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一万田尚登 衆議院議員
「本会議発言」(全期間)

一万田尚登[衆]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書

本会議発言歴代TOP500(衆)
318位

本会議発言(政府役職)歴代TOP100(衆)
65位
27期TOP10
7位
27期(政府)TOP5
3位

一万田尚登衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
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ページ更新日:2024/02/08
データ入手日:2023/12/26

■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(衆議院)

総合

在籍期
 
発言
順位
文字数
順位
 

27期
(1955/02/27〜)
発言数
42回
6位
発言文字数
57797文字
7位
TOP10

28期
(1958/05/22〜)
発言数
0回
-
発言文字数
0文字
-

29期
(1960/11/20〜)
発言数
0回
-
発言文字数
0文字
-

30期
(1963/11/21〜)
発言数
0回
-
発言文字数
0文字
-

31期
(1967/01/29〜)
発言数
0回
-
発言文字数
0文字
-


衆議院在籍時通算
発言数
42回
153位
発言文字数
57797文字
318位
TOP500

※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。


役職別

在籍期
議会役職
発言回数 発言文字数 順位
政府役職
非役職

27期
議会
0回
0文字
-
政府
42回
57797文字
3位
TOP5
非役職
0回
0文字
-

28期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
0回
0文字
-

29期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
0回
0文字
-

30期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
0回
0文字
-

31期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
0回
0文字
-


通算
議会
0回
0文字
-
政府
42回
57797文字
65位
TOP100
非役職
0回
0文字
2586位

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。


本会議発言時役職(衆議院)

27期
大蔵大臣政府、第22回国会)
大蔵大臣・農林大臣臨時代理政府、第24回国会)

※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。


本会議発言一覧(衆議院)

27期(1955/02/27〜)

第22回国会 衆議院本会議 第5号(1955/03/24、27期、日本民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) ただいまの御質問にお答えを申し上げます。  二十九年度の農業所得に対します所得税が二十八年度に比べて増加いたしておることは間違いないのであります。それは、二十八年度におきまして、御承知のような大へんな風水害がありまして、農業所得が非常に滅っております。これが二十九年度ではそうではないのであります。それからまた、二十九年度の産米につきましては価格を引き上げております。そういう関係からいたしまして農業所得がふえております。従いまして所得税がふえてきておる、こういうふうになっておるのであります。しかし、そういうふうにふえましても、急にふえると、税を納める方からしますと、い……

第22回国会 衆議院本会議 第12号(1955/04/25、27期、日本民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 私は、前国会において、わが民主党内閣が実行すべき財政金融政策の基本方針を明らかにいたしました。ここに提出いたします昭和三十年度予算は、この基本方針に即して編成したものでありまして、その大綱を説明いたしますとともに、この際、私は、わが国経済の実情を顧みまして今後政府のとらんといたします施策について所信を申し述べたいと存じます。  昭和二十九年度の国際収支じりは、三億四千四百万ドルの黒字となりました。これは主として昨年来の財政金融健全化政策の効果の現われでありますことは申すまでもありません。(拍手)しかしながら、昨年度の輸出増加は、海外諸国の好況や輸入制限の緩和等外的要……

第22回国会 衆議院本会議 第13号(1955/04/27、27期、日本民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) お答え申し上げます。  まず第一に、予算の規模についての御質問であったと思うのであります。予算の規模をどういうところに置くかということは、結局そのときにおける国の経済の力並びに国際的な経済の動向、これらを特に見るとともに、さらに、現実的には、一体その国のそのときにおける税の収入はどれくらいだろうか、こういう点を考えなくてはならぬと思うのであります。そういうふうな状況からいたしまして、内外の経済の分析につきましては、私は、先般の財政演説で詳しく申し上げておいたと思いますので、ここに繰り返しませんが、そういう内外の情勢の検討、税の収入の状況等から見て、どうしても三十年度……

