関谷勝利衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○關谷勝利君 ただいま議題と相なりました日本國有鉄道法の一部を改正する法律案につきまして、稲田運輸委員長にかわりまして、私から委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本法案は、三月二十四日運輸委員会に付託され、越えて二十八日政府より提案理由の説明を聽取したる後質疑を重ね、愼重なる審議をいたしたのであります。 本法案の内容は、第三回國会において成立した日本國有鉄道法は、その施行期日が本年四月一日となつておりますが、これを六月一日に延期し、所要の改正を行わんとするものであります。 次に、本法案に対する質疑應答の詳細は会議録をごらん願いたいと思います。 次いで、討論を省略し……
○關谷勝利君 ただいま議題となりました國有鉄道運賃法の一部を改正する法律案について、運輸委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本法案は、四月十九日、本委員会に付託され、越えて四月二十日政府から提案理由の説明を聽取して以來、委員会を開くこと六回、その間四月二十六日には利害関係者及び、学識経驗者の意見を聽取する等特に慎重審議をいたしたのであります。 本法案は、経済九原則に從い國有鉄道事業の財政の均衡をはかり、その独立採算を確保するため、本年度において予想せられる約二百三十億円の収入不足額を補填すべく國有鉄道旅客運賃等の値上げをしようとするものであります。すなわち、現行旅客運……
○關谷勝利君 ただいま議題となりました船舶公團法の一部を改正する法律案について、運輸委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本法案は、去る四月二十五日、本委員会に付託され、二十七日政府より提案理由の説明を聽取し、慎重審議いたしたのであります。 本法案の趣旨を簡單に申し上げますと、船舶公團は昭和二十二年五月設立以来、三億円の政府出資金と復興金融金庫からの借入金とにより事業の運営を行つて参つたのでありますが、今般経済九原則の実施に伴い右金庫の貸付が停止されましたので、継続事業を遂行するに必要な資金をまかなうため、船舶公團法第三條に定められている基本金を五十六億九千七百万円に増……
○關谷勝利君 ただいま議題となりました二法案につきまして、きわめて簡單に御報告を申し上げます。 まず港則法の一部を改正する法律案について、運輸委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本法案の趣旨を簡單に申し上げますを、現行港則法によりますと、港内諸施設の管理者と港長との事務範囲が明確を欠くおそれがありますので、港長は行政権を、管理者は管理権を行使するよう明らかにしようとするものであります。また新たに港内における船舶交通の安全の確保及び港内整頓のために港内並びに一定区域内の水質汚濁防止の條項を設けるとともに、從來の実績に徴しまして、特定港のみに適用されていました命令、許可等……
○關谷勝利君 ただいま議題となりました水先法案について、運輸委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本法案は、五月九日まず運輸大臣より提案理由の説明を聽取し、これを愼重審議したのであります。本法案の趣旨を簡單に申し上げますと、現行水先法は明治三十二年に制定せられましたもので、目下復興途上にあるわが國海運の実情に沿わない点が多々ありますので、船舶航行の安全、海難による損失防止及び水路の障害事故の防止等に万全の措置を講ずるために現行水先法の内容を刷新するとともに、法律の形式を整える意味において、現行法を廃し本法案を制定しようとするものであります。 本法案の内容のおもなる点は、……
○關谷勝利君 ただいま上程に相なりました海陸貨物運賃調整に関する決議案に対しまして趣旨弁明をいたしたいと存じます。まず案文を朗読いたします。 海陸貨物運賃調整に関する決議案 政府は、國鉄並びに船舶運営会の貨物運賃が政策を加味した低率運賃であるのに対して、機帆船の貨物運賃が採算運賃であるために、名目上低率な官業が不当に民業を圧迫している実態を調査し、直にこの不公正な事態を改善する措置を講ずるべきである。 なお、このような不公正な貨物運賃体系が正常の事態に復帰するまでは、政府は物資の海上輸送に対する競爭入札制を一時停止すべきである。 右決議する。 さきに國鉄の独立採算制を堅持い……
○關谷勝利君 ただいま議題となりました船舶運営会の船員の給與基準の設定及び船舶運営会の役職員に対する特別手当の支給に関する法律案について、運輸委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本法案は、五月十四日政府より提案理由の説明を聽取し、これを愼重審議したのであります。本法案の趣旨並びに内容を簡單に申し上げますと、從來船舶運営会の船員の給與基準は官廳職員の給與基準とある程度の格差があつたのですが、本年度政府関係機関の予算総則におきまして、船舶運営会從業員の給與は公務員の給與の格付にのつとつて定めることと規定されましたので、船員の給與基準を、政府職員の新給與実施に関する法律に定め……
