戦略を考えるのは時期尚早とお答えになっていらっしゃいます。今日も大久保委員が聞かれましたけれども、そのときも時期尚早というお答えでありました。ただ、昔、ほかの過去の日銀総裁だったらそういうお答えをされていないと思うんですね。 実は、二〇〇〇年まで私は外資系金融機関におりましたけれども、そのときに、例えば一年先若しくは二年先にインフレになる、インフレが加速すると、そういう予想があれば、総裁はどういう方法……
○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。
まず財務大臣にお聞きしたいんですけれども、外国製品に掛かる関税とはどういう目的で掛けているのか。財政状況が厳しい折、税収の増額目的なのか、それとも国内生産者を守るために関税を掛けているのか、どちらかお答えください。
【次の発言】 大臣の御回答にありましたように、国内生産者を保護するということがかなり強いというふうにおっしゃったと思うんですけれども、それであれば、関税を死守するということに固着せずに円安にしてしまえばいいんじゃないかなと思うわけですね。
釈迦に説法ですけれども、外国製品、一ドルのものを輸入しているとき、一ドル百円で……
○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。 まず、質問通告している前に一言二言ちょっとコメントを申し上げたいんですが、先ほど、中西委員の質問に対して麻生大臣、投資と投機の区別がよく分かっていない方が多いというふうにおっしゃっていましたけれど、私もよく分かっていないんです。私の定義では、成功すると投資で失敗すると投機だというふうに思っております。成功すると投資、失敗すると投機と言われるということにすぎないんだろうと思っております。 それからもう一つ、先に、質問通告の前にコメントをしたいんですが、実は今日、日経新聞の一面に「自民、円安対策公約へ」という記事がありまして、別に、……
○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いします。 今日の参考人の方々のお話を聞いていて、根本的によく分からなくなってきたことがありまして、その根本的な話をお聞きしたいんですけど、ちょっと笑われるかも、もしくだらない質問であればお許しいただきたいんですが、アマゾンジャパンは日本の企業だと思いますけれども、アマゾンジャパンを国内業者として認定すればこの問題は全て解決するのかなと思うんですが。 これ、なぜそういう質問をするかというと、私は金融界にいましたが、ヘッジファンドが国内事業者か国外事業者か、その判断をするときに、かなりみんないろんなことを考えたわけですよ。ヘッジファンドが国内事業……
○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。 今日の両大臣の説明と、あと今日の議論を聞いておりまして、質問通告の前に幾つか疑問点とかお聞きしたいことがあるので、そちらの方を先に聞かせていただければと思います。 最初の質問は山谷大臣にですけれども、ちょっとこれ、揚げ足取り的にも聞こえてしまうかもしれないんですが、白委員の質問に対して、拉致担当大臣としては拉致問題が最重要であるというお答えを何度かされていましたけれども、何か聞きようによっては、拉致担当大臣だから拉致問題が大切だというふうに聞こえちゃうんですよね。遺骨担当大臣というのがいらっしゃれば、遺骨担当大臣だから遺骨が一番……
○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。 今までの衆議院の議論、そして参議院の議論を聞いておりまして、日本を取り巻く安保環境が急速に劣化しているという事実は国民の皆様共有の認識だと私は思っております。 そして、その日本の平和を、日本は平和を七十年、戦後ずっと平和を享受してきたわけですけれども、当然のことながら平和憲法がその平和に貢献してきた、同様に、日米同盟による米国の軍事的抑止力が貢献してきたのも事実だと思っております。 その米国が世界の警察としての力を失い、そして、先ほど中谷防衛大臣がおっしゃったように、弾道ミサイル等の武器の発展によって、単に我々の、日本の防衛をアメリカのみに頼っているわ……
○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。 まずは、この度の災害に遭われました皆様方に心からのお見舞いを申し上げたいと思います。 さて、日本を取り巻く安全保障環境ですけれども、これは極めて厳しい状況になっていると認識しております。一方、防衛の方ですけれども、アメリカ軍はやはり相対的に地位が落ちている。やはり他の国々、他のアジア地域以外の防衛にも必要ですし、中国の台頭等もありまして、防衛の面では力が落ちている。今こそ日本とアメリカとのチームワークが必要だという時期に入っていると認識しております。そのチームワークを今の現行の安全保障法制で守れるかどうかということになると、確か……
○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。よろしくお願いいたします。 今日は七分という短い時間ですけれども、西川大臣に是非為替のことについてお聞きしたいと思っております。農林大臣でありながらなぜ為替かといいますと、先ほど若林委員の方からも聞かれましたときに日本の農業が衰退した理由を幾つかおっしゃっていましたけれども、為替が入っていないんですよね。 私は、日本の農業が衰退した最大の理由は円高のせいだと思っているわけですね。需給の問題おっしゃっていましたけれども、先ほど大臣、徳永委員のときかな、農産物、昔は十一兆数千億出ていたのが今は八兆何千億とかおっしゃっていましたね。これは別に日本人がダイエットを……
○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。 質問の前に、今、平木委員から質問聞いていてちょっと思ったんですが、金融庁に関してですけれども、金融庁いろいろ検査やっていますけれども、いずれ日銀の検査をしなくていいのかなと。確かに、金融政策に関しては日銀というのは独立性を担保されていますから金融政策について政府がどうこう言う必要はないんですけれども、言っちゃいけないんでしょうと私は思いますけれども、日銀の経営に関して誰もチェックをしなくていいのかなというのを今ちょっと感じたんですよね。 というのは何かというと、私も財政金融委員会でしょっちゅう申し上げていますけれども、金利を上げるときになると日銀は損の垂……
○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。 第一京浜、第二京浜、甲州街道、青梅街道、都内ですけれども、この道路に関して、道路の拡張計画が昭和二十一年に計画決定されているわけですね。先ほど大臣が三十年代のインフラに関しては設計図がもう見当たらないのもあるとおっしゃっていましたけれども、それよりはるか前の昭和二十一年、終戦直後に計画決定されて、それ以降事業決定されていなくて、それがゆえに買収も行われていない道路がどのくらいあるかというのを昨年の決算委員会でお聞きしたんですけれども、そのときに、国交省の回答では、第一京浜については、東京都内で、港区芝四丁目や大田区東六郷など六キロの区間が事業未着手、第二京……
○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。 ギリシャが今デフォルト、債務不履行の危険があるということで世界中の注目を集めています。東京時間今晩にも緊急ユーロ圏首脳会議が開かれてギリシャに最後通告をするかもしれない、ひょっとするとデフォルトになってしまうかもしれない、若しくは財政再建計画、国際債権団の財政再建計画を受け入れるか、この二者選択を迫る会議が今日開かれる可能性があるわけですけれども、日本の財政というのはギリシャよりもどんな数字を見ても悪い。それでもギリシャのようにデフォルト、債務不履行になるリスクがあるのかないのか、是非まずは総理大臣にお聞きしたいと思います。ちょっ……
○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。 まず、エネルギー消費の推移ですけれども、最近、運輸そして産業が減少して建築物が上昇しているということなんですが、これはひとえに景気のせいではないかなという気がしないでもないんですが、いかがでしょうか。すなわち、この二十年間、日本の名目GDPというのは、国内総生産というのは低迷しておりまして、その低迷経済、要するに、景気に影響される運輸そして産業が消費量が減って、景気に影響のない住宅部門のエネルギー量が依然多いということで、そういう結果になっているのではないかと。 もしアベノミクスが成功して景気が良くなると、今、太田大臣が、省エネ達成目標で住宅が重要だとい……
○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。 昨日、参議院で国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会というのがありまして、日銀の量的金融緩和とその効果について、三人の方、日銀OBの方からヒアリングをしたんですね。岩田元副総裁、早川元理事、そして菅野調査局参事ですかね、その三人のOBの方からヒアリングを受けまして、かなり強烈なプレゼンテーションだったと思うんですね。 私がかねてから主張している危惧、アベノミクスというか量的緩和のリスクについてかなり明確に三人とも指摘されたと思います。できましたら、マスコミの方にしろ政治家の方も、昨日の三人のプレゼンテーションを是非……
○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。 まず、質問の前に、先ほど前川委員の方から先物市場、先物についてお話があったので、金融界に長くいた者として一つコメントをしておきたいなと思っているんですが。 先物市場ってやっぱり国民の皆さんに非常に危ないものだとかそういうイメージがあるかと思うんですが、現物市場と先物市場、現物市場というのは皆さんが取引している市場ですけれども、現物市場と先物市場の違いというのは、決済日が今日かそれとも将来かだけの違いなんですね。要するに、株の取引、まあ三日後決済、決済というのはお金と現物、その株とを交換することを決済日といいますけれども、三日後に……
○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。 今日は、経済、金融の話をしてから税法のお話、税務のお話をお聞きしようと思ったんですが、先ほど風間委員の方から、出国時の譲渡所得課税の特例について御質問がありましたので、私も質問通告最後でしておりますので、それについてちょっと、最初にそれをお聞きしたいなと思っております。 これ、数か月前だったんですけれども、日経新聞の一面に大きくどんと出ましたですよね。そのときにやっぱり百人ぐらいと書いてあったんですよ、これ、この特例に関わる。私自身も、別に日本大好きですから出国する気もないし余り興味ないなと思って、でも百人ぽっちの記事で、まあ風……
○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。 質問の前に、今、大塚委員の方からのやり取りを聞いて幾つかコメントがあったので、先に幾つか申し上げておきたいんですが。 まず、大臣の御回答の中にジニ係数の話が出てきたんですけれども、ジニ係数というのはあくまでも相対的貧困でありまして、日本の人口がどんどんどんどん減っていって二人になっちゃったと、一人が十億円の収入で一人が三億円の収入になった場合、三億円の人は貧困層になりますから。要するに、ジニ係数というのは平均の半分以下の人、十億円収入と三億円の平均は六・五兆円ですから、それの半分以下の人は貧困層ということで、三億円の人は貧困層に……
○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。 まず、質問の前に、前川委員の方から贈与税のお話がありまして、そのときの大臣のお答えの中で、贈与税の軽減というのは消費を喚起するためというふうにおっしゃっていたんですが、是非、そのほかにも、働く人のモチベーションを高めるということを付け加えていただきたかったかなというふうに思いました。 やっぱり、孫子が将来いい生活をしたい、孫子にそのためにもお金を残したいというのは働く人の、これはもう人間として当たり前のモチベーションですし、それを取り過ぎてはまずいということもありますので、過度な格差是正というのは問題なので、働く人のモチベーションということも是非おっしゃ……
○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いします。 先ほど、前川委員の方から、量的緩和がどういうことで景気にいいのかという質問に対して、岩田副総裁が大分難し過ぎたので、代わりに私がお答えいたしますけれども、前川さんいらっしゃらないんですが。 まず、いろんな経路がありますけれども、一つは、余ったお金が株とか土地に行く、そうすると株とか土地の値段が上がる、上がると消費も増えるという、いい回転が起こるわけですね。昔、バブルのときにシーマ現象という言葉がありました。要するに、株と土地が上がったおかげで当時の日産の最高級車シーマがばか売れする、それを見て日産の株が更に上がる、そして日産のシーマ……
○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。 まず最初に、先ほどの大塚耕平委員のコメントに対するコメントを申し上げたいんですが、岩田日銀副総裁の身の処し方について大塚さんがおっしゃっていましたけれども、私、あれを聞いていて、きっと一番内心ほっとしたのが黒田日銀総裁じゃないかと思ったんですね。 というのは、前回の財政金融委員会で、この会で黒田日銀総裁に私は、二〇一八年の三月の満期のときにきちんと継続してやっていただけますねというふうにお聞きしたんですが、それは、量的緩和というアクセルを思いっ切り踏み込む政策なんというのは簡単なことで、誰でもやろうと思えばできる話なんですが、その後アクセルを緩めてブレー……
○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。 今年度は所得税の最高税率が上がりまして、所得税と住民税合わせたのが五五%になりましたけれども、昨年度までは所得税と住民税合わせて最高税率五〇%だったと思います。それは、千八百万円以上で五〇%に達したと思うんですけれども、ちょっと他国と比べたいので、アメリカでは千八百万円の年収の人は所得税と地方個人所得税合わせて何%になるのか、為替は百二十円でお答えいただきたいのが一つと、もう一つ、アメリカ、特にニューヨークの例でいえば、所得税と地方個人所得税、合算したものの最高税率は幾らか、そしてそれは幾らからその最高税率が適用されるか、お教えください。
