細川八十八衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○細川八十八君 現在政府の食糧政策が重大なる危機に立つときにあたり、平野農相が、第一次、第二次、第三次にわたる食糧緊急対策を速急に施行し、その対策に苦心しておられることは、成功不成功は別として、その努力に対しては一應感謝するものであります。 しかし、ここで問題になることは、平野農相の法に対する心構えであります。もし農相が依然として從來の官僚政治のわく内に閉ぢこめられて、法律万能の弊に陷り、法のために法を行い、人を生かすために法を施行しなければ、その施策がいかに巧妙にできていようとも、それは必ず國民の心理、農民の心理に反し、失敗に終ることは明らかであります。 何ゆえに法万能ではいけないか。そ……
○細川八十八君 ただいま議題になりました百貨店法を廃止する法律案の審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本法案は、昭和二十二年九月二十日本商業委員会に付託せられ、九月二十二日商工大臣より提案理由の説明を聽取し、爾來審議を重ねること九回に及んだ次第であります。 本法律案の提案趣旨は、簡單に申し述べますれば、百貨店組合に関する事項と、百貨店営業に関する規定とにわかれるのであります。まず組合に関する規定は、戰時中に設けられた統制に関するものでありまして、私的独占禁止法の趣旨に反する部面もあり、この際これを廃止する必要があるのであります。次に、百貨店営業に関する取締規定は、一面独占禁止法によ……
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