第22回国会 衆議院本会議 第14号(1955/04/28、27期、日本民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) お答えを申し上げます。  今度の三十年度の予算が、重点がぼけてきておるではないか、こういう御質疑であったと思うのであります。私といたしましては、三十年度予算について、できるだけ重点を確保したつもりでありまして、例をもって申しますれば、まず減税をいたしまして、そうして住宅、失業対策その他を含む社会保障、さらに輸出振興、こういうふうな方向にできるだけの資金を回していく、さらに財政投融資につきましては約四百二十億くらい増しまして、しかもこれを基礎的な重要産業に重点的に配付する、かようにいたしておるわけでありまして、重点主義がこわれておるというわけでは決してないのであります……

第22回国会 衆議院本会議 第15号(1955/04/30、27期、日本民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) お答え申し上げます。  私の財政演説に農業のことに触れてないという点について御批判がありましたが、実は大いに述べようと思ったのでありますが、ちょうど経審長官が経済演説をなされるので、そちらの方に譲ってあるのでありまして、この演説では、いかに鳩山内閣、日本民主党が食糧増産を中心として農業に留意をしておるかということが十分演説の中に示されております。御了承願います。(拍手)  なお、米麦の問題につきまして新聞にいろいろと出ておりますが、あれは事務的にああいう考えもあるという程度であるのでありまして、何も私の意見というわけではありません。予算には、米についても麦についても……

第22回国会 衆議院本会議 第16号(1955/05/12、27期、日本民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 今回の不幸なできごとに遭遇されました方々に対しまして、心から御同情と哀悼の意を表する次第であります。  今回の事件の処理に必要な入費につきましては、必要に応じまして適切な措置をとる考えで、事を欠かさないようにいたしたいと考えております。

第22回国会 衆議院本会議 第22号(1955/06/02、27期、日本民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 私は、今日、日本におきまして、住宅の建設ということが、すでに戦後における最も緊要であり、かつ重大な事柄であるという認識のもとにおきまして、住宅政策を唱えておるのであります。従いまして、今回の予算編成に当りましても、住宅のために相当多くの予算をさいておることも、これは御承知の通りであります。しかしながら、これによりまして決して予算がアンバランスになっておるとは考えておりません。  なお、今度の公団に対する民間資金の導入につきまして、金利が高いじゃないか。なるほど、九分五厘であります。決して私はこれは安いと言うのではありませんが、今日、長期の資金を民間から導入するといた……

第22回国会 衆議院本会議 第23号(1955/06/04、27期、日本民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 農林大臣は今各般にわたりまして詳しく御答弁なさったのでありますが、私も若干補充をいたします。  御承知のように、この農業資金は長期を必要とし、かつ金利の安いことを必要とすると思います。従いまして、当然これは財政資金から多くを出さなくてはならぬというような条件があるように思うのであります。ところが、今回は、緊縮財政の関係もありまして、そうも行きませんので、二十億程度になりました。それで、この程度の資金の運用は現存の農林漁業金融公庫で十分である。かように考えまして、運用をここにさせることにいたしたのでありまして、私は、将来必要に応じてあるいは独立の銀行にしてもいいだろう……

第22回国会 衆議院本会議 第24号(1955/06/07、27期、日本民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 今回予算の修正がありましたが、これによりまして、三十年度の予算が日本経済に対しまして地固めの予算であり、さらに将来の拡大を約束するその基盤を作る予算であり、なおかつ地ならしの予算である性格に大きな変動がないことを、まず申し上げておきます。その地固めを象徴するのが一兆円という形になっておるのでありますが、これが破れておりません。このことを説明いたしまするには、一番わかりやすく申しますれば、この今回の修正によりまして、百四十二億の金融債、それから四十五億の鉄道債、これが公募に変りました。この公募に変った、これが市場において消化するやいなやが、一兆円が破れたかどうかという……

