宇都宮則綱衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○宇都宮則綱君 昭和十五年八月初めて統制を布かれてから、その後あの手この手と手をかえて、統制の変更をいたしますること十五、六回に及んでおるのであります。この統制の結果が、すべての物價をどういうふうに導いたかと申しますと、統制のたびごとに物價は高くなつておるのであります。いわば手をかえ、品をかえて取締りを嚴しくすることは、とりもなおさずやみ値を高くすることになつておつて、物價の引下にはちつとも効果をなしておらないのであります。 統制をすることが物資の増産になるのなら、大いに奬励をしなければならない。しかしながら、統制という声をかけると、せつかく市場にある物資が、ことごとく隠れてしまうのでありま……
○宇都宮則綱君 私は、新自由党を代表いたしまして、上程の本案に賛成を表明したいと思うものであります。 今や、東條以下の戰爭裁判は嚴粛に審判をされまして、断罪を下されつつあるときであります。われわれは、この記録的、世紀的の審判によつて新しき平和が生れることを確信するものであります。これによつて新らしく大なる希望を持つものであります。戦争の罪悪は徹底的に究明され、われわれの心に、このことは深く刻みつけられまして、ただわれわれは、新しき文化國家建設に今や気負い立つておる次第であります。戰爭に悩み、戰いに敗れ、ここ数箇年間戰爭の苦悩を続け、精神的、物質的に過重なる償いを担つて参りました。まつたく、わ……
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