瀬戸山三男衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○瀬戸山三男君 私は、自由党を代表しまして、ただいま議題になつております住宅金融公庫法案の修正集に対し簡単に賛成の意を表します。 ただいま共産党の砂間君から、自由党並びにその支持する吉田内閣は住宅対策に対してきわめて冷淡である、しかもなつておらぬ、かように申されましたけれども、私の考え方では、現吉田内閣並びに自由党ぐらい住宅対策に真剣に対処しておるものは日本の政治史以来初めてのことであります。先ほど砂間君からいろいろの御批評もありましたけれども、大体見方が違つておるのであります。右と言えば左と申し、白と言えば黒と申されるのが商売でありますけれども、しかし、それでは法律は成立たない。 現在御……
○瀬戸山三男君 私は、自由党を代表いたしまして、ただいま議題となりました公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法案につきまして賛成の意見を表明するものであります。 諸君御承知の通り、わが国は、地勢及び気象の関係からいたしまして台風その他によりますところの天然災害がきわめて多く、ことに終戦後におきましては連年甚大なる被害を受けまして、さなきだに乏しい国土資源に莫大なる損害をこうむり、政府といわず、地方公共団体といわず、これが復旧並びに防除については並々ならぬ苦労と努力を続けておるのであります。わが自由党及び現吉田内閣といたしましては、深くこの点に思いをいたしまして、これら災害の復旧はもちろん、さら……
○瀬戸山三男君 ただいま議題となりました、淺利三朗君外二十五名提出、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。 まず本法案の趣旨について申し上げます。本法案は昨年第十国会において制定され、災害復旧事業費に対する国の負担について一応の原則はきまつたのでありますが、法施行の状況にかんがみ、次の二点を改正せんとするものであります。 すなわち、第一は、現行法におきましては、災害にかかつた施設を原形に復旧することが著しく困難または不適当な場合において、これにかわるべき必要な施設をすることは当然災害復旧事業で……
○瀬戸山三男君 ただいま議題となりました産業労働者住宅資金融通法案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告いたします。 まず、提案の理由及び法案の要旨を申し上げます。現在の住宅難はきわめて深刻でありますが、特にわが国再建の原動力となつている勤労者においては、さらに緊迫いたしておりまして、勤労能率に対しても重大な影響を与えている状況であります。住宅供給に関しましては、すでに公営住宅法及び住宅金融公庫法が公布されておりますが、さらに今回本法を制定して、産業労働者の住宅を建設する事業者等に対し長期低利資金を融通し、もつてその建設を促進せんとするものであります。 本法案は張る六……
○瀬戸山三男君 ただいま議題となりました建設業法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し院げます。 まず、本法案の提案の理由並びに内容について申し上げます。 建設工事の適正な施行を確保し、もつ建設業の健全な発達に資するため、昭和二十四年法律第百号をもつて建設業法が制定され、ほぼ所期の成果を並めて今日に至つているのでありますが、施行以来四箇年にわたる経験に弘んがみ、なお若干の改正を加える必要を生じたのでありまして、以下本改正案の主要な点につきまして御説明申し上げます。 まず第一に、現行法におきましては、板金工事外八種類の工事については、それのみ……
○瀬戸山三男君 ただいま議題となりました日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の実施に伴う土地等の使用及び漁船の操業制限等に関する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、本法律案の提案の理由並びにその概要について申し述べます。 本法律案は、国連軍協定の効力発生の際、国際連合の軍隊が現に使用している土地等を、同協定の効力発生の日の後なお引続いて国際連合の軍隊の用に供するため必要がある場合には、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法の規定と同様に、土地を使用しまたは……
