このページでは宮本周司参議院議員の25期(2019/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○大臣政務官(宮本周司君) おはようございます。この度、経済産業大臣政務官を拝命いたしました宮本周司でございます。 初当選以来、この参議院経済産業委員会で委員の先生方と議論を重ねてまいりましたが、これからは政府の一員として、地域経済の躍動、そして我が国の富を生み出すこの経済産業分野の発展のために、梶山大臣をお支えし、専心努力してまいる所存でございます。 礒崎委員長を始め理事、委員各位の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
○大臣政務官(宮本周司君) 三浦委員の御質問にお答えをいたします。 キャッシュレスに関しましては、午前中も斎藤委員の方からもあったところでございますが、この推進は、やはり、消費者の利便性の向上、また店舗の効率化、売上げの拡大、そしてひいてはデータの利活用の促進、こういったことに資する重要な取組だと考えております。 例えば、レジ導入補助金に関しましても、今回の様々な自然災害の影響も受けたことも鑑みまして、これも柔軟に、一定の要件を満たした場合の延長の措置も対応しておりますし、また、タブレット型のレジ、パッケージ型のレジですね、こういったものを導入したところは、いわゆるクラウド会計のソフトを導……
○大臣政務官(宮本周司君) 安達委員にお答えをいたします。 今回の法案そのものは、これを主に企業のデジタル経営改革、そしてアーキテクチャー、そしてクラウドサービス、この主に三つの措置を講ずることによりましてソサエティー五・〇の実現に必要な社会横断的な基盤整備を行って、そして社会全体でDX、デジタルトランスフォーメーションを実現をしていく、これを目指すものであります。 その中で、今、特にDXの格付に関して言及がございましたので、その点に関してのみ御答弁いたしますが、デジタルガバナンスコードに関しましては、先ほど詳細な答弁もあったかと思いますので、あえて、割愛はいたしますが、この指針、このコー……
○大臣政務官(宮本周司君) 松山委員にお答えをいたします。 松山委員には日頃から中小企業政策にも大変御高配をいただき、また、参議院自民党における小規模企業を支援する参議院の会でも中心となって御尽力をいただいておりますことを心から敬意を表します。 今ほど御指摘をいただきましたこの後継者不足による事業承継問題。今、二〇二五年に七十歳というこの引退の平均年齢を迎える中小・小規模企業経営者が約二百四十五万人と見込まれております。そのうち、半数に及ぶ百二十七万人が後継者が未定というふうになっております。 この問題をこのまま見過ごした場合には、恐らく約六百五十万人の雇用若しくは二十二兆円に及ぶGDP……
○大臣政務官(宮本周司君) 伊藤委員の御指摘にお答えをいたします。 確かに消費税率は一〇%、八%、二通りでありますが、様々なポイント還元というものが最終的な支払金額に対して発生をしておりますので、先ほど御指摘のような五パターンが発生するということも十分に理解もしております。 ただ、今現状、全国千七百十八市町村のうち、島嶼部、七つの村を除いた千七百十一の市町村で店舗が確立もしておりますし、その中で今、このポイント還元額も一日平均で大体十二億円の規模で推移をしているところでございます。各地域にしっかりと浸透してきているということは数字上も把握はしておりますが、ただ、御指摘の地域による格差、また……
○大臣政務官(宮本周司君) ただいま石井委員より御指摘いただきましたように、今回の二次補正で劣後ローンに対しても措置をしてまいります。 平時よりも使いやすくするという点におきましては、一括返済の最長の期間が、これまで平時の通常のものは十五年であったものを、これを二十年に延長いたしますし、当初三年間というのはこれは一律の金利が掛かるわけでございますが、四年目からはその業績に応じて連動する、その際の金利の設定も平時のものよりも低く抑えた設定をしております。 日本政策金融公庫、また、先ほども御質問の方で出ておりました商工中金の方でこれが実施できるようになっておりますし、この業績の回復、また成長を……
○大臣政務官(宮本周司君) ただいま加田委員の方から御指摘がございました。 確かに、いろいろな産業のみならず、我が国全体に対しましてこの新型コロナウイルス感染症の影響が広がる中で、地域に根差した商工会や商工会議所を通じて中小企業又は小規模事業者を、様々な課題を捉えて、そして個々の事情に合った支援策をきめ細やかに実施をしていく、このことが重要だと認識をしております。 とりわけ、全国の商工会と会議所に関しましては、いち早く一月下旬から経済産業省の方で、先ほど大臣からもございましたが、相談窓口を設けました。その中心となってまずお取組をいただきまして、第一弾、第二弾の緊急対策のみならず、貸付け、ま……
○大臣政務官(宮本周司君) 石井先生にお答えをいたします。 まず、日本政策金融公庫に関しましては、前回御質問をいただいてからも更に申込みが殺到しておりまして、五月十日までの段階で約四十一万件の融資の申込みを受け付けましたところ、既に二十三万件、三・八兆円を超える融資を決定したところでございます。そして、あわせて、いわゆる信用保証協会の方のセーフティーネットでございますが、こちらも五月十日時点では約十八万件の保証申込みの方を受け付けておりまして、現在十四万件、三・三兆円を超える保証を承諾したところでございます。 当然、先生御懸念のように、いろいろな書類を簡素化する、手続を簡略化、迅速化する、……
