大島多蔵衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○大島多藏君 私は、國民共同党を代表いたしまして、ただいま上程されました感謝決議案に対しまして、満腔の賛意を表する次第であります。 何事におきましても、直接関連しないことに関しましては、その感銘の度が必然的に薄いわけでありますが、去る二十六日に私は横浜へ参りまして、直接この目で、山と積まれました救援物資を拜見いたしまして、特に感謝の念を深くいたした次第であります。殊に私は、それらの物資が横浜の乳幼兒保護協会において困窮せる方々に配給される現場を目撃いたしまして、その人たちが非常に感謝感激に燃えておつた状態を見、さらにまたそれらの物資によつて、先ほどの御説明の中にもありました通り、乳幼兒の方々……
○大島多藏君 ただいま議題と相なりました國の利害に関係のある訴訟についての最高法務総裁の権限等に関する法律案、副檢事の任命資格の特例に関する法律案、最高法務廳設置に伴う法令の整理に関する法律案及び裁判所法の一部を改正する法律案の四案について、委託によりまして、私から司法委員会における審議の経過並びに結果の概要を御報告いたします。 第一に、國の利害に関係ある訴訟についての最高法務総裁の権限等に関する法律案について御報告申し上げます。 まず、政府原案の要旨を御説明いたします。最高法務廳設置法の制定により、國の利害に関係のある訴訟に関する事項は、最高法務総裁がこれを管理することとなりますので、こ……
○大島多藏君 私は、恩給生活者の生活安定に関しまして、関係当局に簡單に質問いしたいと思います。 昨五月六日の毎日新聞に、「老後の保証」という見出しで、栃木縣の元校長の投書が掲載されておりましたが、その大要を申し上げますと、自分は三十八年の歳月を教壇生活にささげ、六十歳になつたときに、後進に道を開くためと諭されて退職をした、それまでの薄給時代には、生活の苦しさから幾たびか轉業することを考えたが、そのたびに自己の尊い使命を思い、かつまた恩給による老後の保証に励まされて、長い勤めをやつたのであつた。恩給は年額千百円で、六名の子供のうち三名は片づいたが、残る三名はまだ片づいていない、終戰とともに物價……
○大島多藏君 私は、國民協同党を代表いたしまして、國家公務員法改正案並びに修正案に対しまして、わが党の意見を申し上げます。 ただいま上程になつております政府原案は、これをしさいに檢討いたしますると、その構想において、まことにずさん、その内容において、まことに苛烈、立法史上まれに見る法案でありまして、にわかに賛意を表しがたいものがあるのであります。 本法案が一たび天下に公表されるや、社会の各方面から、勤労大衆のあらゆる部面から、あらゆる労働者團体からの改惡反対の声がごうごうとして起り、ちまたに満ちたのであります。当衆議院におきましての公聽会の席上でも、一部資本家の代表を除きましては、その大多……
○大島多藏君 私は、國民共同党を代表いたしまして、ただいま上程中の法案に対し若干の意見を述べ、これに賛成をいたすものであります。 本法案は、先般成立を見ました國家公務員法とともに、連合國最高司令官の書簡に基き立案されたものでありまして、正に國家公務員法と姉妹編をなすものであります。この両法案を比較檢討いたしますときに、だれしも感ずることは、姉妹編でありながら、國家公務員法は秋霜烈日の感があるに比しまして、本法案は、爭議行為の禁止があるとはいえ、團体交渉権は認められ、苦情処理機関の設置ないし調停委員会の制度を認められ、さらに仲裁委員会の制度を置くなど、前者に比べまして相当緩和されておることであ……
○大島多藏君 私は、ただいま上程せられております船員、電産、炭鉱の争議解決の促進を政府に要求する決議案に対しまして、国民協同党を代表いたしまして賛成の意を表し、あわせて政府に対し嚴重なる警告を発せんとするものであります。 電氣産業の争議は、勃発後すでに数箇月を経過いたしまして、現下の困難なる國民生活に一層暗黒感を與えておる次第であります。前内閣時代、石炭の生産は、官民の努力によりまして、ようやくにして生産目標を達成せんとする段階にまでこぎつけたのでありますが、これら電力、石炭が、日本経済の打開と國民生活の改善に重要欠くべからざる基礎資材であることは、もちろんであるのであります。一方、最近勃発……
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