○瀬戸山三男君 ただいま議題となりました北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、法案の提案理由とその内容について申し上げますと、住宅金融公庫は今年度より住宅の増築に対する融資を行うことになったのでありますが、北海道の区域内において公庫が貸付をすることのできる住宅は、現行の北海道防寒住宅建設等促進法の規定によりますると、防寒住宅であって、しかも簡易耐火構造または耐火構造の住宅に限定されているのであります。従って、北海道においては、既存の木造または防火構造の住宅について増築を行う場合も、その増築にかかる部分……
○瀬戸山三男君 ただいま議題となりました東北興業株式会社法の一部を改正する法律案及び特殊土じよう(、、、)地帯災害防除及び振興臨時措置法の一部を改正する法律案の両案について、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、東北興業株式会社法の一部を改正する法律案について申し上げます。 本法律案は、東北地方の振興をはかるため同地方の殖産興業を目的として設立された東北興業株式会社の使命を一そう積極的に遂行させるため、同会社の発行する東北興業債券の元利の支払いについて政府が保証できるよう、必要な改正を行わんとするものであります。 本法律案は、去る二月十一日本委員会に付託され……
○瀬戸山三男君 ただいま議題となりました都市公園法案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 従来、営造物である公園に関する法制といたしましては、明治六年太政官布告第十六号のほかは、わずかに都市計画法及び都市区画整理法にその建設に関する規定が散在する程度でありましたので、ここに都市公園の設置及び管理に関する基準等を定めて、都市公園の健全なる発達をはかり、もって公共の福祉の増進に寄与せんとするのが、本法案の趣旨であります。 本法案は参議院先議でございますので、去る三月十四日予備審査のため本委員会に予備付託され、同月三十日に本付託となったものでありますが、審査……
○瀬戸山三男君 ただいま議題となりました首都高速道路公団法案及び首都圏の既成市街地における工業等の制限に関する法律案の両案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 初めに、首都高速道路公団法案について申し上げます。 まず本法律案の要旨でありますが、最近の首都における自動車交通量の激増はまことに目ざましく、これをこのまま放置するならば、近い将来において首都の交通は全く麻痺状態に陥ることが憂慮されており、その対策といたしまして、首都における自動車専用道路の建設及び管理に専念する事業体として新たに首都高速道路公団を設立し、これに政府資金のほか関係地方公共団体から……
○瀬戸山三男君 ただいま議題となりました裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案、検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案及び不動産登記法の一部を改正する等の法律案につきまして、委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、裁判官の報酬及び検察官の俸給に関する改正法案について申し上げます。 御承知のように、政府は、人事院勧告の趣旨にかんがみ、一般の政府職員の給与の改訂を行なうこととし、今国会に一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を提出しておりますが、この裁判官の報酬及び検察官の俸給に関する両法案は、一般政府職員の給与の改訂の線に沿って、裁判……
○瀬戸山三男君 ただいま議題となりました裁判所職員定員法の一部を改正する法律案につきまして、委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、第一審充実強化方策の一環として、特に裁判官の負担が過重となっている地方裁判所の判事の員数を五十人増加するとともに、簡易裁判所判事を三十人減員しようとするものであります。また、近年、少年の保護事件が急増の傾向にある等の実情にかんがみまして、これら事件の処理をつかさどる家庭裁判所調査官を二十名増員する等、裁判官以外の裁判所職員の定員をも改正しようとするものであります。 本案は、二月八日当委員会に付託せられ、三月十五日すべての質疑を終了し、……
○瀬戸山三男君 ただいま議題となりました刑法の一部を改正する法律案につきまして、法務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 近年、正常な権限なくして他人の土地を占拠して建物を建てるなどの行為、すなわち、不動産の不法侵奪がしきりに各方面において問題とされておりますが、この種行為は、終戦直後の社会的混乱期から社会秩序の平常に復した現在に至るまで、その跡を断たない実情にあります。このような事態を放任しておきますと、不動産の安全な利用に対する国民の不安感を強め、ひいては国民一般の順法精神にも悪影響を与えることとなりますので、ここに刑法の一部を改正し、新たに不動産侵奪罪及び境界毀損罪……