○關谷勝利君 ただいま議題となりました二法案につきまして御報告を申し上げます。 まず海上運送法案につき運輸委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本法案の趣旨を簡單に申し上げますと、從來海上運送並びに海上運送事業に対しましては統一的な基本法規がなく、断片的な臨時法規の運用あるいは実際上の行政指導によつて來た実情であります。しかしながら、現在におきましては、すべての行政は法律の根拠の上に行わなければなりませんので、海上運送並びに海上運送事業を規律する統一的な基本法を制定しようとするのであります。 本法案の内容のおもなる点を申し上げますると、第一に、定期航路事業を営もうとす……
○關谷勝利君 田中君にお答えいたします。提案者といたしましては、この法案を撤回する意思はありません。(拍手)
○關谷勝利君 私は、ただいま議題と相なりました国有鉄道運賃法の一部改正法律案に対しまして、賛成の討論を試みるものであります。(拍手) 本法案は、原価計算の点から申しましても、国有鉄道の独立採算制の立場から申しましても、また海陸運賃調整の立場から申しましても、当然のことであると存ずるのであります。すなわち原価計算におきましては、日本国有鉄道は、その経費に対しまする收入率はわずかに四九%でありまして、経費に対する半額以下にとどめられておつたのでありまして、国鉄がこれを企業体として経営いたしまする以上、当然の値上げであると存ずるのであります。なおまた、今二十四年度におきまして予想いたされますところ……
○關谷勝利君 ただいま議題となりました、地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き、海上保安監部及び海上保安部の設置に関し承認を求める件について、運輸委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本件は、海上保安庁法の一部を改正する法律案の施行に伴いまして、管区海上保安本部の事務の一部を分掌させるため、海上保安監部を大阪市に、海上保安部を函館市外三十八箇所に設置する必要がありますので、これについて国会の承認を求められたものであります。 本件は、四月二十七日、本委員会に付託され、四月三十日、政府より提案理由の説明を聴取し、質疑、討論を省略し、ただちに採決の結果、起立多数をもつて本件……
○政府委員(關谷勝利君) ただいま四国、淡路総合開発並びに本土連絡路線建設促進に関する決議案が可決されましたが、運輸当局といたしましても、国土開発の実施には交通施設の整備が最も急務であると考えます。御決議の趣旨にかんがみまして、具体的方策については、とくと調査研究を進めて参りたいと存じます。(拍手)
○政府委員(關谷勝利君) ただいま御決議に相なりました鉄道新線建設並びに鉄道電化に関しましての御趣旨は、まつたく同感であります。運輸当局といたしましても十分に調査研究を進めておるのでありまして、早急に実現をいたすべく努力いたしたいと存じます。(拍手)
○政府委員(關谷勝利君) 最近における国際情勢の緊迫化に伴い、世界的に船腹不足は著しくなつておりまして、従前のごとく貿易物資の大部分を外国船に依存することは、きわめて困難な事態となるに至つたのであります。過去、政府におきましても、日本海運の国民経済に占める重要性に照しまして、鋭意外航大型船の整備充実に努めて参つたのでありまするが、いまだに国際船級を取得いたしておりまする船舶は百四隻、約六十万総トンを保有しているにすぎない状態であります。このような船腹をもつてしては、とうてい国民経済の維持発展に必要な食糧及び工業用原材料の輸入確保は期待し得ないのであります。政府は、このような情勢の変化にかんがみ……
○關谷勝利君 ただいま議題となりました昭和二十六年十月の台風による木船災害の復旧資金の融通に関する特別措置法案について、運輸委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず本法案の趣旨並びに内容を簡單に御説明いたします。昨年十月に襲つたルース台風は、木船にも甚大なる被害を與えたのでありますが、御承知の通り、木船はわが国内輸送にきわめて重要なる役割を果しつつあるのでありまして、これが復旧の成否は、わが国産業の復興に影響するところ少くないのであります。よつて、木船災害の復旧に要する資金の融資の円滑化をはかり、もつてこれが復旧を促進しようとするのがこの法案の目的でありまして、その内容……
○關谷勝利君 私は、ただいま上程いたされております国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案に対しまして、自由党を代表いたしまして賛成の討論を行うものであります。(拍手) 独立採算制を堅持いたしておりまする国有鉄道が、従業員の賃金の値上げ、石炭代、電力料金等の高騰によりまするところの赤字を補填いたしまするために、最小限度の運賃の値上げをいたしますることは、やむを得ざることでありまして、当然といわなければならないのであります。(拍手)野党の諸君は、一方におきましては賃金の値上げを叫びながら、一方におきましては、その賃金値上げを可能ならしむるための運賃値上げに反対をいたしておるのでありまして、首尾一貫……