○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。 先ほど、大久保理事の方から大分質問があって、その質問と用意していた質問が大分ダブっていまして、回答を大分聞きましたので、御回答を聞きましたので、まだ聞き足りないところをちょっと中心にお聞きしたいなと思っております。 まず、これはちょっと大臣にお聞きしておいた方がいいと思うんですけれども、バーゼル銀行監督委員会で、近々いろいろな国債保有規制についての指針が出るということで、先ほど大臣は、そういう討議している内容でこれを公言するのは好ましくないというふうにおっしゃっていたんですが、それはよく分かりますが、いつ頃そのたたき台が出るかぐらいは教えていただきたいと……
○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。 最初にちょっとコメントをさせていただきたいんですけど、午前中の最後に西田議員の方から、中長期財政再建の計画には税制弾性値の見直し、一・〇をもうちょっと一・三とか一・五にした方がいいんじゃないかという御提案があったんですが、それを聞きましてちょっと同じような御提案をさせていただきたいんですが、大臣は内閣府大臣じゃないので、副総理という立場でお聞きいただきたいんですが、PBの場合は大臣がおっしゃったとおり国債費が入っていませんから関係ないんですが、最後に大臣がおっしゃった累積赤字額オーバーGDPの数字をもし予想するのであれば、是非、長期金利も平時のレートで予想……
○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。 質問をたくさん用意したんですが、きっと終わらないと思いますので、終わらない部分は次回以降にさせていただこうと思っております。 麻生大臣がしばしばおっしゃいますし、今日、大久保委員からも最初に発言がございましたけれども、金融庁が金融処分庁から金融応援庁、支援庁に変わりつつあるということ、これは私も非常にいい傾向だと思うんですが、この法案に関しては多少なりともちょっと逆流するような法案だと思いますので、その辺についてちょっとお聞きしたいんですが。 プロのみに販売しているファンドがあるのかどうかということ、そして、プロのみ、例えばファンド・オブ・ファンズなん……
○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。 河合参考人に一問、それから伊藤参考人に三問ちょっとお聞かせいただきたいんですが。 河合参考人への質問ですが、先ほど大塚委員の質疑で、出資比率に関して、日本が参加すれば二五%以下に抑えられるというお話だったんですが、伊藤参考人のこのIMFの出資比率を見ていますと、かなり頻繁に出資比率って変わっていますよね。それを見ていて思ったんですけれども、今は二五%以下に中国の出資比率を日本が参加することによって抑えられたとしても、中国のGDPの伸びって、一〇%から今七%に下がるといっても、あるわけですよ。 先ほど、伊藤参考人が一九九〇年に日本がGDP世界第二位になっ……
○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。 今の大塚委員の量的緩和の出口のところで、超過準備、今〇・一%ですけれども、それへの付利の利上げ、これは選択肢の一つだというふうにお答えになりましたけれども、これは当然のことながらFRBがやっているシナリオですし、民間で議論されているメーンシナリオなわけですね。 だからこそ、風間委員が先ほど質問したような質問も出ているし、民間でもみんな怖がっているわけですけれども、そういう状況でありながら、日銀としては量的緩和の出口戦略を発表する気はないのかどうか、教えていただければと思います。いつ発表されるかどうか。
○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。 最初にちょっとコメントですけど、今日のこの質疑、非常に興味深く聞いておりましたんですが、黒田日銀総裁にいつも異次元の量的緩和からの出口を聞きますと時期尚早というふうにしかお答えにならないんですけれども、今日の風間委員の質問に対して岩田副総裁が、まさに超過準備に対する付利しか方法がない、若しくはそれがメーンであるかのような御回答をされていましたので、消費者物価指数が二%になった後は、これは日本の金融、コントロールが利くのかなという思いをいたしました。日銀がウルトラCの出口戦略を持っているかと思ったんですけれども、それはないということが今日判明したというのが私……
○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。 先ほどの大久保議員の質問に対して、黒田日銀総裁は、消費者物価指数は二〇一六年度前半に達成されるだろうとおっしゃったわけです。ところが、七月二十二日に内閣府が発表した中長期の経済財政に関する試算、これは非常に重要な試算ですよね。二〇二〇年に、経済再生ケースであっても、プライマリーバランスを黒字にするためには六・三兆円足りないということが分かって騒いだ試算ですから、それなりに重要な試算だと思うんですけれども、この試算においても、これ二〇一五年、配付したこの表を見ていただけば分かるんですけれども、二〇一五年であっても消費者物価は〇・六、……
○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。 ヨーロッパではシリア難民がかなり大きい混乱を招いていると思います。万が一、北朝鮮が崩壊するようなことがあれば、百万単位の難民が押し寄せるかなというふうに危惧するわけなんですけれども、そうなった場合の対応策を政府はきちんと考えているのか。具体的には、取りあえずはどこに居住させるのか、そしてまた拉致被害者をそういう事態のときに円滑に救済することができるのかどうか、その辺を政府がきちんとシミュレーションをしている若しくは対応策を考えているのかどうかをお聞きしたいと思います。
○藤巻健史君 参考人の皆様、どうもありがとうございました。 まず、平井参考人にお聞きしたいんですけれども、先ほど有田委員の質問で北朝鮮の体制崩壊は政治的にはないというのは大体分かりましたけれども、経済的に崩壊する可能性がないのかどうかをまずお聞きしたいと思います。 あと、先ほど、西岡参考人からも外資が枯渇しているというお話がありましたけれども、外資が入らなければあの国はきっと輸入もできないだろうし、経済的にかなり苦しい思いをするのではないかと思いますので、そういう面からの体制崩壊があるのかどうかということをまずお聞きしたいのと、それに絡めまして、あの国はたしかデノミをやろうとして失敗したと……
○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。 山谷大臣は拉致というのを北朝鮮による国家的犯罪というふうに捉えられていらっしゃるようで、また、答弁にもそのようにお答えになっていますけれども、他国に無断で入ってきてその国民を拉致していくというのは、まさに我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から侵されているという事態に該当するのではないか、すなわち、これは警察マターというよりは一種の防衛マターになるのではないかというふうに感じますけれども、それはどうかということをまずはお聞きしたいと思います。 そして、新たに今拉致は現状行われていないという認識をしておりますけれども、これは、も……
○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。よろしくお願いいたします。
質問通告とちょっと順番を変えましてやらせていただきたいと思いますが、まず最初に、日銀の買いオペについてお聞きしたいと思います。
日本では、財政法第五条で日銀引受けを禁止されていると思いますけれども、どうしてなのか、財務大臣にお聞きしたいと思います。私も一応資料を用意しましたので、一ページ目を見ながら御説明いただければと思います。
【次の発言】 引受けは禁止されております。まさにおっしゃるとおりだと思うんですけれども、日銀は国債の買いオペなら許されていることを、私の作りました表だと右側の形だったらば許されているわけですが、というこ……
○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。 私は二十年前ぐらいからマイナス金利政策を主張しておりまして、当時は正気の沙汰ではないというふうに言われておりましたけれども、雨宮さんは御存じかと思いますけれども、ヨーロッパ中央銀行が採用して日本銀行が採用したということで感慨深いものがあることはあるんですが、その意味で、マイナス金利政策をやっとやっていただけたというふうに評価、私はしております。もしマイナス〇・一%で利かなければマイナス一%にすればいいんだし、それでも利かなかったらマイナス五%にすればいいと私は思っております。 ただ、問題は量的緩和をなぜやってしまったかということなんですけれども、……
○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。
まず最初に、質問通告をしていないんですが、常識的にお答えになれるかと思いますのでお聞きしたいのですが、ある体重百五十キロの方が、五十キロ、体重、最初の年に増えて二百キロになりました。その次の年は、三十キロ増えて二百三十キロになりました。最初の年には五十キロ増えて、次の年には三十キロですから、増加の限度は減速しています。でも、体重自身は百五十キロ、二百キロ、二百三十キロになっているわけですが、その場合、ダイエットが成功している、若しくは体重管理が成功していると大臣はお思いでしょうか。
【次の発言】 いや、質問通告していませんのであれですが、私はこうい……
○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。 今日の後場はちょっと知りませんけれども、前場、日経平均三百三十円ぐらい上がって一万七千円を回復しておりました。これ、想像したとおりなんですけれども、先週にアメリカのFRBが利上げを見送ったということで百十円台まで為替が円高ドル安の方を突っ込んで、それがまた百十二円の方に戻ってきたがゆえに日本の株価もいい動きをしているのかなというふうに私は思ったわけですが。 最近、特に一月以降、株価の動きと為替の動きは物すごく連動しているんですね。私なんか、いつも為替のマーケットを見て、あっ、円高だな、じゃ株下がっているな、もうきちんと下がっているんですね。円安に……
○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。 今日ちょっと質問が多過ぎるかもしれなくて、終わらなければ事務方の方で、ちょっと数字はいただきたいので、後で私の事務室の方に持ってきていただければと思います。 まず最初に、外貨準備についてお聞きしたいんですが。 外貨準備、ほとんどが証券なわけですけれども、これ証券と一言で言いましても、トレジャリーノート、トレジャリービル、トレジャリーボンドといろんな期間が交じっていると思いますが、どの期間に投資するかということは外貨準備のプロフィットにかなり影響してくる、またリスクに関してもかなり影響してくると思うんですが、その何年物を買っていくのかというのは、……
○藤巻健史君 おおさか維新の会の藤巻です。
まず、佐藤局長にお聞きしたいんですけれども、欧米で給料の源泉徴収をしている国はあるのかどうか、お聞かせください。
【次の発言】 それでは、日本で給料の源泉徴収を始めるようになった経緯を教えていただきたいんですが。
【次の発言】 最初の質問にちょっと戻らせていただきたいんですが、アメリカ、イギリス、ドイツ等が給料の源泉徴収をやっているというふうにおっしゃいましたけれども、日本並みに例えばサラリーマンは全く、じゃ税金に関与しない、関与しないというか書類を出したりする必要がないのか、若しくは源泉徴収はしているけれども最終的に確定申告をしているのか、その辺……
○藤巻健史君 おおさか維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 先ほど所得税法等の一部を改正する法律案が賛成多数ということで委員会を通過しましたけれども、当然この中の議論では軽減税率が一番大きいトピックだったかと思います。 その軽減税率と関税の関係についてちょっとお尋ねをしたいんですが。軽減税率を導入する理由というのは、低所得者対策だという話だったと思います。ところが、一方、関税の方でお話しすると、例えば小麦、大体消費のうちの一三%が国内産、そして八七%は外国産小麦なんですけれども、その一三%の国内産小麦を守るために、べらぼうに高い関税とマークアップと呼ばれる事実上の関税が課されてい……
○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。 まず、ちょっと、ゆうちょ銀行についてお聞きしたいんですが、最初にそもそも論をお聞きしたいと思います。 私、長い間金融界におりましたけれども、私の認識というのは、銀行というのは自分よりリスクのあるところに融資をする、預金を集めてそれを自分より倒産確率の高いところに融資するものだという認識がありました。すなわち、今、資料一にお書きしましたけれども、個人は倒産リスクが分からない、だから銀行に預けて、銀行が審査をして貸出しをする、これが金融の役割、銀行の役割だと思っていたんですが、ゆうちょ銀行、昔は八八%国債に投資していたという、今だと四五%国債に投資し……
○藤巻健史君 おおさか維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 まず、質問通告していないので、ちょっとコメントだけというか、次回以降、機会があればお聞きしたいと思うんですが。 昨日、実は私ちょっとオフィスに来られなかったので、今日朝来ましたら、机の上に、バーゼル銀行監督委員会による最終文書というのが金融庁から出されていて、その文書が置いてあったんですけれども、先ほどちらっと見ていましたら、その最終文書、四月二十一日に公表された最終文書でショックシナリオというのが書いてあって、円一〇〇ベーシスポイント、米ドル、ユーロ二〇〇ベーシスポイント、イギリス・ポンド二五〇ベーシスポイントというふ……
