宮沢胤勇衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○宮澤胤勇君 主文 池田国務大臣不信任決議案 衆議院は、国務大臣池田勇人君を信任せず。 右決議する。 理由 池田通商産業大臣は、昨二十七日の本会議議場において大蔵大臣当時の放言を繰返して再び経済安定のためには中小企業者の五人や十人が思い余つて自殺するも止むを得ないとの非人道的な暴言を敢えてした。このことは現下の重大なる経済情勢にかんがみ、特に中小企業を育成すべき経済行政の担当者としての責任を解せざるのみならず、通商産業大臣としても適格性を欠くものである。 よつて本院は、池田国務大臣の退陣を求むるため本決議案を提出するものである。 野党各派共同提案に基く池田通商産業大……
○宮澤胤勇君 ただいま議題となりました海上保安庁法の一部を改正する法律案について、内閣委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 海上保安庁においては、職員の教育機関として、呉市に海上保安大学校及び海上保安訓練所、舞鶴市に海上保安学校を設置し、海上保安大学校においては幹部職員の養成を、海上保安学校においては中堅職員に対する専門教育を、海上保安訓練所においては船舶の下級乗組員の養成をそれぞれ実施して参りましたが、今回、行政機構簡素化の一環といたしまして海上保安訓練所を廃止し、かわりに海上保安学校に普通科を設け、もって下級乗組員の養成に当らしめようとするのが、本法案の骨子であります……
○宮澤胤勇君 ただいま議題となりました九つの法律案につきまして、内閣委員会における審議の経過並びに結果を簡単に御報告申し上げます。 まず各法律案の要旨について申し上げますれば、厚生省設置法の一部を改正する法律案におきましては、国民栄養の向上をはかるため、国立栄養研究所の所掌事務を拡充いたしまして、食品の栄養効果につき委託試験を行い得ることとすること、看護婦確保のため国立療養所に看護婦及び準看護婦の養成所を付属設置すること、引き揚げ援護及び復員関係事務の減少に伴いまして援護所及び舞鶴地方復員部を廃止いたすこと等であります。 次に総理府設置法の一部を改正する法律案におきましては、航空技術の向上……
○宮澤胤勇君 ただいま議題となりました二つの法律案につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果を簡単に御報告申し上げます。 まず、会計検査院法の一部を改正する法律案について申し上げます。 改正の第一は、検査事務量の増加に伴い、一局を増設して検査機能を強化すること、第二は、現行の会計検査院法は昭和二十二年四月に制定せられたものでありますが、その後制定されました国家公務員法の規定に準拠して、事務総局職員の任免、進退に関する規定を整備することであります。第三は、日本専売公社、日本国有鉄道及び日本電信電話公社の適正な会計経理を確保するため、これら公社に対する検査権限を拡張することでありまし……
○宮澤胤勇君 ただいま議題となりました郵政省設置法の一部を改正する法律案について、委員会の審議の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、ビルマ連邦等との賠償関係事務の増加に伴いまして、郵政省の権限のうちに賠償及び国際協力に関する事務を行うことを新たに加え、これらの事務を大臣官房において所掌せしめようとするものであります。 本案は六月二十日本委員会に付託されましたが、委員会におきましては、直ちに政府の説明を聞き、質疑を行い、六月二十八日討論を省略して採決の結果、全会一致をもって原案の通り可決いたしました。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
○宮澤胤勇君 ただいま議題となりました通商産業省設置法の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会における審議の経過並びに結果を簡単に御報告申し上げます。 改正の第一点は、通商局における所掌事務の増加にかんがみまして、同局に次長一名を増加いたそうとすることであります。第二点は、国際的供給不足物資等の需給調整に関する臨時措置に関する法律が去る四月一日から効力を失ったことに伴いまして、同省の権限規定から関係条文を削除いたしますとともに、すでに存置の必要がなくなりました物資需給調整審議会及び電気自動車充電技術者資格検定審議会を廃止いたそうとすることであります。 本案は、七月五日本委員会に付託さ……