○關谷勝利君 ただいま議題となりました日本航空株式会社法案、海事代理士法の一部を改正する法律案及び海上衝突予防法案について、運輸委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、日本航空株式会社法案について申し上げます。 本法案は、わが国の航空事業は敗戦の結果まつたく壊滅に帰し、その再建並びに今後の発展を民間資本のみに依頼することは事業の特殊性から見てきわめて困難であるのにかんがみまして、国際路線及び国内幹線における定期航空運送事業と、これに附帯する事業を経営することを目的とする株式会社を設立し、これに政府出資その他必要な助成をしようとするものであります。 本法律案は、張る……
○關谷勝利君 ただいま上程せられました自由民主党、日本社会党及び民主社会党共同提案にかかる近畿圏整備に関する決議案につきまして、その趣旨弁明を行ないたいと存じます。 まず、決議案の案文を朗読いたします。 近畿圏整備に関する決議案 近畿は、西日本経済の中枢であり、広くわが国産業活動の枢要な一翼をになつて、経済の進展にきわめて大きな役割を演じている。ことに、これが中核たる阪神工業地帯は、近年来、わが国経済の伸長発展と共に、ますますその重要性を加えているが、反面において、産業人口の過度の集中傾向を助長し、いわゆる過大都市的様相を醸成するにいたり、首都東京と相並んで、交通、用水、市街地整備……
○關谷勝利君 ただいま議題となりました二法案につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 総理府設置法の一部を改正する法律案は、総理府の附属機関である家庭生活問題審議会の設置期限を一カ年延長すること、すでに設置期限を経過しておる建国記念日審議会に関する規定を整理しようとするもので、去る三月十八日本委員会に付託され、二十三日、政府より提案理由の説明を聴取し、質疑を終了、討論もなく、直ちに採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、内閣提出第三号、文部省設置法の一部を改正する法律案は、昭和四十一年度以前に国立学校に新設または拡……
○關谷勝利君 ただいま議題となりました二法案につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、二法案の要旨について申し上げますと、 外務省設置法の一部を改正する法律案は、 第一は、最近外交問題はますます複雑多岐にわたって処理すべき案件が急増しておりますので、この円滑な処理をはかるため外務審議官一人を増置することとすることであります。 第二は、各地域局で処理していた政務以外の在留邦人の保護関係事務を大臣官房で一括して処理することとし、また、従来中南米・移住局で処理していた海外における邦人の身分関係事務並びに旅券及び査証関係事務も、大臣官房で処理することとす……
○關谷勝利君 ただいま議題となりました通商産業省設置法の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案の要旨は、第一に、企業局の産業立地部の名称を立地公害部に改めること、第二に、重油ボイラー規制審議会の規定を整理すること、第三に、特許庁に審査第五部を新設するほか、職員の定員を本省において十六人、特許庁において六十七人、計八十三人増員すること等であります。 本案は、三月十八日本委員会に付託、五月九日政府より提案理由の説明を聴取し、慎重審議を行ない、二十三日、質疑を終了、討論もなく、直ちに採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきも……
○關谷勝利君 ただいま議題となりました四法案につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、運輸省設置法の一部を改正する法律案について申し上げます。 本案の要旨は、 第一に、航空局に飛行場部を新設すること 第二に、本省の附属機関として、電子航法研究所及び航空保安職員研修所を新設すること 第三に、本省の地方支分部局として、東京及び大阪に地方航空局を新設すること 第四に、地方航空局の事務の一部を分掌する機関として、空港事務所その他の地方機関を置くこと その他定員を百二十七人増員すること等であります。 本案は、三月二十三日本委員会に付託、五月九日政府……
○關谷勝利君 ただいま議題となりました二法案につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げ直す。 まず、建設省設置法の一部を改正する法律案について申し上げます。 本案の要旨は、日本道路公団監理官の定数二人を一人に改めるとともに、首都高速道路公団監理官及び阪神高速道路公団監理官を廃止して、新たに都市高速道路公団監理官一人を置くこと、中国地方建設局に新たに用地部を置くこと等であります。 本案は、三月十八日本委員会に付託、五月九日政府より提案理由の説明を聴取し、慎重審議を行ない、六月一日、質疑を終了いたしましたところ、細田委員外三名より、施行期日を「公布の日」に改める旨の……