○藤巻健史君 おおさか維新の会の藤巻です。 渡辺総裁とは、私は中学、高校一年後輩で、テニス部も、渡辺先輩は中学、私は高校だけでしたけれども、一年後輩なんで頭が上がらないのでなかなか質問しにくいんですけれども、仕事でございますのできちんと質問させていただこうというふうに思っています。宮沢さんはもうもっと長い間、一年後輩なわけであったんですけれども。 まず、質問通告していないんですけれども、先ほど大久保委員がドル建て日本国債の話をしたのでちょっとコメントをさせておいていただきたいんですが、私も、十年来か二十年来ぐらいドル建て日本国債を発行せよといろいろなところで主張してきたんですが、これは、最……
○藤巻健史君 おおさか維新の会の藤巻です。よろしくお願いします。
日銀は、二〇一七年度中に消費者物価指数が二%達成できるというふうに予想されていますけれども、これが、二%が安定的になれば当然マイナス金利政策から脱却しなくちゃいけないと思うんですけれども、どういう方法でマイナス金利政策から脱却するのか、教えていただきたいと思います。
【次の発言】 いや、まさに御回答のとおりで、マイナス金利政策の出口というのは当座預金に金利をチャージしているものをチャージしなくなる、これがマイナス金利政策の出口、誰が考えたってそれしかないわけで、聞けばすぐお答えいただいたんですが、じゃ、量的緩和の方について、今……
○藤巻健史君 おおさか維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 私が今日質問に立たせていただいた理由は、やっぱり今後のことを一生懸命考えなくちゃいけないかなと、審議委員の重みというのを再認識していただいて、今後の人選において審議委員はやっぱりトップレベルの人たちにお願いしたいということを思っておりますので、それにくぎを刺す意味で質問をさせていただきたいなというふうに思っております。 私は長年金融の世界におりましたけれども、日銀の審議委員というのは極めて重いというふうに理解しておりましたし、金融界の人たちはみんなそう思っていたと思うんですね。やはり政治からのプレッシャーもたくさんあるで……
○藤巻健史君 おおさか維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 今回の法改正でビットコインに対してかなりの規制が出てくるわけですけれども、確かにマネーロンダリングとかその辺に関してはいいのかもしれませんけれども、一方、財務省がビットコインにお墨付きを与えたという認識が国民に広がってしまうのではないかなという危惧があるんですよね。現状では、マウントゴックス社の問題で国民の間では何となくビットコインに手を出しにくい雰囲気がせっかくあるのに、お墨付きを与えることによってビットコインを広めてしまうのではないかなという危惧があります。 確かに、ハイエクのザ・ディナショナリゼーション・オブ・マネ……
○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。
質問通告をしておりますが、ちょっと時間の関係で質問の順番を変えて質問をさせていただければと思っております。
まず、担当者の方にお聞きしたいんですが、ギリシャはODA予算を組んでいるのかどうか、お教えいただけますでしょうか。
【次の発言】 まあ、二百、三百億円ぐらいですか、二〇一五年、去年の財政危機のときにはきっとODA予算なんかは組めなかったと思うんですが。
ギリシャは、御存じのように財政破綻危機に瀕しております。日本の財政はギリシャよりも悪いわけですね。確かに、ギリシャと日本、何が違うかというと、ギリシャは中央銀行が政府を助けられない。すなわ……
○藤巻健史君 おおさか維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。
まず、山田参考人にお聞きしたいんですが、最初、確かによく中国がアフリカにどんどんいろんな意味で進出しているという話を聞くんですが、中国の支援というのは人道的なものがなくて、全てが、何というか、エコノミックアニマル的な経済的なものだけなのか、中国もきちんと人道支援をしているのかをお聞かせいただければと思います。
【次の発言】 今労働者を訓練しているというふうにおっしゃっていましたけれども、今、日本の場合、研修生として実質的には足りない労働力の補填みたいな形で使っているのも多いかというふうに考えるんですけれども、そういうことで……
○藤巻健史君 おおさか維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 本日はどうもありがとうございます。 両国大使に質問をしたいんですけれども、工業化等も非常に重要なことだと思いますけれども、やはり観光資源も重要かなと思うんですが、両国には動物保護地区がたくさんあると聞いておりますが、この動物保護地区をきちんとメーンテインしていくというのは、両国の観光資源というのみならず、地球全体としても大変重要な、世界全体の宝であるし、重要なことだと思うんですけれども、何か今抱えているような問題があるかどうか、それとも順調にうまくいっているのかどうかという点についてお聞きできればというふうに思います。
○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻健史です。 まず、低所得高齢者に一人当たり三万円の給付金を配付することについてお聞きしたいと思うんですが、今、日本の財政というのは極めて厳しい状況にあると思うんですね。(資料提示)千五十四兆円の借金がある。この千五十四兆円というのは、十兆円ずつ返しても百年掛かる借金なんです。平成二十八年度予算政府案を見ますと、六十二兆円の税収プラス税外収入を予想していますから、これ、歳出を五十二兆円に抑えて初めて十兆円が浮いて、そして百年掛かって返せる借金なんですね。五十二兆円に抑えるべき歳出をこれ九十七兆円使っていますから、これ、百年どころか二百年たっても三百年たっても……
○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。
まず、財務大臣にお伺いしたいんですけれども、先週末のG20、中国上海で行われたやつですけれども、この結果に対して、欧州メディア、FTの電子版を含めて、通貨安戦争に関して日本円にも懸念が示されたという記事が出ました。その一方、昨日、時事通信が、財務省の浅川財務官がG20では円に関しての議論は全くなかったという記事が出たわけですけれども、どちらが正しいのか、財務大臣にお聞きいたします。
【次の発言】 それを聞いて安心いたしましたけれども。
次に、黒田日銀総裁にお聞きいたしますけれども、マイナス金利政策、今日の午前中の質問等、藤田委員それから大久保委員……
○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。 二月十一日の日経新聞に、国会での経済論争は低調で、市場動向への国会の感度の低さが際立ったとお叱りの記事が出ていましたので、今日は金融経済、マーケットについてお聞きしたいと思っております。 我がおおさか維新の会は、何でも反対政党ではなくて、提案政党として第三極の立場を堅持いたします。そういう意味で、今日は、経済に対する御提案、そして懸念材料について少し質問させていただきたいというふうに思っております。 まず、財務大臣にお聞きしたいんですけれども、マイナス金利政策が導入されてから、長期金利、特に十年国債まで金利がマイナスに……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 日本維新の会はTPP推進派でございます。その前提の下で、まず原則論をお聞きしたいんですけれども、TPPのような協定を結ぶときは、日本全体としてプラスかマイナスかを考えて、プラスであれば積極的に協定を結ぶ、そして大きいダメージがある産業とか問題があればそれを直していくというのがあるべき姿であって、一つ二つの問題がある、また幾つか問題があるから、たとえ国力にとって、日本にとってプラスであってもその協定を結ばないというのは間違いだと思うんですね。 その観点でお聞きしたいんですが、このTPPというのは日本にとって全体としてプラスであ……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。
まず、今村参考人にお聞きしたいんですけれども、天笠参考人から中国産ギョーザの問題とか中国産農産物の問題がお話があったんですけれども、今村参考人の観点からして、中国というのはリスク分析の枠組みがきちんとできているのか。要するに、中国人民を守るための、自国民を守るための食のコントロールシステムがきちんとできているのかどうかちょっとお聞きしたいんですが。
【次の発言】 それでは、中国ではなくて、TPPに参加する十二か国のその各々の国内で食品の安全というのはどういう状況になっているのか。中国ほど、中国国内販売用ですけれども、危ないのか……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 まず、財務省にお聞きしたいんですが、佐川理財局長で結構ですが、釈迦に説法ですけれども、財政法第四条は均衡財政をうたっているわけですね。やむを得ない場合には建設国債を発行してもよいということになっていますけれども、当然赤字国債というのはとんでもないと、発行などとんでもないという趣旨でございまして、だからこそ赤字国債発行するときには特例公債法で発行しているわけですが、その財政法第四条で発行などとんでもないはずの赤字国債、今、直近のデータでどのくらい発行しているのかを教えていただきたいと思います。 それにせっかくですから加えて、建……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。 昨日、TPP特別委員会で、麻生大臣と最後、為替の話をさせていただきました。私は、農業が将来、日本の基幹産業になるか否かは為替いかんで、円安になれば日本は、農業は輸出になるし、一ドル百円が一ドル二百円になれば、一ドルの海外の農作物というのは百円だったのが二百円になって高くなっちゃって買えなくなるから、もう日本の農産物はいいぞ、だから補助金なんかも調整金もなくて済むじゃないか、円安が日本の農業にいいんじゃないかというお話をしたところで、麻生大臣が、この前の仙台G7でしたっけね、もう通貨切下げ競争はしないというふうに約束をしたからで……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。
まず、日銀担当者の方お聞きしたいんですが、米国がテーパリングを開始したときのFRBの資産規模とGDPとの関係、GDPに関してどのくらい大きい資産規模を中央銀行は持っていたかということを、まず米国に関してはテーパリングを始めたとき、そしてバンク・オブ・イングランドの現状、そしてECBの現状、これを数字だけで結構ですのでお教えいただければと思います。
【次の発言】 二四%、二二・二%、三二・二%ということですが、日銀、二〇一六年十月末で資産規模は四百六十三兆円なわけですよ。ということは、約九〇%、ほぼ、あっ、違いますか、まあそれは……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。 まず大臣にお聞きしたいんですけれども、今マスコミで邦銀のドル調達が大変だという話が時々載るんですけれども、ジャパン・プレミアムが出始めているのかどうか、そして今後、邦銀のドル調達は余り心配が要らないのかということと、マスコミではよく円は避難通貨だと、何かあると円が買われて、為替でですね、円が買われて避難通貨という言葉が使われていますけれども、こういうふうにドルが調達できないというのは、みんながドルが欲しいということで、円じゃなくてドルこそが避難通貨だという認識が私にはあるんですが、いかがでしょうか。
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。お願いいたします。 今日、質問を二問用意しているんですが、ちょっと順番を変えて、最初に発議者の先生方にお聞きしたいと思います。 我が党はこの法案には賛成です。しかしながら、この法案、ある意味特殊な点もあると思いますのでそれをちょっと明確にして、その政策趣旨を明確にしておく必要があるかなと思いますので質問をさせていただきたいと思います。 これ、個人資産の再分配というのは、基本的には税金とか社会保障、年金とかというような社会保障で行うものであって、行政府が法律を作って個人資産の再分配をするというのはかなり特殊だと思うんですね。 特殊な例としては、例えば……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。 まず総理にお聞きしたいんですけれども、財政というのはかなり厳しいと私は思っているんですね。それほど遠くない将来に、国民に負担を強いるような財政改革が必要になるのかなと私は思っております。 そういうときに政治家が襟を正していないと、まさに国民は負担に応じてくれないと思うんですよね。だからこそ、私どもは今、我が党が先日出しました身を切る改革を中心とする議員立法十一本、ここにありますけれども、(資料提示)その十一本を是非考慮して通していただきたいと思うんですが、総理の御所見をお願いいたします。