○瀬戸山三男君 ただいま議題となりました、公共施設の整備に関連する市街地の改造に関する法律案、及び、防災建築街区造成法案の両案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、公共施設の整備に関連する市街地の改造に関する法律案について申し上げます。 本法案の目的は、街路等の拡幅等の事業を実施するにあたり、その付近地並びにその上に密集する建築物もあわせ買収または収用し、街路等の整備と同時に建築物を取り払い、この清掃された土地に不燃高層建築物を建設し て、用地の確保と宅地の高度利用をはかろうとするもので、都市計画事業として施行しようとするものでありま す。 こ……
○国務大臣(瀬戸山三男君) 私に対しましては、昭和四十年度の公共事業費等一割留保を宣言しながら、さらにこれを解除した、したがって、この地方公共団体等の四十年度の予算執行がうまくいくかというお話でありますが、御心配は要りませんということを申し上げておきます。 それから、物価対策の中で、地価対策の問題をお取り上げになりました。地価問題は、御承知のとおり、国民あげて釈然たらざるものがあります。今日まで政府といたしましてもいろいろな角度からこの地価の高騰に対する対策をやってまいりましたが、あまり実効が伴っておらないという実情であります。昭和三十年を基点として、現在約七倍の高騰を示しております。一般物……
○国務大臣(瀬戸山三男君) 災害に関係いたしましてお尋ねがありましたから、お答えいたします。 まず、災害復旧は、原形復旧でなくて、改良復旧にすべきじゃないか、お説のとおりであります。もちろん、公共土木施設の災害復旧事業費公庫負担法では、災害復旧は原形復旧ということに一応書いてあります。そういうことで、当時はその字句にとらわれて論争されましたが、再度災害を防ぐというのが治水の大本であります。その負担法にも、御承知のとおり、不適当なる場合には改良復旧すべきであるということが示されております。と同時に、災害基本法には、再度災害が起こらないことを旨として災害復旧すべきであるということが示されておるの……
○国務大臣(瀬戸山三男君) 住宅建設計画法案について、その趣旨を御説明申し上げます。 およそ住宅は国民生活の基盤をなすものでありまして、住生活の安定なくしては、円満な家庭生活はもちろん、十分な社会活動を行なうことも望めませんが、近年著しく改善された衣や食に比べ、住宅事情は、はなはだしい立ちおくれを示していることは御承知のとおりであります。もとより、政府は、従来から住宅問題の解決に真剣に取り組んでまいったのでありますが、著しい人口の都市集中、世帯の細分化等により、住宅需要は増大の一途をたどり、依然として住宅難が解消されるに至っていないのが現状であります。 このような現状にかんがみ、政府としま……
○国務大臣(瀬戸山三男君) 国土開発縦貫自動車道建設法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。 国民経済の均衡ある発展を期し、国土の普遍的開発をはかるためには、その基盤となる交通輸送施設の整備拡充、とりわけ近代的な高速自動車道路網の全国的な整備が必要であることは多言を要しないところであります。 政府におきましては、国土開発縦貫自動車道建設法制定以来、鋭意その建設につとめてきたのでありまして、昨年名神高速道路の全線開通を見、引き続き中央自動車道及び東名自動車道の建設を推進いたしているところでありますが、近年急速な発展を遂げつつある自動車交通の実情から見て、さらに飛躍的に……
○国務大臣(瀬戸山三男君) 自動車の激増と都市交通の問題をお尋ねであります。 これは、根本的には地域開発と都市交通の問題、両面立てで解決すべきものであろうと思います。私どもはおおむね昭和五十五年を目途として、全国計画で進めておるわけでありますが、東京、大阪あるいは名古屋等の大都市については、それとあわせて計画を進めております。 ここで一番問題になるのは、率直に申し上げますが、これは資金の問題でもないし、あるいは計画の問題でもなくて、やはり地域社会をお互いによくするんだという、このお互い国民の協力が大前提になるものであると思います。よろしく御協力を願いたいと思います。(拍手)