○關谷勝利君 ただいま議題となりました三法案につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、農林省設置法の一部を改正する法律案について申し上げます。 本案の要旨は、食糧庁に次長一人を置くこと、水産庁の附属機関として遠洋水産研究所及び南西海区水産研究所を設置し、南海区水産研究所及び内海区水産研究所を廃止すること等であります。 本案は、三月十八日本委員会に付託、五月九日政府より提案理由の説明を聴取し、慎重審議を行ない、六月八日、質疑を終了いたしましたところ、細田委員外三名より、施行期日を「公布の日」に改める旨の修正案が提出され、趣旨説明の後、討論もなぐ、採決……
○關谷勝利君 ただいま議題となりました大蔵省設置法の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案の要旨は、 第一に、国際金融局に次長一人を置くこと 第二に、税関の業務部及び鑑査部を廃止し、輸出部及び輸入部を設置すること 第三に、東京国税局に調査第三部を設置すること 第四に、理財局及び国有財産局の所掌事務の一部を国際金融局に移管すること等であります。 本案は、四月三日本委員会に付託、五月九日政府より提案理由の説明を聴取し、慎重審議を行ない、六月十三日、質疑を終了、討論もなく、直ちに採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべ……
○關谷勝利君 ただいま議題となりました自治省設置法の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案の要旨は、地方公務員に関する制度の企画、立案を、明確な責任体制と専門的機構によって行ない、地方公共団体の近代的人事行政確保のための協力体制を一そう充実するため、行政局に公務員部を設置するとともに、自治省の職員の定員を十四人増員しようとするものであります。 本案は、三月十八日本委員会に付託、五月九日政府より提案理由の説明を聴取し、慎重審議を行ない、六月二十日、質疑を終了、討論に入りましたところ、日本社会党を代表して大出委員より反対の意見が述べ……
○關谷勝利君 ただいま議題となりました許可、認可等の整理に関する法律案につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、臨時行政調査会の許認可等の改革に関する答申の趣旨にかんがみ、行政の簡素化及び合理化を促進するため、各行政機関を通じて合計二十、関係法律二十八の許可、認可等の整理を行なおうとするものであります。 本案は、五月二十四日本委員会に付託、六月十三日政府より提案理由の説明を聴取し、慎重審議を行ない、六月二十七日質疑を終了し、本二十九日、討論もなく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます……
○關谷勝利君 ただいま議題となりました恩給法等の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、昨年十一月の恩給審議会の中間答申を尊重するとともに、老齢者、遺族たる妻子及び公務傷病者に重点を置き、恩給年額の増額等を行なおうとするもので、その要旨は、恩給扶助料の年額を一〇%ないし二八・五%増額すること、七十歳以上の者の加算恩給を、最短恩給年限に相当する額とすること、増加恩給の特別加給の年額を三万六千円に増額すること、旧外地官公署職員から琉球諸島民政府職員となった者の在職年の通算を行なうこと、特例扶助料の支給要件を緩和すること、在職十二年以……
○關谷勝利君 ただいま議題となりました二法案につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案は、陸海空を通じて自衛官を合計四千二百七十八人、自衛官以外の職員を五十三人、予備自衛官を六千人、それぞれ増員することとするほか、第七航空団司令部を埼玉県の入間基地から茨城県の百里基地に移すこと等を内容とするもので、六月九日本会議において趣旨説明が行なわれ、同日本委員会に付託、六月十三日に提案理由の説明を聴取したのであります。 次に、防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案は、予備自衛官手当の月額を五百円増額して千五百円に改めよう……
○關谷勝利君 ただいま議題となりました引揚者等に対する特別交付金の支給に関する法律案につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案の要旨は、在外財産問題の最終的解決をはかるため、外地に終戦時まで一年以上引き続き生活の本拠を有し、かつ終戦に伴うやむを得ない理由により引き揚げた者等で、所定の要件に該当する者に対し、終戦時等の年齢区分に応じ、引き揚げ者本人にあっては二万円ないし十六万円を、本人または引き揚げ前死亡者の遺族にあってはその七割を、また、八年以上の長期居住者またはその遺族に対しては、これに一万円または七千円を加算した額を特別交付金として、十年以内に償還す……
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