賀屋興宣衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○賀屋興宣君 私は、自由民主党を代表いたしまして、政府の施政方針につき若干の質問を行なわんとするものであります。 まず、国際外交の問題についてお尋ね申し上げます。 総理の言われるように、米国並びに欧州の自由主義諸国とともに、東アにおける日本が、世界の繁栄と平和とをささえる自由主義体制の三大支柱となっておることは、まことにその通りでございます。(拍手)また、日本の経済成長が特にすみやかでありまして、その国民総生産額は、英仏独諸国の列に迫らんとしておることも、従って、世界の大国の一つになりましたことも、全く御同感であります。しからば、その日本は、その地位、国力にふさわしい十分なる努力を世界の繁……
○国務大臣(賀屋興宣君) 暴力行為等処罰に関する法律等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 近年における暴力犯罪の実情を見まするに、その数において依然減少の傾向を示さないばかりでなく、特にいわゆる暴力団、すなわちばく徒、暴カテキヤ、青少年不良団、売春、麻薬暴力団その他の暴力的不良団体の構成員またはその仲間ともいうべき人々による悪質な暴力犯罪が増加の傾向を示しておりますことはきわめて憂慮にたえないところであります。もとより政府におきましては、このような事態に対処するため、さきに昭和三十三年には刑法等の一部改正について、また、同三十七年には銃砲刀剣類等所持取締法の一部改正……
○国務大臣(賀屋興宣君) お答えを申し上げます。 今回の事件はまことに遺憾しごくなことでございます。私も、内閣の一員といたしまして、また治安関係の閣僚の一人としまして、政治的責任を感じておるものでございます。総理大臣からもお話がありましたように、今後かかることが再び出来しないように、全力をあげまして対策を講ずることが重大な任務と考えておるところでございます。 ただいま、対策はどうか、あるいは少年非行に対する対策等のお話でございますが、法務省の所管の問題といたしましては、まず、捜査が検察当局に移りまして以後は、犯人の保全と申しますか、これに特に注意を払い、なお、事件の真相、精神状態、したがっ……
○国務大臣(賀屋興宣君) お答えを申し上げます。 私に関係します御質問の第一は、春闘に対して、その争議に関して刑事罰をもって臨む方針である。これははなはだけしからぬという御質問だと思いますが、労働運動に対しまする政府の態度は、従来繰り返し明らかにしてまいったところでございまして、要するに、健全な労使関係の育成を念願いたしておるところでございます。およそ民主的で秩序正しい労働運動の発展を期待いたすのでございまして、みだりに正当な労働運動に介入し、刑事罰をもってこれを弾圧するというような意図は毛頭ないところでございます。(拍手)しかし、法律の明文によりまして争議行為などを禁止されておるものが、違……
○国務大臣(賀屋興宣君) 公共企業体の職員がストを禁止されておりますことは、法律の明文にあるとおりでございまして、関係各大臣より説明がありましたように、単に法律によって禁止されておるのみならず、その実際上の公共の福祉に及ぼす影響はきわめて甚大でありますので、これに関しまして厳正なる法規の適用をいたしたいと考えておるのでございます。ストライキに際しまして、あるいはこれに関連して、またこれに籍口いたしまして、いやしくも刑罰法令に触れる行為がありました場合は徹底的に司法権の発動をいたす所存でございます。(拍手)たとえば、先刻郵政大臣の申されました郵便法第七十九条、公衆電気通信法第百十条、これらの適用……
○賀屋興宣君 先例によりまして、私は、議員一同を代表して、ただいま御当選になりました議長及び副議長に対し、お祝いのことばを申し上げたいと存じます。(拍手) ただいま、船田中君が本院議長に、荒舩清十郎君が本院副議長に当選せられました。われわれ一同衷心より祝意を表する次第であります。(拍手) 両君は、ともに議会政治に対する多年の経験と高邁な識見を有せられ、本院を代表する議長、副議長の重職にふさわしい方々であります。 特別国会にあたり、国民の国会に寄せる期待と関心はいよいよ大なるものがありますが、われわれは、両君がその手腕、力量を遺憾なく発揮して、健全な議会政治の発展に十分な成果をあげ、もって……
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