第22回国会 衆議院本会議 第28号(1955/06/14、27期、日本民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 今度地方の赤字の解消に百五十億の地方債が出るのでありますが、これについてどうするかという御質問でありますが、これは現在すでにもう借入金になっているのです。ですから、これを一応地方債の形に変えまして、そして来年になりまして資金運用部資金で肩がわりする、こういうことでありますから、これはもう消化することは明白であります。もうすでに貸してある金、それが債券になって、来年は肩がわりして現金になる、こういう形でありますから、これは消化することは確実と思います。そして、一方また公募債が二百三十億ございます。これについての消化の問題があります。しかし、今後の金融市場を考えます場合……

第22回国会 衆議院本会議 第34号(1955/06/28、27期、日本民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 三十年度産米の予約買い入れと減税の点でありますが、従来は、供出米につきまして供出奨励金の部分について臨機に所得税を免除いたしておりました。今回は、米穀管理制度の運用の改正によりまして、従来の供出奨励金が廃止されまして米価に織り込まれることになりましたことに伴いまして、予約に応じ政府に対しまして売り渡しをして参つた者につきましては、売り渡し価格の一定部分を非課税といたしまするよう、目下検討を加えております。  なお、今回の米価によりまして食管に生ずる赤字につきましては、輸入食糧の買い入れ値の減少、食管会計諸経費の節約、準内地米の業務用の売却、酒米の売却価格の引き上げ、……

第22回国会 衆議院本会議 第38号(1955/07/07、27期、日本民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 今回の北海道、東北の風水害につきまして、心から御同情を申し上げます。  ただいま御質疑の点は、ただいま程案いたしております災害に関しまする国庫負担法の改正で御希望に沿うことができると考えております。  なお、災害に関しましての融資等につきましては、特に今回迅速に取り運ぶ考えをいたしておることを申し上げておきます。

第23回国会 衆議院本会議 第4号(1955/12/05、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) しばしば申し上げましたように、地方財政につきましては、三十一年度に抜本的にこれが対策を講ずる、こういうふうにいたしておるのであります。そういう関係から、この三十年度におきましての措置は、交付税の税率の引き上げによりませんで措置を講じたわけであります。今回のこの措置において、なお財源として公共事業費にこれを求めたのはどういうわけか、こういうような御質問もあったのでありますが、これは、御承知のように、公共事業につきましては年々巨額の繰り越しを生ずるのであります。昨年度等におきましても、節約をした上、さらに年度末には五、六十億程度の繰り越しが出ておる、こういうふうな状況で……

第23回国会 衆議院本会議 第6号(1955/12/08、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) ただいま議題となりました交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  政府におきましては、今般、地方財政の現状に対処するため、本年度限りの臨時の措置といたしまして、総額百六十億円の臨時地方財政特別交付金を地方団体に交付することとし、今国会に昭和三十年度の地方財政に関する特別措置法案を提案いたしたのであります。  この措置に伴いまして、臨時地方財政特別交付金に関する経理はこれを交付税及び譲与税配付金特別会計において行うこととし、こり交付金に相当する金額につきましては、別途、予算で定めるところにより、一般会計から……

第24回国会 衆議院本会議 第4号(1956/01/30、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) ここに、昭和三十一年度予算を提出するに当りまして、わが国が当面する内外の経済情勢と、これに対処いたしまする財政、金融政策の基本方針を明らかにいたし、国民各位の御協力を得たいと存じます。  最近におきまするわが国経済の推移を見ますと、いわゆる経済。正常化が進み、安定した基調のもとに経済の拡大、発展が行われつつあります。  すなわち、昭和三十年度は、前年度に比べ、輸出は二八%、鉱工業生産は一〇%、国民所得は九%と、それぞれ大幅な増加を示すものと見られるのでありまして、これは世界にもまれな記録といわなければなりません。また、国際収支は昨年中に五億ドルに近い黒字を示し、外貨……