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 先ほど、武見委員への答弁として、自衛隊は敵基地攻撃能力の装備を今持っていないし今後の計画もないと、それから検討もしていないというお話でしたが、検討するしないは別としまして、一般論としてお聞きしたいんですけれども、敵基地攻撃というのは効果があるのかどうか。すなわち、敵基地ですから、まあミサイル基地だと思いますけれども、ミサイル基地というのは絶えず撃った後動いていっちゃうわけで、これを攻撃するためには目標情報がないとかなり厳しいんではないかなという感じを持っておるんですが、それでもそういうことは可能なのかどうか、防衛副大臣にお願い……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 今、この決算、二〇一五年度、平成二十七年度の討議ということだと思いますけれども、平成二十七年、二〇一五年というのは、円安が極めて大きく進んだ年なんですね。二〇一一年、二〇一二年、大体八十円だった円が二〇一五年というのは百二十一円ということで、約三年間で四十円ぐらい高くなったと。その後、翌年はまた十三円ぐらい下がって百八円に円高になってしまったんですけれども、この年は円安が進んだ年だということを前提に、そしてもう一つ、農水林業、余り所得の高くない業界だと思いますから、当然のことながら、私どもとしても、その補填とかいろんな補助金と……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻健史です。よろしくお願いいたします。 最初の数問は相対的に小さい問題というか、これが問題であろうとも別に金融システムがおかしくなるとか経済がおかしくなるとかいうことではないんで、さらっと行きたいなと思っておりますので、回答もできれば短めにお願いしたいなと思います。 数日前の新聞、三月七日の日経新聞を見て、私、ひょっと、えっと思ったんですけれども、これ、この件に関しては、半年ぐらい前だったかな、やはり日経新聞にも出ていたんですけれども、個人国債の販売費が払われていて、その販売費を原資に証券会社が現金を顧客に渡しているという記事だったわけなんですが、私も長い間銀……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 まず、ちょっと質問通告していないんですけれども、先ほど大門委員、それから午前中に白委員から内部留保についての質問がありまして、ちょっと気になったので、質問通告はないんですが、ちょっと確認をしておきたいなと思います。その後、岩田副総裁に、ちょっとこれは副総裁ということじゃなくて、学校の先生ということで確認させていただきたいんですけれども、麻生大臣が白委員の内部留保に関する質問に対して、回答で、内部留保を減らすには配当金を増やすか労賃を増やすかそれとも設備投資を増やすかという御回答をされたと思いますけれども、それはそういう回答でし……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 アメリカのコロンビア大学のスティグリッツ教授が、先日、経済財政諮問会議で報告されまして、これ新聞にも出ていましたけれども、その資料の中に、政府・日銀が保有する国債を無効化することで政府の債務は瞬時に減少し、不安は幾らか和らぐと主張されたと。また、債務を永久債や長期債に組み替えることで政府が直面する金利上昇リスクを転嫁できるとしているとおっしゃったそうなんですが、おっしゃったか資料だけなのかもしれませんが。こういうことをすると、政府の負債は瞬時になくなるかもしれませんが、同時に、日銀の資産も瞬時になくなっちゃうわけですよね。無効……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。 まず最初に、ちょっとしつこくて恐縮なんですけれども、内部留保についてちょっと再確認をしておきたいと思います。というのは、やっぱり最近内部留保の話をされる方が随分多くて、内部留保課税なんていうことをおっしゃる方もいらっしゃいますし、せっかく公認会計士の杉政務官がいらっしゃいますので、もう一回だけちょっと確認させていただきたいんですが。 お配りした配付資料で、内部留保というのは当然貸方、右側サイドにあるわけです。下の一のケース、これちょっと、私も質問が連日なのでひどいものを作っちゃったなと思って、大変申し訳ない、おわびしておきますけれども。まず、右側の借……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 まず、法人税についてちょっとお聞きしたいんですが、アメリカではトランプ大統領が極めて大きい大幅減税を考えていらっしゃいますし、それからイギリスでも法人税減税が予定されているわけですね。日本でも細々した法人税減税でなくて、もっと大胆に法人税減税をしないのか、ちょっとお聞きしたいんですが。 というのは、これは法人税が世界的に高過ぎますと空洞化が進んじゃうわけです。確かに、空洞化というのは、ほかの要因もありますよ、例えば円高とか、それから労務費が固定費化しているとか、そういう理由はありますけれども、やっぱり法人税率というのも非常に……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。
岩田副総裁にお聞きしたいんですけれども、私が銀行にいて現役の頃、日銀のバランスシートって五十兆、六十兆ぐらいのイメージがあるんですけれども、日銀の今統計資料を見ていて、一番遡れる資料を見ていましたら九八年の四月だったんですが、そのときのバランスシートは大体八十兆円。今二月現在で四百八十八兆円ということで、この約二十年近くで約六倍超になったわけですけれども、同じ時期にECB、FED、どのくらいバランスシートを膨らませたか教えていただけますでしょうか。
【次の発言】 あと、FEDはいかがですか。
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 まず、麻生大臣にお聞きしたいんですけれども、麻生大臣が日本国債の信頼性をお話しするときに、よく大臣は、日本人しか国債は買っていないから大丈夫だとおっしゃるんですよね、おっしゃいますですね。これは元々、そうはいったら、じゃ、戦時国債はどうなんだと、一〇〇%日本人が買っていた戦時国債は戦後のハイパーインフレで紙っぺらになったじゃないかという反論はしたいんですが、それ以上に、まず今日は、なぜ日本人しか日本国債を買っていないのかと、それをどういうふうに分析しているか、お聞きしたいと思います。
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 まず、麻生大臣にちょっとお聞きしたいんですけど、昨晩というか、今日、今朝早く、トランプ大統領は、ドルは強くなり過ぎていると思う、これは痛手となっている、他国が自国通貨を切り下げている状況で競争するのは極めて難しいとおっしゃって、それにマーケットが反応しまして、ドル・円は百八円台に突っ込んでいったわけですけれども、これで麻生大臣にお聞きしたいんですが、いつも麻生大臣は、これは質問通告をしていないし、為替について触れないのは国際的ルールだから答えませんといつもおっしゃるんですけれども、今トランプ大統領が明らかに為替に触れているわけ……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。
まず、麻生財務大臣兼副総理にお聞きしたいんですけれども、新聞報道によりますと、自民党の行政改革推進本部が十九日に、日本銀行や政府に対して、アベノミクスの大規模な金融緩和に伴うリスクを説明するように求める提言をまとめて菅官房長官に提出したという報道がありました。それに対して、財務省並びに政府はどういう対応をされるのか、我々も是非そのリスクについて説明を受けたいし、国民の皆さんも聞きたいと思っているんですが、どう対処されるのか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 財政ファイナンスと誤解されないようにとおっしゃいましたけれども、……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。 私がディーリングの世界に入ったのは一九八〇年なんですけれども、そのときは、黒電話のハンドルをぐるぐる回して発電して、仲介業者が出たら、もしって呼びかけたんですね。もしもしというふうに言っているとその間に他社に負けるので、もしとしろと先輩に怒られた記憶がありますが、そのときと比べて、コンピューターでの高速取引と、もう隔世の感があるなと思いながら、本日の法案を読んでまいりました。 まず、金融庁の方に高速取引についてお聞きしたいんですが、金融庁にお聞きしたいんですけれども、今までの各委員の中で随分聞かれましたのでダブるところも多いかと思いますけれども、それ……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。
おととい黒田日銀総裁がウォール・ストリート・ジャーナル主催のイベントでかなり金融緩和からの出口について強気の発言をされたという報道がありましたので、今日は出口戦略について岩田副総裁にお聞きしたいと思っております。
まず、FRBが昨年十二月に一回利上げをして、今年の三月にも第二回目の利上げ、FFレート〇・七五から一%に引き上げましたけれども、これはどういう方法で引き上げたのかをお教えください。
【次の発言】 今年三月二十一日、やはりこの委員会で私は岩田副総裁に質問したそのときのお答えが、日銀はどういう方法で、手法で利上げをする……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。
一昨日の委員会で、前日に質問通告をしながら当日体調を崩しまして、せっかく準備をしていただいたのにもかかわらず御迷惑を掛けまして、麻生大臣、岩田副総裁、そして各省庁の皆様、日銀の皆様、そして委員の皆様に御迷惑掛けたことをおわび申し上げます。
質問に入りたいと思いますが、まず、電子決済登録業者、フィンテック業者ですね、を今回の改正で登録制としたわけですけれども、なぜ許可制でなかったのか、許可制でなくても大丈夫だというふうに考えられた理由を御説明いただければと思います。
【次の発言】 経済学者のハイエクなんですけれども、彼が通貨の脱国家論を主張していたわけ……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。
五月三十一日の日経新聞、「国債発行 入札翌日に」という記事の中に、今年三月から五月に発行された十年国債のうち、既に七割を日本銀行が買い取ったという文章があったんですが、それは本当かどうか、お聞かせ願います。
【次の発言】 これは、定義からすると、国債引受けではないですね。ただ、入札で民間金融機関に買わせても、すぐ、もう三か月以内に七五%を日本銀行が買っているということは、まあこれ実質財政ファイナンス、要するに、サッカーでいえば間接フリーキックか直接フリーキックかの違いにすぎずに、ゴールはゴールであって、実質財政ファイナンスだと……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。
まず、金融庁にお聞きしたいんですが、メガバンクと地銀と主要行に分けて教えていただきたいんですが、簿価会計が適用されるポートフォリオ勘定と、それから時価評価されるトレーディングアカウントを、保有される債券の割合を、どちらがどのくらいかということを教えていただければと思います。
【次の発言】 意外と時価計上されているものが多いなと思って感心したんですけれども。
次の質問いたしますが、その前に、銀行というのはとかく、というか、現場としてはとかくその簿価会計をしたいものですよね、毎日毎日損益がぶれるというのは極めて心臓に良くないので……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。 第二班の方からブラジルはODA卒業国を見越してという話があったんで、ちょっとそれに関してお聞きしたいんですが、過去ODA卒業国はあるのかどうか、これが一点、事実だけなんですけれども。二番目に、ODA卒業国になるためのクライテリアがあるのかどうか。要するに、例えば名目GDPが幾ら以上になったらやめるとか、それから、若しくは日本とのリターンが余りなくなっちゃったらやめるかとか、若しくは、例えば日本との経済格差、日本というのは大体三十年で一・五倍ぐらいしか名目GDP伸びていないんですけれども、新興国は物すごいきっと伸びていると思うんですよね。そうすると、昔は……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻健史です。よろしくお願いいたします。 質問通告とちょっと順番を変えてお聞きしたいんですが、WTI、原油先物が昨日で五十二ドル八十六セント、ちょっと今日少し下がっているみたいなんですけれども、五十二ドル台まで戻ってきました。昨年二月に二十七ドル台になって、これは世界経済大変かもしれないということで大騒ぎしたんですけれども、大体二倍まで戻ってきた。 それはなぜかといいますと、サウジアラビアが中心になって減産合意をしたからなんですね、産油国同士で。なぜ、じゃ、サウジアラビアが減産合意をしたかというと、あの国は当時で九兆円の赤字になりそうだということで大変だと、歳入……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。
まず、質問通告の順番を変えまして、福田財務省主計局長にお聞きしたいんですが、政府債務の対GDP、日本とギリシャの数字を教えていただきたいと思います。
【次の発言】 その数字を基に議論をちょっと、質疑をしたいと思っておりますけれども、一月に発表されました内閣府の中長期の経済財政に関する試算、これでプライマリーバランス、二〇二〇年に、どうも公約、国際公約が守れそうもない、八・三兆円の赤字という数字が出ました。
この数字自身、非常にゆゆしき数字なんですが、それ以上に問題は、その後、例えば経済再生ケースだと二〇二三年から、そしてベー……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。 八月三十一日のアメリカの通信社ブルームバーグで加藤隆俊氏とのインタビューが載っているんですね。加藤隆俊氏、これは黒田総裁御存じのように、財務省時代の黒田総裁の二代前の財務官だというふうに理解しておりますけれども、その加藤氏が、まず異次元の量的緩和の成果を認めた上で、彼は将来的に出口に向かう際の日銀財務の健全性問題も円の信認に関わる大リスクシナリオだとおっしゃったわけです。リスクじゃなくて大リスクシナリオだとおっしゃったわけですね。要するに、日銀が出口に出るときに、もし健全性に問題があると円の信認が失墜して大変な問題になるよとお……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。
今からちょうど二十年前の一九九七年十一月というのは、三洋証券、山一証券、そして北海道拓殖銀行が潰れた大変な年だったと思うんですが、その九七年の名目GDPは幾らか、そして倒産ラッシュが終わってアベノミクスが成功されているとおっしゃる今のGDP、きっと大きく成長していると思うんですけれども、どのくらい、何倍になったのかを教えていただけますでしょうか。
【次の発言】 一・〇〇五倍ということですが、それを同じように、九七年と比べて今の名目GDP、自国通貨建てで結構なんですけれども、アメリカ、イギリス、オーストラリア、シンガポール、中国……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 二〇一六年度というのは、財政赤字がどんどん積み上がって、相変わらず積み上がっていき、そして一方、日本銀行はその赤字分の国債をどんどん買っていく、異次元量的緩和を続けていく。二%の消費者物価指数、二年間で当初は達成するというふうにおっしゃっていましたけれども、達成できずにどんどん国債を買っているということで、その結果、それがまた現在までも続いておりまして、日本の財政赤字というのは対GDP比で世界最悪と。 それから、日本銀行のバランスシートは、対GDP比でこれも世界最大のメタボと。要するに、対GDP比、現在では経済規模と同じ程度……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。