○大臣政務官(宮本周司君) 今ほど石井委員の方から御指摘ございました件、先週の委員会の際に大臣からの御指示の下、至急これを整理をしたところでございます。 全国的に申請サポート会場を設置していることに関しましては、これまでの御答弁の中で御紹介をさせていただきました。 今回御質問がございましたいわゆる代理申請に関しましては、審査時の本人の確認であったり二重受給の有無の確認を確実にするために、本人名義での申請にこれを限定して、代理人名義での申請は禁止をするとさせていただいております。 他方、本人名義の申請に御注意をいただきつつ、いわゆる税理士等の士業の方々であったり日頃から経営の相談に乗ってい……
○大臣政務官(宮本周司君) 今ほど石井委員からも御指摘ありましたし、午前中の質疑の中でも多くの先生方から御心配をいただいているかと認識をしております。 持続化給付金に関しましては、五月一日から昨日、二十五日までに約百二十万件を超える申請を受け付けております。そして、四十六万四千件に対しまして、約六千億円という金額になるわけでございますが、既に申請をいただいた事業者の方々のお手元に給付金が届いたところでございます。 ただ、一方で、申請をしながら給付を待っておられる方の振り込み時期を待つ不安の声というものも私自身も確認をしております。審査は基本的にはしっかりと受付順に行っておりますので、申請の……
○大臣政務官(宮本周司君) 石井委員の御質問にお答えをいたします。 今ほど御指摘もいただきましたように、台風などの災害によりまして特に大規模な停電が発生した際におきましては、この一般送配電事業者が、例えば地方公共団体だったり自衛隊、またほかのエリアの一般送配電事業者と連携をして、電源車の融通であったり倒木の処理であったり、また倒壊した電柱や電線の復旧作業等を行う、このことが停電の早期解消に極めて重要でございます。 昨年、台風十五号、これは千葉県を中心に、御地元の茨城県でも十一万戸に及ぶ停電が起きましたが、その際に、もう復旧作業は終了していた、でも各住宅への引込線が復旧していないから停電が長……
○大臣政務官(宮本周司君) 今ほど三浦委員から御指摘された件に関しまして、お答えをいたします。 おっしゃるとおり、このコロナ禍で売上げが激減をして事業継続が大変厳しい、そういった方々にこの持続化給付金を迅速に確実に届ける、このために、この電子申請という手段を仕組みとして導入したところでございます。 ただ、他方で、委員御指摘のように、この電子申請に不慣れであったり、その環境が十分でない、何らかの支援が必要である、こういった事業者の存在というものも当初から想定をしておりましたので、全国で約五千名、そして約五百か所におきましてこの申請サポート会場を創設する。ただ、ちょうどこの持続化給付金がスター……
○大臣政務官(宮本周司君) 今ほど須藤委員から御指摘ございましたように、この事業承継時の後継者確保におきまして、いわゆる経営者保証、これが大きな課題となっておりました。今回これを解除いたします。 既に四月一日から経営者保証に関するガイドラインの特則を通じまして、新経営者、旧経営者、二重に徴求をすることを原則禁止をする、こういったことも運用を開始しております。また一方で、信用保証協会の方で事業承継時に経営者保証を不要とする新たな信用保証メニューを設けまして、そしてそれに専門家の支援とか、若しくは確認が取れた場合には保証料を大幅に減免をする。国が二分の一相当のものを補填をし、そして今、中小企業庁……
○大臣政務官(宮本周司君) お答えをいたします。 今回の新型コロナウイルス感染症拡大の影響によりまして、まさに下請中小企業にとりましては資金繰りが最大の課題となっている、これは強く認識をしておるところでございます。そして、今御意見がございましたこのいわゆる支払の現金化、また支払条件の改善、これも徹底をしていくべきだと思っております。 平成二十八年度に、当時五十年ぶりに手形通達を改正をいたしまして、当時は世耕プランとも言われましたが、この下請取引に関しまして抜本的な改善を試みました。そのことによって、手形の支払を現金化する、また支払のサイトを短くする、こういったことを十分に盛り込みまして、各……
○大臣政務官(宮本周司君) 今、大門委員から御指摘がございましたし、過去の私の発言にも触れていただきました。 平成二十八年三月に経済産業委員会におきまして、当時は産業競争力強化法という法律の下で、希望する市区町村がこの創業補助金の枠を使えると、全体の三分の二ぐらいは認定を取っていたんですが三分の一が取っていないので、もう全体に広げるべきだとか、予算を措置するべきだということを発信をさせていただきました。その後、その当初から、地方創生が進みまして、各市区町村ごとに強みを発揮するような政策も具現化してきましたし、委員お示しの資料の中にもあるように、四百六十の市区町村で類似のそういった創業支援の制……