第24回国会 衆議院本会議 第5号(1956/01/31、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 軍事費、恩給費、賠償費、地方財政等に予算のうち約四〇%を計上しておって、ほかの民生安定の方の支出は少いじゃないか、こういうふうな御質問であったのでありますが、今申し上げました軍事費、恩給費、賠償費、地方財政も、これはみな当面重要な施策であるのでありまして、これに相当な経費を計上することは、私は当然と思っております。同時に、それがゆえに民生安定等の経費が決しておろそかにされておるわけではないのでありまして、私が財政演説で申し上げましたように、社会保障についても百二十二億は増加しております。さらに、また、特に社会党の方々が要望しておりました、月二万円程度の給与所得者には……

第24回国会 衆議院本会議 第15号(1956/02/29、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) お答えします。  今回実施いたします国庫一部負担は、社会保障制度の確立を促進いたしまする見地からいたすのであります。従いまして、赤字補てんを目的といたしておりません。従いまして、また今年限りのものでないのであります。  なお、医療費につきまして、患者に不当の負担にならないよう、十分検討を加えていきたいと考えております。

第24回国会 衆議院本会議 第16号(1956/03/01、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 第一に、結核対策についてお答えをいたします。政府は、国民の福祉を増進いたしますために、結核対策については格段の配慮を加えておるのでありまして、これが強化を常に念願しております。従いまして、結核予防法によります結核予防対策の強化、すなわち、さらに詳しく申し上げますれば、公費によります医療範囲の拡大あるいは対象人員の増加等の改善をはかりまして、健康保険の国庫の給付費の節減をはかっております。しかしながら、今日、この結核の医療費、健康保険の赤字の因となっておることもいなみがたいのであります。従いまして、政府といたしましては、今回特に財政から補助金制度を創設いたしまして、社……

第24回国会 衆議院本会議 第17号(1956/03/02、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 防衛分担金の円資金の使途につきまして、重大な関心を持っておることは申すまでもありません。アメリカ側は、その支出済みの額につきまして、証拠書類を添えて毎月報告して参っております。この報告書を審査いたしまして、必要がありますれば、日米合同委員会の日本国委員をして、アメリカ側の援助を得まして監査するのに、決してちゅうちょするものではないのであります。昭和二十八年に、この監査を一応やっております。

第24回国会 衆議院本会議 第20号(1956/03/09、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 国鉄等に対します調停案につきましては、ただいま公社自体において慎重に御検討中と思われるのであります。なお、他の公共体に対しまする調停案も出そろっておりませんので、その間におきまして私が反対するいわれもありませんし、また、反対もいたしておりません。私も静観すべきだと考えております。

第24回国会 衆議院本会議 第23号(1956/03/16、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 下請代金の支払いは、相当部分手形によりまして、しかも、その手形が相当長期でありましたことは、まことに遺憾に存じております。今後におきましては、この手形の期日の適正化に極力努力いたして参るつもりであります。もしもこれが不当に長い場合は、今回のこの防止法の実施によりまして、これに違反することになる。同時に、また、最近の金利情勢からいたしまして、今後大企業においてはそう金融に困ることはありませんから、両々相待ちまして、中小企業並びにこの下請代金の支払いについて支障ないだろうと考えているわけであります。(拍手)
【次の発言】 下請代金の支払い、総じて中小企業に対しまする支払……

第24回国会 衆議院本会議 第25号(1956/03/22、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 能代市の大火は、まことに同情にたえません。つつしんで御同情を申し上げる次第でありますが、ただいまお尋ねの交付金、補助金につきましては、緊急な事態を考えまして、政府といたしましては、できるだけの措置を講じまして遺憾なきを期したいと考えておる次第でございます。(拍手)