○宮澤胤勇君 ただいま議題となりました三つの法律案につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果を簡単に御報告申し上げます。 まず、防衛庁設置法の一部を改正する法律案について申し上げます。 本案は、現下の情勢に対処しまして、防衛力を整備充実するため、自衛官二万七千六百五十四人、自衛官以外の職員三千六百十八人、計三万一千二百七十二人を増加して、防衛庁の職員の定員を十九万五千八百十人とし、このうち自衛官の定数を十七万九千七百六十九人に改めようとするのがその骨子であります。しかして、陸上自衛官二万人の増員の大半は、新たに設置されまする西部方面隊及び二つの混成団等に充てる要員であります。海上……
○宮澤胤勇君 ただいま議題となりました国防会議の、構成等に関する法律案について、内閣委員会における審査の経過並びに結果を簡単に御報告申し上げます。 本案は、六月二日本会議に上程せられ、質疑が行なわれた上で当委員会に付託された関係もありますので、法案の内容について申し上げることは、重複を避ける意味でこれを省略することにいたしたいと存じます。何とぞ御了承を願います。 六月十六日政府の説明を聞き、直ちに質疑に入り、翌十七日及び二十七日の三日間にわたって鳩山首相及び関係大臣に質疑を重ね、さらに七月二十二日より質疑を続行し、二十五日には公聴会を開くなど、慎重に審査を行なったのであります。これらの詳細……
○宮澤胤勇君 ただいま議題となりました社会党提案の鳩山内閣不信任案に対し、私は、ここに、自由民主党を代表いたしまして反対の見解を述べんとするものであります。(拍手) 内閣不信任案は、内閣の総辞職または衆議院の解散という政局に重大なる変化をもたらすべきものでありまして、たといそれが数において本議場において葬り去られるとしても、本案がここに提出せられました政治的の意味はきわめて重大なるものがあるはずであります(拍手)与野党とも慎重にしてかつ厳粛なる態度をもってこれに臨まなければならぬと思うのであります。(拍手)社会党は、本案をここに提出せらるるからには、内閣総辞職により次期政権を担当せられるか、……
○国務大臣(宮澤胤勇君) 国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 日本国有鉄道の財政の再建につきましては、国会におきましてもしばしば御論議をいただいたところでありますし、また、政府におきましても、臨時日本国有鉄道経営調査会を設置して、広く民間有識者の意見を聴取いたしましたが、国鉄の現状は、累積した老朽施設、車両の取りかえ等を急速に行なって輸送の安全を期さなければなりませんし、また一方、最近の国内経済の活況を反映いたしまして急速に増加いたしました輸送需要に対しまするための輸送力の増強をも行わなければならず、さらに、電化その他鉄道の近代化をはかってサービスの向……
○国務大臣(宮澤胤勇君) ただいまの御決議に対しまして、政府の所信を申し上げます。 青函隧道の問題は多年の懸案でありまして、ことに、戦後、北海道の重要性にかんがみまして、政府におきましても、これが調査研究を重ねて参ったのでありますが、最近に至りまして全く技術上可能であり、かつ、海底地層は隧道に最も適するということが明白となりましたので、今日御決議の趣旨に従いまして、すみやかに諸般の準備を進めて、御期待に沿うよういたしたいと考えております。(拍手)
○宮澤胤勇君 中小企業基本法案につきまして、その提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。 わが国の中小企業者か、鉱工業生産の拡大、商品流通の円滑化、海外市場の拡大等を通じ、国民経済の発展と国民生活の安定とに寄与してきた事情については、今ここにあらためて申し上げるまでもなく、すでに各位の十二分に御承知のことと存じます。 私は、このような中小企業者が、今後も自由にして公正な競争原理を前提とする近代自由経済のうちにあって、変わることなくその重要性を維持し、かつ施策のよろしきを得るときは、旧に倍する成長を記録することも、さして難事ではないと確信しておるものであります。(拍手) しかるに、わが……
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