寺崎覚衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○寺崎覺君 私は、農民新党を代表いたしまして、ただいま上程されました決議案に賛成の意を表するものであります。 日本再建は國民生活の安定から、國民生活の安定は食糧の確保であります。ただいまアメリカの放出物資によつて日本國民がどうやら命をつないでおるようでありますけれども、これは決して名誉でも、ほめたことでもありません。私どもは、私どもの方において國内の自給生産、自給自足をやらなければなりません。そのためには、どうしても農事の改良、耕地の災害復旧、開拓、開墾、干拓、こういう方面の事業を進めて行かなければなりません。その事業のためには予算の裏づけが必要である。これを農民に課するということになります……
○寺崎覺君 私は、新政治協議会を代表いたしまして、ただいま上程になつておりまする食糧管理法の一部を改正する法律案にたいして反対の意見を申し述べます。 御承知の通り食糧管理法は、昭和十七年の戰争中に、政府の一方的見解によつて成立いたしました供出制度でございまして、その供出制度は農民の努力を無視したものであり、その供出價格は農村の生活経済を破壊するものであります。この根本的問題に何ら改正を加えずして、ただ枝葉末節の一部改正ということになりますと、農村はますます苦しみを重ねるばかりであります。この意味において私は反対をいたします。(拍手)
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