第24回国会 衆議院本会議 第28号(1956/03/29、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 政府管掌健康保険につきましては、被保険者の一部負担が拡大せられまして、また、この保険が主として中小企業をもって構成せられております点等を考えまして、政府といたしましては、社会保障の確立を促進する目的をもちまして、今回財政上の補助制度を新たに設けまして、三十一年度予算におきまして三十億円を補助することにいたしたのであります。この点は、他の保険とのつり合い及び今日なお三千万人に及びます保険の恩恵に浴せない人々もあることを考えまして、財政上の負担を右程度にとどめたのでありますが、しかし、政府といたしましては、申すまでもなく、今後社会保障につきましては財政の許す限り充実して……

第24回国会 衆議院本会議 第30号(1956/04/03、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) アメリカの日本品に対しまする輸入制限に関連して、アメリカから輸入する米国映画の輸入の制限をしたらどうか、こういう御質問であります。これは、こういうことがなくても、私は、日本の映画の生産がよくなってきた、こういうことからも、なるべく外国映画を減していいんじゃないか、かように考えているのでありまして、今後、アメリカ映画は、むろん、ふやすようにはいたしません。(拍手)

第24回国会 衆議院本会議 第45号(1956/05/08、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣・農林大臣臨時代理】

○国務大臣(一萬田尚登君) 四月の二十九日、三十日、五月一日にかけまして、関東、東海及び東北、近畿、中国、九州、四国の一部に霜がおりました。桑、麦、果樹、茶等、農作物に大きな被害のありましたことに、まことに痛心いたしておるわけであります。すでに十数府県から被害の通告があったのでありますが、なお、全体の被害状況を把握するには、ちょっと今明日第一回の報告にかかると思っておるのであります。関係者を督励いたしましてできるだけ早く実情を把握いたしたいと考えております。目下のところは、当面技術指導に万全を期しますとともに、とりあえず、追肥の需要に応じまして、保管硫安の緊急譲渡使用を全購連に対して行なってお……

第24回国会 衆議院本会議 第51号(1956/05/17、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 質問の一つは、対外債務の支払い能力の総額はどのくらいか、こういうようなお尋ねがありますが、このことは、対外債務の条件、内容、また、わが国の経済力の消長、国民生活のあり方等に各般のことが関係いたしますので、これは軽々になかなか申し上げかねるのであります。ただ、賠償等の、いわゆる対外債務で今日までに確定いたしておりますものは、ドルで計算いたしますと、ビルマの賠償総額が二億ドル、年平均で二千万ドル、十年間払うのであります。タイ特別円の総額が千五百万ドル、年三百万ドル、オランダのクレームが総額一千万ドルで、年二百万ドル、これに今回調印を見ました対比賠償総額五億五千万ドル、最……

第25回国会 衆議院本会議 第4号(1956/11/17、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 災害対策費その他いろいろの出費が新たに考えられるのに、なぜ補正予算を本国会に出さないか、という御質問であったと思うのであります。北海道の災害の対策経費につきましては、救農土木事業費、災害復旧事業費、営農対策費補助、学校給食費補助、国民健康保険組合再建特別会計貸付などに充てるために、予備金から十三億三千七百万円をすでに支出しております。さらに、国有林野事業特別会計予備費からも四億八千万円支出、それから地方単独事業起債の承認も四億五千万円いたすことにいたしております。これらの措置と並びまして、その他の既定予算の活用、営農資金の貸付等も行われますので、当面必要とされます対……

第25回国会 衆議院本会議 第5号(1956/11/20、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 北海道の冷害に伴います救農土木事業の救農計画についてのお尋ねでありますが、被害農家に対しましては、冬季間約三十二億五千万円現金収入を確保するということを目途といたしておりますことは、今お話しの通りであります。今回の被害農家のうち、特に救済を必要とする者が約十万戸と推定されるのであります。これに対しまして日額三百五十円の労務費を延べ八十日差し上げることといたしまして二十八億円、ほかに、今お話がありましたように、国鉄の関係で一億、民間企業からの収入見込みが三億五千万円、加えて三十二億五千万円の収入が確保できる、こういうことになるのでありまして、この全額は、北海道庁におき……