先日、この財政金融委員会で函館、青森に現地視察に行ったわけですけれども、多くの地域金融機関の経営者の方々が非常に今マイナス金利政策で経営が苦しいということをおっしゃっていたんですが、これについて金融庁としてはどうお考えなのか、お知らせいただければと思います。大臣、お願いします。
【次の発言】 私思うに、やっぱりこれはビジネスモデルの問題ではなくて、やっぱり経営環境の話だと思うんですね。
マイナス金利政策というふうに経営者の方々がおっしゃっていましたけれども、これはマイナス金利政策というわけではなくて、長短金利差がなくなってき……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 一月の末にコインチェック社から仮想通貨NEMの不正流出事件がありましたですね。そのときに被害を受けた方が二十六万人、二十六万口座と言われているんですけれども、それがコインチェック社でいうと一〇%にしかならないと。これ換算すると、ダブっている方いらっしゃるかもしれませんけれども、二百六十万人、口座ぐらいが、もしダブっていなかったらですけれども、この一社だけで利用者がいるというわけですね。これはもうかなり多くの仮想通貨の投資家がいるという、取引している方がいらっしゃるということだと思うんですね。特に、仮想通貨の場合、我々高齢者では……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 この委員会の前に理事会でG20の報告があったんですが、その中で、仮想通貨に係る規制や経済の電子化への課税の在り方などの政策課題を議論と、こうあったわけですね。今、仮想通貨は非常にホットな話題ということで、昨日に続いて今日も質問させていただきたいと思います。 昨日の議論でもお分かりのように、もう仮想通貨というのはニッチな分野ではないわけで、今こそやっぱり消費者保護の法整備とそして税制改革が、税制整備が必要かなというふうに思っております。 話をする前に一言申し上げておくと、先日、一月末にコインチェック社の問題がありましたけれど……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。 まず、太田理財局長にお聞きしたいんですけれども、ビジネス・インサイダー・ジャパンという雑誌に最近、山口さんという弁護士、彼女は二〇〇六年から二〇〇八年まで財務省に勤務したということらしいんですが、その方のインタビュー記事が載っていたんですね。 細かく資料を見られていない段階で答弁が始まってしまったという印象を持ちました、本来佐川さんは主税局が長く税が専門の方です、なので専門外の理財局の仕組みをレクするのにも時間が掛かったんじゃないかなと思います、今、理財局長はお客様みたいな存在になっているんです、近年、天下り先がなくなり上の年代が詰まっているため、一……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。 まず、金の密輸についてお聞きしたいんですが、金の密輸に対する罰則とか罰金が今度引き上げることになりましたですけれども、金の密輸って何となくイメージ的にはグローバルな犯罪組織のにおいもするようなこともあって、感覚的には、できるだけ、上げるだけ罰則厳しくしておいた方がいいのかな、罰金高くしておいた方がいいのかなという感覚もあるんですけれども、だからといっても、ほかの法律、犯罪との比較というものもあると思いますが、今回の罰則の引上げ、罰金の引上げというのは、最大限、もうこれ以上上げることができないぐらいまで上げているんでしょうか、お聞きしたいと思います。
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。 ちょっと質問通告と順番を変えて質問させていただきたいんですが、まず最初に四番のところから行きたいと思っています。この質問、ちょっと今考えているうちにだんだん質問の通告と内容が少しずれてきてしまっていますので、回答できる範囲で結構でございますけれども。 少額短期保険業者、これは例えば医療にしろ生命保険にしろ、これ純粋な意味の保険業務しかやっていないと思うんですね。ただ一方、生命保険の場合になりますと、保険会社の方になりますと、普通の保険会社で生命保険の場合には、これは単なる保険だけじゃなくて、国民に長期の運用資産を与えるという役割も含まれているんじゃな……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。 午前中に大塚耕平委員の方からインバウンドに関して、国民全員が万歳という雰囲気になるのはもうちょっとクールダウンした方がいいよというか、若しくは一度冷静になって考えるべきではないかという御発言がありましたので、それに関連して、今日はちょっと質問、順番を変えて、質問通告の九番からお聞きしたいと思っているんですけれども、日本人がオーストラリアに旅行をする、その八七年と二〇一七年の、どのくらい数が増えているのか、逆に、日本からオーストラリアに行く旅行客は八七年と二〇一七年と、どのくらいになっているかというのを教えていただければと思います。
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。
まず、西尾参考人にお聞きしたいんですけれども、スマートエアポートということで顔認証システムを導入する、これは確かによろしいと思うんですけれども、これってワンショットのお金じゃないかと思うんですが、これ導入した後というのは維持費が下がるんじゃないんでしょうか。
【次の発言】 ただ、そういう維持費が多少掛かろうとも、最近財金でいろいろ問題になっています関税職員のとか、そういうのは大分削減されるんじゃないかと思って、全体で考えるとかなり将来的には減るんじゃないかと思うんですよね。
ということを考えますと、先ほど田中参考人がおっしゃ……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。
まず、商工中金についてちょっとお聞きしたいんですけれども、元祖改ざん問題で、これはかなり国民の財産をというか税金を毀損するような事件だったと思うんですけれども、一度ばんと出てから、その後、ぽろぽろぽろぽろ出てきているわけですけれども、この損失の起こる可能性って幾らぐらいあったのか、教えていただけますでしょうか。
【次の発言】 森友問題も重要なんですけれども、国民の財産を毀損という意味では、この商工中金の問題というのも非常に同じように重要な問題ではないかと思うんですよね。
それやっぱり考えてみると、私は民間金融機関に長い間いましたけれども、ああいう改ざ……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 今の大門委員の最後の黒田総裁の御回答に、まず今日はちょっと出口戦略についてお聞きしたいんですけど、大門委員の最後の質問に対する黒田総裁の回答に、出口の方法、手段としては二つあるというような例示をされていました、等ということですね。一つは日銀当座預金への付利金利の引上げとそれからバランスシートの縮小、これを、二つ例示を挙げられたと思うんですが、私自身もこの参議院の財政金融委員会でこれについてかなりお聞きしました。今までの感想としては、この方法では無理だなということですよね。 日銀当座預金金利を上げるといっても、アメリカが今、F……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 金融商品の税制についてお聞きしたいんですが、総合課税になるか若しくは特措法で分離課税が認められるかということを考えると、一種の国のきちんとした監督下にならない商品という場合は、まず分離課税は無理だと。例えば、株とか、それから投資信託であっても、日本国内の銀行、証券を通じている場合には分離課税認められますけれども、同じ商品であっても、海外の証券会社等で海外で取引すれば、それは国のコントロールが利いていないので総合課税であると、こう私は理解しているんですが、すなわち、国の監督下、厳しい監督下にあれば分離課税になるという条件を、だか……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。
若田部副総裁ですけれども、三月五日の所信で、緩和で日銀が買える資産は多様なものがある、金融政策には限界がないなどと強気の発言を連発。これは朝日新聞、三月六日の朝日新聞の記述ですけれども、発言を連発されたそうですけれども、日銀が買える多様な資産というのは何をおっしゃっているんでしょうか。
【次の発言】 いろいろなものを買うと言っても、ないものは買えないわけで、大量にこの世の中に存在している商品でないと買えないわけですよ。日本国債はだんだん、よくちまたでも言われていますけれども、在庫がなくなってきているということで、今後追加政策を……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 まずは、仮想通貨の税制についてお聞きしたいんですけれども、今、仮想通貨というのは、雑所得ということで総合課税になっています。ほかの所得とは損益通算できないし、繰越しも、損失の繰越しもできないということになっていますが、仮想通貨は非常にボラタイルな値の動きをしておりまして、これだけボラタイルな商品に関して総合課税、そして他の所得と損益通算もできなければ、損の繰越しもできないという例は余り私の知る限りないですよね。確かに馬券は大きい損失があるかもしれないけれども、でも、馬券百円買えば損したものは百円しかないわけで、想定以上の損をす……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻健史です。 公文書書換え問題については、この後、我が党の片山大介議員が質問させていただきますので、私は黒田日銀総裁に日銀の出口問題について集中してお聞きさせていただきたいと思っております。 前の日銀総裁である白川前総裁が退任会見のその後の記者会見で、非伝統的な政策の評価は、出口から円滑に脱出できて初めて全プロセスを、全てのプロセスを通じた金融政策の評価が可能となるとおっしゃっているわけですね。これを十分かみしめながら、本日は黒田総裁に出口議論をお聞きしたい、日銀に円滑に出口から出る手段があるのかどうかということについてお聞きしたいと思っております。 安倍政……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。
まず、太田理財局長にお聞きしたいんですけれども、御自身の経験でございますけれども、地方財務局、例えば近畿財務局とか関東財務局とか、そういうところで国有財産の売買の御経験が、実務経験があるのか否か、若しくは本省でそういう実務経験があるのか否かをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 私も金融界の世界長かったんですけれども、時々、机上の学問をやっている金融学者が実務家から見るととんでもないことをおっしゃることがあるんですね。今回のことも、経験したこともない実務の話を本省の局長が答弁したことが、話、問題を大きくしたんじゃないかなとい……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻健史です。よろしくお願いいたします。(資料提示) 安倍総理は、去年とかおととしに比べて景気が良くなったとか、それから第二次安倍政権が発足してから景気が良くなったとかいうふうにおっしゃるんですけれども、この表を見ていただきたいんですけれども、一九八五年と比べて二〇一五、三十年間で日本の名目GDPって一・五倍にしかなっていないんですよ。この八五年というのはバブルの始まった年なんですけれども、たった一・五倍にしかならない。見ていただくと分かるように、ほかの国に比べると断トツに劣等生なんですよね。名目GDP、要するに国内総生産、国の活力、国の経済規模ですけれども、これ……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻健史です。よろしくお願いいたします。
まず会計検査院にお聞きしたいんですけれども、十月十日の日経新聞に、競馬や競輪などの公営ギャンブルで一千万円以上の高額な払戻金を得た人、大半が税務申告をしていないと見られるという、会計検査院の調べで分かったと、こういう日経新聞があったんですが、これは事実でしょうか。
【次の発言】 今、適当な税制を考えるという、この点が一番重要だと思うんですよね。要するに、税務当局が把握できないような税制、これは、こういうことがあると、真面目に納税している人とそれから脱税をしている人がいて、税に対する不満が著しく大きくなりますし、そして、ひい……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻健史です。よろしくお願いいたします。
黒田総裁とは三時間とか四時間でも議論したいんですけれども、十四分しかありませんので、ごく一部を質問させていただきたいと思います。
まず、各中央銀行、日本銀行、それからアメリカ中央銀行、そしてヨーロッパ中央銀行、英国中央銀行のバランスシートが対GDPで何%あるのかをまず教えていただきたいと思います。どのくらい国力に比べてお金をばらまいているかの指標だと思いますので、その辺の数字を教えてください。
【次の発言】 今数字を聞きましたように、日本銀行が抜群にというか、桁違いにバランスシートがでかいわけですね。お金をばらまいている……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻健史です。よろしくお願いいたします。 二〇二五年の大阪万博開催が決まりました。実現のために御尽力されました関係各位に敬意を表し、また、感謝を表したいと思います。個人的にも、AIとかVRをテーマにするというのは大変すばらしいことだと思っております。 さて、総理にお聞きしたいんですけれども、入管法で外国人労働者受入れ数の上限について、これをお聞きしたいんですが、総理は経団連等に賃上げを要請されています。その一方、外国人の受入れ人材の数を増やそうとしているわけですけれども、これは、当然労賃というのは需要と供給の関係で決まりますから、当然値下げ要因ですね。これ、そう……