○国務大臣(瀬戸山三男君) おおむね答えは済んだようでありますけれども、この万国博を成功させますについては、この会場の設備を考えることは当然でありますけれども、私ども今後一番努力をし、注意をしなければならないところは、おおむね三千万の人が期間内に出入りするであろう、こういう想定のもとに、運輸、交通、そういう問題をよく解決しなければならないと思います。したがって、現在大阪空港あるいは高速道路、阪神道路、いろいろありますけれども、これだけでは足りませんから、こういうものを整備すると同時に、大阪から会場に至る地下鉄、御堂筋の延長あるいは千里丘に対する阪急電鉄の延長、その他あの地帯の環境整備をよくしな……
○国務大臣(瀬戸山三男君) 土地収用法の一部を改正する法律案及び同法施行法案について、その趣旨を御説明申し上げます。 近年の地価高騰の実情にかんがみ、政府は総合的な地価対策を逐次実施しつつありますが、その一環として、公共事業のための用地取得制度の改善をはかる必要があります。すなわち、公共事業における用地費は、事業費のうち大きな割合を占め、しかも年々増加の一途をたどっておりますが、公共事業のために値上がりしたいわゆる開発利益を含む土地価格で用地を買収することは、公共事業の施行が国民全体の負担において行なわれているものだけに、きわめて不合理であり、何らかの改善措置が早急に講ぜられる必要があります……
○国務大臣(瀬戸山三男君) 第一は、古都保存法が実施されてから、特に鎌倉等においては資本家等が大切なところをスプロールする傾向がある、こういう御心配でありまして、私どももそれを心配いたしております。そこで、法律が国会で成立いたしました直後、すみやかに四月十五日にこの法律を施行いたしました。これは、御承知のとおり、審議会等の審議を要しますので、四月二十二日に第一回の審議会を開きまして、今月の三十日に第二回の審議会を開いて指定地区をきめたいと思っております。と同時に、指定いたしました地域の行為の制限基準等をすみやかにきめたいと思っております。それにいたしましても、御承知のような弊害が出るおそれがあ……
○国務大臣(瀬戸山三男君) 広域行政の大きな要素は、あるいは道路、河川等、いわゆる建設行政の関係が多いのじゃないか、そういうものは当然に広域的にあるいは全国的な視野でやるべきものであって、必ずしも府県の合併ということは必要でないのじゃないか、あるいは弊害があるのじゃないか、こういうようなお尋ねでありますが、もとより、建設行政は、全国的に見まして、なお広域的な見地でやらなければなりません。けれども、この特例法は、御承知のとおりに、あるいは自然的に経済的に、あるいは社会的に、一体的に発展をする、また将来発展すべき可能性がある、こういうところを自主的に合併する特例を設けておこう、こういうことでありま……
○国務大臣(瀬戸山三男君) 災害の報告をいたしますにあたりまして、新潟地方その他東北地域における被災地の皆さんに対しまして、心から御同情、お見舞いを申し上げる次第であります。(拍手) 今回の新潟地方の災害は、梅雨前線の北上に伴う局地的集中豪雨によるものでありまして、雨量は五百ミリメートルにも及び、特に新潟県下の新発田市、岩船郡、北蒲原郡及び佐渡地方に激甚な被害を発生させたものであります。 現在までに判明している被災状況は、死者、行くえ不明三名、負傷者四名、家屋の全半壊、流失九十三棟、浸水家屋二万五千二百三棟、農地の流失、埋没千四百九十九ヘクタール、農地冠水三方九十五ヘクタール、道路の損壊三……
○瀬戸山三男君 ただいま議題となりました昭和四十六年度一般会計補正予算(第1号)、特別会計補正予算(特第1号)、及び政府関係機関補正予算(機第1号)の三案につきまして、予算委員会における審議の経過及び結果を御報告申し上げます。 この補正予算三案は、去る十月十人目に予算委員会に付託され、二十三日に政府より提案理由の説明を聴取し、二十五日より質疑に入り、本日質疑終了後、討論、採決をいたしたものであります。 まず、補正予算の概要を簡単に申し上げます。 一般会計は、歳入歳出ともそれぞれ二千四百四十七億円を追加するものでありまして、歳出におきましては、公共投資、公務員給与改善費、その他合わせて総額……
○瀬戸山三男君 ただいま議題となりました昭和四十七年度一般会計暫定予算外二案につきまして、予算委員会における審議の経過及び結果を御報告申し上げます。 この暫定予算三案は、昭和四十七年度総予算の年度内成立が困難なことをおもんぱかって、昭和四十七年四月の一カ月間の分について作成されたものでありまして、三月二十八日予算委員会に付託され、本日政府から提案理由の説明を聴取し、質疑を行なった後、採決をいたしたものであります。 一般会計暫定予算の歳出は一兆一千十七億円でありまして、生活扶助基準及び失対賃金の引き上げ、大学比の増募等、教育及び社会政策上放置することができないものを除きましては、新規施策にか……