第25回国会 衆議院本会議 第9号(1956/11/30、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 中小企業金融の年末対策につきましては、ただいまの御決議の趣旨を体しまして善処いたしたいと存じます。(拍手)

第25回国会 衆議院本会議 第10号(1956/12/03、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 韓国におる抑留漁民の留守家族に対する対策でありますが、これにつきましては、前回の例にならいまして、本年末におきましても、近く留守家族見舞金及び抑留者に対しまする差し入れに必要な予算措置を講ずる考えでおります。その時期はむろんできるだけ早くしたいと考えておりますし、なお、金額につきましては、目下農林省とも相談をいたしまして積算中でございます。(拍手)

第25回国会 衆議院本会議 第18号(1956/12/13、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 社会保障制度審議会の答申に基きまして、厚生省より具体案の提案がありますれば、大蔵省といたしまして、この社会保障の充実、特に国民皆保険の実現という見地に立ちまして、十分検討いたしたいと考えております。(拍手)

第27回国会 衆議院本会議 第1号(1957/11/01、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) わが国当面の経済情勢並びにこれに対処すべき財政金融施策につきまして、所信を申し述べたいと思います。  申すまでもなく、国民経済の運営に大切なことは、安定と成長ということであります。国民生活の向上も、雇用の増大も、経済の成長なしには実現し得ないのであります。しかしながら、経済の安定が失われますと、この成長の基盤そのものがくずれてしまうのであります。政府といたしましては、従来とも、わが国経済安定の端的な表現としての国際収支の動向に常に留意して、この安定と成長との調和をはかりまして、経済の運営を進めて参ったのであります。  しかるところ、輸出の増大を中心といたしまして着実……

第27回国会 衆議院本会議 第2号(1957/11/02、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) お答えを申し上げます。  その一点は、金融機構を改革して資金を計画化する意思はないかという御質問であったようにとるのでありますが、今日この資金の流れをもう少し計画化していくということは、私は異存がありません。問題はどういう方法でやるかということにあると考えるのであります。私は、金融につきましては、どうしても、その性格からいたしまして、法的にこれを規制するということは適当でない、それは金融調整の弾力性を阻害するからであるのでありまして従来の統制等について、それが相当はっきりと証明がされておるように思うのであります。そうして、今回の景気の変動に関連いたしましての金融につ……

第28回国会 衆議院本会議 第2号(1957/12/23、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) サイドワインダーと予算の関係については、ただいま申し上げるべき何ものもまだありません。この分担金の問題につきましては、ただいま検討中であります。大蔵大臣としては最善を尽すつもりでおります。

第28回国会 衆議院本会議 第4号(1958/01/29、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) ここに、昭和三十三年度予算を提出するに当りまして、わが国が当面いたします内外の経済情勢と、これに対処すべき財政金融政策の大要を申し述べますとともに、予算の概要を説明いたしたいと存じます。  昨年五月以来、国際収支の急激な悪化に伴ういわゆる外貨危機に対処いたしましてとられました緊急対策が、おおむねその所期の効果をおさめて参っておりますことは、ひとえに国民各位の御理解と御努力によるものでありまして、深く感謝の意を表するものであります。(拍手)  最近の経済情勢について見まするに、引き締め政策の浸透に伴い、国内需要は漸次鎮静し、物価、生産、輸入等、各分野における経済の調整……

第28回国会 衆議院本会議 第5号(1958/01/30、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 昨日提案いたしました外国為替資金特別会計予算参照書の昭和三十二年度及び同三十三年度の予定貸借対照表において誤まりをいたしましたことは、まことに遺憾でございます。ここに正誤をいたすことにいたしましたので、何とぞ御了承のほどをお願い申し上げます。