○委員以外の議員(藤巻健史君) ただいま議題となりました国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、日本維新の会を代表して、提案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。 平成二十三年三月十一日に起きた東日本大震災からの復興のための費用を捻出するため、東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法が制定されました。この法律によって徴収される復興特別所得税は、これまで六年間実施されてきましたが、さらに令和十九年十二月末まで継続されます。国民の皆様に二十五年間の増税を負担していただくに当たり、国会議員は自ら身を切るべきであるとの考……
○委員以外の議員(藤巻健史君) お答え申し上げます。 平成二十三年の三月十一日に東日本大震災が起きました。直後に、被災地域の復興復旧に資するため、平成二十三年東北地方太平洋沖地震等による災害からの復旧復興に資するための国会議員の歳費の月額の歳出特例に関する法案が制定されたわけでございます。それにより、平成二十三年四月分から同年九月分までの六か月間の歳費の月額が五十万円削減されました。その二か月後に、平成二十三年十一月三十日ですけれども、復興特別所得税が成立いたしました。これは、二十五年間にわたって二・一%の増額を国民の皆様に負担していただくためのものでございます。 国民の皆様に負担をお願い……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻でございます。日本維新の会並びに希望の党を代表して質問をさせていただきたいと思います。
私は税の専門家でもないので、基本的な税のことを押さえて、確認しながらちょっと議論を進めさせていただきたいと思いますが、まず最初に、税は九区分に分かれていると思うんですが、それをちょっとお教えいただけますでしょうか。
【次の発言】 暗号資産の譲渡益、これは原則雑所得と、それも総合課税の雑所得というふうに認識しておりますけれども、雑所得の計算方式並びに最高税率、それから繰延べができるのか、損益通算ができるのか、その辺をちょっとお教えください。
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。日本維新の会・希望の党を代表して質問させていただきます。 昨日の財政金融委員会、多くの先生が税の所得再配分機能について触れられていたんですね。ちょっと違和感があったので、今日はまず最初にお聞きしたいと思うんですが、具体的には星野局長で、根本的なところは麻生大臣にお聞きできればというふうに思います。 昨日、大門委員が発明されたという所得階層別の所得税負担率が話題になりましたし、お聞きするところによると、財務省のホームページからも取れるという話を聞いていたんですが、昨日の議論というのは、一億円以上になると負担率がどんどん減っていくと。それは、金融課税、金融……
○藤巻健史君 日本維新の会・希望の党、藤巻健史です。
日中貿易戦争なんですが、昨年九月に、アメリカが中国からの二千億ドルを超す輸入量に対して一〇%から二五%税率を引き上げるという話がありましたけれども、想像するに、これは法律に基づいていると思うんですけれども、アメリカには特定の国に対してのみ税率を上げるというような法律があるのかどうか、教えていただければと思います。
【次の発言】 日本には同じような法律というのはあるかどうか、ちょっとお聞きしたいんですが。要は、特定の国に対しての関税率を上げるとか、そういう法律があるのかどうか、お聞きしたいんですけれども。
○藤巻健史君 日本維新の会・希望の党の藤巻です。両会派を代表して質問させていただきたいと思います。 これ質問通告していないんですけれども、今ちょっと見ていたら、為替が百十円を割って百九円台に突っ込んでいて、それなので株も二百五十円安ぐらいになっている。昨日ニューヨーク・ダウが上がっているにも、上がっているというか、変わらなかったにもかかわらず、これきっと円高のせいだと思いますけれども、日本株が下がっているということで、ちょっとお聞きしたいんです。 これは質問通告はないので回答は結構ですけれども、回答がなくても一応サジェスチョンというか、ということでお聞きしたいんですけれども、これ、もしこの……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。日本維新の会・希望の党の会派を代表して質問させていただきたいと思います。 まず、暗号資産の税制についてお聞きしたいんですけれども、先週九日のこの委員会で黒田日銀総裁に、私、暗号資産についてどう思うかというふうにお聞きしたんですけれども、そのときに黒田日銀総裁が、その値動きが極めて激しいということもあって支払決済には余り使われておりませんで、ほとんど投機の対象となっておりますと答えられたわけです。 日銀総裁がこう答えられているわけですけれども、私、実はデータを集めて、今の暗号資産というのは支払手段ではなくて、やはりその値上がりを目的として取引している人が……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻健史です。日本維新の会・希望の党の会派を代表して、質問をさせていただきたいと思います。 この法案ですが、本会議でも申し上げましたけれども、もし地銀とかそれから日本銀行が健全であるならば、今、八千億を法律を変えて国庫に戻し入れるというのも合理的であると思います。そこで、再度、地銀の経営状況、そして日本銀行の経営状況についてたださせていただきたいと思っております。 では、まず金融庁にお聞きしますけれども、数字だけざざざっと言っていただきたい、時間がもったいないので言っていただきたいんですが、二〇〇八年度から二〇一八年度までの地銀全体の純利益の推移をお教えください……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。日本維新の会・希望の党を、会派を代表して御質問させていただきます。 今日は日銀の財務の健全性についてお聞きしたいんですが、若田部副総裁、前回、私がFRB、アメリカの中央銀行であるFRBの純利益が利上げを始めてからぐっと減ってきていると、二〇一六年には十兆円の純利益があったものが、二〇一八年は七兆円に下がってきて、三兆円も減ってきたと、この理由は何かというふうにお尋ねしましたら、当然のことながら、FRB当座預金、これ日銀当座預金に相当する部分ですね、JPモルガン・チェースとかシティバンクがFRBに預金しているその預金金利を引き上げ……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻健史です。日本維新の会・希望の党を、会派を代表して質問させていただきたいと思います。 まず、本当は今日は黒田日銀総裁をお呼びしたかったんですよね。ただ、暗号資産についての質問がたくさんあるもので今日は黒田総裁お呼びしなかったんですが、そうはいいながらも、昨日、日銀が昨年度の決算を出しました。そして、今日の朝日新聞の中のその決算に関する記事の中に、金利を上げるときになると支払金利が上昇していくと、日銀のですね。一方、保有国債からの受取収入が十分にそれに追い付かない可能性があると書いてあったわけですよ。 これ、この前から私が非常に大きい問題にしている点ですよね。……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻健史です。日本維新の会・希望の党を、会派を代表して質問させていただきたいと思います。 まず、三井局長にお聞きしたいんですが、なぜ謝罪されたんですか。私、試算内容とか言い回し、確かに乱暴だというような指摘があるのは存じ上げていますけれども、謝罪をした理由が、やっぱりさっきの麻生大臣の話だと国民に不安を与えたという話だったみたいですけれども、不安を与える資料というのを政府は出しちゃいけないんですか。やっぱり不安があろうとも事実を出して、やはりこれ、年金の運営が余りうまくいっていないというのはきっと事実だと思うんですよね。ですから、その事実を出して、それをどうやって……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。日本維新の会、そして希望の党を代表して質問をさせていただきたいと思います。 外務省のホームページには、開発協力を通じて途上国の発展を手助けしとあるわけですけれども、中国には昨年まで援助が続けられました。二〇一〇年、もう八年前に名目GDP、日本を抜いて世界二位になった中国に、今まで援助を続けてくる必要があったのかどうか。途上国というと、定義が、飢えや貧困に苦しみ、十分な食料や飲み水が得られない途上国と外務省のホームページにも書いてあるんですけれども、到底それには該当しない中国にずっと援助をし続けてきた理由は何か、お答えください。
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。日本維新の会・希望の党を代表して質問させていただきたいと思います。
一月二十八日の施政方針演説で首相は、六年間で税収が国と地方を合わせて二十八兆円増えたとおっしゃいました。いかにもアベノミクスが成功した結果であるような印象を与えるような御発言だったんですが、この六年間で国と地方の借金はどれだけ増えたか、お教えください。
【次の発言】 借金をしてお金を集めてばらまけば、それは当然GDP、国内総生産上がりますし、国内総生産上がっていれば税収増えるんですから、当たり前なんですよ。誰でもできることなんですけどね。
これ、借金を百九十兆円も増やして、そして税収が……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。 今日は、日銀に出口があるか、ひいてはアベノミクスというのはやってよかったのかということをお聞きしたいと思います。 デフレというじり貧を脱しようと思ってどか貧になりますと、これは国民生活地獄ですので、これを避けるためには、どうしても日銀がきちんと出口から出られるかなということを確認しなくてはいけないと思うんですね。 それで、まずパネル一を出していただきたいんですが、(資料提示)実は二月の二十六日に、パウエルFRB議長、アメリカの中央銀行の議長が、上院の銀行委員会で、連邦政府の債務が持続不可能な経路をたどっていることは広く認められていることだと発言した……
○藤巻健史君 日本維新の会・教育無償化を実現する会の藤巻健史です。よろしくお願いいたします。 二〇一九年の十二月初旬に中国武漢で最初のコロナ患者が出ました。二〇二〇年は、そのコロナ対策のために、先ほど鈴木大臣が古賀委員に返答されましたように、答弁されましたように、日本を始め各国で財政出動を行いまして、対GDP比の債務残高を急速に増やしたわけです。日本だけではなくて全世界で増やしていったということなんですが。 まず、表一を見ていただきたいんですが、左側の下のところ、マーカー、黄色のマーカーで塗ったその左側がコロナの始まる前、二〇一九年の債務残高対GDP比です。見ていただくと分かるように、日本……
○藤巻健史君 日本維新の会・教育無償化を実現する会の藤巻健史です。よろしくお願いいたします。 二〇一四年の四月二十一日、参議院決算委員会で、当時の国交省の太田昭宏大臣が私の質問に対し、そうしたことをよく踏まえて、どうしたらいいのかということについて考えなくてはいけないというふうに思いますと答弁されました。さらに、その一年後の二〇一五年五月十一日、やはり、私がやはり参議院決算委員会で同じ内容の質問をした後、とき、太田大臣は再び、私は去年質問を受けたときのことが頭にこびりついていまして、これはいかがなものかということを正直思っておりました、私は、そういうことからいって、国土交通省としては、整備す……
○藤巻健史君 日本維新の会・教育無償化を実現する会の藤巻健史です。 三人の参考人の方、どうもありがとうございました。 労賃が低く労働環境が悪いというのは十分に分かりました。それをどう解決するかという問題を考えなくてはいけないと思うんですが、今日参考人の方々のお話を聞いていますと、標準的運賃の見直しとか徹底するとか、それから荷主に努力義務をいろいろ課すとか、荷積みの、荷待ちをどうにかするとかいうようなお話、御提案を、それから国交省にいろいろなことをお願いするとかですね、政治家にお願いするとかいういろいろな御提案ありましたけど、本当にそれで抜本的に問題が解決するのかという感じを感じましたので、……
○藤巻健史君 日本維新の会・教育無償化を実現する会の藤巻健史です。 いみじくも、何か小沼議員の議論を継続するような質問を最初にさせていただくことになりましたけれども、この法案を読めば読むほど、立法趣旨は何かというのが分からなくなっちゃっているんですよね。 というのは、資本主義国家においては、労働時間、残業時間が制限するということは、要はドライバーの全体の労働時間が減るわけで、供給が減ってくるわけですよ。当然のことながら、需要と供給のアンバランスが、崩れれば価格でアジャストされるのが資本主義国家ですよね。要は、それは物とかサービスと同じように、今まで安定していたものが、需要が一定で供給が減る……
○藤巻健史君 日本維新の会・教育無償化を実現する会の藤巻健史です。よろしくお願いいたします。 ちょっと、質疑に入る前に一言だけちょっと申し上げておきたいんですけれども、先日、高速道路の渋滞緩和として、特定の時間帯や区間で料金を変動させるロードプライシングを二〇二五年から順次全国で拡大する方針を固めたというニュースが流れておりました。これ、アメリカではあらゆる分野で当たり前のまさにダイナミックプライシングであり、非常にすばらしいというふうに思いました。日本って、とかく需要と供給のギャップを規制によって埋めようとしますけれども、もうアメリカ式に価格で決めようという、これはまさに資本主義の基本のキ……
○藤巻健史君 日本維新の会・教育無償化を実現する会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 今日は全部、植田総裁に御答弁をお願いしたいと思っております。 まず、十九日に発表されました日銀政策決定会合のその結論を、マスコミは大規模緩和解除とか、金融正常化への第一歩というようなヘッドラインとか付けていましたところもありましたし、それから識者も同じようなコメントをしている方が多かったと思うんですが、総裁も同じように考えているかどうかということについてお聞きしたいと思っています。 異次元の量的緩和、質的・量的緩和というのは、基本的には一番幹となる部分は世の中にお金をばらまくということであって、YC……
○藤巻健史君 日本維新の会・教育無償化を実現する会の藤巻健史です。よろしくお願いいたします。 二〇二三年九月、去年の九月三十日の日本金融学会で植田総裁は、ただし、収益や資本の減少をきっかけとする信認の低下を防ぐため、財務の健全性への配慮も大事であると述べられています。すなわち、日銀の信認を守るために、信用を守るために財務の健全性、それから通貨の健全性を守るために、信認を守るために日銀の財務の健全性は非常に重要であるとおっしゃったわけです。 そこで今日は、金融緩和が出口に向かったとき、それから日銀財務の健全性は保てるのか、それから債務超過の可能性はないのか、そして債務超過になっても日銀は大丈……