○大臣政務官(宮本周司君) 今の浜田委員の御質問にお答えをいたします。 まず、このフェードアウトに関しましては段階的に考えております。まずは、今のこの高い稼働率でのベースロード運転からピーク時のみの運転、ここの稼働抑制をまず行います。そしてその次に、経済性等を鑑みまして一定期間休止をする、そういった休止の措置を行います。そして、最終的には非効率な発電所の全面廃止に至る、こういうふうに段階的に取り組んでいくものと認識をしております。
○宮本周司君 おはようございます。自由民主党、宮本周司でございます。 まず、梶山大臣には、政務官時代大変お世話になり、ありがとうございました。 まず、質問に入る前に一つ確認をさせていただきたいことがございます。 今般のコロナウイルス感染症が、まさに世界も予想すらしていない中で、本当に危機的な事態を各地において発生をさせております。この日本においても想定すらしてこなかった、そういった苦難に立たされていたわけでございますが、ちょうど本年の二月から三月にかけてこの感染が急速に拡大をし始めた頃、まさに治療であったり感染予防のために必要とされていたこういったマスク、医療用マスク、また消毒液であった……
○宮本周司君 おはようございます。 まず冒頭、今もなおコロナウイルスの影響、不安が各地域を包む、そしてその中で企業、事業所にも甚大な影響が及んでおります。大臣を筆頭に経済産業省におかれましては、企業の足下を支える、また中長期的にこれからのアフターコロナ社会の経済をつくっていくための支援を実践をしていただいていると思いますが、状況に応じて更なる拡充をお願いして、質問に入らせていただきます。 まず、その新型コロナウイルスの影響が長期化する中におきまして、例えば増益、減益など業績が二極化をするいわゆるK字決算、またK字回復とも言われるような業況判断がございます。業績によって受けている影響が大きく……
○宮本周司君 おはようございます。 東日本大震災から十年がたとうとしております。現在のこのコロナ禍の不安も癒えぬまま、これまでも地震、台風、また集中豪雨等、様々な自然災害も我が国を襲ってまいりました。 改めまして、これまでに失われました尊い命に対しまして心から哀悼の誠をささげますとともに、今もなお愛するふるさとを元気にするために、また大切な方を必死に守るために歯を食いしばって頑張っていただいている全ての方に対し、衷心からの敬意と感謝を申し上げたいと思います。 東日本大震災が発生した当時は、私は全国の商工会青年部連合会の会長としてその復興支援の陣頭指揮を執っておりました。また、昨年から続く……
○宮本周司君 自由民主党、宮本周司でございます。 今回、5Gの促進法及びNEDO法の一部を改正する法律案に関しまして、自民党を代表して質問に入らせていただければと思っております。 今回のこの法案は、我が国の半導体産業のまさに基盤を再構築をしていく、技術の向上も図る、生産能力の強化も図る、そしてこれからの戦略を練り直していくために必要不可欠なものであると、このように理解をしております。 我が国において、半導体というものは幅広い分野でこれまで利用されてきました。産業全体の基盤となる産業の米、この産業の米として、特に一九七〇年代後半から日本の中では産業の主要な位置付けをキープをしてきた。当然、……
○宮本周司君 自由民主党・国民の声の宮本周司です。 この参議院では、その独自性を示す重要な審議といたしましてこの決算審査を重視をしてまいりました。その決算委員会全般質疑の機会を与えていただきました参議院自民党関口会長、世耕幹事長、そして松村委員長始め理事、役員の皆様方に感謝を申し上げます。 まず冒頭、今般のロシアによるウクライナ侵略によりまして戦禍の犠牲となられました尊い命に対しまして哀悼の誠をささげます。 力による一方的な現状の変更であり、国際秩序の根幹を揺るがす行為、これは断じて許すことはできません。即時の停戦と軍の撤退、また原子力発電所等の安全操業、安全確保、これを強く求めますし、……
○大臣政務官(宮本周司君) ただいま岸委員の方から御指摘をいただきました。 まず、プルトニウムに関しましては、エネルギー基本計画におきまして、利用目的のないプルトニウムは持たないとの原則を引き続き堅持をして、その上でプルトニウムの保有量の削減に取り組むこととしております。 先ほど御指摘をいただきました六ケ所の再処理工場に関しましては、今後、稼働して回収されるプルトニウム、これも含めまして、電気事業者が保有するプルトニウムに関しましては、プルサーマルをしっかりと推進をしていくことでその量を削減していくと。ただ、一方で、先ほどこちらの方も言及いただきましたが、当初想定していましたプルサーマルを……
○大臣政務官(宮本周司君) 小林委員には、本当に平素から電力行政に御理解をいただき、またその高い御見識から適宜適切な御指導、御意見いただいております。 今ほども大変貴重な御指摘をいただいたと思っております。おっしゃるとおり、この送配電設備の高経年化に進む中で、近年やはり自然災害が頻発をすることによる送配電設備の強靱化に資する投資、また再生可能エネルギー系統に接続するための投資、今後こういったものが引き続き増加すると見込まれております。これらの投資は、その電力の需給の、また需要の増減に関わることなく必要なものでありますし、着実に実施していくということも求められると思っております。 これらも踏……
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