加藤隆太郎衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○加藤隆太郎君 食糧危機に突入した今日、政府はその突破にいろいろ苦心されておられる点に対しまして、私は敬意を拂うものであります。政府の食糧対策の根本的な問題といたしまして、供出制度を改革する最高の御方針を承りましたが、これには一應賛意を表するものであります。しかしながら、いかに計画は理想的であり、供出制度は民主化されても、ただそれをもつて供出の完遂を期し得られると考えておるとしたなら、まことにあさはなか考え方であると言わざるを得ないのであります。 私は、供出の完遂成否の鍵は、要するに農民心理の把握にありと信ずるものであります。(拍手)現に公然行われつつあるやみ物價の現状において、農家の生産は……
○加藤隆太郎君 私は、刻下最も緊急切実な問題、すなわち電力危機打開に関連いたしまして、家庭燃料対策に関する当局のお考えをあらためて承りたいのであります。 去る十月二日本院におきまして、電力危機突破に関する決議案は満場一致可決いたされたのであります。本決議は、危機突破に関しまして迅速果敢に政府の実行を要望したものでありまするが、その後政府の対策は遅々としてはかどらず、その熱意さえ疑われ、ただ消極的な電力制限強化によつて一時を糊塗せんとするがごときは、はなはだ遺憾とするところであります。最近の狂氣じみた停電の頻発は、あたかも戰時中における燈火管制よりもはるかに悪質である。何たる醜態でありましよう……
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