○瀬戸山三男君 ただいま議題となりました昭和四十七年度一般会計予算外二案につきまして、予算委員会における審議の経過及び結果を御報告申し上げます。 本予算三案は、去る一月二十八日予算委員会に付託され、二月四日政府から提案理由の説明を聴取し、即日質疑に入りましたが、八日午後から二十五日まで防衛関係予算と四次防との関係をめぐって紛糾し、審議が中断され、その後も台湾の帰属問題、沖繩軍用地復元補償費の日米間折衝の経緯等をめぐって審議はしばしば停滞しましたが、この間、分科会、公聴会を含め、前後二十九日間委員各位の熱心な審議が行なわれ、本日、討論採決をいたしたものであります。 予算案の内容につきましては……
○瀬戸山三男君 ただいま、私ども四名の議員が、本院在職二十五年に及びましたことに対し、御丁重なる表彰の御決議を賜わりました。まことに光栄に存じ、感謝にたえません。(拍手)ここに、表彰を受けました私ども一同を代表して、一言お礼を申し上げます。 今日のこの栄誉は、ひとえに先輩、同僚各位並びに選挙区の皆さまの御指導、御鞭撻のおかげでありまして、心から感謝申し上げるものであります。 特に、私の場合、出身県であります宮崎県でも、議会制度開設以来多数の先輩各位が国政に参加されましたが、このたび、私が初めて永年在職の議員としての栄誉をになうことになりましたことは、感激ひとしおなるものを覚えるものでありま……
○国務大臣(瀬戸山三男君) ただいま井上さんから、今回の成田空港襲撃事件のあの状況を見て、ほとんどの国民は釈然としないものがあるとこうおっしゃいました。私自身もそうでございます。 あの日、テレビあるいはその他のもので見聞をいたしまして、あれではならないと思います。私は、行政府の一員として、きわめて残念であり、また大きな責任を感じております。申しわけない事態であると思っております。 そこで、わが国は、憲法その他で、いわゆる平和で安全で自由な国民生活ができるようにと、こういういわゆる法治国家を定めておるわけでございます。行政府は、国民の負託を受けてそれを守らなければならない立場にあります。しか……
○国務大臣(瀬戸山三男君) 裁判の迅速化についてのお尋ねであります。 申し上げるまでもないことでございますが、法治国家においては、争われる場合は裁判によって決着をつける、速やかに結論を出すというのが、法治国家の最終目標でございます。それによって法治国家が円満に維持されるものと確信をいたしております。そういうことでございますから、政府といたしましては、裁判が進捗するように各般の行政的な協力をいたしておるのはそのためでございます。なお、刑事裁判においてはできるだけ速やかに罪の黒白を定め、責任の所在を明らかにするということが刑事裁判の最大の目標でございます。 ところが、お尋ねの、最近におけるいわ……
○国務大臣(瀬戸山三男君) 刑事事件の公判の開廷についての暫定的特例を定める法律案について、その趣旨を御説明いたします。 現行刑事訴訟法第二百八十九条は、「死刑又は無期若しくは長期三年を超える懲役若しくは禁錮にあたる事件」に関する公判は弁護人がなければ開廷することができないこととしておりますが、最近、一部過激派関係等のこの種事件において、弁護人が、被告人と意思を同じくして、いわゆる法廷闘争戦術として、正当な理由がなく公判期日に出頭せず、裁判長の許可を受けないで退廷し、あるいは法廷の秩序を乱して裁判長から退廷を命ぜられ、さらには、訴訟を遅延させる目的で辞任するなどしたため、当該公判期日に予定さ……
○国務大臣(瀬戸山三男君) 私に対する御質問は二つありました。 一つは、現在言われておりますように、まさに青少年の受験地獄みたいなことを言われておりますが、非常に私自身が心配しておりますが、いわゆる共通一次試験は、河野さん御存じのとおり、もう五回目が実施されました。それ相当の成果が上がっておるといいますけれども、しかし、現状を見ますると、もう少し五教科七科目というのを減らしたらどうかとか、あるいは一月の中旬というのは高校の三学期の勉強に支障があるからもう少し繰り下げたらどうかとか、あるいはさっきお話しのように、もう少し受験科目をアラカルト式に選択させたらどうかとか、いろいろな意見が出ておるこ……
○国務大臣(瀬戸山三男君) 小川さんの御質問にお答えいたします。 学校給食で米飯給食を拡充する必要があるという小川さんの御意見、全く同感であります。五十一年度から実施しておるわけでございますが、目標を大体週二回、こういうことにして努力をしてまいりましたが、昭和五十七年五月でおおむねその目標に達したという現状でございます。 今後は、仰せのとおり週三回実施することを目標にして、六十年代の初期にはぜひこれを実現したい、こういうことで努力をしてまいりたい、かように考えております。(拍手)
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