○藤巻健史君 日本維新の会・教育無償化を実現する会の藤巻健史です。よろしくお願いいたします。 まず、事業性融資推進法案についてお聞きいたしますけれども、私、昔外資系の金融機関に勤めていまして、専門はずっとマーケットにいたんですけれども、最後の東京支店長兼在日代表になったときには、融資のサインもアプルーブの意味でサインをしていたんですが、そのときに担保って取っていたかなって、たしか取っていないんですよね。大手企業相手とか政府関係機関だったからのせいかもしれないんですが、翻ってアメリカの国内で融資のときに、そういう不動産担保取っていたのかなとか、それから企業価値担保権があったのかなというふうに考……
○藤巻健史君 統一会派、日本維新の会・教育無償化を実現する会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 冒頭の総裁の説明、経済金融情勢のところに、説明されましたところに、我が国の景気は、一部に弱めの動きも見られますが、穏やかに回復していますと書かれています。 別に大恐慌の前兆であるとかそういう記述はないわけなんですが、今の金融政策、もう史上まれなる最大限の量的緩和状況ですよね、金融政策状況ですよね。短期金利はゼロ%、それから、昔はやっちゃいけないとも言われたお金をじゃぶじゃぶに流す、これももう最大限じゃぶじゃぶにしている状況なわけです。余りにも経済情勢分析と金融政策がミスマッチしているんじゃな……
○藤巻健史君 日本維新の会・教育無償化を実現する会の藤巻健史です。よろしくお願いいたします。 今日午前中の衆議院の財務金融委員会とか今までの参議院の財政金融委員会の質問を聞いていますと、七月三十一日以降の世界的株安の主因に、原因について、アメリカの景気悪化だということを何度もおっしゃっているんですが、全く、七月三十一日の日銀政策決定会合のこととか、その後の総裁の記者会見のことについては全く触れていないんですけれども。 私、まあ四十数年か、四十四年ぐらいマーケットにいました。現役でばりばりやっていましたよね。今はまあ政治家になっていますから、ばりばりと、現役、最前線というわけにはいきませんけ……
○藤巻健史君 日本維新の会・教育無償化を実現する会の藤巻健史です。よろしくお願いいたします。
まず、鈴木財務大臣にお聞きいたします。
為替介入というのは極めて計画経済的で、資本主義国家においてはルール違反、特に相手国に迷惑を掛けるケースもありますので、かなり強いルール違反だと思うのですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 昨年はまだしも、今年はアメリカは選挙の年でございまして、インフレ再燃というのは非常にダメージを政権に与えると思うんですよね。そういうときにドル売り介入というのは、ドル安に持っていってアメリカにインフレをもたらしてしまうかもしれない。ですから、円安を防止するための介入という……
○藤巻健史君 ただいまから政治改革に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条第二項の規定により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの小沼君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に豊田俊郎君を指名いたします。
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。 両先生、どうもありがとうございました。 青木先生にまずお聞きしたいんですが、質問幾つかあるので時間のあるところまで行きたいと思いますが、まず最初に、今までの議論のとおりなんですが、青木先生の民間の保有する国債を全部日銀が保有することということは、まさに究極のマネタイゼーションだと思うんですけれども、確かに全部日銀が買ってしまった場合、金利は上がらないかもしれませんが、明らかに円は暴落し、ハイパーインフレは来るし、また貨幣というものを誰も信用しなくなってしまうという状況に陥ると思います。全部日銀が購入しなくても、これ以上買って……
○藤巻健史君 維新の会の藤巻です。 宍戸先生と藻谷先生、一つずつ質問したいんですが、まず宍戸先生の公共投資をどんと増やして金融的に、金融緩和でサポートするというアイデアですけれども、これは確かに今累積赤字がゼロだったらそれはそれなりにいいのかなと思うんですが、既に財政赤字は千十八兆円という世界で類のないほどの巨大な累積赤字を抱え、金融緩和ももうゼロ金利ですよね。基本的には金融政策というのは金利を上下することであって、ゼロ%ですから、既に最大の金融政策を発動しているわけです。そういう状況の下で更なる公共投資と金融緩和といったら、マーケットはあした崩れちゃうと思うんですよ。一週間後にデフレから脱……
○藤巻健史君 両先生、ありがとうございました。 藤井先生にまずお聞きしたいんですが、先ほど江崎先生の御質問のときに、国債Xデーは起こらない、持っていない人が騒いでいるにすぎない、なぜならば債券投売りなど誰もしないからというふうにおっしゃいましたが、私は、イギリスのファイナンシャル・タイムズにドクター悲観論藤巻と書かれた男でございまして、国債暴落があしたにでもあるんではないかというふうに思っている男です。 その点で申し上げますと、先生は投売りをしないと国債は暴落しないとおっしゃいましたけれども、今年度予算は今のところ四十一兆円の赤字なんです。ということは、四十一兆円を誰かが、厳密に言うと四十……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。 時間がないので、申し訳ないんですけれども、小幡先生だけにちょっと三問お願いしたいと思います。 まず、西田先生、大塚先生が国債暴落について触れられましたので、これは触れざるを得ないので触れさせていただきますけれども、私は、まず、小幡先生のおっしゃるように、財政問題というか、国債暴落が日本経済最大のリスクだと思っているんですね。私自身は国債暴落がいつかあるというふうに思っているわけです。 先ほど大塚先生が、日銀の今、保有国債が七年半あって、国債保有の七年、七年半で、それを日銀が売らないだろうから国債暴落はないとおっしゃったんですが、私はそうじゃないと思……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。 まず、林先生に御質問したいんですけれども、まず地方分権というのは我が党の一丁目一番地でございまして、先生のおっしゃること、まさに納得で賛成なんでございますけれども、経済に関して申し上げますと、地方の疲弊をこの二十年間、三十年間の経済低迷の第一歩、一義にするにはちょっと弱いかなと私は思っております。この二十年間、私のちょっと記憶ですと、イギリス、先生が例に出したイギリスはたしか二・四倍GDPが増えております。日本は逆に減っておりまして、その差を地方分権化等に、理由にするのは難しいかなと私は思います。最大の理由は、私はやっぱり円高だったと思うんですよね。そ……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。 佐々木参考人の方から、この二十数%の円安で売上高が二〇%、そして純利益が一〇%上がったというお話がありました。また、坂根参考人の方から、坂根参考人が社長を辞めてからの円安で営業利益率が競争相手よりも五、六ポイント上向いている、上振れているというお話も聞きました。 為替というのは非常に重要な問題だと思いまして、私自身はバブル崩壊以降のデフレと日本経済低迷の七割から八割の原因は円高のせいだと思っているんですが、円高、円安になったときの御社への影響、そして日本人社会への影響、デフレとかインフレを含めて、それについてお聞きしたいと思……
○藤巻健史君 日本維新の会・結いの党、藤巻です。 私は、イギリスの新聞であるファイナンシャル・タイムズにドクター悲観論と紹介されたほどの財政悲観論者なんですが、参考人の方々から、誰かから建設的な財政再建論がお聞きできるかなと思ったんですが、予想どおりというか、残念ながら一つも聞くことができませんでした。したがいまして、私は、この解決策としては、残念ながら財政破綻か若しくはハイパーインフレにならざるを得ないというふうに考えています。 インフレになってハイパーインフレになれば、確かに財政再建はできます。千十八兆円の借金が、例えばタクシー初乗り一兆円になれば、これはごみのような数字になりますから……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。 原田公述人が最後の方で、財政再建大丈夫かな、できないかもしれないなんてちらっとおっしゃっていましたけれども、私も財政に対して極めて危機意識を持っております。 永濱公述人が冒頭に、財政再建には景気回復とデフレ脱却が必要だとおっしゃいましたし、原田公述人もスライドの六ページで量的緩和政策による税収増が必要だというふうにおっしゃっておりますが、いわゆる上げ潮政策だと思うんですけれども。 私の記憶によりますと、一九九〇年、バブルの一番最後の年ですね、あのとき、まさに狂乱経済と言われたときですけれども、あのときの税収は六十兆円だった……
○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。 お一人一時間ずつぐらい聞きたいんですが、全部で十分ということなので簡単にお聞きいたしますけれども、お一人一問ずつお聞きいたします。 まず、早川参考人ですが、出口戦略に関して日本はトップランナーではないからアメリカに学べばいいというふうな発言がされましたけれども、学びようがあるのかということをまずお聞きしたいと思います。 まず第一に、テーパリング、十月二十九日にアメリカやりましたけれども、アメリカは財政赤字が極端に減ってきている。要するに、新しい新発債が出てこないからFRBが買わなくても済む。それから、ドルは基軸通貨ですから、FRBが買わなくても日本政府……
○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。よろしくお願いいたします。 尾立委員、平木委員に続いての質問なんですけれども、若田部参考人が更なる量的緩和もと、必要だという御発言があったので、若田部参考人にお聞きしたいんですが。 私、量的緩和というのは、皆さん、言葉尻で、市中にお金をじゃぶじゃぶにして景気を良くしよう、インフレにしよう、デフレから脱却しようという政策のように思われている人がほとんどだと思うんですが、私自身は、それよりも、異次元の量的緩和というのは国が倒産しないための施策にすぎないと思っているわけですよ。要は、今、日銀以外誰も国債を買っていない、すなわち国にお金を貸していないという現状を考……
○藤巻健史君 維新の党の藤巻です。どうもありがとうございました。 皆さんにお聞きしたいんですが、時間がないので今日は高橋先生だけちょっと三問質問させていただきたいんですが、前も、昔から私、高橋先生とは財政に対する危機感が全く違うなと思って聞いていたんですが、今日聞いても全然違うなと思ったんですが。 先生が今日御提示された三ページ、格付よりクレジット・デフォルト・スワップということで四月十日の数字を出されていますよね。ギリシャが二七・二二%で日本は〇・三五%だと、日本は全然危なくないんじゃないかなというふうに、これをもって日本は財政危機ではないよということをおっしゃったと思うんですが、すごく……
○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。 まず、菅原財務副大臣に一問、そして黒田日銀総裁に二問お聞きして、それでも時間があったらまた続けたいと思います。 まず、菅原財務副大臣にですが、いただいた資料の一般会計予算、今年度のですね、歳出の中に占める社会保障費が三二・七%ということで、その数字を基に対GDP比等の分析をされていますけれども、ちょっとミスリーディングじゃないかと思うんですね。 というのは、地方交付税のうちの二五%は民生費という一種の社会保障費ですし、国債費の中にも同じ割合で過去の社会保障費の負担分があるわけですから、そういうことを考えると、社会保障費というのは全体予算の中の約四〇%を……
○藤巻健史君 維新の党、藤巻です。 私は、この二十数年来の日本経済の低迷は、過剰なる円高、実力以上の円高だったと思うんですね。それを解消するということが日本の経済再生になると常々思っておりました。もし金融政策を取るのであるならば、伝統的金融政策に固着するべき、すなわち金利の上下に徹底するべきで、マイナス金利を採用するべきだというふうに思っておりましたが、異次元の量的緩和で伝統的な金融政策をやめて、量的緩和政策になったわけです。 量的緩和政策についての評価なんですが、これについては、尾立議員の先ほどの発言にまさにそのまま同じでございます。要は、評価というのは事後的に評価されるべきものであると……
○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。今日はどうもありがとうございました。 鈴木参考人の意見、非常に同意することが多かったんですけれども、今日ちょっと時間がないので、質問はちょっとスキップさせていただきます。ありがとうございました。 まず大沢先生にお聞きしたいんですが、セーフティーネットを確立して絶対的貧困をなくすというのは、これは国の仕事として絶対に必要なことだと思います。それを前提の上での質問なんですが、大沢先生は先ほどからずっと相対的格差のお話をされていらっしゃいますけれども、相対的格差の是正というのはそんなに重要な問題かということを、基本的なお話をお聞……
○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。 先ほど川田先生がおっしゃってくださいましたように、河村参考人の意見、私がふだんから申し上げていることと九八%ぐらい同じで、まさに考えを共有し、かつ危機感を共有している方がいらっしゃるということを今日知りまして、非常に感銘しております。 一つ、量的緩和をしたことによって今後日銀の政策運営にコストが掛かるという御発言、これ今まで私ちょっと気が付かなくて、非常にいい言い回しだなと思ったので、これは今後パクらせていただこうかなと思っておりますので、御了承ください。 二つほど多少違うかなと思った点があるんですが、先ほど辰巳委員の質問に対して、量的緩和やむ……