第28回国会 衆議院本会議 第6号(1958/01/31、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) お答えいたします。  予算編成につきまして私の責任をお問いになったのでありまするが、ソーニクロフトをどういう理由でおあげになったか、これは私の関知するところではありません。先ほどから予算編成につきまして総理大臣並びに企画庁長官からもすでに詳しく申し述べましたように、大蔵大臣としても、さきになにされました三十三年度予算編成基本構想、これを実現するのにあらゆる努力を払いまして、できた予算はおおむねその線を守っておると申して差しつかえないと思います。この点は、やはり、先ほど話がありましたように、数字をもってするのがよろしいのですから、予算委員会で十分御討議を願います。  ……

第28回国会 衆議院本会議 第7号(1958/02/01、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 経済基盤強化の資金二百二十一億円につきましてお尋ねがありましたが、これは、この資金を設定した理由が、経済に対して財政から刺激を与えないために特にたな上げをする、こういうことにあるのであります。従いまして、日本の経済が十分健全性を回復する暁におきましては、私は、これは使っていい、かように考えております。ただ、時期的に三十三年度の下期ではないかという端的な御質問でありますが、これは、私、今のところ下期に使えるとは考えておりませんが、私どもといたしましては、できるだけ早くこれが使い得るように日本の経済を持っていきたい、かように考えておる次第であります。  それから、民間資……

第28回国会 衆議院本会議 第11号(1958/02/28、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 今回の軍人恩給増額平年度三百億円が財政上相当の負担になりますことは、これはいなむべくもありません。が、しかしながら、この平年度化は四カ年をもって行うことになっております。また、平年度化後は年々逓減を見る性格を持っております。かつ、その大部分は公務扶助料及び傷病恩給に充てられるのでありまして、下に厚く上に薄い扱いをいたしております。これは社会保障的な経費と申してもよかろうと考えるのであります。かような見地からいたしまして、今回の増額が財政的に見まして恩給亡国というようなことは全く当りません。(拍手)
【次の発言】 私からお答え申し上げることは、国家公務員の新退職金制度……

第28回国会 衆議院本会議 第15号(1958/03/14、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 私に対します御質問は、国民健康保険の財政強化のために今回新たに設けました調整交付金の性格についてであったと思うのであります。この調整交付金は国の義務ではありません。しかしながら、療養給付費の総額の五%に当るものを調整交付金として交付するという方針を明らかにいたしておりますから、もしもこの見込額に相違を生ずるというような場合におきまして、補正等、適当な場合にこれを是正いたしますことは、私は当然であると考えております。(拍手)
【次の発言】 結核の問題ですが、これは私に御質問があったのでありますが、今、総理大臣がこれについては御説明に相なったのであります。何か私が結核医……

第28回国会 衆議院本会議 第20号(1958/03/26、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 原子力の平和利用に伴いまして事故の発生いたしますことは、絶対にこれは避けねばならぬと思います。そこで、政府は、核原料物質核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律に基きまして、原子力平和利用の全般につきまして厳重な規制と監督をいたすことにいたしております。しかしながら、万一事故が発生いたしました場合の諸問題に対しましての措置につきましては、今各国の事例をも参考にいたしまして慎重に検討いたしております。(拍手)

第28回国会 衆議院本会議 第25号(1958/04/04、27期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(一萬田尚登君) 選挙の公明を期するために常時啓発費を増額する意思はないか、こういう御質疑であったと思いまするが、これにつきましては、地方財政計画の歳出面にすでに一億円を織り込んでおりますが、さらに国の予算におきましても、地方公共団体等に対する委託費といたしまして、およそ一億円を計上いたしております。なお、三十三年におきましては、特に総選挙の年でもありますので、五千万円を増額いたしております。かように、そのときの情勢に応じまして遺憾なきを期しておるのでありますが、なお今後においても、こういう客観的な情勢において善処いたしたいと考えております。(拍手)


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ページ更新日:2024/02/08
データ入手日:2023/12/26

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