○藤巻健史君 おおさか維新の会、藤巻です。 まず、竹内副大臣にお聞きしたいんですけれども、今日のプレゼンで何度も世界に冠たる国民皆保険という言葉が出てきましたが、その一方、世界に冠たる低消費税率なわけですね。世界に冠たる国民皆保険と世界に冠たる低消費税率と。ということは、ちょっと二つ考えられまして、一つは高い消費税を払っている欧米諸国、あんなに高い消費税率を払っているのに国民皆保険を達成できない、何と能力のない政府だろうか。若しくは、こんなに低い消費税率で国民皆保険を成し遂げている日本政府、非常に能力が高いのか、どちらだと思われるかお答えください。
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 皆さんに一つずつ質問させていただきたいんですが、まず水野参考人ですが、格差の原因が、お聞きするところによると、正当化できない分配率によるというようなのがメーンだったんじゃないかと思うんですが、特に家計対企業の分配率を随分おっしゃっていらっしゃいましたけど、私ちょっと考えるに、これ、企業がどんどんどんどん外へ行っちゃっていて、企業の収入上がっていて、外国人に給料払っていて、だから外国人と日本人合わせるというときちんと家計への収入も上がっているんじゃないかなという気もするんですけど、その考え方は違うのかどうか。 先生の作った資料……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。 今日のプレゼンと、そして質疑を聞いていてちょっと感じたことを申し上げますので、コメントいただければと思うんですが。 前回のこの調査会、先週でしたけれども、たしか森口一橋大学経済研究所教授がおっしゃっていたことですが、日本の格差というのは、別に富裕層が豊かになり、低所得者層が貧乏になり格差が開いたわけではなくて、富裕層は別にもうかっているようでも、豊かになったわけではないと、低所得者層の所得が落ちたことによって格差が広がったというふうにおっしゃっていたわけですね。 それはよく感覚的に合っていまして、例えばプロ野球の選手と大リーグの選手の年俸を見ても、……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 今日のお三方のお話を聞いていて思ったことは、労働市場と言いながら、労働界は市場など存在しないなと思ったんですよね。要は、市場、マーケットというのは、通常需要が増えれば値段が上がり、若しくは供給が減れば値段が上がると。それにもかかわらず、景気が良かろうと悪かろうと、樋口参考人の資料によりますと、一人当たりの賃金は減っていっているということで、全く市場原理が働いていないなと思いました。 私は、十一年間日本の銀行にいた後、十五年間アメリカの銀行に勤めていたわけですけれども、そこで一番感じていたのは、日本人は終身雇用並びに年功序列と……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 今日、皆様のお話を聞いていて感じたことは、各地域を活性化しようという試みは非常に貴いものだと思うんですが、その一方、日本全体で考えると、どこかの地域が頑張れば、どこかの地域の人口が減っちゃうと。特に少子化ですから、ゼロサムゲーム以上にほかの地域は減っちゃうということになってしまうと思うんですね。 ですから、もしそういうことが起こらないんだとすれば、やはり東京とか大阪から人口を引っぺがしてこなくちゃいけない、全体がハッピーにならないと思うんですが、地方のデメリットというのは、やっぱり東京、大阪に比べると教育とか医療とか、それか……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 まず、小林教授にお聞きしたいんですけれども、我が党も教育無償化を掲げておりまして、憲法にそれを落とし込め、入れ込めという主張をしておりますので、給付奨学金を増やすとかそういうことについては全く抵抗がないんですが、個人、党の意見じゃなくて個人としての一つ疑問点がありまして、それは例えば学生時代の私みたいな人間に給付型奨学金を出していいのかなと。 要するに、うちも当時は中流、父は中流ぐらいだった、中流か中流の、まあ中流だったと思うんですけれども、何を言いたいかというと、私の学生時代というのは、学生は学生運動しに行くか学校行くか。……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。 聞いておりまして、風間委員の考え方と極めて似ていることを申し上げたいと思っておりますけれども。 格差で有名になったトマ・ピケティ博士が、二〇一五年に以下のようなことを本の中で書いてあります。ヨーロッパから見ると、日本の現状は摩訶不思議で理解不能である。政府債務残高がGDPの二倍、つまりGDP二年分にも達するというのに、日本では誰も心配していないように見えるのはどうしたことか。どんな事情で、あるいはどんな政治的判断によって、借金がこれほどに膨大になったのか。我々は日本の政府債務のGDP比や絶対額を毎日のように目にして驚いているのだが、これらは日本人にと……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。よろしくお願いいたします。 まず、萩原公述人にお聞きしたいんですが、オバマ政権、最低賃金大幅アップをしようとしたし、日本も見習うべきだという発言だったと思います、千円から千五百円に上げろということだったと思いますが。日本は計画経済ではないんで、計画経済的なことをするとやっぱりひずみが出てくると思うんですよね。先ほど中西議員が質問しましたように、最低賃金を上げ過ぎますと、やっぱり中小零細は潰れてしまって雇用の場がなくなるというようなこともあると思うんですね。 要は、労賃といえどもほかの物とかサービスと同じように需要と供給の関係で決まるわけですよ。それで、……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。 最初に御三方に質問を一つずつお投げいたしますので、簡潔にお答えいただければと思います。 まず、栗林さんへの質問なんですけれども、大変すばらしいことをやっていらっしゃると思うんですけれども、聞いていますと、これ欧米だったら教会が全てやっていたなと思うんですよね。その感想なんですけれども、じゃ、日本で政府が関与したり皆さんが一生懸命努力しなくちゃいけないというのは日本が成熟化していないというふうにちょっと感じちゃうんですけれども、それについてのコメントはどうでしょうかということを一つですね。 それから、二番目の赤石さんへの質問なんですけれども、一人親の……
○藤巻健史君 日本維新の会、藤巻です。 まず、稲葉参考人にお聞きしたいんですけれども、今、人手不足なわけですよ。人手不足倒産も起こっているわけで、そのときに、例えば会社倒産しちゃった人、高齢者若しくは障害者の方、それから先ほど秋田参考人がおっしゃっていた引きこもりの方、この方々が仕事がなくて貧困に陥る、ブルーテントに入らざるを得ないというのは分かるんですけれども、一番体力のある若者が会社が潰れたからといってブルーテントに入るというのはこの人手不足社会において何となく腑に落ちないんですよね。 例えば、建築労働者とか、それから皿洗いとか、それから若しくは例えば自衛隊、高い給料をもらえるし、そし……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 質問、二つあります。 一つは、緒形参考人にお聞きしたいんですけれども、先ほど自見委員の方からちょっと質問があってダブってしまいますが、今日お話を聞いて一番質問したいと思うのは、自見委員が最初にお聞きした内容なんですけれども、昨日おとといと財政金融委員会で地方を回ってきたんですけど、青森と函館回ってきて一番経営者の方から声が出たのが、人手不足である、大変だという話だったんですけど、それで、外国人をもっと受け入れてくれというような発言があったんですが、外国人を受け入れるぐらいだったら、高齢者の方がせっかく働きたいんだから、まず高……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。 今日はありがとうございました。 まず、崎山参考人にお聞きしたいんですけれども、お話を聞いていまして、障害者の方は当然大変なんですけれども、親御さんの方も大変だなという感じを持ちました。それで、特に障害者の方を残して先立つ親御さんの気持ちってどうなのかなという気持ちが非常に強かったんですけれども。 そこでちょっとお伺いしたいんですが、先ほど、親が亡くなられたときに、その兄弟間の相続争いとかそういうお話もありました。今の相続税って、三千万プラス法定相続人の数ですから、親御さん一人、その障害者の方一人だと三千六百万円までは一応は無税なんですけど、非課税扱……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 先ほど、元榮委員のときに絶対的貧困と相対的貧困の話が出ていたわけですけれども、絶対的貧困というのは当然なくさなくちゃいけない、これは当たり前の話であって、国の最大の仕事というのは国民の財産と生命を守ることですから、それはもう第一義的に重要なことだと思います。 ただ、相対的貧困になると話はそうは簡単じゃなくて、全く相対的貧困をなくせば、それはもう働いても働かなくても同じ生活ができるわけですから、国の勢いは落ちますし、誰も働かなくなってしまうというのが一点ありますし、もう一つ、どうやってその格差是正のための財源を見出すかなと、こ……
○藤巻健史君 調査会を通じて再認識したことというのは、やっぱり相対的格差と絶対的格差をきちんと分けて考えるべきだなということでありました。 国の最大の、そして一番最大の仕事というのは国民の財産と生命を守ることですから、絶対的貧困に対してセーフティーネットをつくり全力を尽くすというのは当たり前の話であり、最先端の話であるということを再度確認いたしました。特に、身障者の方というのは、自助努力をしてもなかなか、絶対的貧困に陥る可能性も特にありますし、親御さんもそういうお子さんを持っている場合には心配でしょうから、ここのところには手厚い補助が必要であるというふうに感じております。 一方、相対的格差……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。 まず、平山先生にお聞きしたいんですが、基礎的事実をお教えいただきたいんですが、日本は他国に比べて社会住宅が少ないし補助金がないとおっしゃったんですけれども、実は私、ロンドンに行って、転勤したときに、最初三か月間だけですけど、バックオフィスの女性の管理をしていたんですね。 ほとんどが中学卒二年生、三年生、四年生だったんですけど、彼女たちに、君たち幾ら税金払っているのと聞いたら、四〇%だと言うんですよね、中卒二、三年目で。こんなのは日本だったら、もう課税最低限もとんでもなくて全く無税だと言ったらば、これはちょっと脱線なんですけれども、特にフォークランド戦……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。 まず、野口参考人にお聞きしたいんですけれども、先ほど川合議員の方から、なぜ日本人が世界有数に孤独感を感じているかという御質問があったんですが、それと少し関係あるかもしれないんですけれども、孤独死が多いという話を参考人はされましたが、これは考えようによっちゃ日本が高福祉国家だからとも考えられるわけですよね。 要は、高福祉であるがゆえに地域で、家族の代わりに地域で高齢者の面倒を見ようと。ですから、家族から離れるような経済環境が成り立ってしまって、昔だったらば家族と一緒にいないと生活が成り立たないと。ですけれども、高福祉になったおかげで、子供たちがどんどん……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。 今日は、高田参考人と白波瀬参考人がジニ係数で分析されていましたので、ちょっとジニ係数について、まず白波瀬参考人にお聞きしたいんですけれども。 国民が三人だけの国があったとしますね。一人が二億円、一人が五千万円、一人が五千万円という収入。もう一か国、一人が二十万円、もう一人が五万円、もう一人が五万円。要するに、二億、五千万、五千万の国と二十万、五万、五万の国。後者はハイチみたいな国、一日一ドルで生活する人たちがほとんどな大部分の国だと思いますけれども、そちらのジニ係数というのは、このA国とB国変わらないですよね、変わらないですよね。 だとすると、要す……
○藤巻健史君 日本維新の会の藤巻です。よろしくお願いいたします。 申し訳ないんですが、全て河村公述人にお願いしたいと思います。申し訳ありません。 まず、日銀のバランスシートですけれども、公述人は先ほど保有国債、〇・五%以下だというふうにおっしゃっていましたが、私の理解だとたしか、記憶だと〇・二七九%、前年度はですね、収入が約一兆三千億ぐらい。公述人がおっしゃったように、ほとんどの国債、長期国債ですから、すぐに、金利、日銀が金利を上げていっても、保有国債、利回り変わりませんから、収入は上がらないと。一方、日銀当座預金、公述人おっしゃったように三百九十兆円あるということで、日銀が金利を引き上げ……
○藤巻健史君 日本維新の会と教育無償化を実現する会を代表して質問させていただきます。
最初に、久谷参考人にお聞きしたいんですが、今、インフレ対策として政府はガソリン補助金を出していますけれども、最後の方で、御講演の最後の方でエネルギー安全保障の点では市場原理をもっと利用するべきだというふうにおっしゃいました。その観点から今のガソリン補助金というのをどういうふうに思われるか、教えていただきたいと思います。
【次の発言】 次に山本参考人にお聞きしたいんですが、先ほどの質疑の中で、自給率向上が最大の課題だというふうにおっしゃいました。久谷参考人の資料を見ていますと、日本はOECDの中で下から二番目……
○藤巻健史君 日本維新の会・教育無償化を実現する会の藤巻健史です。 最初の質問は、石田委員が冒頭に質問をされたこととダブりますので、確認の位置付けで質問させていただきたいと思います。 第六次エネルギー計画では、省エネ施策の積み上げを通じて二〇三〇年度の国内エネルギー需要は二億八千万キロリットルと、二〇一三年度比二三%減少する見通しとしていらっしゃいますけれども、近年急速にAIが発達してまいりましたし、先ほど石田委員が、ソサエティー五・〇でも電気量がかなり増えるというようなことを説明されていらっしゃいました。 生成AIその他の電気消費量ですけれども、従来のエネルギー需要の見通しを覆すほどの……
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